JP2020039673A - プラズマ式治療装置 - Google Patents

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貴也 大下
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井上 毅
Takeshi Inoue
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Abstract

【課題】作業性に優れ、プラズマや活性ガスを含む噴射ガスを吐出する方向を容易に調節できるプラズマ式治療装置を提供する。【解決手段】活性ガス照射装置(プラズマ式治療装置)は、プラズマ及び前記プラズマによって発生した活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを被照射物に向かって吐出する照射器具10を備え、照射器具10が、ノズル操作部16を操作してヘッド部2aを回転させることで、ノズル1からの噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構14を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、プラズマ式治療装置に関する。
歯科治療等において創傷等の患部にプラズマやプラズマによって発生した活性ガスを照射して患部の治癒を図るプラズマ式治療装置が知られている。プラズマ式治療装置としては、プラズマジェット照射装置(例えば特許文献1)及び活性ガス照射装置(例えば特許文献2)がある。プラズマジェット照射装置は、プラズマ及びプラズマによって発生した活性種をノズルから吐出し、被照射物に照射する。活性ガス照射装置は、プラズマによって発生した活性種を含む活性ガスをノズルから吐出し、被照射物に照射する。
特許第5441066号公報 特開2017−50267号公報
しかし、従来のプラズマ式治療装置は、作業性が不充分で、プラズマや活性ガスを照射する方向を自在に変えることを考慮していない。そのため、特に口腔内の様々な箇所にプラズマや活性ガスを照射する必要がある場合に作業が煩雑である。
本発明は、作業性に優れ、プラズマや活性ガスを含む噴射ガスを吐出する方向を容易に調節できるプラズマ式治療装置を提供する。
本発明は、以下の態様を有する。
<1>プラズマ及び前記プラズマによって発生した活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを被照射物に向かって吐出する照射器具を備えたプラズマ式治療装置であって、
前記照射器具が、前記噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構を備えている、プラズマ式治療装置。
<2>前記照射器具が、プラズマを発生させるプラズマ発生部が内部に設けられた胴体部と、前記胴体部の先端に前記胴体部の管軸回りに回転可能に取り付けられたヘッド部と、前記ヘッド部の先端に設けられた前記胴体部の管軸に対して屈曲しているノズルとを備え、
前記吐出方向調節機構が、ノズル操作部の操作に基づいて前記ヘッド部及び前記ノズルを前記胴体部の管軸回りに回転させて前記ノズルの向きを変え、前記噴射ガスの吐出方向を調節する機構である、前記<1>のプラズマ式治療装置。
<3>前記照射器具が、前記噴射ガスを吐出するノズルを備え、
前記ノズルは湾曲可能であり、
前記吐出方向調節機構が、ノズル操作部の操作に基づいて前記ノズルを湾曲させて方向を変え、前記噴射ガスの吐出方向を調節する機構である、前記<1>のプラズマ式治療装置。
<4>前記ノズル操作部の操作に基づいて、前記噴射ガスの吐出方向を調節する前記ノズルの動きを制御する制御部をさらに備えた、前記<2>又は<3>のプラズマ式治療装置。
本発明のプラズマ式治療装置は、作業性に優れ、プラズマや活性ガスを含む噴射ガスを吐出する方向を容易に変更できる。
本発明の第一の実施形態のプラズマ式治療装置を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態のプラズマ式治療装置を構成する照射器具の部分断面図である。 図2の照射器具のx−x断面図である。 図2の照射器具をノズル側から見た正面図である。 本発明の他の実施形態のプラズマ式治療装置を構成する照射器具の部分断面図である。 本発明の他の実施形態のプラズマ式治療装置を構成する吐出方向調節機構の概略構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態のプラズマ式治療装置を構成する照射器具の側面図であって、図7(A)はノズルが湾曲していない状態を示した図であり、図7(B)はノズルが湾曲した状態を示した図である。
本発明のプラズマ式治療装置は、プラズマ及び前記プラズマによって発生した活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを被照射物に向かって吐出する照射器具を備えたプラズマ式治療装置であって、前記照射器具が、前記噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構を備える。
本発明のプラズマ式治療装置は、吐出方向調節機構を備える照射器具を備えたものであれば、プラズマジェット照射装置であってもよく、活性ガス照射装置であってもよい。
プラズマジェット照射装置は、プラズマを発生させる。プラズマジェット照射装置は、発生したプラズマと活性種とを含む噴射ガスを被照射物に照射する。活性種は、プラズマ中の気体又はプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。活性種としては、活性酸素種、活性窒素種等を例示できる。活性酸素種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル等を例示できる。活性窒素種としては、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。
活性ガス照射装置は、プラズマを発生させる。活性ガス照射装置は、活性種を含む活性ガスである噴射ガスを被照射物に照射する。活性種は、プラズマ中の気体又はプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。
以下、本発明のプラズマ式治療キットの一実施形態について説明する。
本実施形態のプラズマ式治療装置は、活性ガス照射装置である。
図1に示すように、本実施形態の活性ガス照射装置100は、照射器具10(インスツルメント)と、供給ユニット20と、ガス管路30と、電気配線40とを備える。
照射器具10は、照射器具10内で発生した活性ガスを吐出する。供給ユニット20は、照射器具10に電気及びプラズマ発生用ガスを供給する。ガス管路30は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。電気配線40は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。本実施形態において、ガス管路30と電気配線40とは、各々独立しているが、ガス管路30と電気配線40とは一体でもよい。
供給ユニット20は、プラズマ発生ガスの供給源(不図示)と接続されている。また、供給ユニット20は、プラズマ発生ガスの供給源を内蔵してもよい。プラズマ発生ガスの供給源は、例えば、ガスボンベ等である。
供給ユニット20は、例えば、100Vの家庭用電源等の電源(図示略)と接続されている。
図2は、照射器具10における軸線に沿う断面を示す部分断面図である。図3は、図2の照射器具のx−x断面図である。図4は、図2の照射器具10をノズル1側から見た正面図である。
照射器具10は、長尺状のカウリング2と、カウリング2の先端から突出するノズル1と、カウリング2内に位置するプラズマ発生部12と、カウリング2の外周面に設けられた操作スイッチ9とを備える。
カウリング2は、胴体部2bと、胴体部2bの先端を塞ぐヘッド部2aとを備える。
胴体部2bは、管軸O1方向に延びる円筒状の部材である。胴体部2bは、円筒形に限らず、四角筒、六角筒、八角筒等の多角筒形でもよい。
胴体部2bの材料としては、絶縁性を有する材料が好ましい。胴体部2bは、電気絶縁性の材料のみで形成されてもよいし、電気絶縁性の材料とその表面に金属材料の層を有する多層構造でもよい。
絶縁性の材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等を例示できる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)等を例示できる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂等を例示できる。
金属材料としては、ステンレス、チタン、アルミニウム等が挙げられる。
胴体部2bの大きさは、特に制限はなく、手指で把持しやすい大きさとすることができる。
ヘッド部2aは、先端に向かい漸次窄んでいる。即ち、ヘッド部2aは、円錐形である。ヘッド部2aは、円錐形に限らず、四角錘、六角錘、八角錘等の多角錘形でもよい。
ヘッド部2aは、先端に嵌合孔2cを有している。嵌合孔2cは、ノズル1を受け入れる孔である。ノズル1は、ヘッド部2aに着脱可能になっている。ヘッド部2aは、管軸O1方向に延びる第一の活性ガス流路7を内部に有している。管軸O1は、胴体部2bの管軸である。
ヘッド部2aの材料は、特に制限はなく、絶縁性を有してもよいし、絶縁性を有しなくてもよい。ヘッド部2aの材料としては、耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料が好ましい。
耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料としては、ステンレス鋼等の金属を例示できる。ヘッド部2aと胴体部2bとの材料は、同じでもよく、異なってもよい。
ヘッド部2aの大きさは、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して決定できる。例えば、活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、ヘッド部2aの大きさは、口腔内に挿入できる大きさが好ましい。
ノズル1は、嵌合孔2cに嵌合する台座部1bと、台座部1bから突出する照射管1cとを備える。台座部1bと照射管1cとは一体になっている。ノズル1は、その内部に、第二の活性ガス流路8を有している。ノズル1は、先端に照射口1aを有している。第二の活性ガス流路8と第一の活性ガス流路7とは、連通している。
ノズル1の材料は、特に制限はなく、絶縁性を有してもよいし、導電性を有してもよい。ノズル1の材料としては、耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料が好ましい。耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料としては、ステンレス鋼等の金属を例示できる。
ノズル1における照射管1c内の流路の長さ(即ち、距離L2)は、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して、適宜決定できる。
照射口1aの開口径は、例えば、0.5〜5mmが好ましい。開口径が上記下限値以上であると、活性ガスの圧力損失を抑制できる。開口径が上記上限値以下であると、照射する活性ガスの流速を高めて、患部の治癒等を促進できる。
照射管1cは、管軸O1に対して屈曲している。
照射管1cの管軸O2と管軸O1とのなす角度θは、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して決定できる。
プラズマ発生部12は、管状誘電体3と、内部電極4と、外部電極5とを備える。
管状誘電体3と内部電極4と外部電極5とは、管軸O1を中心として同心円状に位置している。
内部電極4の外周面と外部電極5の内周面とは、管状誘電体3を挟んで互いに対向している。
管状誘電体3は、管軸O1方向に延びる円筒状の部材である。管状誘電体3は、管軸O1方向に延びるガス流路6を内部に有している。第一の活性ガス流路7とガス流路6とは連通している。なお、管軸O1は、管状誘電体3の管軸と同じである。
管状誘電体3の材料としては、公知のプラズマ装置に使用する誘電体材料を適用できる。管状誘電体3の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、合成樹脂等を例示できる。管状誘電体3の誘電率は低いほど好ましい。
管状誘電体3の内径Rは、内部電極4の外径dを勘案して適宜決定できる。内径Rは、後述する距離sを所望の範囲とするように決定する。
内部電極4は、管軸O1方向に延びる略円柱状の部材である。内部電極4は、管状誘電体3の内部に位置し、管状誘電体3の内面と離間している。
内部電極4は、管軸O1方向に延びる軸部と、軸部の外周面のねじ山とを備える。軸部は、中実でもよいし、中空でもよい。軸部は中実が好ましい。軸部が中実であれば、加工が容易であり、かつ機械的な耐久性を高められる。内部電極4のねじ山は、軸部の周方向に周回する螺旋状のねじ山である。内部電極4の形態は、雄ねじと同様の形態である。
内部電極4は、外周面にねじ山を有することで、ねじ山先端部の電界が局所的に強くなり、放電開始電圧が低くなる。このため、低電力でプラズマを生成し、維持できる。
なお、内部電極4は、外周面にねじ山等の凹凸を有しなくてもよい。即ち、内部電極4は、外周面に凹凸を有しない円柱の部材でもよい。
内部電極4の外径dは、活性ガス照射装置100の用途(即ち、照射器具10の大きさ)等を勘案して、適宜決定できる。活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、外径dは、0.5〜20mmが好ましく、1〜10mmがより好ましい。外径dが上記下限値以上であると、内部電極4を容易に製造できる。加えて、外径dが上記下限値以上であると、内部電極4の表面積が大きくなり、プラズマをより効率的に発生して、治癒等をより促進できる。外径dが上記上限値以下であると、照射器具10を過度に大きくすることなく、プラズマをより効率的に発生し、治癒等をより促進できる。
内部電極4のねじ山の高さhは、内部電極4の外径dを勘案して適宜決定できる。
内部電極4のねじ山のピッチpは、内部電極4の長さや外径d等を勘案して適宜決定できる。ピッチpは、0.2〜2.5mmが好ましく、0.2〜2.0mmがより好ましい。
内部電極4の材料は、導電材であれば特に制限はなく、公知のプラズマ装置の電極に使用する金属を適用できる。内部電極4の材料としては、ステンレス鋼、銅、タングステン等の金属、カーボン等を例示できる。
内部電極4としては、JIS B 0205:2001のメートルねじの規格品(M2、M2.2、M2.5、M3、M3.5等)、JIS B 2016:1987のメートル台形ねじの規格品(Tr8×1.5、Tr9×2、Tr9×1.5等)、JIS B
0206:1973のユニファイ並目ねじの規格品(No.1−64UNC、No.2−56UNC、No.3−48UNC等)等と同等の仕様が好ましい。これらの規格品と同等の仕様であれば、コスト面で優位である。
内部電極4の外面と管状誘電体3の内面との距離sは、0.05〜5mmが好ましく、0.1〜1mmがより好ましい。距離sが上記下限値以上であると、所望量のプラズマ発生用ガスを容易に通流できる。距離sが上記上限値以下であると、プラズマをさらに効率的に発生し、活性ガスの温度を低くできる。
外部電極5は、管状誘電体3の外周面に沿って周回する環状の電極である。外部電極5は、管状誘電体3の外周面の一部に存在する。
外部電極5の材料は、導電材であれば特に制限はなく、公知のプラズマ装置の電極に使用する金属を適用できる。外部電極5の材料としては、ステンレス鋼、銅、タングステン等の金属、カーボン等を例示できる。
外部電極5の先端中心点Q1からヘッド部2aの先端Q2までの距離L1と、先端Q2から照射口1aまでの距離L2との合計(即ち、内部電極4から照射口1aまでの道のり)は、活性ガス照射装置100に求める大きさや、照射した活性ガスが当たる面(被照射面)における温度等を勘案して適宜決定する。距離L1と距離L2の合計が長ければ、被照射面の温度を低くできる。距離L1と距離L2の合計が短ければ、活性ガスのラジカル密度がさらに高くなり、被照射面における清浄化、賦活化、治癒等の効果がさらに高くなる。なお、先端Q2は、管軸O1と管軸O2との交点である。
操作スイッチ9は、使用者が操作することによって、ノズル1からの活性ガスの吐出を開始するための電気信号を発信する。
操作スイッチ9は、例えば、押釦である。操作スイッチ9が押釦である場合、操作スイッチ9は、使用者が押釦を1回押したときに電気信号を1回だけ発信する構成を有してもよく、使用者が押釦を押し続けている間、電気信号を発信し続ける構成を有してもよい。
照射器具10は、噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構14を備えている。
この例では、胴体部2bの先端に、ヘッド部2aが管軸O1周りに回転可能に取り付けられている。ヘッド部2aを胴体部2bに回転可能に取り付ける態様は、特に限定されず、例えば、ヘッド部2aと胴体部2bが互いにベアリングを介して回転可能に接続される態様が挙げられる。
また、ヘッド部2aの胴体部2b寄りの部分の外面には、周方向に間隔を空けて設けられた複数の突起16aからなるノズル操作部16が設けられている。複数の突起16aは、ヘッド部2aを手動で管軸O1周りに回転させる際に指を引っ掛ける部分である。
複数の突起16aの形状は、指を引っ掛けられる範囲であれば特に限定されず、例えば、立方体状、半球状等が挙げられる。
突起16aの高さは、特に限定されず、例えば、0.5〜2mmとすることができる。
突起16aの数は、指を引っ掛けられる範囲であれば特に限定されず、例えば、1〜20個とすることができる。隣り合う突起16aの間隔は、特に限定されず、突起16aの数に応じて適宜設定すればよい。複数の突起16aは、管軸O1周りにおいて等間隔に設けられていることが好ましい。なお、複数の突起16aは、管軸O1周りにおいて、異なる間隔で設けられていてもよい。
図4に示すように、この例の吐出方向調節機構14では、ノズル操作部16の各突起16aに指を掛けて手動でヘッド部2aを回転させることで、ヘッド部2aの先端に取り付けられたノズル1が管軸O1周りに回転する。ノズル1は管軸O1に対して屈曲しているため、ヘッド部2a及びノズル1が管軸O1周りに回転すると、ノズル1の先端の照射口1aの向きが変わる。このように、照射器具10は、ノズル操作部16の操作に基づいてヘッド部2a及びノズル1が回転してノズル1の向きが変わり、ノズル1からの噴射ガスの吐出方向を調節できる吐出方向調節機構14を備えている。
ガス管路30は、供給ユニット20から照射器具10にプラズマ発生用ガスを供給する経路である。ガス管路30は、照射器具10の管状誘電体3の後端部に接続している。ガス管路30の材料は特に制限はなく、公知のガス管に用いる材料を適用できる。ガス管路30の材料としては、例えば、樹脂製の配管、ゴム製のチューブ等を例示でき、可撓性を有する材料が好ましい。
電気配線40は、供給ユニット20の給電部50から照射器具10のプラズマ発生部12に電気を供給する配線、及び照射器具10の操作スイッチ9と供給ユニット20とを電気的に接続する配線を備える。
電気配線40は、照射器具10の内部電極4、外部電極5及び操作スイッチ9に接続している。電気配線40の材料は特に制限はなく、公知の電気配線に用いる材料を適用できる。電気配線40の材料としては、絶縁材料で被覆した金属導線等を例示できる。
(使用方法)
次に、活性ガス照射装置100の使用方法を説明する。
医師等の使用者は、照射器具10を持って移動させ、ノズル1を被照射物に近づける。そして、図4に示すように、吐出方向調節機構14のノズル操作部16を手動で操作してヘッド部2a及びノズル1を管軸O1周りに回転させ、ノズル1の照射口1aを被照射面に向ける。この状態で操作スイッチ9を押し、供給ユニット20からガス管路30を介して照射器具10のプラズマ発生部12にプラズマ発生用ガスを供給する。また、供給ユニット20から照射器具10のプラズマ発生部12に電気を供給する。
プラズマ発生部12に供給したプラズマ発生用ガスは、管状誘電体3の後端部から管状誘電体3の内空部に流入する。プラズマ発生用ガスは、電圧を印加した内部電極4と外部電極5とが対向する位置において電離し、プラズマになる。
本実施形態においては、内部電極4と外部電極5とが、プラズマ発生用ガスの流れる方向と直交する向きに対向している。内部電極4の外周面と外部電極5の内周面とが対向する位置で発生したプラズマは、ガス流路6と、第一の活性ガス流路7と、第二の活性ガス流路8とをこの順に通流する。この間、プラズマは、ガス組成を変化しつつ通流し、ラジカル等の活性種を含む活性ガスとなる。
生じた活性ガスはノズル1の照射口1aから吐出される。吐出された活性ガスは、照射口1a近傍の気体の一部をさらに活性化して活性種を生成する。これらの活性種を含む活性ガスを被照射物の被照射面に照射する。
また、被照射物の別の被照射面に活性ガスを照射する場合は、ノズル1の位置を移動させつつ、ノズル操作部16を操作してヘッド部2a及びノズル1を管軸O1周りに回転させ、ノズル1の照射口1aを別の被照射面に向けて活性ガスを照射する。
被照射物としては、例えば、細胞、生体組織、生物個体等を例示できる。
生体組織としては、各器官(内臓等)、体表や体腔の内面を覆う上皮組織、歯周組織(歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質等)、歯、骨等を例示できる。活性ガスの照射によって処理可能な疾患及び症状としては、例えば、歯肉炎、歯周病等の口腔内の疾患、皮膚の創傷等を例示できる。
生物個体としては、哺乳類(ヒト、犬、猫、豚等)、鳥類、魚類等を例示できる。
プラズマ発生用ガスとしては、例えば、希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン等)、窒素、酸素、空気等を例示できる。これらのガスは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
プラズマ発生用ガスは、窒素を主成分とすることが好ましい。ここで、窒素を主成分とするとは、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量が50体積%超であることをいう。即ち、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量は、50体積%超が好ましく、70体積%以上がさらに好ましく、80〜100質量%がさらに好ましく、90〜100質量%が特に好ましい。プラズマ発生用ガス中の窒素以外のガス成分としては、例えば、酸素、希ガス等を例示できる。
活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの酸素濃度は、1体積%以下が好ましい。酸素濃度が上限値以下であると、オゾンの発生を低減できる。
管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの流量は、1〜10L/minが好ましい。管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの流量が上記下限値以上であると、被照射物の被照射面におけるガスの温度の上昇を抑制しやすい。プラズマ発生用ガスの流量が上記上限値以下であると、被照射物の清浄化、賦活化又は治癒をさらに促進できる。
内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧は、5kVpp以上20kVpp以下が好ましい。ここで、交流電圧を表す単位「Vpp(Volt peak to peak)」は、交流電圧波形の最高値と最低値との電位差である。
なお、内部電極4が外周面に凹凸を有しない円柱の部材である場合、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧は、10kVpp以上が好ましい。外周面に凹凸を有さない内部電極4を用いる場合、外周面に凹凸を有する内部電極4を用いる場合に比べて、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧を高める必要がある。
印加する交流電圧が上記上限値以下であると、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。印加する交流電圧が上記下限値以上であると、さらに効率的にプラズマを発生できる。
内部電極4と外部電極5との間に印加する交流の周波数は、0.5kHz以上20kHz未満が好ましく、1kHz以上15kHz未満がより好ましく、2kHz以上10kHz未満がさらに好ましく、3kHz以上9kHz未満が特に好ましく、4kHz以上8kHz未満が最も好ましい。交流の周波数が上記上限値以下であると、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。交流の周波数が上記下限値以上であると、さらに効率的にプラズマを発生できる。
ノズル1の照射口1aから照射する活性ガス(噴射ガス)の温度は、50℃以下が好ましく、45℃以下がより好ましく、40℃以下がさらに好ましい。ノズル1の照射口1aから照射する活性ガスの温度が上記上限値以下であると、被照射面におけるガスの温度を40℃以下にしやすい。被照射面におけるガスの温度を40℃以下にすることで、被照射部分が患部である場合にも、患部への刺激を低減できる。治療効果を得やすい点では、ノズル1の照射口1aから照射する活性ガスの温度は、10℃以上が好ましい。
ノズル1から照射する活性ガス(噴射ガス)の温度は、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧、照射する活性ガスの吐出量、内部電極4と外部電極5とが対向している領域の先端Q1から照射口1aまでの道のり等の組み合わせで調節できる。
照射口1aから被照射面までの距離(照射距離)は、例えば、1.0〜10mmが好ましい。照射距離が上記下限値以上であると、被照射面におけるガスの温度を低くし、被照射面への刺激をさらに緩和できる。照射距離が上記上限値以下であると、治癒等の効果をさらに高められる。
照射口1aから1mm以上10mm以下の距離で離れた位置の被照射面におけるガスの温度は、40℃以下が好ましい。被照射面におけるガスの温度が40℃以下であると、被照射面への刺激を低減できる。被照射面におけるガスの温度の下限値は特に制限はないが、例えば10℃である。
被照射面におけるガスの温度は、照射器具10内の活性ガス(噴射ガス)の温度を調節することで調節できる。被照射面におけるガスの温度は、熱電対を用いて測定できる。
活性ガスに含まれる活性種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。活性ガスに含まれる活性種の種類は、例えば、プラズマ発生用ガスの種類等によって調節できる。
活性ガス中におけるヒドロキシルラジカルの密度(ラジカル密度)は、0.1〜300μmol/Lが好ましく、0.1〜100μmol/Lがより好ましく、0.1〜50μmol/Lがさらに好ましい。ラジカル密度が上記下限値以上であると、細胞、生体組織及び生物個体から選ばれる被照射物の清浄化、賦活化又は異常の治癒を促進しやすい。ラジカル密度が上記上限値以下であると、被照射面への刺激を低減できる。
ラジカル密度は、例えば、以下の方法で測定できる。
DMPO(5,5−ジメチル−1−ピロリン−N−オキシド)0.2mol/L溶液0.2mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用してヒドロキシルラジカル濃度を測定し、これをラジカル密度とする。
活性ガス中における一重項酸素の密度(一重項酸素密度)は、0.1〜300μmol/Lが好ましく、0.1〜100μmol/Lがより好ましく、0.1〜50μmol/Lがさらに好ましい。一重項酸素密度が上記下限値以上であると、細胞、生体組織及び生物個体等の被照射物の清浄化、賦活化又は異常の治癒を促進しやすい。上記上限値以下であると、被照射面への刺激を低減できる。
一重項酸素密度は、例えば、以下の方法で測定できる。
TPC(2,2,5,5−テトラメチル−3−ピロリン−3−カルボキサミド)0.1mol/L溶液0.4mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用して一重項酸素濃度を測定し、これを一重項酸素密度とする。
照射口1aから吐出する活性ガスの流量は、1〜10L/minが好ましい。
照射口1aから吐出する活性ガスの流量が上記下限値以上であると、活性ガスが被照射面に作用する効果を充分に高められる。照射口1aから吐出する活性ガスの流量が上記上限値以下であると、活性ガスの被照射面における温度が過度に高まることを防止できる。加えて、被照射面が濡れている場合には、被照射面の急速な乾燥を防止できる。さらに、被照射面が患部である場合には、患者への刺激を抑制できる。活性ガス照射装置100において、照射口1aから吐出する活性ガスの流量は、管状誘電体3へのプラズマ発生用ガスの供給量で調節できる。
活性ガス照射装置100によって生じる活性ガスは、外傷や異常の治癒を促進する効果を有する。活性ガスを細胞、生体組織又は生物個体に照射することによって、その被照射部分の清浄化、賦活化、又はその被照射部分の治癒を促進できる。
外傷や異常の治癒を促進する目的で活性ガスを照射する場合、その照射頻度、照射回数及び照射期間は特に制限はない。例えば、1〜5.0L/minの照射量で活性ガスを患部に照射する場合、1日1〜5回、毎回10秒〜10分、1〜30日間、等の照射条件が、治癒を促進する観点から好ましい。
本実施形態の活性ガス照射装置100は、特に口腔内用治療器具、歯科用治療器具として有用である。また、本実施形態の活性ガス照射装置100は、動物治療用器具としても好適である。
(作用機序)
以上説明した本実施形態の活性ガス照射装置100にあっては、吐出方向調節機構14によって、ノズル1から吐出する活性ガス(噴射ガス)の方向を容易に調節できる。そのため、作業性に優れ、プラズマや活性ガスを含む噴射ガスを様々な方向に照射する場合でも、容易に作業が行える。
<他の実施形態>
なお、本発明のプラズマ式治療装置は、プラズマ及び活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを被照射物に向かって吐出する照射器具が、噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構を備えたものであればよく、上記の実施形態に限定されない。
例えば、吐出方向調節機構は、前記した吐出方向調節機構14には限定されない。
吐出方向調節機構は、ノズル操作部の操作に基づいて制御部がノズルの向きを変える機構であってもよい。すなわち、本発明のプラズマ式治療装置は、ノズル操作部の操作に基づいて、噴射ガスの吐出方向を調節するノズルの動きを制御する制御部を備えるものであってもよい。
具体的には、本発明のプラズマ式治療装置は、図5に例示した照射器具10Aを備えるものであってもよい。図5における図2と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
照射器具10Aは、ノズル操作部16の代わりに設けられたノズル操作部16Aと、制御部60とを備える以外は、照射器具10と同じ態様である。
制御部60は、ノズル操作部16A及びヘッド部2aと電気的に接続されている。この例の吐出方向調節機構14Aでは、ノズル操作部16Aの操作を制御部60が受け付けると、制御部60がヘッド部2a及びノズル1を管軸O1周りに電動で回転させ、ノズル1の向きを変える。
ノズル操作部16Aとしては、ノズル1の動きを指定できれば特に限定されず、例えば、前後や左右に倒せるスティック、十字キー、ボタン等が挙げられる。
また、制御部60及びノズル操作部16Aは照射器具10Aに設けられていたが、照射器具10Aに制御部60及びノズル操作部16Aを設ける代わりに、図6に示すように、照射器具10とは別に制御部62及びノズル操作部16Bを設けてもよい。
制御部62は、ノズル操作部16B及び照射器具10のヘッド部2aと電気的に接続されている。この例の吐出方向調節機構14Bでは、ノズル操作部16Bの操作を制御部62が受け付けると、制御部62がヘッド部2a及びノズル1を管軸O1周りに電動で回転させ、ノズル1の向きを変える。
ノズル操作部16Bとしては、ノズル1の動きを指定できれば特に限定されず、例えば、足踏みペダル等が挙げられる。
また、本発明のプラズマ式治療装置は、照射器具が湾曲可能なノズルを備え、吐出方向調節機構が、ノズル操作部の操作に基づいてノズルを湾曲させて方向を変え、噴射ガスの吐出方向を調節する機構である装置であってもよい。
例えば、図7(A)に例示したノズル70を備える照射器具10Bと、制御部と、ノズル操作部とを備えるプラズマ式治療装置であってもよい。ノズル70は、連結部74を介して互いに連結された複数のリング状部材72が弾性チューブ76で覆われ、その内部に軸方向に移動する複数のワイヤ78が挿通されている。ワイヤ78の先端は、ノズル70の最も先端側のリング状部材72に固定されている。ワイヤ78の後端は、プーリ等の駆動部79に接続されている。
この例の制御部は、ノズル操作部、及びワイヤ78を軸方向に動かす駆動部79と電気的に接続される。この例の吐出方向調節機構では、ノズル操作部を操作して任意のワイヤ78を駆動部79によって引っ張ることで、図7(B)に示すように、ノズル70を湾曲させて所望の方向に向けることができる。
この例のノズル操作部としては、特に限定されず、ノズル操作部16Aで例示した照射器具10Bに設けられるスティック、十字キー、ボタン等や、ノズル操作部16Bで例示した足踏みペダル等が挙げられる。
また、図示例では、供給ユニット20は1つであるが、供給ユニットを複数設け、異種又は同種のガスの2種以上を照射器具10に供給してもよい。
操作スイッチ9が、上記の実施形態と異なってもよい。例えば、照射器具10に操作スイッチ9を設けることに代えて、供給ユニット20に足踏みペダルを設けてもよい。この場合、例えば使用者が足踏みペダルを踏んだときにプラズマ発生用ガスをプラズマ発生部12に供給する構成を採用すること等ができる。
上記の実施形態では、内部電極4の形状はねじ状であるが、内部電極と外部電極との間にプラズマを発生できれば、内部電極の形状は限定されない。
内部電極は、表面に凹凸を有してもよいし、表面に凹凸を有しなくてもよい。内部電極としては、外周面に凹凸を有する形状が好ましい。
内部電極の形状は、例えば、コイル状でもよいし、外周面に突起、穴、貫通孔が複数形成された棒形状又は筒形状でもよい。内部電極の断面形状としては、例えば、真円形、楕円形等の円形、四角形、六角形等の多角形を例示できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記の実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明のプラズマ式治療装置は、口腔内用治療器具、歯科用治療器具、動物治療用器具等として有用である。本発明の治療方法は、生体組織の治癒促進に有効である。本発明の治療方法は、ヒトのみならず、ヒトを除く動物の治療にも有効である。
1 ノズル、
10,10A,10B 照射器具、
12 プラズマ発生部、
14,14A,14B 吐出方向調節機構、
16,16A,16B ノズル操作部、
20 供給ユニット、
60,62 制御部、
100 活性ガス照射装置。

Claims (4)

  1. プラズマ及び前記プラズマによって発生した活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを被照射物に向かって吐出する照射器具を備えたプラズマ式治療装置であって、
    前記照射器具が、前記噴射ガスの吐出方向を調節する吐出方向調節機構を備えている、プラズマ式治療装置。
  2. 前記照射器具が、プラズマを発生させるプラズマ発生部が内部に設けられた胴体部と、前記胴体部の先端に前記胴体部の管軸回りに回転可能に取り付けられたヘッド部と、前記ヘッド部の先端に設けられた前記胴体部の管軸に対して屈曲しているノズルとを備え、
    前記吐出方向調節機構が、ノズル操作部の操作に基づいて前記ヘッド部及び前記ノズルを前記胴体部の管軸回りに回転させて前記ノズルの向きを変え、前記噴射ガスの吐出方向を調節する機構である、請求項1に記載のプラズマ式治療装置。
  3. 前記照射器具が、前記噴射ガスを吐出するノズルを備え、
    前記ノズルは湾曲可能であり、
    前記吐出方向調節機構が、ノズル操作部の操作に基づいて前記ノズルを湾曲させて方向を変え、前記噴射ガスの吐出方向を調節する機構である、請求項1に記載のプラズマ式治療装置。
  4. 前記ノズル操作部の操作に基づいて、前記噴射ガスの吐出方向を調節する前記ノズルの動きを制御する制御部をさらに備えた、請求項2又は3に記載のプラズマ式治療装置。
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