JP2020043706A - 電線セグメント及びステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合う一対の電線間に絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメント及びこの電線セグメントを備えたステータを提供する。【解決手段】第一方向に並び、端部において絶縁被膜20が剥離されて導体10が露出された導体露出部11を有し、それぞれの前記導体露出部11が互いに対応する位置に配置された一対の電線6,6と、前記一対の電線6,6がそれぞれの前記導体露出部11,11において互いに結合された結合部7とを備え、前記導体露出部11における前記一対の電線6,6が対向する対向側の前記絶縁被膜20の剥離量は、前記第一方向において前記対向側とは反対に位置する外向側の前記絶縁被膜20の剥離量よりも大きい。【選択図】図4

Description

本発明は、電線セグメント及びステータに関するものである。
従来、回転電機では、ステータのスロットに挿入されるコイルにおいて、コイルの先端部同士を接合する技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、8層4列の電線セグメントにおいて、2本の電線セグメントの直線部(導体露出部)からなる導体露出部対(一対の電線)を接合する方法が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、導体露出部同士を直接又は間接的に電極に導通させてアーク放電を行うことにより、導体露出部同士を互いに接合できるとされている。
特開2008−154433号公報
上述した特許文献1に記載の技術にあっては、溶接の熱による絶縁被膜の損傷を抑制するために、導体露出部の長さを長く形成する必要がある。しかしながら、導体露出部の長さを長く形成した場合、絶縁性を確保するために、隣り合う異なる相の一対の電線との距離を離す必要がある。よって、径方向におけるコイルの幅が増大し、小型化を妨げる要因となるおそれがある。
したがって、従来技術にあっては、隣り合う一対の電線間に絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメント及びこの電線セグメントを備えたステータの提供という点で課題があった。
そこで、本発明は、隣り合う一対の電線間に絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメント及びこの電線セグメントを備えたステータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る電線セグメント(例えば、第1実施形態における電線セグメント5)は、第一方向に並び、端部において絶縁被膜(例えば、第1実施形態における絶縁被膜20)が剥離されて導体(例えば、第1実施形態における導体10)が露出された導体露出部(例えば、第1実施形態における導体露出部11)を有し、それぞれの前記導体露出部が互いに対応する位置に配置された一対の電線(例えば、第1実施形態における電線6)と、前記一対の電線がそれぞれの前記導体露出部において互いに結合された結合部(例えば、第1実施形態における結合部7)と、を備え、前記導体露出部における前記一対の電線が対向する対向側の前記絶縁被膜の剥離量は、前記第一方向において前記対向側とは反対に位置する外向側の前記絶縁被膜の剥離量よりも大きいことを特徴としている。
請求項2に記載の発明に係る電線セグメントは、前記一対の電線は、前記第一方向に沿うように設けられた2つの側面(例えば、第1実施形態における側面11c)と、前記外向側に面する外面(例えば、第1実施形態における外面11b)と、前記対向側に面する内面(例えば、第1実施形態における内面11a)と、を有する平角線であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明に係る電線セグメントは、前記電線の前記2つの側面における前記絶縁被膜は、前記外面から前記内面へ向かうにしたがい前記導体の露出する面積が大きくなるように形成された傾斜部(例えば、第1実施形態における傾斜部22)を有していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明に係る電線セグメントは、前記電線の前記2つの側面における前記絶縁被膜は、前記外面から前記内面へ向かうにしたがい前記導体の露出する面積が大きくなるように形成された段差部(例えば、第2実施形態における段差部28)を有していることを特徴としている。
請求項5に記載の発明に係る電線セグメントは、前記一対の電線は、前記電線の先端側から基端側に向かうにつれて互いに離間するように屈曲された屈曲部(例えば、第1実施形態における屈曲部33)を有し、前記絶縁被膜の端部(例えば、第1実施形態における絶縁被膜端部21)は、前記屈曲部よりも前記電線の先端側に形成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明に係る電線セグメントは、前記絶縁被膜は内部に空孔(例えば、第1実施形態における空孔26)を有し、前記空孔は、中空のカプセル(例えば、第1実施形態におけるカプセル25)により形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明に係るステータ(例えば、第1実施形態におけるステータ1)は、複数のスロット(例えば、第1実施形態におけるスロット2c)を有するステータコア(例えば、第1実施形態におけるステータコア2)と、前記スロットに挿入され、請求項1から6のいずれか1項に記載の電線セグメントを有するコイル(例えば、第1実施形態におけるコイル3)と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の電線セグメントによれば、導体露出部において第一方向の対向側における絶縁被膜の剥離量は、第一方向の外向側における絶縁被膜の剥離量よりも大きいので、導体露出部を結合する時に一対の電線における対向側の絶縁被膜同士の接触を抑制できる。これにより、結合される一対の電線間の距離を縮小できる。また、外向側の絶縁被膜と比較して溶接による熱の影響を受けやすい対向側の絶縁被膜を結合部から離れた位置に配置することができるので、溶接時の熱による絶縁被膜の損傷を抑制できる。
一方、他の一対の電線に面する外向側においては、対向側と比べて絶縁被膜が多く残されているので、隣り合う一対の電線間の距離を縮小した場合であっても、一対の電線間の絶縁性を高く保持することができる。また、製造時に一対の電線間の距離を確保するための工程が不要になるため、製造工程数及び製造にかかるコストを削減できる。
したがって、隣り合う一対の電線間における絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメントを提供することができる。
本発明の請求項2に記載の電線セグメントによれば、電線は平角線で構成されているので、一対の電線において平坦な内面が向かい合う部分に結合部を形成できる。これにより、結合部の面積を広く確保し、導体同士を確実に結合することができる。また、スロット内におけるコイルの占積率を向上した、高効率な電線セグメントとすることができる。
本発明の請求項3に記載の電線セグメントによれば、電線の側面に位置する絶縁被膜は傾斜部を有しているので、傾斜部により、電線の対向側に位置する導体露出部は、外向側に位置する導体露出部よりも広い露出面積を確保できる。これにより、導体露出部を結合する時に対向側における絶縁被膜同士の接触を抑制できる。よって、電線間の距離を縮小できる。また、絶縁被膜を結合部から離すことができるので、溶接時の熱による絶縁被膜の損傷を抑制できる。
一方、他の一対の電線に面する外向側の絶縁被膜は対向側の絶縁被膜よりも多く残されているので、隣り合う一対の電線間の距離を縮小した場合であっても、一対の電線間の絶縁性を高く保持することができる。また、絶縁被膜を斜めに切り落とすだけで対向側と外向側との導体の露出面積を変更できるので、製造にかかる手間を抑制できる。
したがって、隣り合う一対の電線間における絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメントを提供することができる。
本発明の請求項4に記載の電線セグメントによれば、電線の側面に位置する絶縁被膜は段差部を有しているので、段差部により、電線の対向側における導体露出部は、外向側における導体露出部よりも広い露出面積を確保できる。これにより、導体露出部を結合する時に対向側における絶縁被膜同士の接触を抑制できる。よって、電線間の距離を縮小できる。また、絶縁被膜を結合部から離すことができるので、溶接時の熱による絶縁被膜の損傷を抑制できる。
一方、他の一対の電線に面する外向側の絶縁被膜は対向側よりも多く残されているので、隣り合う一対の電線間の距離を縮小した場合であっても、一対の電線間の絶縁性を高く保持することができる。また、電線セグメントの捩り曲げ工程において、導体露出部をチャックする際に段差部の段差分だけ深く把持できるので、電線セグメントを確実に捩り曲げることができる。
したがって、隣り合う一対の電線間における絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメントを提供することができる。
本発明の請求項5に記載の電線セグメントによれば、絶縁被膜の端部は、屈曲部よりも電線の先端側に存在する。ここで、隣り合う一対の電線は、屈曲部よりも電線の先端側に位置する部分が互いに第一方向に並ぶので、絶縁被膜が屈曲部よりも電線の先端側に存在することにより、他の一対の電線との距離が近い屈曲部近傍に絶縁被膜が配置され、隣り合う一対の電線間の絶縁性を確保できる。
したがって、隣り合う一対の電線間の距離を縮小し、電線セグメントを並び方向に小型化できる。
本発明の請求項6に記載の電線セグメントによれば、絶縁被膜は、絶縁被膜を形成する材料よりも誘電率が低い空孔を内部に有するので、空孔により絶縁被膜の誘電率が低減される。これにより、高電圧で使用されるコイルの絶縁被膜として使用した際に、絶縁被膜における部分放電の発生を抑制することができる。よって、絶縁被膜の絶縁性能を向上することができる。また、空孔は中空のカプセルにより形成されているので、絶縁被膜の内部に空気の層が存在することにより、絶縁被膜全体の耐熱性を向上することができる。よって、耐熱性及び絶縁性に優れた絶縁被膜及びこれを備えた電線セグメントとすることができる。
本発明の請求項7に記載のステータによれば、上述した隣り合う一対の電線間における絶縁性を確保するとともに電線間の距離を縮小した小型な電線セグメントを備えた、優れたステータとすることができる。
第1実施形態に係るステータの外観斜視図。 図1のII部拡大図。 第1実施形態に係る電線セグメントを軸方向の一方側から見た図。 第1実施形態に係る電線セグメントを周方向から見た図。 第1実施形態に係る電線セグメントを径方向(第一方向)から見た図。 第1実施形態に係る絶縁被膜の拡大断面図。 第2実施形態に係る電線セグメントを周方向から見た図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、ステータ1の外観斜視図である。また、図2は、図1のII部拡大図である。
ステータ1は、ステータコア2と、コイル3と、を備える。なお、図1では、説明のためコイル3を一部省略している。
ステータコア2は軸線Cを中心とした円環状に形成されている。以下の説明において、軸線Cに沿う方向を軸方向といい、軸線Cに直交する方向を径方向といい、軸線C周りの方向を周方向という場合がある。ステータコア2は、コア本体2aと、ティース2bと、を有する。
コア本体2aは、円環状に形成されている。ティース2bは、コア本体2aから径方向の内側に向かって突出している。ティース2bは、周方向に複数形成されている。各ティース2bの間にはスロット2cが設けられている。ティース2bの内周部には、不図示のロータが配置されている。
コイル3は、ステータコア2のティース2bに巻回され、スロット2cに挿入されている。コイル3は、U字状のコイル3を周方向に複数重ねた状態で、コイル3の端部が軸方向の一方側(図1の上方側)を向くようにして軸方向の他方側(図1の下方側)からスロット2cに挿入される。コイル3が挿入された後、コイル3の端部を周方向に沿って捩り曲げ、端部同士を結合することにより、コイル3がステータコア2に固定される。コイル3は、スロット2c内に挿入されるコイル挿通部4と、ステータコア2の端面から軸方向一方側に突出する電線セグメント5と、を有する。
図3は、電線セグメント5を軸方向の一方側から見た図である。また、図4は、電線セグメントを周方向から見た図であり、図5は、電線セグメントを径方向(第一方向)から見た図である。
図3に示すように、電線セグメント5は、一対の電線6,6と、結合部7と、を有する。
電線6は、断面矩形状の導体10と、導体10の外周部を覆う絶縁被膜20と、により形成された平角線である。
電線6は、延在部31と、先端部32と、屈曲部33(図5参照)と、を有する。
図2及び図5に示すように、延在部31は、ステータコア2の周方向に沿って延びている。延在部31の一端部は、軸方向一方側の端面においてコイル挿通部4に連結している。
先端部32は、延在部31の他端部に連結し、軸方向に延びている。結合される一対の電線6,6における先端部32,32は、径方向(請求項の第一方向)に並んでいる。図4に示すように、電線6における先端部32には、絶縁被膜端部21が設けられている。一対の電線6,6は、先端部32において絶縁被膜20が剥離されて導体10が露出された導体露出部11を有し、それぞれの導体露出部11,11が互いに径方向に対向する位置に配置されている。
導体露出部11における一対の電線6,6が対向する対向側の絶縁被膜20の剥離量は、径方向において対向側とは反対に位置する外向側の絶縁被膜20の剥離量よりも大きくなるように設定されている。
図3及び図4に示すように、電線6は、径方向に沿うように設けられた2つの側面11c,11cと、外向側に面する外面11bと、対向側に面する内面11aと、を有する。電線6の2つの側面11c,11cにおける絶縁被膜20は、傾斜部22を有する。傾斜部22は、内面11aと外面11bとを接続している。傾斜部22は、周方向から見て、外面11bから内面11aへ向かうにしたがい軸方向の一方側から他方側に傾斜している。傾斜部22は、導体10の露出する面積が大きくなるように形成されている。
図2及び図5に示すように、屈曲部33は、延在部31と先端部32との間に設けられている。一対の電線6,6は、屈曲部33により、電線6の先端側から基端側に向かうにつれて互いに離間するように屈曲されている。絶縁被膜端部21は、屈曲部33よりも電線6の先端側に形成されている。
図3に戻って、結合部7は、一対の電線6,6における内面11aに設けられている。結合部7は、一対の電線6,6における導体露出部11,11を互いに物理的及び電気的に結合している。本実施形態において、一対の電線6,6における導体露出部11,11は、溶接により接合されている。
図6は、絶縁被膜20の拡大断面図である。絶縁被膜20は、内部に空孔26を有する。空孔26は、中空のカプセル25により形成されている。具体的に、絶縁被膜20は、被膜本体24と、カプセル25と、を有する。
被膜本体24は、例えばポリイミド等の絶縁性の樹脂により形成されている。被膜本体24は、内部に中空のカプセル25を複数有している。
カプセル25は、被膜本体24とは異なる樹脂により形成されている。カプセル25は、例えばシリコーン等の樹脂である。カプセル25は、球状に形成されている。カプセル25の内部は、空孔26となっている。
ステータ1は、上述した一対の電線6,6の先端部32が周方向に沿って捩り曲げられる捩り曲げ工程と、捩り曲げ工程の後、導体露出部11,11が互いに結合される結合工程と、導体露出部11に粉体塗装が施される塗装工程と、により製造される。
(作用、効果)
次に、電線セグメント5の作用、効果について説明する。
本構成の電線セグメント5によれば、導体露出部11の内面11aにおける絶縁被膜20の剥離量は、外面11bにおける絶縁被膜20の剥離量よりも大きいので、導体露出部11を結合する時に一対の電線6,6における対向側の絶縁被膜20同士が接触するのを抑制できる。これにより、結合される一対の電線6,6間の距離を縮小できる。また、外面11bの絶縁被膜20と比較して溶接による熱の影響を受けやすい内面11aの絶縁被膜20を結合部7から離れた位置に配置することができるので、溶接時の熱による絶縁被膜20の損傷を抑制できる。
一方、他の一対の電線6,6に面する外面11bにおいては、内面11aと比べて絶縁被膜20が多く残されているので、隣り合う一対の電線6,6間の距離を縮小した場合であっても、一対の電線6,6間の絶縁性を高く保持することができる。また、一対の電線6,6間の距離を確保する工程が不要になるため、製造工程数及び製造にかかるコストを削減できる。
したがって、隣り合う一対の電線6,6間における絶縁性を確保するとともに電線6,6間の距離を縮小した小型な電線セグメント5を提供することができる。
また、電線6は平角線で構成されているので、一対の電線6,6において平坦な内面11aが向かい合う部分に結合部7を形成できる。これにより、結合部7の面積を広く確保し、確実に導体10同士を結合することができる。また、スロット2c内におけるコイル3の占積率を向上した、高効率な電線セグメント5とすることができる。
また、電線6の側面11cに位置する絶縁被膜20は傾斜部22を有しているので、傾斜部22により、対向側(内面11a側)に位置する導体露出部11は、外向側(外面11b側)に位置する導体露出部11よりも広い露出面積を確保できる。さらに、絶縁被膜20を斜めに切り落とすだけで外面11bと内面11aとの導体露出部11の露出面積を変更できるので、製造にかかる手間を抑制できる。
よって、容易な加工により導体露出部11の露出面積を変更し、絶縁性の向上及び小型化が可能な電線セグメント5とすることができる。
また、絶縁被膜端部21は先端部32に存在する。ここで、一対の電線6,6は、先端部32において互いに径方向に並ぶので、絶縁被膜20が先端部32に存在することにより、他の一対の電線6,6との距離が近い屈曲部33近傍に絶縁被膜20が配置され、隣り合う一対の電線6,6間の絶縁性を確保できる。
したがって、隣り合う一対の電線6,6間の距離を縮小し、電線セグメント5を並び方向に小型化できる。
また、絶縁被膜20は、被膜本体24よりも誘電率が低い空孔26を内部に有するので、空孔26により絶縁被膜20の誘電率が低減される。これにより、高電圧で使用されるコイル3の絶縁被膜20として使用した際に、絶縁被膜20における部分放電の発生を抑制することができる。よって、絶縁被膜20の絶縁性能を向上することができる。また、空孔26は中空のカプセル25により形成されているので、絶縁被膜20の内部にカプセル25に囲まれた空間が存在することにより、絶縁被膜20全体の耐熱性を向上することができる。よって、耐熱性及び絶縁性に優れた絶縁被膜20及びこれを備えた電線セグメント5とすることができる。
本構成のステータ1によれば、上述した隣り合う一対の電線6,6間における絶縁性を確保するとともに電線6,6間の距離を縮小した小型な電線セグメント5を備えた、優れたステータ1とすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態に係る電線セグメントを周方向から見た図である。本実施形態では、絶縁被膜20が段差部28を有する点で上述した実施形態と相違している。
以下の説明において、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。また、図7に記載された以外の構成に係る符号については、適宜図1から図6を参照されたい。
図7に示すように、電線6の2つの側面11c,11cに位置する絶縁被膜20は、段差部28を有する。段差部28は、内面11aと外面11bとを接続している。段差部28は、第一段部28aと、第二段部28bと、により、周方向から見て、軸方向の一方側から他方側に向かって凹み形成されている。第一段部28aは、外面11bにおける絶縁被膜20と同じ高さとなるように形成されている。第二段部28bは、内面11aにおける絶縁被膜20と同じ高さとなるように形成されている。段差部28は、外面11bから内面11aへ向かうにしたがい導体10の露出する面積が大きくなるように形成されている。
第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様の作用、効果を奏することに加え、電線セグメント5の捩り曲げ工程において、段差部28の段差分だけ導体露出部11を深く把持できるので、電線セグメント5を確実に捩り曲げることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、段差部28は、3個以上のステップを有してもよい。
また、導体10の断面形状は、例えば円形状や楕円形状など、矩形状以外であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 ステータ
2 ステータコア
2c スロット
3 コイル
5 電線セグメント
6 電線
7 結合部
10 導体
11 導体露出部
11a 内面
11b 外面
11c 側面
20 絶縁被膜
22 傾斜部
25 カプセル
26 空孔
28 段差部
33 屈曲部

Claims (7)

  1. 第一方向に並び、端部において絶縁被膜が剥離されて導体が露出された導体露出部を有し、それぞれの前記導体露出部が互いに対応する位置に配置された一対の電線と、
    前記一対の電線がそれぞれの前記導体露出部において互いに結合された結合部と
    を備え、
    前記導体露出部における前記一対の電線が対向する対向側の前記絶縁被膜の剥離量は、前記第一方向において前記対向側とは反対に位置する外向側の前記絶縁被膜の剥離量よりも大きいことを特徴とする電線セグメント。
  2. 前記一対の電線は、前記第一方向に沿うように設けられた2つの側面と、前記外向側に面する外面と、前記対向側に面する内面と、を有する平角線であることを特徴とする請求項1に記載の電線セグメント。
  3. 前記電線の前記2つの側面における前記絶縁被膜は、前記外面から前記内面へ向かうにしたがい前記導体の露出する面積が大きくなるように形成された傾斜部を有していることを特徴とする請求項2に記載の電線セグメント。
  4. 前記電線の前記2つの側面における前記絶縁被膜は、前記外面から前記内面へ向かうにしたがい前記導体の露出する面積が大きくなるように形成された段差部を有していることを特徴とする請求項2に記載の電線セグメント。
  5. 前記一対の電線は、前記電線の先端側から基端側に向かうにつれて互いに離間するように屈曲された屈曲部を有し、
    前記絶縁被膜の端部は、前記屈曲部よりも前記電線の先端側に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電線セグメント。
  6. 前記絶縁被膜は内部に空孔を有し、前記空孔は、中空のカプセルにより形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電線セグメント。
  7. 複数のスロットを有するステータコアと、
    前記スロットに挿入され、請求項1から6のいずれか1項に記載の電線セグメントを有するコイルと、
    を備えることを特徴とするステータ。
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