JP2019134539A - 回転電機のステータコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機のステータコイルにおいて接合相手ではない導体セグメント間の絶縁距離を大きくする。【解決手段】ステータコイルは、導体に絶縁層が被膜された複数の導体セグメントをステータコアに組み付け、ステータコア端面から突出した導体セグメントのリード部の端部20と他の導体セグメントのそれとを接合して形成されている。ステータコアの周方向に並ぶ各列の導体セグメントのリード部16は時計方向または反時計方向の一定方向に倒し込まれ、径方向に隣接する導体セグメントのリード部16は互いに逆の方向に倒し込まれて、径方向において接する導体セグメントのリード部の端部20同士が接合されている。導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の絶縁層は、接合相手の接合面26の形状に合わせて剥離されており、接合面26の絶縁層の剥離領域25の下辺の長さBは、その上辺の長さAに比べて短い。【選択図】図9

Description

本発明は、回転電機のステータコイル、特にステータコイルを構成する複数の導体セグメントの接合部の構造に関する。
従来、ハイブリッド自動車や電気自動車などの電動車両に搭載され、電動機や発電機として機能する回転電機が知られている。回転電機は、ステータとロータとを備える。ステータは、環状のヨーク、ヨークの内周面から径方向内方に突出した複数のティース、及び各ティースの間に形成されたスロットを有するステータコアと、ステータコアのスロットに挿通されてステータコアのティースに巻回されたステータコイルとを備える。
ステータコイルには、導体に絶縁層が被膜されたU字状の導体セグメントを複数、ステータコアのスロットに挿通し、ステータコアの端面から突出した導体セグメントのリード部の端部と他の導体セグメントのリード部の端部とを接合することで形成されたものがある。導体セグメントのリード部の端部(以下、コイル接合部とも言う)の絶縁層は剥離されて、溶接等により電気的に接合されている(例えば特許文献1参照)。
特開2015−201966号公報
複数の導体セグメントにより形成されたステータコイルには、ステータコアの周方向に並ぶ各列の導体セグメントのリード部が時計方向または反時計方向の一定方向に倒し込まれ、径方向に隣接する導体セグメントのリード部は互いに逆の方向に倒し込まれて、径方向において互いに接する導体セグメントのリード部の端部同士が接合された構造を有するものがある。
この構造のステータコイルでは、接合相手である導体セグメントに加えて、接合相手ではない導体セグメントも径方向に隣接する。導体セグメントのリード部の端部が接合相手である他の導体セグメントのリード部の端部と接する接合面(コイル接合部の接合面)の絶縁層は剥離されて内部の導体が露出しており、この剥離領域と径方向に隣接する接合相手ではない導体セグメントとの絶縁距離を大きくすることが望まれている。
本発明の目的は、コイル接合部の接合面の絶縁層の剥離領域とステータコアの径方向に隣接する接合相手ではない導体セグメントとの絶縁距離を大きくすることができる回転電機のステータコイルを提供することにある。
本発明の回転電機のステータコイルは、環状のヨークと、前記ヨークの内周面から径方向内方に突出した複数のティースと、前記各ティースの間に形成されたスロットとを有するステータコアに巻回されたステータコイルであり、導体に絶縁層が被膜された導体セグメントを複数、前記スロットに挿通し、前記ステータコアの端面から突出した導体セグメントのリード部の端部と他の導体セグメントのリード部の端部とを接合することで形成された回転電機のステータコイルであって、前記ステータコアの周方向に並ぶ各列の導体セグメントのリード部は時計方向または反時計方向の一定方向に倒し込まれ、径方向に隣接する導体セグメントのリード部は互いに逆の方向に倒し込まれて、径方向において互いに接する導体セグメントのリード部の端部同士が接合されており、導体セグメントのリード部の端部が他の導体セグメントのリード部の端部と接する接合面の前記絶縁層は、接合相手の接合面の形状に合わせて剥離されており、接合面の前記絶縁層の剥離領域の下辺の長さは、その上辺の長さに比べて短い、ことを特徴とする。
本発明によれば、導体セグメントのリード部の端部が他の導体セグメントのリード部の端部と接する接合面(コイル接合部の接合面)の絶縁層が接合相手の接合面の形状に合わせて剥離されており、この剥離領域の下辺の長さが上辺の長さに比べて短い。そのため、この剥離領域と、ステータコアの径方向に隣接しこの剥離領域の下側に位置する接合相手ではない導体セグメントとの絶縁距離を大きくすることができる。
ステータコイルを形成する工程手順を示すフローチャートである。 剥離工程前の導体セグメントの側面図である。 剥離工程後の導体セグメントのリード部の端部の側面図である。 U字状に曲げられた導体セグメントをステータコアのスロットへ挿通する様子を示す図である。 ステータコアの断面図である。 倒し込み工程後のステータコアの側面図である。 倒し込み工程後のリード側コイルエンドの斜視図である。 接合される2つの導体セグメントのリード部の端部を示す側面図である。 コイル接合部の接合面の剥離領域と、ステータコアの径方向に隣接する接合相手ではない導体セグメントとの絶縁距離を説明するための図である。 実施形態2における剥離工程後の導体セグメントのリード部の端部の側面図である。 実施形態2における接合される2つの導体セグメントのリード部の端部を示す側面図である。 実施形態2におけるコイル接合部の接合面の剥離領域と、ステータコアの径方向に隣接する接合相手ではない導体セグメントとの絶縁距離を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<実施形態1>
回転電機は、ステータコイルが巻装されたステータコアを有するステータと、ステータの内周側に設けられたロータとを備える。回転電機は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車などの電動車両に搭載されて電動機および発電機として使われる。
本実施形態に係る回転電機のステータコイルは、多数のU字状の導体セグメントをステータコアのスロットに挿通し、それらのリード部の端部を順次接合することで形成される。導体セグメントは、平角導線であり、導電率の高い銅等の金属(導体)の周囲に絶縁層が被膜されて構成されている。絶縁層は、絶縁性の高いエナメル等の樹脂が用いられている。
ここで、本実施形態に係る回転電機のステータコイルの形成方法について説明する。図1は、ステータコイルを形成する工程の流れを示すフローチャートである。S100,S102が導体セグメントを形成する工程の手順であり、S104〜S108がそれを複数用いたステータコイルを形成する工程の手順である。
まず、図1のS100で、導体セグメントのリード部の端部の絶縁層を剥離する(剥離工程)。図2は、剥離工程前の導体セグメント10を示す側面図である。図2に示すように、導体セグメント10の両端には、導体セグメント10をU字状にしてステータコアのスロットに挿通した際にステータコア端面から突出する部分であるリード部16が存在する。また、図2において一点鎖線で囲んで示すように、それぞれのリード部16の先端部分であるリード部の端部20が存在する。導体セグメント10のリード部の端部20と他の導体セグメント10のリード部の端部20とを電気的に接合してステータコイルを形成するために、剥離工程において、導体セグメント10のリード部の端部20の絶縁層をレーザ等で剥離する。
図3は、剥離工程後の導体セグメントのリード部の端部20(図2の左側のリード部の端部20)の側面図である。図3では、絶縁層24が剥離されて内部の導体22が露出した部分が斜線で示されており、以降説明する図においても同じである。図3に示すように、本実施形態では、導体セグメントのリード部の端部20が他の導体セグメントのリード部の端部20と接する接合面26に加えて、上面、下面、端面(リード部の端部20の先端側の面)、及び接合面26の裏側の面の絶縁層24が剥離される。また、接合面26の絶縁層24は、接合相手となる他の導体セグメントのリード部の端部の接合面26の形状に合わせて剥離され、接合面26の絶縁層の剥離領域25(導体22の露出部分)の下辺の長さBがその上辺の長さAに比べて短くなるように剥離される。なお、以降、単に剥離領域25と言う場合には、接合面26における絶縁層が剥離された領域(導体22の露出部分)を指す。本実施形態では、図3に示すように、剥離領域25と絶縁層24との境界(剥離境界)が、2つの直線となるように絶縁層が剥離される。なお、ここでは、図2の左側のリード部の端部20の絶縁層の剥離について説明したが、右側のリード部の端部20についても左右対称に同様に絶縁層の剥離が行われる。
次に、図1のS102で、導体セグメントをU字状に折り曲げる(曲げる工程)。図4には、U字状に折り曲げられた導体セグメント10が示されている。ここまでが、導体セグメントの形成工程である。
次に、上記した工程で形成された導体セグメントを複数用いてステータコイルを形成する工程(S104〜S108)について説明する。
S104で、複数のU字状の導体セグメント10の各々の2つの脚をステータコアのスロットへ挿通させる(挿通工程)。図4は、U字状の導体セグメント10をステータコア28のスロットへ挿通する様子を示す図である。図5は、ステータコア28の断面図である。図5に示すように、ステータコア28は、環状のヨーク34と、ヨーク34の内周面から径方向内方に突出し周方向に間隔をおいて配置された複数のティース36と、各ティース36の間に形成されたスロット38とを有する。ステータコア28は電磁鋼板を積層することで形成されている。ステータコア28の予め定められた2つのスロット38に、導体セグメント10の2つの脚14(図4参照)を、図4のようにステータコア28の軸方向下側から挿通する。これを多数の導体セグメント10について行う。
次に、図1のS106で、導体セグメント10をスロットに挿通することで、ステータコア28の端面から突出した部分であるリード部を、ステータコア28の周方向に倒し込む(倒し込み工程)。図6は、倒し込み工程後のステータコア28の側面図であり、リード部16が周方向に倒し込まれた状態が示されている。ステータコア28の上側端面から突出した導体セグメントの脚の部分(リード部16)がリード側コイルエンドを構成する。図7は、倒し込み工程後のリード側コイルエンドの斜視図であり、リード部16の端部は簡略化して曲線状に描かれている。図7に示すように、倒し込み工程では、最外周にある導体セグメントのリード部16を周方向かつ反時計方向に倒し込み、それらの径方向内方に隣接する導体セグメントのリード部16を周方向かつ時計方向に倒し込み、さらにそれらの径方向内方に隣接する導体セグメントのリード部16を周方向かつ反時計方向に倒し込むといったように、交互に方向を変えながら倒し込む。換言すれば、ステータコアの周方向に並ぶ各列の導体セグメントのリード部16を時計方向または反時計方向の一定方向に倒し込み、径方向に隣接する導体セグメントのリード部16を互いに逆の方向に倒し込む。これにより、図7に示すように、接合される2つの導体セグメントのリード部16の端部同士が径方向で接して並び、後述するように、それらを接合することでステータコイル40が形成される。また、図7に示すように、導体セグメントのリード部16bの径方向には、接合相手である導体セグメントのリード部16aに加えて、接合相手ではない導体セグメントのリード部16cも隣接する。
図8は、図7に示す2つの導体セグメントのリード部16a,16bの側面図である。前述したように、導体セグメントのリード部の端部20の剥離領域25の形状は、接合相手の接合面26の形状に合わせてある。そのため、図8に示すように、倒し込み工程で接合対象の2つの導体セグメントのリード部16a,16bを倒し込んだ際には、一方の導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の剥離領域25の剥離境界(2つの直線)に沿って、他方の導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の形状の一部(2つの辺)が位置することになる。
次に、図1のS108で、ステータコアの径方向に接して並ぶ対応する導体セグメントのリード部の端部20同士を接合する(接合工程)。これは、例えば、レーザ溶接によって行う。具体的には、接合対象の導体セグメントのリード部の端部20間に上側からレーザを照射することで溶接し、リード部の端部20同士を接合する。
以上説明した方法によりステータコイルが形成される。次に、本実施形態の回転電機のステータコイルの作用効果について説明する。
図9は、図7に示す3つの導体セグメントのリード部16b,16c,16dの側面図である。図9に示すように、導体セグメントのリード部16bの径方向には、その導体セグメントの接合相手ではない導体セグメントのリード部16cが隣接する。そして、それは、導体セグメントのリード部の端部20b(コイル接合部)の剥離領域25(導体の露出部分)の下側に位置する。本実施形態の回転電機のステータコイルによれば、コイル接合部の剥離領域25は、接合相手の接合面26の形状に合わせた形状を有し、下辺の長さBが上辺の長さAに比べて短い。そのため、コイル接合部の剥離領域25と、径方向に隣接し剥離領域25の下側に位置する接合相手ではない導体セグメントのリード部16cとの絶縁距離αを大きくすることができる。
<実施形態2>
次に、別の実施形態における回転電機のステータコイルについて説明する。なお、以降、上記した実施形態を「実施形態1」と言い、この別の実施形態を「実施形態2」と言う。実施形態2における回転電機のステータコイルは、実施形態1の回転電機のステータコイルにおける導体セグメントのリード部の端部の形状と、絶縁層の剥離領域の形状とを変更したものであり、その他は実施形態1と同じである。
図10は、実施形態1の図3に対応する図であり、実施形態2における剥離工程後の導体セグメントのリード部の端部20の側面図である。図10では、実施形態1の導体セグメントと同様の部材には同一の符号を付してあり、以降説明する図11,12も同じである。図10に示すように、実施形態2の導体セグメントのリード部の端部20の形状は、上側を扇形とした湾曲形状である。剥離工程の前に、導体セグメントのリード部の端部20を加工することで、その形状となっている。導体セグメントのリード部の端部20の絶縁層が剥離される面は、実施形態1と同じであり、導体セグメントのリード部の端部20が他の導体セグメントのリード部の端部20と接する接合面26に加えて、上面、下面、端面(リード部の端部20の先端側の面)、及び接合面26の裏側の面である。また、実施形態1と同様に、接合面26の絶縁層24は、接合相手となる他の導体セグメントのリード部の端部の接合面26の形状に合わせて剥離され、接合面26の絶縁層の剥離領域25(導体22の露出部分)の下辺の長さBがその上辺の長さAに比べて短くなるように剥離されている。実施形態2では、導体セグメントのリード部の端部20の形状に合わせて剥離領域25の形状が上辺を扇形とした湾曲形状とされ、剥離領域25と絶縁層24との境界(剥離境界)が逆く字状の曲線となる。
図11は、実施形態1の図8に対応する図であり、実施形態2における倒し込み工程後の接合対象の2つの導体セグメントのリード部16a,16bの側面図である。実施形態1と同様に、導体セグメントのリード部の端部20の剥離領域25の形状は、接合相手の接合面26の形状に合わせてある。そのため、図11に示すように、倒し込み工程で接合対象の2つの導体セグメントのリード部16a,16bを倒し込んだ際には、一方の導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の剥離領域25の剥離境界(逆く字状の曲線)に沿って、他方の導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の形状の一部(逆く字状の曲線)が位置することになる。また、剥離領域25の上辺の扇側の湾曲形状と、それと同一形状を有する他方の導体セグメントのリード部の端部20の接合面26の上側とが合うように配置される。
図12は、実施形態1の図9に対応する図であり、実施形態2における接合工程後の3つの導体セグメントのリード部16b,16c,16dの側面図である。図12に示すように、実施形態1と同様に、導体セグメントのリード部16bの径方向には、その導体セグメントの接合相手ではない導体セグメントのリード部16cが隣接し、それは、導体セグメントのリード部の端部20b(コイル接合部)の剥離領域25(導体の露出部分)の下側に位置する。そして、実施形態2の回転電機のステータコイルにおいても、コイル接合部の剥離領域25は、接合相手の接合面26の形状に合わせた形状を有し、下辺の長さBが上辺の長さAに比べて短いため、コイル接合部の剥離領域25と、径方向に隣接し剥離領域25の下側に位置する接合相手ではない導体セグメントのリード部16cとの絶縁距離αを大きくすることができる。
また、実施形態2の回転電機のステータコイルによれば、導体セグメントのリード部の端部20の剥離領域25のほとんどが接合相手の接合面で覆われて接合される構造であり、その構造において剥離領域25の上辺の長さAが大きいため、接合面積を非常に大きくすることができる。
10 導体セグメント、14 脚、16,16a,16b,16c,16d リード部、20,20b リード部の端部、22 導体、24 絶縁層、25 剥離領域、26 接合面、28 ステータコア、34 ヨーク、36 ティース、38 スロット、40 ステータコイル。

Claims (1)

  1. 環状のヨークと、前記ヨークの内周面から径方向内方に突出した複数のティースと、前記各ティースの間に形成されたスロットとを有するステータコアに巻回されたステータコイルであり、
    導体に絶縁層が被膜された導体セグメントを複数、前記スロットに挿通し、前記ステータコアの端面から突出した導体セグメントのリード部の端部と他の導体セグメントのリード部の端部とを接合することで形成された回転電機のステータコイルであって、
    前記ステータコアの周方向に並ぶ各列の導体セグメントのリード部は時計方向または反時計方向の一定方向に倒し込まれ、径方向に隣接する導体セグメントのリード部は互いに逆の方向に倒し込まれて、径方向において互いに接する導体セグメントのリード部の端部同士が接合されており、
    導体セグメントのリード部の端部が他の導体セグメントのリード部の端部と接する接合面の前記絶縁層は、接合相手の接合面の形状に合わせて剥離されており、
    接合面の前記絶縁層の剥離領域の下辺の長さは、その上辺の長さに比べて短い、
    ことを特徴とする回転電機のステータコイル。
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