JP2020038443A - 発行システム、証明装置、発行装置、発行方法、プログラム - Google Patents

発行システム、証明装置、発行装置、発行方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020038443A
JP2020038443A JP2018164564A JP2018164564A JP2020038443A JP 2020038443 A JP2020038443 A JP 2020038443A JP 2018164564 A JP2018164564 A JP 2018164564A JP 2018164564 A JP2018164564 A JP 2018164564A JP 2020038443 A JP2020038443 A JP 2020038443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
issuing
user
unit
determination result
authenticity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018164564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7305937B2 (ja
Inventor
賢人 渡邊
Kento Watanabe
賢人 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2018164564A priority Critical patent/JP7305937B2/ja
Publication of JP2020038443A publication Critical patent/JP2020038443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7305937B2 publication Critical patent/JP7305937B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】信頼性と柔軟性に優れた発行システム等を提供する。【解決手段】発行システム1は、発行装置2と証明装置3を含む。証明装置3は、ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部101と、真贋判定部101での判定結果に関わらず、ユーザに媒体を発行するために発行装置2で読取られるコード300を生成する生成部103と、を有し、発行装置2は、コード300を読取る読取部104と、ユーザに対し、真贋判定部101での判定結果または判定結果に対応する情報を含む受験票200を発行する発行部105と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザに媒体を発行する発行システム等に関する。
マイナンバーカードを受け取るには、顔写真等を準備して申請を行った後、市町村等の窓口で交付手続を行う必要があり、ユーザにとっては顔写真の準備や窓口での手続に負担がかかる。そのような負担を軽減するものとして、特許文献1には街頭の証明写真機を利用してカード発行に必要な手続を行うシステムが開示されている。
マイナンバーカードの交付時には成りすましを防ぐための本人確認を行う必要があり、特許文献1では証明写真機でユーザのIC免許証を読取って本人確認用のデータを得ている。
特許第6064569号公報
このようなシステムでは、成りすましによる不正なカード取得を防止するために信頼性が求められる。一方、そのような信頼性を全てコンピュータによる機械的な判断に委ねてしまうと、柔軟性が無く実際には使い辛いシステムとなってしまうことも多い。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、信頼性と柔軟性に優れた発行システム等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザに媒体を発行する発行装置と証明装置を有する発行システムであって、前記証明装置は、ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、前記真贋判定部での判定結果に関わらず、ユーザに媒体を発行するために前記発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、を有し、前記発行装置は、前記トリガー情報を読取る読取部と、ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行する発行部と、を有することを特徴とする発行システムである。
本発明では、媒体発行に係る一連の処理の中で証明装置がユーザの本人確認証の真贋判定を行うが、ユーザは真贋判定結果に関わらず(本人確認証が偽と判定された場合であっても)媒体の発行を受けることができる。ただし、この媒体には真贋判定結果または当該真贋判定結果に対応する情報を含めておくことで、媒体を読取ることにより本人確認証の真贋判定結果を得ることができる。真贋判定結果の利用法は任意であり、これにより、本人確認証の真贋判定によって信頼性を確保しつつ、柔軟性に優れた発行システムを提供できる。
前記判定結果は、例えば前記本人確認証が真であるか偽であるかを示すものである。あるいは、前記本人確認証の確からしさを示すスコアであってもよい。
このように、真贋判定結果は二値的な真贋の情報であってもよいし、スコア等の多値的な情報であってもよい。真贋判定結果をどのようなものとするかはその利用法に応じて定めることができる。
また、前記証明装置は、前記判定結果をユニークIDと紐づけて記録する記録部を有し、前記発行部は、前記判定結果に対応する情報として、前記ユニークIDを含む媒体を発行することも望ましい。
真贋判定結果は証明装置で記録し、ホワイトリストやブラックリストなどとして利用することができる。この場合は、真贋判定結果の呼出しのためのユニークIDを媒体に含んでおくと良い。
また、前記真贋判定部は、前記本人確認証の画像から得た文字情報を用いて前記本人確認証の真贋判定を行うことも望ましい。
本人確認証の真贋判定は、本人確認証の券面の文字情報を用いて好適に行うことができる。
第2の発明は、ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、前記真贋判定部での判定結果に関わらず、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体をユーザに発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、を有することを特徴とする証明装置である。
第3の発明は、ユーザの本人確認証の真贋判定を行う証明装置が判定結果に関わらず生成するトリガー情報を読取る読取部と、ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行する発行部と、を有することを特徴とする発行装置である。
第4の発明は、証明装置が、ユーザの本人確認証の真贋を判定するステップと、前記本人確認証の真贋の判定結果に関わらず、ユーザに媒体を発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成するステップと、を実行し、発行装置が、前記トリガー情報を読取るステップと、ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行するステップと、を実行することを特徴とする発行方法である。
第5の発明は、コンピュータを、ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、前記真贋判定部での判定結果に関わらず、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体をユーザに発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、を有する証明装置として機能させるためのプログラムである。
本発明により、信頼性と柔軟性に優れた発行システム等を提供することができる。
発行システム1を示す図。 発行装置2の外観を示す図。 発行装置2のシステム構成を示す図。 制御装置20のハードウェア構成を示す図。 証明装置3のハードウェア構成を示す図。 ユーザ端末5のハードウェア構成を示す図。 発行システム1の機能構成を示す図。 発行データ100の例。 本人確認証の真贋判定の手順を示すフローチャート。 本人確認証10の例。 本人確認証画像50の入力画面の例。 コード300の例。 受験票200の発行の手順を示すフローチャート。 表示部21の画面の例。 受験票200の例。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.発行システム1)
図1は本発明の実施形態に係る発行システム1を示す図である。発行システム1は、ユーザの申請に係る受験票(媒体)をユーザに発行するものであり、発行装置2、証明装置3、ユーザ端末5等を有する。
発行装置2は、ユーザが自身の撮影を行う写真撮影装置としての機能も有し、例えば街頭に設置された証明写真機である。発行装置2はユーザを撮影してその画像を証明写真としてプリントする(証明写真サービス)のに加え、受験票の発行を行う。
図2は発行装置2の外観を示す図であり、図3は発行装置2のシステム構成を示す図である。
発行装置2はボックス状の外観を有し、制御装置20、表示部21、課金部22、撮影部23、照明24、プリンタ25、プリント物取出口26、読取部27、カーテン28、センサ29等を有する。
制御装置20は発行装置2の内部に設けられ、発行装置2の処理全体を制御する。
図4は制御装置20のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、制御装置20は、例えば制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204等をバス等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部201はCPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、記憶部202、ROMなどの記憶媒体に格納された制御装置20の処理に係るプログラムをRAM上のワークエリアに呼び出して実行し、発行装置2の各部を制御して後述する処理を実現する。ROMは不揮発性メモリであり、ブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部202、ROMなどからロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部202はハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等であり、後述する処理に際し制御装置20が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーションシステム)等が格納される。これらのプログラムやデータは、制御部201により必要に応じて読み出され実行される。
入力部203は制御装置20に各種の設定入力を行うものである。
通信部204はネットワーク等を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、証明装置3等との間で通信を行う。
図2、3の説明に戻る。表示部21は、発行装置2の入力部を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。表示部21は、ユーザの操作、選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチパネル操作によるユーザの指示入力等を受付ける。
課金部22は、硬貨や紙幣の投入口、つり銭返却口、レシート取出口、レシートプリンタ等(不図示)を備え、ユーザからの課金やレシートの発行を管理する。
撮影部23は、撮影窓の内側にカメラ等を設けたものである。カメラには例えば高解像度のデジタルカメラが用いられるが、これに限ることはない。
照明24は、発行装置2のボックス内の全体を照らす照明である。照明24は例えば白色の光を照射する面光源であり、撮影部23の上部に設けられるが、これに限ることはない。なお、発行装置2のボックス内には撮影時のフラッシュ用にストロボ光源も設けられる。
プリンタ25は、画像を用紙にプリントするものであり、発行装置2の内部に設けられる。画像をプリントしたプリント物はプリント物取出口26に排出される。プリンタ25の方式や設置台数等は特に問わない。また、受験票の発行を行うために専用のカードプリンタを設けることも可能である。
読取部27は、読取用のイメージスキャナ等を有する。
カーテン28は、発行装置2のボックス内を外部から遮るものである。
センサ29は、発行装置2のボックス内に入ったユーザを検知するセンサである。センサ29は例えば赤外線センサであるが、これに限ることはない。
証明装置3は、ユーザの本人確認証の真贋判定を行うとともに、ユーザの申請に係る受験票200の発行データを記憶し、発行データによる受験票200の管理を行う。証明装置3は発行装置2とネットワークを介して通信可能に接続される。本人確認証はユーザの顔画像付きのものであるが、その詳細については後述する。
図5は証明装置3のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、証明装置3は、例えば制御部31、記憶部32、表示部33、入力部34、及び通信部35等をバス等により接続して構成したサーバコンピュータなどにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部31、記憶部32、入力部34、通信部35の機能は上述した制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204と略同様である。表示部33は液晶パネル等のディスプレイ装置を備える。入力部34はキーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有し、記憶部32には後述する処理を証明装置3に実行させるためのプログラムが格納される。後述する真贋判定部101や生成部103(図7参照)は、制御部31が当該プログラムを実行することにより実現される。
ユーザ端末5はユーザが用いるコンピュータ端末である。ユーザ端末5としては、例えばスマートフォン、タブレット端末などの携帯端末を用いることが可能である。
図6はユーザ端末5のハードウェア構成を示す図である。図6に示すように、ユーザ端末5は制御部51、記憶部52、表示部53、入力部54、通信部55、カメラ56、音声入出力部57等をバス等により接続して構成される。但し、ユーザ端末5はこれに限ることなく適宜様々な構成をとることができ、図5と同様の構成を有するPC(Personal Computer)を用いることも可能である。
制御部51、記憶部52、入力部54、通信部55の機能は上述した制御部201、記憶部202、入力部203、通信部204と略同様である。また表示部53は液晶パネル等のディスプレイ装置を有し、入力部54としてのタッチパネルが設けられている。音声入出力部57はマイクやスピーカ等である。記憶部52にはユーザ端末5の後述する処理を実行するためのプログラムが格納されている。
図7は発行システム1の機能構成を示す図である。図7に示すように、発行システム1は、真贋判定部101、記録部102、生成部103、読取部104、発行部105等を有する。
真贋判定部101は、証明装置3の制御部31が、本人確認証の真贋判定を行うものである。本実施形態では本人確認証の画像に基づいて本人確認証の真贋を判定する。
記録部102は、真贋判定部101での判定結果を発行データとして証明装置3の記憶部32に記録するものである。
生成部103は、証明装置3の制御部31がコード300(トリガー情報)を生成するものである。このコード300は発行装置2で受験票200を発行する際に発行装置2で読取られ、受験票200を発行するためのトリガーとなるが、詳細については後述する。本実施形態において、コード300は真贋判定部101での判定結果に関わらず生成される。
読取部104は、発行装置2が読取部27によって上記のコード300を読取るものである。
発行部105は、発行装置2がプリンタ25によって受験票200をプリント出力し、ユーザに対し受験票200を発行するものである。受験票200には真贋判定部101での判定結果あるいは当該判定結果に対応する情報の少なくともいずれかが含まれるが、その詳細については後述する。
図8は発行データ100を示す図である。図8に示すように、発行データ100は例えばユニークID110、申請情報120、顔画像130、特徴量140、真贋判定結果150等を紐付けて証明装置3の記憶部32に記憶したものである。
ユニークID110は受験票200の発行データ100を一意に識別する識別情報である。
申請情報120は、受験票200の発行を行うためにユーザが入力する申請用のテキスト情報であり、ユーザの個人情報などを含む。
顔画像130はユーザの顔画像であり、受験票200の発行時に発行装置2で撮影されたものである。
顔画像の特徴量140は、本人確認証の顔画像から算出された特徴量である。特徴量としては顔画像に関する既知のパラメータを用いることができ、その値を既知の方法で算出できる。
真贋判定結果150は、本人確認証の真贋判定結果を示す情報であり、この例では本人確認証が真である場合に「OK」、偽である場合に「NG」を記録する。本人確認証の真贋判定については後述する。
(2.発行システム1の処理)
次に、発行システム1の処理について説明する。本実施形態の発行システム1では、本人確認証の真贋判定を証明装置3で行い、受験票200の発行を発行装置2で行うので、以下ではそれぞれの手順について説明する。
(2−1.本人確認証の真贋判定)
図9は本人確認証の真贋判定の手順を示すフローチャートである。図9のS101、S108はユーザ端末5の制御部51が実行し、S102〜S107は証明装置3の制御部31が実行する。
本実施形態において、受験票200を申請するユーザは、カメラ56等を用いてユーザの顔画像付きの本人確認証を予め撮影しておき、証明装置3が提供するウェブサイトにユーザ端末5からアクセスする。そして、ウェブサイト上の入力画面で本人確認証の画像を入力する。ユーザ端末5は、ユーザの顔画像を含む本人確認証の画像を証明装置3に送信し(S101)、証明装置3は当該画像を受信する(S102)。
図10は本人確認証10の概略を示す図であり、本人確認証10の券面の一例を模式的に示したものである。本人確認証10はユーザを特定可能な媒体であり、例えば運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者カードなどであるが、これに限定されない。
本人確認証10は、ユーザの氏名12、生年月日13、住所14、本人確認証10の交付年月日15、発行番号16、有効期限17等の文字情報や、ユーザの顔画像18などを基材11上の所定の位置に印刷したものである。
図11は本人確認証10の画像50(以下、本人確認証画像という)の入力画面の例である。この例では、ドラッグ操作などにより本人確認証画像50を入力領域502に入力すると、ユーザ端末5から証明装置3に本人確認証画像50が送信される。
次に、証明装置3は、本人確認証画像50から本人確認証10の真贋判定を行う(S103)。
真贋判定の方法は特に問わないが、例えば本人確認証画像50のOCR(Optical
Character Recognition)処理を行い、得られた文字情報に矛盾が有るか否かを判別し、矛盾が有る場合に本人確認証10を偽とし、矛盾の無い場合に本人確認証10を真とすることができる。
文字情報の矛盾は様々であるが、一例として、生年月日13と有効期限17との間に法律面から定まる所定の関係が存在し、当該関係から見た時に、本人確認証画像50から得られた生年月日13と有効期限17との間に矛盾が有るケースがある。
例えば本人確認証10の有効期限17における月日が、法律上、生年月日13における月日の1ヶ月後になるという関係が有る場合、本人確認証10の生年月日13を偽造し、有効期限17における月日が生年月日13における月日の1ヶ月後で無くなった場合、矛盾があると判別される。
これは文字情報の内容と別の文字情報の内容との間に矛盾が有るケースであるが、文字情報の内容自体に矛盾があるケースもある。例えば本人確認証画像50から得られた生年月日13が有り得ない年月日、一例として「昭和70年」や「13月」、「4月31日」などであると、その内容に矛盾が有ると判別される。
また、真贋判定の方法としては、上記のようにOCR処理によって得た文字情報を利用するものに限らず、本人確認証10の正規の印刷方法と同じ方法で印刷されたか否かを本人確認証画像50から判別することもでき(例えば、特開2011-34535号公報など参照)、この場合、正規の印刷方法と異なる方法で印刷された本人確認証10を偽とする。
証明装置3は、上記の真贋判定を行った後、本人確認証画像50から顔画像18を切出し、顔画像18の特徴量を算出する(S104)。特徴量としては顔画像18に関する既知のパラメータを用いることができ、その値を既知の方法で算出できる。
その後、証明装置3は、受験票200の発行データ100を作成する(S105)。S105では、ユニークID110を生成し、S104で算出した顔画像18の特徴量、S103で行った真贋判定の判定結果をそれぞれ特徴量140、真贋判定結果150としてユニークID110と紐付け、発行データ100として記録する。
そして、証明装置3はコード300を生成し(S106)、ユーザ端末5に送信する(S107)。ユーザ端末5はコード300を受信し(S108)、処理を終了する。
コード300(トリガー情報)は、上記のユニークID110、真贋判定結果150などを二次元コードとしてコード化したものである。コード300は、後述する受験票200の発行時に図12に示すようにユーザ端末5に表示し、発行装置2で読取らせる。なお、本実施形態ではコード300の電子データをユーザ端末5に送信しているが、場合によってはコード300を紙にプリントしてユーザが受け取れるようにしてもよい。
(2−2.受験票200の発行)
図13は受験票200の発行の手順を示すフローチャートであり、図13のS201〜S205は発行装置2の制御装置20が実行し、S206〜S207は証明装置3の制御部31が実行する。
本実施形態において、受験票200を発行するユーザは街頭の発行装置2へと向かい、発行装置2のボックス内に入る。発行装置2は、センサ29によってユーザを検知すると表示部21にトップ画面を表示させる。
図14(a)はトップ画面の例である。本実施形態ではトップ画面でサービスの選択を行うことができ、証明写真サービスを始めとした各種のサービスがボタン211によって選択可能に表示される。受験票200の発行はそのサービスの一つであり、ここでは表示部21のタッチパネル操作により受験票200の発行を行うためのボタン211をユーザが選択するものとする。
発行装置2は、受験票200の発行が選択されると、申請情報120の入力画面を表示部21に表示させ、申請情報120の入力を受付ける(S201)。図14(b)は申請情報120の入力画面の例であり、ユーザは、申請情報120としてユーザの氏名、年齢、性別、住所、メールアドレスなどの個人情報をそれぞれの入力領域212に入力する。
発行装置2は、次に、コード300を読取部27にかざすためのガイダンスを表示部21に表示する。ユーザはガイダンスに従って図12に示すようにユーザ端末5にコード300を表示させ、これを読取部27にかざす。発行装置2は、読取部27によってコード300を読み取ると(S202)、コード300を復号してユニークID110、真贋判定結果150を取得する。
その後、発行装置2は、ユーザの顔画像を撮影するためのガイダンスを表示部21に表示してユーザの顔画像の撮影を行い(S203)、受験票200を発行する(S204)。
図15は受験票200の例である。本実施形態では、S203でユーザを撮影して得た顔画像130、ユーザの氏名210、ユニークID110や真贋判定結果150をコード化した二次元コード220、テキストや画像を含む受験票200のテンプレート等を紙にプリントして受験票200を発行する。なお、ユーザの氏名210はS201で申請情報120として入力されたテキスト情報である。
その後、発行装置2は、S201で入力された申請情報120、S203でユーザを撮影して得た顔画像130を証明装置3に送信する(S208)。証明装置3は、これらのデータを受信する(S209)と、S105で作成した発行データ100に記録する(S210)。
(3.受験票200によるユーザの確認)
本実施形態では、以上のようにしてユーザに受験票200を発行する。この受験票200は、試験会場等の受付におけるユーザ(受験者)の確認に用いられる。
例えば受付では、担当者が受験票200を見てその顔画像130とユーザの顔が一致するか確認するとともに、受験票200の二次元コード220を読取装置(不図示)で読み取って真贋判定結果150を取得する。担当者は、真贋判定結果150を見て、これが偽である場合は本人確認証の提示を追加で求めるなどユーザの確認を注意して行う。
あるいは、受験票200の二次元コード220を読み取って得たユニークID110(真贋判定結果150に対応する情報)を受付のコンピュータ(不図示)から証明装置3に送信してもよい。証明装置3はユニークID110に対応する発行データ100の真贋判定結果150をコンピュータに送信し、担当者はコンピュータで受信した真贋判定結果150を確認する。
その他、受付に設けた撮影装置(不図示)でユーザの顔画像を撮影し、当該顔画像を、二次元コード220を読み取って得たユニークID110とともに証明装置3に送信して、当該顔画像を用いた生体認証を行うことも可能である。
例えば、証明装置3は当該顔画像の特徴量を算出してユニークID110に対応する発行データ100の特徴量140と一致するか否か判定することで生体認証を行う。証明装置3は生体認証の結果を受付のコンピュータに送信し、受付の担当者は上記の真贋判定結果150と併せて生体認証の結果を確認する。この場合、例えば本人確認証10が偽と判定されていても生体認証の結果がOKならばユーザの確認ができたとすることも可能であり、本人確認証10が偽と判定されていることが即否定的な結果につながるわけではない。
以上説明したように、本実施形態では、受験票200の発行に係る一連の処理の中で証明装置3がユーザの本人確認証10の真贋判定を行うが、ユーザは真贋判定結果150に関わらず(本人確認証10が偽と判定された場合であっても)受験票200の発行を受けることができる。ただし、受験票200には真贋判定結果150またはユニークID110を含めておくことで、受験票200を読取ることにより本人確認証10の真贋判定結果150を得ることができる。真贋判定結果150の利用法は任意であり、これにより、本人確認証10の真贋判定によって信頼性を確保しつつ、柔軟性に優れた発行システム1を提供できる。
また、本人確認証10の真贋判定では、本人確認証画像50の撮影状況等により本人確認証10が誤って偽と判定されることもある。ユーザにとっては、そのような本人確認証10の真贋判定結果150を意識することなく受験票200の発行を行うことができ、煩わしさが無くスムーズな利用が可能になる。
また真贋判定結果150は発行データ100として記録し、ホワイトリストやブラックリストなどとして利用することができる。この場合、真贋判定結果150と対応する情報として、真贋判定結果150の呼出しのためのユニークID110を受験票200に含んでおくと良い。
また本実施形態では、本人確認証10の真贋判定を、本人確認証10の券面の文字情報を用いて行うことができる。本人確認証画像50が高い解像度でなくとも文字情報は取得できるので、本人確認証10の撮影のため特段に高い解像度のカメラは不要であり、普及性に優れる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、本実施形態ではユニークID110や真贋判定結果150を受験票200の二次元コード220に含めたが、顔画像130などに電子透かしとして埋め込むことも可能である。
また本実施形態では、真贋判定結果150として、本人確認証10の文字情報に矛盾が有る場合に本人確認証10を偽とし、矛盾の無い場合に本人確認証10を真とするが、どのような矛盾が有るかに応じて、本人確認証10の確からしさを示すスコアを真贋判定結果150として記録することも可能である。例えば前記の生年月日13と有効期限17のように法律上の関係から見て矛盾するケースは、通常の本人確認証10では有り得ないケースであるため確からしさのスコアは低くなる。このように、真贋判定結果150は二値的な真贋の情報であってもよいし、スコア等の多値的な情報であってもよい。真贋判定結果150をどのようなものとするかはその利用法に応じて定めることができる。
さらに、受験票200の発行時に、S203(図13参照)で撮影した顔画像が本人確認証10の顔画像18と一致するか否かによるユーザの生体認証を行ってもよい。例えば前記のコード300に発行データ100の特徴量140を含めておき、S203で撮影して得た顔画像の特徴量とコード300を復号して得た特徴量140が一致するかどうかを判定して特徴量が一致する場合には受験票200を発行する。
特徴量が一致しない場合については、受験票200の発行を不可としてもよいし、本人確認証10の真贋判定の場合と同様、受験票200を発行するようにしてもよい。後者の場合、受験票200の二次元コード220には、生体認証の結果についての情報も含めておくと良い。生体認証の結果は、OKかNGかについての二値的な情報でもよいし、顔画像が同じであることについての確からしさを示す多値的なスコアでもよい。このスコアは、顔画像の一致度などとして従来知られているものを採用できる。
また、本実施形態では受験票200の発行を行っているが、発行する媒体はこれに限らない。例えば各種の受付票や社員証、学生証、運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者カードなどの本人確認証であってもよいし、通行証やイベントチケットなどであってもよい。本実施形態ではユーザを撮影して得た顔画像を証明装置3に記録するので、これらの媒体の再発行時や別の媒体の発行時にも当該顔画像を利用できる。
また、媒体は紙にプリントして発行するものに限らず、例えばプリント内容と同じ内容のデータをユーザ端末5にデータ出力することにより電子媒体として発行し、ユーザ端末5で表示されるようにしてもよい。
また、本実施形態では発行装置2として証明写真機を用いたが、これに限らず、コード300の読取と媒体の発行が可能であればよい。また証明装置3も本人確認証10の真贋判定とコード300の生成が可能であれば良く、発行装置2や証明装置3として例えばスマートフォンなどの携帯端末を用いることも可能である。
また、本実施形態では媒体発行時のトリガーとなるコード300として二値画像による二次元コードを生成しているが、これに限ることはなく、例えば色の組合せによる二次元コードを用いてもよく、バーコードを用いてもよい。あるいはトリガーとしてその他の情報、例えば画像や音声、動画などに前記のユニークID110等を電子透かしとして埋め込んで用いてもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:発行システム
2:発行装置
3:証明装置
5:ユーザ端末
10:本人確認証
18:顔画像
50:本人確認証画像
101:真贋判定部
102:記録部
103:生成部
104:読取部
105:発行部
200:受験票
300:コード

Claims (9)

  1. ユーザに媒体を発行する発行装置と証明装置を有する発行システムであって、
    前記証明装置は、
    ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、
    前記真贋判定部での判定結果に関わらず、ユーザに媒体を発行するために前記発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、
    を有し、
    前記発行装置は、
    前記トリガー情報を読取る読取部と、
    ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行する発行部と、
    を有することを特徴とする発行システム。
  2. 前記判定結果は、前記本人確認証が真であるか偽であるかを示すものであることを特徴とする請求項1記載の発行システム。
  3. 前記判定結果は、前記本人確認証の確からしさを示すスコアであることを特徴とする請求項1記載の発行システム。
  4. 前記証明装置は、前記判定結果をユニークIDと紐づけて記録する記録部を有し、
    前記発行部は、前記判定結果に対応する情報として、前記ユニークIDを含む媒体を発行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の発行システム。
  5. 前記真贋判定部は、前記本人確認証の画像から得た文字情報を用いて前記本人確認証の真贋判定を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の発行システム。
  6. ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、
    前記真贋判定部での判定結果に関わらず、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体をユーザに発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、
    を有することを特徴とする証明装置。
  7. ユーザの本人確認証の真贋判定を行う証明装置が判定結果に関わらず生成するトリガー情報を読取る読取部と、
    ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行する発行部と、
    を有することを特徴とする発行装置。
  8. 証明装置が、
    ユーザの本人確認証の真贋を判定するステップと、
    前記本人確認証の真贋の判定結果に関わらず、ユーザに媒体を発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成するステップと、
    を実行し、
    発行装置が、
    前記トリガー情報を読取るステップと、
    ユーザに対し、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体を発行するステップと、
    を実行することを特徴とする発行方法。
  9. コンピュータを、
    ユーザの本人確認証の真贋を判定する真贋判定部と、
    前記真贋判定部での判定結果に関わらず、前記判定結果または前記判定結果に対応する情報を含む媒体をユーザに発行するために発行装置で読取られるトリガー情報を生成する生成部と、
    を有する証明装置として機能させるためのプログラム。
JP2018164564A 2018-09-03 2018-09-03 発行システム、証明装置、発行方法、プログラム Active JP7305937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018164564A JP7305937B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 発行システム、証明装置、発行方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018164564A JP7305937B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 発行システム、証明装置、発行方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020038443A true JP2020038443A (ja) 2020-03-12
JP7305937B2 JP7305937B2 (ja) 2023-07-11

Family

ID=69737962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018164564A Active JP7305937B2 (ja) 2018-09-03 2018-09-03 発行システム、証明装置、発行方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7305937B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023170899A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 日本電気株式会社 端末、システム、端末の制御方法及び記憶媒体

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236802A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Hitachi Ltd 自動契約システム
JP2005242787A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動契約システムにおける証明書真偽判別方法
JP2014032441A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Lty:Kk 輸出免税物品購入記録票作成システム
JP2015170020A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム
JP2017215815A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 大日本印刷株式会社 不正申込防止システム、申込登録サーバー、不正申込防止方法及びプログラム
WO2018071768A1 (en) * 2016-10-14 2018-04-19 ID Metrics Group Incorporated Tamper detection for identification documents

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236802A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Hitachi Ltd 自動契約システム
JP2005242787A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動契約システムにおける証明書真偽判別方法
JP2014032441A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Lty:Kk 輸出免税物品購入記録票作成システム
JP2015170020A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム
JP2017215815A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 大日本印刷株式会社 不正申込防止システム、申込登録サーバー、不正申込防止方法及びプログラム
WO2018071768A1 (en) * 2016-10-14 2018-04-19 ID Metrics Group Incorporated Tamper detection for identification documents
JP2019534526A (ja) * 2016-10-14 2019-11-28 アイディー メトリクス グループ インコーポレイテッド 身分証明書の改ざん検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023170899A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 日本電気株式会社 端末、システム、端末の制御方法及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP7305937B2 (ja) 2023-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3983993B2 (ja) 顔写真付き申請書データ作成方法及びその実施装置並びにその処理プログラム
US20130262333A1 (en) Systems and Methods for Identity Authentication Via Secured Chain of Custody of Verified Identity
JP6513866B1 (ja) 本人認証装置およびプログラム
JP6886090B2 (ja) 画像形成装置
JP7192293B2 (ja) 発行装置、発行方法
JP2005329647A (ja) 個人認証用通帳類発行装置
JP7305937B2 (ja) 発行システム、証明装置、発行方法、プログラム
JP7159681B2 (ja) 発行システム、サーバ、発行装置、発行方法、プログラム
JP2004013287A (ja) 文書交付システム
JP2007199860A (ja) 個人認証システム
JP2020003927A (ja) チケット発行装置、サーバ、チケット管理システム、チケット発行方法、プログラム
JP7073967B2 (ja) 証明装置、発行装置、発行システム、発行方法、プログラム
JP7275503B2 (ja) 発行装置、発行システム、発行方法
JP7310124B2 (ja) 管理装置、発行システム、発行方法、およびプログラム
JP7206709B2 (ja) 発行装置、サーバ、発行システム、発行方法、プログラム
JP2020009067A (ja) 発行装置、サーバ、発行システム、発行方法、プログラム
JP6774684B2 (ja) 情報処理装置、在留カード確認方法、および在留カード確認プログラム
JP2005309888A (ja) 公文書交付システム
JP2021131792A (ja) 真贋判定用端末およびプログラム
JP7163573B2 (ja) 登録システム
JP4764071B2 (ja) 個人認証用媒体発行装置
JP2005309668A (ja) 生体認証データ取得装置
JP2003244347A (ja) 証明写真改竄防止方法及びシステム
JP7439548B2 (ja) 顔画像利用システム、ユーザ端末、管理装置、顔画像利用方法、プログラム
JP2022108339A (ja) オンライン手続システム、ユーザ端末、受付装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7305937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150