JP2014032441A - 輸出免税物品購入記録票作成システム - Google Patents

輸出免税物品購入記録票作成システム Download PDF

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Abstract

【課題】輸出免税物品購入記録票作成作業を簡便化することができ、記載ミスを解消することができるとともに、特定の専用カウンターのみではなく複数個所において輸出免税物品購入記録票作成作業が可能な輸出免税物品購入記録票作成システムを提供する。
【解決手段】輸出免税物品購入記録票作成装置に非居住者が所持する旅券に貼付され日本国への入国の際に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを読み取る2次元コードリーダーを接続し、該2次元コードリーダーにより読み取った情報の中から輸出免税物品購入記録票の作成に必要な旅券番号や上陸年月日等の上記非居住者固有の情報を取り出して上記記憶領域に記憶し、輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として入力した後に、上記記憶領域に記憶された情報を上記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、海外から日本国に来ている外国人旅行者等の非居住者が、日本国内で物品を購入した際に課税される消費税の免除を受けるために記載しなければならない輸出免税物品購入記録票を簡易に作成することができる輸出免税物品購入記録票作成システムに関するものである。
周知の通り、事業者が日本国内で商品等を販売する場合には、原則として消費税が課税される。しかしながら、販売が輸出取引に当たる場合には消費税が免除される(消費税法7条,30条)。
輸出に該当する場合には消費税は免税となるが、外国人旅行者等の非居住者が輸出物品販売場(いわゆる免税店)で物品を購入した場合においても、一定の要件の下で消費税が課されない。すなわち、海外から日本国に来ている外国人旅行者等の非居住者が、みやげ品等として国外へ持ち帰る目的で、上記輸出物品販売場で購入する一定の物品については、一定の要件の下に消費税が免除される。また、この他に、海外旅行等で日本国を出国する居住者(海外旅行者)が出国の際に携帯する物品について所定の要件を満たす場合には、免税(輸出免税)となる。
そして、上記免税で販売する輸出物品販売場の事業者は、上記非居住者から旅券等の提示を受け、この事業者自身の情報(所轄税務署,納税地,販売場所在地及び販売者氏名)と、この旅券に購入した非居住者の自身の情報(上陸地,上陸年月日,旅券の種類・番号,国籍,購入年月日,購入者氏名及び生年月日)と、購入の事実と購入した物品の品名,数量及び単価等を記載した輸出免税物品購入記録票を該旅券に貼り付けて割り印を押さなければならない。更に、輸出物品販売場の事業者は、非居住者が購入した物品を後で国外に持ち帰る事を記載した購入者誓約書を受け取り、この受け取った購入者誓約書を、販売した日の属する課税期間の末日の翌日から2か月を経過した日から7年間保存する必要がある。そして、これら上記の輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書はともに記入する内容(上記の事業者,非居住者の情報と購入した物品の品名,数量及び単価等)が重複する箇所が多くほぼ同じである事から、図4に示すように、これら購入者誓約書(図4中のA)と輸出免税物品購入記録票(図4中のB)は互いに同じ大きさの用紙とされ、かつ、上端(図4中のC)で容易に切り離しが可能に繋がっている(2枚1組として扱われている)。なお、上記の通り輸出免税物品購入記録票への記載事項と購入者誓約書への記載の内容が重複している事項が多いことから、記載の手間を少しでも省くために感圧紙とされており、該輸出免税物品購入記録票に記載することによって該購入者誓約書にも同時に記載(複写)される構成となっている。そして、上記輸出免税物品購入記録票は、図5に示すような印刷が予めされて複数の記載の欄が形成されており、上記事業者はこれらの欄に必要な情報をそれぞれ記入しなければならない。なお、輸出物品販売場の事業者の中には、非居住者の便宜を図るために、「所轄税務署」、「納税地」、「販売場所在地」、「販売者氏名」に関する事項(すなわち、輸出物品販売場の事業者の情報)を予め印刷している場合もある。そして、上記事業者が輸出物品販売場にて、上記の通り感圧紙の作用により購入者誓約書の記載の欄に記入がされると、この輸出免税物品購入記録票の記載の欄にも記入され、上述の通り、該購入者誓約書については輸出物品販売場の事業者が保存し、該輸出免税物品購入記録票は該事業者により旅券に貼り付けられて所定の大きさからなる「輸免」の文字の印鑑により旅券と該輸出免税物品購入記録票との間で割印を押印する。そして、図6に示すように、上記非居住者は出国の際に、消費税が免税された物品と、上記輸出免税物品購入記録票が貼り付けられた旅券とを、空港又は港湾の税関に提示する。税関は、上記非居住者が所持する免税された物品の現物を、輸出免税物品購入記録票に記載された商品名及び数量とを照合し、この照合の結果一致する場合には、旅券から輸出免税物品購入記録票を剥がして保管し、非居住者は物品を外国に持って出国する。なお、こうした輸出免税物品を販売する輸出物品販売場では、上記輸出免税物品購入記録票を作成するための特別な場所(専用カウンター)を設けている場合が多い。
しかしながら、上述した輸出免税物品購入記録票の作成作業は、以下の通り、様々な課題を有している。先ず、輸出免税物品購入記録票の作成作業では、それぞれの欄に情報の殆どを上記事業者が手書きで記載する(記入する)ものである事から、非常に時間を要し、面倒であるばかりか、記載ミスがあれば免税されない事もある。また、上述した通り、輸出物品販売場では、上記輸出免税物品購入記録票を作成するための特別な場所(専用カウンター)を設けている場合が多いことから、消費税の免税を受けようとする上記非居住者は、上記専用カウンターまで移動しなければならない。例えば、あるデパートでは、各階の店舗毎の売り場にそれぞれレジがあるにもかかわらず、それぞれ個別のレジではこのような輸出免税物品購入記録票の作成作業は行っておらず、消費税の免税を受けようとする上記非居住者はデパート全体の中で一箇所のみ設けられている専用カウンターにいちいち移動し、手続をしなければならない。したがって、上記非居住者が団体で上記輸出物品販売場に訪れ、多数の輸出免税物品購入記録票を作成する必要性が生じた場合には、非居住者により長蛇の列が形成され、免税の適用を受けようとする上記非居住者は極めて長時間に亘って待たされることとなり、輸出物品販売場の事業者にとっても売上向上のための機会損失となる。
そこで、本発明は、上述した従来の輸出免税物品購入記録票作成作業が有する課題を解決するために提案されたものであって、輸出免税物品購入記録票作成作業を簡便化することができ、記載ミスを解消することができるとともに、特定の専用カウンターのみではなく複数個所において輸出免税物品購入記録票作成作業が可能な輸出免税物品購入記録票作成システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、中央演算処理装置及び記憶部を備えた輸出免税物品購入記録票作成装置と、この輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、消費税の免税の適用を受けたい外国人旅行者等の非居住者が購入した免税となる物品に関する情報を入力するための情報入力装置と、上記輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、所定の輸出免税物品購入記録票を印刷する印刷装置と、上記輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、上記非居住者が所持する旅券に貼付され日本国への入国の際に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを読み取る2次元コードリーダーと、を備え、上記輸出免税物品購入記録票作成装置には、所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報と、上記2次元コードリーダーにより読み取られた2次元コードを復号化する復号化プログラムとがそれぞれ上記記憶部における所定の記憶領域に記憶されてなり、上記2次元コードリーダーにより上記2次元コードが読み取られるとともに、上記復号化プログラムにより、2次元コードとして暗号化された情報を復号化するステップと、上記復号化された情報の中から輸出免税物品購入記録票の作成に必要な旅券番号や上陸年月日等の上記非居住者固有の情報を取り出して上記記憶領域に記憶させるステップと、上記情報入力装置により、消費税の免税を受ける物品名やその数量及び単価を、輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として入力された情報を上記記憶領域に記憶させるステップと、上記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を上記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、を備えてなることを特徴とするものである。
上記第1の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、上陸地,上陸年月日,旅券の種類及び番号,在留資格,国籍,購入年月日,氏名等、輸出免税物品購入記録票の作成に必要な非居住者固有の情報は、上記2次元コードリーダーにより、免税の適用を受けようとする非居住者の旅券にシール状とされて貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを介して、上記記憶領域に記憶され、他の情報とともに上記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書として印刷される。
したがって、この第1の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムよれば、従来行われてきた輸出免税物品購入記録票の作成方法に比べて格段に早く該輸出免税物品購入記録票を作成することができるとともに、記載ミスを防止することができる。
また、この第1の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、上記輸出免税物品購入記録票作成装置と、上記情報入力装置と、上記印刷装置と、上記2次元コードリーダー並びに上記各ステップを実行するためのプログラムを用意すればよいことから、輸出免税物品購入記録票を作成するためだけの特定の専用カウンターを特別に設置することなく、例えば会計処理を行う複数個所(それぞれの会計カウンター)においても行うことが可能となる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、前記情報入力装置は、前記非居住者が購入した商品に表示された商品コードを読み取る商品用コードリーダーであり、前記記憶部には、上記商品コードに対応した商品名,単価等の商品情報が記憶されてなり、上記商品用コードリーダーにより上記非居住者が購入した商品に表示された商品コードを読み取るステップと、上記商品用コードリーダーにより読み取られた商品コードに対応する商品名,単価等の商品情報を上記記憶部から読出し、前記所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として、所定の記憶領域に記憶するステップと、前記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を前記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、を備えてなることを特徴とするものである。
この第2の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、上記商品用コードリーダーにより読み取られた商品コードに対応する商品名,単価等の商品情報を上記記憶部から読出し、前記所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として、所定の記憶領域に記憶し、次いで、前記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を前記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷することから、輸出免税物品購入記録票に記入すべき商品名や数量等を手書きで記入する手間は元より、上記発明を構成する情報入力装置(例えばキーボード)により入力する手間を省略することができ、より一層簡便に輸出免税物品購入記録票を作成することができる。
なお、この第2の発明を構成する記憶部は、前記輸出免税物品購入記録票作成装置をインターネット又はイントラネット等のネットワークを介してサーバー・コンピュータに接続させるとともに、該サーバー・コンピュータの記憶部に商品に関するデータベースを記憶させ、このデータサーバーから上記商品コードに対応した特定の商品に関する(商品名や単価等の)商品情報を読出し、前記所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として、所定の記憶領域に記憶させてもよい。また、前記上陸許可証に表示された2次元コードを読み取る2次元コードリーダーと、この商品用コードリーダーとは、同一のコードリーダーを使用してもよい。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第1又は第2の発明の何れかにおいて、前記輸出免税物品購入記録票作成装置には、前記非居住者が所有するクレジットカードに形成された磁気記憶領域に磁気記録され、又は、該クレジットカードに固定又は埋設されたICチップ又はICタグに記憶されたクレジットカード番号、有効期限、所有者の名前等のカード情報を読み取るカードリーダーが接続されてなり、このカードリーダーにより読み取られたカード情報のうちの該クレジットカードの所有者の名前を含む一部の情報と前記2次元コードリーダーを介して読み取られた情報のうち消費税の免税を受けたい非居住者の氏名とを照合するステップと、上記ステップによりクレジットカードの所有者と上記非居住者の氏名とが同一である場合にのみ、前記輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、を備えてなることを特徴とするものである。
この第3の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、カードリーダーにより読み取られたカード情報のうちの該クレジットカードの所有者の名前を含む一部の情報と前記2次元コードリーダーを介して読み取られた情報のうち消費税の免税を受けたい非居住者の氏名とを照合し、その結果、クレジットカードの所有者と上記非居住者の氏名とが同一である場合にのみ、前記輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷することから、クレジットカードによる代金の支払い決済を行うのと同時に、盗難されたクレジットカードが不正に使用された場合のような不正処理も防止することができる。なお、上記カードリーダーは、クレジットカードに形成された磁気記憶領域に磁気記録された上記カード情報を読み取るもの以外に、該クレジットカードにICチップ又はICタグが固定され又は埋設されている場合には、これらICチップ又はICタグに記憶された情報を読み取る機能を備えたものであってもよい。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)に係る第1の発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、旅券番号や在留資格等、輸出免税物品購入記録票の作成に必要な非居住者固有の情報は、上記2次元コードリーダーにより、免税の適用を受けようとする非居住者の旅券に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを介して、上記記憶領域に記憶され、他の情報とともに上記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書として印刷されることから、この発明によれば、従来行われてきた輸出免税物品購入記録票の作成方法に比べて格段に早く該輸出免税物品購入記録票を作成することができるとともに、記載ミスを防止することができる。
上記第2の発明(請求項2記載の発明)に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、上記商品用コードリーダーにより読み取られた商品コードに対応する商品名,単価等の商品情報を上記記憶部から読出し、前記所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として、所定の記憶領域に記憶し、次いで、前記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を前記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷することから、輸出免税物品購入記録票に記入すべき商品名や数量等を手書きで記入する手間は元より、上記発明を構成する情報入力装置(例えばキーボード)により入力する手間を省略することができ、より一層簡便に輸出免税物品購入記録票を作成することができる。
上記第3の発明(請求項3記載の発明)に係る輸出免税物品購入記録票作成システムでは、カードリーダーにより読み取られたカード情報のうちの該クレジットカードの所有者の名前を含む一部の情報と前記2次元コードリーダーを介して読み取られた情報のうち消費税の免税を受けたい非居住者の氏名とを照合し、その結果、クレジットカードの所有者と上記非居住者の氏名とが同一である場合にのみ、前記輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷することから、クレジットカードによる代金の支払い決済を行うのと同時に、盗難されたクレジットカードが不正に使用された場合のような不正処理も防止することができる。
本発明の実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書の構成の一例を示す図である。 輸出免税物品購入記録票の構成を示す図である。 非居住者が免税で物品を購入した際の購入した物品と購入者誓約書と輸出免税物品購入記録票との処理を示す模式図である。
以下、本発明に係る輸出免税物品購入記録票作成システム1の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態では、会計する場所が複数あるデパートにこの発明に係るシステムを適用したものである。
この実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システム1は図1に示す構成とされ、コンピュータ2と、このコンピュータ2に接続されたキーボード3と、上記コンピュータ1に接続された2次元コードリーダー4と、上記コンピュータ1に接続された商品用コードリーダー5と、上記コンピュータ1に接続されたカードリーダー6と、上記コンピュータ1に接続されたプリンター7と、を備えており、図示しない輸出物品販売場の事業者の販売員(以下、販売員という。)により操作がされる。なお、このコンピュータ2は、この発明を構成する輸出免税物品購入記録票作成装置であり、一般に用いられているコンピュータと同様の構成からなるものであって、このコンピュータ2には、図示しないこの発明を構成する中央演算処理装置及び記憶部とを備えている。また、このコンピュータ2には、該コンピュータ2から販売員が情報を得るための図示しないディスプレイ等の表示手段が接続されており、また、他のコンピュータとネットワーク9を介して接続するための図示しないネットワーク通信手段や、以下に述べる各装置が接続されている。また、このキーボード3は、この発明を構成する情報入力装置であり、販売員が上記コンピュータ2に文字情報を入力する為に使われ、図示しないマウス等のポインティングデバイスとからなる。また、上記2次元コードリーダー4は、一般に用いられている2次元コードを読み取る装置であり、本実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システム1では、後述するように、非居住者が所持する旅券に貼付され日本国への入国の際に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを読み取るものである。そして、この2次元コードリーダー4は、販売員が該2次元コードリーダー4を構成するスイッチを操作する事により光学的装置等が作動し、接続された上記コンピュータ2は2次元コードの情報を読み込むとともに、該2次元コードの情報は、上記記憶部に記憶される。また、上記商品用コードリーダー5は、一般に用いられているバーコード等のコードを読み取る装置であり、販売員が該商品用コードリーダー5を構成するスイッチを操作することにより光学的装置等が作動し、接続された上記コンピュータ2は上記コードの情報を読み込むとともに、該コードの情報は、上記記憶部に記憶される。特に、本実施の形態に係る輸出免税物品購入記録票作成システム1において、このコードの情報は、後述するように、非居住者が購入する商品(免税品)に関する商品コードが表示されたものである。また、上記カードリーダー6は、クレジットカードに形成された磁気記憶領域に磁気的に記憶され、又は、該クレジットカードに固定又は埋設されたICチップ又はICタグに電磁的に記憶されたクレジットカード番号、有効期限、所有者の名前等のカード情報を読み取る装置であり、販売員が該カードリーダー6を構成するスイッチを操作することにより磁気的又は電磁的読取装置が作動し、接続された上記コンピュータ2は、上記磁気記憶領域に磁気記録され、又は、該クレジットカードに固定又は埋設されたICチップ又はICタグ記憶されカード情報を読み込むものである。また、上記プリンター7は、この発明を構成する印刷装置であって、印刷すべき所定の書式に従って予め印刷された(後述する旅券番号や商品名等が記載印刷されていない)購入者誓約書や輸出免税物品購入記録票が収納される図示しないトレーを備えている。したがって、後述するように、販売員が上記キーボード3を操作する等により、このプリンター7に接続された上記コンピュータ2は、上記トレーにセットしておいた(後述する旅券番号や商品名等が記載印刷されていない)購入者誓約書や輸出免税物品購入記録票に後述する各種の情報を印字する。
なお、詳細な説明は省略するが、ここにいうコンピュータ2はあくまで広い意味での情報処理装置の一つであり、上記キーボード3,2次元コードリーダー4,商品用コードリーダー5,カードリーダー6及びプリンター7が別々にいわゆるデスクトップ型コンピュータに接続された構造であっても良く、或いは、これらの機能を果たす為の構成の全部又は一部が一つのノートブック型コンピュータやハンドヘルド情報端末機器(例えばスマートフォン)に内蔵されているものであってもよい。また、上記2次元コードリーダー4及び商品用コードリーダー5は、上記の通り別々の機器を用いるものであってもよいが、2次元コード及び商品コードのいずれもを読み取ることができる一つの装置でもよい。更に、上記2次元コードリーダー4及び商品用コードリーダー5は、ハンドヘルド情報端末機器に内蔵のカメラと、該カメラの撮影データを処理して該撮影データ内の2次元コード又は商品用コードを適宜処理して必要な情報を読み出すためのハンドヘルド情報端末機器で動作するアプリケーションで代用してもよい。また、上記コンピュータ2が上記ネットワーク9に接続するための手段はイーサネット(富士ゼロックス株式会社の登録商標)等の有線によるものであっても良く、Wi−Fi等の無線によるものであっても良く、或いは、携帯電話回線を介するものであってもよい。
また、上記コンピュータ2の記憶部には、このコンピュータ2が輸出免税物品購入記録票作成システム1において動作する為に必要なプログラムや、必要なデータが入ったデータベースが予め記憶されており、かつ、該コンピュータ2が輸出免税物品購入記録票作成システム1において動作したことにより生じるデータもデータベースに記憶される。すなわち、この格納されているプログラムとしては、一般にコンピュータの動作に欠かせないオペレーションシステム(OS)と、このコンピュータ2が輸出免税物品購入記録票作成システム1として動作する為に必要なプログラムと、上記2次元コードリーダー4及び商品用コードリーダー5で読みとったコードの画像を数字データや文字データに復号化する復号化プログラムがある。また、上記コンピュータ2の記憶部に格納されるデータベースには、特に上記2次元コードリーダー4及び商品用コードリーダー5により読み取られたデータや、該データが上記復号化プログラムにより復号化された数字データや文字データや、非居住者固有の情報(例えば、その非居住者の上陸地,上陸年月日,国籍,旅券番号,旅券の種類,在留資格,非居住者の氏名及び生年月日)や、商品情報(例えば、商品名及び単価)等のデータが記憶される。
そして、図1に示すように、この輸出免税物品購入記録票作成システム1では、コンピュータ2,キーボード3,2次元コードリーダー4,商品用コードリーダー5,カードリーダー6及びプリンター7が、1つのハード群8とされ、この実施の形態では、こうしたハード群8を3つ備えてなり、これらの各ハード群8は、デパート内の複数の会計カウンターにそれぞれ設置されており、また、これら複数のハード群8の全ては、互いにネットワーク9で接続され、かつ、このネットワーク9を介して該デパートの外部とインターネットでの通信が可能とされている。また、このネットワーク9には、店舗サーバー11とクレジットカード会社サーバー12とが接続されている。これら店舗サーバー11とクレジットカード会社サーバー12は一般に用いられているサーバーと同様なものであり、詳細は省略するが、それぞれ情報入力装置,表示手段及び通信手段を有しており、各コンピュータ2等の外部からのネットワーク9を介して、それぞれからのデータの請求に応答してデータを送受信可能とされている。この店舗サーバー11は、上記各コンピュータ2が置かれたデパートにより管理されるものであり、後述する通り、特に商品情報についてのデータが蓄積・記憶され、該商品情報の問い合わせに対して適切な情報を応答する。また、クレジットカード会社サーバー12は、クレジットカード会社により管理されるものであり、後述する通り、外部からのクレジットカードによる決済の依頼に対して適切に決済の可否を応答する。
次に、この輸出免税物品購入記録票作成システム1により販売員が免税で非居住者に商品を販売する際の輸出免税物品購入記録票作成システム1の動作について、図2に示すフローチャートにより説明する。予め販売員は、上記コンピュータ2を起動し、また、輸出免税物品購入記録票作成システム1として該コンピュータ2が動作するためのプログラムを起動させる。この輸出免税物品購入記録票作成システム1を実行するために、該コンピュータ2が動作するためのプログラムを起動することにより、あわせて上記2次元コードリーダー4,商品用コードリーダー5,カードリーダー6及びプリンター7も起動し(ステップSt1)、販売員による操作を受け付ける状態となる。なお、上記ハード群8を用いた作業は、以下のA)からD)に記載する通りである。
A)2次元コードリーダー4で非居住者の旅券に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを読み取る。
B)商品用コードリーダー5で非居住者が購入する商品に付されている商品コードを読み取る。
C)カードリーダー6で非居住者のクレジットカードから磁気記憶領域等のカード情報を読み取る。
D)プリンター7で購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票を印刷する。
この為、輸出免税物品購入記録票作成システム1としては、上述した通り、コンピュータ2が動作するためのプログラムが起動されることにより、上記2次元コードリーダー4は、販売員により以下の操作がされることを待機した状態となっている。
先ず販売員は、上記A)の操作手続を行う。すなわち、非居住者が免税で購入する商品を上記輸出免税物品購入記録票作成システム1を構成するコンピュータ2が置かれた会計カウンターに運んで会計の意思表示をすると、販売員は非居住者に旅券を手渡すように要求し、これを受け取った販売員は該旅券に貼付された非居住者固有情報を表示する2次元コードに上記2次元コードリーダー4の光学的装置を当てて該2次元コードリーダー4を構成するスイッチを操作して2次元コードを読み取る。上記コンピュータ2は、この販売員によるスイッチの操作により、上記2次元コードが読み取ったと判断した場合(ステップSt2)には、コンピュータ2は、この読み取った2次元コードの情報を、上記記憶部の記憶領域に記憶された復号化プログラムにより復号化して復号化情報とし(ステップSt3)、続いて、上記非居住者についての復号化情報の中から上記輸出免税物品購入記録票に記入が必要な情報、すなわち非居住者固有の情報を取り出し、これを該コンピュータ2の記憶部内の所定の記憶領域に記憶する(ステップSt4)。この非居住者固有の情報は、少なくとも、非居住者の上陸地,上陸年月日,国籍,旅券番号,旅券の種類,在留資格,非居住者の氏名及び生年月日を含む情報であり、これらの情報は、上述の通り、輸出免税物品購入記録票に対応するフォーマットに従って分類され、且つ、上記記憶領域にそれぞれ記憶される。なお、このステップSt4で非居住者固有の情報を記憶部内の所定の記憶領域に記憶する際に、コンピュータ2は同時に該非居住者固有の情報を上記の図示しないディスプレイ等の表示手段に表示させ、これを販売員及び/又は非居住者が目視で確認し、この非居住者固有の情報に誤りがあれば(或いは、上記2次元コードリーダー4での読み取りにミスがあれば)、販売者がその誤りを上記キーボード3の操作により修正でき、(或いは、再度上記2次元コードの読み取り操作をし)この修正が反映された(正しく読み取られた)上記非居住者固有の情報が記憶されるものとしても良い。
次いで、販売員は、上記B)の操作手続を行う。すなわち、販売者は非居住者が購入のために持ってきた商品を確認し、販売員はその商品に付された商品コードに上記商品用コードリーダー5の光学的装置を当てて該商品用コードリーダー5を構成するスイッチを操作して商品コードを読み取る。上記コンピュータ2がこの販売者によるスイッチの操作で商品コードを読み取ったと判断した場合(ステップSt5)には、該コンピュータ2は、この読み取った商品コードの情報に対応する商品名,単価等の商品情報を記憶部から取り出し、これを該コンピュータ2の記憶部内の所定の記憶領域に記憶する(ステップSt6)。この際、販売員は非居住者が購入する商品に同じものが複数個ある場合には、上記商品用コードリーダー5での商品コードの読み取りを一回だけ行い、その商品の数量を上記キーボード3で入力してもよい。なお詳細は省略するが、上記コンピュータ2が、該コンピュータ2の記憶部の中にステップSt5で読み取った商品コードに対応する商品情報が無いと判断した場合には、ネットワーク9を介して店舗サーバー11の記憶部の中の商品コードに対応する商品情報を取り出し、これを該コンピュータ2の記憶部内の所定の上記記憶領域に記憶する。なお、このステップSt6で商品情報を記憶部内の所定の記憶領域に記憶する際に、コンピュータ2は同時に該商品情報を上記の図示しないディスプレイ等の表示手段に表示させ、これを販売員及び/又は非居住者が目視で確認し、この非居住者固有の情報に誤りがあれば(或いは、上記商品用コードリーダー5での読み取りにミスがあれば)、販売者がその誤りを上記キーボード3の操作により修正でき、この修正が反映された上記商品情報が該記憶領域に記憶されるものとしても良い。更に、上記コンピュータ2及び店舗サーバー11のいずれの記憶部の中にも上記商品コードに対応する商品情報が無い場合、或いは、非居住者が購入する商品に商品コードが付されていない場合や表示が無い場合には、販売員は上記キーボード3でその商品についての商品名,単価及び購入の数量を入力してもよい。そしてコンピュータ2は、このように販売員が上記キーボード3で入力した商品情報も、上記ステップSt6と同様に該コンピュータ2の記憶部内の所定の記憶領域に記憶する。
次いで、販売員は、上記C)の操作手続を行う。すなわち、販売員は非居住者にクレジットカードを手渡すように要求し、これを受け取った販売員は該クレジットカードに形成された磁気記憶領域や、クレジットカードに埋設されたICチップ又はICタグに上記カードリーダー6の読み取り部位を適宜当てて該カードリーダー6を構成するスイッチを操作してクレジットカード番号,有効期限及び該クレジットカードの所有者の名前等のカード情報を読み取る。すなわち、上記コンピュータ2がこの販売者によるスイッチの操作でカード情報を読み取ったと判断した場合(図3に示すステップSt7)には、該コンピュータ2は、上記ステップSt4で記憶部内の所定の記憶領域に記憶した非居住者固有の情報の中から該非居住者の氏名のデータを読み出し(ステップSt8)、この非居住者固有の情報の内の非居住者の氏名のデータと上記クレジットカードから読み取ったカード情報の内の該クレジットカードの所有者の名前とを比較し、一致するかを判断する(ステップSt9)。このステップSt9の判断の結果、一致しない場合には、この旅券を所持する非居住者がクレジットカードの所有者とは別人であると判断され、なんらかの不正がある可能性が非常に大きいことから、この商品の購入の処理は中断して終了する。すなわち、クレジットカードの所有者と上記非居住者の氏名とが同一である場合にのみ、この後に続くステップの処理を行うことから、不正処理を防止することができる。なお、こうした場合において、現金で商品を購入することを上記非居住者が希望した場合には、上記販売員の判断により、その後の手続を進めても良い。
そして、このステップSt9における判断の結果、上記氏名がそれぞれ一致する場合には、この商品の購入について不正は見当たらないことから、上記ステップSt7で読み出したクレジットカード番号,有効期限及び該クレジットカードの所有者の名前等のカード情報を上記ネットワーク9でクレジットカード会社サーバー12へ送信し、適宜クレジットカードによる商品の購入に必要な会計処理を行う(ステップSt10)。なお、この処理は従来から広く行われている通常のクレジットカードによる商品の購入に必要な処理と同じものであることから詳細な説明は省略する。
そして、上記ステップSt10の会計処理と平行して、販売員は、上記D)の操作手続を行う。すなわち、販売員は非居住者に預かった旅券やクレジットカードを返却し、あわせて商品を持ち帰り用に包装や袋詰め等の通常行われる作業をすると共に、上記コンピュータ2がプリンター7により購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票を印刷するよう上記キーボード3等を操作する。或いは、この印刷は上記ステップSt9の判断で一致する場合には(販売員の操作を待つことなく)自動的にプリンター7により購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票を印刷する構成であってもよい(ステップSt11)。このプリンター7の印刷により、上述した通り、上記トレーに収納されている印刷すべき所定の書式に従って予め印刷された(旅券番号や商品名等が記載印刷されていない)購入者誓約書や輸出免税物品購入記録票は空欄の中に適切な情報が印字される。すなわち、この輸出免税物品購入記録票は、図5に示すようなものであり、該輸出免税物品購入記録票に記載がされた非居住者固有の情報(例えば、その非居住者の上陸地,上陸年月日,国籍,旅券番号,旅券の種類,在留資格,非居住者の氏名及び生年月日)及び商品情報(商品名,単価)が印字されるべき箇所それぞれに、適切な印字すべき情報を上記コンピュータ2の記憶部内の所定の記憶領域に上記ステップSt4で記憶した非居住者固有の情報及び上記ステップSt6で記憶した商品情報を用いて印字する。また、この印刷の直前に、非居住者が購入した各商品それぞれの単価及び数量の情報を読み出し、これら単価及び数量を印刷すると同時に、この上記商品情報の内の単価とこの数量の積である販売価額をも上記コンピュータ2が計算し、これも該購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票の所定の欄内に印刷する。更に、上記コンピュータ2の記憶部内の所定の記憶領域に記憶した輸出物品販売場に固有の情報であって上記購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票に印刷する情報(例えば、所轄税務署,納税地,販売場所所在地及び販売者氏名)についても印刷する。このように、この発明によれば、従来行われてきた販売員の手書きによる購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票の作成方法に比べて格段に早く作成することができるとともに、記載ミスを防止することができ、かつ、該購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票に記入すべき商品名や数量等をキーボードにより入力する手間を省略することができ、より一層簡便に輸出免税物品購入記録票を作成することができる。
なお、免税店のこの免税での販売についての事業者自身の管理、及び、税務署と手続の都合上、上記購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票が複数必要な場合には、ステップSt10でのこれらの書類の印刷をする際に複数枚印刷するものとしてもよい。また、これら購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票の書類の記載の内容が確かに同じである事が特に必要であれば、プリンター7には特にドットインパクトプリンタを用い、感圧紙から無い重ねられた上記購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票の為の上から印刷をすることでこれら該購入者誓約書及び輸出免税物品購入記録票への必要な事項が記載されるものとしてもよい。
1 輸出免税物品購入記録票作成システム
2 コンピュータ
3 キーボード
4 2次元コードリーダー
5 商品用コードリーダー
6 カードリーダー
7 プリンター

Claims (3)

  1. 中央演算処理装置及び記憶部を備えた輸出免税物品購入記録票作成装置と、
    この輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、消費税の免税の適用を受けたい外国人旅行者等の非居住者が購入した免税となる物品に関する情報を入力するための情報入力装置と、
    上記輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、所定の輸出免税物品購入記録票を印刷する印刷装置と、
    上記輸出免税物品購入記録票作成装置に接続され、上記非居住者が所持する旅券に貼付され日本国への入国の際に貼付された上陸許可証に表示された2次元コードを読み取る2次元コードリーダーと、
    を備え、
    上記輸出免税物品購入記録票作成装置には、所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報と、上記2次元コードリーダーにより読み取られた2次元コードを復号化する復号化プログラムとがそれぞれ上記記憶部における所定の記憶領域に記憶されてなり、
    上記2次元コードリーダーにより上記2次元コードが読み取られるとともに、上記復号化プログラムにより、2次元コードとして暗号化された情報を復号化するステップと、
    上記復号化された情報の中から輸出免税物品購入記録票の作成に必要な旅券番号や上陸年月日等の上記非居住者固有の情報を取り出して上記記憶領域に記憶させるステップと、
    上記情報入力装置により、消費税の免税を受ける物品名やその数量及び単価を、輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として入力された情報を上記記憶領域に記憶させるステップと、
    上記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を上記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、
    を備えてなることを特徴とする輸出免税物品購入記録票作成システム。
  2. 前記情報入力装置は、前記非居住者が購入した商品に表示された商品コードを読み取る商品用コードリーダーであり、
    前記記憶部には、上記商品コードに対応した商品名,単価等の商品情報が記憶されてなり、上記商品用コードリーダーにより上記非居住者が購入した商品に表示された商品コードを読み取るステップと、
    上記商品用コードリーダーにより読み取られた商品コードに対応する商品名,単価等の商品情報を上記記憶部から読出し、前記所定の輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として、所定の記憶領域に記憶するステップと、
    前記輸出免税物品購入記録票に対応したフォーマットに記録されるべき情報として上記記憶領域に記憶された情報を前記印刷装置により、輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載の輸出免税物品購入記録票作成システム。
  3. 前記輸出免税物品購入記録票作成装置には、前記非居住者が所有するクレジットカードに記憶されたクレジットカード番号、有効期限、所有者の名前等のカード情報を読み取るカードリーダーが接続されてなり、
    このカードリーダーにより読み取られたカード情報のうちの該クレジットカードの所有者の名前を含む一部の情報と前記2次元コードリーダーを介して読み取られた情報のうち消費税の免税を受けたい非居住者の氏名とを照合するステップと、
    上記ステップによりクレジットカードの所有者と上記非居住者の氏名とが同一である場合にのみ、前記輸出免税物品購入記録票と購入者誓約書とを印刷するステップと、
    を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の何れかの輸出免税物品購入記録票作成システム。
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