JP2020037457A - チェーン監視システム - Google Patents

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吉洋 岡嵜
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智成 柴山
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Abstract

【課題】設置スペースが小さく、製造コスト及び保守コストが増大することがなく、センターリンクとサイドリンクの部分破断を検出できるようにする。【解決手段】無端状チェーン1の循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置10は、測定開始位置検出手段21、基準位置検出手段22及び距離測定手段23を備える。測定開始位置検出手段21は測定開始位置20が第1所定位置P1に来たことを検出し、基準位置検出手段22は基準位置RPが第2所定位置P2に来たタイミングを検出する。距離測定手段23は、前記タイミングごとに、基準位置RPから後続の基準位置RPまでの距離Dを測定する。同一の基準位置RPにおいて、今回測定された距離Dと前回測定された距離Dとの差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段により算出した差分を基に部分破断の有無を判定する破断判定手段とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、複数のリンクを繋げた無端状チェーン及びその駆動装置を含むチェーン設備において、前記無端状チェーンが所定の循環経路に沿って循環している状態で、前記循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置で前記無端状チェーンの状態を監視するチェーン監視システムに関する。
無端状チェーンの破断を検知するチェーン監視システムとして、汚泥掻寄機のチェーンが腐食、摩耗、外力等により完全破断した際におけるチェーンの停止を検出して警報を発するとともに駆動モーターを停止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
無端状チェーンが完全破断する前に、完全破断に結びつく異常状態を検出するチェーン監視システムとして、自動車の塗装ライン等に用いるセンターリンクとサイドリンクをピン結合してなるコンベアチェーンにおいて、疲労によりセンターリンクの片側(一方の接続部)が破損(部分破断)したことを直接検出し、それによりチェーンの完全破断を防止するものがある(例えば、特許文献2参照)。
実公昭57―20320号公報 実公平07−52096号公報
特許文献2のチェーン監視システム(コンベア用チェーンの破損検出装置1)は、コンベア用チェーン2の移動方向に間隔をおいてチェーン2の側部に対向するようにそれぞれ配置された右側および左側の各一個の検出部3,4を備える。
検出部3,4は、それぞれ永久磁石5を備え、磁石5の両極に取り付けられた鉄材6,7の一方には誘導コイル8が巻装される。
両鉄材6,7の先端側を覆う不導体部材9が設けられ、磁石5および不導体部材9が可動台10上に固定される。
可動台10は、固定台11上に配置され、ガイドレール12によりガイドされるので、チェーン2と直角の方向に移動可能とされる。
可動台10は、コイルスプリング13によってチェーン2側に付勢され、反チェーン側にはオイルダンパー14が作用するので、チェーン2は常に不導体部材9に密着し、検出部3,4との距離は略一定に保たれる。
チェーン2を挟んで、一方が投光器、他方が受光器である左右一対の光電管15が配設され、光電管15は、チェックタイミングの検出とカウンタのリセットを行う。
チェーン2が移動すると、チェーン2のセンターリンク21およびサイドリンク22が磁界を交互に通過することによって磁束の変化が起き、それによる誘電起電力が検知部3,4によって検知される。このように検知される誘電起電力は、センターリンク21の片方の接続部が破断すると、破断部が磁界を通過するときに1回分多く発生するので、センターリンク21の片側(一方の接続部)が破損(部分破断)したことを直接検出できる。
しかしながら、特許文献2のようなチェーン監視システムは、コンベア用チェーン2の両側に設ける2つの検出部3,4が、それぞれ、永久磁石5、鉄材6,7、誘導コイル8、不導体部材9、可動台10、固定台11、ガイドレール12、コイルスプリング13、及びオイルダンパー14等を備える大掛かりな構成であるので、チェーン2の左右両側に大きな設置スペースが必要になるとともに製造コストが増大する。
その上、検出部3,4の不導体部材9を移動しているチェーン2に密着させる必要があるので、不導体部材9が摩耗すること等から保守コストも増大する。
その上さらに、チェーン2のセンターリンク21の部分破断は検出できるが、上下一対のサイドリンク22,22の一方の破断は検出できない。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、設置スペースが小さく、製造コスト及び保守コストが増大することがなく、センターリンクの部分破断に加え、上下一対のサイドリンクの一方の破断も検出できるチェーン監視システムを提供する点にある。
本発明の要旨は以下の通りである。
〔1〕複数のリンクを繋げた無端状チェーン及びその駆動装置を含むチェーン設備において、前記無端状チェーンが所定の循環経路に沿って循環している状態で、前記循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置で前記無端状チェーンの状態を監視するチェーン監視システムであって、
前記チェーン異常検知装置は、測定開始位置検出手段と、基準位置検出手段と、距離測定手段とを備え、
前記測定開始位置検出手段は、
前記無端状チェーンの測定開始位置が第1所定位置に来たことを検出し、
前記基準位置検出手段は、
前記無端状チェーンの測定基準位置が第2所定位置に来たことを検出し、
前記距離測定手段は、
前記基準位置検出手段が、前記測定基準位置が前記第2所定位置に来たことを検出するごとに、前記測定基準位置から後続の測定基準位置までの距離を測定し、
前記距離測定手段によって測定された前記距離を、前記測定基準位置ごとに記憶する記憶手段と、
同一の前記測定基準位置において、今回測定された前記距離と、前回、及び/又はそれよりも前に測定された前記距離との差分を算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段により算出した差分を基に、前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する破断判定手段と、
を備える、
チェーン監視システム。
〔2〕複数のリンクを繋げた無端状チェーン及びその駆動装置を含むチェーン設備において、前記無端状チェーンが所定の循環経路に沿って循環している状態で、前記循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置で前記無端状チェーンの状態を監視するチェーン監視システムであって、
前記チェーン異常検知装置は、測定開始位置検出手段と、基準位置検出手段と、距離測定手段とを備え、
前記測定開始位置検出手段は、
前記無端状チェーンの測定開始位置が第1所定位置に来たことを検出し、
前記基準位置検出手段は、
前記無端状チェーンの測定基準位置が第2所定位置に来たことを検出し、
前記距離測定手段は、
前記基準位置検出手段が、前記測定基準位置が前記第2所定位置に来たことを検出するごとに、前記測定基準位置から後続の測定基準位置までの距離を測定し、
前記距離測定手段によって測定された前記距離を、前記測定基準位置ごとに記憶するとともに、前記チェーン設備に前記無端状チェーンを最初に循環する際の前記距離である初期距離を記憶する記憶手段と、
同一の前記測定基準位置において、今回測定された前記距離と前記初期距離とを基に、前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する破断判定手段と、
を備える、
チェーン監視システム。
〔3〕前記チェーン異常検知装置を、前記無端状チェーンにおいて、前記無端状チェーンに作用する張力が極大となる張力極大箇所の上流側であって、前記張力極大箇所の近傍に設置してなる、
前記〔1〕又は前記〔2〕に記載のチェーン監視システム。
〔4〕前記チェーン異常検知装置を、前記無端状チェーンにおいて、前記駆動装置により駆動される前記無端状チェーンの被駆動箇所の上流側であって、前記被駆動箇所の近傍に設置してなる、
前記〔3〕に記載のチェーン監視システム。
〔5〕前記無端状チェーンは、
垂直方向に貫通するピン孔を前後端部に有する長円環状部材又は棒状部材からなるセンターリンクと、
垂直方向に貫通するピン孔を前後端部に有する板状部材からなる上下一対のサイドリンクと、
前記センターリンク及び前記上下一対のサイドリンクを連結する連結ピンと、
からなり、
前記基準位置は、前記センターリンクの前端部である、
前記〔1〕〜前記〔4〕の何れかに記載のチェーン監視システム。
〔6〕前記破断判定手段は、前記差分算出手段により算出した前記差分の変化率により前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する、
前記〔1〕、前記〔3〕〜前記〔5〕の何れかに記載のチェーン監視システム。
〔7〕前記チェーン設備は、前記差分算出手段により算出される前記差分の変化率が所定値以上となったときに、前記無端状チェーンに給油する自動給油手段をさらに備える、
前記〔1〕、前記〔3〕〜前記〔6〕の何れかに記載のチェーン監視システム。
以上のように、本発明に係るチェーン監視システムによれば、主に以下のような作用効果を奏する。
(1)チェーン設備における無端状チェーンの循環経路の所定箇所に設置するチェーン異常検知装置をコンパクトかつ簡素に構成できるので、チェーン監視システムの設置スペースが小さくなるとともに、製造コストの増大を抑制できる。
(2)チェーン異常検知装置のセンサを、無端状チェーンと接触しない非接触センサにより構成することにより、保守コストの増大も抑制できる。
(3)チェーン異常検知装置、測定開始位置検出手段と、基準位置検出手段と、距離測定手段とを備え、これらにより、無端状チェーンのリンク長さを、リンク番号ごとに順次測定し、前記破断判定手段で無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定するので、センターリンクの部分破断、及び一対のサイドリンクの部分破断を検出することができる。
(4)チェーン異常検知装置を、無端状チェーンにおいて、無端状チェーンに作用する張力が極大となる張力極大箇所の上流側であって、前記張力極大箇所の近傍に設置することにより、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとを明確に区別して、無端状チェーンの部分破断を確実に検出することができる。
本発明の実施の形態に係るチェーン監視システムを示す概略平面図である。 無端状チェーンの分解斜視図である。 チェーン異常検知装置の斜視図である。 チェーン異常検知装置を前方から見た部分縦断面図である。 チェーン異常検知装置のセンサを示す正面斜視図である。 チェーン異常検知装置の正面図である。 部分破断したセンターリンクを取り出して示す平面図である。 リンク番号とリンク長さの差分との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の実施形態において、無端状チェーンの進行方向を前、その反対方向を後とし、前方に向かって左右を定義し、左方から見た図を正面図とする。
<チェーン設備>
図1の概略平面図に示すチェーン設備Aでは、駆動装置2の駆動スプロケット3、ホイールターン4,4,…、及びローラーターン5,5,…に無端状チェーン1が掛け渡され、テンショナ6で張力を付与している。無端状チェーン1は、図中矢印の方向へ進行して所定の循環経路Cを循環する。
チェーン設備Aは、チェーン異常検知装置10で無端状チェーン1の状態を監視するチェーン監視システムを備える。
本発明のチェーン設備Aとしては、例えば、自動車の搬送ラインが好ましく、無端状チェーン1としては、自動車の搬送ラインに用いられるコンベアチェーンが好ましく、リベットレスチェーンがより好ましい。
このようなチェーン設備Aでは、張力が作用した状態で無端状チェーン1が繰り返し屈曲し、無端状チェーン1に繰り返し応力が作用する。したがって、疲労により、センターリンクの片側の部分破断、又は上下一対のサイドリンクの一方の破断が生じる。これらの破断が生じた場合であっても、一定期間は問題なくチェーン設備Aは稼働できる。
本願においては、無端状チェーン1のセンターリンクの片側の「部分破断」、及び無端状チェーン1の上下一対のサイドリンクの一方の「破断」、すなわち上下一対のサイドリンクの「部分破断」を含めて、無端状チェーン1の「部分破断」という。
無端状チェーン1が完全破断してチェーン設備Aが稼働できなくなる前に、前記チェーン監視システムにより無端状チェーン1の部分破断を検出することにより、部分破断したセンターリンク又はサイドリンクを交換することができる。それにより、無端状チェーン1が完全破断してチェーン設備Aが稼働できなくなることを防止できる。
部分破断したリンクの交換は、例えば、無端状チェーン1に作用する張力が最も小さい位置に部分破断したリンクを移動させ、無端状チェーン1を停止させた状態で行う。
<チェーン監視システム>
本発明の実施の形態に係るチェーン監視システムは、チェーン設備Aにおいて、無端状チェーン1が循環経路Cに沿って循環している状態で、循環経路Cの所定箇所に設置したチェーン異常検知装置10で無端状チェーン1の状態を監視する。
チェーン異常検知装置10は、後述するように各リンクの長さを検出し、部分破断による前記長さの変化に基づいて部分破断を判定するので、無端状チェーン1に作用する張力が一定値以上見込める場所に設置する。摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとを明確に区別するためである。
よって、チェーン異常検知装置10は、無端状チェーン1において、無端状チェーン1に作用する張力が極大となる張力極大箇所の上流側であって、前記張力極大箇所の近傍に設置するのが好ましい実施態様である。
摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとを明確に区別するための、無端状チェーン1に作用する張力は、無端状チェーンの種類や材質などに応じて適宜決められる。
例えば、本発明におけるチェーン設備Aが自動車の搬送ラインであった場合、チェーン異常検知装置10を設置する場所としては、無端状チェーン1に作用する張力が2000N以上である場所であれば、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとを明確に区別でき、前記張力が5000N以上である場所であれば、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとをより明確に区別できる。
特に、図1のように、チェーン異常検知装置10は、無端状チェーン1において、駆動装置2により駆動される無端状チェーン1の被駆動箇所Bの上流側であって、被駆動箇所Bの近傍に設置するのが一層好ましい実施態様である。それにより、点検が必要な駆動装置2の近傍にチェーン異常検知装置10があるので、チェーン異常検知装置10の点検等を効率的に行うことができる。
(無端状チェーン)
図2の分解斜視図に示すように、無端状チェーン1は、例えば、センターリンク11、上下一対のサイドリンク12,12、及び連結ピン13,13により構成される。
センターリンク11は、垂直方向に貫通するピン孔11Aを前後端部に有する長円環状部材からなる。センターリンク11は、垂直方向に貫通するピン孔11Aを前後端部に有する棒状部材であってもよい。
サイドリンク12は、垂直方向に貫通するピン孔12Aを前後端部に有する板状部材からなる。
一方のサイドリンク12のピン孔12A、センターリンク11のピン孔11A、他方のサイドリンク12のピン孔12Aに、連結ピン13を挿通して90°回動することにより、センターリンク11と上下一対のサイドリンク12,12とを連結する。
図3の斜視図、及び図6の正面図に示すように、無端状チェーン1にはトロリ7,7,…が取り付けられており、トロリ7の左右の走行ローラー8,8が、ヨークE(図4参照)に支持されたガイドレール9,9により支持される。
図3の斜視図、及び図4の部分縦断面図に示すように、ガイドレール9,9は、互いに左右方向に間隔をおいて開口同士を対向させてなる左右一対の断面略コ字状の溝形鋼であるが、I形鋼からなる一つのガイドレールとして、その左右に走行ローラーを係合させるようにしてもよい。
(チェーン異常検知装置の構成)
図3の斜視図、図4の部分縦断面図、及び図6の正面図に示すように、チェーン異常検知装置10は、支持部材24により支持され、測定開始位置検出手段である反射型光電センサ21、基準位置検出手段である透過型光電センサ22、及び距離測定手段であるレーザー式CCD測長センサ23、並びにこれらのセンサのアンプ等を含むセンサコントローラ25を備える。
また、チェーン異常検知装置10は、送受信部10A、制御部10B、及び記憶手段10Cを備える。
反射型光電センサ21は、検出物体に光L1(図5参照)を投射し、反射光を受光することにより検出物体を検出する。
透過型光電センサ22は、対向配置された投光器22A及び受光器22Bを備え、投光器22Aから受光器22Bへ光L2(図5参照)を投射し、投光器22A及び受光器22B間を通過する物体による光L2の遮断を検出する。
レーザー式CCD測長センサ23は、投光器23A及び受光器23Bを備え、投光器23Aから受光器23Bへ、測定幅Wの光L3(図5参照)を投射し、所定のタイミングで投光器23A及び受光器23B間を通過する物体が光L3を遮った際における、前記物体の進行方向の位置を検出する。
図5の正面斜視図、及び図6の正面図に示すように、測定開始位置検出手段である反射型光電センサ21は第1所定位置P1に配置され、基準位置検出手段である透過型光電センサ22は、第1所定位置P1よりも下流側の第2所定位置P2に配置される。
距離測定手段であるレーザー式CCD測長センサ23は、その測定幅Wの中央が、例えば、無端状チェーン1をチェーン設備Aに最初に設置した際における、初期のリンク長さ(センターリンク11の測定基準位置RPから後続のセンターリンク11の測定基準位置RPまでの距離)D0(図6参照)分、第2所定位置P2よりも上流側に位置するように配置する。
第2所定位置P2に対して所定距離D0を隔てたレーザー式CCD測長センサ23の配置は、その距離を定めた基準プレート等により予め位置決めしておく。
(チェーン異常検知装置の動作:リンク長さの測定)
無端状チェーン1には、測定開始位置を定める反射板20が取り付けてある。測定開始位置検出手段である反射型光電センサ21から光L1を投射し、反射板20からの反射光を受光して反射板20を検出した際のセンターリンク11のリンク番号を1とする。
基準位置検出手段である透過型光電センサ22から光L2を投射し、センターリンク11の前端部である測定基準位置RPにより光L2の遮断を検出したタイミングを、距離測定手段であるレーザー式CCD測長センサ23のトリガーとする。
図5に示すように、前記タイミングで、レーザー式CCD測長センサ23が、後続のセンターリンク11の前端部である測定基準位置RPが光L3を遮った際における、後続のセンターリンク11の測定基準位置RPの位置を検出することにより、測定基準位置RPから後続の測定基準位置RPまでの距離D、すなわちリンク長さを、リンク番号1,2,3,…と、リンク番号ごとに順次測定することができる。
その後、反射型光電センサ21により無端状チェーン1の反射板19を検出した際に、無端状チェーン1の全てのリンクのリンク長さの測定が完了しているので、測定を終了する。
リンク番号1,2,3,…ごとに測定したリンク長さは、記憶手段10Cに記憶する。
(チェーン異常検知装置の動作:第1の破断判定方法)
チェーン異常検知装置の制御手段10B、又は送受信部10Aから送信した前記リンク長さを受信したサーバ装置の制御手段は、差分算出手段、及び破断判定手段を備える、
差分算出手段は、同一の測定基準位置RPにおいて、今回測定されたリンク長さと、前回、及び/又はそれよりも前に測定されたリンク長さとの差分を算出する。
破断判定手段は、差分算出手段により算出した差分を基に、無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定する。
ここで、破断判定手段は、差分算出手段により算出した前記差分の変化率により無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定するようにしてもよい。
(チェーン異常検知装置の動作:第2の破断判定方法)
記憶手段10Cに、チェーン設備Aに無端状チェーン1を最初に循環する際の初期のリンク長さD0も記憶しておく。
チェーン異常検知装置10の制御手段10B、又は送受信部10Aから送信した前記リンク長さを受信したサーバ装置の制御手段は、破断判定手段を備える、
破断判定手段は、同一の測定基準位置RPにおいて、今回測定されたリンク長さDと前記初期のリンク長さD0とを基に、無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定する。例えば、破断判定手段は、同一の測定基準位置RPにおいて、今回測定されたリンク長さDの前記初期のリンク長さD0との比が所定値を超えるか否かにより、無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定する。
また、差分算出手段は、同一の測定基準位置RPにおいて、今回測定されたリンク長さDと、前回測定されたリンク長さとの差分を算出し、破断判定手段は、差分算出手段により算出した差分と、前記初期のリンク長さD0とを基に無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定するものとしてもよい。こうすることで、記憶手段10Cに記憶させるべきリンク長さの情報量を少なくでき、より少ない情報で無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定できるようになる。
判定の手法としては、例えば、差分算出手段により算出した差分と、前記初期のリンク長さD0との比が所定値を超えるか否かにより、無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定するものとしてもよい。
例えば、本発明におけるチェーン設備Aが自動車の搬送ラインであった場合、無端状チェーン1において部分破断の生じているリンク長さの摩耗による伸びを排除した部分破断による伸びが2〜3mm程度であれば、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとをより明確に区別できる。
自動車の搬送ラインにおいて、通常、無端状チェーン1に用いられるリンクのリンク長さは150mm〜350mmである。
従って、今回算出した差分と、前記初期のリンク長さD0との比の判定に用いる所定値としては、例えば、本発明におけるチェーン設備Aが自動車の搬送ラインであった場合、0.005以上であれば無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定でき、0.008以上であるのがより好ましい。
前記第1の破断判定方法のように差分算出手段を備える構成である場合、チェーン設備Aにおいて、差分算出手段により算出される前記差分の変化率が所定値以上となったときに、無端状チェーン1に給油する自動給油手段を備えるのが好ましい実施態様である。
無端状チェーン1の摩耗は、リンク同士の摺動によって生じるので、摺動部の摩擦係数が大きくなると無端状チェーン1の摩耗量も大きくなる。それにより、前記差分の変化率が大きくなる。
摺動部の摩擦係数は、チェーンの給油状態に大きく左右されるため、例えば、前記差分の変化率が所定値以上となった際に、前記自動給油手段により無端状チェーン1に給油することにより、前記差分の変化率を略一定に保つことができるので、破断を生じ難くすることができる。
<チェーン異常検知装置による無端状チェーンの部分破断検出の確認>
図1の概略平面図に示すチェーン設備Aにおいて、無端状チェーン1のリンク番号200のセンターリンク11を、図7の平面図に示すように故意に部分破断させた状態(図中のF)で、チェーン異常検知装置10により、前記第1の破断判定方法で破断判定を行った。
図8のリンク番号とリンク長さの差分との関係を示すグラフから分かるように、リンク番号200のリンク長さの差分のみが、他の番号のリンク長さの差分よりも突出して大きくなっており、図7のようなセンターリンク11の部分破断を効率的に検出することができる。
このようにして、リンク長さの差分に部分破断Fの長さが含まれることで、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断によるリンク長さの伸びとを明確に区別できるようになる。
この部分破断Fの長さは、無端状チェーン1に作用する張力に応じて変化するものであり、上述したように、摩耗によるリンク長さの伸びと部分破断Fによるリンク長さの伸びとを明確に区別できるような張力が作用する場所にチェーン異常検知装置10を設置するのが好ましい。
ここで、リンク長さの差分は、リンクに破断が生じていない状態であれば、リンク長さの測定期間に応じた摩耗によるリンク長さの伸びとみなすことができる。通常であれば、無端状チェーン1の各リンクの摩耗量にはほとんど差異はなく、このため、理論的には各リンク間にリンク長さの差分にもほとんど差異が無いものとなる。しかしながら、図8のリンク番号とリンク長さの差分との関係を示すグラフのように、無端状チェーン1の振動などにより生じる測定誤差によって、各リンク長さの差分において全体的に差異が生じることがある。
よって、チェーン異常検知装置10を設置する場所としては、部分破断Fの長さ(部分破断Fに由来するリンク長さの伸び)が、リンクに破断が生じていない状態の無端状チェーン1において算出されるリンク長さの差分の最大値と最小値との差よりも大きくなるような場所が好ましい。
こうすることで、部分破断Fが存在するリンクのリンク長さの差分のみが、他のリンク長さの差分よりも突出して大きくなり、部分破断Fを効率的に検出することができる。
また、図5及び図6のリンク長さDには、サイドリンク12の長さも含まれるので、センターリンク11ではなくサイドリンク12,12に部分破断があったとしても、その部分破断を同様に検出することができる。
以上のような本発明の実施の形態に係るチェーン監視システムによれば、チェーン設備Aにおける無端状チェーン1の循環経路Cの所定箇所に設置するチェーン異常検知装置10が、図3ないし図6のようにコンパクトかつ簡素であるので、チェーン監視システムの設置スペースが小さくなるとともに製造コストの増大を抑制できる。
その上、チェーン異常検知装置10のセンサを、無端状チェーン1と接触しない非接触センサである、反射型光電センサ21、透過型光電センサ22、及びレーザー式CCD測長センサ23にすることにより、保守コストの増大も抑制できる。
その上さらに、チェーン異常検知装置10は、測定開始位置検出手段21と、基準位置検出手段22と、距離測定手段23とを備え、これらにより、無端状チェーン1のリンク長さを、リンク番号1,2,3,…と、リンク番号ごとに順次測定し、前記第1の破断判定方法又は前記第2の破断判定方法で無端状チェーン1に部分破断が生じているか否かを判定するので、センターリンク11の部分破断、及び一対のサイドリンク12,12の部分破断を検出することができる。
以上の実施の形態の記載はすべて例示であり、これに制限されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく種々の改良及び変更を施すことができる。
1 無端状チェーン
2 駆動装置
3 駆動スプロケット
4 ホイールターン
5 ローラーターン
6 テンショナ
7 トロリ
8 走行ローラー
9 ガイドレール
10 チェーン異常検知装置
10A 送受信部
10B 制御部
10C 記憶手段
11 センターリンク
11A ピン孔
12 サイドリンク
12A ピン孔
13 連結ピン
20 反射板
21 反射型光電センサ(測定開始位置検出手段)
22 透過型光電センサ(基準位置検出手段)
22A 投光器
22B 受光器
23 レーザー式CCD測長センサ(距離測定手段)
23A 投光器
23B 受光器
24 支持部材
25 センサコントローラ
A チェーン設備
B 被駆動箇所
C 循環経路
D0 初期のリンク長さ
D 測定基準位置から後続の測定基準位置までの距離(リンク長さ)
E ヨーク
F 部分破断
L1,L2,L3 光
P1 第1所定位置
P2 第2所定位置
RP 測定基準位置
W 測定幅

Claims (7)

  1. 複数のリンクを繋げた無端状チェーン及びその駆動装置を含むチェーン設備において、前記無端状チェーンが所定の循環経路に沿って循環している状態で、前記循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置で前記無端状チェーンの状態を監視するチェーン監視システムであって、
    前記チェーン異常検知装置は、測定開始位置検出手段と、基準位置検出手段と、距離測定手段とを備え、
    前記測定開始位置検出手段は、
    前記無端状チェーンの測定開始位置が第1所定位置に来たことを検出し、
    前記基準位置検出手段は、
    前記無端状チェーンの測定基準位置が第2所定位置に来たことを検出し、
    前記距離測定手段は、
    前記基準位置検出手段が、前記測定基準位置が前記第2所定位置に来たことを検出するごとに、前記測定基準位置から後続の測定基準位置までの距離を測定し、
    前記距離測定手段によって測定された前記距離を、前記測定基準位置ごとに記憶する記憶手段と、
    同一の前記測定基準位置において、今回測定された前記距離と、前回、及び/又はそれよりも前に測定された前記距離との差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段により算出した差分を基に、前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する破断判定手段と、
    を備える、
    チェーン監視システム。
  2. 複数のリンクを繋げた無端状チェーン及びその駆動装置を含むチェーン設備において、前記無端状チェーンが所定の循環経路に沿って循環している状態で、前記循環経路の所定箇所に設置したチェーン異常検知装置で前記無端状チェーンの状態を監視するチェーン監視システムであって、
    前記チェーン異常検知装置は、測定開始位置検出手段と、基準位置検出手段と、距離測定手段とを備え、
    前記測定開始位置検出手段は、
    前記無端状チェーンの測定開始位置が第1所定位置に来たことを検出し、
    前記基準位置検出手段は、
    前記無端状チェーンの測定基準位置が第2所定位置に来たことを検出し、
    前記距離測定手段は、
    前記基準位置検出手段が、前記測定基準位置が前記第2所定位置に来たことを検出するごとに、前記測定基準位置から後続の測定基準位置までの距離を測定し、
    前記距離測定手段によって測定された前記距離を、前記測定基準位置ごとに記憶するとともに、前記チェーン設備に前記無端状チェーンを最初に循環する際の前記距離である初期距離を記憶する記憶手段と、
    同一の前記測定基準位置において、今回測定された前記距離と前記初期距離とを基に、前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する破断判定手段と、
    を備える、
    チェーン監視システム。
  3. 前記チェーン異常検知装置を、前記無端状チェーンにおいて、前記無端状チェーンに作用する張力が極大となる張力極大箇所の上流側であって、前記張力極大箇所の近傍に設置してなる、
    請求項1又は2に記載のチェーン監視システム。
  4. 前記チェーン異常検知装置を、前記無端状チェーンにおいて、前記駆動装置により駆動される前記無端状チェーンの被駆動箇所の上流側であって、前記被駆動箇所の近傍に設置してなる、
    請求項3に記載のチェーン監視システム
  5. 前記無端状チェーンは、
    垂直方向に貫通するピン孔を前後端部に有する長円環状部材又は棒状部材からなるセンターリンクと、
    垂直方向に貫通するピン孔を前後端部に有する板状部材からなる上下一対のサイドリンクと、
    前記センターリンク及び前記上下一対のサイドリンクを連結する連結ピンと、
    からなり、
    前記基準位置は、前記センターリンクの前端部である、
    請求項1〜4の何れか1項に記載のチェーン監視システム。
  6. 前記破断判定手段は、前記差分算出手段により算出した前記差分の変化率により前記無端状チェーンに部分破断が生じているか否かを判定する、
    請求項1、3〜5の何れか1項に記載のチェーン監視システム。
  7. 前記チェーン設備は、前記差分算出手段により算出される前記差分の変化率が所定値以上となったときに、前記無端状チェーンに給油する自動給油手段をさらに備える、
    請求項1、3〜6の何れか1項に記載のチェーン監視システム。
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