JPH0752096Y2 - コンベア用チェーンの破損検出装置 - Google Patents

コンベア用チェーンの破損検出装置

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JPH0752096Y2
JPH0752096Y2 JP7807989U JP7807989U JPH0752096Y2 JP H0752096 Y2 JPH0752096 Y2 JP H0752096Y2 JP 7807989 U JP7807989 U JP 7807989U JP 7807989 U JP7807989 U JP 7807989U JP H0752096 Y2 JPH0752096 Y2 JP H0752096Y2
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JP
Japan
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chain
detecting
detection device
damage detection
conveyor chains
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JP7807989U
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安氏 山中
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンベア用チェーンの破損を検出するための装
置に関する。
(従来技術) 自動車の塗装ライン等においては、コンベアの駆動手段
であるチェーンの破損状態を絶えずチッェクすることが
必要である。そして、このチェーンの破損状態を点検す
る方法としては、従来は、例えば、定期的にハンマーで
チェーンを叩いてその感触で発見するといったような方
法がとられている。しかしながら、このようにいちいち
人手によってチェーンの破損状態を点検するような方法
では、当然ながら作業能率が良くない。
また、例えば実開昭61-61411号公報に記載されているよ
うに、移動するチェーンの特定個所に感応する2個の検
知器を設け、2点間の伸びを検出することによって異常
状態を検知するようなものも提案されている。しかし、
このように伸びを検出するだけの間接的な点検方法で
は、完全破断に結び付く異常状態を必ずしも適確に検知
することはできない。
(考案の目的) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、コ
ンベア用チェーンの破損状態を自動的にかつ適確に検出
することのできる装置を得ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、自動車の塗装ライン等におけるコンベア用チ
ェーンでは、疲労によるチェーンの破断は専らセンター
リンクの部分に発生し、それも、センターリンクの両側
の接続部が同時に破断することは殆どないので、センタ
ーリンクの一方の接続部が破断した段階でその異常が直
接検出できれば、チェーンの完全破断が確実に防止でき
るいう認識に基づき、片方の接続部が破断した状態を直
接的に検出するようにしたものであって、その構成はつ
ぎのとおりである。すなわち、本考案に係るコンベア用
チェーンの破損検出装置は、移動するチェーンの側部に
対向して設置される磁束発生部と、チェーンの移動に伴
う誘導起電力を検知する検知部と、この検知部の出力に
基づいてチェーンの破断状態を演算する演算手段とを備
えたことを特徴としている。
(作用) チェーンが移動すると、チェーンのセンターリンクおよ
びサイドリンクが磁界を交互に通過することによって磁
束の変化が起き、それによる誘電起電力が検知部によっ
て検知される。この検知される誘電起電力は、リンクの
片方の接続部が破断すると、破断部が磁界を通過すると
きに1回分多く発生する。そして、この誘電起電力発生
状態の変化を示す検知信号が演算手段に入力され、それ
によってチェーンの破断状態が検出される。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例の全体システムを示す斜視図
である。この実施例において、破損検出装置1は、チェ
ーン2の移動方向に間隔をおいてチェーン2の側部に対
向するようにそれぞれ配置された右側および左側の各一
個の検出部3,4を備えている。これら検出部3,4は、それ
ぞれ永久磁石5を備え、第2図および第3図に示すよう
に、磁石5の両極に取り付けられた鉄材6,7の一方には
誘導コイル8が巻装されている。また、両鉄材6,7の先
端側を覆う不導体部材9が設けられ、磁石5および不導
体部材9が可動台10上に固定されている。可動台10は固
定台11上に配置され、チェーン2と直角の方向に移動可
能とされる。このため、固定台11にはガイドレール12が
設けられ、可動台10の後端には、可動台10をチェーン2
に向かう方向に付勢するコイルスプリング13と、可動台
10の反チェーン2方向の移動に対し作用するオイルダン
パー14とが配設されている。
また、チェーン2を挟んで左右一対の光電管15が配設さ
れている。左右の光電管15は、一方が投光器、そして他
方が受光器とされる。そして、これら光電管15および上
記誘導コイル8から延びる各コード16は、所定距離(15
〜20m)離れて設置された制御盤17に導かれている。こ
の制御盤17にはコントロール装置が設けられ、また、そ
の側壁部には電源ランプ18と並んで異常表示ランプ19お
よびカウンタ表示部20が設けられている。
第4図および第5図は、コンベヤ用チェーン2の一例を
示すものである。このチェーン2は、互いに間隔をおい
て配置された細長リング状のセンターリンク21と、セン
ターリンク21間に配置される一対のサイドリンク22とを
I形断面のプレンピン23によって連結したものである。
そして、このようなチェーン2に対し、右側および左側
の検出部3,4の位置および光電管15の位置を模式的に示
したものが第6図である。光電管15は、後述のようにチ
ェックタイミングの検出とカウンタのリセットを行うた
めのものであって、この図に示すように、センターリン
ク21が右側および左側の検出部に対向する位置に来たと
き、チェーン2の移動方向にずれて別のセンターリンク
21の同じ部位に対向するよう位置設定がなされている。
左右検出部3,4は、別々のセンターリンク21に対し同じ
位相で対向するような間隔で配設されている。
制御盤17に設けられたコントロール装置30は、第7図に
示すように、左右検出部3,4の誘導コイル8に発生する
起電力を増幅するための各一個のアンプ31と、光電管15
の検出信号によって作動するタイマー32と、左右のアン
プ31の出力によって作動する左右の出力リレー33と、各
出力リレー33によってセットされる左右のカウタンター
34とを備えており、その回路構成は第8図に示すとおり
である。
アンプ31は、二つのトランジスタ41,42からなる2段増
幅回路と、コンデンサ43を含む微分回路を備えるもので
あって、それにより、センターリンク21の通過始めと通
過終わりに検出端子44に発生する誘導起電力を増幅して
第7図に示すTr1出力とし、その通過始めの波形(第7
図にaで示す。)に対し逆波形となる通過終わりの波形
(bで示す。)を増幅してTr2出力とし、さらにそれを
微分してC1出力を得る。そして、その微分出力によって
R1で示すリレー45をONとする。つまり、センターリンク
21が一つ通過する毎にリレー45がONとなる。そして、こ
のリレー45がONとなると、カウタンター34に1が入力さ
れ、それが表示される。また、光電管15はセンターリン
ク21が一つ通過する毎にONとなり、それによってR3で示
すリレー46がONとなる。そして、このリレー46によって
タイマー32が作動し、R4で示すリレー47をONとしてカウ
タンター34をリセットする。
チェーン2が正常で、センターリンク21が1個通過する
毎に1パルスの出力が得られるときには、カウタンター
34は1を表示する。また、センターリンク21が左右いず
れかで破断した状態では、リレー45が2度作動し、それ
によってカウタンター34は2を表示し、また、ランプ19
等によって警報を発する。なお、カウタンター34は、上
記のように正常時においても1というカウタント値を表
示するため、回路が正常に作動していることのチェック
が常時行える。
チェーン2は移動中に左右に振れるが、検出部3,4を支
持する可動台10はコイルスプリング13によってチェーン
2側に付勢され、また、反チェーン側にはオイルダンパ
ー14が作用するので、チェーン2は常に不導体部材9に
密着し、検出部3,4との距離は略一定に保たれる。な
お、チェーン2と検出部3,4の鉄材6,7との距離は、磁界
の強さとの関係から、最大5mmに設定される。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されているので、コンベア用
チェーンの破損状態を直接的な手段によって自動的にか
つ適確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体システムを示す斜視
図、第2図は同実施例における検出部の構造図、第3図
は同検出部の全体配置図、第4図は同実施例におけるチ
ェーンの正面図、第5図は同チェーンの分解図、第6図
は同実施例における検出部および光電管の設置位置を示
す説明図、第7図は同実施例のおけるコントロール装置
の構成図、第8図は同コントロール装置の回路図であ
る。 1:破損検出装置、2:チェーン、3,4:検出部、5:永久磁
石、6,7:鉄材、8:誘導コイル、15:光電管、17:制御盤、
19:ランプ、30:コントロール装置、31:アンプ、34:カウ
ンター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動するチェーンの側部に対向して設置さ
    れる磁束発生部と、前記チェーンの移動に伴う誘導起電
    力を検知する検知部と、該検知部の出力に基づいて前記
    チェーンの破断状態を演算する演算手段とを備えたこと
    を特徴とするコンベア用チェーンの破損検出装置。
JP7807989U 1989-06-30 1989-06-30 コンベア用チェーンの破損検出装置 Expired - Lifetime JPH0752096Y2 (ja)

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JP7807989U JPH0752096Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 コンベア用チェーンの破損検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0318022U JPH0318022U (ja) 1991-02-22
JPH0752096Y2 true JPH0752096Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=31621040

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018094560A1 (zh) * 2016-11-22 2018-05-31 南通丰威机械有限公司 一种提升加料机的防坠落安全防护装置
JP2020037457A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 中西金属工業株式会社 チェーン監視システム

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