JP2020033742A - リッドのロック機構 - Google Patents

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勝利 坂梨
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【課題】ロックの解除操作のフィーリングの良いリッドのロック機構を提供すること。【解決手段】リッド30のロック機構40は、リッド30のベース32に対して回動可能に組み付けられ、互いの端部41a、42aにターンオーバースプリング44が掛け渡された2本の回動アーム41、42と、一方の回動アーム41を回動可能なノブ47と、他方の回動アーム42の回動に応じて内装部材に対して進退可能な閂53とを備えている。他方の回動アーム42は、ノブ47を操作する前の常時、閂53が内装部材に対して進出するようにターンオーバースプリング44によって付勢されている。ノブ47を操作すると、内装部材に対して進出した閂53が退行するように他方の回動アーム42に対するターンオーバースプリング44による付勢の方向が反転する。【選択図】図4

Description

本発明は、リッドのロック機構に関する。
従来、自動車の車室における運転席と助手席との間の床フロアには、内部に物品を収納可能なコンソールボックスが配置されている。このようなコンソールボックスにおいて、ボックス本体に形成された開口を開閉するリッドがヒンジ結合されているものが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、ボックス本体に形成された開口をリッドが閉じ状態にロック可能なロック機構を備えたコンソールボックスが開示されている。これにより、ボックス本体に対してリッドをロックできるため、自動車の走行時にリッドがガタつくことを防止できる。
実開昭53−109254号公報
上述した特許文献1の技術では、リッドに設けられたノブを押し込む操作してリッドのロックを解除する構成となっている。しかしながら、この構成では、リッドのロックが解除された時の節度感をノブから得ることができなかった。そのため、リッドのロックが解除された後も、ノブを押し込む操作を継続することがあり、ロックの解除操作のフィーリングが悪いものとなっていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ロックの解除操作のフィーリングの良いリッドのロック機構を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、車両の内装部材に形成された開口を開閉可能にリッドが組み付けられており、開口を閉状態にリッドをロック可能なリッドのロック機構である。このロック機構は、リッドのベースに対して回動可能に組み付けられ、互いの端部にターンオーバースプリングが掛け渡された2本の回動アームと、一方の回動アームを回動可能なノブと、他方の回動アームの回動に応じて内装部材に対して進退可能な閂とを備えている。他方の回動アームは、ノブを操作する前の常時、閂が内装部材に対して進出するようにターンオーバースプリングによって付勢されている。ノブを操作すると、内装部材に対して進出した閂が退行するように他方の回動アームに対するターンオーバースプリングによる付勢の方向が反転する。
請求項1の発明によれば、ターンオーバースプリングがターンオーバーすると、このターンオーバーした瞬間からノブを操作するための操作荷重が不要となる。そのため、リッドのロックが解除された時の節度感(操作荷重が不要となった節度感)をノブから得ることができる。したがって、リッドのロックが解除された後も、ノブの操作を継続する必要がなく、結果として、ロックの解除操作のフィーリングを良くできる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリッドのロック機構であって、2本の回動アームの枢着軸は、共通となっている。
請求項2の発明によれば、これら2本の回動アームが異なる軸線上に回動可能に組み付けられている場合と比較すると、平面視において、これら2本の回動アームの配置スペースをコンパクトにできる。したがって、リッドのロック機構をコンパクトにできる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載のリッドのロック機構であって、閂は、ピニオンギヤとラック歯とを介して他方の回動アームの回動に応じて内装部材に対して進退可能となっている。ノブの操作量は、ピニオンギヤとラック歯との噛み合いのギヤ比によって調整可能となっている。
請求項3の発明によれば、このギヤ比を所望するものに設定することで、ノブの操作量を低減または増加させることができる。
本発明の実施形態に係るコンソールボックスの全体斜視図であり、リッドを開けた状態を示している。 図1におけるロック機構の拡大図である。 図2の分解図である。 図2の平面図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図4の主要部の拡大図である。 図7において、ノブを押し込む操作した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜8を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、コンソールボックス10を自動車1の床フロア(図示しない)に組み付けた状態を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜4を参照して、本発明の実施形態に係るコンソールボックス10の全体構成を説明する。このコンソールボックス10は、図1からも明らかなように、主として、ボックス本体20とリッド30とから構成されている。以下に、これらボックス本体20とリッド30とを個別に説明する。
はじめに、ボックス本体20から説明していく(図1参照)。このボックス本体20は、上側に形成された開口21を介して内部に物品(図示しない)を収納可能な収納部22が設けられるように、底壁23と、前壁24と、後壁25と、左壁26と、右壁27とから構成されている。この左壁26の上前寄りには、後述する左の閂53を挿し込み可能な貫通孔26aが形成されている。また、この左壁26の内面における貫通孔26aの前寄りには、後述するリッド30のインナパネル31の切欠35bに入り込み可能な突起26bが形成されている。また、これと同様に、この右壁27の上前寄りには、後述する右の閂53を挿し込み可能な貫通孔27aが形成されている。ボックス本体20は、このように構成されている。
次に、リッド30を説明する(図1〜4参照)。このリッド30は、ボックス本体20の開口21を塞ぎ可能なインナパネル31と、このインナパネル31の表面を覆い可能(リッド30の意匠面を形成可能)なアウタパネル37とから構成されている(図1参照)。このインナパネル31は、実質的に、ボックス本体20の開口21を塞ぎ可能な底壁32と、前壁33と、後壁34と、左壁35と、右壁36とから構成されている。この底壁32の左右には、後述する左右のロッド52を左右方向にスライドさせるために案内可能なリブ32aが左右に形成されている(図2〜4参照)。
この前壁33には、後述するベゼル45を組み付け可能な開口33aが形成されている。この左壁35の前寄りには、後述する左の閂53を挿し込み可能な貫通孔35aが形成されている。また、この底壁32と左壁35とを跨ぐ部位における貫通孔35aの前寄りには、ボックス本体20の突起26bが入り込み可能な切欠35bが形成されている(図3参照)。また、これと同様に、この右壁36の前寄りには、後述する右の閂53を挿し込み可能な貫通孔36aが形成されている。
また、このインナパネル31の底壁32には、ロック機構40が設けられている(図2〜4参照)。ここで、このロック機構40について詳述する。このロック機構40は、主として、2本の回動アーム41、42と、ノブ47と、2本の閂53とから構成されている。インナパネル31の底壁32には、2本の回動アーム41、42が第1の段付ビス43を介して同一軸線上に回動可能に組み付けられている。
第1の回動アーム41は、略I字状に形成されている。また、第2の回動アーム42は、略L字状に形成されている。第1の回動アーム41の一端41aと第2の回動アーム42の一端42aとには、ターンオーバースプリング44が掛け渡されている。また、第2の回動アーム42の他端42bには、第2の回動アーム42がセクターギヤを成すように歯42cが形成されている。
また、インナパネル31の前壁33の開口33aには、内側からベゼル45が組み付けられている。このベゼル45には、圧縮ばね46を介して押し込み操作可能なノブ47が組み付けられている。このノブ47には、第1の回動アーム41の他端41bを押し込み可能な押込部47aが形成されている。この押込部47aには、傾斜面47bを有する傾斜部47cが形成されている。なお、このノブ47を押し込む操作量は、後述するピニオンギヤ50とラック歯52bとの噛み合いのギヤ比によって調整可能となっている。
また、このインナパネル31の底壁32には、ピニオンギヤ50が第2の段付ビス51を介して回動可能に組み付けられている。このピニオンギヤ50には、1段歯50aと2段歯50bとが上下に重なり合うように形成されている。この1段歯50aは、第2の回動アーム42の歯42cに噛み合い可能となっている。また、このインナパネル31の底壁32の左右のリブ32aには、左右のロッド52が組み付けられている。
この左右のロッド52の一端52aには、ピニオンギヤ50の2段歯50bに噛み合い可能にラック歯52bが形成されている。また、この左右のロッド52の他端52cには、閂53が組み付けられている。また、インナパネル31の底壁32には、第1のロックアーム55が第3の段付ビス56を介して回動可能に組み付けられている。このとき、この組み付けにおいて、底壁32と第1のロックアーム55との間には、トーションばね57が掛け留めされている。
また、第1のロックアーム55の一端55aには、第2のロックアーム58が第4の段付ビス59を介して回動可能に組み付けられている。このとき、この組み付けにおいて、第1のロックアーム55と第2のロックアーム58との間には、トーションばね60が掛け留めされている。この第2のロックアーム58の一端58aには、傾斜面58bが形成されている。リッド30は、このように構成されている。
このように構成されているリッド30の後端は、ボックス本体20の開口21の後端にヒンジ軸28を介して開口21を開閉可能に組み付けられている(図1参照)。すなわち、従来技術と同様に、ボックス本体20に形成された開口21を開閉するようにリッド30がヒンジ結合されている。これにより、このヒンジ軸28を介して開口21を開けると(リッド30を開け操作すると)、収納部22に物品を収納できる。また、このヒンジ軸28を介して開口21を閉じると(リッド30を閉じ操作すると)、収納部22に収納した物品を目隠しできる。したがって、コンソールボックス10の見栄えを向上させることができる。コンソールボックス10は、このように構成されている。
続いて、上述したリッド30のロック機構40の動作を説明する(図5〜8参照)。すなわち、リッド30の開け操作と、リッド30の閉じ操作とを個別に説明する。まず、リッド30の開け操作から説明する。なお、このリッド30の開け操作が行われる前の状態では、ロック機構40のロックが施された状態(ボックス本体20に対してリッド30がロックされた状態であり、左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して進出した状態)となっている。そのため、第2の回動アーム42はターンオーバースプリング44の付勢力によって第1の段付ビス43の軸回りの反時計回り方向(図4において、反時計回り方向)に向けて付勢されている。
はじめに、ボックス本体20に形成された開口21をリッド30が閉じた状態(図5において、想像線で示す状態)から、圧縮ばね46の付勢力に抗してノブ47を押し込む操作する。すると、先に、ノブ47の傾斜部47cの傾斜面47bが第2のロックアーム58を押し込むため、押し込まれた第2のロックアーム58は第4の段付ビス59の軸回りの上方向(図5において、矢印方向)に向けて回動する。その後、ノブ47の押込部47aが第1の回動アーム41の他端41bを押し込むため、押し込まれた第1の回動アーム41はターンオーバースプリング44の付勢力に抗して第1の段付ビス43の軸回りの反時計回り方向(図4において、反時計回り方向)に向けて回動する。
やがて、第2の回動アーム42に対して同一軸線上を超えて第1の回動アーム41が回動すると、第2の回動アーム42に対するターンオーバースプリング44から作用する力の向きが反転する。すなわち、第2の回動アーム42に対して同一軸線上を超えて第1の回動アーム41が回動すると、ターンオーバースプリング44がターンオーバーする。したがって、第2の回動アーム42はターンオーバースプリング44の付勢力によって第1の段付ビス43の軸回りの時計回り方向(図4において、時計回り方向)に向けて回動する。
このとき、第2の回動アーム42の歯42cとピニオンギヤ50の1段歯50aとが噛み合い状態となっていると共に、ピニオンギヤ50の2段歯50bと左右のロッド52の各ラック歯52bとが噛み合い状態となっている。そのため、この第2の回動アーム42の回動にともなって、ピニオンギヤ50は第2の段付ビス51の軸回りの反時計回り方向(図4において、反時計回り方向)に向けて回動すると共に、左右のロッド52は互いが近づく方向にスライドする。
したがって、ボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して進出した左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aから退行する。すなわち、ロック機構40のロックが解除された状態となる。以降、ノブ47を押し込む操作を解消しても、この各閂53が退行した状態(ロック機構40のロックが解除された状態であり、左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して退行した状態)が保持されるため、リッド30を開け操作できる。
次に、リッド30の閉じ操作を説明する。開けたリッド30を閉じていくと、ボックス本体20の開口21が閉ざされる直前に、ボックス本体20の突起26bがリッド30の切欠35bに入り込む。すると、切欠35bに入り込んだ突起26bが第1のロックアーム55の他端55bを押し込むため、押し込まれた第1のロックアーム55と共に第2のロックアーム58は第3の段付ビス56の軸回りの反時計回り方向(図4において、反時計回り方向)に向けて回動する。
これにより、回動する第2のロックアーム58の傾斜面58bが第1の回動アーム41の他端41bを押し込むため、押し込まれた第1の回動アーム41はターンオーバースプリング44の付勢力に抗して第1の段付ビス43の軸回り時計回り方向(図4において、時計回り方向)に向けて回動する。やがて、第2の回動アーム42に対して同一軸線上を超えて第1の回動アーム41が回動すると、第2の回動アーム42に対するターンオーバースプリング44から作用する力の向きが、再度、反転する。
すなわち、第2の回動アーム42に対して同一軸線上を超えて第1の回動アーム41が回動すると、再度、ターンオーバースプリング44がターンオーバーする。したがって、第2の回動アーム42はターンオーバースプリング44の付勢力によって第1の段付ビス43の軸回りの反時計回り方向(図4において、反時計回り方向)に向けて回動する。このとき、既に説明したように、第2の回動アーム42の歯42cとピニオンギヤ50の1段歯50aとが噛み合い状態となっていると共に、ピニオンギヤ50の2段歯50bと左右のロッド52の各ラック歯52bとが噛み合い状態となっている。
そのため、この第2の回動アーム42の回動にともなって、ピニオンギヤ50は第2の段付ビス51の軸回り時計回り方向(図4において、時計回り方向)に向けて回動すると共に、左右のロッド52は互いが遠ざかる方向にスライドする。したがって、ボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して退行した左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して進出する。すなわち、ロック機構40のロックが施された状態(ボックス本体20に対してリッド30がロックされた状態)となる。したがって、ボックス本体20に対してリッド30をロックできるため、自動車1の走行時にリッド30がガタつくことを防止できる。
本発明の実施形態に係るリッド30のロック機構40は、上述したように構成されている。この構成によれば、リッド30のロック機構40は、主として、2本の回動アーム41、42と、ノブ47と、2本の閂53とから構成されている。この2本の回動アーム41、42の各一端41a、42aには、ターンオーバースプリング44が掛け渡されている。そして、ボックス本体20に形成された開口21をリッド30が閉じた状態(ロック機構40のロックが施された状態)から、圧縮ばね46の付勢力に抗してノブ47を押し込む操作すると、第2の回動アーム42に対するターンオーバースプリング44から作用する力の向きが反転する。すなわち、このノブ47を押し込む操作すると、ターンオーバースプリング44がターンオーバーする。したがって、左右のロッド52は互いが近づく方向にスライドするため、ボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して進出した左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aから退行する。すなわち、ロック機構40のロックが解除された状態となる。このようにターンオーバースプリング44がターンオーバーすると、このターンオーバーした瞬間からノブ47を押し込む操作するための操作荷重が不要となる。そのため、リッド30のロックが解除された時の節度感(操作荷重が不要となった節度感)をノブ47から得ることができる。したがって、リッド30のロックが解除された後も、ノブ47を押し込む操作を継続する必要がなく、結果として、ロックの解除操作のフィーリングを良くできる。
また、この構成によれば、インナパネル31の底壁32には、2本の回動アーム41、42が第1の段付ビス43を介して同一軸線上に回動可能に組み付けられている。そのため、これら2本の回動アーム41、42が異なる軸線上に回動可能に組み付けられている場合と比較すると、平面視において、これら2本の回動アーム41、42の配置スペースをコンパクトにできる。したがって、リッド30のロック機構40をコンパクトにできる。
また、この構成によれば、ノブ47を押し込む操作すると、ボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aに対して進出した左右のロッド52の各閂53がボックス本体20の左右の貫通孔26a、27aから退行する。このノブ47を押し込む操作量は、ピニオンギヤ50とラック歯52bとの噛み合いのギヤ比によって調整可能となっている。そのため、このギヤ比を所望するものに設定することで、ノブ47を押し込む操作量を低減または増加させることができる。
なお、本発明の実施形態に係るリッド30のロック機構40にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。回動アーム41、42は、2本に限定されることなく1本であっても構わない。また、ピニオンギヤ50とロッド52との噛み合い、所謂、ラックアンドピニオンによって閂53を進退させることなく、他の公知のリンク機構で閂53を進退させても構わない。また、コンソールボックス10のリッド30に限定されることなく、グローブボックス等、各種内装部材のボックスのリッド等に適用しても構わない。また、自動車1は、トラック等であっても構わない。
1 自動車(車両)
20 ボックス本体(内装部材)
21 開口
30 リッド
32 底壁(ベース)
40 ロック機構
41 第1の回動アーム(一方の回動アーム)
41a 一端(端部)
42 第2の回動アーム(他方の回動アーム)
42a 一端(端部)
44 ターンオーバースプリング
47 ノブ
53 閂

Claims (3)

  1. 車両の内装部材に形成された開口を開閉可能にリッドが組み付けられており、開口を閉状態にリッドをロック可能なリッドのロック機構であって、
    リッドのベースに対して回動可能に組み付けられ、互いの端部にターンオーバースプリングが掛け渡された2本の回動アームと、
    一方の回動アームを回動可能なノブと、
    他方の回動アームの回動に応じて内装部材に対して進退可能な閂と、を備えており、
    他方の回動アームは、ノブを操作する前の常時、閂が内装部材に対して進出するようにターンオーバースプリングによって付勢され、
    ノブを操作すると、内装部材に対して進出した閂が退行するように他方の回動アームに対するターンオーバースプリングによる付勢の方向が反転するリッドのロック機構。
  2. 請求項1に記載のリッドのロック機構であって、
    2本の回動アームの枢着軸は、共通となっているリッドのロック機構。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載のリッドのロック機構であって、
    閂は、ピニオンギヤとラック歯とを介して他方の回動アームの回動に応じて内装部材に対して進退可能となっており、
    ノブの操作量は、ピニオンギヤとラック歯との噛み合いのギヤ比によって調整可能となっているリッドのロック機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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