JP2020026957A - 2相型無電源センサ - Google Patents
2相型無電源センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020026957A JP2020026957A JP2018150096A JP2018150096A JP2020026957A JP 2020026957 A JP2020026957 A JP 2020026957A JP 2018150096 A JP2018150096 A JP 2018150096A JP 2018150096 A JP2018150096 A JP 2018150096A JP 2020026957 A JP2020026957 A JP 2020026957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- mounting
- power sensor
- sensor
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
Description
すなわち、図7は従来の無電源センサの正面図であり、図8は図7の本体ケース2内の構造を概略的に示す断面図である。
前記A相用無電源センサ20のA相用コア22の上部には、マグネット10及びA相用コイル11が設けられ、周知の誘起電圧を発生する発電機の構成で形成されている。
また、前記B相用無電源センサ21のB相用コア20Bの上部には、マグネット10及びB相用コイル11aが設けられ、周知の誘起電圧を発生する発電機の構成が形成されている。
前述の構成において、前記各検出面20A及び21Bの下方に位置する歯車40の歯40aが、例えば、CW方向に沿って回転すると、前記A相用無電源センサ20及び前記B相用無電源センサ21からは、所定の誘起電圧に基づいたA相検出信号a及びB相検出信号bが各リード線41、42を介して外部に導出される。
すなわち、図7及び図8で示されるように、2個のA相用無電源センサとB相用無電源センサが、比較的大径に形成された本体ケース2の下部で独立した2個構成となるため、本体ケースの形状の小型化が難しく、かつ、製造コストを下げることも困難であった。
さらに、一対の無電源センサを所定位相差のA相及びB相の位置に配設しなければならず、組み立て後の、各センサの位置調整が極めて困難であった。
すなわち、請求項1の構成により、無電源センサケースの一対の取付用貫通穴内に、予めコイルが設けられた一対のボビンを挿入するだけで、A相用及びB相用無電源センサの取付けを高精度にかつ迅速に行うことができる。
また、各取付用貫通穴の各軸心線が本体ケースの軸心線と平行であるため、無電源センサケースに形成された各取付用貫通穴内に軸心線を備えた状態で設けることができ、各無電源センサを本体ケースの下部に設けられた小型の無電源センサケース内に鉛直状態で装着できるため、製造コストを低減し、鉄道分野における市場を大きくすることができる。
また、請求項4及び5の構成により、本体ケース内の各取付用貫通穴にボビンを設け、ボビンの上部領域にコイルとマグネットを取付け、その下部領域にコアを各々設けているため、極めて小型で、かつ、組立てが容易となる。
尚、図7及び図8で示す従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図1において、1Aで示されるものは無電源センサであり、前記無電源センサ1Aは、主として、ケーブル5が接続されたセンサ用基体1と、前記センサ用基体1と一体で取付孔3aを有する取付部材3を備えた本体ケース2と、前記本体ケース2の下部にねじ100を介して一体状に取り付けられた無電源センサケース101と、前記無電源センサケース101内に設けられた一対の第1、第2取付用貫通穴50、51と、から構成されている。
前記第2取付用貫通穴51内には、B相用ボビン61とB相用コイル25とマグネット10aとからなるB相用無電源センサ21が設けられている。
前記本体ケース2には、これと一体に形成され取付孔3aを有する取付部材3が設けられている。
尚、第1の実施の形態では、図7と図8において同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図5は他の形態、すなわち、第2の実施の形態の内部構造を示している。
まず、図4の構成は前記本体ケース2の下部に設けられた無電源センサケース101に形成された第1、第2取付用貫通孔50、51が点線にて示されている。
前記無電源センサケース101には、図4及び図6に点線及び実線で示されるように、前記第1取付用貫通孔50(A相用取付孔)と前記第2取付用貫通穴51(B相用取付孔)が設けられている。
前記マグネット10、10aは、外見円柱状であるが、断面T字型をなすように構成されていると共に、各マグネット10、10aの大部分は前記各ボビン60、61の上部領域200に配設されている。
前記各ボビン60、61の下部領域201は、前記各60、61の上部領域200よりも、その直径が径大となっており、この下部領域201の各ボビン60、61内に前記各マグネット10、10aの一部及びA相用コア22及びB相用コア20Bが挿入して設けられている。
取付部材(3)の下部に設けられた本体ケース(2)と、前記本体ケース(2)の下部に設けられ互いに隣接する第1、第2取付用貫通穴(50、51)を有する無電源センサケース(101)と、前記第1取付用貫通穴(50)内に設けられたA相用無電源センサ(20)及び前記第2取付用貫通穴(51)内に設けられたB相用無電源センサ(21)と、前記A相用無電源センサ(20)用のA相用コイル(24)を設けたA相用ボビン(60)と、前記B相用無電源センサ(21)用のB相用コイル(25)を設けたB相用ボビン(61)と、前記各コイル(24、25)に接続され前記センサ用基体(1)から外部へ引き出されたケーブル(5)と、前記各コイル(24、25)に隣接して設けられたマグネット(10、10a)と、を備え、前記第1、第2取付用貫通穴(50、51)の第1軸心線(P1)と第2軸心線(P2)は、前記本体ケース(2)の第3軸心線(P3)と平行であり、前記各無電源センサ(20、21)の前記各検出面(20A、21B)を、歯車(40)の歯(40a)上に非接触状態で配設し、前記歯車(40)が回転した時、前記A相用無電源センサ(20)及び前記B相用無電源センサ(21)から出力される2相回転検出信号が前記ケーブル(5)を経て得られるようにした構成であり、また、前記本体ケース(2)内の本体空洞(12)内には、前記A相用コイル(24)及びB相用コイル(25)に接続されたA相用端子ピン(63)及びB相用端子ピン(64)が設けられている構成であり、また、前記本体ケース(2)の第1長さ(L)及び第1直径(D)に対し、前記無電源センサケース(101)の第2長さ(L1)及び第2直径(D1)は、L>L1、D>D1とした構成であり、また、前記各マグネット(10、10a)の下部には、A相用コア(22)及びB相用コア(20B)が接続され、前記各マグネット(10、10a)の外周には、A相用コイル(11)が設けられたA相用ボビン(60)とB相用コイル(11a)が設けられたB相用ボビン(61)が配設され、前記各コイル(11、11a)及び前記各コア(22、20B)は、前記第1取付用貫通穴(50)及び第2取付用貫通穴(51)内に設けられている構成あり、また、前記A相用ボビン(60)及び前記B相用ボビン(61)は、その上部領域(200)に前記A相用コイル(11)及び前記B相用コイル(11a)を有し、その下部領域(201)は、前記A相用コイル(11)及び前記B相用コイル(11a)が設けられてない状態で、前記無電源センサケース(101)の下部に位置していると共に、前記A相用コア(22)及び前記B相用コア(20B)が設けられている構成である。
1A 無電源センサ
2 本体ケース
3 取付部材
3a 取付孔
5 ケーブル
10 マグネット
10a マグネット
11 A相用コイル
11a B相用コイル
12 本体空洞
20 A相用無電源センサ
20A A相検出面
20B B相用コア
21 B相用無電源センサ
21B B相検出面
22 A相用コア
40 歯車
40a 歯
50 第1取付用貫通穴(A相用取付孔)
51 第2取付用貫通穴(B相用取付孔)
60 A相用ボビン
61 B相用ボビン
63 A相用端子ピン
64 B相用端子ピン
100 ねじ
101 無電源センサケース
200 上部領域
201 下部領域
300 段
301 段
G ギャップ
P1 第1軸心線
P2 第2軸心線
P3 第3軸心線
Claims (5)
- 取付部材(3)の下部に設けられた本体ケース(2)と、前記本体ケース(2)の下部に設けられ互いに隣接する第1、第2取付用貫通穴(50、51)を有する無電源センサケース(101)と、前記第1取付用貫通穴(50)内に設けられたA相用無電源センサ(20)及び前記第2取付用貫通穴(51)内に設けられたB相用無電源センサ(21)と、前記A相用無電源センサ(20)用のA相用コイル(24)を設けたA相用ボビン(60)と、前記B相用無電源センサ(21)用のB相用コイル(25)を設けたB相用ボビン(61)と、前記各コイル(24、25)に接続され前記センサ用基体(1)から外部へ引き出されたケーブル(5)と、前記各コイル(24、25)に隣接して設けられたマグネット(10、10a)と、を備え、前記第1、第2取付用貫通穴(50、51)の第1軸心線(P1)と第2軸心線(P2)は、前記本体ケース(2)の第3軸心線(P3)と平行であり、前記各無電源センサ(20、21)の前記各検出面(20A、21B)を、歯車(40)の歯(40a)上に非接触状態で配設し、前記歯車(40)が回転した時、前記A相用無電源センサ(20)及び前記B相用無電源センサ(21)から出力される2相回転検出信号が前記ケーブル(5)を経て得られる構成としたことを特徴とする2相型無電源センサ。
- 前記本体ケース(2)内の本体空洞(12)内には、前記A相用コイル(24)及びB相用コイル(25)に接続されたA相用端子ピン(63)及びB相用端子ピン(64)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の2相型無電源センサ。
- 前記本体ケース(2)の第1長さ(L)及び第1直径(D)に対し、前記無電源センサケース(101)の第2長さ(L1)及び第2直径(D1)は、L>L1、D>D1であることを特徴とする請求項1又は2記載の2相型無電源センサ。
- 前記各マグネット(10、10a)の下部には、A相用コア(22)及びB相用コア(20B)が接続され、前記各マグネット(10、10a)の外周には、A相用コイル(11)が設けられたA相用ボビン(60)とB相用コイル(11a)が設けられたB相用ボビン(61)が配設され、前記各コイル(11、11a)の外周及び前記各コア(22、20B)の外周は、前記第1取付用貫通穴(50)及び第2取付用貫通穴(51)内に設けられていることを特徴とする請求項1記載の2相型無電源センサ。
- 前記A相用ボビン(60)及び前記B相用ボビン(61)は、その上部領域(200)に前記A相用コイル(11)及び前記B相用コイル(11a)を有し、その下部領域(201)は、前記A相用コイル(11)及び前記B相用コイル(11a)が設けられてない状態で、前記無電源センサケース(101)の下部に位置していると共に、前記A相用コア(22)及び前記B相用コア(20B)が設けられている構成としたことを特徴とする請求項4記載の2相型無電源センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018150096A JP7166534B2 (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 2相型無電源センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018150096A JP7166534B2 (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 2相型無電源センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020026957A true JP2020026957A (ja) | 2020-02-20 |
JP7166534B2 JP7166534B2 (ja) | 2022-11-08 |
Family
ID=69619904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018150096A Active JP7166534B2 (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 2相型無電源センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7166534B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257065U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-04-25 | ||
JPH02116752A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-05-01 | Sundstrand Corp | 集積駆動発電機のための磁気的ピック・アップ回路 |
JPH02135867U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-11-13 | ||
JPH0381567A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-05 | Aisan Ind Co Ltd | 信号発生装置 |
JPH0716164U (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-17 | 矢崎総業株式会社 | 回転速度検出用ピックアップセンサ |
JPH09280887A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転検出器 |
JP2001133470A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-18 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転速度検出器構造 |
JP2003028887A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-29 | Central Japan Railway Co | 回転速度センサ |
JP2003154860A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-27 | Honda Motor Co Ltd | クラッチケースのセンサ取付構造 |
-
2018
- 2018-08-09 JP JP2018150096A patent/JP7166534B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257065U (ja) * | 1988-06-30 | 1990-04-25 | ||
JPH02116752A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-05-01 | Sundstrand Corp | 集積駆動発電機のための磁気的ピック・アップ回路 |
JPH02135867U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-11-13 | ||
JPH0381567A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-05 | Aisan Ind Co Ltd | 信号発生装置 |
JPH0716164U (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-17 | 矢崎総業株式会社 | 回転速度検出用ピックアップセンサ |
JPH09280887A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転検出器 |
JP2001133470A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-18 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 回転速度検出器構造 |
JP2003028887A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-29 | Central Japan Railway Co | 回転速度センサ |
JP2003154860A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-27 | Honda Motor Co Ltd | クラッチケースのセンサ取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7166534B2 (ja) | 2022-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3799362B1 (ja) | 磁気センサ付き回転電機 | |
JP2013051749A (ja) | Vr型レゾルバ | |
JP2018191403A (ja) | ステータおよびレゾルバ | |
JP2011041377A (ja) | コンデンサ形単相誘導電動機 | |
JP5734645B2 (ja) | モータ用ブラケット、および電動モータ | |
JP2015033293A (ja) | ステータ | |
JP2020026957A (ja) | 2相型無電源センサ | |
KR20170045997A (ko) | 로터 코어, 로터 조립체 및 이를 포함하는 모터 | |
JP2014073030A (ja) | 電機子およびモータ | |
JP2008312369A (ja) | モータおよびモータの製造方法 | |
JP2018110498A (ja) | 回転型差動変圧器 | |
JP5906029B2 (ja) | 電動モータ | |
JP7489268B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2021122171A (ja) | ステッピングモータ | |
JP5205607B2 (ja) | レゾルバ構造 | |
KR20200114887A (ko) | 아우터 로터 타입의 모터 | |
JP2015119537A (ja) | 電動機及び電動機用ボビン | |
JP6313243B2 (ja) | 可変リラクタンス型レゾルバ | |
JP5272138B2 (ja) | レゾルバ構造 | |
JP2003121455A (ja) | 車両用速度検出器 | |
JPWO2018142441A1 (ja) | アキシャルギャップ型回転電機 | |
JP2009100539A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2009225567A (ja) | ステッピングモータ及びその製造方法 | |
KR101785451B1 (ko) | 하이브리드 착자요크 | |
JP2010057276A (ja) | モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7166534 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |