JP2020024023A - オートテンショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】オートテンショナにおいて、組付性を向上させながら、より確実に異物の侵入を防止する。【解決手段】ベース部材と、スピンドルと、アーム部材20と、捩りコイルバネ30と、ダンピング材14とを備えたオートテンショナ1において、捩りコイルバネ30のコイル部30aから延びる揺動側タング30cに円弧形状を形成するように折り曲げられた折曲部34を形成し、アーム部材20のアーム側軸部22の周縁に折曲部34を包み込む湾曲した湾曲面28aを有する受ける端部受け部を形成する。【選択図】図1
Description
本発明は、ベルトに張力を付与すると共に、その張力変動に応じて自動的に張力付与作動を調整するオートテンショナに関し、特に、捩りコイルバネの端部受け部の改善に関する。
従来より、有底筒状のベース側カップ部及びこのベース側カップ部の軸心に沿って立設されたベース側軸部を有するベース部材と、ベース側軸部に挿通されるスピンドルと、このスピンドルを介して回転可能に支持されるアーム側軸部及びベルトに接触してベルトを押圧するベルト押圧部を有し、ベース側カップ部に対向させた状態で内部空間を形成するように配置され、ベルト押圧部がアーム側軸部を中心に揺動可能に支持されるアーム部材と、内部空間に配置されてコイル部がアーム側軸部又はベース側軸部の外周に嵌め込まれ、ベルト押圧部を付勢する捩りコイルバネと、この捩りコイルバネとアーム部材又はベース部材との間に介装されて該アーム部材と該ベース部材との間の相対的な動きを減衰させるダンピング部材とを備えたオートテンショナが知られている。
例えば、特許文献1〜3のオートテンショナでは、コイル部端部を若干曲げてその折曲部をダンピング部材に当接させている。この捩りコイルバネの端部の折曲部をダンピング部材に当接させた状態で、ダンピングに加わる力を調整することにより、オートテンショナは、非対称ダンピング係数を有するようにしている。
捩りコイルバネは、螺旋状のコイル部を有し、その両端は、通常、コイル部の円周方向に垂直な平面で切断されている。この両端部は、一般的にベース側カップ部の底壁又はアーム側軸部の周縁の平面部に当接するので、その接触位置や接触状態が常に一定ではなく、アームに加えるトルクやダンピング率が安定しない要因となっている。
また、コイル部端部の端面形状がトルクやダンピング率に影響を与えるので、端部の切断面が切断状態のままであると引っ掛かり等が生じやすく、端面形状を滑らかに仕上げた場合に比べて接触面に対して悪影響を及ぼすという問題がある。
一方、特許文献1〜3のものでは、依然としてコイル部端部の切断面をダンピング部材で直接支持するようにしているので、ダンピング部材に応力が集中し、ダンピング部材の耐久性に問題が生じ得るおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オートテンショナにおいて、トルク特性及びダンピング特性を安定して発揮できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、捩りコイルバネの端部折曲部を端部受け部の湾曲面で受けるようにした。
具体的には、第1の発明では、有底筒状のベース側カップ部及び該ベース側カップ部の軸心に沿って立設されたベース側軸部を有するベース部材と、
上記ベース側軸部に挿通されるスピンドルと、
上記スピンドルを介して回転可能に支持されるアーム側軸部及びベルトに接触して該ベルトを押圧するベルト押圧部を有し、上記ベース側カップ部に対向させた状態で内部空間を形成するように配置され、上記ベルト押圧部が上記アーム側軸部を中心に揺動可能に支持されるアーム部材と、
上記内部空間に配置されてコイル部が上記アーム側軸部又は上記ベース側軸部の外周に嵌め込まれ、上記ベルト押圧部を付勢する捩りコイルバネと、
上記捩りコイルバネと上記アーム部材又は上記ベース部材との間に介装されて該アーム部材と該ベース部材との間の相対的な動きを減衰させるダンピング部材とを備えたオートテンショナを対象とし、
上記オートテンショナでは、
上記捩りコイルバネのコイル部から延びる一対の端部のうち少なくとも一方は、円弧形状を形成するように折り曲げられた折曲部を有し、
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁には、上記折曲部を包み込む湾曲した湾曲面を有する受ける端部受け部が形成されている。
上記ベース側軸部に挿通されるスピンドルと、
上記スピンドルを介して回転可能に支持されるアーム側軸部及びベルトに接触して該ベルトを押圧するベルト押圧部を有し、上記ベース側カップ部に対向させた状態で内部空間を形成するように配置され、上記ベルト押圧部が上記アーム側軸部を中心に揺動可能に支持されるアーム部材と、
上記内部空間に配置されてコイル部が上記アーム側軸部又は上記ベース側軸部の外周に嵌め込まれ、上記ベルト押圧部を付勢する捩りコイルバネと、
上記捩りコイルバネと上記アーム部材又は上記ベース部材との間に介装されて該アーム部材と該ベース部材との間の相対的な動きを減衰させるダンピング部材とを備えたオートテンショナを対象とし、
上記オートテンショナでは、
上記捩りコイルバネのコイル部から延びる一対の端部のうち少なくとも一方は、円弧形状を形成するように折り曲げられた折曲部を有し、
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁には、上記折曲部を包み込む湾曲した湾曲面を有する受ける端部受け部が形成されている。
上記の構成によると、捩りコイルバネの湾曲した折曲部をアーム側軸部の周縁又はベース側カップ部の底壁に設けた端部受け部で包み込むように受けるので、折曲部と端部受け部との接触位置が安定する。その結果、ダンピング部材とアーム部材又はベース部材との接触位置が安定するので、トルク及びダンピング率が安定する。また、従来のように捩りコイルバネの端部が切断状態のままの場合のように端部が平滑でない場合と比べ、折曲部の湾曲した部分と湾曲した端部受け部とが面接触するので、接触面が極めて安定する。このため、端部を平坦にするための切削加工が必要とならない。
第2の発明では、第1の発明において、
上記折曲部は、上記コイル部の接線方向に対し、径方向内側へ90°以上180°以下折り曲げられている。
上記折曲部は、上記コイル部の接線方向に対し、径方向内側へ90°以上180°以下折り曲げられている。
上記の構成によると、内側に折り曲げるので、ベース側カップ部の内径を大きくする必要がなく、また、捩りコイルバネが他の部品に引っ掛かりにくく、その搬送が容易である。
第3の発明では、第2の発明において、
上記端部受け部の上記折曲部を収容する湾曲面の半径は、上記折曲部の曲げ半径よりも大きい。
上記端部受け部の上記折曲部を収容する湾曲面の半径は、上記折曲部の曲げ半径よりも大きい。
上記の構成によると、捩りコイルバネが湾曲面との接触部を中心に外側へ安定して移動できるので、両者がさらに安定した状態で接触する。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁の端部受け部は、上記アーム部材又は上記ベース側カップ部に一体に形成されており、
上記折曲部と上記端部受け部とは、上記ダンピング部材を介さないメタルタッチ構造である。
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁の端部受け部は、上記アーム部材又は上記ベース側カップ部に一体に形成されており、
上記折曲部と上記端部受け部とは、上記ダンピング部材を介さないメタルタッチ構造である。
上記の構成によると、端部受け部を、アーム部材又はベース部材を成形するときに同時に成形することができ、余計な機械加工を必要としない。また、メタルタッチであるので、ダンピング部材に端部を直接接触させる場合に比べて耐久性が高い。
以上説明したように、本発明によれば、捩りコイルバネのコイル部から延びる一対の端部のうち少なくとも一方に円弧形状を形成するように折曲部を形成し、その折曲部をアーム部材のアーム側軸部の周縁又はベース側カップ部の底壁に形成した端部受け部の湾曲した湾曲面で受けるようにしたので、トルク特性及びダンピング特性を安定して発揮できるオートテンショナが得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明の実施形態に係るオートテンショナ1の全体構成を示しており、このオートテンショナ1は、詳細は図示しないが例えば、自動車用エンジンの出力トルクの一部を1本の伝動ベルトを介して複数の補機に伝達するようにしたサーペンタインレイアウトのベルト式補機駆動装置において使用されるものであり、上記の伝動ベルトに所定の張力を付与する作動を行いつつ、そのベルト張力の変動に応じて上記の作動に対するダンピング力を自動的に変化させるようになっている。
このオートテンショナ1は、例えばエンジンなどの固定側に固定されるベース部材10と、このベース部材10にスピンドル12回りに揺動可能に支持されたアーム部材20とを備えている。ベース部材10及びアーム部材20は、アルミニウム合金の鋳造品で構成されている。
上記のベース部材10は、有底筒状で断面円形の内周面11aが形成されたベース側カップ部11と、このベース側カップ部11内の底壁11bの中央に立設された円筒状のベース側軸部11cとを有する。ベース側軸部11cには、軸状のスピンドル12を挿通するためのスピンドル挿通孔11dが中央に設けられている。ベース部材10は、例えば、外周に設けたボルト挿通孔10aを介して固定側に固定される。
一方、上記のアーム部材20は、ベース部材10上側の内周面11aに嵌まり込み、中央に上記スピンドル12を挿通する貫通孔21aを有する円板状(円柱状)のアーム部本体21を備えている。このアーム部本体21の底壁21bの中央にスピンドル12の上部が挿通されるアーム側軸部22(図4にのみ示す)が形成されている。アーム側軸部22は、アーム部本体21の底壁21bからベース部材10に向かって延びる円筒状部分よりなる。なお、本実施形態では、アーム側軸部22とベース側軸部11cとが互いに同心状に向かい合った状態でスピンドル12の径方向で重ならずにスピンドル12に挿通されているが、アーム側軸部22がベース部材10のベース側軸部11c上にベース側軸部11cの先端側から外嵌合された状態に配置されていたり、ベース側軸部11cが半径方向外側で、アーム側軸部22が半径方向内側で重なるように配置されていたりしていても良い。
上記アーム部本体21の外周には、アーム26が半径方向外方に向かって突出するように設けられており、このアーム26の先端にベルト押圧部としてのテンションプーリ23が軸受部23aを介して回転可能に支持されている。このテンションプーリ23が伝動ベルトに接触してプーリ軸心回りに回転しつつ、この伝動ベルトを押圧するようになっている。テンションプーリ23は、例えば、円板状のダストシールド24で覆われた状態でプーリボルト25でアーム26の先端側に回転可能に支持されている。
そして、スピンドル12の外周面と、ベース側軸部11cのスピンドル挿通孔11dとの間には、略円筒状の回転支持摺動材13が介装されており、アーム部材20は、この回転支持摺動材13を介してベース部材10にスピンドル12回りに揺動可能に支持されている。
上記ベース部材10とアーム部材20との間には、ベース部材10に対し、アーム部材20をテンションプーリ23が伝動ベルトを押圧する方向に向かってスピンドル12回りに回動するように常時付勢する捩りコイルバネ30が介装されている。具体的には、この捩りコイルバネ30は、ベース部材10のベース側カップ部11とアーム部材20のアーム部本体21との間の内部空間27内に収容されている。
図5A及び図5Bに示すように、コイル部30aと、このコイル部30aにおけるベース部材10側の固定側タング30bと、コイル部30aにおけるアーム部材20側の揺動側タング30cとを有する。コイル部30aは、アーム側軸部22、スピンドル12及びベース側軸部11cに嵌め込まれている。本実施形態では、固定側タング30bは、コイル部30aの円周方向に垂直な面で切断されて形成され、底壁11bに当接している。例えば、底壁11bは、平坦でも良い。
また、図6Bに示すように、捩りコイルバネ30は、例えばコイル部30aが拡径する方向に捩られた状態でベース部材10及びアーム部材20間に介装されており、このことで、コイル部30aが縮径する方向の捩りトルクでもってアーム部材20を回動付勢するようになっている。
上記捩りコイルバネ30のコイル部30aとベース部材10の内周面11aとの間には、円筒状のダンピング材14が介装されている。本実施形態では、このダンピング材14は、アーム部材20と共に回転し、ベース側カップ部11の上端の内周面に摺接するようになっている。なお、ダンピング材14は、ベース部材10の内周面11aに固定され、回転するアーム部材20の下端と摺接するようにしても良い。そして、このダンピング材14は、リング部材15を介してコイル部30aによってベース部材10の内周面11aに押さえ付けられている。このリング部材15によって、コイル部30aの押圧力が安定するようになっている。ダンピング材14は、アーム部材20とベース部材10との間の相対的な動きを減衰させるダンピング部材としての機能を発揮している。
そして、本実施形態では、揺動側タング30cは、円弧形状を形成するように折り曲げられた折曲部34を有する。具体的には、折曲部34は、コイル部30aの接線方向に対し、径方向内側へ90°以上180°以下折り曲げられている。本実施形態では、図7Aに示すように、ほぼ180°内側に曲げ半径r1で押し返されている。
これに合わせ、図1、図6A〜図7Bに示すように、アーム部材20のアーム側軸部22の周縁の底壁21bには、折曲部34を包み込む湾曲した湾曲面28aを有する受ける端部受け部28が形成されている。そして、端部受け部28の折曲部34を収容する湾曲面28aの半径r2は、折曲部34の曲げ半径r1よりも大きくなっている(r2>r1)。端部受け部28は、アーム部材20に一体に成形されており、折曲部34と端部受け部28とは、ダンピング部材を介さないメタルタッチ構造となっている。
−オートテンショナの作動−
次いで、上記のように構成されたオートテンショナ1の作動について説明する。
次いで、上記のように構成されたオートテンショナ1の作動について説明する。
オートテンショナ1では、例えば自動車用エンジンの作動に伴い、伝動ベルトの張力が低下したときには、捩りコイルバネ30の捩りトルクでもってアーム部材20がベルト押圧方向に回動し、テンションプーリ23が伝動ベルトを押圧するので、ベルト張力の低下が抑えられる。一方、伝動ベルトの張力が上昇したときには、そのベルト反力によりテンションプーリ23が押圧され、アーム部材20がベルト押圧方向とは反対の方向に回動するので、ベルト張力の上昇が抑えられる。
一方、捩りコイルバネ30の捩りトルクの反力でもって、この捩りコイルバネ30のコイル部30aにおける周方向の一部は半径方向外方に向かって常に押圧されており、これにより、アーム部材20の揺動に伴い、ダンピング材14とアーム部本体21とは共に回転し、ダンピング材14は、コイル部30aの押圧力により、ベース部材10の内周面11aとの間で摺動摩擦が発生させる。また、回転支持摺動材13とスピンドル12との間にも摺動摩擦が発生する。それらが、アーム部材20の揺動を減衰させるダンピング力として作用する。その際に、捩りトルクの反力は、アーム部材20がベルト押圧方向に回動するとき、つまり、コイル部30aが縮径するときには、それに応じて低下するので、ダンピング力も低下する。よって、アーム部材20の回動が速やかに行われる。一方、アーム部材20がベルト押圧方向とは反対の方向に回動するとき、つまり、コイル部30aが拡径するときには、それに応じて捩りトルクの反力が上昇するので、ダンピング力も上昇する。
このように、本実施形態では、捩りコイルバネ30の湾曲した折曲部34をアーム部材20のアーム側軸部22の周縁の底壁21bに設けた端部受け部28の湾曲面で包み込むように受けるので、折曲部34と端部受け部28との接触位置が安定する。その結果、ダンピング材14とベース部材10の内周面11aとの接触位置が安定するので、トルク及びダンピング率が安定する。
また、従来のように捩りコイルバネの端部が切断状態のままの場合のように揺動側タング30cが平滑でない場合と比べ、折曲部34の湾曲した面と端部受け部28の湾曲面28aとが面接触するので、接触面が極めて安定する。このため、揺動側タング30cを平坦にするための切削加工が必要とならない。
また本実施形態では、揺動側タング30cを内側に折り曲げるので、外側に折り曲げる場合に比べてベース側カップ部11の内径を大きくする必要がなく、また、捩りコイルバネ30が他の部品に引っ掛かりにくく、その搬送が容易である。
また本実施形態では、アーム部材20を鋳造成形などで一体成形するときに、端部受け部28を同時に成形することができるので、余計な機械加工を必要としない。
さらに、折曲部34と端部受け部28とのメタルタッチであるので、剛性の低いダンピング材14に端部の切断面を直接接触させる場合に比べて耐久性が高い。
よって、本実施形態に係るオートテンショナ1によると、トルク特性及びダンピング特性を安定して発揮できるオートテンショナ1が得られる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
例えば、固定側タング30bにも折曲部を形成し、ベース側カップ部11の底壁11bにも折曲部を包み込む湾曲した湾曲面を有する受ける端部受け部を形成しても良いし、逆に固定側のみに折曲部及び端部受け部を形成しても良い。
1 オートテンショナ
10 ベース部材
11 ベース側カップ部
11a 内周面
11b 底壁
11c ベース側軸部
11d ボルト挿通孔
12 スピンドル
13 回転支持摺動材
14 ダンピング材
15 リング部材
20 アーム部材
21 アーム部本体
21a 貫通孔
21b 底壁
22 アーム側軸部
23 テンションプーリ
23a 軸受部
25 係止孔
26 アーム
27 内部空間
28 端部受け部
28a 湾曲面
30 コイルバネ
30a コイル部
30b 固定側タング(端部)
30c 揺動側タング(端部)
34 折曲部
10 ベース部材
11 ベース側カップ部
11a 内周面
11b 底壁
11c ベース側軸部
11d ボルト挿通孔
12 スピンドル
13 回転支持摺動材
14 ダンピング材
15 リング部材
20 アーム部材
21 アーム部本体
21a 貫通孔
21b 底壁
22 アーム側軸部
23 テンションプーリ
23a 軸受部
25 係止孔
26 アーム
27 内部空間
28 端部受け部
28a 湾曲面
30 コイルバネ
30a コイル部
30b 固定側タング(端部)
30c 揺動側タング(端部)
34 折曲部
Claims (4)
- 有底筒状のベース側カップ部及び該ベース側カップ部の軸心に沿って立設されたベース側軸部を有するベース部材と、
上記ベース側軸部に挿通されるスピンドルと、
上記スピンドルを介して回転可能に支持されるアーム側軸部及びベルトに接触して該ベルトを押圧するベルト押圧部を有し、上記ベース側カップ部に対向させた状態で内部空間を形成するように配置され、上記ベルト押圧部が上記アーム側軸部を中心に揺動可能に支持されるアーム部材と、
上記内部空間に配置されてコイル部が上記アーム側軸部又は上記ベース側軸部の外周に嵌め込まれ、上記ベルト押圧部を付勢する捩りコイルバネと、
上記捩りコイルバネと上記アーム部材又は上記ベース部材との間に介装されて該アーム部材と該ベース部材との間の相対的な動きを減衰させるダンピング部材とを備えたオートテンショナであって、
上記捩りコイルバネのコイル部から延びる一対の端部のうち少なくとも一方は、円弧形状を形成するように折り曲げられた折曲部を有し、
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁には、上記折曲部を包み込む湾曲した湾曲面を有する受ける端部受け部が形成されている
ことを特徴とするオートテンショナ。 - 請求項1に記載のオートテンショナにおいて、
上記折曲部は、上記コイル部の接線方向に対し、径方向内側へ90°以上180°以下折り曲げられている
ことを特徴とするオートテンショナ。 - 請求項2に記載のオートテンショナにおいて、
上記端部受け部の上記折曲部を収容する湾曲面の半径は、上記折曲部の曲げ半径よりも大きい
ことを特徴とするオートテンショナ。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のオートテンショナにおいて、
上記アーム部材のアーム側軸部の周縁又は上記ベース側カップ部の底壁の端部受け部は、上記アーム部材又は上記ベース側カップ部に一体に形成されており、
上記折曲部と上記端部受け部とは、上記ダンピング部材を介さないメタルタッチ構造である
ことを特徴とするオートテンショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149704A JP2020024023A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149704A JP2020024023A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | オートテンショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020024023A true JP2020024023A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69618508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018149704A Pending JP2020024023A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | オートテンショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020024023A (ja) |
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2018
- 2018-08-08 JP JP2018149704A patent/JP2020024023A/ja active Pending
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