JP2020023728A - 冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 - Google Patents
冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020023728A JP2020023728A JP2018147420A JP2018147420A JP2020023728A JP 2020023728 A JP2020023728 A JP 2020023728A JP 2018147420 A JP2018147420 A JP 2018147420A JP 2018147420 A JP2018147420 A JP 2018147420A JP 2020023728 A JP2020023728 A JP 2020023728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel
- grains
- crystal grain
- machine structural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
Description
変形抵抗の低減のためには、球状化焼なまし処理が実施されることが一般的である。しかし球状化焼なまし組織中の炭化物分布が不均一であると、変形抵抗が十分に低減できたとしても、冷間割れを抑制できない場合がある。
C:0.15〜0.26%
Cは、機械構造用部品としての鋼材の浸炭後の芯部強度を確保するために必要な元素である。しかし、Cが0.15%未満ではその効果が十分に得られない。他方、Cが0.26%を超えると加工性を低下させ、かつ靱性を低下させる。そこで、Cは0.15〜0.26%とする。
Siは、脱酸に必要な元素である。しかし、Siが0.05%未満ではその効果が十分に得られない。他方、Siが1.0%を超えると加工性を低下させる。そこで、Siは0.05〜1.0%とする。
Mnは、焼入れ性を確保するために必要な元素である。しかし、Mnが0.1%未満では、焼入れ性の効果が十分に得られない。他方、Mnが0.6%を超えると加工性を低下させる。そこで、Mnは0.1〜0.6%とする。
Pは、スクラップから含有される不可避な不純物であるが、オーステナイト粒界に偏析して衝撃強度や曲げ強度などの靱性を低下させる。そこで、Pは0.030%以下とする。
Sは、被削性を向上させる元素である。しかし、Sは非金属介在物MnSを生成して靱性および疲労強度を低下させる。そこで、Sは0.030%以下とする。
Crは、球状化焼なまし処理により、炭化物が粒内に均一分散した組織を得るために不可欠な元素である。この効果を得るためには、Crは1.80%以上必要である。しかし、Crが2.50%を超えると加工性を低下させる。そこで、Crは1.80〜2.50%とする。
Alは、脱酸剤として使用される元素であり、また、Nと結合してAlNを形成し、結晶粒粗大化の抑制効果をもたらす。この効果を得るためには、Alは0.005%以上の添加を必要とする。もっとも、Alは0.050%を超えると、アルミナ系酸化物が増加し、疲労特性および加工性を低下させる。そこで、Alは0.005〜0.050%とし、望ましくは0.015〜0.050%とする。
Nは、鋼中でAlNやNb窒化物として微細析出し、結晶粒粗大化を防止する効果もたらす。しかし、Nは0.030%を超えると窒化物が増加し、疲労強度や加工性を低下させる。そこで、Nは0.030%以下、望ましくは、0.025%以下とする。
Nbは、炭化物あるいは窒化物を形成し、結晶粒粗大化を防止する効果をもたらす。特に鋼中に微細に分散したナノオーダーのNb(C,N)は結晶粒の成長を抑制する。Nbが0.02%未満ではその効果が得られない。他方、Nbが0.10%を超えると、析出物の量が過剰となって加工性を低下させる。そこで、Nbは0.02〜0.10%、望ましくは、0.02〜0.08%とする。
Mo:0.05%以下
NiとMoは、いずれも鉄スクラップに含有されることで不純物として混入する場合がある。もっとも、これら成分が混入すると、凝固段階で鋼材中に偏析することから、炭化物の不均一分布の原因となりうる。
そこで、本発明において許容するNiは0.20%以下、Moは0.05%以下としておくことが好ましい。
鋼中の炭化物分布が不均一であると、冷間加工時に不均一変形が生じ、割れの原因となる。また、冷間加工による不均一なひずみの影響で、その後の浸炭処理時に再結晶フェライト粒が微細となること、さらに炭化物を核としてオーステナイトが不均一生成することにより、結晶粒粗大化が生じやすい。この問題を抑制するためには、組織中の炭化物分布を均一とする必要がある。そこで、短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒が、球状化焼なまし後の組織全体の面積率90%以上とする。
本発明では、AlやNbによる結晶粒度粗大化抑制の効果を十分に得るために、凝固段階で生じたAl窒化物やNb酸化物やNb窒化物を一旦鋼材中に溶かし込む必要がある。そこで、本発明の機械構造用鋼を得るために、鋼片の圧延温度を1200℃以上、望ましくは1250℃以上とする。
第1の手段または第2の手段に記載の化学成分を有する鋼材は、球状化焼なまし前の組織をフェライトとパーライト組織とし、かつフェライト粒径をJIS G0551のオーステナイト粒度番号で8番以上に相当する粒度とすることで、球状化焼なまし処理を施した際に、炭化物分布が均一な組織が得ることができる。なお、このような組織を有する鋼は冷間加工による不均一変形が抑制されることで割れが生じにくく、さらにその後の浸炭処理による結晶粒度粗大化が起こりにくい。
そこで、フェライト粒度番号8番以上の組織を得るために、鋼片の仕上げ圧延温度を960℃以下とする。
第1の手段又は第2の手段に記載の成分を含有する鋼に上記条件の球状化焼なましを実施することで、炭化物分布が均一な組織となる。このような組織を有する鋼は冷間加工による不均一変形が抑制されることで割れが生じにくく、さらにその後の浸炭処理による結晶粒度粗大化が起こりにくい。
この効果を得るために、球状化焼なましの条件を、A1点〜A1点+40℃の範囲に加熱して所定の時間保持後、720〜650℃まで8〜40℃/hの冷却速度で冷却し、その後空冷することとする。
また、表3、表4に示す仕上げ圧延温度は表3、表4の下記に記載するように、それぞれ(a)が925℃、(b)が950℃、(c)が1000℃、(d)が1050℃である。
なお、表3、表4における供試材のNo.と温度条件の組合せについての表記法を説明する。供試材と温度条件がいずれであるかを直感的に理解しやすくするため、これらの要素を記号的に組合せて表記している。たとえば供試材No.4(発明鋼成分)を仕上げ圧延温度を(c)1000℃で処理した場合であれば、「供試材4(c)」といった形で表記している。
すなわち、表3の供試材4(c)、供試材5(c)、供試材6(c)、供試材6(d)、供試材7(c)、供試材7(d)は、発明鋼成分でありながら、短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が90%を下回っており、本発明の機械構造用鋼の範囲から外れるものであるから、比較例となっている。
表4は、供試材の化学成分が本発明の範囲外(比較鋼成分)であり、これらも比較例である。
次いで、圧延を想定して、これに相当する(a)925℃、(b)950℃、(c)1000℃、(d)1050℃の条件で3.6ks加熱後に空冷する焼ならし処理を実施した。この焼ならし材を鏡面研磨し、5%ナイタールで腐食した後、フェライト粒度を測定した。
フェライト粒の粒度番号は、仕上げ圧延温度1000℃以上で7.5番以下となるのに対し、950℃以下で8番以上となった。
図2に、球状化焼なまし後の組織を示す光学顕微鏡写真画像を示す。(a)は本発明の実施例であり、(b)は比較例である。本発明の実施例(a)では組織中の炭化物分布が均一となっている。他方、比較例の(b)では、炭化物分布が不均一となっている。図3に、本発明の実施例の球状化焼きなまし後の組織をさらに高倍率で示した光学顕微鏡写真画像を示す。本発明における粒内に析出している炭化物の分布の様子が確認できる。
表3で示すように、発明鋼成分の供試材を用いた場合、仕上げ圧延温度1000℃以上でフェライト粒度番号8未満となった場合には、球状化焼なまし後の短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が組織全体中の90%を下回りとなり、本発明の範囲外となった。
上記の球状化焼なましを実施した供試材の中周部より、切削加工により直径14mmで長さ21mmの円柱型試験片を作製した。試験片の長さ方向は母材の鍛伸方向と同一とした。得られた試験片について万能試験機を用いて据込み試験を行い、試験片表面に割れが発生しない最大の据込み率である限界据込み率を測定した。評価指標の限界据込み率は、測定数4回の平均値とした。
表3の実施例は、発明鋼成分であってかつ短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が組織全体中の90%以上であるところ、限界据込み率は76%以上となり、ほぼ試験機の測定限界に達してしまった。
他方、表3および表4の比較例では、粒子径50nm以上の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が組織全体中の90%を下回っており、限界据込み率も74%以下となった。
次いで、冷間加工後の直接浸炭による結晶粒度粗大化を確認するため、以下の評価を行った。前述の円柱型試験片について試験片に高さ比で70%の冷間据込み加工を施した。据込み後の試験片を半割りとし、900℃〜1000℃で10.8ks保持後、水冷する擬似浸炭処理を実施した。
熱処理後の各試験片断面を飽和ピクリン酸溶液で腐食し、結晶粒径を光学顕微鏡観察し、結晶粒粗大化温度を検出した。なお、ここで粗大粒とは、結晶粒度番号3番以上のものをいう。
他方、表3、表4における比較例の鋼では、短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が90%未満であって、結晶粒粗大化温度が950℃以下となったことから、実施例に比して結晶粒が粗大化しやすいことが確認された。
Claims (2)
- 質量%でC:0.15〜0.26%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜0.6%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.80〜2.50%、Al:0.005〜0.050%、N:0.030%以下を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が組織全体中の90%以上であることを特徴とする冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼。
- 請求項1に記載の化学成分に加え、Nb:0.02〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、短径50nm以上かつアスペクト比3以下の炭化物が粒内析出しているフェライト粒の面積率が組織全体中の90%以上であることを特徴とする冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147420A JP7149131B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | 冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147420A JP7149131B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | 冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020023728A true JP2020023728A (ja) | 2020-02-13 |
JP7149131B2 JP7149131B2 (ja) | 2022-10-06 |
Family
ID=69618331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018147420A Active JP7149131B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | 冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7149131B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097109A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Jfe Steel Kk | 高炭素熱延鋼板およびその製造方法 |
JP2010168628A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Jfe Steel Corp | 冷間鍛造性に優れた浸炭用鋼の製造方法 |
JP2010242209A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-10-28 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼及びその製造方法 |
JP2016098384A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 打抜き性と結晶粒粗大化防止特性に優れた浸炭用鋼板および機械構造部品 |
JP2016169433A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社神戸製鋼所 | 冷間加工性と浸炭熱処理後の靱性に優れる浸炭用鋼板 |
-
2018
- 2018-08-06 JP JP2018147420A patent/JP7149131B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097109A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Jfe Steel Kk | 高炭素熱延鋼板およびその製造方法 |
JP2010168628A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Jfe Steel Corp | 冷間鍛造性に優れた浸炭用鋼の製造方法 |
JP2010242209A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-10-28 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼及びその製造方法 |
JP2016098384A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 打抜き性と結晶粒粗大化防止特性に優れた浸炭用鋼板および機械構造部品 |
JP2016169433A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社神戸製鋼所 | 冷間加工性と浸炭熱処理後の靱性に優れる浸炭用鋼板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7149131B2 (ja) | 2022-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5655986B2 (ja) | 鋼線材又は棒鋼 | |
US8673094B2 (en) | Case hardening steel and manufacturing method thereof | |
KR101965520B1 (ko) | 냉간 단조 부품용 압연 봉강 또는 압연 선재 | |
RU2674176C2 (ru) | Толстостенная стальная труба для нефтяных скважин и способ ее производства | |
JP6631640B2 (ja) | 肌焼鋼、浸炭部品および肌焼鋼の製造方法 | |
KR101576345B1 (ko) | 고탄소 박강판 및 그 제조 방법 | |
JP5495648B2 (ja) | 耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼及びその製造方法 | |
JP2010229508A (ja) | 最大結晶粒の縮小化特性に優れた肌焼鋼 | |
KR20200103821A (ko) | 침탄 처리가 행해지는 부품용 강재 | |
JP2015042766A (ja) | 肌焼鋼鋼材 | |
JP5871085B2 (ja) | 冷間鍛造性および結晶粒粗大化抑制能に優れた肌焼鋼 | |
JPWO2018061101A1 (ja) | 鋼 | |
JP2017133052A (ja) | 浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性と被削性に優れた肌焼鋼およびその製造方法 | |
JP5965117B2 (ja) | 耐結晶粒粗大化特性および加工性ならびに靱性に優れた浸炭部品用の機械構造用鋼 | |
JP5472063B2 (ja) | 冷間鍛造用快削鋼 | |
JPWO2020230880A1 (ja) | 鋼線、及び熱間圧延線材 | |
JP2015189987A (ja) | 優れた冷間鍛造性を有し、浸炭処理時の異常粒発生が抑制可能な肌焼鋼 | |
JP6186289B2 (ja) | 浸炭処理時の異常粒発生が抑制可能な肌焼鋼及びこれを用いた機械構造部品 | |
JP2009191322A (ja) | 浸炭部品用の耐粗粒化特性に優れたはだ焼鋼 | |
JP2010215961A (ja) | 焼入性に優れたボロン鋼鋼板およびその製造方法 | |
JP7149131B2 (ja) | 冷間加工性および耐結晶粒粗大化特性に優れた機械構造用鋼 | |
JP6635100B2 (ja) | 肌焼鋼 | |
JP6705344B2 (ja) | 浸炭時の粗大粒防止特性と疲労特性に優れた肌焼鋼およびその製造方法 | |
JP7010320B2 (ja) | 真空浸炭用粗形材及びその製造方法 | |
JP7149179B2 (ja) | 静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた高周波焼入れ用鋼材による自動車用機械部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7149131 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |