JP2016098384A - 打抜き性と結晶粒粗大化防止特性に優れた浸炭用鋼板および機械構造部品 - Google Patents
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且つ、Tiを含有する炭化物、炭窒化物、窒化物のうち、組成が、2≦([C]/[N])≦10を満足するものの個数割合が80%以上、それらの平均円相当径が10〜100nmであり、更に、セメンタイトの平均円相当径が0.6μm以下、そのうちアスペクト比が2.0以下の炭化物が80%以上であり、また、フェライト結晶粒の平均円相当径が15μm以下であることを特徴とするものである。但し、前記した各式中、[ ]は質量%を示す。
ここでは鋼板の成分組成について説明するが、まず、鋼板が含有する必須添加元素の成分範囲の限定理由について説明する。尚、単位は全て%と記載するが、質量%のことを示す。次の必須添加元素以外の説明においても同様に%は質量%を示す。
Cは、鋼板の強度確保のために必要な基本的添加元素であるが、鋼板の変形抵抗を低下させるために低減することが好ましい。そこで本発明ではCの含有量の上限を0.3%と定めた。好ましくは0.28%以下、より好ましくは0.23%以下である。しかし、Cをあまりに低減しすぎると、浸炭部品に要求される強度を確保することができなくなる。そこでCの含有量の下限を0.1%と定めた。好ましくは0.12%以上、より好ましくは0.15%以上である。
Siは、鉄中に固溶し、焼戻し処理時の硬さ低下を抑制するために有効な元素である。ただし、添加量が多すぎると材料の変形抵抗を増大させるために上限を設けた。本発明ではSiの含有量の上限を0.45%と定めた。好ましくは0.40%以下、より好ましくは0.35%以下である。しかし、0%では、上述の焼戻し硬さ低下抑制効果がなくなるばかりでなく、脱酸剤としての役割もなくなるため、0%は含まない。より好ましくは0.1%以上である。
Mnは、鉄やセメンタイト中に固溶し、鋼の変形抵抗を増大させる。しかし、Mnの含有量の増大に伴い縞状の偏析が顕著となり、材質のバラツキが大きくなる結果、冷間鍛造時に割れが発生しやすくなる。従って、Mnの含有量は少ない方が好ましい。よって、Mnの含有量の上限を、0.6%と定めた。好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.4%以下である。しかし、Mnは、脱酸剤として作用し、酸化物系介在物量を低減して鋼材の内部品質を高める作用も有する。このような作用を充分に発揮させるためにMnは0.1%以上含有させる必要がある。好ましくは0.15%以上、より好ましくは0.2%以上である。
Pは、鋼中に不可避的に含まれる元素であり、結晶粒界に偏析して部品の衝撃特性を低下させるため、できるだけ低減することが好ましい。そのためPの含有量の上限を0.03%と定めた。好ましくは0.02%以下、より好ましくは0.015%以下である。しかし、工業的に鋼板中のPを0%にすることは困難である。
Sは、鋼中に不可避的に含まれる元素であり、Tiと結合して、Ti硫化物(TiS)やTi炭硫化物(Ti4C2S2)を形成し得る。このようにTiがSにより消費されると、結晶粒粗大化防止に有効な微細TiC量が減少するため、結晶粒粗大化防止特性が低下する。よって、Sの含有量は、できるだけ少ない方が好ましく、その上限を0.03%と定めた。好ましくは0.02%以下であり、より好ましくは0.015%以下、更に好ましくは0.012%以下である。しかし、工業的に鋼板中のSを0%にすることは困難である。
Crは、焼入性を向上させる作用および炭化物に固溶して硬くする作用によって、浸炭焼入れ後の鋼材全体の硬さを向上させる効果を有するが、他の合金元素(Si、Mn、Ni、MoおよびMn等)と比べ、変形抵抗を増大させない元素である。そこで鋼の変形抵抗を極力低く抑え、且つ鋼板の焼入れ後の硬さを確保するために、本発明では、他の合金元素を低減または省略し、且つCrを必要十分に添加したこと、すなわちCrの下限を0.90%と定めたことを特徴の1つとする。好ましくは1.0%以上、より好ましくは1.1%以上である。しかしCrの含有量があまりにも過剰になると、変形抵抗に悪影響を及ぼし、また焼入性も過剰となる。そこでCrの含有量の上限を2.0%と定めた。好ましくは1.8%以下、より好ましくは1.6%以下である。
Alは、脱酸剤として作用し、酸化物系介在物量を低減して鋼の内部品質を高める元素である。そこでAlは、好ましくは0.004%以上、より好ましくは0.006%以上、更に好ましくは0.010%以上の量で鋼中に含まれていることが推奨される。特に、Tiを0.05%以上含有させて冷間鍛造性を一段と改善する場合は、溶鋼中の酸素や窒素の活量を下げてTi系介在物(例えば、TiNやTiO2など)の生成を抑制するために、Alを多めに含有させることが好ましい。この場合は、Alの含有量は、例えば、0.04%以上、より好ましくは0.045%以上とすればよい。しかし、Alの含有量が過剰になると、粗大で硬い非金属介在物(Al2O3)が生成し、鋼の疲労特性が低下する。そこでAlの含有量の上限を0.1%と定めた。好ましくは0.07%以下、より好ましくは0.05%以下である。
Tiは、ピンニング効果により浸炭処理時の結晶粒粗大化を抑制する微細なTiCを形成させるために、鋼中に含有させる必要がある。しかしTiの含有量が過剰になると、鋼の変形抵抗が増大してしまう。そこでTiの含有量の上限を、0.09%と定めた。好ましくは0.07%以下、より好ましくは0.06%以下、更に好ましくは0.05%以下、特に好ましくは0.04%以下である。また、Tiの含有量が0.01%を下回った場合、Tiが酸化物や硫化物になって消費される分を差し引くと、TiCの析出量が急激に少なくなり、ピンニング効果が得られなくなる。好ましくは0.02%以上である。
Nは、鋼中に不可避的に含まれる元素であり、Tiと結びついてTiNを形成し、その結果、結晶粒粗大化防止に有効な微細TiC量を低減させるという悪影響を有する。更にNの含有量が過剰になると、粗大なTiN析出物が生成して、冷間鍛造時に割れが発生しやすくなり、またTiと結びつかないNは、鉄中に固溶して変形抵抗を著しく増大させることがある。よって、Nの含有量は、できるだけ少ないことが好ましく、その上限を0.008%と定めた。好ましくは0.006%以下、より好ましくは0.004%以下である。しかし、工業的に鋼板中のNを0%にすることは困難である。
Oは、鋼中に不可避的に含まれる元素であり、過剰に含まれると、粗大な酸化物系介在物が生成して鋼材の疲労特性を低下させるので、できるだけ少なくすることが好ましい。こうした観点からOの含有量は0.003%以下に抑制するのが良い。好ましくは0.002%以下、より好ましくは0.0015%以下である。
上記したように、Tiはピンニング効果を発揮する微細なTiCを形成させるために必要な元素であり、ある程度の含有量を確保する必要がある。しかし、TiがNと化合して形成されるTiN析出物は、結晶粒粗大化防止にほとんど寄与しない。そこで本発明では、Tiの含有量とNの含有量との関係を規定した。具体的にはN(原子量:14.0)は、1質量%あたり、3.42質量%のTi(原子量:47.9)と結合して、TiNを形成し得る。
Nbは、Ti添加鋼に複合添加した場合、鋼中のTiと複合して、(Nb,Ti)C、(Nb,Ti)N若しくは(Nb,Ti)CNを形成し、Tiだけの場合よりも微細な炭化物となりやすいため、浸炭時のγ結晶粒の粗大化を抑制する作用を発揮する。Nbの含有量が0.01%未満では、Ti添加だけと比べて特に優れた結晶粒粗大化防止効果が得られない。しかしながら、Nbの含有量が0.09%を超えると、Nb単独の炭・窒化物が生成し、冷間加工時の変形抵抗を増大させることが懸念される。Nbの含有量の好ましい上限は0.07%であり、より好ましくは0.05%以下とするのが良い。
Bは、鋼の変形抵抗を増大させず、微量で鋼の焼入性を大幅に向上させる作用を有する元素である。焼入性向上作用を充分に発揮させるために、Bの含有量の下限を0.0005%と定めた。好ましくは0.0008%以上、より好ましくは0.0010%以上である。しかし、Bの含有量が過剰になっても、焼入性向上作用は飽和し、また、B窒化物が形成され冷間鍛造時に割れが発生しやすくなる。そこでBの含有量の上限を0.005%と定めた。好ましくは0.0025%以下、より好ましくは0.0020%以下である。
Moは、表面硬化処理(浸炭など)後の焼入れ時の焼入性を著しく向上させる作用を発揮することに加え、耐衝撃強度の向上にも有効であるので添加しても良い。しかし、過度に添加すると素材が硬くなり被削性が低下する。そこでMoの含有量は1.5%以下とするのが好ましく、より好ましくは1.0%以下、更に好ましくは0.9%以下とする。ただし、添加しても、0.05%に満たないと効果を発揮できない。
Cuは、Feより酸化されにくい元素であるため、鋼材の耐食性を向上させる作用を発揮する。しかし、Cuの含有量が過剰になると鋼材の熱間延性が低下する。従って、Cuの含有量は0.3%以下とするのが好ましく、より好ましくは0.01〜0.2%、更に好ましくは0.01〜0.1%とする。Niも、Cuと同様に鋼材の耐食性を向上させる元素であり、単独で添加してもよいが、Cuと組み合わせて添加することが望ましい。またNiは、鋼材の耐衝撃特性を向上させる効果も発揮する。しかし、過剰に添加すると鋼材のコスト上昇を招く。よって、Niの含有量は1.0%以下とするのが好ましく、より好ましくは0.05〜0.7%、更に好ましくは0.1〜0.4%以下である。
ZrとVは、いずれもが炭素および窒素と活性な元素であり、微細な析出物を生成することによって、結晶粒粗大化防止特性を向上させることができるので、いずれも0.20%以下の範囲で含有させても良い。これらの元素のより好ましい上限は0.15%であり、更に好ましくは0.1%以下とするのが良い。
Tiを含有する炭化物、炭窒化物、窒化物については、熱処理に対する安定性の観点から、その組成を限定する。すなわち、Cの含有量とNの含有量の関係が、2≦([C]/[N])≦10を満たす場合は、圧延時や球状化熱処理時に安定して所望のTi系析出物のサイズを維持でき、その後の浸炭時にも結晶粒成長抑制効果を十分に発揮することができる。
セメンタイト(球状炭化物)の平均円相当径が0.6μm以下、そのうち、アスペクト比2.0以下の炭化物が80%以上とする。その理由は、平均円相当径が0.6μmを超えるか、或いは球状炭化物の平均アスペクト比が2.0を超える炭化物が20%以上であると、打抜き時にその打抜き断面にき裂が発生し、部品となったときの品質低下につながることがあり、また、穴広げ加工を施した場合にも破壊の起点となることがあるからである。
打抜き加工時のバリ発生には素地のフェライト結晶粒の平均円相当径が影響する。フェライト結晶粒の平均円相当径が15μmを超えるとバリ高さが急激に大きくなるため、フェライト結晶粒の平均円相当径は15μm以下とした。より好ましくは12μm以下である。また、バリ発生に対しては、球状化焼鈍材の硬さも影響し、Cの含有量が少なすぎるような場合には、硬さが低くなりすぎバリ発生も大きくなる。
本発明の溶接継手の作製に用いる厚鋼板を製造する方法は特に限定しないが、確実に製造するには、例えば、以下に説明する方法により製造することが好ましい。
Claims (7)
- 質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.45%以下(0%を含まない)、Mn:0.1〜0.6%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜2.0%、Al:0.1%以下(0%を含まない)、Ti:0.01〜0.09%、N:0.008%以下(0%を含まない)、O:0.003%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避不純物であって、
0.01≦[Ti]−3.42[N]≦0.05を満足し、
且つ、Tiを含有する炭化物、炭窒化物、窒化物のうち、組成が、2≦([C]/[N])≦10を満足するものの個数割合が80%以上、それらの平均円相当径が10〜100nmであり、
更に、セメンタイトの平均円相当径が0.6μm以下、そのうちアスペクト比が2.0以下の炭化物が80%以上であり、
また、フェライト結晶粒の平均円相当径が15μm以下であることを特徴とする打抜き性と結晶粒粗大化防止特性に優れた浸炭用鋼板。
但し、前記した各式中、[ ]は質量%を示す。 - 更に、質量%で、Nb:0.01〜0.09%を含有する請求項1に記載の浸炭用鋼板。
- 更に、質量%で、B:0.0005〜0.005%を含有する請求項1または2に記載の浸炭用鋼板。
- 更に、質量%で、Mo:0.05〜1.5%を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の浸炭用鋼板。
- 更に、質量%で、Cu:0.3%以下(0%を含まない)、Ni:1.0%以下(0%を含まない)の1種または2種を含有する請求項1乃至4のいずれかに記載の浸炭用鋼板。
- 更に、質量%で、Zr:0.20%以下(0%を含まない)、V:0.20%以下(0%を含まない)の1種または2種を含有する請求項1乃至5のいずれかに記載の浸炭用鋼板。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の浸炭用鋼板から得られた機械構造部品。
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