JP2020022306A - 共振コンバータ及び共振コンバータの共振電流計測方法 - Google Patents

共振コンバータ及び共振コンバータの共振電流計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】共振回路に影響を与えることなく共振電流を検出することが可能な共振コンバータ及び共振コンバータの共振電流計測方法を提供する。【解決手段】共振コンバータは、変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える。共振コンバータは、更に、キャパシタの両端間の電圧を検出する検出部を備え、検出部で検出した電圧に基づいて、制御部が直列共振回路に流れる電流を計測する。【選択図】図1

Description

本発明は、共振回路に接続されたスイッチング回路を備える共振コンバータ及び共振コンバータの共振電流計測方法に関する。
従来、車両には鉛蓄電池等の補機バッテリが搭載されており、HV(Hybrid Vehicle;ハイブリッド車)、PHV(Plug−in Hybrid Vehicle:プラグインハイブリッド車)、EV(Electric Vehicle;電気自動車)等のモータを有する車両では駆動用の高圧バッテリが搭載されている。また、低圧で動作する補機、電子機器等の負荷に対して安定的に電力供給を行うために、補機バッテリが設けられる。高圧バッテリ及び補機バッテリ間では、DC−DCコンバータ(以下、単にコンバータともいう)によって電圧変換が行われる。
DC−DCコンバータは、例えば、スイッチングによってDC−AC変換を行うスイッチング回路、DC−AC変換された交流を変圧するトランス及び変圧された交流を整流する整流回路によって構成されている。
近年、機器の小型化に対する要求が強く、キャパシタ、インダクタ等の受動素子を小型化するために、DC−DCコンバータのスイッチング周波数が引き上げられている。ところが、スイッチング周波数が高くなると、スイッチング損失及びスイッチングノイズが大きくなるという新たな問題が生ずる。
これを改善する技術として、ソフトスイッチング制御が注目されている。ソフトスイッチング制御は、例えば共振回路によって電圧又は電流を共振させ、スイッチング素子に加わる電圧又は電流がゼロになるタイミングで、当該スイッチング素子のオンオフを切り替えることによって、スイッチング損失及びスイッチングノイズを低減させるものである。トランスのコイルにコンデンサを直列に接続して共振回路を構成したDC−DCコンバータは、LLCコンバータ、LLC方式コンバータ、LLC共振型コンバータ、LLC電流共振コンバータ等と呼ばれている。
例えば、特許文献1には、共振電流が過電流保護閾値を超えた場合、構成素子に大きさストレスが加わるのを防止するために、出力電圧を抑制する制御を行う電源制御装置が記載されている。この電源制御装置では、トランスの一次巻線に流れる電流が、抵抗に生じる電圧降下によって検出されている。
特開2017−229140号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、抵抗で消費される電力が無視できない場合があり、抵抗に代えて電流トランスを用いた場合は、部品の体積が比較的大きくなるという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、共振回路に影響を与えることなく共振電流を計測することが可能な共振コンバータ及び共振コンバータの共振電流計測方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る共振コンバータは、変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータであって、前記キャパシタの両端間の電圧を検出する検出部を備え、前記制御部は、前記検出部で検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する。
本発明の一態様に係る共振コンバータの共振電流計測方法は、変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に直列的に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータの共振電流を計測する方法であって、前記キャパシタの両端間の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える共振コンバータとして実現したり、特徴的な処理をステップとする共振コンバータの共振電流計測方法として実現したりすることができるだけでなく、係るステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したり、共振コンバータの一部又は全部を半導体集積回路として実現したり、共振コンバータを含むシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、共振回路に影響を与えることなく共振電流を計測することが可能となる。
実施形態1に係る共振コンバータの構成例を示すブロック図である。 実施形態1に係る共振コンバータの定常状態における各部の波形の一例を示すタイミングチャートである。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T1での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T2での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T3での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T4での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T5での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの期間T6での動作状態の一例を示す説明図である。 実施形態1に係る共振コンバータの共振電流を計測するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る共振コンバータの構成例を示すブロック図である。 実施形態3に係る共振コンバータの構成例を示すブロック図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る共振コンバータは、変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータであって、前記キャパシタの両端間の電圧を検出する検出部を備え、前記制御部は、前記検出部で検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する。
(6)本発明の一態様に係る共振コンバータの共振電流計測方法は、変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータの共振電流を計測する方法であって、前記キャパシタの両端間の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する。
本態様にあっては、制御部が、変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路に接続されたスイッチング素子のオン/オフを周期的に制御するのに加えて、検出部で検出したキャパシタの両端間の電圧に基づいて、直列共振回路に流れる電流を計測する。これにより、共振回路に影響を与えることなく共振電流が計測される。
(2)前記検出部は、検出した電圧を微分するようにしてあり、前記制御部は、前記検出部で微分した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測することが好ましい。
制御部は、検出部で検出して微分した電圧を、直列共振回路の共振電流に比例する電圧として計測する。これにより、共振電流を計測する制御部の処理負荷が軽減される。
(3)前記検出部で微分した電圧を全波整流する整流回路と、該整流回路で全波整流した電圧のピークを検出して保持するピークホールド回路とを更に備え、前記制御部は、前記ピークホールド回路で保持した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測することが好ましい。
制御部は、検出部で検出して微分した電圧を整流回路で全波整流し、全波整流した電圧を更にピークホールド回路でピークホールドした電圧を、共振電流の大きさの絶対値のピーク値に比例する電圧として計測する。これにより、制御部の処理速度に対する制約が緩和される。
(4)前記スイッチング回路は、2つのスイッチング素子が直列に接続されており、一方のスイッチング素子は、一端が前記キャパシタを介して前記一次巻線の一端に接続され、他端が前記一次巻線の他端に接続されていることが好ましい。
2つのスイッチング素子を直列に接続してスイッチング回路が構成されており、一方のスイッチング素子の一端と変成器の一次巻線の一端との間にキャパシタが接続され、一方のスイッチング素子及び一次巻線の他端同士が接続されている。これにより、他方のスイッチング素子及び一方のスイッチング素子夫々を共振周期の前半及び後半に導通させた場合は、共振回路に1周期分の共振電流が流れる。
(5)前記一次巻線の両端間に第2のキャパシタが接続されていることが好ましい。
一次巻線の両端間に第2のキャパシタを接続した場合は、いわゆるLCCコンバータにすることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る共振コンバータの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの構成例を示すブロック図である。共振コンバータ1aは、トランス10(変成器に相当)を備え、入力側の端子In及びG1の電位と出力側の端子Out及びG2の電位とがトランス10によって分離されている。入力側の端子In及びG1間には、平滑用のコンデンサ21が接続されており、例えば外部のバッテリ7から直流電圧が印加される。出力側の端子Out及びG2間には平滑用のコンデンサ22が接続されており、例えば外部に負荷8が接続される。
共振コンバータ1aは、また、トランス10の一次巻線11の一端及び端子In間に接続された共振用のキャパシタCr及びスイッチング素子Q1の直列回路と、キャパシタCrの両端間に接続された微分回路3とを備える。一次巻線11の他端は、端子G1に接続されている。なお、図中のインダクタLrは、一次巻線11の漏れインダクタンスを等価回路で表したものであり、実質的にはキャパシタCrの一端が一次巻線11の一端に接続されている。なお、漏れインダクタンスではインダクタンスが不足する場合は、例えば一次巻線11の一端及びキャパシタCrの一端間に他のインダクタを介装させてもよい。
共振コンバータ1aは、更に、キャパシタCr及びスイッチング素子Q1の接続点と一次巻線11の他端及び端子G1の接続点との間に接続されたスイッチング素子Q2と、スイッチング素子Q1及びQ2のオン/オフを制御する制御部4とを備える。スイッチング素子Q1及びQ2は、Nch型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、バイポーラトランジスタ、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の他のスイッチング素子であってもよい。但し、スイッチング素子が寄生ダイオードを有しない場合は、ダイオードを逆並列に接続する。
スイッチング素子Q1は、ドレインが端子Inに接続され、ソースがキャパシタCrの他端に接続され、ゲートが制御部4に接続されている。スイッチング素子Q2は、ドレインがキャパシタCrの他端に接続され、ソースが一次巻線11の他端に接続され、ゲートが制御部4に接続されている。スイッチング素子Q1及びQ2の夫々は、両端に逆並列に接続されたボディダイオードを有する。スイッチング素子Q1は、端子G1と、スイッチング素子Q2のソース及び一次巻線11の他端の接続点との間に、ソースを端子G1側に向けて接続されていてもよい。キャパシタCrは、スイッチング素子Q2のソース及び端子G1の接続点と、一次巻線11の他端との間に接続されていてもよい。
微分回路3は、キャパシタCrの他端に非反転入力端子が接続されたオペアンプ31と、キャパシタCrの一端及びオペアンプ31の反転入力端子間に接続された抵抗器32及びキャパシタ33の直列回路と、オペアンプ31の反転入力端子及び出力端子間に接続された抵抗器34とを有する。オペアンプ31の出力端子は、制御部4に接続されている。抵抗器32及びキャパシタ33は、直列に接続する順序を入れ換えてもよい。
トランス10は、直列に接続された二次巻線12a及び12bを有する。二次巻線12a及び12b夫々の一端は、ダイオードD1及びD2のアノードに接続されている。ダイオードD1及びD2のカソードは互いに接続されており、更に、端子Outに接続されている。二次巻線12a及び12bの他端は互いに接続されており、更に、端子G2に接続されている。ダイオードD1及びD2に代えて、オン抵抗がダイオードD1及びD2より小さいスイッチング素子を用いてもよい。
制御部4は、スイッチング素子Q1及びQ2を制御する中枢としてのCPU(Central Processing Unit)41と、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically EPROM:登録商標)等の不揮発性メモリを用いたROM42と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の書き換え可能なメモリを用いたRAM43と、時間を計時するタイマ44とを備える。CPU41、ROM42、RAM43及びタイマ44は、相互にバス接続されている。
制御部4は、更に、スイッチング素子Q1及びQ2をオンするオン信号を生成してゲートに印加する駆動回路46と、微分回路3で微分した電圧をA/D変換するA/D変換器45とを備えており、これらは何れもCPU41とバス接続されている。
CPU41は、予めROM42に記憶された制御プログラムに従って各部の動作を制御すると共に、入出力、演算等の処理を行う。CPU41による各処理の手順を定めたコンピュータプログラムを、不図示の手段を用いて予めRAM43にロードし、ロードされたコンピュータプログラムをCPU41で実行するようにしてもよいし、制御部4を専用のハードウェア回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータを含む回路で構成してもよい。
上述の構成を有する共振コンバータ1aは、いわゆるLLCコンバータであり、端子In及びG1から入力される直流電圧を変換して端子Out及びG2から出力する。スイッチング素子Q1及びQ2のオン/オフは、相補的に制御される。出力電圧の高/低は、スイッチング素子Q1及びQ2をオンするオン信号の周波数を高/低に変化させることによって調整される。従って、実際には入力電圧及び出力電圧を検出する電圧検出部が存在するが、本実施形態1ではこれらの図示を省略する。以下では、共振コンバータ1aの電圧変換動作について説明する。
図2は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの定常状態における各部の波形の一例を示すタイミングチャートである。図2に示す8つのタイミングチャートは、何れも同一の時間軸(t)を横軸にしてある。図2では、上段から順に、スイッチング素子Q1のVds(ドレイン−ソース間電圧)、スイッチング素子Q2のVds、スイッチング素子Q1のId(ドレイン電流)、スイッチング素子Q2のId、キャパシタCrの電流、キャパシタCrの電圧、ダイオードD1の電流及びダイオードD2の電流を模式的に示す。キャパシタCrの電流は、スイッチング素子Q1からの電流で充電される方向を正とする。キャパシタCrの電流を示すタイミングチャートには、併せて一次巻線11の励磁電流を破線で示してある。キャパシタCrの電圧は、直流成分に交流成分が重畳されている。
図2に示すように、スイッチング周期Tsに相当する期間を、期間T1〜T6の6つの期間に区分する。期間T2及びT3はスイッチング素子Q1のオン期間である。期間T5及びT6はスイッチング素子Q2のオン期間である。期間T1及びT4は、スイッチング素子Q1及びQ2が、オンからオフへ、又はオフからオンへ遷移する期間、即ちデッドタイムである。以下では、期間T1〜T6における共振コンバータ1aの動作状態について、図2を参照しつつ順に説明する。以下の図3〜図8では、図1と比較して、バッテリ7、負荷8及び微分回路3の図示を省略し、制御部4をブラックボックスとして記載する。
図3は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T1での動作状態の一例を示す説明図である。期間T1では、制御部4の制御によってスイッチング素子Q1がオフからオンになり、スイッチング素子Q2がオンからオフになる。期間T1の直前までスイッチング素子Q2に流れていた電流は、後述するように一次巻線11の励磁電流であり、期間T1に入ると、この励磁電流がスイッチング素子Q1のボディダイオードに転流する。キャパシタCrは放電し続けており、キャパシタCrの電圧は低下し続ける。トランス10の二次巻線12a及び12bには負荷電流が流れないため、コンデンサ22によって端子Out及びG2から外部に電流が供給される。
図4は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T2での動作状態の一例を示す説明図である。期間T2では、ボディダイオードが導通している間にスイッチング素子Q1がオンとなり、キャパシタCrが放電から充電に転じ、これに伴ってキャパシタCrの電圧が下降から上昇に転じる。キャパシタCrが放電している間、スイッチング素子Q1には、図3の場合と同様に破線で示す向きに電流が流れており、キャパシタCrの充電が始まると実線の向きに電流が流れる。これにより、二次巻線12aに電圧が誘起し、ダイオードD1が導通して端子Out及びG2から外部に負荷電流が供給される。
期間T2を通じてスイッチング素子Q1に流れる電流は、キャパシタCr及びインダクタLrの直列共振回路によって流れる正弦波状の共振電流である。一次巻線11の励磁インダクタンスには、出力電圧をトランス10の巻数比倍した負の電圧が印加されるため、図2に破線で示す励磁電流が直線的に増加する。ダイオードD1に流れる負荷電流がゼロになる時点にて、期間T2が終了する
図5は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T3での動作状態の一例を示す説明図である。期間T3では、スイッチング素子Q1が依然としてオンであり、スイッチング素子Q1、キャパシタCr及び一次巻線11を励磁電流のみが流れる。これにより、キャパシタCrの電圧は上昇し続ける。
図6は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T4での動作状態の一例を示す説明図である。期間T4では、スイッチング素子Q1がオンからオフになり、スイッチング素子Q2がオフからオンになる。期間T4の直前までスイッチング素子Q1に流れていた励磁電流は、期間T1に入るとスイッチング素子Q2のボディダイオードに転流する。キャパシタCrは充電し続けており、キャパシタCrの電圧は上昇し続ける。トランス10の二次巻線12a及び12bには負荷電流が流れないため、コンデンサ22によって端子Out及びG2から外部に電流が供給される。
図7は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T5での動作状態の一例を示す説明図である。期間T5では、ボディダイオードが導通している間にスイッチング素子Q2がオンとなり、キャパシタCrが充電から放電に転じ、これに伴ってキャパシタCrの電圧が上昇から低下に転じる。キャパシタCrが充電している間、スイッチング素子Q2には、図6の場合と同様に破線で示す向きに電流が流れており、キャパシタCrの放電が始まると実線の向きに電流が流れる。これにより、二次巻線12bに電圧が誘起し、ダイオードD2が導通して端子Out及びG2から外部に負荷電流が供給される。
期間T5を通じてスイッチング素子Q2に流れる電流は、キャパシタCr及びインダクタLrの直列共振回路によって流れる正弦波状の共振電流である。一次巻線11の励磁インダクタンスには、出力電圧をトランス10の巻数比倍した負の電圧が印加されるため、図2に破線で示す励磁電流が直線的に減少する。ダイオードD2に流れる負荷電流がゼロになる時点にて、期間T5が終了する
図8は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの期間T6での動作状態の一例を示す説明図である。期間T6では、スイッチング素子Q2が依然としてオンであり、スイッチング素子Q2、一次巻線11及びキャパシタCrを励磁電流のみが流れる。これにより、キャパシタCrの電圧は低下し続ける。
以上の図2及び図3から図8までの説明によれば、キャパシタCrを流れる共振電流が負荷電流となり、トランス10を介して端子Out及びG2から外部に供給されるのは、期間T2及びT5である。但し、図4及び7に破線で示す電流が流れている期間を除く。従って、少なくとも期間T2及びT5の間にキャパシタCrを流れる過電流を検知すれば、共振コンバータ1aを過負荷から保護することができる。
そこで、キャパシタCrの両端電圧に基づいてキャパシタCrに流れる電流を計測し、計測した電流の値が所定値より大きい場合、駆動回路46に駆動を停止させる。キャパシタCrに蓄電された電荷量をQ、キャパシタCrの両端電圧をVr、キャパシタCrのキャパシタンスをCr、キャパシタCrの電流をIr、微小時間をΔtで表した場合、Qの微小変化分ΔQは、以下の式(1)及び(2)で表される。
ΔQ=Cr・ΔVr・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
ΔQ=Ir・Δt・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
式(1)及び(2)の右辺同士は等しいから以下の式(3)が成立し、式(3)は式(4)に変形される。式(4)は、キャパシタCrの両端電圧の時間変化率にキャパシタCrのキャパシタンスを乗じることにより、キャパシタCrの電流が算出されることを示している。そして、式(4)でΔt→0の極限をとれば式(5)が成立する。
Ir・Δt=Cr・ΔVr・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
Ir=Cr・ΔVr/Δt・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
Ir=Cr・dVr/dt・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)
式(5)は、キャパシタCrの両端電圧Vrを時間微分(以下、単に微分という)することにより、キャパシタCrの電流Irが求まることを示している。本実施形態1では、微分回路3を用いてキャパシタCrの両端電圧を微分し、微分した電圧の値が所定値より大きい場合、駆動回路46に駆動を停止させる。
微分回路3について、キャパシタ33のキャパシタンスをCi、抵抗器34の抵抗値をRf、入力電圧をVi、出力電圧をVoで表した場合、以下の式(6)が成立することが知られており、式(6)は式(7)に変形される。なお、抵抗器32は微分回路3の高域における増幅度を制限するものであり、共振周波数付近におけるキャパシタ33のインピーダンスと比較して、抵抗器32の抵抗値が十分小さいものとする。
Vo=−Ci・Rf・dVi/dt・・・・・・・・・・・・・(6)
dVi/dt=−V0/(Ci・Rf)・・・・・・・・・・・(7)
ここで、ViはVrであるから、式(7)の左辺をdVr/dtに置き換えて式(5)の右辺に代入することにより、以下の式(8)が得られる。式(8)は、微分回路3で微分した電圧に所定の係数を乗じることにより、直列共振回路の共振電流が計測されることを示している。
Ir=−{Cr/(Ci・Rf)}・Vo・・・・・・・・・・(8)
式(8)より、検知すべき過電流の閾値をIthとすると、微分回路3の出力電圧について判定すべき閾値Vthは、以下の式(9)で表される。
Vth=Ith(Ci・Rf)/Cr・・・・・・・・・・・・(9)
以下では、上述した制御部4の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。以下に示す処理は、ROM42に予め格納されているコンピュータプログラムに従ってCPU41により実行される。図9は、実施形態1に係る共振コンバータ1aの共振電流を計測するCPU41の処理手順を示すフローチャートである。図9の処理は、共振コンバータ1aの動作を開始する場合に、タイマ44で計時する時間に基づいて周期的に起動される。この起動周期は、スイッチング周期Tsよりも十分短い周期である。
図9の処理が起動された場合、CPU41は、共振用のキャパシタCrの電圧を微分した電圧を、微分回路3から取り込む(S11)。次いで、CPU41は、取り込んだ電圧の絶対値を算出し(S12)、算出した絶対値が所定値より大きいか否かを判定する(S13)。ここでの所定値は、式(9)によって予め算出される閾値Vthである。
算出した絶対値が所定値より大きい場合(S13:YES)、即ち過電流が検知された場合、CPU41は、駆動回路46によるスイッチング素子Q1及びQ2の駆動を停止して(S14)、図9の処理を終了する。一方、算出した絶対値が所定値より大きくない場合(S13:NO)、CPU41は、特段の処理を行わずに図9の処理を終了する。
上述した実施形態1にあっては、CPU41が微分回路3から取り込んだ電圧の絶対値を算出したが、微分回路3の出力電圧を整流回路で整流し、CPU41が整流回路で整流された電圧を取り込むようにしてもよい。この場合は、図9に示すフローチャートにおけるステップS12の処理が不要となり、ステップS13では整流された電圧と所定値を比較すればよい。
また、実施形態1にあっては、キャパシタCrの両端間の電圧を微分回路3で微分した電圧をCPU41が取り込んだが、例えばキャパシタ33を導線等で置き換えた回路によってキャパシタCrの両端間の電圧そのものをCPU41が取り込んでもよい。この場合は、CPU41が取り込んだ電圧の時間変化率を算出することにより、キャパシタCrに流れる電流が計測される。
以上のように本実施形態1によれば、制御部4は、トランス10の一次巻線11及びキャパシタCrを含む直列共振回路に接続されたスイッチング素子Q1及びQ2のオン/オフを周期的に制御するのに加えて、微分回路3で検出したキャパシタCrの両端間の電圧に基づいて、直列共振回路に流れる電流を計測する。従って、共振回路に影響を与えることなく共振電流を計測することが可能となる。
また、実施形態1によれば、制御部4は、微分回路3で検出して微分した電圧を、共振電流に比例する電流として計測する。従って、制御部4の処理負荷を軽減することができる。
更に、実施形態1によれば、2つのスイッチング素子Q1及びQ2を直列に接続してスイッチング回路が構成されており、一方のスイッチング素子Q2のドレインとトランス10の一次巻線11の一端との間にキャパシタCrが接続され、一方のスイッチング素子Q2のソース及び一次巻線11の他端が接続されている。他方のスイッチング素子Q1は、キャパシタCr及び一次巻線11と直列に接続されている。従って、他方のスイッチング素子Q1及び一方のスイッチング素子Q2夫々を共振周期の前半及び後半に導通させることにより、共振回路に1周期分の共振電流を流すことができる。
(実施形態2)
実施形態1は、制御部4がスイッチング周期Tsより十分短い周期で微分回路3の電圧を取り込んで直列共振回路に流れる電流を計測する形態であるのに対し、実施形態2は、制御部4がスイッチング周期Tsと同等の周期で直列共振回路に流れる電流を計測できるようにする形態である。図10は、実施形態2に係る共振コンバータ1bの構成例を示すブロック図である。
共振コンバータ1bは、実施形態1に係る共振コンバータ1aに対し、微分回路3で微分した電圧を全波整流する整流回路5と、該整流回路5で全波整流した電圧のピークを検出して保持するピークホールド回路6とを更に備える。その他、実施形態1に対応する箇所には同様の符号を付してその説明を省略する。
整流回路5は、基準電位(例えば接地電位)に対してプラス・マイナス両極性に変化する微分回路3の出力電圧を全波整流することにより、プラス極性の脈流を出力する。ピークホールド回路6は、整流回路5が出力した脈流のピーク電圧を所定の時定数で保持する。この時定数をスイッチング周期Tsよりも適当に大きくすることにより、ピークホールド回路6で保持された電圧を、スイッチング周期を通して略一定にすることができる。
制御部4は、例えばスイッチング周期Tsと同じ周期でピークホールド回路6の出力電圧を取り込んで上述の所定値と比較することにより、キャパシタCrを流れる過電流を検知することができる。ピークホールド回路6に保持されたピーク電圧は、スイッチング周期Tsより十分長い周期で低下するようにしておけば、少なくとも過電流の発生を取りこぼすことはない。
実施形態2に係る共振コンバータ1bの制御部4の動作を示すフローチャートは、実施形態1の図9に示すものと類似しているため、図9を用いて説明する。冒頭のステップS11では、CPU41が取り込んだ電圧が、キャパシタCrの電圧を微分した電圧を更に全波整流してピークホールドした電圧となるため、ステップS12の処理が不要となる。ステップS13では、取り込んだ電圧が所定値より大きいか否かを判定すればよい。その他の処理内容は、実施形態1の場合と同様である。
以上のように本実施形態2によれば、制御部4は、微分回路3で検出して微分した電圧を整流回路5で全波整流し、全波整流した電圧を更にピークホールド回路6でピークホールドした電圧を、共振電流の大きさの絶対値のピーク値に比例する電圧として計測する。従って、制御部4の処理速度に対する制約を緩和することができる。
(実施形態3)
実施形態1は、共振コンバータ1aがLLCコンバータである形態であるのに対し、実施形態3は、共振コンバータがいわゆるLCCコンバータである形態である。実施形態3では、回路上でスイッチング素子Q1が接続される位置も変更してある。図11は、実施形態3に係る共振コンバータ1cの構成例を示すブロック図である。
共振コンバータ1cは、トランス10と、該トランス10の一次巻線11の一端及び端子In間に接続された直列共振用のキャパシタCr及びインダクタLsの直列回路と、キャパシタCrの両端間に接続された微分回路3と、一次巻線11の両端間に接続された並列共振用のキャパシタCpとを備える。共振コンバータ1cは、更に、一次巻線11の他端及び端子G1間に接続されたスイッチング素子Q1と、一次巻線11の他端及びスイッチング素子Q1の接続点とインダクタLs及び端子Inの接続点との間に接続されたスイッチング素子Q2とを備える。
スイッチング素子Q1は、ドレインが一次巻線11の他端に接続され、ソースが端子G1に接続され、ゲートが制御部4に接続されている。スイッチング素子Q2は、ドレインが端子Inに接続され、ソースが一次巻線11の他端に接続され、ゲートが制御部4に接続されている。スイッチング素子Q1は、端子Inと、スイッチング素子Q2のドレイン及びインダクタLsの接続点との間に、ドレインを端子In側に向けて接続されていてもよい。インダクタLs及び/又はキャパシタCrは、スイッチング素子Q1のドレイン及びスイッチング素子Q2のソースの接続点と、一次巻線11の他端との間に接続されていてもよい。その他、実施形態1に対応する箇所には同様の符号を付してその説明を省略する。
上述の構成を有する共振コンバータ1cは、直列共振と並列共振とを利用して、端子In及びG1から入力される直流電圧を変換し、変換した電圧を端子Out及びG2から出力する。本実施形態3では、共振コンバータ1cの定常状態における各部の波形を示すタイミングチャートの記載を省略するが、スイッチング素子Q1及びQ2を流れる電流は、キャパシタCrを流れるため、キャパシタCrを流れる過電流を検知すれば、共振コンバータ1cを過負荷から保護することができる。実施形態3に係る共振コンバータ1cの制御部4の動作を示すフローチャートは、実施形態1の図9に示すものと同一であるため、図示及びその説明を省略する。
以上のように本実施形態3によれば、2つのスイッチング素子Q1及びQ2を直列に接続してスイッチング回路が構成されており、一方のスイッチング素子Q2のドレインとトランス10の一次巻線11の一端との間にキャパシタCr及びインダクタLsの直列回路が接続され、一方のスイッチング素子Q2のソース及び一次巻線11の他端が接続されている。他方のスイッチング素子Q1は、上記直列回路及び一次巻線11と直列に接続されている。従って、他方のスイッチング素子Q1及び一方のスイッチング素子Q2夫々を直列共振周期の前半及び後半に導通させることにより、共振回路に1周期分の共振電流を流すことができる。
また、実施形態3によれば、一次巻線11の両端間にキャパシタCpを接続してあり、共振コンバータ1cをいわゆるLCCコンバータにすることができる。
1a、1b、1c 共振コンバータ
10 トランス
11 一次巻線
12a、12b 二次巻線
21、22 コンデンサ
3 微分回路
31 オペアンプ
32、34 抵抗器
33 キャパシタ
4 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 タイマ
45 A/D変換器
46 駆動回路
5 整流回路
6 ピークホールド回路
7 バッテリ
8 負荷
Q1、Q2 スイッチング素子
Cr、Cp キャパシタ
Lr、Ls インダクタ
D1、D2 ダイオード
In、Out、G1、G2 端子

Claims (6)

  1. 変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータであって、
    前記キャパシタの両端間の電圧を検出する検出部を備え、
    前記制御部は、前記検出部で検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する共振コンバータ。
  2. 前記検出部は、検出した電圧を微分するようにしてあり、
    前記制御部は、前記検出部で微分した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する請求項1に記載の共振コンバータ。
  3. 前記検出部で微分した電圧を全波整流する整流回路と、
    該整流回路で全波整流した電圧のピークを検出して保持するピークホールド回路と
    を更に備え、
    前記制御部は、前記ピークホールド回路で保持した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する請求項2に記載の共振コンバータ。
  4. 前記スイッチング回路は、2つのスイッチング素子が直列に接続されており、
    一方のスイッチング素子は、一端が前記キャパシタを介して前記一次巻線の一端に接続され、他端が前記一次巻線の他端に接続されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の共振コンバータ。
  5. 前記一次巻線の両端間に第2のキャパシタが接続されている請求項1から請求項4の何れか1項に記載の共振コンバータ。
  6. 変成器と、該変成器の一次巻線及びキャパシタを含む直列共振回路と、該直列共振回路に接続されたスイッチング回路と、該スイッチング回路のオン/オフを周期的に制御する制御部とを備える共振コンバータの共振電流を計測する方法であって、
    前記キャパシタの両端間の電圧を検出し、
    検出した電圧に基づいて前記直列共振回路に流れる電流を計測する共振コンバータの共振電流計測方法。
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