JP2020020737A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンモニアセンサ部の配置の自由度を高め、小型化及びコストダウンを容易に行うことができるガスセンサを提供する。【解決手段】ガスセンサ1の酸素ポンプ部5は、被測定ガス室2に配置された第1ポンプ電極51と、基準ガス室3に配置された第2ポンプ電極52と、これらの間に介在する第1固体電解質部53と、を有している。NOxセンサ部6は、被測定ガス室2に配置されたNOx検出電極61と、基準ガス室3に配置されたNOx基準電極62と、これらの間に介在する第2固体電解質部63と、を有している。アンモニアセンサ部7は、ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物からなり、被測定ガスに接触可能な位置に配置されたアンモニア検出電極71と、基準ガス室3に配置されたアンモニア基準電極72と、これらの間に介在する第3固体電解質部73と、を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスセンサに関する。
自動車等に搭載される内燃機関の排気管内には、排気ガス中に含まれる特定成分の濃度を測定するためのガスセンサが配置されることがある。この種のガスセンサは、1つのガスセンサにより複数種の成分の濃度を同時に測定することができるように構成されていることがある。
例えば、特許文献1には、被測定ガス中のNOx(つまり、窒素酸化物)濃度を測定するNOxセンサ部と、アンモニア濃度を測定するアンモニアセンサ部と、NOxセンサ部及びアンモニアセンサ部を加熱するヒータとを備えたマルチガスセンサが記載されている。アンモニアセンサ部は、NOxセンサ部の外表面に配置された少なくとも一対の電極を有している。一対の電極のうち一方の電極は、金を主成分とする材料からなる検知電極であり、他方の電極は、白金を主成分とする材料からなる基準電極である。
特開2011−75546号公報
特許文献1のようにアンモニアの検知電極に金を主成分とする材料を採用する場合、検知電極の温度が高くなると検知電極上でアンモニアが焼失しやすくなる。その結果、検知電極上でアンモニア濃度を測定するために必要な電気化学反応が起こりにくくなり、アンモニアに対する感度の低下を招くおそれがある。
このようなアンモニア検知電極上でのアンモニアの焼失を抑制するため、従来のガスセンサにおいては、アンモニアセンサ部がヒータから離れた位置に配置されている。このように、従来のガスセンサでは、アンモニアセンサ部の配置が制約されており、ガスセンサの小型化には限界があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、アンモニアセンサ部の配置の自由度を高め、小型化及びコストダウンを容易に行うことができるガスセンサを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、被測定ガスが導入される被測定ガス室と、
基準ガスが導入される基準ガス室と、
前記被測定ガス室と外部空間との間に介在し、前記外部空間から前記被測定ガス室への被測定ガスの流入速度を規制する拡散抵抗部と、
前記被測定ガス室に配置された第1ポンプ電極と、前記基準ガス室に配置された第2ポンプ電極と、酸素イオン伝導体からなり前記第1ポンプ電極と前記第2ポンプ電極との間に介在する第1固体電解質部と、を備え、前記第1ポンプ電極と前記第2ポンプ電極との間に電圧を印加することにより前記被測定ガス室内の酸素濃度を調整する酸素ポンプ部と、
前記被測定ガス室に配置されたNOx検出電極と、前記基準ガス室に配置されたNOx基準電極と、酸素イオン伝導体からなり前記NOx検出電極と前記NOx基準電極との間に介在する第2固体電解質部と、を備え、前記NOx検出電極と前記NOx基準電極との間に電圧を印加することにより前記被測定ガス室内のNOx濃度を測定するNOxセンサ部と、
ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa(つまり、ランタン)及びMn(つまり、マンガン)を含む酸化物からなり被測定ガスに接触可能な位置に配置されたアンモニア検出電極と、前記基準ガス室に配置されたアンモニア基準電極と、酸素イオン伝導体からなり前記アンモニア検出電極と前記アンモニア基準電極との間に介在する第3固体電解質部と、を備え、前記アンモニア検出電極と前記アンモニア基準電極との間に生じる電位差に基づいて被測定ガス中のアンモニア濃度を測定するアンモニアセンサ部と、
前記アンモニアセンサ部、前記酸素ポンプ部及び前記NOxセンサ部を加熱するヒータ部と、を有する、ガスセンサにある。
前記ガスセンサは、酸素ポンプ部と、NOxセンサ部と、アンモニアセンサ部とを有している。また、アンモニアセンサ部におけるアンモニア検出電極は、ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物から構成されている。前記特定の酸化物から構成されたアンモニア検出電極は、金を主成分とする従来の電極に比べてアンモニア検出電極上でのアンモニアの燃焼温度を高くすることができる。
そのため、前記ガスセンサは、アンモニアに対する感度の低下を抑制しつつ、アンモニア検出電極をよりヒータ部に近い位置に配置することができる。その結果、従来のガスセンサに比べてアンモニアセンサ部の配置の自由度を高めることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、アンモニアセンサ部の配置の自由度を高め、小型化及びコストダウンを容易に行うことができるガスセンサを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、実施形態1におけるガスセンサの全体構成を示す断面図である。 図2は、図1のII−II線一部矢視断面図である。 図3は、実施形態1におけるセンサ素子の分解斜視図である。 図4は、実施形態1のアンモニアセンサ部における、アンモニア検出電極とアンモニア基準電極との電位差と温度との関係を示す説明図である。 図5は、実施形態2のガスセンサにおけるセンサ素子の突出部を示す一部断面図である。 図6は、実施形態3のガスセンサにおけるセンサ素子の突出部を示す平面図である。 図7は、図6のVII−VII線矢視断面図である。 図8は、実施形態4のガスセンサにおけるセンサ素子の突出部を示す平面図である。 図9は、図8のIX−IX線矢視断面図である。
(実施形態1)
前記ガスセンサに係る実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図2に示すように、本形態のガスセンサ1は、被測定ガスが導入される被測定ガス室2と、基準ガスが導入される基準ガス室3と、被測定ガス室2と外部空間との間に介在し、外部空間から被測定ガス室2への被測定ガスの流入速度を規制する拡散抵抗部4と、を有している。また、ガスセンサ1は、被測定ガス室2内の酸素濃度を調整する酸素ポンプ部5と、被測定ガス室2内のNOx濃度を測定するNOxセンサ部6と、被測定ガス中のアンモニア濃度を測定するアンモニアセンサ部7と、アンモニアセンサ部7、酸素ポンプ部5及びNOxセンサ部6を加熱するヒータ部8と、を有している。
酸素ポンプ部5は、被測定ガス室2に配置された第1ポンプ電極51と、基準ガス室3に配置された第2ポンプ電極52と、酸素イオン伝導体からなり第1ポンプ電極51と第2ポンプ電極52との間に介在する第1固体電解質部53と、を有している。酸素ポンプ部5は、第1ポンプ電極51と第2ポンプ電極52との間に電圧を印加することにより被測定ガス室2内の酸素濃度を調整することができるように構成されている。
NOxセンサ部6は、被測定ガス室2に配置されたNOx検出電極61と、基準ガス室3に配置されたNOx基準電極62と、酸素イオン伝導体からなりNOx検出電極61とNOx基準電極62との間に介在する第2固体電解質部63と、を有している。NOxセンサ部6は、NOx検出電極61とNOx基準電極62との間に電圧を印加することにより被測定ガス室2内のNOx濃度を測定することができるように構成されている。
アンモニアセンサ部7は、ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物からなり、被測定ガスに接触可能な位置に配置されたアンモニア検出電極71と、基準ガス室3に配置されたアンモニア基準電極72と、酸素イオン伝導体からなりアンモニア検出電極71とアンモニア基準電極72との間に介在する第3固体電解質部73と、を有している。アンモニアセンサ部7は、アンモニア検出電極71とアンモニア基準電極72との間に生じる電位差に基づいて被測定ガス中のアンモニア濃度を測定することができるように構成されている。
本形態のガスセンサ1は、図1に示すように、センサ素子11と、センサ素子11を保持する絶縁碍子12と、絶縁碍子12を保持するハウジング13と、を有している。センサ素子11は、絶縁碍子12から突出した突出部111を有しており、酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7は突出部111に配置されている。また、センサ素子11の突出部111は、ハウジング13に保持された外側カバー14と、外側カバー14とセンサ素子11との間に配置された内側カバー15とによって覆われている。
本形態のハウジング13には、基準ガスをセンサ素子11の基準ガス室3に導くための貫通孔131が設けられている。基準ガス室3は、貫通孔131を介してガスセンサ1の外部空間に連通している。本形態のガスセンサ1は、例えばハウジング13を自動車のエンジンルーム内に配置する場合には、基準ガスとしての大気を基準ガス室3内に導入することができる。
外側カバー14及び内側カバー15には、それぞれ、被測定ガスが通過する外側通過孔141及び内側通過孔151が設けられている。被測定ガスは、外側通過孔141及び内側通過孔151を順次通過し、センサ素子11の突出部111に到達する。例えば、本形態のガスセンサ1の外側カバー14を内燃機関の排気通路内に配置する場合、被測定ガスとしての内燃機関の排気ガスを内側カバー15の内部に導入し、センサ素子11の突出部111に接触させることができる。なお、内側通過孔151及び外側通過孔141の配置は特に限定されない。また、外側カバー14とセンサ素子11との間に内側カバー15を設けない構成とすることも可能である。
本形態のセンサ素子11は、長方形の板状を呈している。以下において、センサ素子11の長手方向における突出部111側の端部を「先端」、絶縁碍子12側の端部を「基端」という。
センサ素子11は、例えば、複数枚の板状素子が互いに積層されてなる、いわゆる積層型ガスセンサとして構成されていてもよい。例えば本形態のセンサ素子11は、図2及び図3に示すように、ヒータ部8と、ヒータ部8上に積層された第1スペーサ112と、第1スペーサ112上に積層された第1固体電解質基板113と、第1固体電解質基板113上に積層された第2スペーサ114と、第2スペーサ114上に積層された第2固体電解質基板115と、を有している。
第1スペーサ112及び第2スペーサ114は、アルミナなどの絶縁体から構成されている。
第1固体電解質基板113及び第2固体電解質基板115は、酸素イオン伝導体から構成されている。酸素イオン伝導体としては、例えば、ジルコニア中の一部のジルコニウム原子を希土類金属元素またはアルカリ土類金属元素により置換してなる安定化ジルコニアや部分安定化ジルコニア、LSGM(つまり、ランタンガレート)、GDC(つまり、ガドリニウムドープセリア)等を採用することができる。本形態の第1固体電解質基板113及び第2固体電解質基板115は、具体的には、イットリア部分安定化ジルコニアから構成されている。
図2に示すように、本形態の被測定ガス室2は、ヒータ部8、第1スペーサ112及び第1固体電解質基板113によって囲まれた有底孔状の空間である。被測定ガス室2は、センサ素子11の突出部111に設けられており、センサ素子11の長手方向における先端面116に開口している。また、被測定ガス室2の開口端には拡散抵抗部4が配置されている。
拡散抵抗部4は、センサ素子11の外部から被測定ガス室2内に流入する被測定ガスの流入速度を規制することができる。これにより、NOx濃度の測定を行っている間における、外部から被測定ガス室2への被測定ガスの流入を抑制し、NOx濃度を精度よく測定することができる。例えば、本形態の拡散抵抗部4は、多孔質セラミックから構成されている。
本形態の基準ガス室3は、第1固体電解質基板113、第2スペーサ114及び第2固体電解質基板115によって囲まれた有底孔状の空間である。基準ガス室3は、センサ素子11の突出部111から基端側へ向かって延設されており、図1に示す基端面117に開口している。本形態の基準ガス室3は、例えば、ハウジング13の貫通孔131からハウジング13内に流入した大気を基準ガスとすることができる。
酸素ポンプ部5は、被測定ガス室2と基準ガス室3との間に配置されていればよい。酸素ポンプ部5を被測定ガス室2と基準ガス室3との間に配置することにより、被測定ガス室2内の酸素を基準ガス室3へ汲み出して被測定ガス室2内の酸素濃度を調整することができる。例えば、本形態の酸素ポンプ部5は第1固体電解質基板113に設けられている。
より具体的には、第1ポンプ電極51は、第1固体電解質基板113における被測定ガス室2に面する部分に配置されている。また、第2ポンプ電極52は、第1固体電解質基板113における第1ポンプ電極51の背面に配置されている。第1ポンプ電極51及び第2ポンプ電極52を前述のように配置することにより、第1固体電解質基板113における両者の間に介在する部分を第1固体電解質部53として酸素ポンプ部5を構成することができる。
第1ポンプ電極51は、酸素に対して触媒活性を有する材料から構成されている。かかる材料としては、例えば、白金−金合金等の貴金属を採用することができる。また、第1ポンプ電極51は、図3に示すように、外部回路に電気的に接続するためのリード線511を有している。
第2ポンプ電極52は、酸素に対して触媒活性を有する材料から構成されている。かかる材料としては、例えば、白金等の貴金属を採用することができる。また、第2ポンプ電極52は、外部回路に電気的に接続するためのリード線521を有している。
NOxセンサ部6は、被測定ガス室2と基準ガス室3との間に配置されていればよい。酸素ポンプ部5を被測定ガス室2と基準ガス室3との間に配置することにより、被測定ガス室2内のNOx濃度を測定することができる。例えば、図2に示すように、本形態のNOxセンサ部6は第1固体電解質基板113に設けられている。
また、本形態のNOxセンサ部6は、酸素ポンプ部5よりも基端側に配置されている。かかる配置を採用する場合、NOxセンサ部6に、酸素ポンプ部5において酸素濃度が調整された被測定ガスを接触させることができる。そのため、被測定ガス中の酸素の影響を軽減し、NOx濃度をより精確に測定することができる。
より具体的には、NOx検出電極61は、第1固体電解質基板113における被測定ガス室2に面する部分に配置されている。また、NOx検出電極61は、第1ポンプ電極51よりも基端側、つまり、より拡散抵抗部4から離れた位置に配置されている。NOx基準電極62は、第1固体電解質基板113におけるNOx検出電極61の背面に設けられている。NOx検出電極61及びNOx基準電極62を前述のように配置することにより、第1固体電解質基板113における両者の間に介在する部分を第2固体電解質部63としてNOxセンサ部6を構成することができる。
NOx検出電極61は、NOx及び酸素に対して触媒活性を有する材料から構成されている。かかる材料としては、例えば、白金−ロジウム合金等の貴金属を採用することができる。また、NOx検出電極61は、図3に示すように、外部回路に電気的に接続するためのリード線611を有している。
NOx基準電極62は、第2ポンプ電極52と同様に、酸素に対して触媒活性を有する材料から構成されている。かかる材料としては、例えば、白金等の貴金属を採用することができる。また、NOx基準電極62は、図3に示すように、外部回路に電気的に接続するためのリード線621を有している。なお、本形態においては、NOx基準電極62を第2ポンプ電極52とは別に設けたが、第2ポンプ電極52とNOx基準電極62とは一体化されていてもよい。
アンモニアセンサ部7は、例えば、センサ素子11の外部空間と基準ガス室3とを隔てる壁面に設けることができる。アンモニア検出電極71を被測定ガスに接触させるとともに、アンモニア基準電極72を基準ガスに接触させることにより、アンモニア検出電極71とアンモニア基準電極72との間に電位差を生じさせることができる。そして、アンモニアセンサ部7は、この電位差に基づいてアンモニア濃度を測定することができる。例えば、図2に示すように、本形態のアンモニアセンサ部7は第2固体電解質基板115に設けられている。
より具体的には、本形態のアンモニア検出電極71は、第2固体電解質基板115の外表面、つまり、外側カバー14及び内側カバー15を通過した被測定ガスに直接晒される位置に設けられている。また、アンモニア検出電極71は、センサ素子11の長手方向において、第1ポンプ電極51及び第2ポンプ電極52よりも先端側まで延設されている。アンモニア基準電極72は、第2固体電解質基板115におけるアンモニア検出電極71の背面に設けられている。アンモニア検出電極71及びアンモニア基準電極72を前述のように配置することにより、第2固体電解質基板115における両者の間に介在する部分を第3固体電解質部73としてアンモニアセンサ部7を構成することができる。
アンモニア検出電極71は、ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物から構成されている。また、アンモニア検出電極71は、図3に示すように、外部回路に電気的に接続するためのリード線711を有している。
アンモニア検出電極71は、下記の組成式(I)で表される酸化物から構成されていることが好ましい。
La(1-x)CaxMn(1-y)y3 ・・・(I)
但し、前記組成式(I)におけるMはNi及びRuのうち1種以上から選択される元素であり、0<x≦0.6であり、0<y≦1である。
この場合には、アンモニア検出電極71上におけるアンモニアの燃焼温度をより高くし、アンモニアの焼失をより効果的に抑制することができる。それ故、アンモニア検出電極71を前記組成式(I)で表される化合物から構成することにより、アンモニアに対する感度の低下を抑制しつつ、アンモニアセンサ部7の配置の自由度をより高めることができる。その結果、ガスセンサ1の小型化及びコストダウンをより容易に行うことができる。
アンモニア検出電極71上におけるアンモニアの燃焼温度をより高くする観点からは、前記組成式(I)におけるxの値を0.4≦x≦0.6とすることがより好ましい。
同様の観点から、アンモニア検出電極71は、前記組成式(I)における元素MとしてNi及びRuの両方を含んでいることがより好ましい。この場合には、Mn、Ni及びRuの合計に対するNiの原子数比が5〜15at%であり、かつ、Ruの原子数比が5〜55at%であることがさらに好ましい。
本形態のアンモニア検出電極71としては、例えば、La0.6Ca0.4Mn0.8Ni0.1Ru0.13やLa0.6Ca0.4Mn0.4Ni0.1Ru0.53等の組成式を有するペロブスカイト型酸化物を採用することができる。
アンモニア基準電極72は、酸素に対して触媒活性を有する材料から構成されている。かかる材料としては、例えば、白金等の貴金属を採用することができる。また、アンモニア基準電極72は、図3に示すように、外部回路に電気的に接続するためのリード線721を有している。
図4に、アンモニア検出電極71としてLa0.6Ca0.4Mn0.8Ni0.1Ru0.13の組成式で表されるペロブスカイト型酸化物を採用し、アンモニア基準電極72として白金合金を採用した場合における、アンモニアセンサ部7の温度と電位差との関係を示す。図4における縦軸はアンモニア基準電極72とアンモニア検出電極71との電位差の絶対値であり、横軸はアンモニアセンサ部7の温度である。なお、被測定ガス中のアンモニア濃度は100体積ppmとし、酸素濃度は0%とした。また、図4には、本形態との比較のため、金合金からなるアンモニア検出電極を備えた従来のアンモニアセンサ部の温度と電位差との関係を示した。
図4に示すように、本形態のアンモニア検出電極71を使用する場合には、従来のアンモニア検出電極71に比べて電位差の絶対値が大きくなる。また、本形態のアンモニア検出電極71は、700℃以上の温度領域において、アンモニア基準電極72との間に電位差を生じさせることができる。それ故、本形態のアンモニア検出電極71は、アンモニアに対する感度の低下を抑制しつつ、従来の金合金からなるアンモニア検出電極よりもヒータ部8に近い位置に配置することができる。
ヒータ部8の構成は特に限定されることはない。例えば、本形態のヒータ部8は、図2に示すように、絶縁体からなるヒータ基板81と、ヒータ基板81内に埋設され、通電によって熱を発生する発熱体82と、を有している。ヒータ基板81は、例えば、アルミナ等の電気絶縁性のセラミックから構成されている。
本形態のガスセンサ1は、例えば、以下のようにしてアンモニア濃度を測定することができる。センサ素子11の外表面に露出したアンモニア検出電極71に排気ガスが接触すると、触媒反応によって、排気ガス中のアンモニアの酸化反応と酸素の還元反応とが同時に進行する。そして、この触媒反応により、アンモニア検出電極71の電位がアンモニア基準電極72に対して変化する。アンモニア検出電極71とアンモニア基準電極72との電位差は排気ガス中のアンモニア濃度に応じて変化する。それ故、アンモニアセンサ部7は、この電位差に基づいて排気ガス中のアンモニア濃度を測定することができる。
また、本形態のガスセンサ1は、例えば、以下のようにしてNOx濃度を測定することができる。まず、被測定ガス室2内に被測定ガスとしての排気ガスが満たされた状態で、第1ポンプ電極51と第2ポンプ電極52との間に電圧を印加する。これにより、被測定ガス室2内の酸素が第1固体電解質部53を通過して基準ガス室3に移動する。なお、この際に、限界電流、つまり、第1ポンプ電極51と第2ポンプ電極52との間に印加する電圧を高くしたときの電流の飽和値を測定することにより、排気ガス中の酸素濃度を同時に測定することもできる。
第1ポンプ電極51と第2ポンプ電極52との間への電圧の印加を継続し、被測定ガス室2内の酸素濃度がNOx濃度の測定に適した値となった後に、NOx検出電極61とNOx基準電極62との間に電圧を印加する。被測定ガス室2内のNOxは、NOx検出電極61上で触媒反応によって窒素と酸素とに分解される。
この際、被測定ガス室2内のアンモニアは、被測定ガス室2内において酸化され、NOxとなる。アンモニアの分解反応によって生じたNOxも、排気ガス中に元々存在するNOxと同様に、NOx検出電極61上で触媒反応によって窒素と酸素とに分解される。
そして、これらの触媒反応によって生じた酸素は、第2固体電解質部63を通過して基準ガス室3に移動する。このときの限界電流、つまり、NOx検出電極61とNOx基準電極62との間に印加する電圧を高くしたときの電流の飽和値を測定することにより、NOx検出電極61において生じた酸素の量を測定することができる。
NOx検出電極61において生じた酸素の量は、排気ガス中のNOx量とアンモニア量との合計に相当する。従って、NOx検出電極61において生じた酸素の量を、排気ガス中のNOx濃度とアンモニア濃度との合計に換算することができる。前述したようにアンモニア濃度はアンモニア基準電極72とアンモニア検出電極71との電位差に基づいて測定することができるため、排気ガス中のNOx濃度とアンモニア濃度との合計からアンモニア濃度を差し引くことによりNOx濃度を算出することができる。
本形態の作用効果を説明する。ガスセンサ1は、酸素ポンプ部5と、NOxセンサ部6と、アンモニアセンサ部7とを有している。また、アンモニアセンサ部7におけるアンモニア検出電極71は、ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物から構成されている。前記特定の酸化物から構成されたアンモニア検出電極71は、金を主成分とする従来の電極に比べてアンモニア検出電極71上でのアンモニアの燃焼温度を高くし、アンモニアの焼失を抑制することができる。
そのため、ガスセンサ1は、アンモニアに対する感度の低下を抑制しつつ、アンモニア検出電極71をよりヒータ部8に近い位置に配置することができる。その結果、従来のガスセンサ1に比べてアンモニアセンサ部7の配置の自由度を高めることができる。
また、アンモニア検出電極71に前記特定の酸化物を採用することにより、本形態のように、アンモニア検出電極71を酸素ポンプ部5よりも先端側まで延設することができる。これにより、アンモニア検出電極71がより基端側に配置されている場合に比べて排気ガスをより効率よくアンモニア検出電極71に接触させることができる。その結果、アンモニアに対する感度をより高めることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、アンモニアセンサ部7の配置の自由度を高め、小型化及びコストダウンを容易に行うことができるガスセンサ1を提供することができる。
(実施形態2)
本形態においては、アンモニアセンサ部702の配置の他の態様を示す。なお、本形態以降において用いた符号のうち、既出の形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
図5に示すように、本形態のガスセンサ102におけるセンサ素子16は、被測定ガス室2、基準ガス室3、拡散抵抗部4、酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6、アンモニアセンサ部702及びヒータ部8を有している。本形態のアンモニアセンサ部702におけるアンモニア検出電極71は、センサ素子16の長手方向において、酸素ポンプ部5よりも先端側からNOxセンサ部6よりも基端側までの範囲に亘って延設されている。その他は実施形態1と同様である。
本形態のようにアンモニア検出電極71の面積を広くすることにより、アンモニア検出電極71と接触するアンモニアの量をより多くすることがきる。その結果、アンモニアに対する感度をより高めることができる。その他、本形態のガスセンサ102は、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
本形態のガスセンサ103においては、同一の固体電解質基板173上に酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7が配置されている。図7に示すように、本形態のガスセンサ103におけるセンサ素子17は、ヒータ部8と、ヒータ部8上に積層された第1スペーサ172と、第1スペーサ172上に積層された固体電解質基板173と、固体電解質基板173上に積層された第2スペーサ174と、第2スペーサ174上に積層された絶縁基板175と、を有している。
第1スペーサ172、第2スペーサ174及び絶縁基板175は、アルミナなどの電気絶縁性を有する材料から構成されている。固体電解質基板173は、酸素イオン伝導体から構成されている。
図6及び図7に示すように、センサ素子17は、突出部171におけるヒータ部8と固体電解質基板173との間に、被測定ガス室2と、アンモニア検出電極71に被測定ガスを導くための被測定ガス通路18と、を有している。
被測定ガス室2は、センサ素子17の長手方向における先端面176に開口している。また、被測定ガス室2の開口端には、拡散抵抗部4が配置されている。
図6に示すように、被測定ガス通路18は、センサ素子17の幅方向における被測定ガス室2の隣に配置された第1通路部181と、被測定ガス室2よりも基端側に配置され第1通路部181に連なる第2通路部182と、を有している。第1通路部181は、センサ素子17の長手方向に延設されており、センサ素子17の先端面176における拡散抵抗部4の隣に開口している。また、第2通路部182は、センサ素子17の幅方向に延設されており、センサ素子17の幅方向における一方の側端面177に開口している。
図7に示すように、本形態の基準ガス室3は、固体電解質基板173と絶縁基板175との間に設けられている。
本形態においては、酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7が同一の固体電解質基板173に設けられている。より具体的には、第1ポンプ電極51及びNOx検出電極61は、固体電解質基板173における被測定ガス通路18に面する部分に配置されている。また、第2ポンプ電極52及びNOx基準電極62は、それぞれ、第1ポンプ電極51及びNOx検出電極61の背面に配置されている。
また、図6に示すように、固体電解質基板173における被測定ガス通路18の角部、つまり、第1通路部181と第2通路部182とが交わっている部分には、アンモニア検出電極71が配置されている。そして、図7に示すように、アンモニア基準電極72は固体電解質基板173におけるアンモニア検出電極71の背面に配置されている。その他は実施形態1と同様である。
本形態のように、同一の固体電解質基板173上に酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7を設けることにより、センサ素子17の構造をより簡素にすることができる。その結果、ガスセンサ103をより容易に作製し、製造コストをより低減することができる。また、同一の固体電解質基板173上に酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7を設けることにより、比較的高価な酸素イオン伝導体の使用量を低減することができる。
これらの結果、本形態のガスセンサ103は、製造コスト及び材料コストをより低減することができる。その他、本形態のガスセンサ103は、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態4)
本形態においては、同一の固体電解質基板193上に酸素ポンプ部5、NOxセンサ部6及びアンモニアセンサ部7が配置されたガスセンサ104の他の態様を示す。図8及び図9に示すように、本形態のガスセンサ104におけるセンサ素子19は、ヒータ部8と、ヒータ部8上に積層された第1スペーサ192と、第1スペーサ192上に積層された固体電解質基板193と、固体電解質基板193上に積層された第2スペーサ194と、第2スペーサ194上に積層された絶縁基板195と、を有している。
第1スペーサ192、第2スペーサ194及び絶縁基板195は、アルミナなどの電気絶縁性を有する材料から構成されている。固体電解質基板193は、酸素イオン伝導体から構成されている。
図8及び図9に示すように、センサ素子19の突出部191には、ヒータ部8、第1スペーサ192及び固体電解質基板193によって囲まれ、先端面196に開口した有底孔197が設けられている。有底孔197の底面と開口端との間には、拡散抵抗部4が配置されている。有底孔197は、この拡散抵抗部4により、拡散抵抗部4よりも先端側の先端領域197aと、拡散抵抗部4よりも基端側の被測定ガス室2とに区画されている。
本形態の第1ポンプ電極51及びNOx検出電極61は、固体電解質基板193における被測定ガス室2に面する部分に配置されている。また、NOx検出電極61は、第1ポンプ電極51よりも基端側、つまり、より拡散抵抗部4から離れた位置に配置されている。
本形態のアンモニア検出電極71は、固体電解質基板193における先端領域197aに面する部分に配置されている。その他は実施形態3と同様である。
本形態のガスセンサ104は、図9に示すように、被測定ガスの導入経路上において、アンモニア検出電極71、拡散抵抗部4、第1ポンプ電極51及びNOx検出電極61がこの順に配置されている。そして、これらの電極のうち外部空間に最も近い位置にアンモニア検出電極71が配置されている。そのため、本形態のガスセンサ104は、センサ素子19の構造をより簡素にすることができる。その結果、ガスセンサ104をより容易に作製し、製造コストをより低減することができる。その他、本例のガスセンサ104は、実施形態3と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1、102、103、104 ガスセンサ
2 被測定ガス室
3 基準ガス室
4 拡散抵抗部
5 酸素ポンプ部
6 NOxセンサ部
7、702 アンモニアセンサ部
8 ヒータ部

Claims (7)

  1. 被測定ガスが導入される被測定ガス室(2)と、
    基準ガスが導入される基準ガス室(3)と、
    前記被測定ガス室と外部空間との間に介在し、前記外部空間から前記被測定ガス室への被測定ガスの流入速度を規制する拡散抵抗部(4)と、
    前記被測定ガス室に配置された第1ポンプ電極(51)と、前記基準ガス室に配置された第2ポンプ電極(52)と、酸素イオン伝導体からなり前記第1ポンプ電極と前記第2ポンプ電極との間に介在する第1固体電解質部(53)と、を備え、前記第1ポンプ電極と前記第2ポンプ電極との間に電圧を印加することにより前記被測定ガス室内の酸素濃度を調整する酸素ポンプ部(5)と、
    前記被測定ガス室に配置されたNOx検出電極(61)と、前記基準ガス室に配置されたNOx基準電極(62)と、酸素イオン伝導体からなり前記NOx検出電極と前記NOx基準電極との間に介在する第2固体電解質部(63)と、を備え、前記NOx検出電極と前記NOx基準電極との間に電圧を印加することにより前記被測定ガス室内のNOx濃度を測定するNOxセンサ部(6)と、
    ペロブスカイト型の結晶構造を有しLa及びMnを含む酸化物からなり被測定ガスに接触可能な位置に配置されたアンモニア検出電極(71)と、前記基準ガス室に配置されたアンモニア基準電極(72)と、酸素イオン伝導体からなり前記アンモニア検出電極と前記アンモニア基準電極との間に介在する第3固体電解質部(73)と、を備え、前記アンモニア検出電極と前記アンモニア基準電極との間に生じる電位差に基づいて被測定ガス中のアンモニア濃度を測定するアンモニアセンサ部(7、702)と、
    前記アンモニアセンサ部、前記酸素ポンプ部及び前記NOxセンサ部を加熱するヒータ部(8)と、を有する、ガスセンサ(1、102、103、104)。
  2. 前記アンモニア検出電極は下記の組成式(I)で表される酸化物から構成されている、請求項1に記載のガスセンサ。
    La(1-x)CaxMn(1-y)y3 ・・・(I)
    (但し、前記組成式(I)におけるMはNi及びRuのうち1種以上から選択される元素であり、0<x≦0.6であり、0<y≦1である。)
  3. 前記組成式(I)におけるxの値が0.4≦x≦0.6を満足している、請求項2に記載のガスセンサ。
  4. 前記アンモニア検出電極は、前記組成式(I)における元素MとしてNi及びRuの両方を含んでいる、請求項2または3に記載のガスセンサ。
  5. 前記アンモニア検出電極における、Mn、Ni及びRuの合計に対するNiの原子数比が5〜15at%であり、かつ、Ruの原子数比が5〜55at%である、請求項4に記載のガスセンサ。
  6. 前記ガスセンサは酸素イオン伝導体からなる固体電解質基板(173、193)を有しており、前記酸素ポンプ部、前記NOxセンサ部及び前記アンモニアセンサ部は前記固体電解質基板に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスセンサ(103、104)。
  7. 被測定ガスの導入経路上において、前記アンモニア検出電極、前記拡散抵抗部、前記第1ポンプ電極及び前記NOx検出電極がこの順に配置されており、前記アンモニア検出電極は外部空間に最も近い位置に配置されている、請求項6に記載のガスセンサ(104)。
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