JP2020019573A - 昇降装置 - Google Patents

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琢也 古野
Takuya FURUNO
琢也 古野
義人 大竹
Yoshito Otake
義人 大竹
恵一 島崎
Keiichi Shimazaki
恵一 島崎
圭佑 大谷
Keisuke Otani
圭佑 大谷
哲朗 山野邉
Tetsuro Yamanobe
哲朗 山野邉
卓生 小林
Takuo Kobayashi
卓生 小林
伸広 難波
Nobuhiro Namba
伸広 難波
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Abstract

【課題】昇降部材を確実に位置決めすることができる昇降装置を提供する。【解決手段】昇降板22に取り付けられたガイド板31には、ローラ32が回転可能に取り付けられている。回転カム板23には、係合部37が設けられている。回転カム板23の偏心面である外周面がローラ32に当接することで、昇降板22の下方向への移動が阻止され、回転カム板23の係合部37がガイド板31のガイド孔31aを形成する下面に当接することで、昇降板22の上方向への移動が阻止される。【選択図】図4

Description

本発明は、昇降部材を昇降させる昇降装置に関する。
従来、工場等の生産ラインに各種部品を搬送する搬送車が知られている。このような搬送車は、各種部品が載せられたパレットを搬送するものであり、パレットが載せられる部分は昇降可能に設けられている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の搬送車では、パレットが載せられる昇降部材(リフターバー)の両端部に回転部材(リンケージ)を取り付け、2個の回転部材を連結する連結ロッドを移動させて、回転部材を回転させることで、昇降部材を昇降させている。
また、特許文献2に記載の搬送車では、昇降装置の一端に連結された従動板と、カムに設けた一対の突起と、従動板に設けられ、前記突起の案内用の1個の長孔と、カムと係合するように従動板の長孔の両側に設けた一対の切り欠きを備え、カムの突起を従動板の長孔に係合させ、カムの回転により従動板を回転させることで、昇降部材(ターンテーブル)を旋回させている。
特開2000−211523号公報 特開2000−351409号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載の搬送車では、昇降部材がガタついてしまい、位置決めができないことがある。特に、昇降部材が最も高い位置に上昇した場合にガタつくと、パレットに載せられた部品がパレット上を転がり、落下してしまうこともある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、昇降部材を確実に位置決めすることができる昇降装置を提供することを目的とする。
[1]本発明の昇降装置は、昇降部材を昇降する昇降装置であって、前記昇降部材に当接し、第1軸線周りの回転により前記昇降部材を昇降させる偏心された偏心面を有し、前記偏心面が前記昇降部材に当接することで、前記昇降部材の下方向への移動を阻止するカムと、前記カムを回転させる回転機構と、を備え、前記カムには、前記第1軸線から離れた位置に、前記昇降部材に当接し、前記昇降部材の上方向への移動を阻止する当接部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、カムの偏心面を昇降部材に当接することで、昇降部材の下方向への移動を阻止し、カムに設けられた当接部を昇降部材に当接することで、昇降部材の上方向への移動を阻止するので、昇降部材を確実に位置決めすることができる。
[2]前記当接部は、前記カムが前記第1軸線周りの回転により前記昇降部材を最も高い位置まで上昇させた場合に前記昇降部材に当接することが好ましい。
この構成によれば、昇降部材の位置決めが要求される状態(昇降部材が最も高い位置まで上昇した状態)での昇降部材の位置決めを行うことができる。
[3]前記偏心面は、前記偏心カムが前記第1軸線周りに回転した場合に、回転角度に対する前記第1軸線から前記偏心面の前記昇降部材に当接する部分までの距離の増加長さの比率が第1比率となる第1偏心範囲と、回転角度に対する前記第1軸線から前記偏心面の前記昇降部材に当接する部分までの距離の増加長さの比率が前記第1比率よりも小さい第2比率となる第2偏心範囲とを有することが好ましい。
この構成によれば、第1偏心範囲では、第2偏心範囲よりも急に昇降部材を昇降させることができる。これにより、例えば、昇降部材が最降下位置にある場合に、昇降部材により昇降される被昇降部材と昇降部材との間に隙間があるものでは、昇降部材が最降下位置から被昇降部材に当接するまでの範囲を、第1偏心範囲とすることで、昇降部材が最降下位置から被昇降部材に当接するまでの時間を短くすることができる。一方で、昇降部材が被昇降部材に当接した後は、昇降部材にかかる負荷が大きくなるため、それ以降を、第2偏心範囲とすることで、過負荷により昇降部材を昇降できないという問題を防止することができる。
[4]前記昇降部材は、前記カムの前記第1軸線を通り、上下方向に延びる線上で前記偏心面に当接することが好ましい。
被昇降部材の重量を、カムの第1軸線上で受けることができるので、昇降部材が、カムの軸線の上下位置から離れた位置で偏心面に当接し、被昇降部材の重量を、カムの第1軸線の上下位置から離れた位置で受けるものに比べて、カムの回転軸にかかる負荷を小さくすることができる。
[5]前記昇降部材には、前記第1軸線方向に平行な方向に延びる第2軸線周りに回転可能なローラが設けられ、前記ローラの周面が前記偏心面に当接することが好ましい。
この構成によれば、カムに回転可能なローラを取り付ける必要が無く、カムの重量増加を防止することができる。さらに、カムにローラを取り付ける場合、カムの回転により、カムにおける昇降部材との当接部分が変わるため、ローラが多数必要になるが、昇降部材にローラを設ける場合には、昇降部材におけるカムに当接する部分は変わらないので、ローラは少なくてすむ。したがって、部品点数を少なくすることができる。
[6]前記当接部は、前記カムの側面に前記第1軸線方向に平行な方向に突出して設けられた凸部から構成され、前記昇降部材には、上下方向に延び、前記第1軸線方向に平行な方向に貫通し又は凹み、前記凸部が挿入される挿入部が形成された延在部が設けられ、前記凸部の下面が前記昇降部材の前記挿入部の下端を形成する下端面に当接することで、前記昇降部材の上方向への移動を阻止することが好ましい。
この構成によれば、簡単な構成で、昇降部材の上方向への移動を阻止することができる。
[7]前記昇降部材の昇降方向に延びる第1部材と、前記第1部材を前記昇降方向に移動可能に支持する第2部材と、を備え、前記第1部材及び前記第2部材の一方が前記昇降部材に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、簡便な構造により、昇降板を、水平方向にずれることなく、昇降方向である垂直方向に昇降させることができる。
本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた搬送車両を示す斜視図である。 昇降装置を示す斜視図である。 昇降板が降下位置にある状態の昇降装置を示す側面図である。 昇降板が上昇位置にある状態の昇降装置を示す側面図である。 回転カム板の回転により昇降する昇降板の昇降位置を示すグラフである。 回転カム板に偏心された長孔を形成した第2実施形態の昇降装置を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る昇降装置について説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態の搬送車両10は、車両本体11と、2個の昇降装置12とを備え、例えば、各種部品が載せられたパレット(図示せず)を搬送する無人搬送車両である。なお、図1では、昇降装置12を簡略化して図示している。
車両本体11は、本体部16と、本体部16に設けられ、モータ、及びモータの駆動により回転する車輪(いずれも図示せず)を有し、搬送車両10を移動させる駆動部17と、センサ18と、制御部19とを備える。
搬送車両10は、地面に貼られた磁気テープ(図示せず)に沿って移動する周知の車両である。搬送車両10は、磁気テープをセンサ18により検知し、制御部19は、センサ18からの検知情報に基づいて、搬送車両10が磁気テープに沿って移動するように駆動部17を駆動する。
本体部16には、2個の開口16aが設けられ、これら2個の開口16aのそれぞれに昇降装置12が設けられている。
図2〜図4に示すように、昇降装置12は、ベース板21と、昇降可能でパレットが載せられる昇降板22と、外周面(偏心面)が偏心カム状に形成され、昇降板22を昇降させる2枚の回転カム板23とを備える。昇降板22は、降下位置(図3参照)と、上昇位置(図2及び図4参照)との間で昇降する。なお、回転カム板23の外周面の偏心形状は、後述する。
また、昇降装置12は、モータ及びギアチェーン(いずれも図示せず)等を有し、後述する回転シャフト29を介して回転カム板23を回転させる回転機構24を備える。なお、回転機構24の構成は適宜変更可能であり、例えば、モータ及びギアを備える回転機構や、モータ及び回転ベルトを備える回転機構でもよい。
ベース板21には、回転カム板23を回転可能に支持する支持板26と、昇降板22を昇降可能に支持する筒状の支持筒27とが固定されている。支持板26及び支持筒27は、それぞれ2個設けられている。なお、本実施形態では、固定とは、例えば、ボルト及びナット(図示せず)による固定を示す。
支持板26には、支持孔26aが形成されている。2個の支持板26のそれぞれの支持孔26aには、回転シャフト29が回転可能に挿通されている。回転シャフト29の支持孔26aを挿通された両端部には、それぞれ回転カム板23が取り付けられている。
回転シャフト29は、回転機構24により回転される。回転シャフト29が回転されると、回転シャフト29の両端部に取り付けられた2枚の回転カム板23がそれぞれ、第1軸線(回転シャフト29が延びる左右方向)周りに回転される。本実施形態では、回転カム板23は、昇降板22を降下位置に位置させる初期位置(図3参照)と、昇降板22を上昇位置に位置させる最終位置(図2及び図4参照)との間で、所定角度(例えば、306°)回転する。
昇降板22の下面には、ガイド板31(延在部)が2枚固定されている。ガイド板31には、円弧状のガイド凹部31a(挿入部)が形成されている。このガイド凹部31aは、詳しくは後述するように回転カム板23が回転シャフト29を回転中心として回転された場合に、回転カム板23に設けられた係合部37(当接部)をガイドし、係合部37と係合する。
2枚のガイド板31それぞれの内面には、ローラ32が上記第1軸線に平行な第2軸線周りに回転可能に取り付けられている。ローラ32は、回転カム板23の外周面に載せられて上下方向が位置決めされ、これにより、ガイド板31が固定された昇降板22の上下方向が位置決めされる。本実施形態では、昇降部材は、昇降板22とガイド板31とローラ32とを備えて構成されている。なお、ローラ32に代えて、回転しない円柱部材をガイド板31に取り付けるようにしてもよい。
ローラ32は、回転カム板23の第1軸線(回転シャフト29が延びる左右方向)を通り、上下方向に延びる線上で回転カム板23の外周面(偏心面)に当接する位置に設けられている。なお、ローラ32の位置は適宜変更可能である。
本実施形態では、係合部37と係合するガイド凹部31aが形成されたガイド板31に、ローラ32を取り付けているので、ガイド板31とは別に、ローラ32を回転可能に支持する支持板を設けるものに比べて、部品点数を削減することができる。
昇降板22には、下方に延びる昇降シャフト34が2本固定されている。2本の昇降シャフト34は、ベース板21に固定された2個の支持筒27に挿入され、支持筒27により上下方向に移動可能に支持されている。これにより、昇降シャフト34が取り付けられた昇降板22が上下方向に昇降可能となる。
本実施形態では、回転カム板23を図3に示す位置に回転させた状態で、昇降板22を取り付ける。回転カム板23に係合部37を設け、ガイド板31に係合部37が係合するガイド凹部31aを形成しているが、回転カム板23が図3に示す位置にある場合には、係合部37はガイド凹部31aと係合されない。したがって、昇降シャフト34を支持筒27に挿入するように、昇降板22を上から下に移動させるだけで、容易に昇降板22を取り付けることができる。
昇降板22の上面には、パレットを位置決めする位置決め部22aが4個形成されている。
[上昇動作]
昇降装置12によりパレットを上昇させる場合、制御部(図示せず)からの指令により回転機構24が駆動し、回転シャフト29が図3における反時計方向に回転する。
回転シャフト29が回転されると、回転シャフト29の両端部に取り付けられた回転カム板23が、図3に示す初期位置から図4に示す最大回転位置まで、第1軸線周りに回転される。
回転カム板23が初期位置(図3参照)から最大回転位置(図4参照)まで回転されると、回転カム板23の外周面に当接しているローラ32が自転し、且つ、ローラ32が取り付けられたガイド板31及びガイド板31が取り付けられた昇降板22が上昇される。
本実施形態では、昇降板22が図3に示す最降下位置にある場合には、パレットは、車両本体11の本体部16に載せられており、昇降板22とパレットとの間に隙間がある。
昇降板22が最降下位置(図3参照)から上昇すると、昇降板22がパレットに当接し、これ以降は、昇降板22の上昇によりパレットが上昇される。
本実施形態では、回転カム板23が最大回転位置(図4参照)まで回転し、昇降板22が上昇位置(図4参照)まで上昇すると、回転カム板23の係合部37は、ガイド板31のガイド凹部31aによりガイドされ、ガイド凹部31aの最深部と係合する。
また、ガイド板31に設けられたローラ32は、常に回転カム板23の外周面(偏心面)に当接している。
このように、回転カム板23の外周面(偏心面)がローラ32に当接することで、昇降板22の下方向への移動を阻止し、さらに、回転カム板23の係合部37がガイド板31のガイド孔31aを形成する下面に当接することで、昇降板22の上方向への移動を阻止している。これにより、昇降板22を確実に位置決めすることができる。
また、本実施形態では、昇降板22が最も高い位置である上昇位置に上昇した場合に、回転カム板23の係合部37がガイド板31のガイド孔31aを形成する下面に当接することで、昇降板22の上方向への移動を阻止している。これにより、昇降板22の位置決めが要求される状態(昇降板22が最も高い位置まで上昇した状態)での昇降板22の位置決めを行うことができる。
本実施形態では、ローラ32は、回転カム板23の第1軸線(回転シャフト29が延びる左右方向)を通り、上下方向に延びる線上で回転カム板23の外周面(偏心面)に当接するので、パレット及びパレットに載せられた物品の重量(載置品の重量)を、回転カム板23の第1軸線上で受けることができる。これにより、ローラ32が、回転カム板23の第1軸線の上下位置から離れた位置に設けられ、載置品の重量を、回転カム板23の第1軸線から離れた位置で受けるものに比べて、回転シャフト29にかかる負荷を小さくすることができる。
図5は、回転カム板23が初期位置(図3参照)から最大回転位置(図2及び図4参照)まで回転した場合の昇降板22の上昇量を示すグラフである。なお、本実施形態では、昇降板22が最降下位置(図3参照)から上昇位置(図4参照)まで上昇した場合の上昇量を100(%)とし、回転カム板23が初期位置(図3参照)から最大回転位置(図2及び図4参照)まで回転した場合の回転角度を100(%)とし、上昇位置及び回転角度は、それぞれ100%に対する割合で示す。例えば、200°の回転角度が100%である場合、50°の回転角度は、25(%)となる。
回転カム板23は、外周面が偏心カム状に形成され、初期位置から最大回転位置に向けて図3における反時計方向に所定角度(例えば、29%)回転した場合(以下、第1回転位置と称する)に、昇降板22を例えば46%上昇させる。この初期位置から第1回転位置までのローラ32に当接する回転カム板23の角度範囲(第1偏心範囲)では、回転カム板23の回転角度に比例して、昇降板22が上昇し、上昇量(%)/回転角度(%)は、46/29で1.59(上昇量%/回転角度%)となる。
回転カム板23は、第1回転位置から最大回転位置に向けて図3における反時計方向に所定角度(例えば、65%、初期位置からは94%)回転した場合(以下、第2回転位置と称する)に、昇降板22を例えば54%上昇させる。この第1回転位置から第2回転位置までのローラ32に当接する回転カム板23の角度範囲(第2偏心範囲)では、回転カム板23の回転角度に比例して、昇降板22が上昇し、上昇量(%)/回転角度(%)は、54/65で0.83(上昇量%/回転角度%)となる。
このように、回転カム板23は、初期位置から第1回転位置までの角度範囲では、1.59(上昇量%/回転角度%)で昇降板22を上昇させ、第1回転位置から第2回転位置までの角度範囲では、0.83(上昇量%/回転角度%)で昇降板22を上昇させる。すなわち、回転カム板23は、初期位置からの回転初期では、昇降板22を急に上昇させ、それ以降は、昇降板22を緩やかに上昇させる。
本実施形態では、昇降板22が降下位置にある場合には、昇降板22により昇降されるパレットと昇降板22との間に隙間がある。昇降板22が最降下位置からパレットに当接するまでを、急に上昇させることで、昇降板22が降下位置から上昇してパレットに当接するまでの時間を短くすることができる。
一方で、昇降板22がパレットに当接した後は、昇降板22にかかる負荷が大きくなるため、それ以降を、緩やかに上昇させることで、過負荷により昇降板22を昇降できないという問題を防止することができる。
なお、上記第1実施形態では、回転カム板23に、昇降板22の上昇速度(上昇量%/回転角度%)を異ならせる第1偏心範囲及び第2偏心範囲を形成しているが、これに限定されることなく、例えば、昇降板22の上昇速度を異ならせる3つ以上の偏心範囲を形成してもよく、昇降板22の上昇速度が一定となるように形成してもよい。
[第2実施形態]
図6に示す第2実施形態では、昇降装置50は、ローラ51が回転可能に取り付けられたガイド板52と、偏心した長孔53が形成された回転カム板54とを備え、長孔53にローラ51が回転可能に挿入されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、回転カム板54を回転することで、ローラ51が長孔53の形状に沿って昇降し、ローラ51が取り付けられたガイド板52及び昇降板22が昇降する。
第2実施形態では、ローラ52と長孔53を形成する上下側面とにより、昇降板22が上下方向に移動するのが阻止される。
なお、上記第1実施形態では、回転カム板23が最大回転位置まで回転した場合に、係合部37がガイド凹部31aに係合することで、ガイド板31及び昇降板22の上方向への移動を阻止しているが、これに限定されることなく、常に係合部37をガイド板31に係合させて、ガイド板31及び昇降板22の上方向への移動を阻止するようにしてもよい。
上記第1,第2実施形態では、昇降板を昇降させる昇降装置に本発明を実施しているが、本発明は、昇降部材を昇降させる昇降装置であれば実施可能である。
上記第1,第2実施形態では、ベース板21に支持筒27を設け、昇降板22に昇降シャフト34を設けているが、ベース板21に昇降シャフト34を設け、昇降板22に支持筒27を設けるようにしてもよい。
10…搬送車両、11…車両本体、12…昇降装置、22…昇降板、23…回転カム板(偏心カム)、24…回転機構、27…支持筒(第2部材)、31…ガイド板(延在部)、31a…ガイド凹部(挿入部)、32…ローラ、34…昇降シャフト(第1部材)、37…係合部(当接部)

Claims (7)

  1. 昇降部材を昇降する昇降装置であって、
    前記昇降部材に当接し、第1軸線周りの回転により前記昇降部材を昇降させる偏心された偏心面を有し、前記偏心面が前記昇降部材に当接することで、前記昇降部材の下方向への移動を阻止するカムと、
    前記カムを回転させる回転機構と、
    を備え、
    前記カムには、前記第1軸線から離れた位置に、前記昇降部材に当接し、前記昇降部材の上方向への移動を阻止する当接部が設けられていることを特徴とする昇降装置。
  2. 請求項1に記載の昇降装置において、
    前記当接部は、前記カムが前記第1軸線周りの回転により前記昇降部材を最も高い位置まで上昇させた場合に前記昇降部材に当接することを特徴とする昇降装置。
  3. 請求項1又は2に記載の昇降装置において、
    前記偏心面は、前記偏心カムが前記第1軸線周りに回転した場合に、回転角度に対する前記第1軸線から前記偏心面の前記昇降部材に当接する部分までの距離の増加長さの比率が第1比率となる第1偏心範囲と、回転角度に対する前記第1軸線から前記偏心面の前記昇降部材に当接する部分までの距離の増加長さの比率が前記第1比率よりも小さい第2比率となる第2偏心範囲とを有することを特徴とする昇降装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の昇降装置において、
    前記昇降部材は、前記カムの前記第1軸線を通り、上下方向に延びる線上で前記偏心面に当接することを特徴とする昇降装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の昇降装置において、
    前記昇降部材には、前記第1軸線方向に平行な方向に延びる第2軸線周りに回転可能なローラが設けられ、
    前記ローラの周面が前記偏心面に当接することを特徴とする昇降装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の昇降装置において、
    前記当接部は、前記カムの側面に前記第1軸線方向に平行な方向に突出して設けられた凸部から構成され、
    前記昇降部材には、上下方向に延び、前記第1軸線方向に平行な方向に貫通し又は凹み、前記凸部が挿入される挿入部が形成された延在部が設けられ、
    前記凸部の下面が前記昇降部材の前記挿入部の下端を形成する下端面に当接することで、前記昇降部材の上方向への移動を阻止することを特徴とする昇降装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の昇降装置において、
    前記昇降部材の昇降方向に延びる第1部材と、
    前記第1部材を前記昇降方向に移動可能に支持する第2部材と、
    を備え、
    前記第1部材及び前記第2部材の一方が前記昇降部材に設けられていることを特徴とする昇降装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023161028A1 (de) * 2022-02-28 2023-08-31 Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg Hubmodul, hubeinheit und transportfahrzeug

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