JP2020018569A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】座の後傾動をゴム質の弾性体で支持した椅子において、座の後傾動を確実化する。【解決手段】座1と背もたれとは分離している。座インナーシェル34には上ブラケット31が固定されて、フロントフレーム6の上端に設けた受け部29には下ブラケット32が固定されており、上下ブラケット31,32は、左右長手の枢支ピン39で連結されている。枢支ピン39を挟んだ両側に、ゴム質の弾性体33が配置されている。弾性体33は、外周の任意の方向に膨れる状態で配置されている。従って、弾性抵抗が過大になることは無くて、座1の後傾動を確実に実現できる。【選択図】図7

Description

本願発明は、可動式の座を備えた椅子に関するものである。
椅子において、座が弾性手段に抗して後傾するものは広く使用されている。背もたれとの関係では、座が独立して後傾する場合と、座が背もたれの後傾動に連動して(シンクロして)後傾する場合とがある。更に、背もたれとの関係では、座と背もたれとが一体に繋がっていて、両者が同じ角度で後傾する場合と、背もたれの後傾角度と座の後傾角度とが相違する場合とがある。ソファタイプでは前者が多く、回転椅子では後者が多い。
また、弾性手段について見ると、コイルばねのような金属製のばねを使用する場合と、ゴム質ものを使用する場合とがある。ゴム質のものは扱いが簡単であるため、近年、材質の向上に伴って使用されるケースが増えているといえる。
その例として特許文献1には、コ字形の取付具(ブラケット)を上下に相対向した姿勢にして左右長手のピンで連結すると共に、上下の取付具で構成された空間に、ゴム質の弾性体を、その上面の左右側面とが取付具の内面に密着させた状態で配置することが開示されている。
また、特許文献2には、座が平面視円形に形成されていて任意の方向に傾動させ得る椅子において、リング状に形成した弾性体を座と同心に配置することにより、座がどの方向に傾動しても、その後傾動を1つの弾性体によって支持できるようにした技術が開示されている。
特表2017−534380号公報 特開2006−68223号公報
特許文献1では、弾性体の膨れ変形が取付具によって拘束されるため、座の傾動角度の増加率よりも弾性体の弾性抵抗の増大率が高くなる(すなわち、座の後傾角度が大きくなると、弾性体の弾性係数が大きくなる。)ため、大きな荷重を支持できるといえる。従って、背もたれと座とが一体に連続しているロッキングチェアのように、弾性体に対して大きなモーメントが作用する椅子においては好適であると解される。
しかし、座と背もたれとが分離している椅子の場合は、着座者が背もたれに凭れ掛かった場合、座に作用するモーメントには限度があるため、特許文献1の構成では、弾性体が十分に変形せずに、座の後傾動が不十分になるおそれがあり、結果として、快適性(クッション性)が低下してしまうことが懸念される。
つまり、座と背もたれとが一体化していると、背もたれに凭れ掛かったときに座も大きく後傾することになるため、弾性体は、着座した程度の荷重では変形しない弾性力に設定しておかねばならず、すると、クッション性が不十分になって座り心地が良くないと感じるおそれがある。他方、特許文献2の椅子は背もたれを備えたものではなく、背もたれを備えた椅子には適用し難い。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、座の後傾動を適切な反力で支持できる背もたれ付き椅子を提供せんとするものである。
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は、
「互いに分離した座と背もたれとを備えており、前記座を、当該座の下方に配置された座支持体に、弾性体を変形させて少なくとも後傾するように左右長手の枢支ピンにて連結している」
という基本構成において、
「前記弾性体は下向き荷重によって変形するゴム質のものであり、前記弾性体は、前記座の下面に設けた上ブラケットと前記座支持体の上面に設けた下ブラケットとによって、外周から拘束されていない状態に挟まれている」
という構成になっている。
弾性体の変形態様としては、上からの(上下方向からの)荷重によって圧縮されて、外周方向に膨れ変形する態様がオーソドックスであるが、例えば弾性を外周を凹ませることにより、弾性体に片持ち梁状の出っ張りを形成して、この出っ張りを曲げ変形させる態様(すなわちハイトレルタイプ)も採用可能である。或いは、円柱部の上下両端に環状のフランジを形成して、フランジの曲がり変形を利用して座の傾動を弾性的に支持することも可能である。
請求項2の発明は請求項1を具体化したものであり、
「前記弾性体に、上面又は下面若しくは前後両面に開口した位置決め穴が、上下に貫通した状態又は貫通しない状態に形成されている一方、前記上下のブラケットのうちいずれか一方又は両方に、前記位置決め穴に入り込んで前記弾性体を横移動しないように保持する位置決め突起を設けている」
という構成になっている。
請求項3の発明は、請求項2を具体化したものであり、
「前記弾性体は、前記位置決め穴が上下に貫通しない状態に形成されている」
という構成になっている。すなわち、請求項3では、位置決め穴は凹みの状態に形成されている。
請求項4の発明は、請求項1と同じ基本構成において、
「前記座支持体は、脚支柱の上端に設けたベースから前記座の前部に向けて側面視傾斜姿勢で延びるフロントフレームで構成されており、前記フロントフレームの上端に下ブラケットを設けている一方、
前記座は、合成樹脂製の座インナーシェルの上面に座クッション材を重ね配置した構造であって、前記座インナーシェルの下面に、板金製の上ブラケットが固定されており、
かつ、前記上ブラケットと下ブラケットとが左右長手の枢支ピンによって連結されており、少なくとも前記枢支ピンの後ろ側に前記弾性体が配置されている」
という構成になっている。
請求項4において、弾性体としてコイルばねのようなばねも使用できるが、請求項5では、請求項1と同様に、下向き荷重で変形するゴム質のものを使用している。
請求項6の発明は請求項4又は5を好適に具体化したもので、
「前記座インナーシェルの下面に、前記上ブラケットが嵌まり込む凹溝が形成されており、前記枢支ピンは、前記凹溝によって抜け不能に保持されている」
という構成になっている。
座と背もたれとが分離していると、着座した人が背もたれに凭れ掛かった場合は、モーメントの大部分は背もたれで支持されて、座に作用する荷重はさほど大きくない。従って、さほど大きくない荷重であっても弾性体が的確に変形する必要があるが、本願請求項1の発明では、ゴム質の弾性体はその全周が他の部材で拘束されていないため、弾性体は、ブラケットで挟圧されて自由に変形する。従って、座が弾性体の弾性に抗して後傾することを確実化して、使用者は高い快適性を得ることができる。すなわち、座の後傾動に対して弾性体の抵抗が強くなり過ぎることを防止して、座の後傾動を確実化できるのであり、その結果、快適性を向上できる。
特に、座が背もたれとは独立して後傾可能であることから、着座によって座を後傾させることも容易に実現できるため、ロッキングによって初めて座が後傾する構造に比べて、着座者の身体のフィット性・クッション性を向上させて、高い快適性を容易に実現できる。
弾性体は、何らかの手段で位置決めしておく必要がある。この点、弾性体の上端部又は下端部を外周からストッパーで囲うことも可能であるが、この場合は、弾性体の変形がストッパーによって部分的に阻害されるため、弾性体の全体が均等に変形せずに耐久性を低下させてしまうおそれがある。
これに対して請求項2のように、弾性体に位置決め穴を設けると、弾性体の外周全体が変形することが許容されるため、弾性体の全体を均等に変形させて高い耐久性を確保できる。
請求項3のように、位置決め穴を凹み状に形成すると、弾性体を小型化しつつ、弾性体が過剰に圧縮することを防止して、座の傾動を的確に支持できる利点がある。弾性体の材質や大きさによっては、筒状に形成することも可能である。
なお、弾性体を、上から下に向けて(或いは下から上に向けて)断面積が徐々に変化するように形成したり、中間部を膨らませた太鼓状に形成したりすることにより、座の後傾角度に応じて弾性係数が変化するように(後傾角度の増加率よりも抵抗の増大率が大きくなるように)構成することも可能である。このように構成すると、ダンパ効果によって、衝撃を吸収できる利点がある。
請求項4では、座は、その前部(前後中間位置よりも前の部位)を支点にして後傾するため、座は片持ち梁状になって、普通に着座すると座に後傾させるモーメントが作用する。従って、座を後傾動させ易くなって、快適性を向上できるといえる。
他方、座は、合成樹脂製の座インナーシェル(座板)に座クッションを張った構造であることが多いが、例えば上ブラケットを座インナーシェルに一体成型した場合は、座が片持ち梁の状態で下ブラケットに連結されていると、上ブラケットの狭い部位に大きな負荷が掛かって、強度を維持できないおそれがある。
これに対して請求項4の構成では、上ブラケットは板金製であるため、座が片持ち梁の状態であっても、座インナーシェルの破損・変形を招来することなく高い強度を確保することができる。従って、現実性に優れている。特に、実施形態のように上ブラケットが下ブラケットの後ろにはみ出るように長い形態に形成すると、座の支持強度を格段にアップできて好適である。
また、上ブラケットが座インナーシェルに一体に形成されていると、枢支ピンの取付けなどが面倒であるが、請求項4のように上ブラケットを座インナーシェルとは別体の板金製品に構成すると、例えば、先に枢支ピンを上ブラケットに挿通してから、上ブラケットを座インナーシェルにビス止めするといった手順を採ることができるため、組み立てが容易である。
また、特許文献1では、弾性体が組み込まれた支持ユニットは脚支柱(ガスシリンダ)の上端に固定されているため、座の後傾支点の位置も自ずと限定されることになり、座の後傾支点の選択について自由性が少ないが、本願請求項4のようにフロントフレームに座を連結する構成を採用すると、フロントフレームの大きさや形状などは自由に設定できるため、座の後傾支点の選択の自由性に優れている。
また、特許文献1では、弾性体が内蔵されている支持ユニットの面積は小さいため、座の強度を保持するためには、座を構成するシェル体を厚肉化したり金属製にしたりするなどして頑丈な構造にしなければならないが、本願請求項4のようにフロントフレームを採用すると、実施形態のように左右にフロントフレームを設けるなどして、座を広いスパンで安定的に支持することができる。従って、合成樹脂製の座インナーシェルであっても、過剰な厚肉に形成する必要はなくて、コストを抑制しつつ高い品質を確保できる。
本願発明では、座を前傾させることも可能である。この場合は、枢支ピンの手前に弾性体を配置したらよい。請求項4とは異なって、座を前後中間部において枢支ピンで下ブラケットに連結することにより、座をシーソー状の構成にして前後傾動させることも可能である。また、前後両方向に傾動させる場合、後傾と前傾とで弾性体の強さを異ならせることも可能である。
請求項5のように、請求項4の弾性体としてゴム質ものを使用すると、取り扱いが容易である。請求項6の構成を採用すると、凹溝のリブ効果によって座インナーシェルの強度向上に貢献できる。また、凹溝が枢支ピンの抜け止めのストッパーとして機能するため、スリップリングのような抜け止め部材は不要であり、それだけ部材点数を抑制してコスト低減に貢献できる。
実施形態の外観図で、(A)は肘掛けを設けた状態での斜視図、(B)は肘掛けを設けていない状態での斜視図、(C)は背面斜視図、(D)は座を分離した状態の斜視図である。 (A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図、(D)は背面図である。 (A)は分離斜視図、(B)は座を下方から見た斜視図、(C)は底面図である。 フレームの取付け構造を示す図で、(A)はひっくり返した状態での分離斜視図、(B)は上から見た分離斜視図である。 ベースとフレームとの関係を示す分離斜視図である。 座の取付け構造を示す分離斜視図である。 (A)は座の支持手段を示す分離斜視図、(B)は傾動ユニットをひっくり返した状態での斜視図である。 (A)は図6の VIII-VIII視方向から見た断面図、(B)は座用傾動ユニットの正面図である。である。
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1〜3を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆と脚支柱4(ガスシリンダ)を備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている一方、脚支柱4の上端にベース5(図3参照)を嵌着している。脚支柱4は、座1の前後中間点よりも少し後ろに配置されている。
ベース5は平面視四角形(横長長方形) のブロック状の形態であり、ベース5に、左右のフロントフレーム6と左右のリアフレーム7とを固定して、フロントフレーム6に座1を前後傾動可能に取付けて、リアフレーム7に背もたれ2を後傾動可能に取り付けている。従って、フロントフレーム6は、請求項4に記載した座支持体の一例である。
図1(A)、図2(C)に示すように、リアフレーム7の上端部に、オプション品として肘掛け8を取り付けることができる。図3(C)の底面図では、肘掛け8を片側だけに取付けた状態を表示している。例えば図3(B)に示すように、座1の高さを調節するためのレバー9は、ベース5の下方から横向きに延びる姿勢に配置している。
図2(B)(C)に明示するように、左右のリアフレーム7は、側面視では上に行くに従って前にずれるように傾斜しており、正面視では、上に行くに従って互いの間隔が広がるように傾斜している。フロントフレーム6が前傾しているのは、ベース5が、必要最小限度の前後幅で足りると共に座1の前後中間点よりもやや後ろに配置されてきることを前提にして、座1のうち前端寄りの部位をフロントフレーム6に取り付けているからである。
また、フロントフレーム6が正面視で外向きに傾斜しているのは、ベース5は必要最小限度の大きさで足りる一方、座1を安定的に支持するには、左右フロントフレーム6の上端間の間隔にある程度の寸法が必要だからである。
リアフレーム7は、図2(B)に明示するように、側面視では、ベース5から後傾姿勢で立ち上がって、概ね座1の高さ位置で前傾姿勢に変わるように屈曲したく字形になっており、正面視では、図2(D)に明示するように、概ね座1の高さまでは上に向けて外広がりに傾斜して、概ね座1よりも上の範囲ではほぼ直立している。
リアフレーム7の上部は背もたれ2の下部の左右外側に位置しており、背もたれ2は、その下部を支点にして後傾動するようにリアフレーム7の上端部に取付けられている。従って、背もたれ2の回動支点(回動中心)は背もたれ2の肉厚部内に位置している。
ベース5は平面視で座1よりも遥かに小さくて座1の前後中途部の下方に配置されていることから、フロントフレーム6及びリアフレーム7の下半部は、図2(D)及び図3(C)に示すように、いわば対角方向に向けて広がるように、正面視及び側面視で傾斜している。換言すると、フロントフレーム6とリアフレーム7とは、平面視四角形のベース5のコーナー部から略対角方向に傾斜姿勢で立ち上がっている。更に換言すると、4本のフレーム6,7が、座1の下方においてベース5に向けて収束するような外観を呈している。
左右のフロントフレーム6はアルミダイキャスト品又は樹脂成型品であり、平面視略角形(横長長方形)のフロント基体6aが一体に形成されている。他方、左右のリアフレーム7は互いに分離しており、それぞれ平面視略四角形のリア基体7aが一体に形成されている。そして、左右のリア基体7aは左右に連続するように重なって、左右のリア基体7aとフロント基体6aとは前後に重なるように重なっている。
従って、フロント基体6aと左右のリア基体7aとの三者は全体として1つの部材を成すかのように重なっており、この三者によってベース5がすっぽりと覆われている。従って、2本のフロントフレーム6と2本のリアフレーム7とは、平面視略四角形の基部から対角方向に傾斜姿勢で立ち上がったような外観を呈しており、ベース5は、椅子をひっくり返さないと視認できない状態になっている。
(2).デザイン的効果
このように、フロントフレーム6及びリアフレーム7は人目に触れるし、また、両者の6a,7aも特にバックビューにおいて人目に触れるが、基体6a,7aは座1との間にはフレーム6,7の他には部材は存在しておらずに空間が存在するだけであるため、ごくシンプルなデザインになっている。
また、フロントフレーム6及びリアフレーム7は全体として対角方向に広がるように傾斜しているため、座1や背もたれ2がしっかりと支えられる状態になっている。従って、看者は、シンプルでありながら高い安定性というイメージを看取することができる。別の見方をすると、4本のフレーム6,7が座1の対角方向からベース5に向けて収束しているため、座1及び背もたれ2の支持機能は確保しつつ無駄を無くしたような外観を呈しており、機能と美観との両方において優れたデザインになっているといえる。
背もたれ2は座1とは分離しており、背もたれ2の下端と座面との間には若干の間隔が空いている。そして、背もたれ2は、ニュートラル状態で全体として少し後傾しているが、着座者の腰が当たる部分が最も前に出るように下部は前向き凸状に湾曲しており、ロッキングの回動支点は、最も前に出ている部分の高さに位置している。
また、リアフレーム7の上半部は側面視で直立姿勢に形成することも可能であるが、背もたれ2の下部は側面視で曲がっていて、曲がりの頂点よりも下方の部位は前傾姿勢になっているため、リアフレーム7の上半部を実施形態のように前傾させると、例えば図1(B)や図2(B)、図3(A)から理解できるように、リアフレーム7の上部が背もたれ2の下端部の外側面に略同じ姿勢で重なった状態になるため、姿勢の統一感が出てスッキリとした美的効果が発揮されている。
背もたれ2は後傾可能であり、座1は後傾及び前傾可能である。図2(B)において、背もたれ2の回動支点(回動中心)O1と、座1の回動支点(回動中心)O2とを表示している。
図示による説明は省略するが、背もたれ2は、合成樹脂製の背インナーシェルの前面に背クッションを張った構造であり、背インナーシェルのうち下部の湾曲部に横向きに開口した凹部を形成して、この凹部に弾性支持ユニットを配置し、弾性支持ユニットとリアフレーム7の上端部とが、左右長手の枢支ピンによって連結されている。従って、背もたれ1の回動支点は、その肉厚部に位置している。
座1の傾動構造は後述するが、回動支点O2は、座1のうち手前寄りに変位している。従って、座1は、後端を自由端にした片持ち梁の状態になっている。また、座1の回動支点O2も、座1の肉厚部内に位置している。
仮に、座1の下面に下向きのブラケットを設けて、座1の下面よりも下方の部位においてフロントフレーム6に連結すると、座1は後傾しながら後退する傾向を呈するが、本座支持体では、座1の回動中心O2は肉圧部内に位置しているため、座1は後傾しても後退することはない(厳密には、座1の上面は後傾よって後退するが、後退量はごく僅かであって無視できる。)。従って、人が着座して座1が後傾しても、着座者が後ろ向きに移動することはなくて、着座者に違和感を与えることはない。
(3).フレームの取付け構造
次に、ベース5に対するフロントフレーム6及びリアフレーム7の取付け構造を、主として図4,5を参照して説明する。
ベース5はアルミダイキャスト品であって左右横長手のブロック状の形態を成しており、中央部に、脚支柱4の上端部が嵌着する中心穴10を空けている。ベース5の上面のうち前側の部位には、左右一対のフロント凹部11が形成されて、後ろ側の部位にはリア凹部12が形成されている。なお、ベース5には、肉厚の均等化や材料節約のために多数の上向き溝が形成されている(ベース5の内部に多数のリブが形成されていると見ることもできる。)。
フロント凹部11及びリア凹部12は平面視四角形に形成されている。また、フロント凹部11はベース5の前面に切り開かれていて、リア凹部12はベース5で囲われている。また、フロント凹部11はベース5の左右外面よりも少し内側に位置しているが、リア凹部12はベース5の左右側部に寄せて配置されている。
フロントフレーム6におけるフロント基体6aの下面には、ベース5のフロント凹部11にきっちり嵌合するフロント凸部13が形成されており、フロント凹部11及びフロント凸部13の箇所で、フロントフレーム6がベース5にフロントボルト14で固定されている。同様に、リアフレーム7のリア基体7aに、ベース5のリア凹部12にきっちり嵌合するリア凸部15が形成されており、リア凹部12及びリア凸部15の箇所で、左右のリアフレーム7がそれぞれリアボルト16によってベース5に固定されている。
フロント基体6a及びリア基体7aには、ボルト14,16が挿通される取付け穴18が空いているが、取付け穴18には、ボルト14,16の頭が隠れる座繰り穴を設けている。
リア基体7aは、ベース5の上面に対しては、左右側部と後部とに僅かに重なるようにっており、かつ、ベース5の後ろに位置した部分と、ベース5の左右外側に位置した部分とを有している。従って、リア基体7aは平面視でL形に形成されており、その内角部にリア凸部15が形成されている。
一方、フロント基体6aには、左右のリアフレーム7で囲われた空間を覆う後ろ向き庇板19を形成しており、リア凸部15は後ろ向き庇板19で覆われている。従って、リアボルト16は外部から視認できず、また、リアボルト16の頭も取付け穴18の内部に入り込んでいるため、殆ど視認し難い。
このような配慮により、フロントフレーム6とベース5とが一体成型品であるかのような外観を呈して、シンプルな美観の形成に貢献している。また、フロントフレーム6と左右のリア基体7aとはそれぞれ別部材であるため、製造のための金型をできるだけ小さくできる。このため、製造は容易である。リアフレーム7を左右に分離しているのは、リアフレーム7はフロントフレーム6に比べて高さが高くて、一体成型すると金型が相当に大型化するためである。リア基体7aには、フロント基体6aの後ろ向き庇板19が載る受け片20を形成している。
なお、フロントフレーム6は、椅子の方向を基準にして述べると、上下方向に相対動する主成型型を備えた金型装置で製造されて、リアフレーム7は、左右方向又は前後方向に相対動する主成型型を備えた金型装置で製造される。図4(A)から理解できるように、フロントフレーム6はベース5の前面よりも手前に張り出しており、この前向き張り出し部の下面に、軽量化や肉厚均等化のために逃がし凹所21を形成している。
ベース5の凹部11,12とフレーム6,7の凸部13,15とは四角形に形成されて互いに嵌合しているため、ベース5とフレーム6,7との横ずれが防止されているが、実施形態では、この他にも、リアフレーム7同士の一体性や、フレーム6,7とベース5との一体性等を向上させるための連結手段を講じている。この点を説明する。
まず、左右のリアフレーム7の連結関係であるが、例えば図4(A)のとおり、左右のリア基体7aのうち一方のリアフレーム7の後部に係合突起22を横向きに突設して、他方のリア基体7aに、係合突起22がきっちり嵌合する横向き開口の係合穴23を形成している。これら係合突起22と係合穴23との嵌まり合いにより、左右のリアフレーム7の一体性を向上できる。係合突起22と係合穴23とは側面視で略三角形になっているが、四角形や円形などの、様々な形態を採用できる。
次に、リアフレーム7とベース5との関係であるが、例えば図4(B)のとおり、ベース5の前部の左右側面に円形のサイドボス24を横向きに突設している一方、リア基体7aにおいてベース5の外側面に重なる部分の前部に、サイドボス24に嵌合するサイド係合溝25を形成している。これにより、リア基体7aとベース5との一体性が向上して強度をアップできる。
また、ベース5とリアフレーム7との一体性を向上させる手段として、例えば図4(A)に 示すように、フロントフレーム6における後ろ向き庇板19の後端から平面視四角形の係合片26を突設している一方、リアフレーム7のリア基体7aには、係合片26が上から嵌まる係合段部27を形成している。係合片26と係合段部27とは、フロントフレーム6とリアフレーム7との左右位置を正確に規定する位置決め手段としても機能している。
(4).座の取付け構造
次に、フロントフレーム6に対する座1取付け構造を、主として図6〜8を参照して説明する。例えば図7(A)に示すように、フロントフレーム6の上端は前後長手の受け部29になっており、この受け部29に、前後長手の座用傾動ユニット30を介して座1が前後傾動可能に取付けられている。受け部29は、フロントフレーム6の上端から前後両側にははみ出ている。
例えば図6に明示するように、座用傾動ユニット30は、前後長手の上下ブラケット31,32と、両者の間に配置された前後一対の弾性体33とを主要部材としている。下ブラケット32は左右の側板32aを有して、正面視で上向き開口コ字形の形態を成しており、フロントフレーム6の受け部29に形成された上向き開口の凹所に横ずれ不能に嵌まっている。
図3(A)に示すように、座1は、合成樹脂製の座インナーシェル34にクッション材34aを重ね配置した構造になっており、例えば図7(A)に明示するように、座インナーシェル34の左右両側部に、前後長手で下向きに開口した凹溝35が形成されており、この凹溝35に、座用傾動ユニット30を構成する上ブラケット31が嵌め込まれている。
上ブラケット31も左右の側板31aを有する下向き開口コ字型の形態であり、図7(B)から理解できるように、上ブラケット31で下ブラケット32が覆われている。上ブラケット31及び凹溝35は、概ね下ブラケット32の2倍強の長さになっており、下ブラケット32の手前に少しはみ出て、後ろには大きくはみ出ている。
具体的には、上ブラケット31は、下ブラケット32と略同じ程度の寸法だけ、上ブラケット31の後ろにはみ出ている。このように上ブラケット31が下ブラケット32よりも遥かに長いのは、座インナーシェル34が樹脂製であることを考慮して、必要な支持強度を確保するためである。上ブラケット31及び凹溝35の後半部は細くなっているが、これは、細くしても必要な強度は確保できるためである。
フロントフレーム6は樹脂の成型品であるが(アルミダイキャスト品であってもよい)、必要な厚さは確保できるため、受け部29は上ブラケット31のように長く形成しなくても必要な強度は確保できる。そして、実施形態のように上ブラケット31を受け部29の後ろに大きくはみ出させると(オーバーハングさせると)、受け部29を凹溝35にできるだけ深く嵌め入れつつ、座1の後傾動を許容できる。
図8(A)に示すように、上ブラケット31は前後の上ビス36で座インナーシェル34に固定されている一方、下ブラケット32は、前部に位置した下ビス37でフロントフレーム6の受け部29に固定されている。例えば図8(A)に示すように、座インナーシェル34には、上ビス36がねじ込まれるT形ナット36aを配置している。従って、座インナーシェル34が樹脂製であっても、高い締結強度を確保できる。
実施形態のように、下ブラケット32の後部のバーリング部41は、受け部29に対する締結手段と弾性体33の位置決め手段とを兼用しているため、それだけ構造を簡単化できる。
また、図7(B)に示すように、下ブラケット32の後端に係合片32bを形成し、この係合片32bを、図8(A)に示すように、受け部29の後端部に形成した位置決め溝38に手前から差し込んでいる。従って、下ブラケット32は、その後端は位置決め溝38によって上下動不能に保持されており、その結果、下ブラケット32は1本の下ビス37のみで受け部29に離脱不能に保持されている。
更に述べると、下ブラケット32の後部をビスで固定することは可能ではあるが、下ブラケット32の後部下方にはフロントフレーム6が傾斜姿勢で存在していることにより、ドライバ工具(レンチ)によるビスの回転操作が極めて厄介であるのに対して、本実施形態では、下ブラケット32の後部は、ビスで締結しなくても上向き移動不能に保持されているため、厄介な方法でビスを回転操作する必要はないのであり、それだけ作業能率を向上できるのである。
上ブラケット31と下ブラケット32とは、左右長手の枢支ピン39によって相対回動可能に連結されている。枢支ピン39は、ブッシュ39a介して上下ブラケット31,32の側板31a,32aを連結している。
そして、枢支ピン39を挟んだ前後両側に、樹脂系ゴム(チェラスト)から成る角形ブロック状の弾性体33を配置している。図8(B)に明示するように、弾性体33の左右側面と下ブラケット32の側板32aとの間には空間が空いている。従って、弾性体33は圧縮変形しても、その変形が下ブラケット32の側板32aで規制されることはなくて、左右方向に自由に変形する。また、図8(A)のとおり、弾性体33の前後両方にも空間が空いている。従って、弾性体33は前後方向にも自由に変形する。結局、弾性体33は、全周に亙って自由に膨らみ変形する。
図6に示すように、弾性体33には、上面の下面とに開口した非貫通で凹み状の位置決め穴40が空いており、図8(A)のとおり、上ブラケット31と下ブラケット32とには、位置決め穴40に嵌まるバーリング部41を形成している。従って、弾性体33は、その周囲を他の部材で規制されていない状態でも、前後左右のいずれの方向にもずれ不能に保持されている。下ビス37は、下ブラケット32の前部のバーリング部41にねじ込んでいる。
図8(B)において一点鎖線を表示しているが、これは弾性体33の自由長を示している。従って、弾性体33は、予め圧縮した状態(プリテンションを掛けた状態)で座用傾動ユニット30にセットされている。従って、使用者が着座するのと同時にストンと後傾する現象は発生せずに、使用者の荷重を適切に支持できる。
また、前後の弾性体33の強さ(弾性復元力)は同じに設定している。これは、前後の弾性体44の,良さが相違すると、人が着座していない状態で、座1が基準姿勢に保持されないからである。座1が後傾するときには、前部の弾性体33は座1の後傾を助長するように作用し、座1が前傾するときには、後部の弾性体33は座1の前傾を助長するように作用する。図8(A)では、座1の後傾と前傾との動きを一点鎖線で表示している。
椅子の通常の使用状態では、着座した人の重心は枢支ピン39よりも後ろにあるため、座1は後ろの弾性体33に抗して後傾する。これにより、クッション性が付与される。後傾の度合いは着座した人の体重に比例するが、平均的な体重の人が着座すると後傾開始するように設定している。
例えば図6に示すように、受け部29の内底面には前後長手のリブが形成されているが、1つのリブ29bを、側面視で上向きに凹んだく字形のストッパーリブと成しており、上ブラケット31の一方の側板31aがストッパーリブ29bに当たることにより、座1の最大傾動角度を規制している。なお、座1の最大後傾角度は、上ブラケット31の上板を下ブラケット32の側板32aに当てることによっても規制できる。
人が座1の前端部にチョイ掛けしたり、背もたれ2に凭れかかりつつ身体を延ばしたりして、座1に対する押圧力が枢支ピン39よりも前の部位に作用した場合は、座1は前部の弾性体33に抗して前傾する。これにより、快適性を向上できる。図では、前後の弾性体33を同じ大きさに描いているが、前部の弾性体33を後部の弾性体33よりも小径に設定して、座1が軽い力で前傾するように構成することも可能である。
図7(A)から理解できるように、座インナーシェル34における凹溝35の内側面には、枢支ピン39の端部を逃がすための補助凹所35aを形成している。このため、上ブラケット31を凹溝35にきっちりと嵌め込んで、座用傾動ユニット30の姿勢も正確に揃えることができる。その結果、左右の座用傾動ユニット30の枢支ピン39を同心に正確に配置できて、座1の傾動をこじれ無くスムースに行える。
また、枢支ピン39のうち内端部は、凹溝35によって抜け不能に保持されている。一方、枢支ピン39の外端部は、図6に示すように、受け部29の外側板に形成した凹所29aに嵌まっていて、受け部29の外側板によって抜け不能に保持されている。従って、スナップリングのような抜け止め手段は不要であり、その結果、コストを抑制できると共に組み立ての作業性にも優れている。
座用傾動ユニット30は、予め組み立てられている。すなわち、2つの弾性体33を加圧した状態で上下ブラケット31,32を枢支ピン39で連結されている。そして、椅子の組み立てにおいては、まず、座用傾動ユニット30を座インナーシェル34に上ビス36で固定し、次いで、座用傾動ユニット30をフロントフレーム6の受け部29に嵌め入れて下ビス37で固定したらよい。
(5).その他
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、本願発明の適用対象は回転椅子には限らず、会議用などに多用されている固定脚式椅子にも適用できる。また、図示は省略するが、フロントフレーム及びリアフレームとも、左右中間部に1本だけ配置することも可能である。或いは、フロントフレームとリアフレームとのうちいずれか一方を左右2本に構成して、他方を1本だけに構成することも可能である。
弾性体として圧縮コイルばねを使用したり、ゴム質の弾性体とばねを併用することも可能である。上ブラケットを座インナーシェルに一体に形成することと、下ブラケットをフロントフレーム等の座支持体に一体に形成することは任意に選択できる。上下ブラケットをコ字形の樋状に形成する場合は、下ブラケットで上ブラケットを外側から囲うように形成してもよい。
更に、上下ブラケットは任意の形状に設定できる。例えば、上ブラケットを逆L形に形成して、下ブラケットをL形に形成したり、上下ブラケットを半円状の樋状に形成したりすることが可能である。
座及び背もたれの構造も、任意に設定できる。例えば、フレームにメッシュを張った構造も採用できる。フロントフレーム又はリアフレームにベースを一体に設けることも可能であるし、フロントフレームとリアフレームとベースとを一体品として製造することも可能である。または、左右のフロントフレームを別々に構成することも可能であるし、フロントフレーム及びリアフレームの基部をカバーで覆うことも可能である。
本願発明は、椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 座
2 背もたれ
4 脚支柱
5 ベース
6 座支持体の一例としてのフロントフレーム
7 リアフレーム
29 受け部
30 座用傾動ユニット
31 上ブラケット
32 下ブラケット
33 弾性体
34 座インナーシェル
35 凹溝
39 枢支ピン

Claims (6)

  1. 互いに分離した座と背もたれとを備えており、前記座を、当該座の下方に配置された座支持体に、弾性体を変形させて少なくとも後傾するように左右長手の枢支ピンにて連結している構成であって、
    前記弾性体は下向き荷重によって変形するゴム質のものであり、前記弾性体は、前記座の下面に設けた上ブラケットと前記座支持体の上面に設けた下ブラケットとによって、外周から拘束されていない状態に挟まれている、
    椅子。
  2. 前記弾性体に、上面又は下面若しくは前後両面に開口した位置決め穴が、上下に貫通した状態又は貫通しない状態に形成されている一方、前記上下のブラケットのうちいずれか一方又は両方に、前記位置決め穴に入り込んで前記弾性体を横移動しないように保持する位置決め突起を設けている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記弾性体は、前記位置決め穴が上下に貫通しない状態に形成されている、
    請求項2に記載した椅子。
  4. 互いに分離した座と背もたれとを備えており、前記座を、当該座の下方に配置された座支持体に、弾性体を変形させて少なくとも後傾するように左右長手の枢支ピンにて連結している構成であって、
    前記座支持体は、脚支柱の上端に設けたベースから前記座の前部に向けて側面視傾斜姿勢で延びるフロントフレームで構成されており、前記フロントフレームの上端に下ブラケットを設けている一方、
    前記座は、合成樹脂製の座インナーシェルの上面に座クッション材を重ね配置した構造であって、前記座インナーシェルの下面に、板金製の上ブラケットが固定されており、
    かつ、前記上ブラケットと下ブラケットとが左右長手の枢支ピンによって連結されており、少なくとも前記枢支ピンの後ろ側に前記弾性体が配置されている、
    椅子。
  5. 前記弾性体は、下向き荷重で変形するゴム質のものである、
    請求項4に記載した椅子。
  6. 前記座インナーシェルの下面に、前記上ブラケットが嵌まり込む凹溝が形成されており、前記枢支ピンは、前記凹溝によって抜け不能に保持されている、
    請求項4又は5に記載した椅子。
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