JP2020017013A - 釣銭機 - Google Patents
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Abstract
Description
[1−1.レジ釣銭システムの構成]
図1に外観を示すように、レジ釣銭システム1は、それぞれ独立した装置である上側のPOSレジ2と下側の釣銭機3とにより構成されている。このレジ釣銭システム1は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストアのような小売店舗の精算所(いわゆるレジ)において、顧客が購入したい商品を精算する際に、レジ係員により操作される。以下では、レジ係員が対峙する側面及びその反対面をそれぞれ前面及び後面とし、さらに該レジ係員から見て左右及び上下を定義して説明する。
紙幣入出金部11は、図2に示すように、内部に紙幣に関する種々の処理を行う複数の部分が組み込まれており、釣銭制御部21(図1)が各部(入出金部24、搬送部26、鑑別部28、紙幣収納庫15及びリジェクト回収庫30)を統括制御する。
搬送部26には、多数の回転するローラや紙幣を案内するガイド等が適宜配置されており、紙幣の短手方向を進行方向として、主に前後方向に沿って搬送させるような直線状の搬送路が形成されている。また搬送部26は、入出金部24と鑑別部28の前側とを接続する第1搬送部26aと、鑑別部28を前後方向に挿通させるように紙幣を搬送し、鑑別部28の後側と紙幣収納庫15a、15b及び15cそれぞれとを接続する第2搬送部26bと、リジェクト回収庫30と鑑別部28の前側とを接続する第3搬送部26cとにより構成されている。
次に、レジ釣銭システム1(図1)において使用者との間で出金取引が行われる場合について説明する。この場合、釣銭機3は、使用者に指定された金額に応じた金種及び枚数の紙幣を出金する出金処理を行う。この出金処理は、紙幣入出金部11内の紙幣を外部へ排出する排出処理となっている。
紙幣が出金正常紙幣BLwcであった場合、紙幣入出金部11は、出金正常紙幣BLwcを図3の矢印RT1のように第2搬送部26b及び第1搬送部26aに沿って入出金部24へ搬送して集積させる。その後、紙幣入出金部11は、入出金部24内の紙幣を紙幣入出金口14(図1)から釣銭として出金する。
一方、紙幣が出金異常紙幣BLwrであり、且つ該出金異常紙幣BLwrの後続における第2搬送部26bに紙幣が存在しない場合、紙幣入出金部11は、出金異常紙幣BLwrを、図4(A)の矢印RT2のように出金処理時における正常収納庫としての入出金部24の手前の第1搬送部26aへ一旦搬送する。このとき入出金部24は、出金処理時における収納庫集積機構としての繰出集積ローラ42により出金異常紙幣BLwrを挟み込んで保持することにより、入出金部24の紙幣収容空間39に出金異常紙幣BLwrが完全には収容されていない状態としている。続いて紙幣入出金部11は、搬送部26のセンサからの検出結果に基づき、出金異常紙幣BLwrを図4(B)の矢印RT3のように第1搬送部26aから第2搬送部26bまで、ブレード35aが回動する際に物理的に接触しない位置まで搬送する。続いて紙幣入出金部11は、ブレード35aを切り替えて鑑別部28とリジェクト回収庫30とを結ぶ搬送経路を形成し、出金異常紙幣BLwrを図4(C)の矢印RT4のように第2搬送部26bから出金処理時における異常収納庫としてのリジェクト回収庫30におけるリジェクト庫31へ搬送して収納させる。
また一方、紙幣が出金異常紙幣BLwrであり、且つ該出金異常紙幣BLwrの後続における第2搬送部26bに後続紙幣BLsが存在する場合、後続紙幣BLsが存在しない場合とは異なり、出金異常紙幣BLwrが後続紙幣BLsと接触してしまうおそれがあるため、後続紙幣BLsを一旦第2搬送部26bから退避させる必要がある。この後続紙幣BLsは紙幣収納庫15cから繰り出されたものとする。このとき紙幣入出金部11は、出金異常紙幣BLwrを、図5(A)のように入出金部24の手前の第1搬送部26aへ一旦搬送し、入出金部24の繰出集積ローラ42により出金異常紙幣BLwrを挟み込んで保持した状態とする。続いて紙幣入出金部11は、全ての後続紙幣BLsを図5(B)に示すように第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ戻すように搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、後続紙幣BLsと共に、出金異常紙幣BLwrを図5(B)の矢印RT5のように第1搬送部26a及び第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ向けて搬送し、第2搬送部26bにおける紙幣収納庫15cの近傍で停止させる。続いて紙幣入出金部11は、後述するように出金異常紙幣BLwrのみを第2搬送部26bからリジェクト庫31へ搬送して収納させる。
出金異常紙幣BLwrをリジェクト庫31へ搬送する際に、出金異常紙幣BLwrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔It(図5(A))が、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔であった場合、紙幣入出金部11は、図5(B)の状態からブレード35aを切り替えて鑑別部28とリジェクト庫31とを結ぶ搬送経路を形成し、出金異常紙幣BLwrを図5(C)のように第2搬送部26bからリジェクト庫31へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、搬送部26の搬送ローラ62と共に紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させることにより、出金異常紙幣BLwrと共に、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら繰り出し、第2搬送部26bに沿って入出金部24へ向けて搬送する。紙幣入出金部11は、出金異常紙幣BLwrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、後続紙幣BLsが鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を入出金部24又はリジェクト庫31に決定する。
一方、出金異常紙幣BLwrをリジェクト庫31へ搬送する際に、紙幣収納庫15cの繰出集積部60の分離不良や、第2搬送部26bにおける搬送不良等により、出金異常紙幣BLwrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔It(図5(A))が、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔でなかった場合、紙幣入出金部11は、図5(B)の状態からブレード35aを切り替えて鑑別部28とリジェクト庫31とを結ぶ搬送経路を形成し、出金異常紙幣BLwrを図5(D)のように第2搬送部26bからリジェクト庫31へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、搬送部26の搬送ローラ62と共には紙幣収納庫15aの繰出集積部60を駆動させないことにより、紙幣収納庫15aの内部に収納されている後続紙幣BLsを繰り出さないようにし紙幣収納庫15cに収納されたままにする。これにより出金異常紙幣BLwrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔は、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔となる。紙幣入出金部11は、出金異常紙幣BLwrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら再度繰り出し、鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を入出金部24又はリジェクト庫31に決定する。
次に、レジ釣銭システム1(図1)において紙幣入出金部11内の紙幣を外部へ持ち出す(すなわち回収する)回収処理が行われる場合について説明する。
紙幣が回収正常紙幣BLrcであった場合、紙幣入出金部11は、回収正常紙幣BLrcを図6の矢印RT11のように第2搬送部26b及び第3搬送部26cに沿って回収庫32へ搬送して集積させる。
一方、紙幣が回収異常紙幣BLrrであり、且つ該回収異常紙幣BLrrの後続における第2搬送部26bに紙幣が存在しない場合、紙幣入出金部11は、回収異常紙幣BLrrを、図7(A)の矢印RT12のように回収処理における正常収納庫としてのリジェクト回収庫30の手前の第3搬送部26cへ一旦搬送する。このときリジェクト回収庫30は、回収処理時における収納庫集積機構としての集積ローラ50により回収異常紙幣BLrrを挟み込んで保持することにより、回収庫32の紙幣収容空間に回収異常紙幣BLrrが完全には収容されていない状態としている。続いて紙幣入出金部11は、回収異常紙幣BLrrを図7(B)の矢印RT13のように第3搬送部26cから第2搬送部26bまで、ブレード35aが回動する際に物理的に接触しない位置まで搬送する。続いて紙幣入出金部11は、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、回収異常紙幣BLrrを図7(C)の矢印RT14のように第2搬送部26bから回収処理時における異常収納庫としての入出金部24へ搬送して収納させる。
また一方、紙幣が回収異常紙幣BLrrであり、且つ該回収異常紙幣BLrrの後続における第2搬送部26bに後続紙幣BLsが存在する場合、後続紙幣BLsが存在しない場合とは異なり、回収異常紙幣BLrrが後続紙幣BLsと接触してしまうおそれがあるため、後続紙幣BLsを一旦第2搬送部26bから退避させる必要がある。この後続紙幣BLsは紙幣収納庫15cから繰り出されたものとする。このとき紙幣入出金部11は、回収異常紙幣BLrrを、図8(A)のようにリジェクト回収庫30の手前の第3搬送部26cへ一旦搬送し、リジェクト回収庫30の集積ローラ50により回収異常紙幣BLrrを挟み込んで保持した状態とする。続いて紙幣入出金部11は、全ての後続紙幣BLsを図8(B)に示すように第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ戻すように搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、後続紙幣BLsと共に、回収異常紙幣BLrrを図8(B)の矢印RT15のように第3搬送部26c及び第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ向けて搬送し、第2搬送部26bにおける紙幣収納庫15cの近傍で停止させる。続いて紙幣入出金部11は、後述するように回収異常紙幣BLrrのみを第2搬送部26bから入出金部24へ搬送して収納させる。
回収異常紙幣BLrrを入出金部24へ搬送する際に、回収異常紙幣BLrrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔が、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔であった場合、紙幣入出金部11は、図8(B)の状態からブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、回収異常紙幣BLrrを図8(C)のように第2搬送部26bから入出金部24へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、搬送部26の搬送ローラ62と共に紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させることにより、回収異常紙幣BLrrと共に、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら繰り出し、第2搬送部26bに沿って回収庫32へ向けて搬送する。紙幣入出金部11は、回収異常紙幣BLrrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と回収庫32とを結ぶ搬送経路を形成し、後続紙幣BLsが鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を回収庫32又は入出金部24に決定する。
一方、回収異常紙幣BLrrを入出金部24へ搬送する際に、回収異常紙幣BLrrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔が、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔でなかった場合、紙幣入出金部11は、図8(B)の状態からブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、回収異常紙幣BLrrを図8(D)のように第2搬送部26bから入出金部24へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部11は、搬送部26の搬送ローラ62を駆動させるものの紙幣収納庫15aの繰出集積部60を駆動させないことにより、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを繰り出さないようにし紙幣収納庫15cに収納されたままにする。紙幣入出金部11は、回収異常紙幣BLrrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と回収庫32とを結ぶ搬送経路を形成し、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら再度繰り出し、鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を回収庫32又は入出金部24に決定する。
以上の構成において釣銭機3の紙幣入出金部11は、紙幣入出金部1011(図14)と比較して、入金紙幣鑑別部1028i及び出金紙幣鑑別部1028oを入金処理、出金処理及び回収処理において用いられる1つの鑑別部28に統合するようにした。これにより釣銭機3は、紙幣入出金部1011(図14)と比較して、構成を簡素化できると共に低廉化させることができる。
[2−1.レジ釣銭システム、釣銭機及び紙幣入出金部の構成]
第2の実施の形態によるレジ釣銭システム101(図1)は、第1の実施の形態によるレジ釣銭システム1と比較して、釣銭機3の紙幣入出金部11(図2)に代わる釣銭機103の紙幣入出金部111を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。第2の実施の形態による紙幣入出金部111は、第1の実施の形態による紙幣入出金部11と比較して、釣銭制御部21に代わる釣銭制御部121を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。紙幣入出金部111は、出金処理時における後続紙幣存在時の出金異常紙幣の搬送と、回収処理時における後続紙幣存在時の回収異常紙幣の搬送とが紙幣入出金部11とは異なっている。
[2−2−1.出金処理時における出金正常紙幣の搬送]
紙幣が出金正常紙幣BLwcであった場合、紙幣入出金部111は、紙幣入出金部11(図3)と同様に、出金正常紙幣BLwcを図3の矢印RT1のように第2搬送部26b及び第1搬送部26aに沿って入出金部24へ搬送して集積させる。その後、紙幣入出金部11は、入出金部24内の紙幣を紙幣入出金口14(図1)から釣銭として出金する。
一方、紙幣が出金異常紙幣BLwrであり、且つ該出金異常紙幣BLwrの後続における第2搬送部26bに紙幣が存在しない場合、紙幣入出金部111は、紙幣入出金部11(図4)と同様に出金異常紙幣BLwrをリジェクト庫31へ搬送して収納させる。
また一方、紙幣が出金異常紙幣BLwrであり、且つ該出金異常紙幣BLwrの後続における第2搬送部26bに後続紙幣BLsが存在する場合、後続紙幣BLsが存在しない場合とは異なり、出金異常紙幣BLwrが後続紙幣BLsと接触してしまうおそれがあるため、後続紙幣BLsを一旦第2搬送部26bから退避させる必要がある。この後続紙幣BLsは紙幣収納庫15cから繰り出されたものとする。このとき紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrを、図10(A)のように入出金部24の手前の第1搬送部26aへ一旦搬送し、入出金部24の繰出集積ローラ42により出金異常紙幣BLwrを挟み込んで保持した状態とする。このとき出金異常紙幣BLwrの後端は搬送部26の搬送ローラ62よりも前側に位置しており、搬送ローラ62に挟まれない状態となっている。続いて紙幣入出金部111は、全ての後続紙幣BLsを図10(B)の矢印RT21のように第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ戻すように搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、入出金部24の繰出集積部40を駆動させないことにより、入出金部24の繰出集積部40の繰出集積ローラ42に保持されている出金異常紙幣BLwrを第2搬送部26bへ繰り出さないようにし第1搬送部26a上に停止させたままにする。これにより出金異常紙幣BLwrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔は、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔となる。上述したように、入出金部24の繰出集積部40と搬送部26の搬送ローラ62とは別々の駆動源により駆動されるため、紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrを入出金部24の繰出集積部40に保持された状態で留め、第2搬送部26bへ向かって移動しないようにできる。また上述したように入出金部24の繰出集積部40の紙幣保持力は、搬送部26の搬送ローラ62の紙幣保持力よりも強くなっている。このため出金異常紙幣BLwrは、入出金部24の繰出集積部40と搬送部26の搬送ローラ62との両方にまたがっていた場合でも、搬送ローラ62側の駆動に連れられて入金方向(すなわち第2搬送部26b)へ移動することはない。
後続紙幣BLsを紙幣収納庫15cに残したままの状態で出金異常紙幣BLwrを搬送する場合、紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrを図11(A)のように第2搬送部26bからリジェクト庫31へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、搬送部26の搬送ローラ62を駆動させるものの紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させないことにより、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを繰り出さないようにし紙幣収納庫15cに収納されたままにする。紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら再度繰り出し、鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を入出金部24又はリジェクト庫31に決定する。
一方、後続紙幣BLsを紙幣収納庫15cから繰り出しつつ出金異常紙幣BLwrを搬送する場合、紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrを図11(B)のように第2搬送部26bからリジェクト庫31へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、搬送部26の搬送ローラ62と共に紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させることにより、出金異常紙幣BLwrと共に、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら繰り出し、第2搬送部26bに沿って入出金部24へ向けて搬送する。紙幣入出金部111は、出金異常紙幣BLwrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と入出金部24とを結ぶ搬送経路を形成し、後続紙幣BLsが鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を入出金部24又はリジェクト庫31に決定する。
[2−3−1.回収処理時における回収正常紙幣の搬送]
紙幣が回収正常紙幣BLrcであった場合、紙幣入出金部111は、紙幣入出金部11(図6)と同様に、回収正常紙幣BLrcを図6の矢印RT11のように第2搬送部26b及び第3搬送部26cに沿って回収庫32へ搬送して集積させる。
一方、紙幣が回収異常紙幣BLrrであり、且つ該回収異常紙幣BLrrの後続における第2搬送部26bに紙幣が存在しない場合、紙幣入出金部111は、紙幣入出金部11(図7)と同様に回収異常紙幣BLrrを入出金部24へ搬送して収納させる。
また一方、紙幣が回収異常紙幣BLrrであり、且つ該回収異常紙幣BLrrの後続における第2搬送部26bに後続紙幣BLsが存在する場合、後続紙幣BLsが存在しない場合とは異なり、後続紙幣BLsがブレード35aに接触してしまうおそれがあるため、後続紙幣BLsを一旦第2搬送部26bから退避させる必要がある。この後続紙幣BLsは紙幣収納庫15cから繰り出されたものとする。このとき紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrを、図12(A)のようにリジェクト回収庫30の手前の第3搬送部26cへ一旦搬送し、リジェクト回収庫30の集積ローラ50により回収異常紙幣BLrrを挟み込んで保持した状態とする。続いて紙幣入出金部111は、後続紙幣BLsを図12(B)の矢印RT23のように第2搬送部26bに沿って紙幣収納庫15cへ戻すように搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、リジェクト回収庫30の集積ローラ50を駆動させないことにより、リジェクト回収庫30の集積ローラ50に保持されている回収異常紙幣BLrrを第2搬送部26bへ繰り出さないようにし第3搬送部26c上に停止させたままにする。これにより回収異常紙幣BLrrと後続紙幣BLsとの間の紙幣間隔は、ブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔となる。上述したように、リジェクト回収庫30の集積ローラ50と搬送部26の搬送ローラ62とは、別々の駆動源により駆動されるため、紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrをリジェクト回収庫30の集積ローラ50に保持された状態で留め、第2搬送部26bへ向かって移動しないようにできる。また上述したようにリジェクト回収庫30の集積ローラ50の紙幣保持力は、搬送部26の搬送ローラ62の紙幣保持力よりも強くなっている。このため回収異常紙幣BLrrは、リジェクト回収庫30の集積ローラ50と搬送部26の搬送ローラ62との両方にまたがっていた場合でも、搬送ローラ62側の駆動に連れられて、第2搬送部26bへ移動することはない。
後続紙幣BLsを紙幣収納庫15cに残したままの状態で回収異常紙幣BLrrを搬送する場合、紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrを図13(A)のように第2搬送部26bから入出金部24へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、搬送部26の搬送ローラ62を駆動させるものの紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させないことにより、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを繰り出さないようにし紙幣収納庫15cに収納されたままにする。紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と回収庫32とを結ぶ搬送経路を形成し、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら再度繰り出し、鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を回収庫32又は入出金部24に決定する。
一方、後続紙幣BLsを紙幣収納庫15cから繰り出しつつ回収異常紙幣BLrrを搬送する場合、紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrを図13(B)のように第2搬送部26bから入出金部24へ搬送して収納させる。このとき紙幣入出金部111は、搬送部26の搬送ローラ62と共に紙幣収納庫15cの繰出集積部60を駆動させることにより、回収異常紙幣BLrrと共に、紙幣収納庫15cの内部に収納されている後続紙幣BLsを1枚ずつに分離しながら繰り出し、第2搬送部26bに沿って回収庫32へ向かって搬送する。紙幣入出金部111は、回収異常紙幣BLrrがブレード35aを通過すると、ブレード35aを切り替えて鑑別部28と回収庫32とを結ぶ搬送経路を形成し、後続紙幣BLsが鑑別部28を通過する際に鑑別させ、鑑別部28での鑑別結果に応じて搬送先を回収庫32又は入出金部24に決定する。
上述した第1の実施の形態による紙幣入出金部11の場合、異常判定された紙幣をブレード35aが切り替え可能な位置まで戻す動作と後続紙幣BLsを紙幣収納庫15へ戻す動作とを同時に行うため、異常判定された紙幣と後続紙幣BLsとの紙幣間隔が、ブレード35aで振り分け可能な間隔よりも少ない等の場合は、搬送不具合が発生する可能性がある。
なお上述した第1の実施の形態においては、後続紙幣BLsが存在する場合、出金異常紙幣BLwr(図5(B))又は回収異常紙幣BLrr(図8(B))を第2搬送部26bにおける紙幣収納庫15cの近傍まで戻すように搬送して停止させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、出金異常紙幣BLwr又は回収異常紙幣BLrrと後続紙幣BLsとの間にブレード35aで振り分け可能な紙幣間隔がある場合、出金異常紙幣BLwr又は回収異常紙幣BLrrを、第2搬送部26bにおける、ブレード35aが回動する際に物理的に接触しない程度にブレード35aの近傍まで戻す程度でも良い。
Claims (12)
- 操作者との間で紙幣を授受する入出金部と、
前記入出金部と接続され、前記入出金部から取り込んだ前記紙幣を内部に搬送すると共に、内部から前記入出金部へ前記紙幣を搬送する第1搬送部と、
前記第1搬送部と接続され、前記紙幣を鑑別する鑑別部を含む第2搬送部と、
前記第2搬送部と接続され、正常な前記紙幣を収納する紙幣収納庫と、
前記第1搬送部における前記入出金部と前記鑑別部との間に設けられた回収庫分岐部を介して接続され、前記紙幣収納庫から繰り出された前記紙幣を収納する回収庫と、
前記紙幣収納庫から繰り出された前記紙幣において、前記鑑別部により異常と鑑別された異常紙幣の発生を検知すると、前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方と前記回収庫分岐部との間で前記異常紙幣を停止させ、該異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させた後、前記回収庫分岐部を切り替えて該異常紙幣を前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させるよう制御する制御部と
を有することを特徴とする釣銭機。 - 前記制御部は、
出金処理時において前記異常紙幣の発生を検知すると、前記第1搬送部における前記入出金部と前記回収庫分岐部との間で前記異常紙幣を停止させ、該異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させた後、前記回収庫分岐部を切り替えて該異常紙幣を前記回収庫に搬送させるよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の釣銭機。 - 前記第2搬送部と接続され、回収すべき前記紙幣を前記回収庫へ搬送させる第3搬送部
をさらに有し、
前記制御部は、
回収処理時において前記異常紙幣の発生を検知すると、前記第3搬送部における前記回収庫と前記回収庫分岐部との間で前記異常紙幣を停止させ、該異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させた後、前記回収庫分岐部を切り替えて該異常紙幣を前記入出金部に搬送させるよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の釣銭機。 - 前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方は、対向するローラにより構成され前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方の内部に前記紙幣を少なくとも集積させる収納庫集積機構を有し、
前記制御部は、前記異常紙幣の発生を検知すると、前記収納庫集積機構により保持した状態で前記異常紙幣を停止させ、該異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させた後、前記回収庫分岐部を切り替えて該異常紙幣を前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させるよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の釣銭機。 - 前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方は、前記収納庫集積機構である入出金部集積機構を有する前記入出金部であり、
前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方は、出金処理時において前記紙幣収納庫から繰り出された前記紙幣のうち、前記鑑別部により異常と鑑別された前記異常紙幣を収納する前記回収庫であり、
前記制御部は、前記異常紙幣の発生を検知すると、前記第1搬送部における前記入出金部と前記回収庫分岐部との間で前記異常紙幣を停止させ、該異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させた後、前記回収庫分岐部を切り替えて該異常紙幣を前記回収庫に搬送させるよう制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の釣銭機。 - 前記入出金部集積機構に対し独立して駆動し、前記第2搬送部において前記紙幣を搬送する搬送機構
をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記異常紙幣の後続に後続紙幣が存在する場合、前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方と前記回収庫分岐部との間から前記異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させる際に前記後続紙幣を前記紙幣収納庫内部へ搬送させるよう制御する
請求項1に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記異常紙幣と前記後続紙幣との間に前記回収庫分岐部を切り替え可能な間隔が空いている場合、前記第2搬送部へ戻した前記異常紙幣を前記回収庫分岐部を切り替えて前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させる際に前記後続紙幣を前記紙幣収納庫から前記第2搬送部へ繰り出すよう制御する
請求項7に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記異常紙幣と前記後続紙幣との間に前記回収庫分岐部を切り替え可能な間隔が空いていない場合、前記第2搬送部へ戻した前記異常紙幣を前記回収庫分岐部を切り替えて前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させる際に、前記異常紙幣が前記回収庫分岐部を通過するまでは、前記後続紙幣を前記紙幣収納庫から前記第2搬送部へ繰り出さないよう制御する
請求項7に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記異常紙幣の後続に後続紙幣が存在する場合、前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方と前記回収庫分岐部との間に前記異常紙幣を保持したまま前記後続紙幣を前記紙幣収納庫内部へ搬送させた後に、前記入出金部又は前記回収庫の何れか一方と前記回収庫分岐部との間から前記異常紙幣を前記第2搬送部まで搬送させるよう制御する
請求項1に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記第2搬送部へ戻した前記異常紙幣を前記回収庫分岐部を切り替えて前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させる際に前記後続紙幣を前記紙幣収納庫から前記第2搬送部へ繰り出すよう制御する
請求項10に記載の釣銭機。 - 前記制御部は、
前記第2搬送部へ戻した前記異常紙幣を前記回収庫分岐部を切り替えて前記入出金部又は前記回収庫の何れか他方に搬送させる際に、前記異常紙幣が前記回収庫分岐部を通過するまでは、前記後続紙幣を前記紙幣収納庫から前記第2搬送部へ繰り出さないよう制御する
請求項10に記載の釣銭機。
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