JP2020016044A - コンクリート部材耐火被覆構造、及び耐火コンクリート部材の製造方法 - Google Patents

コンクリート部材耐火被覆構造、及び耐火コンクリート部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、上記の事実を考慮し、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制する提供することを目的とする。【解決手段】コンクリート部材耐火被覆構造10は、コンクリート柱20と、コンクリート柱20を耐火被覆する木質被覆材30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート部材耐火被覆構造、及び耐火コンクリート部材の製造方法に関する。
火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制する爆裂防止構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−360193号公報
特許文献1に開示された爆裂防止構造では、コンクリート部材をけい酸カルシウム板によって被覆するが、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制するためには、さらなる解決手段が求められる。
本発明は、上記の事実を考慮し、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制することを目的とする。
請求項1に記載のコンクリート部材耐火被覆構造は、コンクリート部材と、前記コンクリート部材を耐火被覆する木質被覆材と、を備える。
請求項1に係るコンクリート部材耐火被覆構造によれば、コンクリート部材は、木質被覆材によって耐火被覆される。これにより、火災時に木質被覆材が燃焼すると、炭化層が形成される。この炭化層の断熱効果によって、火災時におけるコンクリート部材の急激な温度上昇が抑制される。したがって、火災時におけるコンクリート部材の爆裂が抑制される。
また、木質被覆材は、意匠性に優れている。したがって、例えば、コンクリート部材の仕上げ材等を省略することができる。
請求項2に記載のコンクリート部材耐火被覆構造は、請求項1に記載のコンクリート部材耐火被覆構造において、前記コンクリート部材は、高強度コンクリートによって形成される。
請求項2に係るコンクリート部材耐火被覆構造によれば、コンクリート部材は、高強度コンクリートによって形成される。これにより、コンクリート部材の断面を小さくすることができる。
ここで、高強度コンクリートは、一般的なコンクリートと比較して、火災時に爆裂し易くなる。この対策として本発明では、木質被覆材によってコンクリート部材を耐火被覆する。これにより、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制することができる。
このように本発明では、コンクリート部材の断面を小さくしつつ、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制することができる。また、本発明のコンクリート部材は、同一断面の一般的なコンクリート部材と比較して、荷重支持性能が向上する。
請求項3に記載の耐火コンクリート部材の製造方法は、棒状のコンクリート部材の外周面に帯状の木質板を螺旋状に巻き付けることにより、該外周面を耐火被覆する木質被覆材を形成する。
請求項3に係る耐火コンクリート部材の製造方法によれば、棒状のコンクリート部材の外周面に帯状の木質板を螺旋状に巻き付ける。これにより、コンクリート部材の外周面を耐火被覆する木質被覆材を形成する。したがって、コンクリート部材を木質被覆材によって容易に耐火被覆することができる。
また、コンクリート部材に対する木質板の巻き重ね回数を増減することにより、木質被覆材の被覆厚を容易に調整することができる。
以上説明したように、本発明によれば、火災時におけるコンクリート部材の爆裂を抑制することができる。
一実施形態に係るコンクリート部材耐火被覆構造が適用されたコンクリート柱を示す横断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示されるコンクリート柱に対する木質板の巻き付け方法を説明する側面図である。 図4の3−3線断面図である。 図1に示されるコンクリート部材耐火被覆構造の変形例が適用されたコンクリート柱を示す側面図(立面図)である。 (A)は、図1に示されるコンクリート部材耐火被覆構造の変形例が適用されたコンクリート柱の横断面図であり、(B)は、図4(A)に示される燃え止まり層の施工過程を示すコンクリート柱の横断面図である。 図1に示されるコンクリート部材耐火被覆構造の変形例が適用された木質被覆材を示す横断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示されるコンクリート部材耐火被覆構造の変形例が適用されたコンクリート柱を示す横断面図である。
(コンクリート部材耐火被覆構造)
先ず、一実施形態に係るコンクリート部材耐火被覆構造について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るコンクリート部材耐火被覆構造10は、コンクリート柱20と、木質被覆材30とを備えている。
(コンクリート柱)
コンクリート柱20は、例えば、高強度コンクリートによって円柱状(棒状)に形成されている。高強度コンクリートとは、例えば、設計基準強度が80N/mm以上(FC80N/mm以上)のコンクリートを意味する。
なお、コンクリート柱20は、超高強度コンクリートによって形成されても良い。超高強度コンクリートとは、例えば、設計基準強度が200N/mm以上(FC200N/mm以上)のコンクリートを意味する。また、コンクリート柱20は、コンクリート部材の一例である。
(木質被覆材)
コンクリート柱20の外周面20Sは、木質被覆材30によって耐火被覆されている。木質被覆材30は、積層接着された帯状の木質板32によって円筒状に形成されている。この木質被覆材30は、後述するように、コンクリート柱20の外周面20Sに螺旋状に巻き付けられている。
次に、耐火コンクリート部材の製造方法の一例について説明する。
(巻付装置)
先ず、巻付装置について説明する。
図2(A)及び図2(B)には、コンクリート柱20に帯状の木質板32を巻き付ける巻付装置40が示されている。巻付装置40は、一対の固定治具42と、一対の回転軸44とを有している。一対の固定治具42は、コンクリート柱20の材軸方向の両端部(一端部20A及び他端部20B)に取り付けられる。この一対の固定治具42には、一対の回転軸44がそれぞれ設けられている。
一対の回転軸44は、円柱状のコンクリート柱20と同軸上に配置されており、一対の固定治具42を介してコンクリート柱20の両端部(一端部20A及び他端部20B)を支持している。この一対の回転軸44を図示しない駆動原によって回転駆動することにより、コンクリート柱20が所定方向に回転される。
(耐火コンクリート部材の製造方法)
次に、耐火コンクリート部材の製造方法について説明する。
耐火コンクリート部材の製造方法では、先ず、図2(A)に示されるように、コンクリート柱20の外周面20Sに木質被覆材30の第一層L1を形成する。
具体的には、コンクリート柱20の一端部20Aに帯状の木質板(木質単板)32の端部を固定する。この状態で、コンクリート柱20を回転させながら、木質板32をコンクリート柱20の一端部20A側から他端部20B側へ移動させる。これにより、コンクリート柱20に、帯状の木質板32が螺旋状に巻き取られる。換言すると、コンクリート柱20に、帯状の木質板32を螺旋状に巻き付ける。そして、コンクリート柱20の一端部20Aから他端部20Bに亘って木質板32を螺旋状に巻き付け、木質被覆材30の第一層L1を形成する。この際、コンクリート柱20の外周面20S又は木質板32に接着剤を塗布し、木質板32をコンクリート柱20に接着(固定)する。
なお、木質板32は、コンクリート柱20の外周面20Sには、重ならないように、かつ、隙間なく巻き付けることが望ましい。また、木質板32は、一枚板であっても良いし、合板であっても良い。
次に、図2(B)に示されるように、木質被覆材30の第二層L2を形成する。具体的には、コンクリート柱20を回転させながら、木質板32をコンクリート柱20の他端部20B側から一端部20A側へ移動させる。これにより、木質被覆材30の第一層L1の上に、第一層L1と交差するように帯状の木質板32が螺旋状に巻き取られる。換言すると、木質被覆材30の第一層L1に、当該第一層L1と交差するように帯状の木質板32を螺旋状に巻き重ねる。そして、コンクリート柱20の他端部20Bから一端部20Aに亘って木質被覆材30の第一層L1に木質板32を螺旋状に巻き重ね、木質被覆材30の第二層L2を形成する。この際、第一層L1又は第二層L2木質板32に接着剤を塗布し、第一層L1及び第二層L2の木質板32を相互に接着(固定)する。
以上の手順を繰り返すことにより、コンクリート柱20の外周面20Sに、複数層の木質被覆材30を形成する。その後、木質被覆材30の外周面30Sを、例えば研磨等によって仕上げる。
このように本実施形態では、円柱状(棒状)のコンクリート柱20の外周面20Sに帯状の木質板32を螺旋状に巻き付けることにより、コンクリート柱20の外周面20Sをを耐火被覆する木質被覆材30を形成する。したがって、コンクリート柱20を木質被覆材30によって容易に耐火被覆することができる。
なお、本実施形態の木質被覆材30は、図1に示されるように、第一層L1、第二層L2、及び第三層L3の三層構造とされているが、木質被覆材は、四層構造以上とされても良いし、単層構造(一層構造)とされても良い。つまり、木質被覆材は、少なくとも第一層を有していれば良い。
また、木質被覆材30の第一層L1に、当該第一層L1と交差するように木質板32を螺旋状に巻き重ねることにより、第一層L1の木質板32の目地部に第二層L2の木質板32が重ねられる。これにより、第一層L1の木質板32の目地部が、第二層L2の木質板32によって覆われる。したがって、火災時に、第一層L1の木質板32の目地部から、コンクリート柱20側へ侵入する火災熱が低減される。したがって、コンクリート柱20の耐火性能が向上する。
また、コンクリート柱20の外周面20Sに対する木質板32の巻き重ね回数を増減することにより、木質被覆材30の被覆厚t(図1参照)を容易に調整することができる。
(効果)
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態のコンクリート柱20は、高強度コンクリートによって形成されている。これにより、本実施形態では、一般的なコンクリートによってコンクリート柱を形成する場合と比較して、コンクリート柱20の断面を小さくすることができる。
一方、高強度コンクリートは、一般的なコンクリートと比較して、火災時に爆裂し易くなる。したがって、コンクリート柱20を高強度コンクリートで形成すると、耐火性能が問題になる可能性がある。
この対策として本実施形態では、木質被覆材30によってコンクリート柱20の外周面20Sを耐火被覆している。これにより、火災時に木質被覆材30が燃焼すると、炭化層が形成される。この炭化層の断熱効果によって、火災時におけるコンクリート柱20の急激な温度上昇が抑制される。したがって、火災時におけるコンクリート柱20の爆裂が抑制され、コンクリート柱20の耐火性能が向上する。
このように本実施形態では、コンクリート柱20の断面を小さくしつつ、火災時におけるコンクリート柱20の爆裂を抑制することができる。
また、木質被覆材30は、意匠性に優れている。したがって、例えば、コンクリート柱20の仕上げ材等を省略することができる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図3に示される変形例では、コンクリート柱20の内部に、柱主筋(鉄筋)22及びせん断補強筋24が埋設されている。図4に示されるように、柱主筋22は、例えば、コンクリート柱20の端部から突出され、図示しない梁やスラブと接合される。このようにコンクリート柱20に柱主筋22等を埋設することにより、コンクリート柱20の耐力がさらに向上する。
なお、図3には、梁やスラブが接合されるコンクリート柱20の柱仕口部20Xが示されている。この柱仕口部20Xは、例えば、一般的なコンクリートによって形成される。また、図3では、コンクリート柱20に柱主筋22及びせん断補強筋24が埋設されているが、せん断補強筋24は省略可能である。
また、図4では、コンクリート柱20の一端部20Aが、木質被覆材30によって耐火被覆されていないが、コンクリート柱20の一端部20Aは、木質被覆材30によって耐火被覆されても良い。
また、図示を省略するが、コンクリート柱は、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)であっても良い。
次に、図5(A)に示される変形例では、コンクリート柱20と木質被覆材30との間に、燃え止まり層50が設けられている。燃え止まり層50は、火災時における木質被覆材30の燃焼を停止(自然鎮火)させる層である。この燃え止まり層50は、例えば、モルタルやグラウド、ロックウール、石こう等の耐火充填材によって形成されている。
このように、木質被覆材30と燃え止まり層50とを組み合わせることにより、コンクリート柱20の耐火性能が向上する。したがって、火災時におけるコンクリート柱20の爆裂がさらに抑制される。
ここで、燃え止まり層50の施工方法について説明する。
図5(B)に示されるように、コンクリート柱20の外周面20Sに、複数のスペーサ52を配置する。複数のスペーサ52は、棒状に形成されており、コンクリート柱20の材軸方向に沿って配置される。また、複数のスペーサ52は、コンクリート柱20の周方向に間隔を空けて配置される。これらのスペーサ52の上から、コンクリート柱20の外周面20Sに帯状の木質板32(図2(A)参照)を螺旋状に巻き付ける。
これにより、複数のスペーサ52によって、コンクリート柱20の外周面20Sと木質被覆材30との間に、空間54が形成される。この空間54に、例えば、前述した耐火充填材を充填することにより、図5(A)に示されるように、燃え止まり層50が形成される。
なお、スペーサ52は、例えば、耐火性能を有するモルタルやグラウド等のセメント系硬化体によって形成しても良い。この場合、スペーサ52を燃え止まり層50として機能させることができる。
次に、図6に示される変形例では、木質被覆材60がコンクリート柱20(図1参照)の型枠に兼用されている。具体的には、木質被覆材60は、円筒状に形成されている。この円筒状の木質被覆材60は、例えば、円柱状の心材に帯状の木質板32を螺旋状に巻き重ねた後に、心材を引く抜きことにより形成される。この木質被覆材60の内部に、一般的なコンクリートを打設することにより、コンクリート柱20(図1参照)が形成される。
このように木質被覆材60を型枠として兼用することにより、火災時におけるコンクリート柱20の爆裂を抑制しつつ、コンクリート柱20の施工性を向上させることができる。
次に、図7(A)に示される変形例では、コンクリート柱70の断面形状が、矩形状に形成されている。つまり、コンクリート柱70は、角柱状に形成されている。このコンクリート柱70の外周面70Sは、木質被覆材80によって耐火被覆されている。
木質被覆材80は、断面矩形状の筒状に形成されている。この木質被覆材80は、例えば、図2(A)及び図2(B)に示される巻付装置40によって、コンクリート柱70に帯状の木質板32を巻き付けることにより形成される。この木質被覆材80によってコンクリート柱70を耐火被覆することにより、上記実施形態と同様に、火災時におけるコンクリート柱70の爆裂が抑制される。
このようにコンクリート柱の断面形状は、円形状に限らず、矩形状や三角形状以上の多角形状であっても良い。また、木質被覆材80は、木質被覆材60(図6参照)と同様に、コンクリート柱70の型枠として兼用されても良い。
ここで、木質被覆材80の角部80Cは、火災時に、両側の外周面(側面)80S1,80S2から加熱されるため、燃焼し易くなる。そのため、コンクリート柱70の角部70Cは、他の部位と比較して、爆裂し易くなる。
この対策として図7(B)に示される変形例では、コンクリート柱20の断面形状が円形状に形成されている。これにより、木質被覆材90の角部90Cの被覆厚t1が、他の部位の被覆厚t2よりも厚くなる。したがって、火災時におけるコンクリート柱20の爆裂を抑制することができる。
なお、木質被覆材90は、断面矩形状に形成されるとともに、中央部に円形状の貫通孔94が形成されている。この貫通孔94内にコンクリート柱20が嵌め込まれている。具体的には、木質被覆材90は、横断面視にて、左右に分割される一対の分割被覆材92を有している。一対の分割被覆材92は、コンクリート柱20を両側から挟み込んだ状態で、接着剤等により互いに接合される。この一対の分割被覆材92によって、コンクリート柱20の外周面20Sが耐火被覆されている。
なお、木質被覆材90は、2つ(一対)に限らず、例えば、4つに分割しても良い。また、木質被覆材90は、分割しなくても良い。また、木質被覆材90は、木質被覆材60(図6参照)と同様に、コンクリート柱20の型枠として兼用されても良い。
次に、上記実施形態の木質被覆材30は、例えば、LVL(Laminated Veneer Lumber)、CLT(Cross Laminated Timber)、集成材、製材等の木質材によって形成されても良い。また、木質被覆材30の製造方法も適宜変更可能である。
また、木質被覆材30の表面には、必要に応じて仕上げ材を設けても良い。
また、上記実施形態のコンクリート柱20は、高強度コンクリートによって形成されるが、コンクリート柱20は、一般的なコンクリート(普通コンクリート)によって形成されても良い。
また、コンクリート部材は、コンクリート柱20に限らず、例えば、コンクリートブレースや、コンクリート梁等の棒状構造部材であっても良い。また、コンクリート部材は、例えば、コンクリート壁やコンクリート床等の面状構造部材であっても良いし、ブロック状構造部材であっても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 コンクリート部材耐火被覆構造
20 コンクリート柱(コンクリート部材)
30 木質被覆材
60 木質被覆材
70 コンクリート柱
70S 外周面
80 木質被覆材
90 木質被覆材

Claims (3)

  1. コンクリート部材と、
    前記コンクリート部材を耐火被覆する木質被覆材と、
    を備えるコンクリート部材耐火被覆構造。
  2. 前記コンクリート部材は、高強度コンクリートによって形成される、
    請求項1に記載のコンクリート部材耐火被覆構造。
  3. 棒状のコンクリート部材の外周面に帯状の木質板を螺旋状に巻き付けることにより、該外周面を耐火被覆する木質被覆材を形成する、
    耐火コンクリート部材の製造方法。
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