JP2020012461A - 羽根車、及び軸流ファン - Google Patents

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吉成 永富
鈴木 洋平
Yohei Suzuki
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Yuko Anahara
優子 穴原
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Abstract

【課題】回転に伴って発生する応力に対する強度を改善できる羽根車を提供する。【解決手段】ハブ30と、ハブ30の側壁32に設けられた複数の羽根50とを備え、ハブ30と、各羽根50との接続領域であって、接続領域の流体の流入側では、ハブ30の軸方向における断面視で、各羽根50の回転方向の前端側に位置する表面と、ハブ30の端面とを結ぶ稜線Pがなだらかに連続している。【選択図】図6

Description

本発明は、羽根車と及び軸流ファンに関する。
従来、円筒状のハブと、このハブの外周面に設けられた複数の羽根とを備えた羽根車が知られている。また、この羽根車は、軸流ファン等に用いられることが知られている。このような羽根車では、回転に伴って生じる遠心力によって、ハブと、複数の羽根との各接続領域の周辺に応力が集中する。このため、羽根車の重量の増加を抑制しつつ、当該接続領域の周辺の強度を高める目的で、接続領域の周辺にリブを形成したものが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2013−108442号公報 特開2011−74817号公報 特開2001−115995号公報
ここで、発明者らは、羽根車の回転時における破壊強度の解析を行った。この解析によれば、ハブと複数の羽根とのそれぞれの接続領域の周辺では、ハブの軸方向の断面視で、流体の搬送方向の上流側に位置する面の稜線に傾斜角度が大きく変化している箇所がある場合、当該箇所の周辺に応力が集中するという知見を得た。
本発明は、回転に伴って発生する応力に対する破壊強度を改善できる羽根車を提供することを目的とする。
本発明は、ハブと、前記ハブの外周面に設けられた複数の羽根とを備え、前記ハブと、前記各羽根との接続領域であって、前記接続領域の流体の流入側では、前記ハブの軸方向における断面視で、前記各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、前記ハブの端面とを結ぶ稜線がなだらかに連続していることを特徴とする。
これによれば、ハブと、各羽根との接続領域において、回転に伴って発生する応力が集中することを抑制する。
本発明によれば、回転に伴って発生する応力に対する強度を改善できる。
本発明の実施形態に係る室外機の斜視図 室外機の内部構造を示す図 羽根車の斜視図 空気の流入側から見た羽根車の平面図 ハブと各羽根の基部との平面図 図3のVI−VI線における断面斜視図 図3のVI−VI線における断面図 空気の流出側から見たハブの斜視図 図7の稜線の部分拡大図 流入側端面屈曲点と前縁側表面屈曲点間の傾斜角度を説明する図
第1の発明は、ハブと、ハブの外周面に設けられた複数の羽根とを備え、ハブと、各羽根との接続領域であって、接続領域の流体の流入側では、ハブの軸方向における断面視で、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、ハブの端面とを結ぶ稜線がなだらかに連続していることを特徴とする羽根車である。
これによれば、ハブと、各羽根との接続領域において、羽根車の回転駆動に伴って発生する応力が集中することを抑制し、当該羽根車の強度を改善することができる。
第2の発明は、接続領域の流体の流入側には、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面から、ハブにかけて盛り上がる肉盛り部が設けられ、肉盛り部の表面には、各羽根の前記回転方向の前端に沿って延在する第1リブが設けられ、稜線は、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、肉盛り部の表面と、第1リブの表面と、ハブの端面とを結んでおり、ハブの軸方向における断面視で、なだらかに連続していることを特徴とする羽根車である。
これによれば、接続領域の流体の流入側で、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、ハブの端面とを結ぶ稜線がなだらかに連続し、ハブと、各羽根との接続領域に、羽根車の回転駆動に伴って発生する応力が集中することを抑制できる。
第3の発明は、第1リブの外周と、肉盛り部の表面とは、なだらかに連続していることを特徴とする羽根車である。
これによれば、第1リブの周辺に大きな傾斜角度の変化が生じることを防ぎ、応力が集中することを抑制できる。
第4の発明は、第1リブは、各羽根の回転方向に複数が並べて設けられていることを特徴とする羽根車である。
これによれば、羽根車の重量の増加を抑制しつつ、回転に伴って発生する応力に対する羽根車の破壊強度を改善することができる。また、ハブと、各羽根との接続領域が羽根車の他の箇所に比べて厚くなりすぎず、羽根車の製造時における成型不良の発生を抑制することができる。
第5の発明は、ハブの流入側の端面と、肉盛り部との間には、各羽根の回転方向に沿って延びる第2リブが設けられていることを特徴とする羽根車である。
これによれば、第2リブによって、ハブの流入側の端面と、肉盛り部とがなだらかに連続し、ハブの流入側の端面と、肉盛り部との接続箇所における応力の集中を抑制することができる。
第6の発明は、ハブの外周面の内、流体の流出側には、他の羽根車を重ねた場合に、他の羽根車が備える肉盛り部と、第1リブとが係合する係合部が設けられていることを特徴とする羽根車である。
これによれば、係合部に他の羽根車が備える第1リブと肉盛り部とが係合することによって、複数の羽根車を安定して積み重ねることができ、羽根車の生産、及び保管を容易にすることができる。
第7の発明は、稜線は、前記ハブの端面の側では、各羽根の回転方向の前端側に直線状に延出して第1屈曲点で屈曲し、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面の側では、ハブの端面側に直線状に延出して第2屈曲点で屈曲し、第1屈曲点と、前記第2屈曲点との間においては、ハブの軸方向における断面視で、傾斜角度の変化量が5度以下であることを特徴とする羽根車である。
これによれば、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、ハブの端面とを結ぶ稜線の傾斜角度が大きく変化することを抑制する。これによって、ハブと、各羽根との接続領域に、羽根車の回転駆動に伴って発生する応力が集中することを抑制できる。
第8の発明は、稜線は、ハブの軸方向における断面視で、いずれの箇所も傾斜角度の変化量が20度以下であることを特徴とする羽根車である。
これによれば、流体の流入側に位置する接続領域の稜線に、大きな傾斜角度の変化が生じることが抑制され、当該接続領域における、各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、ハブの端面とを結ぶ稜線を、なだらかに連続させることができる。
第9の発明は、第1の発明から第6の発明のいずれかに記載の羽根車を備えたことを特徴とする軸流ファンである。
これによれば、回転に伴って発生する応力に対する羽根車の破壊強度が改善された軸流ファンを得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機1の斜視図、図2は、室外機1の内部構造を示す図である。
室外機1は、空気調和装置の冷凍サイクルに用いられるものであり、当該室外機1は、図1に示すように、筐体2を備えており、当該筐体2の前面に配置された前面パネル2Aには、円形の吹き出し口4が設けられている。この吹き出し口4は、筐体2の内部と外部とを連通する開口であり、図1では省略しているが、図2に示すように、吹き出し口4の前面は、グリル6によって覆われている。
室外機1の内部は、図2に示すように、仕切板8によって送風室10と、機械室12とに分けられている。
送風室10には、軸流ファン20や、取り付け台22、図示は省略するが、熱交換器等が配置されている。また、この送風室10は、上述した吹き出し口4に連通しており、この吹き出し口4の周縁には、環状のベルマウス16が設けられている。
機械室12には、圧縮機18や不図示の冷媒配管等の冷凍サイクル部品が収納されている。
軸流ファン20は、モータ24と、羽根車26とを備えており、回転駆動することで筐体2の外部から空気(流体)を送風室10に導入し、不図示の熱交換器を流れる冷媒と熱交換させた後、再び室外機1の外部に放出する装置である。
モータ24は、羽根車26を回転させる駆動部であり、当該モータ24は、羽根車26に接続された駆動軸24Aを備えている。
羽根車26は、モータ24によって回転されることで、軸流方向に空気を送り出す回転部品である。
取り付け台22は、モータ24と、羽根車26とを支持する支持部材であり、当該取り付け台22は、筐体2の底面に配置された底板2Bから上方に延びる一対の支柱22Aを備えている。これら支柱22Aの間には、取り付け部22Bが設けられており、この取り付け部22Bには、モータ24が取り付けられている。
ベルマウス16は、羽根車26によって送り出される空気を吹き出し口4に誘導して漏れを抑制し、軸流ファン20の送風の効率を高める機能を有しており、吹き出し口4の周縁に沿うように前面パネル2Aの送風室10の側に位置する面に接続されている。
ベルマウス16は、羽根車26の側、すなわち空気の流入側に位置する端部が拡径された流入部16Aと、吹き出し口4の側、すなわち空気の流出側に位置する端部が拡径された流出部16Bと、これらをつなぐ円筒形状の連結部16Cとを備えている。
また、ベルマウス16の内側には、図3に示すように、側面視で、羽根車26の内、空気の流出側の一部が位置している。
なお、本実施形態のベルマウス16は、金属製で、絞り加工によって成形されている。
次いで、羽根車26の構成について説明する。
図3は、羽根車26の斜視図であり、図4は、空気の流入側から見た羽根車26の平面図である。
本実施形態の羽根車26は、AS(アクリロニトリル・スチレン)材や、PP(ポリプロピレン)材といった樹脂が用いられており、射出成型金型を利用した、樹脂一体成型により形成されている。
羽根車26は、図4に示すように、回転中心を備えた円筒状のハブ30と、ハブ30の外周面を構成する側壁32と、側壁32に一体成型された複数の羽根50とを備えている。
羽根車26は、平面視で略円形に形成されており、回転中心から各羽根50の外端部に位置する外縁50Bまでの距離を半径rとすると、半径rは、ベルマウス16の内径寸法に対して、軸流ファン20の風量が最適となる寸法に設定される。本実施形態の羽根車の半径は、280mmとなっている。
ハブ30の空気の流入側に位置する流入側端面34は、図5に示すように、回転軸と直交する平面によって閉じられている。
ハブ30の空気の流出側に位置する流出側端部38は、解放されており、ハブ30の内部には、流入側端面34の裏面から流出側端部38に延びるボス40と、当該ボス40と側壁32とをつなぐ複数の内側リブ42が設けられている。
ボス40の中心には、羽根車26の回転軸方向に沿って中心孔40Aが設けられている。この中心孔40Aは、ボス40の流出側端部38側に位置する端面40Bから、流入側端面34まで貫通している。
本実施形態の内側リブ42は、9箇所に形成されており、ハブ30を補強している。
本実施形態の羽根車26は、3枚の羽根50で構成され、各羽根50は、側壁32の側に位置する基部50Aがいずれも側壁32に接続されることによって、ハブ30に取り付けられている。各羽根50の基部50Aは、いずれも側壁32の周方向に流出側端部38から流入側端面34にかけ、傾斜して取り付けられている。
また、各羽根50の基部50Aは、羽根車26の回転方向Rの前方に位置する端部においては、いずれも側壁32、及びハブ30の流入側端面34に接続されており、基部50Aのそれ以外の箇所では、側壁32に接続されている。
各羽根50の外端部に位置する外縁50Bは、基部50Aと同様に、羽根車26の回転方向Rにおける前方側から後方側にかけて、ハブ30の流入側端面34から流出側端部38に向かう傾斜状に形成されている。
各羽根50の内、羽根車26の回転方向Rの前方に位置する端部を前縁50C(前端)とし、後方に位置する端部を後縁50Dとすると、前縁50Cは、羽根車26の外縁50B側ほど回転方向Rの前方に延びており、かつ、空気の流入側に傾斜している。また、後縁50Dは、羽根車26の外縁50B側ほど回転方向Rの前方に延びる一方で、外縁50Bの後端付近では、回転方向Rの後方に延びている。
また、羽根車26の回転方向Rにおいて、外縁50Bの後端に位置する外縁後端部52には、羽根車26の半径方向に切り欠かれた切り欠き部54が設けられている。
さらに、本実施形態の各羽根50の外縁後端部52における厚さは、いずれも各羽根50の他の箇所よりも薄くなるように形成されている。
次いで、各羽根50の基部50Aと、ハブ30の流入側端面34との接続構造について説明する。
図5は、ハブ30と、各羽根50の基部50Aとの平面図であり、図6は、図5のVI−VI線における断面斜視図である。また、図7は、図5のVI−VI線における断面図である。
図5に示すように、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所(接続領域)には、空気の流入側に盛り上がる肉盛り部60が設けられている。図5、及び図6において、肉盛り部60には、説明の便宜上、網掛けを付している。
詳述すると、各肉盛り部60は、羽根車26の回転方向Rの前方側、すなわち前縁50Cの側に配置されており、各羽根50の基部50Aの内、ハブ30の流入側端面34に接続されている箇所全体を覆っている。
また、羽根車26の半径方向においては、各肉盛り部60は、ハブ30の流入側端面34から、各羽根50の基部50Aの内、前縁50Cの側に位置する端部、及び当該端部の付近に位置する各羽根50の前縁側表面50Eにかけて設けられている。
さらに、各肉盛り部表面60Aと、各前縁側表面50Eとの接続箇所には、肉盛り部フィレット70が設けられている。各肉盛り部フィレット70は、空気の流入側に緩やかに盛り上がる形状を備え、各肉盛り部表面60Aと、各前縁側表面50Eとは、これらの肉盛り部フィレット70によってなだらかに接続される。
これらの肉盛り部60の肉盛り部表面60Aから、各羽根50の前縁側表面50Eにかけては、前縁50Cに沿って延びる複数の第1リブ62が設けられている。本実施形態では、2つの第1リブ62が設けられており、これらは、前縁50Cに隣り合う位置に配置され、また、羽根車26の回転方向Rに沿うように並べられている。
また、羽根車26の半径方向においては、各肉盛り部表面60Aに設けられた一対の第1リブ62は、羽根車26の平面視で、ハブ30の流入側端面34から羽根50の前縁側表面50Eにかけて延びている。また、各第1リブ62は、羽根車26の回転駆動によって送り出される空気の流路を塞がない形状となっている。
また、各第1リブ62の周囲には、リブフィレット72が設けられている。各リブフィレット72は、各第1リブ62の周囲に、各第1リブ62と、肉盛り部表面60Aとをなだらかに接続する傾斜形状となるように形成されている。
これによって、羽根車26が回転駆動した場合に、第1リブ62の周囲に応力が集中することが抑制され、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所における強度を高めることができる。
これらの第1リブ62が設けられることによって、各羽根50の基部50Aと、ハブ30の流入側端面34との接続箇所が補強され、羽根車26の回転駆動に伴って発生する応力に対する強度を高めることができる。
また、各肉盛り部表面60Aに一対の第1リブ62を設けることによって、各肉盛り部表面60Aの全体を覆うようなリブを設ける場合よりも、羽根車26の重量の増加を抑制できる。このため、羽根車26が回転駆動するときの室外機1の電力消費量を抑制することができる。
さらに、各肉盛り部表面60Aの全体を覆わずに、一対の第1リブ62を設けることによって、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所が羽根車26の他の箇所よりも過度に厚くなることを抑制できる。これによって、羽根車26の製造時に、ヒケなどの成形不良が生じることを抑制できる。また、回転や熱によって生じる羽根車26の変形量のばらつきを抑制できる。
ハブ30の流入側端面34と、肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとの接続箇所には、羽根車26の回転方向Rに沿って延びる第2リブ64が設けられている。
本実施形態の各第2リブ64は、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとの接続箇所の内、前縁50Cの側に配置された第1リブ62に接近して設けられている。各第2リブ64は、空気の流入側にわずかに突出しており、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとは、これらの第2リブ64によってなだらかに接続される。
これによって、羽根車26が回転駆動した場合に、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとの間で、応力が集中することを抑制できる。
図6、及び図7に示すように、各羽根50の前縁側表面50Eと、各肉盛り部表面60Aと、前縁50Cの側に配置された第1リブ62の表面とハブ30の流入側端面34とを結ぶ稜線Pは、ハブ30の軸方向における断面視で、なだらかに連続している。具体的には、稜線Pの各箇所の傾斜角度を所定の間隔で計測した場合、いずれの箇所においても、傾斜角度の変化量は、0度以上、20度以下に形成されている。なお、本実施形態では、各傾斜角度の変化量は、いずれも0度以上5度以下に形成されている。
また、稜線Pは、ハブ30の流入側端面34の側から、各羽根50の前縁側表面50Eの側に向かうほど、空気の流入側に傾斜している。
図9は、図7の稜線Pの部分拡大図であり、図10は、流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点B間の傾斜角度を説明する図である。図9では、説明の便宜上、肉盛り部60、第1リブ62、及び第2リブ64のそれぞれの位置を破線で示している。
次いで、稜線Pのなだらかさの定量的評価方法について説明する。
稜線Pにおいて、ハブ30の流入側端面34に沿った延長線L10は、図9(A)に示すように、前縁側表面50Eの側に略直線状に延出し、稜線Pは、流入側端面屈曲点A(第1屈曲点)で空気の流入側に屈曲している。また、稜線Pにおいて、各羽根50の前縁側表面50Eの延長線L11は、ハブ30の流入側端面34の側に略直線状に延出し、稜線Pは、前縁側表面屈曲点B(第2屈曲点)で空気の流入側に屈曲している。
すなわち、流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点B間において、稜線Pは、ハブ30の軸方向における断面視で、空気の流出側に略凸状となるように形成されている。
稜線Pにおいて、ハブ30の流入側端面34は、前縁側表面50E側に略直線状に延出し、流入側端面屈曲点Aに至るまでは、傾斜角度の変化量は略0度である。各羽根50の前縁側表面50Eは、ハブ30の流入側端面34側に略直線状に延出し、前縁側表面屈曲点Bに至るまでは、傾斜角度の変化量は略0度である。
また、流入側端面屈曲点Aと、前縁側表面屈曲点Bとの間において、稜線Pの稜線上領域L21は、第2リブ64の表面に対応し、稜線上領域L22は、肉盛り部60の表面に対応し、稜線上領域L23は、第1リブ62の表面に対応している。
発明者らは、従来の構成では、延長線L10、L11が、破線で示すように交差箇所Eで鋭角に交わり、該交差箇所Eに大きな鋭角の傾斜角度が存在したため、この交差箇所Eの周辺に応力が集中するという知見を得ている。
図10に示すように、稜線Pにおいて、流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点Bとの間に位置する箇所を、所定の間隔で配置された分割点C1、C2、C3で分割して4等分にする。そして、流入側端面屈曲点Aと、分割点C1とを結ぶ仮想線をL1とし、分割点C1と、分割点C2とを結ぶ仮想線をL2、分割点C2と、分割点C3とを結ぶ仮想線をL3とし、分割点C3と、前縁側表面屈曲点Bとを結ぶ仮想線をL4とする。本実施形態では、仮想線L1と仮想線L2とのなす角度θ1(傾斜角度の変化量という。)、仮想線L2と仮想線L3とのなす角度θ2(傾斜角度の変化量という。)、仮想線L3と仮想線L4とのなす角度θ3(傾斜角度の変化量という。)は、いずれも5度以下である。
これによって、各羽根50の前縁側表面50Eと、各肉盛り部表面60Aと、第1リブ62の表面と、を結ぶ稜線Pの傾斜角度が大きく変化することを抑制し、ハブ30と、各羽根50との接続箇所における応力の集中を低下させることができる。
なお、本実施形態では、稜線Pにおける流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点Bとの間に位置する箇所を3つの分割点C1、C2、C3で4等分した例について説明した。しかしながら、これに限らず、分割点は、任意の位置、及びまたは間隔で配置してもよい。また、分割点は、3つに限らず、任意の数を配置してもよい。
すなわち、稜線Pにおける流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点Bとの間に位置する箇所では、任意の位置における傾斜角度の変化量がいずれも5度以下となるように形成されている。
また、本実施形態における稜線Pの傾斜角度の変化量は、0度以上5度以下としたが、稜線Pの各箇所の傾斜角度を所定の間隔で計測し、いずれの箇所においても、傾斜角度の変化量が0度以上、20度以下であれば、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、稜線Pにおいて、複数の傾斜角度の変化量がいずれも5度以下であれば、稜線Pの傾斜角度が大きく変化することを抑制できるとした。しかしながら、これに限らず、稜線Pにおいて、隣接する傾斜角度の変化量の差分がいずれも5度以下であれば、稜線Pの傾斜角度の大きな変化を抑制可能である。すなわち、稜線Pのなだらかさの定量的評価方法として、隣接する傾斜角度の変化量の差分を用いてもよい。
具体的には、本実施形態の角度θ1と角度θ2との差分、及び角度θ2と角度θ3との差分がいずれも5度以下であれば、稜線Pの傾斜角度の大きな変化が抑制される。
これによって、稜線Pがなだらかとなり、羽根車26が回転駆動した場合に、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとの間に応力が集中することを抑制可能となる。
なお、隣接する傾斜角度の変化量の差分は、10度以下であっても、5度以下の場合と同様の効果を得ることができる。
次いで、係合部66について説明する。
図8は、空気の流出側から見たハブ30の斜視図である。
側壁32には、流出側端部38から、当該側壁32が切り欠かれることによって形成された係合部66が3箇所に設けられている。これらの係合部66は、羽根車26の回転軸方向から見て、肉盛り部60と第1リブ62とが設けられた箇所に重なる箇所にそれぞれが設けられている。
各係合部66には、肉盛り部係合部66Aと、リブ係合部66Bとが形成されており、各リブ係合部66Bは、ハブ30の流入側端面34の側に向かって、各肉盛り部係合部66Aよりも深く側壁32が切り欠かれることで形成されている。一方の羽根車26の流出側が他方の羽根車26の流入側に接するように2つの羽根車26を重ね合わせた場合、各肉盛り部60は、肉盛り部係合部66Aに係合し、各一対の第1リブ62は、リブ係合部66Bに係合する。
これによって、肉盛り部60や第1リブ62が設けられていても複数の羽根車26を容易に重ね合わせることができ、生産や保管の際に、当該羽根車26を安定して積み上げることができる。
羽根車26と、モータ24とは、羽根車26の流入側端面34の側から、中心孔40Aに、モータ24が備える駆動軸24Aが挿入されることで接続されている。モータ24が駆動すると、羽根車26は、中心孔40Aを回転中心として回転駆動される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
空気調和装置の暖房運転の場合、室外機1が作動を開始すると、圧縮機18が駆動される。当該圧縮機18は、圧縮機18、不図示の室内熱交換器、膨張弁、熱交換器、及び冷媒配管から構成される冷凍サイクルの内部に封入された冷媒を圧縮し、冷媒配管を経由して冷媒を送り出す。
この冷媒は、室内熱交換器で熱を放出した後、配管を通って膨張弁に流入し、当該膨張弁によって減圧され、さらに配管を通って熱交換器に流入する。
室外機1は、圧縮機18を駆動すると同時に、モータ24を駆動し、羽根車26を回転させる。回転駆動する羽根車26は、空気を室外機1の背面側から吹き出し口4に送り出す。
送り出される空気は、熱交換器を通過し、熱交換器内を流れる冷媒と、空気との熱交換が促進される。空気と熱交換された冷媒は、凝縮される。その後冷媒は、熱交換器から流出し、配管を通って圧縮機18に流入した後、再び圧縮される。
一方、冷媒と熱交換された空気は、軸流ファン20によって、吹き出し口4から筐体2の外部に排出される。
この動作を繰り返すことで、室外機1は、室外の空気から冷凍サイクルに熱を吸収し、室内に放出する。
なお、空気調和装置の冷房運転の場合、冷凍サイクルの冷媒の循環方向は、暖房運転の場合の逆向きとなる。
ここで、羽根車26が回転駆動すると、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所、詳しくは、当該接続箇所の空気の流入側における羽根車26の回転方向Rの前方に位置する箇所に応力が発生する。
また、ハブ30の軸方向における断面視で、当該箇所の稜線において、傾斜角度が大きく変化している箇所がある場合、その箇所には、羽根車26の回転駆動によって発生する応力が集中する。
本実施形態では、肉盛り部60と、一対の第1リブ62とを、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所に設けることによって、当該接続箇所を補強することができる。
また、各羽根50の前縁側表面50Eと、肉盛り部表面60Aと、前縁50Cの側に配置された第1リブ62の表面と、ハブ30の流入側端面34とを結ぶ稜線Pは、なだらかに連続している。これによって、羽根車26が回転駆動した場合に、各羽根50と、ハブ30の流入側端面34との接続箇所において応力が集中することを抑制できる。このため、回転駆動に伴って発生する応力に対する羽根車26の強度を高めることができる。
次に、発明者らが本実施形態の羽根車26の強度を解析するために行った実験について説明する。
発明者らは、従来の羽根車の強度を改善するために、形状を変更した複数のCAD(Computer−Aided Design)モデルを作成し、各モデルの強度を静解析によって計測した。具体的には、羽根車の各モデルを回転させた場合に破壊に至ると想定された回転数を羽根車の各モデルの回転破壊強度、すなわち強度とした。なお、単位は、r/minとした。また、静解析には、株式会社アライドエンジニアリング製の構造解析ソフトウェアであるAdventure Clusterを用いた。
まず、発明者らは、従来の羽根車のモデルを用いて回転破壊強度を解析した。その結果、羽根車の各羽根と、ハブとの接続箇所の空気の流入側では、羽根車の回転方向の前方に位置する箇所に、大きな応力が発生することが分かった。
さらに、これらの応力が発生する箇所における各羽根とハブとを結ぶ稜線に、ハブの軸方向の断面視で、傾斜角度が大きく変化している箇所がある場合、当該箇所の周辺に応力が集中するという知見を得た。
なお、この従来の羽根車の回転破壊強度は、2560r/minとなった。
次いで、発明者らは、羽根車各羽根と、ハブとの接続箇所の内、空気の流入側における羽根車の回転方向の前方に位置する箇所の形状を変形したモデルを複数作成し、回転破壊強度を計測した。
その結果、当該箇所に肉盛り部と、一対の第1リブとを設けたモデルが最も高い回転破壊強度である3185r/minを示した。
さらに、このモデルを用いて金型を作成し、実際に羽根車を成形して回転させ、回転破壊強度を計測したところ、2960r/minとなった。すなわち、この羽根車のモデルの回転破壊強度は、従来の羽根車に比べて、15%程度上昇している。
また、このモデルの各羽根の前縁側表面と、各肉盛り部表面と、第1リブの表面と、ハブの流入側端面とを結ぶ稜線の各箇所の傾斜角度を所定の間隔で計測したところ、いずれの箇所においても傾斜角度の変化量は、0度以上、20度以下となっていた。
これらの結果から、発明者らは、稜線Pの任意の箇所の傾斜角度を所定の間隔で計測した場合に、いずれの箇所においても傾斜角度の変化量が20度以下となるように、当該稜線Pを連続させて形成すると、羽根車26の強度を改善できるという知見を得た。
上述した実施形態では、次のような効果を奏する。
羽根車26のハブ30と、各羽根50との接続箇所には、羽根車26の前縁50Cの側に位置する前縁側表面50Eから、ハブ30の流入側端面34にかけて盛り上がる肉盛り部60を設けた。また、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aには、各羽根50の前縁50Cに沿って延在する第1リブ62を設けた。そして、各羽根50の前縁側表面50Eと肉盛り部表面60Aと、第1リブ62の表面と、ハブ30の流入側端面34とを結ぶ稜線Pは、ハブ30の軸方向における断面視で、なだらかに連続している構成とした。
これによって、ハブ30と、各羽根50との接続箇所に、羽根車26の回転駆動に伴って発生する応力が集中することを抑制し、羽根車26の強度を高めることができる。
また、本実施形態では、前縁50Cに隣り合う位置に、一対の第1リブ62を各羽根50の回転方向Rに沿って並べて設けた。これによって、羽根車26の重量の増加を抑制しつつ、当該羽根車26の回転駆動に伴って発生する応力に対する羽根車26の強度を改善することができる。また、ハブ30と、各羽根50との接続箇所が羽根車26の他の箇所に比べて厚くなりすぎず、羽根車26の製造時における成型不良の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、第1リブ62の外周には、リブフィレット72が設けられ、第1リブ62と、肉盛り部表面60Aとは、このリブフィレット72によってなだらかに連続する構成とした。これによって、第1リブ62の周辺に大きな傾斜角度の変化が生じることを防ぎ、羽根車26が回転駆動した場合に、応力が集中することを抑制できる。
また、本実施形態では、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部60の肉盛り部表面60Aとの接続箇所には、羽根車26の回転方向Rに沿って延びる第2リブ64を設けた。これによって、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部表面60Aとがなだらかに連続し、ハブ30の流入側端面34と、各肉盛り部表面60Aとの接続箇所に応力が集中することを抑制できる。
また、本実施形態では、ハブ30の側壁32の内、流出側端部38には、他の羽根車26を重ねた場合に、他の羽根車26が備える肉盛り部60と、第1リブ62とが係合する係合部66を設けた。これによって、肉盛り部60や第1リブ62が設けられていても複数の羽根車26を容易に重ね合わせることができ、生産や保管をするときに、当該羽根車26を安定して積み上げることができる。
また、本実施形態では、稜線Pは、ハブ30の流入側端面34の側では、各羽根50の前縁側表面50Eに略直線状に延出して流入側端面屈曲点Aで屈曲し、各羽根50の前縁側表面50Eの側では、ハブ30の流入側端面34に略直線状に延出して前縁側表面屈曲点Bで屈曲し、これら流入側端面屈曲点Aと前縁側表面屈曲点B間においては、ハブ30の軸方向における断面視で、稜線Pの傾斜角度の変化量が5度以下とした。
これによって、各羽根50の前縁側表面50Eと、ハブ30の流入側端面34とを結ぶ稜線Pの傾斜角度が大きく変化することを抑制できる。このため、ハブ30と、各羽根50との接続領域に、羽根車26の回転駆動に伴って発生する応力が集中することを抑制できる。
また、本実施形態では、稜線Pの任意の箇所の傾斜角度を所定の間隔で計測した場合に、いずれの箇所においても傾斜角度の変化量が0度以上、20度以下となるように、当該稜線Pを連続させて形成した。これによって、稜線Pに大きな傾斜角度の変化が生じることが抑制され、ハブ30と、各羽根50との接続箇所における応力の集中を抑制することができる。
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、本実施形態の羽根車26の材料は、樹脂としたが、これに限らず、金属であってもよい。
また例えば、本実施形態の羽根50の枚数は、3枚としたが、これに限らず、2枚や4枚であってもよい。
また、本実施形態では、筐体2の側面である前面パネル2Aに吹き出し口4が開口している室外機1を用いたが、これに限らず、上方に吹き出し口が設けられた室外機であってもよい。また、複数の羽根車26を備えた室外機であってもよい。
1 室外機
2 筐体
4 吹き出し口
16 ベルマウス
16D 内側面
20 軸流ファン
22 取り付け台
22A 支柱
24 モータ
24A 駆動軸
26 羽根車
30 ハブ
32 側壁(外周面)
34 流入側端面
38 流出側端部
50 羽根
50A 基部
50B 外縁
50C 前縁(前端)
50D 後縁
50E 前縁側表面
60 肉盛り部
60A 肉盛り部表面
62 第1リブ
64 第2リブ
66 係合部
66A 肉盛り部係合部
66B リブ係合部
70 肉盛り部フィレット
72 リブフィレット
A 流入側端面屈曲点(第1屈曲点)
B 前縁側表面屈曲点(第2屈曲点)
C1、C2、C3 分割点
E 交差箇所
L1、L2、L3、L4 仮想線
L10、L11 延長線
L21、L22、L23 稜線上領域
P 稜線
R 回転方向
θ1、θ2、θ3 角度(傾斜角度の変化量)

Claims (9)

  1. ハブと、前記ハブの外周面に設けられた複数の羽根とを備え、
    前記ハブと、前記各羽根との接続領域であって、
    前記接続領域の流体の流入側では、前記ハブの軸方向における断面視で、前記各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、前記ハブの端面とを結ぶ稜線がなだらかに連続している
    ことを特徴とする羽根車。
  2. 前記接続領域の流体の流入側には、前記各羽根の回転方向の前端側に位置する表面から、前記ハブにかけて盛り上がる肉盛り部が設けられ、
    前記肉盛り部の表面には、前記各羽根の前記回転方向の前端に沿って延在する第1リブが設けられ、
    前記稜線は、前記各羽根の回転方向の前端側に位置する表面と、前記肉盛り部の表面と、前記第1リブの表面と、前記ハブの端面とを結んでおり、前記ハブの軸方向における断面視で、なだらかに連続している
    ことを特徴とする請求項1に記載の羽根車。
  3. 前記第1リブの外周と、前記肉盛り部の表面とは、なだらかに連続している
    ことを特徴とする請求項2に記載の羽根車。
  4. 前記第1リブは、前記各羽根の回転方向に複数が並べて設けられている
    ことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか一項に記載の羽根車。
  5. 前記ハブの前記流入側の端面と、前記肉盛り部との間には、前記各羽根の回転方向に沿って延びる第2リブが設けられている
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の羽根車。
  6. 前記ハブの外周面の内、流体の流出側には、他の羽根車を重ねた場合に、前記他の羽根車が備える肉盛り部と、第1リブとが係合する係合部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の羽根車。
  7. 前記稜線は、前記ハブの端面の側では、前記各羽根の回転方向の前端側に直線状に延出して第1屈曲点で屈曲し、
    前記各羽根の回転方向の前端側に位置する表面の側では、ハブの端面側に直線状に延出して第2屈曲点で屈曲し、
    前記第1屈曲点と、前記第2屈曲点との間においては、前記ハブの軸方向における断面視で、傾斜角度の変化量が20度以下である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の羽根車。
  8. 前記稜線は、前記ハブの軸方向における断面視で、いずれの箇所も傾斜角度の変化量が20度以下である
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の羽根車。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の羽根車を備えた
    ことを特徴とする軸流ファン。
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