JP6135125B2 - 室内機 - Google Patents
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Description
また、上記の構成では、前記フィン(43a)に近づくにつれて前記本体部(62)から前記羽根車(23)の回転方向側に離れる方向(D)へ傾斜するように、1枚の板材の一部が切り起こされることにより、前記開口(65)と前記傾斜部(63)とが形成されている。そのため、上記の整流板(61)を一体成形しつつ傾斜部(63)を形成することが可能であり、製造コストや手間の低減が可能である。また、これによって、本体部(62)と傾斜部(63)とが一体成形されるので、整流板(61)の剛性を確保することが可能である。
(1)
本実施形態の室内機31では、遠心ファン51から吹き出される気流F1をフィン43aの隙間43cに案内する整流板61を備えた構成において、当該整流板61の本体部62分は開口65を有するので、整流板61の上流側(すなわち、気流F1が当たる側)の気流F1の一部の気流F2を開口65を通して下流側に流すことができる。これにより、整流板61の上流側の圧力を下げることが可能である。したがって、整流板61の上流側における圧力が高い領域71が縮小する。その結果、当該領域71と遠心ファン51の羽根21の後縁21aに発生する圧力が高い領域(後流領域)との干渉を低減させることができ、遠心ファン51の回転時に羽根21と整流板61との間で発生する騒音を低減することが可能である。
また、本実施形態の室内機31では、整流板61の本体部62は、壁部分66によって開口65と熱交換器43のフィン43aとの間を仕切ることによって開口65におけるフィン43a側が閉じられ、それによって開口65周囲が図4に示される本体部62の壁部分66、両側部分67および先端側部分68によって閉じられるので、整流板61の強度を確保することが可能である。
本実施形態の室内機31では、1枚の板材の一部が、フィン43aに近づくにつれて本体部62から羽根車23の回転方向E(図5参照)側に離れる方向(図6に示される矢印Dの方向)へ傾斜するように切り起こされることにより、上記の整流板61を一体成形しつつ傾斜部63を形成することが可能であり、製造コストや手間の低減が可能である。また、これによって、本体部62と傾斜部63とが一体成形されるので、整流板61の剛性を確保することが可能である。
(A)
なお、上記実施形態では、熱交換器43の内側の部位43dの四方の面にそれぞれ1枚の整流板61が設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、四方の面にそれぞれ複数枚の整流板61を熱交換器43のフィン43aの並ぶ方向へ並べて配置してもよい。これにより、気流F1とフィン43aの縁43eとの干渉による騒音をさらに低減することが可能である。
上記実施形態では、図4に示されるように傾斜部63と本体部62との間には側方に開口する隙間が形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の変形例として、図7に示されるように、整流板61は、傾斜部63と本体部62との間の側方の隙間を塞ぐ側壁72をさらに有するようにしてもよい。この構成では、傾斜部63の側方の隙間が側壁72によって塞がれるので、開口65を通過した気流F2が側方へ洩れることを防止することが可能である。
また、上記実施形態では、整流板61の本体部62がフィン43aの隙間43cから当該フィン43aと平行になるように突出しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図4〜6に示される本体部62における開口部65よりも先端側に位置する先端側部分68を気流F1が当たる側へ(すなわち、図6の矢印D方向とは反対方向へ)曲げてもよい。その場合、その先端側部分68が気流F1と干渉して騒音が発生することを抑えることが可能である。
また、上記実施形態では、整流板61の本体部62は、壁部分66によって開口65と熱交換器43のフィン43aとの間が仕切られているが、本発明はこれに限定されるものではなく、壁部分66を省略してもよい。その場合、開口65を広く形成することが可能である。なお、開口65を広く形成する場合には、開口65を通る気流をフィン43aと干渉して干渉騒音を発生しないように、当該気流をフィン43a間の隙間43cに案内する傾斜部63を当該開口65の面積に対応して広くするのが好ましい。
上記実施形態では、一枚の板材の一部を切り起こすことにより、開口65および傾斜部63を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の方法で製造することが可能である。本発明の変形例として、樹脂を成形型に注入することによって開口65を有する本体部62および傾斜部63を一体成形してもよい。その場合、傾斜部63は、開口65の面積よりも大きい面積を有するように形成することが可能になり、その結果、開口65を通る気流をフィン43aの隙間43cにより確実に案内することが可能である。
23 羽根車
31 室内機
43 熱交換器
43a フィン
51 遠心ファン
61 整流板
62 本体部
63 傾斜部
65 開口
Claims (3)
- 空気調和機の室内機(31)であって、
多数の羽根(21)を有する羽根車(23)を備えた遠心ファン(51)と、
互いに離間して配置された複数枚のフィン(43a)を有し、前記遠心ファン(51)の外側に配置された熱交換器(43)と、
前記熱交換器(43)における前記羽根車(23)に対向する側に配置され、前記羽根車(23)から吹き出される気流を前記フィン(43a)の間に案内する整流板(61)と
を備えており、
前記整流板(61)は、前記フィン(43a)から突出するように前記熱交換器(43)に支持され、前記遠心ファン(51)から吹き出される気流の一部が通る開口(65)を有する本体部(62)と、当該開口(65)を通る気流を前記フィン(43a)の間へ向けるように、前記フィン(43a)に対して傾斜して配置された傾斜部(63)とを有し、
前記フィン(43a)に近づくにつれて前記本体部(62)から前記羽根車(23)の回転方向側に離れる方向(D)へ傾斜するように、1枚の板材の一部が切り起こされることにより、前記開口(65)と前記傾斜部(63)とが形成されている、
ことを特徴とする室内機(31)。 - 前記本体部(62)は、前記開口(65)と前記フィン(43a)との間に位置する壁部分(66)を有する、
請求項1に記載の室内機(31)。 - 前記整流板(61)は、前記傾斜部(63)と前記本体部(62)との間の側方の隙間を塞ぐ側壁(72)をさらに有する、請求項1または2に記載の室内機(31)。
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