JP5633546B2 - 送風機 - Google Patents
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ヒケの発生を防止するために、プレート全体の厚みを薄くすると、嵌合溝の深さを確保できず、溶着不良を招くだけでなく、プレートの外周部が、外力が受けたときに変形または破損しやすくなる恐れや、プレートの内周部が、羽根にかかる遠心力によって変形または破損しやすくなる恐れがある。
また、肉盗み溝は、略円環状のプレートの径方向中央部に設けられているため、肉盗み溝の径方向両端がプレートの外周端および内周端まで延びている場合に比べて、プレートの外周部と内周部の強度を向上できる。また、プレートの嵌合溝が形成された面に、超音波溶着機のホーンを当接させて超音波溶着を行う場合に、肉盗み溝の径方向両側の部分にホーンを当接させることができるため、強度が必要である嵌合される羽根の径方向両端部分についても、十分な溶着強度を確保できる。
また、プレートを成形するための金型に薄肉部が生じないため、金型の強度を向上でき、長寿命化できる。
また、肉盗み溝は、略円環状のプレートの径方向中央部に設けられているため、肉盗み溝の径方向両端がプレートの外周端および内周端まで延びている場合に比べて、プレートの外周部と内周部の強度を向上できる。また、プレートの嵌合溝が形成された面に、超音波溶着機のホーンを当接させて超音波溶着を行う場合に、肉盗み溝の径方向両側の部分にホーンを当接させることができるため、強度が必要である嵌合される羽根の径方向両端部分についても、十分な溶着強度を確保できる。
また、プレートを成形するための金型に薄肉部が生じないため、金型の強度を向上でき、長寿命化できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
本実施形態の送風機4は、空気調和機の室内機1に適用されている。室内機1は、図示しない室外機と共に空気調和機を構成しており、室内の冷暖房を行う。図1に示すように、本実施形態の室内機1は、ケーシング2と、ケーシング2内に収容された熱交換器3、送風機4、フィルタ5および電装品箱(図示省略)などの内部機器を備えている。室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
本実施形態の送風機は、羽根車51に代えて、図8に示す羽根車151を備えている。この羽根車151は、支持プレート120の肉盗み溝123の構成が第1実施形態の肉盗み溝23と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。
一方、本実施形態の支持プレート120では、肉盗み溝123の周方向一端に隣接して、肉盗み溝123の底面よりも突出し、肉盗み溝123の径方向内周端と外周端を結ぶ凸部126が設けられているため、肉盗み溝の周方向両端が嵌合溝21に連結されている場合に比べて、支持プレート120の径方向中央部の強度を高めることができる。そのため、支持プレート120に反りが生じるのを防止し、溶着不良を抑制できる。
さらに、本実施形態では、凸部126が凸部24、25と同じ高さであるため、ホーン61を凸部24、25、126に当接させることができる。そのため、支持プレート120は径方向に関して均一に加熱されるため、支持プレート120に反りが生じるのをより確実に防止できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
本実施形態の送風機は、羽根車51に代えて、図11に示す羽根車251を備えている。この羽根車251は、支持プレート220の肉盗み溝223の構成が第1実施形態の肉盗み溝23と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。
10 送風機
20、120、220 支持プレート(プレート)
21 嵌合溝
23、123、223 肉盗み溝
24 外周側凸部
25 内周側凸部
51、151、251 羽根車
126、226 凸部
Claims (4)
- 軸方向に間隔を空けて配置された略円環状または略円盤状の複数のプレートと、
隣接する2枚の前記プレートの間に掛け渡されて、周方向に配列された複数の羽根と備え、
前記プレートの一方の面には、前記複数の羽根の軸方向端部がそれぞれ嵌合する複数の嵌合溝と、隣接する2つの前記嵌合溝の間の径方向中央部に配置された肉盗み溝とが形成されていることを特徴とする送風機。 - 前記肉盗み溝の周方向両端が、前記嵌合溝に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
- 隣接する2つの前記嵌合溝の間に、前記肉盗み溝より径方向内側の部分と径方向外側の部分とを連結し、前記肉盗み溝の底面よりも突出する凸部が、前記肉盗み溝の周方向一端もしくは両端に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
- 前記凸部が、前記嵌合溝の周方向一端もしくは両端に隣接して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の送風機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012215533A JP5633546B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 送風機 |
CN201320597631.7U CN203476731U (zh) | 2012-09-28 | 2013-09-26 | 送风机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012215533A JP5633546B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014070518A JP2014070518A (ja) | 2014-04-21 |
JP5633546B2 true JP5633546B2 (ja) | 2014-12-03 |
Family
ID=50225070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012215533A Active JP5633546B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 送風機 |
Country Status (2)
Country | Link |
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CN (1) | CN203476731U (ja) |
Families Citing this family (3)
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CN109944828A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-06-28 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 一种离心风机及电器 |
CN112049817B (zh) * | 2020-08-13 | 2022-04-12 | 东南大学 | 一种基于仿生学的贯流风机叶片 |
Family Cites Families (1)
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JP3914536B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2007-05-16 | ヤンマー農機株式会社 | 脱穀装置の吸引ファン |
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2012
- 2012-09-28 JP JP2012215533A patent/JP5633546B2/ja active Active
-
2013
- 2013-09-26 CN CN201320597631.7U patent/CN203476731U/zh not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014070518A (ja) | 2014-04-21 |
CN203476731U (zh) | 2014-03-12 |
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