JP5590088B2 - クロスフローファン - Google Patents

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Description

本発明は、クロスフローファンに関する。
空気調和機などで用いられるクロスフローファンは、長手方向の両端に配置された円盤状又は円環状の支持プレートの間に、長手方向に延びる複数の羽根が配置される。そして、特許文献1(特開平05−87086号公報)などに記載されているように、複数の羽根の強度を補強するために両支持プレートの間に円盤状又は円環状の中間プレートが配置される場合がある。
ところで、支持プレートを多く設けると複数の支持プレートによって風損が生じてしまうため、支持プレートを多く設けると流路損失が大きくなる。しかし、支持プレートによる流路損失を小さくするために支持プレートの枚数を減らすとクロスフローファンの強度が低下してしまう。
本発明の課題は、クロスフローファンの強度を低下させることなく、支持プレートなどで発生する流路損失を低減することである。
本発明の第1観点に係るクロスフローファンは、複数のファンブロックが接合されているクロスフローファンであって、複数のファンブロックの少なくとも一部は、支持プレートと、支持プレートから長手方向に延び、外端に複数の切込部が形成されている複数の羽根と、複数の羽根の長手方向の中間部分に位置して複数の羽根の外端の外側に配置されるリング部、及びリング部から複数の羽根の隣接羽根間まで延びて隣接羽根間で羽根に接合される複数の接続部を有する補助リングと、を備えるものである。
そして、補助リングは、複数の羽根の切込部が形成されていない位置に配置されている。
第1観点に係るクロスフローファンによれば、補助リングが、隣接羽根間までしか延びていない接続部で羽根に接合して流路圧損を抑えながら、複数の羽根の長手方向の中間部分で補助リングが羽根に接合して複数の羽根を束ねることにより支持プレートと複数の羽根を含むファンブロックの強度を補強することができる。しかし、そのためにファンブロックの羽根が長くなるなどして、風切り音等の騒音が大きくなる。そこで、羽根の外端に切込部を形成することで、騒音を抑制することができる。
また、補助リングが切込部の形成されていない位置に配置されるので、補助リングの接続部と羽根の接合強度を高くでき、また補助リングのリング部での風速低下を抑制することができる。
本発明の第2観点に係るクロスフローファンは、第1観点のクロスフローファンにおいて、複数の羽根は、複数の切込部の間隔が、補助リングの配置されていない箇所よりも補助リングの配置されている箇所で大きくなるように設定されている。
第2観点に係るクロスフローファンによれば、補助リングの配置されている箇所から切込部までの距離を長くでき、補助リングと切込部との相互の干渉を小さくでき、かつ、補助リング部における風速低下を抑制できる。
本発明の第3観点に係るクロスフローファンは、第1観点又は第2観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、補助リングは、複数の羽根と一体に成形されている。
第3観点に係るクロスフローファンによれば、補助リングと複数の羽根とが一体で成形されることにより、これらの組み立てが不要になる。
本発明の第4観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第3観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、補助リングは、リング部の厚みが内周側から外周側に行くに従って薄くなっている。
第4観点に係るクロスフローファンによれば、リング部の厚みが外周側に行くに従って薄くなることで、リング部に当たる空気の流体損失を低減することができる。
本発明の第5観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第4観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、補助リングは、複数の接続部が、それぞれ複数の羽根の各負圧面に接合され、リング部から内側に向かって突き出た三角形状に形成され、三角形状の接続部の一辺を羽根の負圧面に接合されている。
第5観点に係るクロスフローファンによれば、三角形状の接続部の一辺を羽根の負圧面に接合するので、接合部分を大きくできる一方、羽根の圧力面側が接続に用いられないために羽根の圧力面側に存在する接続部を減らして、接続部によって増加する流路損失を低く抑えることができる。
本発明の第6観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第5観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、複数の羽根は、切込部の形状が外端の方向に向かって広がっているデルタ状である。
第6観点に係るクロスフローファンによれば、切込部をデルタ形状にすることで、ファンからの吹出流れによって発生する渦を縮小化かつ細分化され、騒音を低減できる。
本発明の第7観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第6観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、複数の羽根は、少なくとも隣接する一組の羽根の間で切込部の形状を互いに異ならせている。
第7観点に係るクロスフローファンによれば、隣接する羽根の間で切込部の形状を異ならせることで、切込部で生じる風の流れの規則性を乱すことができ、切込部で生じる空気の振動を小さくすることができる。
本発明の第8観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第7観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、複数の羽根は、互いに隣接する羽根の配置間隔を少なくとも一箇所異ならせている。
第8観点に係るクロスフローファンによれば、隣接する羽根の配置間隔を異ならせることで、羽根の移動の規則性を乱すことができ、羽根の移動によって生じる空気の振動を抑制することができる。
本発明の第9観点に係るクロスフローファンは、第1観点から第8観点のいずれかのクロスフローファンにおいて、互いに隣接する少なくとも一組のファンブロックは、互いに隣接するファンブロックの羽根が一直線上に並ばないように所定角度ずらして互いに固着されている。
第9観点に係るクロスフローファンによれば、隣接するファンブロック間で羽根が一直線上に並ばないようにすることで、隣接するファンブロック間の羽根の移動の規則性を乱すことができ、隣接するファンブロックの羽根の移動にともなって生じる空気の振動を抑制することができる。
本発明の第1観点に係るクロスフローファンでは、クロスフローファンの強度を低下させることなく、流路損失を低減することができるだけでなく、騒音の抑制を図ることができる。
また、補助リングが切込部の形成されていない位置に配置されることで、クロスフローファンの強度の低下及び流路損失の低減を図ることができる。
本発明の第2観点に係るクロスフローファンでは、補助リングと切込部との間の距離を長くとることができ、補助リングのリング部における風速低下の抑制効果が高められる。
本発明の第3観点に係るクロスフローファンでは、補助リングと複数の羽根の組立てを省くことができることにより、コストを削減することができる。
本発明の第4観点に係るクロスフローファンでは、リング部の厚みを外周側に行くに従って薄くすることで空気の流体損失を低減でき、送風特性を向上させることができる。
本発明の第5観点に係るクロスフローファンでは、三角形状の接続部の一辺が羽根の負圧面に接合されるという構造により、クロスフローファンの流路損失の低減と強度の低下防止の効果を同時に向上させることができる。
本発明の第6観点に係るクロスフローファンでは、風切音の低減効果が向上する。
本発明の第7観点に係るクロスフローファンでは、隣接する羽根の間で切込部の形状を異ならせることで、風切音を小さくすることができる。
本発明の第8観点に係るクロスフローファンでは、隣接する羽根の配置間隔を異ならせることで、風切音を小さくすることができる。
本発明の第9観点に係るクロスフローファンでは、隣接するファンブロック間で羽根が一直線上に並ばないようにすることで、風切音を小さくすることができる。
空気調和装置の室内機の概要を示す断面図。 一実施形態に係るクロスフローファンの羽根車の概要を示す斜視図。 クロスフローファンの羽根車の組み立ての一工程を説明するための斜視図。 羽根車のエンドプレートの構成の一例を示す平面図。 羽根車のファンブロックの構成の一例を示す斜視図。 羽根車のファンブロックの構成の一例を示す側面図。 ファンブロックの支持プレートの構成の一例を示す平面図。 ファンブロックの補助リングの構成の一例を示す断面図。 図5に示されているファンブロックの構成を説明するための部分拡大平面図。 図6に示されているファンブロックの構成を説明するための部分拡大側面図。 羽根車のファンブロックの構成の他の例を示す側面図。 羽根車のファンブロックの構成の他の例を示す側面図。 羽根車の構成の他の例を示す側面図。 図5のファンブロックと対比される他のファンブロックの構成を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態に係るクロスフローファンについて、空気調和装置の室内機に設置されるクロスフローファンを例に挙げて説明する。
(1)室内機内のクロスフローファン
図1は、空気調和装置の室内機1の断面の概略を示す図である。室内機1は、本体ケーシング2とエアフィルタ3と室内熱交換器4とクロスフローファン10と垂直フラップ5及び水平フラップ6とを備えている。図1に示されているように、本体ケーシング2の天面の吸込口2aの下流側には、吸込口2aに対向してエアフィルタ3が配置されている。エアフィルタ3のさらに下流側には室内熱交換器4が配置されている。吸込口2aを通過して室内熱交換器4に到達する室内空気は、全てエアフィルタ3を通過して塵埃を除去される。
室内熱交換器4は、前面側熱交換器4aと背面側熱交換器4bとが側面視において逆V字状になるように連結されて構成される。本体ケーシング2の天面から見る平面視において、吸込口2aのほぼ前面側半分に対向する位置に前面側熱交換器4aが配置され、ほぼ背面側半分に対向する位置に背面側熱交換器4bが配置されている。前面側熱交換器4aも背面側熱交換器4bも、多数のプレートフィンを室内機1の幅方向に互いに平行に並べて伝熱管に取り付けることにより構成されている。吸込口2aから吸込まれ、エアフィルタ3を通過した室内空気が前面側熱交換器4a及び背面側熱交換器4bのプレートフィンの間を通り抜ける際に熱交換が生じて空気調和が行われる。
室内熱交換器4の下流側には、略円筒形状のクロスフローファン10が本体ケーシング2の幅方向に沿って長く延び、室内熱交換器4と共に本体ケーシング2の幅方向と平行に設けられている。クロスフローファン10は、逆V字状の室内熱交換器4に挟まれるように囲まれている空間に配置されている羽根車20と、羽根車20を駆動するためのファンモータ(図示せず)とを備えている。このクロスフローファン10は、図1の矢印が示す方向A1(時計回り)に羽根車20を回転して気流を発生させる。
クロスフローファン10の下流の吹出口2bに繋がる吹出通路は、背面側をスクロール部材2cで構成されている。スクロール部材2cは、正面視において、本体ケーシング2の吹出口2bの開口部とほぼ同じ幅を有している。スクロール部材2cの上端はクロスフローファン10の上端よりも上に位置し、側面視において、円筒状のクロスフローファン10の中心軸よりも背面側にずれたところに位置している。スクロール部材2cの下端は、吹出口2bの開口端に連結されている。スクロール部材2cの案内面は、クロスフローファン10から吹出される空気を吹出口2bにスムーズにかつ静かに導くために、断面視において、クロスフローファン10の側に曲率中心を持つ滑らかな曲線形状を呈している。
(2)クロスフローファンの羽根車の概略構造
図2には、クロスフローファン10の羽根車20の概略構造が示されている。羽根車20は、例えば、エンドプレート21,24と3つのファンブロック30とが接合されて構成される。羽根車20の一端にエンドプレート21が配置され、軸心O上に金属製の回転軸22を有している。そして、羽根車20の他端に配置される羽根40及び補助リング60の付いたエンドプレート24には、通常、ファンモータシャフト(図示せず)と接続されるボス部(図示せず)がその中心部に設けられる。あるいは、羽根車20の他端に配置されるエンドプレート24が、ファンモータの一部と結合する部材を持ちかつ中心部に金属軸を持つように構成されるなど、他の構成を有する場合もある。エンドプレート21の回転軸22と羽根車20の他端のエンドプレート24のボス部(もしくは金属軸)とが支持されて、羽根車20は軸心Oの周りを回転する。このエンドプレート21には、従来と同じものが用いられている。しかし、本発明を適用するためにエンドプレート21の構造が従来と同じものである必要はなく、エンドプレート21の構造は適宜変更可能である。
各ファンブロック30は、それぞれ、複数の羽根40と円環状の支持プレート50と補助リング60とを備えている。羽根車20の組み立てにおいて、各ファンブロック30は、隣接するファンブロック30の支持プレート50又はエンドプレート21に自身の複数の羽根40が溶着される。図3には、互いに隣接する2つのファンブロック30が溶着される工程が示されている。通常、エンドプレート21が治具103にまず置かれて、その凹部23にファンブロック30の羽根40の先端部40dをはめ込み、ファンブロック30の支持プレート50にホーン102を当てて超音波溶着する。続いて、図3に示されているように、先ほど溶着したファンブロック30の支持プレート50の凹部51に次連のファンブロック30の羽根40の先端部40dをはめ込んで、先ほど同様に次連のファンブロック30の支持プレート50にホーン102を当てて超音波溶着する。その際、溶着される支持プレート50が芯ずれしないように外周方向からチャックされる。この作業を繰返し、最後は、羽根40の付いたエンドプレート24にホーン102を当てて溶着する。このような溶着の際に、羽根40をエンドプレート21に位置決めするため、エンドプレート21には図4に示されているように凹部23が羽根40と同じ数だけ形成されている。各凹部23が各羽根40の断面形状よりもわずかに大きな平面形状を有しているから、各羽根40が各凹部23にそれぞれ嵌まり込んで嵌合される。複数の凹部23の中に一つだけ、エンドプレート21とファンブロック30の位置決めをするために、段差部23aが形成されているものがある。
(3)ファンブロックの詳細構成
本実施形態に係るファンブロック30の詳細な構成を図5乃至図10に示す。図5は、図2に示されている羽根車20を構成する複数のファンブロック30のうちの一つを示す斜視図であり、図6は、そのファンブロック30の側面図である。図5及び図6に示されているファンブロック30は、熱可塑性樹脂を主材料として射出成形などにより一体成形されている複数の羽根40と支持プレート50と補助リング60とからなる。ファンブロック30の回転方向は、図5の矢印が示す方向A1である。
(3−1)羽根
複数の羽根40は、円環状の支持プレート50の第1表面50aから長手方向(軸心Oに沿う方向)に延びている。羽根40が支持プレート50と一体に成形されることで羽根基部40cが支持プレート50の第1表面50aに固定され、羽根40の長手方向における羽根基部40cの反対側が羽根先端部40dになる。羽根40の長さL1(羽根基部40cから羽根先端部40dまでの寸法)は、例えば10cm程度である。羽根40は、負圧面40fと圧力面eを有している。図5の矢印の示す方向A1にファンブロック30が回転すると、羽根40の圧力面40eの側の圧力が高くなり、負圧面40fの側の圧力が低くなる。
複数の羽根40の中に1つだけ羽根先端部40dに切欠き部40iが形成されているものがある。この切欠き部40iは、2つのファンブロック30又はファンブロック30とエンドプレート21との位置決めを行うためのものであり、上述のエンドプレート21の凹部23の段差部23a又は後述するファンブロック30の凹部51の段差部51cと嵌合する部分である。切欠き部40iがあることで、このように各羽根40とエンドプレート21の各凹部23又はファンブロック30の各凹部51を一対一に対応させることができる。つまり、切欠き部40iは、羽根40の周方向配置が均一でない場合や、羽根40の形状(厚みや傾きなど)が均一でない場合に、羽根40の先端部40dと凹部51とを一対一に対応させて誤嵌合を防止するために設けられている。
(3−2)支持プレート
図7には、円環状の支持プレート50を底面から見た状態、すなわち第2表面50bの側から見た状態が示されている。支持プレート50の第1表面50aに対向する第2表面50bには、羽根40の嵌まり込む凹部51が形成されている。各凹部51が各羽根40の断面形状よりもわずかに大きな平面形状を有しているから、2つのファンブロック30を重ね合わせるとき、各羽根40が各凹部51にそれぞれ嵌まり込んで嵌合される。支持プレート50の内周に沿って第2表面50bよりも高いリング状の凸部52が形成されている。凸部52は、外周側が斜めに傾斜しており、2つのファンブロック30が重ね合わされるときに羽根40を凹部51に案内する役割を果たす。
羽根40の外端40aが接する凹部51の外周51aは、支持プレート50の外周50cの内側にあり、羽根40の内端40bが接する凹部51の内端51bは、支持プレート50の内周50dの外側にある。換言すると、支持プレート50の中心(軸心O上の点)から凹部51の外周51aまでの距離d1(羽根40の外端40aまでの距離)は、支持プレート50の中心から外周50cまでの半径r1よりも小さい。また、支持プレート50の中心(軸心O上の点)から凹部51の内端51bまでの距離d2(羽根40の内端40bまでの距離)は、支持プレート50の中心から内周50dまでの半径r2よりも大きい。この支持プレート50は、羽根40を支持する強度を高く保たせるため、支持プレート50の幅W1(半径r1−半径r2)が羽根40の外端40aから内端40bまでの半径方向の距離(距離d1−距離d2)よりも大きく設定されている。
(3−3)補助リング
補助リング60は、羽根40の長手方向の中間部分に位置しており、羽根基部40cから羽根先端部40dまでの寸法(羽根40の長さL1)の60%の距離だけ羽根基部40cから離れた位置にある。補助リング60の配置位置は、クロスフローファン10の強度を向上させて超音波溶着などの組立工程を容易にするためには、長さL1の55%以上の距離、羽根基部40cから離れていることが好ましい。しかし、補助リング60の配置位置は、必ずしも羽根基部40cから長さL1の55%以上はなす必要はなく、羽根40の長手方向の中間部分に位置していればよい。上述の説明から分かるように、羽根40の長手方向の中間部分の概念には、真ん中から少しずれた位置にある形態も包含される。
図8には、補助リング60と羽根40とが接合されている部分の断面形状が示されている。図8に示されている断面は、軸心Oに対して垂直な面で切断したときに現れる断面である。図9には、羽根40の羽根先端部40dから羽根基部40cの方に向かって見たときの補助リング60と羽根40と支持プレート50とが一部拡大して示されている。補助リング60は、主に、リング部61と接続部62と接続補助部63とからなる。リング部61の外周61aの半径r3は、支持プレート50の外周51aの半径r1よりも大きい。また、リング部61の外周61aの半径r3は、補助リング60の中心(軸心O上の点)から羽根40の外端40aまでの距離d1よりも大きい。すなわち、リング部61の外周61aが全ての羽根40の外端40aの外側を通る。この補助リング60は、リング部61の内周61bの半径r4が支持プレート50の内周50dの半径r2よりも大きくかつ羽根40の外端40aまでの距離d1よりわずかに大きく、リング部61の内周61bが羽根40の外端40aの外側近傍を通る。
接続部62は、軸心Oの方向に見て、リング部61から内側に向かって突き出た三角形状に形成されている。三角形状をした接続部62は、3つの頂部62a,62b,62cを持ち、頂部62a,62bの間の辺がリング部61に接続され、頂部62a,62cの間の辺が羽根40の負圧面40fに接続されている。一方、羽根40の圧力面40eには、接続部62が接続されない。接続部62が負圧面40fに接続されている部分の長さL4(頂部62aから頂部62c間での長さ)は、翼弦長L3の2分の1よりも短い。負圧面40fに接続されている部分の長さL4を翼弦長L3の2分の1よりも短く設定することにより、翼弦長L3の2分の1よりも長く設定する場合に比べて送風特性が改善される。
羽根40の外端40aの近傍には、接続補助部63が形成されている。接続補助部63は、羽根40の外端40aと接続部62とリング部61の間を埋める部分であり、これら3者の接続を補助している。
図10には、側面から見た補助リング60の一部が拡大して示されている。補助リング60は、羽根先端部40dの側の第1表面60aと、羽根基部40cの側の第2表面60bと、外周面60cと、内周面60dとを有している。この第1表面60aと外周面60cとを接続する部分には曲率半径R1の曲面60eが形成され、この第2表面60bと外周面60cとを接続する部分には曲率半径R2の曲面60fが形成されている。
補助リング60は、厚みが内周側から外周側に行くに従って薄くなっている。つまり、補助リング60は、羽根基部40cの近傍の厚さt1よりも外周面60cにおける厚さt2の方が小さい。さらに詳細に見ると、補助リング60の第1表面60aは、軸心0に対して垂直な面と交わる傾斜角θ1が、第2表面60bがこの垂直な面と交わる傾斜角θ2よりも大きくなるように設定されている。なお、補助リング60の厚みt1は、支持プレート50の厚みt3よりも小さく設定されている。
(3−4)切込部
図5及び図6に示されているように、羽根40には、多数の切込部40gが形成されている。各切込部40gの周囲には、凹部40hが形成されている。各切込部40gは、各羽根40の外端40aに形成されている。切込部40gは、各羽根40の負圧面40fに対して垂直な方向から見てデルタ形状をしており、外端40aに向かって広がっている。これにより、ファン吹出領域において、後流渦を縮小化・細分化し、騒音を抑制できる。このファンブロック30では、互いに隣接する切込部40gの間の距離d3は、どの隣接する切込部40gの間でも同じになるように設定されている。
凹部40hは、切込部40gと接するV字型の部分で厚みが最も薄くなる。例えばV字型の部分の厚みは、羽根40の外端40aの厚みにほぼ等しいものになっている。各凹部40hは切込部40gをC字型に囲んでおり、負圧面40fから切込部40gに向かってなだらかに傾斜している。この凹部40hでは、負圧面40fから切込部40gに向かって凸凹がないため騒音が発生し難い。また、負圧面40fから切込部40gに向かって段差がないために騒音が発生し難い。
補助リング60は、各羽根40の中央部にある2つの切込部40gの間の切込部40gが形成されていない位置に配置されている。
(4)変形例
(4−1)
上記実施形態では、一つのファンブロック30に補助リング60を一つ設ける場合について説明したが、一つのファンブロック30に補助リング60を複数設けてもよい。
(4−2)
上記実施形態では、リング部61の外周61aの半径r3が、円環状の支持プレート50の外周51aの半径r1よりも大きい場合について説明したが、リング部61の外周61aの半径r3は、支持プレート50の外周51aの半径r1と同じに設定されてもよい。
(4−3)
上記実施形態では、リング部61の内周61bの半径r4が羽根40の外端40aまでの距離d1よりわずかに大きい場合について説明したが、半径r4が距離d1と等しく、リング部61の内周61bが羽根40の外端40aを通るように構成してもよい。
(4−4)
上記実施形態では、補助リング60の形状が円環状である場合について説明したが、補助リング60の形状は、円環状に限られるものではなく、例えば、羽根40の枚数と同じ数の角を持つ多角形形状であってもよく、外周端にセレーション(多数の刻み目)を入れた形状であってもよい。
(4−5)
上記実施形態では、図6に示されているように、ファンブロック30の全ての切込部40gの形状が同じである場合について説明したが、切込部の形状を異ならせてもよい。例えば、図11に示されている、互いに隣接する羽根401,402のように、互いの切込部40g,40jの形状を異ならせることができる。なお、切込部の形状を異ならせる一組の羽根401,402は、連続して配置されるように構成(ファンブロック30を一周する間に羽根401と羽根402が交互に現れるような構成)としてもよいが、図11に示されているように、ファンブロック30の所々に配置されてもよい。
隣接する羽根401,402の間で切込部40g、40jの形状を異ならせることで、切込部40g、40jで生じる風の流れの規則性を乱すことができる。その結果、切込部40g、40jで生じる空気の振動を小さくすることができ、風切音を小さくすることができる。
なお、ここで切込部の形状が異なるとは、図11に示されているように切込部40gがデルタ状であるのに対して切込部40jが円弧状であったように形が異なる場合だけでなく、同じ形で大きさのみが異なる場合も含む概念である。
また、ここでは、切込部40g,40jの形状が異なる場合について説明したが、切込部40g,40jの形状を異ならせるのに合わせて凹部40hの形状を異ならせてもよく、あるいは凹部の形状のみを互いに隣接する羽根40の間で異ならせるように構成することもできる。
(4−6)
上記実施形態では、図6に示されているように、ファンブロック30の全ての切込部40gの配置ピッチ(互いに隣接する切込部40gの間の距離d3)が同じである場合について説明したが、切込部の配置ピッチを異ならせてもよい。例えば、図11に示されているように、補助リング60の配置されていない箇所の距離d3よりも補助リング60の配置されている箇所の距離d4が大きくなるように設定されてもよい。
図11のように設定すると、補助リング60の配置されている箇所から切込部40gまでの距離(ほぼ距離d4の2分の1の距離)を図6の場合(ほぼ距離d3の2分の1)に比べて長くできる。その結果、補助リング60と切込部40gとの相互の干渉を小さくでき、補助リング60のリング部61における風速低下の抑制効果が高められる。
(4−7)
上記実施形態では、羽根40の配置間隔が同じである場合について説明したが、図12に示されているように、互いに隣接する羽根403,404,405,406の配置間隔L5,L6を異ならせてもよい。ここでは、1個のファンブロック30の中の羽根405と羽根406の1箇所だけを異ならせている。しかし、羽根の配置間隔を異ならせる箇所は、1個のファンブロック当たり複数であってもよく、例えば、羽根403と羽根404の間を配置間隔L4,L5とは異なる配置間隔L7に設定することもできる。ここで羽根の配置間隔とは、中心軸Oに垂直な断面で見たときに、一つの羽根403の重心位置から隣接する羽根404の重心位置までの距離である。
羽根40の配置間隔が同じ場合には、ファンブロック30が1周するのに要する時間tfをファンブロック30の羽根40の数nfで割った時間(tf/nf)毎に、羽根40が同じ位置に存在する状況が繰り返される。このように羽根40の移動が規則的に行なわれると、nf/tfの値に応じた周波数の雑音が発生しやすくなる。図12に示されているように羽根403,404,405,406の配置間隔L5,L6を異ならせると、時間(tf/nf)後に羽根40がもとあった位置に達していない羽根406が存在し、羽根40の移動の規則性が乱される。それにより、羽根40の移動によって生じる空気の振動を抑制することができ、風切音を小さくすることができる。
(4−8)
上記実施形態では、図2に示されているように、互いに隣接するファンブロック30の羽根40が一直線上に並ぶように配置されている。しかし、互いに隣接するファンブロックの羽根を一直線上に並べなくてもよい。例えば、図13に示されている互いに隣接するファンブロック310,320の羽根407,408のように、一直線上に並ばないように所定角度θ3ずつずれる位置でファンブロック310,320を超音波溶着する。このように隣接するファンブロック310,320間で羽根407,408が一直線上に並ばないようにすることで、隣接するファンブロック310,320間の羽根407,408の移動の規則性を乱すことができる。その結果、隣接するファンブロック310,320の羽根407,408の移動にともなって生じる空気の振動を抑制することができ、風切音を小さくすることができる。
(5)特徴
(5−1)
以上説明したように、補助リング60のリング部61は、複数の羽根40,401〜408の長手方向の中間部分に位置して複数の羽根40,401〜408の外端40aの外側に配置される。また、補助リング60の複数の接続部62は、それぞれリング部61から複数の羽根40,401〜408の隣接羽根間まで延びて隣接羽根間で羽根40,401〜408に接合され、その外端40aに複数の切込部40g,40jが形成されている。隣接羽根間とは、換言すれば、複数の羽根40,401〜408のうちの一つの羽根40,401〜408の圧力面40eと、隣接する羽根40,401〜408の負圧面40fとに挟まれた領域のことである。
隣接羽根間までしか延びていない接続部62で補助リング60が羽根40,401〜408に接合することによって流路圧損が抑えられる。同時に、複数の羽根40,401〜408の長手方向の中間部分で円環状のリング部61が複数の羽根40を束ねることにより、円環状の支持プレート50と複数の羽根40,401〜408を含むファンブロック30,310,320の強度が補強される。
隣接羽根間までしか延びていない接続部62で補助リング60が羽根40,401〜408に接合することによって流路圧損が抑えられる。同時に、複数の羽根40,401〜408の長手方向の中間部分で円環状のリング部61が複数の羽根40,401〜408を束ねることにより、円環状の支持プレート50と複数の羽根40,401〜408を含むファンブロック30,310,320の強度が補強される。その一方で、ファンブロック30,310,320の羽根40,401〜408が長くなるなどして風切り音等の騒音が大きくなるが、それを羽根40,401〜408の外端40aに切込部40g、40jを形成することで抑制することができる。
例えば、長さL1のファンブロック30と似たブロックを得るために、補助リング60の代わりに、図14に示されているように、羽根140が比較的短い2つのファンブロック130を円環状の支持プレート150で接合する構成が考えられる。ここで、支持プレート150の構造は上述の支持プレート50の同様のものとする。このような図14の2つのファンブロック130と図5の1つのファンブロック30を比較すると、羽根車を構成したときの強度はほぼ同程度であるものの、図14のような構成では、支持プレート150がブロックの中間に位置するために補助リング60の場合に比べて2つのファンブロック130の流路損失が大きくなる。さらに、図14のような構成では、2つのファンブロック130を接合するための工程が増加することで組み立てに掛かるコストの上昇も考えられる。
なお、上記実施形態では、支持プレート50が円環状である場合について説明しているが、支持プレートが円盤状であっても円環状である場合と同様に形成でき、円盤状の支持プレートを用いる場合でも円環状の支持プレート50を用いた場合と同様の効果を奏する。
(5−2)
詳細には、補助リング60は、複数の羽根40,401〜408の切込部40g、40jが形成されていない位置に配置されている。このような構成にすることで、補助リング60の接続部62と羽根40,401〜408の接合強度を高くでき、また補助リング60のリング部61での風速低下を抑制することができる。
(5−3)
上述のクロスフローファン10においては、補助リング60及び複数の羽根40,401〜408が樹脂で形成されており、補助リング60は、射出成形などによって、複数の羽根40,401〜408と一体に成形されている。補助リング60を複数の羽根と一体で成形することにより、補助リングと複数の羽根の組み立てが不要になり、コストを削減することができる。同様に、支持プレート50も樹脂で形成されており、複数の羽根40,401〜408及び補助リング60と同時に、射出成形などによって、補助リング60及び複数の羽根40,401〜408と一体に成形されている。そのため、組み立て工数を減らすことによるコストの削減効果がさらに大きくなっている。
(5−4)
また、補助リング60は、リング部61の厚みが内周側から外周側に行くに従って薄くなっている。つまり、内周側の厚みt1が外周側の厚みt2よりも大きくなっている。そのため、補助リング60での空気の流体損失を低減することができ、送風特性を向上させることができる。また、接続部62からリング部61に至るまでも補助リング60の厚みが外周側にいくに従って薄くなる方が好ましい。この場合にも、送風特性をさらに向上させることができる。さらに、補助リング60が内周側よりも外周側の厚みが薄くなることで、射出成形の際に金型からクロスフローファン10のファンブロック30を取り外し易くなる。
(5−5)
また、各接続部62は、リング部61から内側に向かって突き出た三角形状に形成されている。そして、三角形状の接続部62の一辺(頂部62aと頂部62cの間の辺)が羽根40,401〜408の負圧面40fに接合されている。三角形状の接続部62の一辺を羽根40,401〜408の負圧面40fに接合するので、接続部62の面積の割に接合部分を大きくできる。一方、頂点の一つが他の羽根の圧力面側にあることから接続部によって増加する流路損失を低く抑えることができる。このような構造により、クロスフローファン10の流路損失の低減と強度の低下防止の効果を同時に向上させることができる。上述の接続部60は、各頂部62a,62b,62cの間の辺がほぼ直線状であるが、各辺が多少凸凹していてもよい。
(5−6)
複数の羽根40,401,404〜408は、切込部40gの形状が外端の方向に向かって広がっているデルタ状である。切込部40gをデルタ形状にすることで、例えば形状をコ字型にする場合に比べて空気がスムーズに流れ、切込部40gでの空気の振動が抑制される。その結果、風切音の低減効果が向上する。
10 クロスフローファン
20 羽根車
30,310,320 ファンブロック
40,401〜408 羽根
50 支持プレート
60 補助リング
特開平05−87086号公報

Claims (9)

  1. 複数のファンブロック(30,310,320)が接合されているクロスフローファンであって、
    複数の前記ファンブロックの少なくとも一部は、
    支持プレート(50)と、
    前記支持プレートから長手方向に延び、外端に複数の切込部(40g、40j)が形成されている複数の羽根(40,401〜408)と、
    複数の前記羽根の長手方向の中間部分に位置して複数の前記羽根の前記外端の外側に配置されるリング部(61)、及び前記リング部から複数の前記羽根の隣接羽根間まで延びて前記隣接羽根間で前記羽根に接合される複数の接続部(62)を有する補助リング(60)と、
    を備え
    前記補助リングは、複数の前記羽根の前記切込部が形成されていない位置に配置されている、クロスフローファン。
  2. 複数の前記羽根は、複数の前記切込部の間隔が、前記補助リングの配置されていない箇所よりも前記補助リングの配置されている箇所で大きくなるように設定されている、
    請求項に記載のクロスフローファン。
  3. 前記補助リングは、複数の前記羽根と一体に成形されている、
    請求項1又は請求項2に記載のクロスフローファン。
  4. 前記補助リングは、前記リング部の厚みが内周側から外周側に行くに従って薄くなっている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
  5. 前記補助リングは、複数の前記接続部が、それぞれ複数の前記羽根の各負圧面(40f)に接合され、前記リング部から内側に向かって突き出た三角形状に形成され、前記三角形状の前記接続部の一辺を前記羽根の前記負圧面に接合されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
  6. 複数の前記羽根は、前記切込部の形状が前記外端の方向に向かって広がっているデルタ状である、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
  7. 複数の前記羽根は、少なくとも隣接する一組の前記羽根の間で前記切込部の形状を互いに異ならせている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
  8. 複数の前記羽根は、互いに隣接する前記羽根の配置間隔を少なくとも一箇所異ならせている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
  9. 互いに隣接する少なくとも一組の前記ファンブロック(310,320)は、互いに隣接する前記ファンブロックの前記羽根(407,408)が一直線上に並ばないように所定角度(θ3)ずらして互いに固着されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のクロスフローファン。
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