JP2020012239A - セグメントピース及びセグメントリング - Google Patents

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Abstract

【課題】 高土圧・高水圧下でのセグメントピース1の耐力向上を図る。【解決手段】 セグメントピース1は、セグメントピースを形作るコンクリート構造体2と、コンクリート構造体2内に埋設されて、トンネル周方向に延在する複数の主鉄筋4と、コンクリート構造体2の周方向の両端面にそれぞれ配置されて露出する1〜複数の圧縮力伝達部材7と、圧縮力伝達部材7の背面側に連結されてコンクリート構造体2内に埋設される複数のアンカー筋8と、を含んで構成される。ここにおいて、隣り合うセグメントピース1は、圧縮力伝達部材7同士で圧接する。アンカー筋8は、圧縮力伝達部材7間に発生する圧縮力が、アンカー筋8から、コンクリートを介して、主鉄筋4に伝達されるように、主鉄筋4に沿わせて配置される。【選択図】 図2

Description

本発明は、トンネル覆工用のセグメントピース、及び、複数のセグメントピースにより組み立てられるセグメントリング(トンネル覆工体)に関する。
道路トンネルや地下河川トンネルなどのシールドトンネルの覆工用にセグメントピースが用いられる。
セグメントピースは、鉄筋コンクリート製の湾曲形状の分割体であり、複数のセグメントピースがトンネルの掘削面に沿ってトンネル周方向に組み合わせられることで、セグメントリングが形成される。セグメントリングは、形成済みのセグメントリングとトンネル軸方向に連結され、これにより円筒状のトンネル覆工体が構築される。
セグメントピースは、一般に、セグメントピースを形作るコンクリート構造体と、コンクリート構造体内に埋設されてトンネル周方向に延在する複数の主鉄筋と、コンクリート構造体の周方向の端面に設けられて隣り合うセグメントピースを連結する嵌合継手(継手金物)と、嵌合継手の背面側に連結されてコンクリート構造体内に埋設されるアンカー筋と、を含んで構成される。
具体的には、型枠の所定位置に、主鉄筋、嵌合継手及びアンカー筋をセットし、コンクリートを打設することで、鉄筋コンクリート製のセグメントピースが形成される。
また、特許文献1、2では、軽量化のため、アンカー筋を無くし、主鉄筋の両端を延長して、継手金物の背面側に連結する構造としている。
特開2002−021487号公報 特開2017−043884合公報
ところで、近年、大深度のシールドトンネルが計画されている。大深度トンネルでは、高土圧・高水圧により、隣り合うセグメントピース間にトンネル周方向に大きな圧縮力が発生する。
このとき、セグメントピースの継手面には主鉄筋が存在しないので、継手面付近が弱点となる。セグメントピースのトンネル径方向の厚さを大きくすれば、耐力を向上できるが、その分、トンネルの掘削径が大きくなり、コストアップにつながる。従って、セグメントピースの厚さを大きくすることなく、セグメントピースの耐力向上を図ることが求められている。
この点、特許文献1、2に記載の技術は、隣り合うセグメントピースの継手金物間に発生する圧縮力を主鉄筋に直接伝達することができ、耐力向上を図ることができる。
しかしながら、特許文献1、2のように、圧縮力伝達のために継手金物と主鉄筋とを連結機構により一体化すれば、圧縮力が確実に伝達できることは理解されるが、実際には、製造上、長さを合わせることは難しく、長さ調整手段を用いると部品が増える上に長さ調整に時間がかかり、工程・費用の面で問題があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、製造上、比較的簡単に実施でき、トンネル周方向の圧縮力に対する耐力を高めることができる、セグメントピースを提供することを課題とする。特に、本発明は、トンネル周方向において圧縮力を伝達する鋼材の長さ合わせを簡易にできると共に、長さ調整手段としての部品を用いることなく、トンネル周方向に生じる圧縮力を好適に伝達することができるセグメントピース、または、セグメントピースからなるセグメントリングを提供するものである。
本発明に係るセグメントピースは、セグメントピースを形作るコンクリート構造体と、前記コンクリート構造体内に埋設されて、トンネル周方向に延在する複数の主鋼材と、前記コンクリート構造体の周方向の両端面にそれぞれ配置されて露出する1〜複数の圧縮力伝達部材と、前記圧縮力伝達部材の背面側に連結されて前記コンクリート構造体内に埋設される複数の補強鋼材と、を含んで構成され、隣り合うセグメントピースは、前記圧縮力伝達部材同士で圧接する。
そして、前記補強鋼材は、前記圧縮力伝達部材間に発生する圧縮力が、前記補強鋼材から、コンクリートを介して、前記主鋼材に伝達されるように、前記主鋼材に沿わせて配置される。
本発明はまた、上記の複数のセグメントピースがトンネル周方向に組み合わせられてトンネル覆工体をなすセグメントリングを提供する。
本発明によれば、高土圧・高水圧により、隣り合うセグメントピース間に発生する圧縮力を、圧縮力伝達部材から、補強鋼材(アンカー筋)に伝え、補強鋼材(アンカー筋)から、コンクリートを介して、主鋼材(主鉄筋)に伝えることができ、セグメントピース、及びこれにより組み立てられるセグメントリングの耐力向上を図ることができるという効果が得られる。
セグメントピース及びセグメントリングの説明図 本発明の第1実施形態を示すセグメントピースの詳細図 アンカー筋の配列についての説明図 アンカー筋の主鉄筋に対する配置についての説明図 隣り合うセグメントピースの継手構造について説明するための平面図 本発明の第2実施形態を示すセグメントピースの詳細図 本発明の第3実施形態を示すセグメントピースの詳細図
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1はセグメントピース及びセグメントリングの説明図である。
セグメントリング100は、トンネル軸方向に所定の単位長さを有する複数のセグメントピース1がトンネルの掘削面に沿ってトンネル周方向に組み合わせられて形成されたもので、トンネル覆工体の1単位をなす。そして、複数のセグメントリングがトンネル軸方向に連結されることで、トンネル覆工体が構築される。
従って、セグメントピース1は、「トンネル軸方向に所定の単位長さを有する円筒状のトンネル構造体を周方向に複数に分割してなる湾曲形状の分割体」をなす。尚、セグメントピースには、共通仕様のAセグメントの他、セグメントリング毎の最後に組み込まれるトンネル軸方向にくさび形状のKセグメント、及び、KセグメントとAセグメントとの間に配置されるBセグメントがある。
セグメントリングの組立は、シールドマシン内で行われる。従って、組立中のセグメントリングには、土圧及び水圧はかからない。
掘削の進行に伴い、組み立てられたセグメントリングがシールドマシン外に露出すると、セグメントリングには、大きな土圧及び水圧が作用する。この結果、隣り合うセグメントピース間にトンネル周方向の大きな圧縮力が発生する。
特にトンネルの大深度化に伴い、高土圧・高水圧により、セグメントピースに加わるトンネル周方向の圧縮力が増大する傾向にあり、セグメントピースの耐力向上が求められている。本発明はこのような課題に着目してなされたもので、高耐力のセグメントピースを提供するものである。
図2は本発明の第1実施形態を示し、(A)はセグメントピースをトンネル周方向から見た端面図、(B)はセグメントピースをトンネル軸方向から見た断面図、(C)は隣り合うセグメントピースの圧接部をトンネル軸方向から見た断面図である。
セグメントピース1は、RC構造(鉄筋コンクリート構造)で、コンクリート構造体2を主体とする。
コンクリート構造体2は、所定形状の型枠に後述する鉄筋等をセットした後、コンクリートを打設して、固化・脱型することで、形成される。
ここにおいて、コンクリート構造体2は、「トンネル軸方向に所定の長さを有する円筒状のトンネル構造体を周方向に複数に分割してなる湾曲形状の分割体」をなすように形成される。
従って、コンクリート構造体2は、トンネルの掘削面に沿わせる外周側の円筒面2a、内周側の円筒面2b、トンネル軸方向前後の端面2c、2d、トンネル周方向左右の端面(隣り合うセグメントピースとの継手面)2e、2fを有している。
また、コンクリート構造体2の外面には、端面2eから端面2c、端面2f、端面2dを経て、端面2eへ戻るシール溝3が、トンネル径方向の外周側と内周側との2段に形成されている。セグメントリングの組立に先立って、これらのシール溝3に、水膨張性のシール部材(図示せず)が装着される。
コンクリート構造体2内には、主鉄筋4、フープ筋5及びフック筋6が設けられる。
主鉄筋4は、コンクリート構造体2内に主鋼材として埋設されていて、トンネル周方向に延在する。
本例では、主鉄筋4は、図2(A)から分かるように、2×12本、すなわち、トンネル径方向に2段で、各段のトンネル軸方向に複数(12本)設けられる。
主鉄筋4のトンネル周方向の長さは、図2(B)から分かるように、コンクリート構造体2のトンネル周方向の長さより短い。従って、主鉄筋4の両端部とコンクリート構造体2の両端面2e、2fとの間には、所定の間隔(図4のK)が設けられている。
フープ筋(バンド筋)5は、トンネル径方向に2段の主鉄筋4をフープ状につないでいて、主鉄筋4の延在方向に等間隔で複数(本例では図2(B)から分かるように12本)設けられる。
フック筋6は、主鉄筋4の端部に設けられる。すなわち、トンネル周方向の両端にて2段の主鉄筋4をつないでいて、主鉄筋4の配列方向に複数(図2(A)から分かるように、主鉄筋4の配列数と同数の12本)設けられる。
コンクリート構造体2のトンネル周方向の両端面2e、2fには、当該端面に面一で露出させる形で、鋼板製の圧縮力伝達部材7が設けられる。
圧縮力伝達部材7は、トンネル径方向に2段に設けられる。端面2e、2fから見ると、2段の圧縮力伝達部材7は、2段のシール溝3の間、かつ、2段の主鉄筋4の間に配置される。
各段の圧縮力伝達部材7は、トンネル軸方向に帯状に配置される。但し、各段の圧縮力伝達部材7は、セグメントピースに加わるトンネル周方向の圧縮力を隣り合うセグメントピースに伝達できるという観点から、トンネル軸方向に2つに分割されている。
ここにおいて、隣り合うセグメントピース1、1’は、圧縮力伝達部材7同士で圧接する。
圧縮力伝達部材7の背面側には、圧縮力伝達部材7の背面から突出する形で、定着用に、複数のアンカー筋8が連結されており、アンカー筋8はコンクリート構造体2内に補強鋼材として埋設される。
従って、アンカー筋8は、圧縮力伝達部材7と同じく、トンネル径方向に2段に設けられる。
本例では、アンカー筋8は、図2(A)から分かるように、2×6本、すなわち、トンネル径方向に2段で、各段のトンネル軸方向に複数(6本)設けられる。圧縮力伝達部材7は、トンネル軸方向に2つに分割されているので、1つの圧縮力伝達部材7には3本のアンカー筋8が連結されている。
ここにおいて、アンカー筋8は、コンクリート構造体2内にて、主鉄筋4に沿わせてある。
すなわち、アンカー筋8は、圧縮力伝達部材7間に発生する圧縮力が、アンカー筋8から、コンクリートを介して、主鉄筋4に伝達されるように、主鉄筋4に沿わせて配置される。つまり、アンカー筋8と主鉄筋4とは、それぞれの一部が互いに平行するように所定の間隔を隔てて、所定の距離が平行するように配置される。
言い換えれば、主鉄筋4に対してアンカー筋8を沿わせ、沿わせる長さと、沿わせた範囲での主鉄筋4とアンカー筋8との間隔とを、後述のように適切に設定することで、上記の圧縮力が、アンカー筋8から、コンクリートを介して、主鉄筋4に伝達されるようにするのである。
特に本例では、図2(A)、及び、図3の説明図から分かるように、各段に、主鉄筋4が12本、アンカー筋8が6本配置されることから、アンカー筋8は、1本ずつ、2本の主鉄筋4に対して沿わせてある。これにより、伝達する圧縮力を分配することができる。
また、トンネル周方向に見ると、図3の説明図から分かるように、アンカー筋8(例えば図3の左上のアンカー筋8参照)は、沿わせる2本の主鉄筋4に対し鋭角三角形の頂点となる位置に配置される。これにより、伝達する圧縮力をほぼ均等に分配することができる。
尚、図では、アンカー筋8は、トンネル周方向に見たときに、沿わせる2本の主鉄筋4に対し、等距離となるように、二等辺三角形の頂点となる位置に配置されている。しかし、二等辺三角形である必要はなく、鋭角三角形をなすような位置関係であれば、必要十分な分配性能を得ることができる。
コンクリート構造体2、圧縮力伝達部材7及びアンカー筋8について、図3の説明図を参照して、更に詳しく説明する。
セグメントピース1(コンクリート構造体2)のトンネル径方向の厚さTについては、好ましくは、400〜700mm、より好ましくは、450〜650mmとする。これより小さいと、圧縮力を伝達できず、大きいと掘削断面が大きくなるからである。セグメントピース1(コンクリート構造体2)のトンネル軸方向の長さは、通常1,000〜2,000mmであり、近年、長距離のトンネルでは、1,500〜2,000mmが多用されている。
コンクリート構造体2の外周側の面2aから外周側の圧縮力伝達部材7(及びアンカー筋8)の中心までの距離t1、及び、コンクリート構造体2の内周側の面2bから内周側の圧縮力伝達部材7(及びアンカー筋8)の中心までの距離t3については、共に、好ましくは、0.15T〜0.40T、より好ましくは、0.20T〜0.35Tとする。これより小さくても、あるいは大きくても、圧縮力を伝達できないからである。
アンカー筋8の鉄筋径(呼び径)は、主鉄筋4の鉄筋径と同じで、好ましくは、D32〜D51、より好ましくは、D35〜D41とする。これより小さいと、鉄筋本数が増え、これより大きいと、鉄筋本数は減少するが、セグメントピースの断面全体に作用する圧縮力を好適に伝達できない、また、鉄筋量が増えるのでセグメント自体の重量が大きくなりすぎる。
アンカー筋8のトンネル軸方向の配設ピッチpは、アンカー筋8の鉄筋径(呼び径)に対し、好ましくは、4〜10倍、より好ましくは6〜8倍とする。これより小さいと、セグメントピースの断面全体に作用する圧縮力伝達の分布は良いが、製作の手間が増え、これより大きいと、セグメントピースの断面全体に作用する圧縮力を好適に伝達できないからである。
次に、アンカー筋8と主鉄筋4との好ましい関係について、図3及び図4の説明図を参照して説明する。
図4を参照し、主鉄筋4に対し、アンカー筋8を沿わせる長さ(重ね長)Lは、アンカー筋8の鉄筋径(呼び径)をDとすると、好ましくは、8D以上、より好ましくは、12D以上とする。これより短いと、アンカー筋8に作用する圧縮力を十分に伝達できないからである。
また、図3を参照し、主鉄筋4とアンカー筋8との表面間の距離(空き)Sは、アンカー筋8の鉄筋径(呼び径)をDとすると、好ましくは、2D以下、より好ましくは、D以下とする。これより離れると、アンカー筋8に作用する圧縮力を十分に伝達できないからである。また、2D以下であると、セグメントピース1(コンクリート構造体2)のトンネル径方向の厚さTの幅内において好適に主鉄筋4とアンカー筋8を配置することができる。
上記のように、主鉄筋4に対しアンカー筋8を沿わせる長さLを、アンカー筋8の径をDとすると、8D以上(より好ましくは12D以上)とし、主鉄筋4とアンカー筋8との表面間の距離Sを、2D以下(より好ましくはD以下)とすることにより、圧縮力伝達部材7間に発生する圧縮力が、アンカー筋8から、コンクリートを介して、主鉄筋4に伝達されるようになるのである。
尚、実際には、主鉄筋4が湾曲しているので、アンカー筋8が湾曲していない場合は主鉄筋4とアンカー筋8とは平行でなくなる。その場合は、主鉄筋4に対しアンカー筋8を沿わせた範囲内で、主鉄筋4とアンカー筋8との表面間の距離Sは変化する。従って、沿わせた範囲内での距離Sの最大値は、2.4D以下とするが、好ましくは2D以下、より好ましくはD以下となるようにすればよい。
また、セグメントピースの両端面2e、2fと主鉄筋4の両端面との間の所定の間隔(図4のK)は被りとしても機能するものであるが、間隔Kは0.5D以上であって、2.0D以下とすることが好ましい。トンネル周方向に生じる圧縮力を伝達するために、通常の被りの基準値とは異なる間隔を設定することで、セグメントピースの各々端面(2e、2f)に生じる圧縮力を、対向するセグメントピースの主鉄筋4に確実に伝達することができる。
以上のとおり、隣り合うセグメントピースの各々端部において、トンネル周方向に発生する圧縮力を好適に伝達するためのアンカー筋(補強鋼材)と主鉄筋(主鋼材)の諸設定条件を見出したものである。従って、本実施形態によれば、圧縮力を伝達する鋼材の長さ合わせを簡易にできると共に、長さ調整手段としての部品を用いることなく、トンネル周方向に生じる圧縮力を好適に伝達することができる。
本実施形態では、更に、コンクリート構造体2のトンネル周方向の端面(隣り合うセグメントピースとの継手面)2e、2fには、2段の圧縮力伝達部材7の間に、隣り合うセグメントピースをトンネル周方向に連結する嵌合継手(11、12)が設けられる。
図5は隣り合うセグメントピースの継手構造について説明するための平面図である。
図2及び図5を参照して、嵌合継手について説明する。
嵌合継手は、雌型継手金物11と、雄型継手金物12とからなり、一方の継手面2eに、トンネル軸方向に並べて、前後に、雌型継手金物11と雄型継手金物12とが設けられる。また、他方の継手面2fには、トンネル軸方向に並べて、前後を逆にして、雄型継手金物12と雌型継手金物11とが設けられる。
雌型継手金物11は、コンクリート構造体2内に埋設されるアンカー部11aと、アンカー部11aの先端側に一体に形成される被嵌合部11bとを備える。アンカー部11aの背面側には定着用の2本のアンカー筋13が固定されて突出している。
被嵌合部11bは、トンネル軸方向に見てC字状の凹溝(言い換えればスリット付きの円形断面の孔)11cを有する。この凹溝11cはトンネル軸方向に緩やかな裁頭円錐形状のテーパを有し、内径(溝径)がトンネル軸方向に次第に縮小(又は増大)するように形成されている。
雄型継手金物12は、コンクリート構造体2内に埋設されるアンカー部12aと、アンカー部12aの先端側から板状に突出する支持部12bと、支持部12bの先端側に膨出形成された円形断面の凸条部12cとを備える。アンカー部12aの背面側には定着用の2本のアンカー筋14が固定されて突出している。
凸条部12cは、トンネル軸方向に見て支持部12bの板厚より大きな径の円形断面を有して、トンネル軸方向に延在している。そして、この凸条部12cはトンネル軸方向に緩やかな裁頭円錐形状のテーパを有し、外径がトンネル軸方向に次第に縮小(又は増大)するように形成されている。
一方、コンクリート構造体2のトンネル周方向の継手面2eには、コンクリート構造体2の前側の端面2cから、トンネル軸方向に、雌型継手金物11の設置部位まで、雌型継手金物11の収納溝15が形成されている。同様に、コンクリート構造体2のトンネル周方向の継手面2fには、コンクリート構造体2の後側の端面2dから、トンネル軸方向に、雌型継手金物11の設置部位まで、雌型継手金物11の収納溝15が形成されている。
雌型継手金物11は、この収納溝15のトンネル軸方向で前側の端面2cより後側又は後側の端面2dより前側に設置され、被嵌合部11bが継手面より突出しないように配置される。雌型継手金物11のアンカー部11a及びアンカー筋13はコンクリート構造体2内に埋設される。
雄型継手金物12は、支持部12b及び凸条部12cがコンクリート構造体2の継手面2e又は2fから突出するように位置合わせされ、アンカー部12a及びアンカー筋14がコンクリート構造体2内に埋設される。
ここにおいて、雄型継手金物12の凸条部12cは、雌型継手金物11の凹溝11cに嵌合可能であり、このとき、雄型継手金物12の支持部12bは、雌型継手金物11の被嵌合部11b先端のスリット内に位置することができる。
従って、例えば図5に示すように、一方のセグメントピース1を固定した状態で、他方のセグメントピース1’を図中の矢印のように移動させることで、雌型継手金物11の凹溝11cと雄型継手金物12の凸条部12cとをトンネル軸方向に嵌合させることができ、かかる嵌合により、2つのセグメントピース1、1’をトンネル周方向に連結することができる。
従って、嵌合継手(11、12)は、隣り合うセグメントピースをトンネル軸方向にスライドさせて嵌合させることで隣り合うセグメントピースをトンネル周方向に連結することができる。圧縮力伝達部材7はトンネル軸方向に帯状に配置されていて、嵌合継手(11,12)を嵌合させるためにスライドさせる方向と方向が一致している。従って、嵌合継手(11,12)の嵌合が不十分な場合(遊びがある場合)であっても、隣り合うセグメントピース1、1’において、圧縮力伝達部材7同士は対向する位置に配置できるので、セグメントピース間に作用する圧縮力を伝達することができる。
本実施形態によれば、高土圧・高水圧により、隣り合うセグメントピース1間に大きな圧縮力が発生しても、この圧縮力を、圧縮力伝達部材7から、アンカー筋(補強鋼材)8に伝え、更に、アンカー筋8から、コンクリートを介して、アンカー筋8が沿わせてある主鉄筋(主鋼材)4に伝えることができ、セグメントピース1の耐力向上を図ることができる。
特に、主鉄筋4に対してアンカー筋8を沿わせ、沿わせる長さLと、沿わせた範囲内での主鉄筋4とアンカー筋8との間隔Sとを、適切に設定することで、すなわち、主鉄筋4に対しアンカー筋8を沿わせる長さLを、アンカー筋8の径をDとすると、8D以上(より好ましくは12D以上)とし、主鉄筋4とアンカー筋8との表面間の距離Sを、2D以下(より好ましくはD以下)とすることで、十分な圧縮力伝達効果を得て、セグメントピース1の耐力向上を図ることができる。
その一方、嵌合継手(11、12)については、圧縮力伝達部材としての機能を要求されず、土圧・水圧がかかっていないセグメントリングの組立時の連結機能を有していればよい。従って、本実施形態の嵌合継手(11、12)は1段で且つ小型化できる。
本実施形態では、圧縮力伝達部材7として平板状の鋼板を用い、平面同士で当接(圧接)させる構成としたが、当接面に凹凸を設け、当接面間に作用するトンネル径方向のせん断力に対抗できるようにしてもよい。
次に本発明の他の実施形態について説明する。
図6は本発明の第2実施形態を示し、(A)はセグメントピースをトンネル周方向から見た端面図、(B)はセグメントピースをトンネル軸方向から見た断面図、(C)は隣り合うセグメントピースの圧接部をトンネル軸方向から見た断面図である。
第1実施形態(図2)と対応する要素には同一符号を付して、異なる要素について説明する。
第1実施形態(図2)では、圧縮力伝達部材7は、セグメントピース1(コンクリート構造体2)のトンネル周方向の端面に、トンネル軸方向に帯状に配置され、1つの圧縮力伝達部材7に、複数のアンカー筋8が連結される。
これに対し、第2実施形態(図6)では、圧縮力伝達部材20は、セグメントピース1(コンクリート構造体2)のトンネル周方向の端面に、トンネル軸方向に間隔をあけて複数配置され、1つの圧縮力伝達部材20に、1つのアンカー筋8が連結される。
言い換えれば、第2実施形態(図6)では、各アンカー筋8の露出側端部にアンカー筋8より大径の頭部を設けて、これを圧縮力伝達部材20としている。
このような構成の第2実施形態(図6)であっても、第1実施形態(図1)と同様な効果が得られる。
図7は本発明の第3実施形態を示し、(A)はセグメントピースをトンネル周方向から見た端面図、(B)はセグメントピースをトンネル軸方向から見た断面図、(C)は隣り合うセグメントピースの圧接部をトンネル軸方向から見た断面図である。
第1実施形態(図2)と対応する要素には同一符号を付して、異なる要素について説明する。
第3実施形態(図7)では、第1実施形態(図2)の圧縮力伝達部材7の代わりに、圧縮力伝達部材31、32を使用する。圧縮力伝達部材31、32は、隣り合うセグメントピースを連結する嵌合継手(雌型継手金物11及び雄型継手金物12)を兼ねることを特徴とする。
圧縮力伝達部材31、32は、コンクリート構造体2のトンネル周方向の両端面(継手面)2e、2fに、当該端面に面一で露出させる形で設置され、圧縮力伝達部材31には雌型継手金物11が一体化され、圧縮力伝達部材32には雄型継手金物12が一体化されている。
ここで、一方の継手面2eには、トンネル軸方向の前側に、圧縮力伝達部材31(雌型継手金物11)が2段に設けられ、後側に、圧縮力伝達部材32(雄型継手金物12)が2段に設けられる。
また、他方の継手面2fには、前後を逆にして、前側に、圧縮力伝達部材32(雄型継手金物12)が2段に設けられ、後側に、圧縮力伝達部材31(雌型継手金物11)が2段に設けられる。
ここにおいて、隣り合うセグメントピース1、1’は、圧縮力伝達部材31、32同士、詳しくは、一方の圧縮力伝達部材31と他方の圧縮力伝達部材32とで、圧接する。
圧縮力伝達部材31と一体の雌型継手金物11は、そのアンカー部の背面側に、定着用の例えば3本のアンカー筋13を備える。
また、圧縮力伝達部材32と一体の雄型継手金物12は、そのアンカー部の背面側に、定着用の例えば3本のアンカー筋14を備える。
これらのアンカー筋(補強鋼材)13、14は主鉄筋(主鋼材)4と同径とする。
圧縮力伝達部材31、32(雌型継手金物11及び雄型継手金物12)と一体のアンカー筋13、14は、第1実施形態の圧縮力伝達部材7と一体のアンカー筋8と同様に、コンクリート構造体2内にて、主鉄筋4に沿わせてある。
すなわち、アンカー筋13、14は、圧縮力伝達部材31、32間に発生する圧縮力が、アンカー筋13、14から、コンクリートを介して、主鉄筋4に伝達されるように、主鉄筋4に沿わせて配置される。
特に本例では、アンカー筋13又は14は、1本ずつ、2本の主鉄筋4に対して沿わせてあり、トンネル周方向に見ると、アンカー筋13又は14は、沿わせる2本の主鉄筋4に対し、鋭角三角形(二等辺三角形を含む)の頂点となる位置に配置される。
ここで、主鉄筋4に対し、アンカー筋13又は14を沿わせる長さ(重ね長)Lは、アンカー筋13又は14の鉄筋径(呼び径)をDとすると、好ましくは、8D以上、より好ましくは、12D以上とする。
また、主鉄筋4とアンカー筋13又は14との表面間の距離(空き)Sは、アンカー筋13又は14の鉄筋径(呼び径)をDとすると、好ましくは、2D以下、より好ましくは、D以下とする。
本実施形態によれば、高土圧・高水圧により、隣り合うセグメントピース1間に大きな圧縮力が発生しても、この圧縮力を、圧縮力伝達部材31、32から、継手金物11、12のアンカー筋13、14に伝え、更に、アンカー筋13、14から、コンクリートを介して、アンカー筋13、14が沿わせてある主鉄筋4に伝えることができ、セグメントピース1の耐力向上を図ることができる。
特に、主鉄筋4に対してアンカー筋13、14を沿わせ、沿わせる長さと、沿わせた範囲内での主鉄筋4とアンカー筋13、14との間隔とを、既に述べたように適切に設定することで、圧縮力伝達効果を高め、セグメントピース1の耐力向上を図ることができる。
隣り合うセグメントピースが圧縮力を受けると、圧縮力伝達部材31、32同士が面タッチするが、このとき雌型継手金物11と雄型継手金物12とは接触せず、圧縮力伝達部材31、32同士の面タッチを阻害しない。
その一方、セグメントリングの組立時などに、隣り合うセグメントピースが引張力を受ける場合は、雌型継手金物11と雄型継手金物12とが連結して、引張力に対抗することができる。
従って、本実施形態によれば、圧縮力伝達部材31、32が、隣り合うセグメントピースを連結する嵌合継手(継手金物11、12)を兼ねることで、構成を簡素化できるという効果が得られる。
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 セグメントピース
2 コンクリート構造体
3 シール溝
4 主鉄筋(主鋼材)
5 フープ筋
6 フック筋
7 圧縮力伝達部材
8 アンカー筋(補強鋼材)
11 雌型継手金物
11a アンカー部
11b 被嵌合部
11c 凹溝
12 雄型継手金物
12a アンカー部
12b 支持部
12c 凸条部
13、14 アンカー筋
15 収納溝
20 圧縮力伝達部材
31、32 圧縮力伝達部材

Claims (8)

  1. トンネル周方向の端面で隣り合うセグメントピースと圧接する、トンネル覆工用のセグメントピースであって、
    セグメントピースを形作るコンクリート構造体と、
    前記コンクリート構造体内に埋設されて、トンネル周方向に延在する複数の主鋼材と、
    前記コンクリート構造体の周方向の両端面にそれぞれ配置されて露出する1〜複数の圧縮力伝達部材と、
    前記圧縮力伝達部材の背面側に連結されて前記コンクリート構造体内に埋設される複数の補強鋼材と、
    を含んで構成され、
    隣り合うセグメントピースは、前記圧縮力伝達部材同士で圧接し、
    前記補強鋼材は、前記圧縮力伝達部材間に発生する圧縮力が、前記補強鋼材から、コンクリートを介して、前記主鋼材に伝達されるように、前記主鋼材に沿わせて配置されることを特徴とする、セグメントピース。
  2. 前記主鋼材は、トンネル径方向に2段で、各段のトンネル軸方向に複数設けられ、
    前記圧縮力伝達部材及び前記補強鋼材も、トンネル径方向に2段に設けられることを特徴とする、請求項1記載のセグメントピース。
  3. セグメントピースのトンネル周方向の端面で、2段の圧縮力伝達部材の間に、隣り合うセグメントピースを連結する嵌合継手を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のセグメントピース。
  4. 前記圧縮力伝達部材は、セグメントピースのトンネル周方向の端面に、トンネル軸方向に帯状に配置され、
    1つの圧縮力伝達部材に、複数の補強鋼材が連結されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のセグメントピース。
  5. 前記圧縮力伝達部材は、セグメントピースのトンネル周方向の端面に、トンネル軸方向に間隔をあけて複数配置され、
    1つの圧縮力伝達部材に、1つの補強鋼材が連結されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のセグメントピース。
  6. 前記圧縮力伝達部材は、隣り合うセグメントピースを連結する嵌合継手を兼ねることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のセグメントピース。
  7. 前記補強鋼材は、1本ずつ、2本の主鋼材に対して沿わせ、
    前記補強鋼材は、トンネル周方向に見たときに、沿わせる2本の主鋼材に対し、鋭角三角形の頂点をなすように、配置することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のセグメントピース。
  8. 複数のセグメントピースがトンネル周方向に組み合わせられてトンネル覆工体をなすセグメントリングであって、
    前記セグメントピースは、
    セグメントピースを形作るコンクリート構造体と、
    前記コンクリート構造体内に埋設されて、トンネル周方向に延在する複数の主鋼材と、
    前記コンクリート構造体の周方向の両端面にそれぞれ配置されて露出する1〜複数の圧縮力伝達部材と、
    前記圧縮力伝達部材の背面側に連結されて前記コンクリート構造体内に埋設される複数の補強鋼材と、
    を含んで構成され、
    隣り合うセグメントピースは、前記圧縮力伝達部材同士で圧接し、
    前記補強鋼材は、前記圧縮力伝達部材間に発生する圧縮力が、前記補強鋼材から、コンクリートを介して、前記主鋼材に伝達されるように、前記主鋼材に沿わせて配置されることを特徴とする、セグメントリング。
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