JP2020012221A - 布地、布製品及び布製品の製造方法 - Google Patents

布地、布製品及び布製品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】領域によって異なる性質を有する布地、その布地からなる布製品、及びその布製品の製造方法の提供。【解決手段】熱融着繊維と、熱融着繊維より高い融点の繊維と、を所定の配合割合で含む布地であって、第1の領域と、前記第1の領域よりも融着の度合が大きい第2の領域と、を含むことを特徴とする布地。上記の布地からなる本体を含む布製品であって、前記第2の領域が、他の部位よりも大きな強度を要する部位に配置されていること、を特徴とする布製品。【選択図】図5

Description

本発明は、布地、布製品及び布製品の製造方法に関する。
熱融着糸とそれ以外の糸とからなる布地を含む衣類において、ヒートセット加工により熱融着糸を溶融させて、布地に例えばほつれ止め機能を付与する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2008−150749号公報
上記のヒートセット加工は布地の全面に亘って行われるため、加工済みの一枚の布地は、全領域に亘ってほぼ均一の性質を有する。このことは、一枚の布地の利用態様を大きく制限することになる。即ち、このような一枚の布地を用いてもデザイン性の高い布製品は得られない。
そこで、本発明の目的は、デザイン性の高い布製品を提供すべく、領域によって異なる性質(例えば強度、硬さ、風合いなど)を有する布地、その布地からなる布製品、及びその布製品の製造方法を実現することにある。
上述した課題を解決すべく、本発明は、熱融着繊維と、前記熱融着繊維よりも高い融点を有する繊維と、を所定の割合で含む布地であって、第1の領域と、前記第1の領域よりも融着の度合が大きい第2の領域と、を含むことを特徴とする布地を提供する。ここで、前記熱融着繊維は、芯部と、前記芯部よりも低い融点の樹脂からなり前記芯部の外周を覆う鞘部と、で構成されているのが好ましい。
本発明の布地は、熱融着繊維と、前記熱融着繊維よりも高い融点を有する繊維と、を所定の割合で含む布地を用意する準備工程と、前記布地のうち予め設定した領域に熱加工を施して、他の領域よりも融着の度合を高める熱融着工程と、を含むことを特徴とする布地の製造方法によって製造することができる。当該方法においても、前記熱融着繊維は、芯部と、前記芯部よりも低い融点の樹脂からなり前記芯部の外周を覆う鞘部と、で構成されているのが好ましい。
このような構成を有する本発明の布地及び布地の製造方法によれば、第1の領域と第2の領域とで融着の度合が異なるので、部位によって異なる性質を有する一枚の布地を提供することができる。
上記の本発明の布地の製造方法においては、前記熱融着工程は、前記他の領域をマスキングした状態で前記布地を熱加工(熱プレス)することを含むこと、が好ましい。追加的に又は選択的に、前記熱融着工程は、前記予め設定した領域における加工面の反対側に前記他の領域を折り込んだ状態で、前記布地を熱加工することを含むこと、が好ましい。
このような構成を有する本発明の布地の製造方法によれば、熱融着のために例えば熱プレス機やヒートセッターを用いればよく、特に金型のような特別な器具を必要としないから、熱融着工程を簡便に実施することができる。
また、本発明は、上記布地(即ち上記布地で構成された本体)を含む布製品であって、前記第2の領域が、他の部位よりも大きな強度を要する部位に配置されていること、を特徴とする布製品をも提供する。ここに、布製品には、例えばバッグ及び衣類が含まれるものとする。
例えば、前記布製品がバッグである場合には、前記第2の領域が外表面に位置する部位であることが好ましい。また、前記布製品が衣類である場合には、前記第2の領域は、襟、身頃側部(前身頃と後身頃との境目部分)、ヨーク、ポケット、裾、前立て(フロント)、前端、タブ、ベルト及びベルトループのうち少なくともいずれかに相当する部位であることが好ましい。換言すると、これらの部位は熱融着によってヒートセットされ、それぞれの布製品において(三次元)立体的形状を有する部位となり、形態安定性、寸法安定性及び風合い固定性が付与されることになる。
また、上記の本発明の布地の製造方法は、上記の熱融着繊維の融点未満で、前記布地を染色する染色工程及び/又は前記布地を乾燥する乾燥工程を更に含むことが好ましい。
更に、本発明は、上記の本発明の布地から布製品を作製する布製品の製造方法も提供する。この布製品の製造方法は、前記布地を用意する準備工程と、前記布地のうち予め設定した領域に熱加工を施して、他の領域よりも融着の度合を高める熱融着工程と、を含む上記本発明の布地の製造方法を含む。
そして、この布製品の製法方法は、更に、前記布地から裁断、縫製、折畳み又は組合せなどによって布製品を形作る前駆体作製工程と、前記前駆体の所定の領域に熱加工を施す熱融着工程と、を含む。前記準備工程で用意した布地の所定の領域に熱加工を施す熱融着工程と、熱融着工程後の布地から裁断、縫製、折畳み又は組合せなどによって布製品を形作る最終工程と、を含んでもよい。
上記のようにして得られる上記のような構成を有する本発明の布地乃至は布製品によれば、より少ない部品点数で多様なデザインを実現することができ、製品デザインの幅が広がる。
本発明によれば、領域によって異なる性質(例えば強度、硬さ、風合いなど)を有する布地を得ることができる。したがって、様々な形態の布製品を作製することができる。
本発明の実施形態において使用する熱融着繊維(熱融着糸)3の概略図である。 熱融着繊維(熱融着糸)3を編み込んだ布地1の一例を示す図である。 第1実施形態に係る衣類10の一例を示す概略図である。 図3の衣類10の前身頃11及び後身頃13を構成する布地1の展開図である。 図3の衣類10のうち襟部15に該当する箇所15A,15Bを熱融着する工程の説明図である。 第2実施形態に係るバッグ20の一例を示す概略図である。 図6のバッグ20を畳んだ状態を示す図である。 図6のバッグ20の本体を構成する布地の展開図である。 図8の布地1のうちバッグ20の口部27に該当する箇所27A,27Bを熱融着する工程の説明図である。 図8の布地1のうちバッグ20の外表面に相当する箇所21Aを熱融着する工程の説明図である。
以下、本発明の代表的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もあり、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
1.本発明の実施形態において使用する布地について
まず、本発明の実施形態において使用する布地1について説明する。ここでは、布地1の一例として編物を挙げて説明するが、布地1として織物(織布であっても不織布であってもよい。)を使用することもできる。つまり、本発明は、織物を含めた布地全般に適用できる。
布地1は、例えば図2に示すように、熱融着繊維(熱融着糸)3と熱融着繊維3より高い融点を有する他の繊維(他の糸)5と、を所定の割合で含む。熱融着繊維3の混入割合及び他の繊維5については追って述べるものとし、まず熱融着繊維3の構造及び組成について説明すると、熱融着繊維3は、図1(A)に示すように、芯部3Aと鞘部3Bとからなる芯鞘構造を有する複合フィラメントである。鞘部3Bは、芯部3Aよりも低い融点の樹脂からなり、芯部3Aの外周を覆っている。
鞘部3Bが熱加工による溶解の後に冷却されると、熱融着繊維3は、図1(B)に例示するように、互いに又は他の繊維と固着することになる。このような熱融着により、熱融着繊維3は、融着後も強度を保持することができる。
熱融着繊維3として機能するために、鞘部3Bの融点は芯部3Aの融点よりも20℃以上低いことが好ましく、30℃以上低いことが更に好ましい。
本発明の実施形態の熱融着繊維3は、芯鞘構造を有するため、一般的に溶融紡糸法によって製造され、芯部3Aを構成する芯成分はポリエステルからなり、鞘部3Bを構成する鞘成分は低融点ポリエステルからなる。
したがって、芯成分としてのポリエステルの組成は、鞘成分との溶融紡糸操業性を低下させるものでなければ特に限定するものではなく、ホモポリエステル、共重合ポリエステルでもよい。また、芯成分の融点は、例えば、低融点ポリエステルの融点が190℃である場合、210℃以上であればよく、更には220℃以上であることが好ましい。なお、芯部3Aの素材として他の種類のポリエステルを採用してもよいし、更にはポリエステル以外の樹脂を採用してもよい。
上記芯成分が共重合ポリエステルである場合は、熱融着モノフィラメントの強度を向上させるためにも、その極限粘度が0.66〜0.90の高粘度域、特に、極限粘度が0.68〜0.85の高粘度域のものが好ましい。なかでも、極限粘度が0.68〜0.85の高粘度PET(ポリエチレンテレフタレート)を用いることが最も好ましい。
また、鞘部3Bを構成する鞘成分である低融点ポリエステルは、上記芯成分のポリエステルよりも20℃以上、好ましくは30℃以上融点が低いものであれば特に限定するものではないが、例えば、イソフタル酸、アジピン酸、1,4−ブタンジオールなどを共重合させた共重合ポリエステルが挙げられる。なかでも、イソフタル酸を共重合させたポリエステルが好ましく、特にイソフタル酸を共重合させたPETが好ましい。なお、イソフタル酸共重合PETを用いる場合、紡糸操業性及びコストの点から、鞘成分に対して20〜40mol%共重合させたものが好ましい。
上記芯成分と鞘成分の好適な組合せとしては、ホモPETとイソフタル酸共重合PETとの組合せ、高粘度共重合PETとイソフタル酸共重合PETとの組合せなどが挙げられる。なかでも、高粘度共重合PETとイソフタル酸共重合PETの組合せは糸の強度を十分に保つことができる点でより好ましい。なお、鞘部3Bの素材として他の種類のポリエステルを採用してもよいし、更にはポリエステル以外の樹脂を採用してもよい。
本発明の実施形態では、鞘成分である低融点ポリエステルの融点は190℃である。熱融着繊維3に熱加工を施すことにより、鞘部3Bを構成する低融点ポリエステルが溶融し、例えば図1(B)のようにマルチフィラメントからモノフィラメント(単糸)となる。
このような組成を有する熱融着繊維3の繊度は、所望する布地や布製品の強度や硬さ、風合いなどの性質によって適宜選択することができ、例えば20〜300dT(デシテックス)の範囲であればよい。また、熱プレスなど熱加工によってヒートセットされた際に、布地又は布製品が収縮し過ぎて歪まないように、熱融着繊維3の熱収縮率は10%以下であるのが好ましい。
上述した熱融着繊維3の具体例として、KBセーレン株式会社が「ベルカップル」の商品名(登録商標)で販売する低融点芯鞘構造フィラメントが挙げられる。
次いで、布地1に配合される他の繊維(他の糸)5について述べる。他の繊維5は、例えばポリエステルなどの樹脂からなる。
本発明の実施形態では、他の繊維5として使用されるポリエステルは、上記の熱融着繊維3の鞘部3Bの鞘成分を構成する低融点ポリエステルの融点よりも高い融点を有すれば、種々のものを選択することができ、上記の熱融着繊維3の芯部3Aの芯成分と同じであってもよい。
更に、他の繊維5を構成するポリエステルについて、繊度は、例えば20〜300dT(デシテックス)の範囲であればよく、融点は、例えば210℃以上、好ましくは220℃以上、更に好ましくは225℃以上である。ただし、本発明における他の繊維は、上述した低融点ポリエステルの融点よりも高い融点を持つ限り、上記のような組成、繊度及び融点を持つポリエステルに限られない。また、他の繊維は、1種類の繊維でもよいし、複数種類の繊維でもよい。
そして、本発明の実施形態に係る布地1においては、単位面積当たりの布片でみた場合、編物では例えば図2のように均質に熱融着繊維(熱融着糸)3が編み込まれていることが好ましい。つまり、単位面積当たり数本に1本が熱融着糸である。
また、織物では経糸及び/又は緯糸に均質に熱融着糸3が織り込まれていることが好ましい。つまり、単位面積当たり、数本に1本が融着糸である。
布地1に占める熱融着繊維3と他の繊維5との割合(本数比率)は、布地1が適用される布製品に求められる厚み、強度、硬さなどの性質に応じて適宜設定されてよい。例えば、本発明の実施形態では、布地1が衣類10及びバッグ20に適用されることを考慮し、熱融着繊維3と他の繊維5の本数比率は1:1となっている。布地1が編物である場合、1ループの構成が、熱融着繊維3と他の繊維5で編成されていることになる。また、熱融着繊維3と他の繊維5の割合を重量比で表せば、布地1の約40〜80%を熱融着繊維3とし、残りを他の繊維5としているが、本発明はこの割合に限られるものではない。
ところで、熱融着糸3に含まれる鞘成分である低融点ポリエステルは、布地1に編み込まれ又は折り込まれたとき、設定された熱融着糸3の融点よりも低温で熱融解を始める。発明者らは、融点が例えば190℃である熱融着糸3では、鞘部3Bが120℃〜130℃で熱融解を始め、熱加工の温度が150℃を超えると、鞘部3Bがより大きな度合で溶融し始めることを見出した。ここで、130℃及び150℃の温度は、それぞれ、布地1の染色工程及びその後の乾燥工程における温度に相当する。
本発明の実施形態のように熱融着糸3を約50〜70重量%の割合で含む布地1は、それほど硬くならないが、熱融着糸3が100重量%の布地1は、染色工程及び乾燥工程を経るとかなり硬化する。そして、熱融着糸3の割合に関わらず、熱加工の温度が190℃に至ると鞘部3Bがほぼ完全に溶融し、想定される最も硬い状態となる。
したがって、本発明の実施形態では、熱融着糸3における上記の性質を利用し、布地1のうちの一定の領域を他の領域よりも硬化させることにしている。つまり、熱融着繊維3を所定の割合で含む布地1を用意し、布地1のうち予め設定した領域(第2の領域)に熱加工を施して、他の領域(第1の領域)よりも鞘部3Bの融着の度合を高めることで、布地1を製造している。その結果、布地1は、鞘部3Bの融着の度合が相対的に小さい領域(第1の領域)と、鞘部3Bの融着の度合が相対的に大きい領域(第2の領域)と、に区分けされることになる。
ここで、熱加工の手法は、要求される硬化の程度、布地1の厚み、意図する布製品の種類等に応じて変えることができる。例えば、実施形態1のように衣類10を製造する場合は、布地1を部分的に厚手のフェルトで覆った状態でプレスしてよい。これにより、露出部分に熱を加えて布地1を硬化させると同時に、残りの部分の硬化を抑制することができる。この手法は、道具を簡単に用意できるため、イニシャルコストが安く、多品種、少量生産に対応できる。
また、実施形態2のようにバッグ20を製造する場合は、布地1を折りたたみ、所望の領域を前面に配置した状態でプレスすることで、その領域のみを硬化させることもできる。この手法もまた、プレスのために追加の器具を必要とせず、簡単に用意できるため、イニシャルコストが安く、多品種、少量生産に対応できる。なお、上述した熱加工の各手法は、単独で又は組合せで実施することが可能である。
ちなみに、熱融着糸3を含むジャージー布地(編物)を上記のように熱加工する場合、熱加工した部分は織物のような風合いになる。その結果、単一の布地1において、ジャージー布地のように追随性がある領域(熱加工していない領域)と、形状が安定している領域(熱加工した領域)が存在することになり、布地1の利用可能性が広がる。
ところで、布地は、熱加工の前に染色工程を経てもよく、染色工程は例えば次のように行われる。なお、前処理として水や界面活性剤を用いて洗浄を行い、布地から油分及び汚れを除去しておくことが好ましい。
染色工程では、布地を染色浴に通す方法を採用すればよく、また、染色機としては、ウインス染色機や液流染色機等の各種染色機が使用されてよい。
染色においては、各種の染料を用いることができ、その種類は特に限定されないが、ポリエステル繊維に対する染着性の観点から分散染料が好ましい。分散染料としては、例えば、アゾ、アントラキノン系染料を用いることができる。
分散染料が用いられる場合、染色浴には、均染剤、分散剤及びpH調整剤を、それぞれ単独で又は組み合わせて添加してもよい。均染剤としては、例えば非イオン系均染剤(例えばアルキルフェノール酸化エチレン附加物系)又は特殊アニオン系均染剤(例えばエーテル型非イオン硫酸エステル系)などが用いられてよい。また、分散剤としては、例えばアニオン系分散剤(例えば芳香族スルホン酸ソーダのホルマリン縮合物)が用いられてもよい。
そして、染色浴を高圧下で約130℃まで加熱し、約130℃の状態の染色浴に布地を約30分浸す。その後、後処理として、還元洗浄を行い、布地に付着している未固着占領及び汚染を除去したうえで、布地を乾燥させる。乾燥は、例えば布地を約160℃の雰囲気中に置くことによって行えばよい。
ここで、本発明の布地又は布製品の製造方法の各工程は、下記の温度条件(℃)に関する関係式(1)及び(2)を満たすことが好ましい。
(1)T1<T3<T5
(2)T2<T3<T5
(但し、布地の染色温度:T1
布地の乾燥温度:T2
布地を構成する熱融着繊維3の融点:T3
布地を構成する他の繊維5の融点:T5)
上記の温度条件を満たす工程で布地又は布製品を製造することで、布製品としての骨格を形成するために心材を別途必要とせず、したがって、製品デザインの幅を広げることが可能となる。
以下、布地1を素材として使用した布製品の例として衣類とバッグを挙げる。ただし、本発明に係る布地は、衣類及びバッグに限られず、布製品全般に適用可能である。
2.実施形態1
本発明の実施形態1に係る衣類10を説明する。ここでは、衣類10の一例として、図3のようなノースリーブシャツを取り上げるが、本発明は、例えばジャケット、ワンピース、パンツ(ズボン)のような他の種類の衣類にも適用可能である。
実施形態1に係る衣類10は、図3に示すように前身頃11及び後身頃13を含んでいる。衣類10は、襟部15を有し、更に、例えばボタン及びポケットのようなパーツを有していてもよい。衣類10において、少なくとも前身頃11及び後身頃13は、布地1で作製されるものとする。
このような衣類10は、次の工程で製造することができる。
実施形態1では、図4(A)及び(B)に示す前身頃11及び後身頃13のための布地1として、熱融着糸3が40重量%〜60重量%混入した編物を使用する。熱融着糸3以外の他の糸5としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル繊維である。他の糸5は、例えば84デシテックス48フィラメント、56デシテックス36フィラメント、56デシテックス36フィラメント、84デシテックス36フィラメント、100デシテックス48フィラメント又は56デシテックス48フィラメントの糸でよく、また、例えば225℃の融点を持っていてよい。他の糸5は捲縮糸であってもよい。
また、布地1の編み方として、例えばジャージー編みを用い、特にシングルデンビ編み(図2参照)を採用している。シングルデンビ編みでは、デンビと呼ばれる部位に熱融着糸3を採用し、このデンビが単位面積あたり1本である。したがって、この種の布地は、実施形態2で述べるダブルデンビ編みの布地と比較して、薄手で軽い。
上記のような布地1を用意した後に、布地1を裁断し、図4(A)及び(B)のような前身頃11及び後身頃13を準備する。なお、図4(A)及び(B)において、一点鎖線は折り目を、破線は縫い目を表す。
次いで、図5(A)及び(B)に示すように、図3の襟部15に相当する部分15A,15Bが露出するように、前身頃11及び後身頃13を厚いフェルトFでマスキングを行う。このマスキングは、身頃が熱加工により硬化するのを防ぐためである。このとき、襟部15以外の所定の部位、例えば身頃側部(前身頃と後身頃との境目部分)、ヨーク、ポケット、裾、前立て(フロント)、前端、タブ、ベルト、ベルトループ等を硬化させることもできる。その場合には、その所定の部位も露出するようにマスキングを行うとよい。
そして、フェルトFで覆われた前身頃11及び後身頃13をプレスし、襟部15に相当する部分15A,15Bを硬化させる。その後、該当する場合には見返し、ボタン、ポケット等のパーツを縫い付け、更に前身頃11と後身頃13とを縫合すると、図3のような衣類10が完成する。
3.実施形態2
次に、本発明の実施形態2に係るバッグ20を説明する。ここでは、バッグ20の一例として、図6のようなトートバッグを取り上げるが、本発明は、例えばリュックサックのような他の種類のバッグにも適用可能である。
実施形態2に係るバッグ20は、図6に示すように本体21及び持ち手23を含んでいる。バッグ20はまた、内ポケットのようなパーツを有していてもよい。
バッグ20は、物を収納する際には、図6のように容器としての形態を保持することができ、また、物を収納していないときには、図7のように畳んで、コンパクトに持ち運んだり保管したりすることができる。バッグ20において、少なくとも本体21は、布地1で作製されるものとする。
このようなバッグ20は、次の工程で製造することができる。
実施形態2では、図6に示すバッグ20の本体のための布地1として、熱融着糸3が60重量%〜80重量%混入した編物を使用する。また、熱融着糸3以外の他の糸5としては、例えばポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル繊維である。他の糸5は、例えば84デシテックス48フィラメント、56デシテックス36フィラメント、56デシテックス36フィラメント、84デシテックス36フィラメント、100デシテックス48フィラメント又は56デシテックス48フィラメントの糸でよく、また、例えば225℃の融点を持っていてよい。他の糸5は捲縮糸であってもよい。
また、布地1の編み方として、例えばジャージー編みを用い、特にダブルデンビ編みを採用している。ダブルデンビ編みでは、デンビに熱融着糸3を採用し、このデンビがシングルデンビ編の2倍である。したがって、この種の布地は、実施形態1で述べたシングルデンビ編の布地と比較して、厚く(重く)仕上がる。
バッグ20の本体21のために上記のような布地1を用意し、図8のように略矩形形状に布地1を裁断する。ここに、図8において、一点鎖線は折り目を、破線は縫い目を表す。併せて、持ち手23、ベルト25、底当て布(図示せず)、ポケット(図示せず)などのパーツを準備する。
次いで、図9に示すように、本体21の口部27に相当する部分27A,27Bを露出させ、他の部分をフェルトFで覆う。これは、本体21の口部27以外の部分が熱加工により硬化するのを防ぐためのマスキングである。
そして、フェルトFで覆われた布地1をプレスし、口部27に相当する部分27A,27Bを硬化させる。併せて、底当て布(図示せず)及び持ち手23を熱加工で硬化させてもよい。このとき、プレス機の設定は、例えば、185℃、60秒、片面でよい。プレスの圧力は所望の硬化度合に応じて適宜設定すればよい。
次いで、図8の一点鎖線に沿って、本体21にアイロン等で折り目を入れる。そして、本体21に底当て布、ポケット等の他のパーツを縫い付けたうえで、本体21の両脇及び底を縫い付ける。そうすると、図10のように、本体21に外表面21Aが形成される。
その後、本体21の外表面21Aを両面プレスし、外表面21Aを硬化させる。このとき、硬化させない部分は、前の折畳み工程において内側に配置されているから、フェルトFを用いることなく単にプレスすればよい。プレス機の設定は、例えば、185℃、60秒でよい。プレスに際しては、本体21の部位による厚みの差に起因するプレスのムラをなくすため、厚紙を差し込んだ状態でプレスするとよい。
プレスによる熱加工の後、本体21に持ち手23、ベルト25等のパーツを取り付けると、バッグ20が完成する。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、かかる設計変更した態様も全て本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、熱加工のための他の手法として、加熱する箇所に対応した形状の金型(加熱面の形の金型)を用意し、この金型を加熱箇所にプレスすることも可能である。ただし、この手法は、金型の作製に相応のコストが掛かるので、大量生産向きである。この手法は、単独で用いることもできるし、あるいは、布地1をマスキングした状態でのプレス及び布地1を折り畳んだ状態でのプレスの少なくともいずれかと併用することもできる。
また、本発明の実施形態では、熱融着繊維3の鞘成分として低融点ポリエステルを採用したが、芯成分として低融点ポリエステルを採用した熱融着繊維を用いることも可能である。つまり、鞘部の融点が芯部の融点より所定の温度(例えば20℃)以上高い熱融着繊維を用いて布地を製造し、また、その布地を含む布製品(衣類、バッグなど)を製造することができる。
本発明の実施形態では、他の繊維(他の糸)5としてポリエステル繊維を採用したが、ポリエステル繊維以外の化学繊維(例えばナイロン繊維)や天然繊維を用いることが可能である。また、他の繊維は(他の糸)5は、熱融着繊維3より融点が高いか、又は、溶融の程度が低い熱融着繊維でもよい。
1・・・布地、
3・・・熱融着繊維(熱融着糸)、
3A・・・芯部、
3B・・・鞘部、
5・・・他の繊維(他の糸)
10・・・衣類、
15・・・襟部、
20・・・バッグ、
21・・・本体、
27・・・口部、
F・・・フェルト。

Claims (9)

  1. 熱融着繊維と、前記熱融着繊維よりも高い融点を有する繊維と、を所定の割合で含む布地であって、
    第1の領域と、
    前記第1の領域よりも融着の度合が大きい第2の領域と、
    を含むことを特徴とする布地。
  2. 前記熱融着繊維が、芯部と、前記芯部の外周を覆いかつ前記芯部よりも低い融点の鞘部と、で構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の布地。
  3. 請求項1又は2に記載の布地を含む布製品であって、
    前記第2の領域が、他の部位よりも大きな強度を要する部位に配置されていること、
    を特徴とする布製品。
  4. 前記布製品はバッグであり、
    前記第2の領域が外表面に位置する部位であること、
    を特徴とする請求項3に記載の布製品。
  5. 前記布製品は衣類であり、
    前記第2の領域は、襟、身頃側部、ヨーク、ポケット、裾、前立て、前端、タブ、ベルト及びベルトループのうち少なくともいずれかに相当する部位であること、
    を特徴とする請求項3に記載の布製品。
  6. 熱融着繊維と、前記熱融着繊維よりも高い融点を有する繊維と、を所定の割合で含む布地を用意する準備工程と、
    前記布地のうち予め設定した領域に熱加工を施して、他の領域よりも融着の度合を高める熱融着工程と、
    を含むことを特徴とする布地の製造方法。
  7. 前記熱融着繊維が、芯部と、前記芯部の外周を覆いかつ前記芯部よりも低い融点の鞘部と、で構成されていること、
    を特徴とする請求項6に記載の布地の製造方法。
  8. 前記熱融着工程は、前記他の領域をマスキングした状態又は前記予め設定した領域における加工面の反対側に前記他の領域を折り込んだ状態で前記布地を熱加工することを含む、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の布地の製造方法。
  9. 前記布地を染色する染色工程及び/又は前記布地を乾燥する乾燥工程を更に含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の布地の製造方法。

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