JP2020009280A - Qrコード付nfcタグ及びqrコード付nfcタグ付き物品 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1(a)は、本発明の全体斜視図を示し、図1(b)は物品に貼付した例を示す図である。図2(a)は本発明の分解図である。図3は、本実施例で情報を取得する詳細を示すブロック図である。図4(a)は、本発明を物品に貼付け、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図4(b)は、本発明を物品に貼付け、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。図5(a)は、本発明をストラップ型とした形状図である。図5(b)は、ストラップ型での、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図5(c)は、ストラップ型での、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。図6(a)は、本発明を法具製品に貼付け、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図6(b)は、本発明を法具製品に貼付け、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。
例えば、冷蔵庫500のドア部分にQRコード付きNFCタグ1を貼り付けた場合、情報が埋め込まれていることを明示しながら、通常は邪魔にならず、使用者の負担となることは少ない(図1(b))。
本実施例では、家電製品の取り扱いについての説明や、保証書についての情報、保険の契約番号、連絡先等に関連したデータをQRコード(登録商標)やNFCタグ(登録商標)で取得出来る発明について説明する。
表紙部110は、QRコード付きNFCタグ1の表面を形成し、材質は紙、樹脂等であり、軽量で極めて薄い材質である。表面には、QRコード100が表記されている。
また、図2(b)のように、QRコード100に文字部150を生成することも出来る。QRコード100自体は、単なるパターンであり、何に関する情報が埋め込まれているか分かりにくいが、文字部150を持つことで、内容を推定することが出来る。図2(b)の例では、AB家電冷蔵庫に関する情報であることが推定でき便利である。
また、NFCタグ120にデータを書き込み後、使用者が更新する必要が無ければ、安全のために書き換え不可(ロック)としても良い。
スマートフォン200は、カメラ部220、NFCリーダ部230、制御部250、メモリ部240、表示部210、ネット通信部275から構成されている。スマートフォン200は、携帯電話を含む携帯端末一般でも良い。
カメラ部220は、映像を撮影する部分であり、QRコード100を撮影することによって、QRコード100のパターンを映像データとして、スマートフォン200内に取り込む。
NFCリーダ部230は、NFCタグ120と近接無線通信し、NFCタグ120内に書き込まれた情報を取得したり、NFCタグ120内に情報を書き込んだり、NFCタグ120内の情報を修正したりする部分である。
表示部210は、スマートフォン200内の情報等を表示する部分であり、文字、アイコン、画像等を表示することが出来る。着信表示、メール等も表示する。メモリ部240は、データの記憶部分であり、スマートフォン200の基本OSやアプリケーション、一時的なデータ等を記憶する。QRコード100を読み込むQRコードアプリ260、NFCタグ120のデータを読み込むNFCタグアプリ270もメモリ部240にインストールされている。制御部250は、スマートフォン200全体を制御する部分であり、カメラ部220の制御、NFCリーダ部230の制御、表示部210の制御等をメモリ部240に記憶されたアプリケーション(プログラム等)によって行う。
ネット通信部275は、インターネットと通信する部分であり、スマートフォン200とインターネットの情報をやり取りしたり、インターネット上のホームページの情報を取得したりする。
このように一連の動作によって、使用者は、QRコード100の情報を得ることが出来る。
このように一連の動作によって、使用者は、NFCタグ120の情報を得ることが出来る。
また、NFCタグ120の存在を間接的に明示できるので、緊急性のある場合も容易に対応することが出来る。
QRコード100には、特定の家電製品についてのインターネット上の取扱説明書に関するホームページを示すURLが埋め込まれている。URLは、該当するホームページの表紙部分を示してもいいし、ホームページ内の該当する製品の取扱説明書を示すページでもよい。
QRコード100は、家電量販店等で、あらかじめ家電製品ごとに生成し、QRコード付きNFCタグ1に印刷等しておいてもいいし、使用者が家電製品を購入する際に、NFCタグへの書き込みと同時に、QRコード付きNFCタグ1に印刷等しても良い。
また、個人情報を含む場合は、パスワード等を付加することによって、使用者等のみが情報を確認できるようにしても良い。
書き込みは、製品購入時に、家電量販店側が行う。一例としては、通常の紙の保証書等と同時に渡し、QRコードで取扱説明書を見ることが出来、NFCタグで、保障期間等が確認出来ることを説明する。さらに、家電設置時に、邪魔にならない箇所に、QRコード付きNFCタグ1を貼っておくことで、本製品についての情報を容易に引き出せることを説明する。
NFCタグ120をストラップの台座部分に配置することで、情報を埋め込むことが出来るが、場合によっては、NFCタグ120の存在が認識されない場合もある。例えば、旅行先が倒れた場合や、持ち物を忘れてしまった場合、また、使用者が認知症患者の場合等である。そのような場合は、ストラップ等にNFCタグ120が埋め込まれていても、たまたま通りかかった第三者には、NFCタグ120を認識することは困難である。
旅行先で倒れた場合には、ストラップに情報を取得出来ると思われるQRコードが表記してあれば、第三者は、そこから、氏名や連絡先を容易に知ることが出来る。認知症患者の場合も同様である。忘れ物についてもストラップにQRコードが表記してあれば、第三者は、持ち主の名前、電話番号等が埋め込まれていると容易に推定出来る。さらに、NFCタグが内蔵されることによって、さらに詳しい情報や秘匿性の高い情報も段階的に知ることが出来るので、よりスムーズな対応が可能となる。
1つとしては、ストラップ型のお守りの形態が考えられる(図5(a))。ストラップ型のお守りは、持ち物に付ける形状であり、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300の台座部310の一方に観音像330を表記し、裏面にQRコード100を表記し、内部にNFCタグ120を埋め込む。このような構成とすることで、お守りとして何ら違和感がなく、且つ、QRコード100によって、情報が埋め込まれていることを明示できる。
使用者等が、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300のQRコード100をスマートフォン200のQRコードアプリ260を用いて撮影、情報を抽出する。表示部210に表示された氏名、電話番号等によって、緊急な場合にも迅速に連絡することが出来る(図5(b))。
使用者等が、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300のNFCタグ120をスマートフォン200のNFCタグアプリ270を用いて、NFCタグ120のデータを読む込むことが出来る。NFCタグ120には、保険会社のURLが記載されているので、使用者等は、容易に保険会社のホームページにアクセスすることが出来る(図5(c))。
法具製品600にQRコード付きNFCタグ1が貼り付けてあることで、遺族をはじめ第三者は、そこから、故人の情報並びに葬儀社や製品の情報を容易に知ることが出来る。特に、NFCタグ120にQRコード100が表記してあることで、第三者は、故人に関連する情報が埋め込まれていると容易に推定出来る。さらに、NFCタグが内蔵されることによって、さらに詳しい情報や秘匿性の高い情報も段階的に知ることが出来るので、よりスムーズな対応が可能となる。
QRコード100には、特定の法具製品600についての販売店や故人の葬儀・法要を担当した葬儀社のホームページを示すURL、あるいは、故人に関する遺言その他各種情報を管理するサイトのURLが埋め込まれている。
また、個人情報を含む場合は、パスワード等を付加することによって、使用者等のみが情報を確認できるようにしても良い。
例えば、観光地、地域に関連した情報、有名人(芸能人、相撲、プロ野球選手等)に関連した情報、結婚式の愛の言葉、思い出、メッセージの入力、故人の経歴、家系図の情報、ブランド品の製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の情報を、QRコード100とNFCタグ120に多段階に書き込むことにより、多面的な情報を知ることが出来、便利である。
また、人に関する情報以外に、ペットについての情報をQRコード100、NFCタグ120に埋め込むことで、迷子の場合も、第三者が、よりスムーズに情報を取得出来るようにすることも出来る。
100 QRコード
110 表紙部
120 NFCタグ
130 台紙部
140 貼付部
150 文字部
200 スマートフォン
210 表示部
220 カメラ部
230 NFCリーダ部
240 メモリ部
250 制御部
260 QRコードアプリ
270 NFCタグアプリ
275 ネット通信部
280 ブラウザ表示画面
290 文字表示画面
300 ストラップ形QRコード付きNFCタグ
310 台座部
320 ストラップ部
330 観音像
400 インターネット
500 冷蔵庫
600 法具製品
Claims (13)
- NFCタグ内に、特定の情報を記憶し、
NFCタグの表面にQRコードを配置し、
該QRコードは、該特定の情報に関連する情報を示すことを特徴とするQRコード付きNFCタグ。 - 前記NFCタグは、貼り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、書き換え不可に変更可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、暗号化されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記NFCタグは、金属への貼り付け可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、少なくとも、商品、保険、使用者、故人の情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、少なくとも、商品の購入年月日、保障期間、購入者名、店名、連絡先、購入目的のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、少なくとも、保険会社のURL、代理店のURLのいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、少なくとも、使用者の氏名、性別、年齢、持病、血液型、住所、電話番号のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記特定の情報は、少なくとも、故人の氏名、享年、命日、納骨日、回忌法要年月日、寺院、喪主、葬儀社、生前住所、遺族名、遺族連絡先のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 前記関連する情報は、商品メーカーのURL、商品の取説のURL、車両情報、保険情報、販売店のURL、葬儀社のURL、故人情報管理サイトのURLのいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
- 請求項1から請求項12のいずれかに記載の前記NFCタグが付されたことを特徴とするQRコード付きNFCタグ付き物品。
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