JP2020009280A - Qrコード付nfcタグ及びqrコード付nfcタグ付き物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】QRコード、NFCタグについて、必要とする情報の内容に応じて、多段階に情報を得ることができる技術を提供する。【解決手段】QRコード付きNFCタグは、NFCタグ内に、商品や保険、使用者、故人の情報といった特定の情報を記憶し、NFCタグの表面にQRコードを配置し、該QRコードは、商品メーカーのURLや商品の取説のURL、車両情報、保険情報、販売店のURL、葬儀社のURL、故人情報管理サイトのURLといった該特定の情報に関連する情報を示すという構成を採用した。【選択図】図1

Description

本発明は、NFC(Near field communication)タグ付き物品に関し、詳しくは、QRコード(登録商標)を表面に付したNFCタグによる情報表示に関する技術に関する。
従来より、物品又は物品に関連した人物、動物等の情報を取得する方法が考えられている。単純な方法として、情報の記載された紙を、取り出し可能に配置する方法がある。例えば、認知症患者のつけるネックレス等に小さなカプセルを取りつけ、カプセル内に氏名、電話番号、住所、かかりつけの医療機関等を記載した紙を入れる方法がある。徘徊する患者を見つけた際、患者の情報を容易に得られるので便利である。しかし、このような方法は、悪意のある人にも容易に情報が取得されてしまうので個人情報保護、セキュリティー上問題であった。
また、他の方法として、QRコード(登録商標)等の符号化マークを物品に貼り付ける方法が考えられている。QRコードに、関連する団体の連絡先の情報や、ホームページのアドレス等の情報を入れる。スマホ等でQRコードを撮影、解析することで、連絡すべき団体の連絡先等が示され、利便性を高めることが出来る。しかし、QRコードは、物品の外観に配置しなければならず、場合によっては美観を損ねることになる。また、情報が埋め込まれていることを明示してしまうので、秘匿性が低くなってしまう問題があった。
以上のような課題を解決するために、発明者は、特許文献1に示すように、物品又は物品に関連する情報について、秘匿性を持ち、使用者にとって、情報の取得、表示が容易であり、かつ、物品の美観を維持できる技術を考案した。具体的には、NFCタグを組み込んだ物品であって、NFCタグ内に物品に関連する情報を記憶し、携帯端末によって情報を取得、表示可能であることを特徴とするNFCタグ付き物品という構成である。
この構成によって、多くの場合、必要な情報をNFCタグから得ることが出来る。しかしながら、物品又は人についての情報を得ようとする場合に、秘匿性の少ない情報のみを得たい場合もあるし、物品又は人についてのより詳しい情報を得たい場合もある。そこで、必要とする情報の内容に応じて、多段階に情報を得ることができる技術が求められていた。
また、NFCタグ等を物品の内部に埋め込んだ場合、美観に影響が出ないもののNFCタグの存在も不明確になり、使用するシーンによっては十分な活用が出来ない場合もあった。そこで、NFCタグの存在を間接的に表現する技術が求められていた。
実用新案登録第3205249号公報
本発明は、必要とする情報の内容に応じて、多段階に情報を得るという課題に鑑み、NFCタグにQRコードを付加し、NFCタグ、QRコードそれぞれに、適切な情報を埋め込むことによって課題を解決するものである。
本発明に係るQRコード付きNFCタグは、NFCタグ内に、特定の情報を記憶し、NFCタグの表面にQRコードを配置し、該QRコードは、該特定の情報に関連する情報を示すことを手段とする。
また、本発明は、前記NFCタグが、貼り付け可能であることを手段とする。
さらに、本発明は、前記特定の情報が、書き換え可能であることを手段とする。
またさらに、本発明は、前記特定の情報が、書き換え不可に変更可能であることを手段とする。
さらにまた、本発明は、前記特定の情報が、暗号化されていることを手段とする。
そしてまた、本発明は、前記NFCタグが、金属への貼り付け可能であることを手段とする。
またさらに、本発明は、前記特定の情報が、少なくとも、商品、保険、使用者、故人の情報のいずれかを含むことを手段とする。
さらにまた、本発明は、前記特定の情報が、少なくとも、商品の購入年月日、保障期間、購入者名、店名、連絡先、購入目的のいずれかを含むことを手段とする。
そしてまた、本発明は、前記特定の情報が、少なくとも、保険会社のURL、代理店のURLのいずれかを含むことを手段とする。
またさらに、本発明は、前記特定の情報が、少なくとも、使用者の氏名、性別、年齢、持病、血液型、住所、電話番号のいずれかを含むことを手段とする。
さらにまた、本発明は、前記特定の情報が、少なくとも、故人の氏名、享年、命日、納骨日、回忌法要年月日、寺院、喪主、葬儀社、生前住所、遺族名、遺族連絡先のいずれかを含むことを手段とする。
そしてまた、本発明は、前記関連する情報が、商品メーカーのURL、商品の取説のURL、車両情報、保険情報、販売店のURL、葬儀社のURL、故人情報管理サイトのURLのいずれかを含むことを手段とする。
そしてさらに、本発明は、前記NFCタグが付された物品であることを手段とする。
本発明に係るQRコード付きNFCタグによれば、使用者にとって必要な情報を、情報の内容に応じて、多段階に取得できるので、秘匿性と容易性を同時に実現できるものであり、使用者の利便性に供するものである。
本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施例を示す全体斜視図である。 本発明に係るQRコード付きNFCタグの分解図である。 本発明に係るQRコード付きNFCタグの動作を示すブロック図である。 本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施例を示す説明図である。 本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施例を示す説明図である。 本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施例を示す説明図である。
本発明に係るQRコード付きNFCタグは、使用者に必要とする情報を内容に応じて、多段階に取得できることを最大の特徴とする。
以下、本発明に係るQRコード付きNFCタグの実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、本実施例で示されるQRコード付きNFCタグの全体形状及び各部の形状は、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で変更することができるものである。
図1から図6に沿って説明する。
図1(a)は、本発明の全体斜視図を示し、図1(b)は物品に貼付した例を示す図である。図2(a)は本発明の分解図である。図3は、本実施例で情報を取得する詳細を示すブロック図である。図4(a)は、本発明を物品に貼付け、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図4(b)は、本発明を物品に貼付け、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。図5(a)は、本発明をストラップ型とした形状図である。図5(b)は、ストラップ型での、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図5(c)は、ストラップ型での、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。図6(a)は、本発明を法具製品に貼付け、QRコードからの情報を取得する例を説明する図である。図6(b)は、本発明を法具製品に貼付け、NFCタグからの情報を取得する例を説明する図である。
QRコード付きNFCタグ1は、NFCタグ120と台紙部130と貼付部140とQRコード100が印刷等で表記された表紙部110とから構成されている(図2(a))。全体としては、薄いボタン状であり、寸法は、一例としては20φ×0.5tである(図1(a))。裏面は接着面となっており、物品等に貼り付け可能である。
例えば、冷蔵庫500のドア部分にQRコード付きNFCタグ1を貼り付けた場合、情報が埋め込まれていることを明示しながら、通常は邪魔にならず、使用者の負担となることは少ない(図1(b))。
本実施例では、家電製品の取り扱いについての説明や、保証書についての情報、保険の契約番号、連絡先等に関連したデータをQRコード(登録商標)やNFCタグ(登録商標)で取得出来る発明について説明する。
表紙部110は、QRコード付きNFCタグ1の表面を形成し、材質は紙、樹脂等であり、軽量で極めて薄い材質である。表面には、QRコード100が表記されている。
QRコードとは、マトリクス型2次元バーコートの1つである。カメラ又は2次元スキャナを用いて、データを抽出することが出来る。データ量は、QRコードの種類にもよるが数百から数千個バイト程度である。
QRコード100は、パソコンソフト等で容易に生成可能であり、家電量販店や保険事務所等でも、個別にプリンタ等を用いて、表紙部110に印刷することが出来る。
また、図2(b)のように、QRコード100に文字部150を生成することも出来る。QRコード100自体は、単なるパターンであり、何に関する情報が埋め込まれているか分かりにくいが、文字部150を持つことで、内容を推定することが出来る。図2(b)の例では、AB家電冷蔵庫に関する情報であることが推定でき便利である。
NFCタグ120は、無線タグ(RFタグ)の1つである。NFCは、Near Field Communicationの略称で、13.56MHzの周波数を利用する近距離無線通信技術である。非接触ICカードの通信および機器間相互通信が可能で、機器を近づけることで通信を行うものである。
NFCタグとリーダを接近させる必要があるので、混信等が発生しにくい。NFCタグの情報量は、チップサイズによって異なるが一般的なものは130バイト程度であり、外国語も入力できる。また、データの書き込み、修正が出来る。書き込みの禁止の設定、いわゆる入力ロックを行い再入力不可とすることもできる。寿命は半永久的である。耐水性があり、使用温度は約−40°から150°である。NFCタグとリーダの通信距離は、10mm程度である。一般的なNFCタグは金属部分への貼り付けはできないが、金属対応のNFCタグもある。家電製品に貼り付ける場合は、金属対応のNFCタグが好適である。
また、NFCタグ120にデータを書き込み後、使用者が更新する必要が無ければ、安全のために書き換え不可(ロック)としても良い。
台紙部130は、表紙部110、NFCタグ120を固定する土台部分であり、紙又は樹脂である。貼付部140はQRコード付きNFCタグ1を家電製品等に貼り付ける接着面を構成する。一般的には両面テープで、一方を台紙部130に接着し、他方を家電製品等に貼り付け可能とする。使用までは、剥離紙を付けておく。
QRコード付きNFCタグ1からのデータの取得方法を図3のブロック図に沿って説明する。
スマートフォン200は、カメラ部220、NFCリーダ部230、制御部250、メモリ部240、表示部210、ネット通信部275から構成されている。スマートフォン200は、携帯電話を含む携帯端末一般でも良い。
カメラ部220は、映像を撮影する部分であり、QRコード100を撮影することによって、QRコード100のパターンを映像データとして、スマートフォン200内に取り込む。
NFCリーダ部230は、NFCタグ120と近接無線通信し、NFCタグ120内に書き込まれた情報を取得したり、NFCタグ120内に情報を書き込んだり、NFCタグ120内の情報を修正したりする部分である。
表示部210は、スマートフォン200内の情報等を表示する部分であり、文字、アイコン、画像等を表示することが出来る。着信表示、メール等も表示する。メモリ部240は、データの記憶部分であり、スマートフォン200の基本OSやアプリケーション、一時的なデータ等を記憶する。QRコード100を読み込むQRコードアプリ260、NFCタグ120のデータを読み込むNFCタグアプリ270もメモリ部240にインストールされている。制御部250は、スマートフォン200全体を制御する部分であり、カメラ部220の制御、NFCリーダ部230の制御、表示部210の制御等をメモリ部240に記憶されたアプリケーション(プログラム等)によって行う。
ネット通信部275は、インターネットと通信する部分であり、スマートフォン200とインターネットの情報をやり取りしたり、インターネット上のホームページの情報を取得したりする。
QRコード100を読み込む手順を説明する。QRコードアプリ260が起動され、QRコードアプリ260に従って、制御部250が、カメラ部220を起動し、カメラ部220によって撮影されたQRコード100のパターンが撮影される。撮影されたパターンはメモリ部240に記憶される。制御部250は、パターンを解析し、埋め込まれたデータを抽出する。制御部250は、得られたデータがテキストデータであれば、それを文字表示画面290として表示部210に表示する。URL(Uniform Resource Locator)データであれば、ネット通信部275を介して、該当するURLのホームページの情報を取得し、ブラウザ表示画面280として表示部210上に表示する。
このように一連の動作によって、使用者は、QRコード100の情報を得ることが出来る。
NFCタグ120のデータを読む込む手順を説明する。NFCタグアプリ270が起動され、NFCタグアプリ270に従って、制御部250が、NFCリーダ部230に対して通信開始、NFCタグ120内の情報取得を指示し、NFCリーダ部230は、制御部250に対してNFCタグ120内の情報を通知する。制御部250は、メモリ部240に情報を記憶する。制御部250は、データがテキストデータであれば、それを文字表示画面290として表示部210に表示する。URLデータであれば、ネット通信部275を介して、該当するURLのホームページの情報を取得し、ブラウザ表示画面280として表示部210上に表示する。
このように一連の動作によって、使用者は、NFCタグ120の情報を得ることが出来る。
このように、本発明によって、QRコード付きNFCタグ1から、QRコードからとNFCタグからとで多段階に情報を取得できるので、秘匿性の高い情報と情報取得容易とすべき情報を同時に付加することもできる。
また、NFCタグ120の存在を間接的に明示できるので、緊急性のある場合も容易に対応することが出来る。
図4に沿って、QRコード付きNFCタグ1を家電製品に使用する場合の使用例を示す。
QRコード100には、特定の家電製品についてのインターネット上の取扱説明書に関するホームページを示すURLが埋め込まれている。URLは、該当するホームページの表紙部分を示してもいいし、ホームページ内の該当する製品の取扱説明書を示すページでもよい。
QRコード100は、家電量販店等で、あらかじめ家電製品ごとに生成し、QRコード付きNFCタグ1に印刷等しておいてもいいし、使用者が家電製品を購入する際に、NFCタグへの書き込みと同時に、QRコード付きNFCタグ1に印刷等しても良い。
NFCタグ120に、家電名、型式、購入者名(番号)、購入日、保障期間、販売先店舗名、電話番号等を書き込む。全部で130バイト以内になるように調整する。書き込み後、使用者が更新する必要が無ければ、安全のために書き換え不可(ロック)としても良い。
また、個人情報を含む場合は、パスワード等を付加することによって、使用者等のみが情報を確認できるようにしても良い。
書き込みは、製品購入時に、家電量販店側が行う。一例としては、通常の紙の保証書等と同時に渡し、QRコードで取扱説明書を見ることが出来、NFCタグで、保障期間等が確認出来ることを説明する。さらに、家電設置時に、邪魔にならない箇所に、QRコード付きNFCタグ1を貼っておくことで、本製品についての情報を容易に引き出せることを説明する。
使用者は、例えば、冷蔵庫500のドアに、QRコード付きNFCタグ1を貼り付ける。冷蔵庫500の使用を続ける中で、トラブル等が発生した場合に、使用者は、冷蔵庫500のドアに貼られたQRコード付きNFCタグ1のQRコード100をスマートフォン200のQRコードアプリ260を用いて撮影する。QRコードに埋め込まれたURLに従って、インターネット400上から、情報を取得する。スマートフォン200の表示部210にブラウザ表示画面280が生成される。使用者は、画面上で、冷蔵庫500の取扱説明書に関するホームページを閲覧することができる(図4(a))。そのため、使用者は、保管されている取扱説明書を探すことなく、トラブル等を解決することが出来、極めて、便利である。
また、使用者が、冷蔵庫500の修理を依頼しようとした場合に、冷蔵庫500のドアに貼られたQRコード付きNFCタグ1のNFCタグ120のデータをスマートフォン200のNFCタグアプリ270を用いて取得できる。スマートフォン200の表示部210に文字表示画面290が生成される。使用者は、画面上で、冷蔵庫の保証期間、販売先店舗名等を確認することが出来、スムーズに修理依頼をすることができる(図4(b))。
このように、本発明によって、家電製品について、使用者が保証書や取扱説明書の保管管理についての負担が軽減され、極めて便利である。
QRコード付きNFCタグ1を人が身につけたり、持ち物に付けたりする場合の使用例について図5に沿って説明する。
NFCタグ120をストラップの台座部分に配置することで、情報を埋め込むことが出来るが、場合によっては、NFCタグ120の存在が認識されない場合もある。例えば、旅行先が倒れた場合や、持ち物を忘れてしまった場合、また、使用者が認知症患者の場合等である。そのような場合は、ストラップ等にNFCタグ120が埋め込まれていても、たまたま通りかかった第三者には、NFCタグ120を認識することは困難である。
旅行先で倒れた場合には、ストラップに情報を取得出来ると思われるQRコードが表記してあれば、第三者は、そこから、氏名や連絡先を容易に知ることが出来る。認知症患者の場合も同様である。忘れ物についてもストラップにQRコードが表記してあれば、第三者は、持ち主の名前、電話番号等が埋め込まれていると容易に推定出来る。さらに、NFCタグが内蔵されることによって、さらに詳しい情報や秘匿性の高い情報も段階的に知ることが出来るので、よりスムーズな対応が可能となる。
これらの使用に対応するために、いくつかの形態が考えられる。
1つとしては、ストラップ型のお守りの形態が考えられる(図5(a))。ストラップ型のお守りは、持ち物に付ける形状であり、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300の台座部310の一方に観音像330を表記し、裏面にQRコード100を表記し、内部にNFCタグ120を埋め込む。このような構成とすることで、お守りとして何ら違和感がなく、且つ、QRコード100によって、情報が埋め込まれていることを明示できる。
形状的には、ビーズチェーン型でもいいし、観音像330の代わりに写真を入れたものでもいい。また、シール型としてもいい。このように、ストラップやキーホルダ、シール等様々な形状をとることが出来る。
QRコード100には保険会社名、保険の契約No、連絡先、使用者氏名、持病、血液型、年齢、性別、住所、電話番号等を埋め込む。また、自動車保険であれば、QRコード100には、車両情報として、購入店、連絡先、車体番号、車種を入れてもよい。NFCタグ120には、保険会社のURL等を記憶する。
使用者等が、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300のQRコード100をスマートフォン200のQRコードアプリ260を用いて撮影、情報を抽出する。表示部210に表示された氏名、電話番号等によって、緊急な場合にも迅速に連絡することが出来る(図5(b))。
使用者等が、ストラップ形QRコード付きNFCタグ300のNFCタグ120をスマートフォン200のNFCタグアプリ270を用いて、NFCタグ120のデータを読む込むことが出来る。NFCタグ120には、保険会社のURLが記載されているので、使用者等は、容易に保険会社のホームページにアクセスすることが出来る(図5(c))。
このように、身近なストラップのようなものにデータを埋め込むことが出来、且つ、情報が埋め込まれていることを明示することが出来、便利である。
次に、QRコード付きNFCタグ1を遺影や位牌、墓石、納骨箱などの法具製品600に使用する場合の使用例について、図6に沿って説明する。
法具製品600にQRコード付きNFCタグ1が貼り付けてあることで、遺族をはじめ第三者は、そこから、故人の情報並びに葬儀社や製品の情報を容易に知ることが出来る。特に、NFCタグ120にQRコード100が表記してあることで、第三者は、故人に関連する情報が埋め込まれていると容易に推定出来る。さらに、NFCタグが内蔵されることによって、さらに詳しい情報や秘匿性の高い情報も段階的に知ることが出来るので、よりスムーズな対応が可能となる。
これらの使用に対応するために、いくつかの形態が考えられる。
QRコード100には、特定の法具製品600についての販売店や故人の葬儀・法要を担当した葬儀社のホームページを示すURL、あるいは、故人に関する遺言その他各種情報を管理するサイトのURLが埋め込まれている。
NFCタグ120には、故人名、享年、命日、納骨日、回忌法要年月日、寺院、喪主、葬儀社、遺族名、遺族連絡先(電話番号)等を書き込む。全部で130バイト以内になるように調整する。書き込み後、使用者が更新する必要が無ければ、安全のために書き換え不可(ロック)としても良い。
また、個人情報を含む場合は、パスワード等を付加することによって、使用者等のみが情報を確認できるようにしても良い。
NFCタグ120への書き込みは、法具製品600の販売店や葬儀社側が行う。一例としては、QRコード100で販売店や葬儀社のホームページあるいは故人に関する情報を管理するサイトを見ることが出来、NFCタグ120で故人の名前や命日、回忌法要年月日等が確認出来ることを説明する。さらに、遺影の裏面など法具製品600における目立たない箇所にQRコード付きNFCタグ1を貼っておくことで、見た目に違和感なく、故人の情報を容易に引き出せることを説明する。
使用者(ここでは遺族)は、例えば、遺影や位牌といった法具製品600の裏面に、QRコード付きNFCタグ1を貼り付ける。遺影を掲架あるいは位牌を載置し続ける等の中で、NFCタグ120のデータをスマートフォン200のNFCタグアプリ270を用いて取得できる。スマートフォン200の表示部210に文字表示画面290が生成される。使用者は、画面上で、故人の享年や命日、回忌法要年月日、寺院、葬儀社等を確認することが出来、スムーズに法要等の準備をすることができる(図6(a))。
また、使用者は、例えば故人の回忌法要年月日が近づいてきた場合に、遺影や位牌といった法具製品600の裏面に貼られたQRコード付きNFCタグ1のQRコード100をスマートフォン200のQRコードアプリ260を用いて撮影する。QRコード100に埋め込まれたURLに従って、インターネット400上から、情報を取得する。スマートフォン200の表示部210にブラウザ表示画面280が生成される。例えば、使用者は、画面上で葬儀社のホームページを閲覧することができ、当該葬儀社に回忌法要の種々準備・執行をホームページ上から依頼することができる。あるいは、使用者は、画面上で法具製品600の販売店ホームページ等から当該法具製品600に関連する商品や新規商品等を閲覧でき、法要等で新たに必要な法具製品600を販売店ホームページを介して購入あるいはレンタル等することができる。あるいは、使用者は、画面上で故人に関する遺言その他各種情報を管理するサイトを閲覧でき、法要等に関する故人の遺志や遺言その他の故人に関する情報を確認でき、必要に応じて法要参列者に紹介することができる。このように、使用者は、回忌法要等に際し、QRコード100を介して表示された葬儀社に依頼したり、必要な法具製品600を取り揃えたり、故人の遺志を確認したりすることが容易に出来、自ら面倒な準備や手配をせずとも、滞りなく執り行うことが可能であって、極めて、便利である(図6(b))。
このように、本発明によって、故人に関する情報の使用者による保管及び管理の負担、並びに法要等についての使用者の準備等にかかる手間が軽減され、極めて便利である。
また、本発明は、以下のような使い方も考えられる。
例えば、観光地、地域に関連した情報、有名人(芸能人、相撲、プロ野球選手等)に関連した情報、結婚式の愛の言葉、思い出、メッセージの入力、故人の経歴、家系図の情報、ブランド品の製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の情報を、QRコード100とNFCタグ120に多段階に書き込むことにより、多面的な情報を知ることが出来、便利である。
また、人に関する情報以外に、ペットについての情報をQRコード100、NFCタグ120に埋め込むことで、迷子の場合も、第三者が、よりスムーズに情報を取得出来るようにすることも出来る。
本発明に係るQRコード付きNFCタグは、情報埋め込み型物品の活用についての産業上の利用可能性は大きいと解する。
1 QRコード付きNFCタグ
100 QRコード
110 表紙部
120 NFCタグ
130 台紙部
140 貼付部
150 文字部
200 スマートフォン
210 表示部
220 カメラ部
230 NFCリーダ部
240 メモリ部
250 制御部
260 QRコードアプリ
270 NFCタグアプリ
275 ネット通信部
280 ブラウザ表示画面
290 文字表示画面
300 ストラップ形QRコード付きNFCタグ
310 台座部
320 ストラップ部
330 観音像
400 インターネット
500 冷蔵庫
600 法具製品

Claims (13)

  1. NFCタグ内に、特定の情報を記憶し、
    NFCタグの表面にQRコードを配置し、
    該QRコードは、該特定の情報に関連する情報を示すことを特徴とするQRコード付きNFCタグ。
  2. 前記NFCタグは、貼り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載のQRコード付きNFCタグ。
  3. 前記特定の情報は、書き換え可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のQRコード付きNFCタグ。
  4. 前記特定の情報は、書き換え不可に変更可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  5. 前記特定の情報は、暗号化されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  6. 前記NFCタグは、金属への貼り付け可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  7. 前記特定の情報は、少なくとも、商品、保険、使用者、故人の情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  8. 前記特定の情報は、少なくとも、商品の購入年月日、保障期間、購入者名、店名、連絡先、購入目的のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  9. 前記特定の情報は、少なくとも、保険会社のURL、代理店のURLのいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  10. 前記特定の情報は、少なくとも、使用者の氏名、性別、年齢、持病、血液型、住所、電話番号のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  11. 前記特定の情報は、少なくとも、故人の氏名、享年、命日、納骨日、回忌法要年月日、寺院、喪主、葬儀社、生前住所、遺族名、遺族連絡先のいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  12. 前記関連する情報は、商品メーカーのURL、商品の取説のURL、車両情報、保険情報、販売店のURL、葬儀社のURL、故人情報管理サイトのURLのいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載のQRコード付きNFCタグ。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載の前記NFCタグが付されたことを特徴とするQRコード付きNFCタグ付き物品。
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