JP2015161976A - カレンダーを利用した情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カレンダーに設けられた電子タグと通信する携帯電話等の電子端末に情報を提供する情報提供システムにおいて、時刻や曜日、日にちなどの時間データに基づいて、表示する情報を変更可能にする。【解決手段】カレンダー11には、電子タグ18を貼ってあり、電子タグ18にはタグ用URL(第1のURL)とタグコードを書き込んでいる。携帯電話等の携帯端末をカレンダー11の電子タグ18にかざすと、タグ用URLが携帯端末に読み込まれ、携帯端末が(カレンダー製造メーカーの管理サーバー内にある)タグ用URLに接続される。管理サーバーには、予め期間や時間、曜日などの時間データに応じて移動先URL(第2のURL)が登録されている。したがって、タグ用URLに接続された携帯端末は、時間データに応じて、ただちに登録されている移動先URLのサイトに移動し、移動先のサイトが携帯端末に表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、カレンダーを利用した情報提供システムに関する。具体的にいうと、本発明はカレンダーを媒介として広告や会社情報、イベント情報などを提供する情報提供システムに関する。
カレンダーの本来の機能は、一年間を通じた月日や曜日を表示するものであるが、それ以外にも、カレンダーには美術的な絵画や写真などにより目を楽しませる意匠的な効果もある。また、企業により配布されるカレンダーでは、カレンダーに社名や店舗所在地、商品広告などを記載することによって広告機能を持たせている。
しかし、カレンダーによる広告機能では、通常1年間を通じて広告内容が変化しないので、広告としての機能が限定的である。また、広告スペースがカレンダーの紙面による制約を受けるので、多量の情報を表示することが不可能である。さらに、店舗の移転、住所変更、新商品の販売などがあっても、それらをカレンダーに反映させることは不可能である。
そのため、特許文献1においては、カレンダーにICタグを貼ったものが提案されている。特許文献1に開示されたカレンダーでは、カレンダーの月毎の用紙にICタグを貼っている。このICタグには特定のURL(Uniform Resource Locator)が記録されており、一般ユーザーが携帯電話等の携帯端末をICタグに近づけると、ICタグに記録されたURLが携帯端末に読み取られる。携帯端末は、インターネット網を通じてそのURLに接続され、携帯端末にはアクセス先企業のホームページなどが表示される。
特許文献1のようにカレンダーを媒介とする情報提供システムによれば、広告スペースがカレンダー紙面による制約を受けず、また定期的にホームページのコンテンツを更新することでユーザーに伝えたい情報を変更することができる。また、特許文献1の情報提供システムでは、店舗の移転、住所変更、新商品の販売などがあった場合には、アクセス先のホームページを最新の情報に更新することにより、移転先の店舗、変更後の住所、新商品などを一般ユーザーに知らせることができる。
しかし、特許文献1のような情報提供システムでは、ICタグに記録されたURLをカレンダー配布後に書き換えることができないので、携帯端末を常に同じURLの同一ホームページにしかアクセスさせることができず、アクセス先ホームページのコンテンツが書き換えられない限り携帯端末に表示される内容を変更することができない。従って、特許文献1に開示された情報提供システムでは、店舗移転や住所変更などの固定的な情報の変更には適宜対応できても、多様な情報を頻繁に変更すること、例えば数時間毎にアクセス先URLを変更したり、数時間毎にコンテンツを変化させたりすることはできない。
特開2005−297352号公報
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、カレンダーに設けた電子タグと通信する携帯電話等の電子端末に情報を提供する情報提供システムにおいて、カレンダーの広告機能をより向上させることにある。特に、時刻や曜日、日にちなどの時間データに基づいて表示情報を変更できるようにすることにある。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムは、カレンダーに設けられた電子タグと、管理サーバーとを備えた情報提供システムであって、前記電子タグには、接続先となる第1のURLが書き込まれており、第1のURLによる接続先となる前記管理サーバーには、移動先となる第2のURLが登録され、携帯端末が前記第1のURLを読み取って前記携帯端末が前記第1のURLに接続されると、前記携帯端末がさらに前記第2のURLに接続先を切り替えられることを特徴としている。
本発明のカレンダーを利用した情報提供システムによれば、カレンダーを通して携帯端末に表示されるコンテンツを変更したい場合でも、サイトのコンテンツを作り替えたり、変更したりする必要がなくなる。すなわち、移動先となる第2のURLのサイトが同じままであっても、移動先となる第2のURLを変更するだけで携帯端末に表示されるサイトを変化させることができる。よって、カレンダーの電子タグを通して携帯端末に表示されるコンテンツを簡単に変更することができ、カレンダーの広告機能をより高めることができる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのある実施態様は、前記第2のURLが、カレンダー販売代理店又はクライアント(カレンダー発注者)により登録又は変更することが可能となっている。かかる実施態様によれば、その利便性が向上する。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムの別な実施態様においては、前記管理サーバーに複数の前記第2のURLが登録され、前記第2のURLの少なくとも一つには当該第2のURLに接続先の切り替えを行わせるための時間データが設定されている。この時間データとしては、期間、時刻又は曜日がある。かかる実施態様によれば、期間毎、曜日毎、時間毎に移動先サイト(第2のURL)を変化させることができるので、催し物情報やサービス情報などのように定期的に変化する情報を携帯端末に表示させることができ、カレンダーの広告機能がより多機能になる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのさらに別な実施態様においては、前記管理サーバーに複数の前記第2のURLが登録され、前記第2のURLの少なくとも一つには当該第2のURLに接続の先切り替えを行わせるための接続回数が設定されている。かかる実施態様によれば、第1のURLへの接続回数がある回数に達したときには特定の第2のURLへ切り替えるようにでき、情報提供の意外性が増す。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムの別な実施態様は、前記タグの後方において前記カレンダーに磁気シートを設けたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、カレンダーが金属製の壁面などに掛けられている場合でも、電波が金属製の壁面などに吸収されて携帯端末が電子タグと通信できなくなるのを防ぐことができる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのさらに別な実施態様は、前記電子タグが、前記カレンダーの綴じ枠部分に設けられていることを特徴としている。かかる実施態様によれば、複数枚のカレンダー紙からなる例えば壁掛け型カレンダーの場合、一枚一枚のカレンダー紙に電子タグを設ける必要がなくなるので、電子タグの枚数が必要最小限となり、コストを安価にできる。
特に、前記電子タグは、前記カレンダーの綴じ枠の内側に設けていることが好ましい。電子タグをカレンダーの表面や綴じ枠の表面に設けていると、カレンダーをケースなどに封入するときや輸送時に電子タグが剥がれたり、破損する恐れがある。電子タグを綴じ枠の内側に設けてあれば、電子タグが綴じ枠によって保護されるので、電子タグが剥がれたり、破損したりしにくくなる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのさらに別な実施態様は、前記電子タグが、カレンダー紙を保持するホルダーに設けられていることを特徴としている。かかる実施態様によれば、複数枚のカレンダー紙をホルダーに取り付けた例えば卓上型カレンダーの場合、一枚一枚のカレンダー紙に電子タグを設ける必要がなくなるので、電子タグの枚数が必要最小限となり、コストを安価にできる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのさらに別な実施態様は、前記電子タグからアクセスされた頻度を、地域別に表示する機能を備えたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、地域毎に電子タグの利用状況を表示させることができるので、営業戦略に生かすことができる。
本発明に係るカレンダーを利用した情報提供システムのさらに別な実施態様は、前記電子タグからアクセスされた頻度を、一定時間毎に表示する機能を備えたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、一定時間毎の電子タグの利用状況を表示させることができるので、営業戦略に生かすことができる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、本発明の一実施形態によるカレンダーを示す正面図である。 図2(A)は、図1のカレンダーにおける電子タグの取付け位置を示す図である。図2(B)は、図1のカレンダーにおける磁気シートの取付け位置を示す図である。 図3(A)は、図1のカレンダーにおける電子タグの異なる取付け位置を示す図である。図3(B)は、図1のカレンダーにおける磁気シートの異なる取付け位置を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態よる情報提供システムを説明する概略全体図である。 図5は、カレンダー製造メーカーの下に系列化されたカレンダー販売代理店とクライアントの関係を示す図である。 図6は、販売代理店管理画面を示す図である。 図7は、クライアント登録画面を示す図である。 図8は、クライアント一覧画面を示す図である。 図9は、クライアント管理画面を示す図である。 図10は、広告管理画面を示す図である。 図11は、GPS統計の表示画面を示す図である。 図12は、クライアント統計の表示画面を示す図である。 図13は、カレンダー管理画面を示す図である。 図14は、設定情報画面を示す図である。 図15は、カレンダー販売代理店を新規登録する処理を説明する図である。 図16は、クライアントを新規登録する処理を説明する図である。 図17は、クライアントによるカレンダーの発注からカレンダーの納品までの処理を説明する図である。 図18は、移動先URLのタイムスケジュールを登録又は変更する処理を説明する図である。 図19(A)は、代理店端末にタグ用URLを書き込むためのアプリを起動した状態を示す図である。図19(B)は、代理店端末でカレンダーの選択可能になった状態を示す図である。 図20(A)は、代理店端末にカレンダー管理画面の一部を表示した状態を示す図である。図20(B)は、代理店端末に設定情報画面の一部を表示した状態を示す図である。 図21は、タグ用URLを書き込む用意のできた代理店端末を示す図である。 図22は、カレンダーに設けた電子タグと通信する携帯端末を示す図である。 図23は、携帯端末の接続サイトを移動させる様子を説明する概略図である。 図24は、クライアントによるカレンダーの発注からカレンダーの納品までの異なる処理方法を説明する図である。 図25は、移動先URLのタイムスケジュールを登録又は変更する異なる処理方法を説明する図である。 図26は、本発明の別な実施形態によるカレンダーを示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
[カレンダーの構成]
以下、本発明の一実施形態を説明する。まず、電子タグを設けたカレンダーを説明する。図1は本発明の一実施形態によるカレンダー11を示す正面図である。図2(A)及び図2(B)は、電子タグ18の貼り付け位置を示す図である。図3(A)及び図3(B)は、電子タグ18の異なる貼り付け位置を示す図である。
図1に示すカレンダー11は、複数枚のカレンダー紙12を束ねてカレンダー冊子13(場合により、表紙や台紙を含む。)を構成し、カレンダー冊子13の上端を綴じ枠14によって綴じたものである。各カレンダー紙12は、暦を印刷してあれば、どのような形態のものであってもよい。例えば、図1に示すカレンダー11では、各カレンダー紙12において装飾用の写真や図柄などを印刷するための装飾領域12aの下に2ヵ月単位で暦が印刷されている。また、カレンダー製造メーカー出荷時には、各カレンダー紙12の下部その他の箇所に追加印刷のための余白15を設けてある。綴じ枠14の中央とカレンダー冊子13の上端部には、カレンダー11を釘やフックなどに引っ掛けるための吊下用孔16があいている。
綴じ枠14の素材としては、厚紙又は生分解合成紙などの紙が用いられる。他の素材を用いてもよいが、分別廃棄のためには紙が好ましい。綴じ枠14は、カレンダー冊子13の上端部を表裏から挟むように二つ折りとなっており、接着剤17により内面をカレンダー冊子13の上端部に接着されている。カレンダー11の綴じ枠部分には、電子タグ18を設けている。また、カレンダー11の、電子タグ18よりも背後には、フェライトシートのような磁気シート19を設けている。たとえば、図2(A)に示すようにカレンダー紙12の表面又は裏面の上端部に電子タグ18を貼り、図2(B)に示すように電子タグ18よりも後ろ側でカレンダー紙12の表面又は裏面の上端部に磁気シート19を貼ってある。あるいは、図3(A)及び図3(B)に示すように、綴じ枠14の折曲げ線を挟んで綴じ枠14の内面に電子タグ18と磁気シート19を貼り付けてもよい。図2や図3のように電子タグ18や磁気シート19を綴じ枠14の内側に設けてあれば、カレンダー11をケースに封入するときや、カレンダー11を輸送するときに電子タグ18や磁気シート19がカレンダー11から剥がれたり、破損したりするおそれが無く、カレンダー11の取り扱いが容易になる。なお、カレンダー製造メーカーは、電子タグ18に何も書き込んでいない状態でカレンダー11を出荷する。
カレンダー販売代理店は、カレンダー製造メーカーからカレンダー11を仕入れ、企業からの受注を受けて余白15に企業名や企業所在地、電話番号などを印刷する。カレンダー販売代理店は、綴じ枠14に企業名やURLを印刷する場合もある。また、綴じ枠14の電子タグ18を貼ってある箇所には、電子タグ18の位置が分かるように、URLを記載したり、電子タグ18のマーク(例えば、後述のNFCタグのNマークやロゴなど)を記載したり、使用方法を説明するガイドなどを記載しておくことが望ましい。さらに、電子タグ18には、カレンダー販売代理店32により、後述の管理サーバ内の特定の位置を示すURL(第1のURL)と、カレンダーの種類ごと(あるいは、契約ごとに)に割り当てられたタグコード(識別コード)とが書き込まれる。こうして企業名などを印刷し、電子タグ18に書き込みを行ったカレンダー11は、企業から顧客などの一般ユーザーに配布される。
[電子タグについて]
カレンダー11に貼られた電子タグ18とは、無線を利用して近距離から非接触でICチップ中のデータを読み書きするRFID(Radio Frequency Identification)技術を利用したものである。電子タグには、ICタグ、RFタグ、無線タグなどを含む。本実施形態においては電子タグ18としてICタグを用いており、特にNFCタグを用いることが好ましい。NFCタグとは、NFC(Near Field Communication)規格に基づく近距離無線通信技術を利用したICタグである。NFCでは、携帯端末(NFCリーダーを搭載した機種)とNFCタグの間の通信距離は10cm程度に限定されているが、携帯端末をNFCタグにかざすだけでNFCタグと携帯端末との間でデータ通信を行うことができる。
このような電子タグ18では、カレンダーの背後に鉄板などの金属材料があると、携帯端末と電子タグとの間の通信距離が短くなったり、通信エラーが生じたりする場合がある。そのため、上記カレンダー11では、電子タグ18の背後に磁気シート19を貼り、携帯端末と電子タグ18との通信距離が短くなったり、通信エラーが生じたりすることを防いでいる。
[情報提供システムの構成]
つぎに、本発明の一実施形態による情報提供システムを説明する。図4は、情報提供システムの構成要素を示す概略全体図である。図4において、符号INはインターネット網を示す。また、符号21は、一般ユーザーの所有する携帯電話などの携帯端末(電子タグリーダーを搭載した機種)を示す。符号22は、カレンダー製造メーカーが管理するサーバー(以下、管理サーバーという。)を示す。符号23は、カレンダー販売代理店の携帯端末又はコンピュータ(以下、代理店端末という。)である。符号24は、カレンダー販売代理店と契約した企業(以下、クライアントということがある。)のホームページや企業情報、イベント情報、商品情報その他のクライアント情報がアップロードされているサーバ(以下、クライアントサーバという。ただし、クライアントが所有するサーバーとは限らない。)である。携帯端末21、管理サーバー22、代理店端末23及びクライアントサーバ24は、インターネット網INを通じて相互に結ばれている。
図5は、カレンダー製造メーカー31の下に系列化されたカレンダー販売代理店32とクライアント33の関係を示す図である。カレンダー製造メーカー31は、各カレンダー販売代理店32を管理している。また、各カレンダー販売代理店32は、顧客であるそれぞれのクライアント33を管理している。さらに、各クライアント33によって頒布されたカレンダー11の電子タグ18には、管理サーバー内のサイト位置を指す共通のURL、すなわち第1のURL(以下、タグ用URLという。)と、カレンダーの種類毎に異なるタグコードとが書き込まれている。
図6−図14は、管理サーバー22内に構築された管理サイトの各画面を示す図である。図6は、カレンダー製造メーカー31の管理サーバー22のディスプレイに表示される販売代理店管理画面41を示す。販売代理店管理画面41は、カレンダー製造メーカー31がカレンダー販売代理店32を管理するための画面である。販売代理店管理画面41には、カレンダー販売代理店名や販売代理店管理者のEメールアドレスを一覧表示した表示・入力部42が示される。また、表示・入力部42には、各カレンダー販売代理店32が契約できる最大クライアント数も設定されている。カレンダー販売代理店32は、最大クライアント数を超える数のクライアントと契約することはできず、クライアント数を増やすには、カレンダー製造メーカー31に申告して最大クライアント数を大きくしてもらう必要がある。
カレンダー販売代理店32を新規登録して表示・入力部42に追加するには、「新規」ボタン43を押してその行を入力可能にし、カレンダー販売代理店名、販売代理店管理者のEメールアドレス及び最大のクライアント数を記入して登録する。カレンダー販売代理店32を新規登録する権限は、カレンダー製造メーカー31が有しており、販売代理店管理画面41を開くにはログインIDとパスワードを必要とする。また、カレンダー販売代理店の新規登録が完了すると、その行の「新規」ボタン43は、「編集」ボタン44及び「削除」ボタン45に変化する。表示・入力部42内の登録事項を変更又は修正する場合には、「編集」ボタン44を押すと、登録事項の変更又は修正が可能になる。登録されているカレンダー販売代理店32を削除する場合には、「削除」ボタン45を押し、その行全体を削除する。こうしてカレンダー販売代理店32が販売代理店管理画面41に登録されると、そのカレンダー販売代理店32は本システムを利用可能になる。
販売代理店管理画面41の「新規クライアント登録」46をクリックすると、図7に示すクライアント登録画面49が開く。カレンダー製造メーカー31がクライアント登録画面49の各項目に必要事項を記入し、「登録し継続」ボタン50又は「登録」ボタン51を押すと、登録されたクライアントのEメールアドレスにログインIDとパスワードが送られる。
販売代理店管理画面41の「クライアント一覧」47をクリックすると、図8に示すようなクライアント一覧画面52が開き、すべてのクライアントが一覧表示される。
また、販売代理店管理画面41の「データ出力」48をクリックすると、カレンダー販売代理店32、クライアント33又はカレンダー11の登録内容がexcelなどで表示される。
図9は、管理サーバー22にアクセスして代理店端末23に表示されるクライアント管理画面61を示す。クライアント管理画面61は、カレンダー販売代理店32がクライアント33を管理するための画面である。カレンダー販売代理店32がクライアント管理画面61を開くには、所定のURLにアクセスし、カレンダー販売代理店32のEメールアドレスとパスワードを入力する必要がある。クライアント管理画面61には、クライアント名、クライアントのEメールアドレスなどを一覧表示した表示・入力部62が示されている。
クライアント管理画面61の「新規クライアント登録」69をクリックすると、販売代理店管理画面41(図6参照)の「新規クライアント登録」46をクリックしたときと同じクライアント登録画面49が開く。カレンダー販売代理店32がクライアント登録画面49の各項目に必要事項を記入し、「登録し継続」ボタン50又は「登録」ボタン51を押すと、登録されたクライアントのEメールアドレス宛にログインIDとパスワードが送られる。ログインIDとパスワードを受け取ったクライアント33は、後述のカレンダー管理画面81や設定情報画面91で移動先URLの設定を行ったり、GPS統計の表示などを利用できる。
クライアント管理画面61の「新規クライアント登録」69(あるいは、販売代理店管理画面41の「新規クライアント登録」46)でクライアント33の登録を行った後、クライアント管理画面61のクライアント名の欄にクライアント名を入力すると、クライアントEメールアドレスのプルダウンメニューに当該クライアントのEメールアドレスが表示されるので、それを選択する。さらに、最大のカレンダー数の欄に数量を入力し、「新規」ボタン63を押すと、クライアントの登録が完了する。
また、表示・入力部62の登録事項を変更又は修正する場合には、「編集」ボタン64を押して行う。「削除」ボタン65を押すと、その行のクライアント33の登録事項が削除される。
最大のカレンダー数とは、カレンダー販売代理店32がクライアント33のために電子タグ18に書き込むことのできるカレンダーの数(最大数)である。カレンダー販売代理店32は、そのクライアント33のカレンダーに最大数を超える書き込みを行おうとしても書き込みできない。最大のカレンダー数の表示欄66に登録された数に対しては、カレンダー販売代理店32からカレンダー製造メーカー31に対して支払うべき料金(課金)が発生する。
また、最大のカレンダー数の表示欄66の数値を増やしたい場合には、カレンダー販売代理店32は、最大のカレンダー数の表示欄66に希望の最大カレンダー数を書き込み、「追加」ボタン67を押す。「追加」ボタン67を押すと、書き込みを行えるようになったカレンダー数(最大のカレンダー数の増加分)に応じた料金(課金)が発生する。
図13は、カレンダー管理画面81を示す図である。クライアント管理画面61(図9参照)の「カレンダー管理」68をクリックすると、そのクライアントのカレンダー管理画面81が開く。カレンダー管理画面81は、カレンダー11の電子タグ18を通して一般ユーザーの携帯端末21に表示する情報を登録するための画面である。カレンダー管理画面81の表示部82には、クライアント33が発注したカレンダー11のカレンダー名83や、移動先のURL84(第2のURL)、カレンダー11の発行数85(発行済み部数)が表示されている。
始めに登録を行う場合には、表示部82には各タイトルしか表示されていないので、始めて移動先URL等を登録するときには、カレンダー管理画面81の「新規追加」ボタン88を押す。「新規追加」ボタン88を押すと、図14のような設定情報画面91が開く。移動先URLやそのタイムスケジューなどは、この設定情報画面91で登録する。設定情報画面91で「追加」ボタン98を押すと、表示・入力部92に入力行が表れる。よって、表示・入力部92の移動先URL93、URL名94、タイムスケジュール95(時間データ)、タッチ数96などを入力する。移動先URL93は、電子タグ18に書き込まれたタグ用URLから移動させるための第2のURL、すなわち移動先URL93を設定する箇所である。タイムスケジュール95には、日時又は期間を入力し、あるいは曜日にチェックを入れることができる。タイムスケジュール95が登録されている場合には、そこに登録されている日時又は期間、あるいはチェックの入っている曜日にのみ、携帯端末21の表示をその移動先URL93へ移動(画面遷移)させる。また、タッチ数96が設定されている場合には、携帯端末21の電子タグ18へのタッチ数が設定されている回数になったときにだけ、携帯端末21の表示をその移動先URLへ移動(画面遷移)させることができる。なお、管理サーバー22へのアクセス時に、登録されている時間やタッチ数に該当するものがない場合には、時間もタッチ数も設定されていない移動先URL93が移動先となる。
「追加」ボタン98を押すと、さらに表示・入力部92に入力行が増えるので、移動先URLの複雑な設定も可能になる。また、「削除」ボタン97を押すと、設定されている行が削除される。
カレンダー11の電子タグ18は、そこに書き込まれたタグコードを通して、そのカレンダー11のカレンダー管理画面81及び設定情報画面91に結び付けられている。したがって、電子タグ18に書き込まれた第1のURL(タグ用URL)によって管理サーバー22にアクセスされたとき、管理サーバー22はそのタグコードを読み取って対応する設定情報画面91を参照し、そのアクセス時の日時やタッチ回数と表示・入力部92に登録されているタイムスケジュール95及びタッチ数96とを比較し、携帯端末21の接続先をその時の日時やタッチ回数に応じた移動先URL53へ切り替える。
設定情報画面91の設定が完了して「保存」ボタン99を押すと、設定情報画面91が閉じてカレンダー管理画面81に戻る。そして、表示部82には一行の入力欄が作成されていて、その移動先URL84の欄には、設定情報画面91で登録された移動先URLが表示されているので、さらにカレンダー名83にカレンダー名を入力する。同時に、表示部82には、「編集」ボタン86が表示され、「編集」ボタン86を押すと設定情報画面91が開くので、カレンダー管理画面81の「新規追加」ボタン88は表示されなくなる。また、カレンダー管理画面81の「削除」ボタン87を押すと、登録内容が削除される。なお、設定情報画面91における設定は、カレンダー販売代理店32が行ってもよく、クライアント33が行えるようにしてもよい。
[情報管理システムの運用方法]
つぎに、情報管理システムの運用方法を説明する。カレンダー販売代理店32は、図15に示す手続により登録される。新規のカレンダー販売代理店32を登録する場合には、図15に示すように、カレンダー販売代理店32から例えば書面により登録申請が提出される(ステップS1)。カレンダー販売代理店32から登録申請を受け取ったカレンダー製造メーカー31は、管理サーバー22において新規のカレンダー販売代理店32の登録処理を行う(ステップS2)。すなわち、カレンダー製造メーカー31の管理者は、図6の販売代理店管理画面41を開き、「新規」ボタン43を押してその未入力行を入力可能にし、カレンダー販売代理店32を登録する。カレンダー販売代理店32が新規に登録されると、そのカレンダー販売代理店32は販売代理店管理画面41に反映される。カレンダー販売代理店32の登録が完了すると、カレンダー製造メーカー31(管理サーバー22)から新規のカレンダー販売代理店32に登録情報メールが送信される(ステップS3)。登録メールがカレンダー販売代理店32に送信されると、そのメールアドレスがそのカレンダー販売代理店32の代理店IDとなる。
また、クライアント33は、図16に示す手続により登録される。図16に示すように、クライアント33からカレンダー販売代理店32に例えば書面により登録申請が出されると(ステップS4)、カレンダー販売代理店32からカレンダー製造メーカー31へ例えば書面によりクライアント追加申請が提出される(ステップS5)。カレンダー販売代理店32からクライアント追加申請を受け取ったカレンダー製造メーカー31は、管理サーバー22においてクライアント数の設定処理を行う(ステップS6)。クライアント数の設定処理とは、図9のクライアント管理画面61に登録することのできるクライアント数を変更する(新規クライアントの1社登録する場合では、クライアント数を1だけ増やす)処理である。こうしてクライアント数が変更されると、カレンダー販売代理店32は代理店ID入力して図9のクライアント管理画面61を開き、クライアント33の登録処理を行う(ステップS7)。すなわち、カレンダー販売代理店32の管理者は、そのクライアント管理画面61を開き、「新規クライアント登録」69をクリックし、開いたクライアント登録画面49(図7)で新規のクライアント33を登録する。クライアント33が新規に登録されると、そのクライアント情報はクライアント管理画面61の表示・入力部62に反映される。クライアント33の登録が完了すると、カレンダー販売代理店32から新規のクライアント33に登録情報メールが送信される(ステップS8)。登録メールがクライアント33に送信されると、そのメールアドレスがそのクライアント33のクライアントIDとなる。
この後、登録されたクライアント33からカレンダーの注文を受けた場合には、図17に示すような流れでカレンダーが制作され、クライアント33にカレンダーが引き渡される。まずはじめに、クライアント33からカレンダー販売代理店32にカレンダー11が発注される(ステップS9)。カレンダーの注文を受けると、カレンダー販売代理店32は、代理店IDを入力して図9のクライアント管理画面61にログインする(ステップS10)。さらに、カレンダー販売代理店32は、クライアント管理画面61でクライアント33を選択して「カレンダー管理」68を押し、図13のようなカレンダー管理画面81を開く。そして、カレンダー管理画面81で、受注したカレンダー名や数量などの必要項目を登録するともに(ステップS11)、移動先URLなどを設定する(ステップS12)。こうしてカレンダーの登録が行われると、カレンダー販売代理店32はカレンダー製造メーカー31にカレンダーの制作を依頼する(ステップS13)。カレンダーの制作依頼を受けたカレンダー製造メーカー31は、電子タグ付きのカレンダーを制作し、あるいは予め制作された当該品番のカレンダーをカレンダー販売代理店32へ出荷する(ステップS14)。カレンダーを受け取ったカレンダー販売代理店32は、カレンダーの余白部分や綴じ枠に企業名などを印刷するとともに、カレンダーに設けられている電子タグに予め決められたタグ用URLとカレンダーの種類毎に割り当てられたタグコードを書き込む(ステップS15)。タグ用URLやタグコードの書き込みは代理店端末23を用いて行うことができる。
図19〜図21は、タグ用URLとタグコードの書き込み方法を説明する図である。代理店端末23である携帯電話(スマートフォン)には、電子タグ18にタグ用URLとタグコードを書き込むためのアプリ(電子タグリーダー)がインストールされている。図19(A)は、このアプリを起動した状態を示す。図19(A)の画面にカレンダー販売代理店32のEメールアドレスとパスワードを入力し、ログインボタン101を押すと、図19(B)のようにカレンダーの種類を選択する画面が表れる。ここで、選択ボタン102を押してカレンダーの種類を選択すると、図20(A)の画面に切り替わる。図20(A)の画面には、図13のカレンダー管理画面81の一部が表示されている。さらに、この画面の進むボタン103にタッチすると、図20(B)のような画面に切り替わる。図20(B)の画面には、図14の設定情報画面91と同様な登録内容が表示されている。この画面の登録内容を確認して「タグ発行」104にタッチすると、図21の画面に切り替わり、タグ用URLとタグコードの書き込みが可能になる。なお、「書き込み後、電子タグをロックする」のチェックボックス105にチェックを入れておくと、電子タグ18にタグ用URLを書き込んだ後、書き換えが禁止される。これで書き込みの用意ができているので、代理店端末23を電子タグ18にかざして次々にタグ用URLとタグコードを書き込んでいく。こうして電子タグにタグ用URLとタグコードを書き込まれたカレンダーは、クライアント33に引き渡される(ステップS16)。さらに、このカレンダーはクライアント33から一般ユーザーに配布される。
また、管理サーバー22には、図18のような手続により、サイトの移動先のタイムスケジュールを登録又は変更することができる。タイムスケジュールを登録又は変更する場合には、クライアント33からカレンダー販売代理店32にたとえば書面によりタイムスケジュールの登録又は変更申請が提出される(ステップS17)。タイムスケジュールの登録又は変更申請を受け取ると、カレンダー販売代理店32は図13のカレンダー管理画面81にログインする(ステップS18)。そして、カレンダー管理画面81に登録されているカレンダーを選択して図14のような設定情報画面91を開く。設定情報画面91では、移動先のサイトのURLを設定するとともに、各移動先のサイト毎に移動を行わせる曜日や期間、時間などを設定又は変更することができる(ステップS19)。同様に、サイトの移動を行わせるタッチ回数も、設定情報画面91で設定又は変更することができる。
こうして管理サーバー22においてカレンダー供給側での設定が完了していると、一般ユーザーの携帯端末21に所定のサイトを表示させることができる。すなわち、図22に示すように、カレンダー11の電子タグ18に携帯端末21をかざすだけで、電子タグ18に書き込まれているタグ用URLとタグコードが携帯端末21に読み取られる。タグ用URLとタグコードを読み取った携帯端末21は、図23に示すR1のように、タグ用コードによって管理サーバー22内のサイトに接続される。タグ用URLにアクセスされると、管理サーバー22はそのタグコードによってそのタイムスケジュールなどを検索し、携帯端末21の接続先を図14の設定情報画面91に設定されている移動先URLに移動(画面遷移)させ、図23に示すR2のようにいずれかのクライアントサーバ24内のサイトへ導く。その結果、携帯端末21には、移動先URLのサイトが表示される。しかも、この移動先URLは設定情報画面91において時間毎に異なるサイトへ移動するように設定されているので、携帯端末21を電子タグ18にかざした時間によって異なるサイト(あるいは、同一サイト内の異なる画面)が携帯端末21に表示される。よって、たとえばクライアントが飲食店であれば、午前11時から午後2時まではランチメニューの案内を携帯端末21に表示させ、午後5時から閉店時刻まではディナーのメニューの案内を携帯端末21に表示させ、それ以外の時刻には通常の店舗案内を表示させるといったように表示を変化させることができる。また、一定期間の展示会がある場合には、その展示会が終了するまでの期間だけ展示会の案内を携帯端末21に表示させるようにもできる。したがって、このカレンダー11を利用した情報提供システムによれば、時期や時間に応じて一般ユーザーの携帯端末21に表示されるサイトやコンテンツを変化させることができ、情報提供手段としての有用性が向上する。
なお、携帯端末21を第1のURL(タグ用URL)から第2のURL(移動先URL)に切り替えるまでには、数秒程度の時間が必要である。従って、第1のURLから第2のURLに切り替わるまでの間、携帯端末21には広告を表示することが好ましい。この広告は、図10の広告管理画面107で設定することができる。広告管理画面107は、クライアント管理画面61(図9)やカレンダー管理画面81(図13)にある「広告管理」をクリックすることにより開くことができる。広告管理画面においては、広告の置かれている場所のURLと広告表示時間(タイムアウト)とを設定することができる。
なお、QRコード(2次元バーコード)(登録商標)の場合には、携帯端末において読取ソフトを立ち上げ、カメラでQRコードを光学的に読み取らなければならないので、手間が掛かる。これに対し、電子タグでは、携帯端末を電子タグに近づけるだけでよいので、ワンタッチで簡単にURLを読み取ることができる。また、QRコード(登録商標)では、その印刷品質や汚れによってはカメラのピントが合いにくい場合があり、使い勝手が悪い。これに対し、電子タグでは、電磁的にURLを読み取ることができるので、カレンダーの表面が汚れていても問題がない。
また、図9のクライアント管理画面61や図13のカレンダー管理画面81において、「GPS統計の表示」をクリックすると、図11のようなGPS統計が表示される。これは、携帯端末21のGPS機能を利用して管理サーバー22でGPS情報を収集し、選択したカレンダーの電子タグによりアクセスされたアクセス数(頻度)を地域毎に円の大きさで表示するものである。よって、これを見れば、そのカレンダーからのアクセス数やどの地域でよくアクセスされているか(ひいては、カレンダーの頒布地域の分布)を知ることができる。
また、図9のクライアント管理画面61や図13に示すカレンダー管理画面81において、「時間分析の表示」をクリックすると、図12のような時間分析表が表示される。これは、電子タグによりアクセスされたアクセス数を時系列で表示させたものである。表示方法は、ラジオボタンをクリックすることで、時間単位、1日単位、1週間単位、あるいは1ヵ月単位で統計表示することができる。よって、これを見れば、どの時期あるいは時間帯でそのカレンダーからのアクセス数が多いかを知ることができる。
[カレンダー発注からカレンダー納品までの異なる手順]
図17の処理では、カレンダーの発注からカレンダーの納品までの手続を説明したが、そこでは、カレンダー販売代理店32がログインしてカレンダー管理画面81でカレンダーを登録し、移動先URLを設定した。しかし、この手続は、クライアント33において行えるようにしてもよい。この場合を、図24を参照して説明する。
カレンダーを発注しようとするクライアント33は、図24に示すように、クライアントIDを入力して図13のカレンダー管理画面81にログインする(ステップS21)。さらに、クライアント33は、カレンダー管理画面81で、発注したいカレンダーの種類(カレンダー名)を登録するともに(ステップS22)、移動先URLを設定する(ステップS23)。こうしてカレンダーの登録が終わると、クライアント33は、カレンダー販売代理店32にカレンダーを発注する(ステップS24)。クライアント33からカレンダーを受注したカレンダー販売代理店32は、さらにカレンダー製造メーカー31にカレンダーの制作を依頼する(ステップS25)。カレンダーの制作依頼を受けたカレンダー製造メーカー31は、電子タグ付きのカレンダーを制作し、あるいは予め制作されたカレンダーをカレンダー販売代理店32へ出荷する(ステップS26)。カレンダーを受け取ったカレンダー販売代理店32は、カレンダーの余白部分や綴じ枠に企業名などを印刷するとともに、カレンダーに設けられている電子タグにタグ用URLとタグコードを書き込む(ステップS27)。タグ用URLの書き込みは代理店端末23を用いて行う。電子タグにタグ用URLを書き込まれたカレンダーは、クライアント33に引き渡される(ステップS28)。さらに、このカレンダーはクライアント33から一般ユーザーに配布される。
[タイムスケジュールの登録/変更の異なる手続]
図14の処理では、設定情報画面91におけるタイムスケジュールの登録又は変更の手続を説明したが、そこでは、カレンダー販売代理店32がログインして設定情報画面91でタイムスケジュールを登録した。しかし、この手続は、クライアント33において行えるようにしてもよい。この場合を、図25を参照して説明する。
タイムスケジュールを登録しようとするクライアント33は、図25に示すように、クライアントIDを入力して図14の設定情報画面91にログインする(ステップS29)。そして、クライアント33は、設定情報画面91において、移動先URLを設定するとともに、各移動先のサイト毎に移動を行わせる曜日や期間、時間などを設定又は変更する(ステップS30)。このようにクライアント33によりタイムスケジュール管理を行えるようにすれば、処理が簡素化される。
[異なるタイプのカレンダー]
また、カレンダーは、図1に示したような壁掛け型のカレンダー11に限らず、卓上型のカレンダーであってもよい。図26は、卓上型のカレンダー111の一例を示す。カレンダー111では、平らな面に立てることのできるホルダー112に、複数枚のカレンダー紙113を綴じている。各カレンダー紙113には、暦114が印刷されている。このような形態では、異なるタグコードを書き込まれた複数の電子タグ115を各カレンダー紙113に貼ってあってもよく、1枚の電子タグ116をホルダー112に貼ってあってもよい。
11、111 カレンダー
18、115、116 電子タグ
21 携帯端末
22 管理サーバー
23 代理店端末
24 クライアントサーバ
31 カレンダー製造メーカー
32 カレンダー販売代理店
33 クライアント
41 販売代理店管理画面
61 クライアント管理画面
81 カレンダー管理画面
91 設定情報画面
IN インターネット網

Claims (11)

  1. カレンダーに設けられた電子タグと、管理サーバーとを備えた情報提供システムであって、
    前記電子タグには、接続先となる第1のURLが書き込まれており、
    第1のURLによる接続先となる前記管理サーバーには、移動先となる第2のURLが登録され、
    携帯端末が前記第1のURLを読み取って前記携帯端末が前記第1のURLに接続されると、前記携帯端末がさらに前記第2のURLに接続先を切り替えられることを特徴とする、カレンダーを利用した情報提供システム。
  2. 前記第2のURLは、カレンダー販売代理店又はクライアントにより登録又は変更されることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  3. 前記管理サーバーには、複数の前記第2のURLが登録され、前記第2のURLの少なくとも一つには当該第2のURLに接続の先切り替えを行わせるための時間データが設定されていることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  4. 前記時間データは、期間、時刻又は曜日であることを特徴とする、請求項3に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  5. 前記管理サーバーには、複数の前記第2のURLが登録され、前記第2のURLの少なくとも一つには当該第2のURLに接続の先切り替えを行わせるための接続回数が設定されていることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  6. 前記タグの後方において前記カレンダーに磁気シートを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の情報提供システム。
  7. 前記電子タグは、前記カレンダーの綴じ枠部分に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  8. 前記電子タグは、前記カレンダーの綴じ枠の内側に設けられていることを特徴とする、請求項7に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  9. 前記電子タグは、カレンダー紙を保持するホルダーに設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  10. 前記電子タグからアクセスされた頻度を、地域別に表示する機能を備えた、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
  11. 前記電子タグからアクセスされた頻度を、一定時間毎に表示する機能を備えた、請求項1に記載のカレンダーを利用した情報提供システム。
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