JP3205249U - Nfcタグ付き物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者にとって情報の取得、表示が容易であると共に、当該情報の秘匿性を持ち、かつ、物品の美観を維持可能なNFCタグ付き物品を提供する。【解決手段】NFCタグ200を組み込んだ物品100であって、NFCタグ200内に物品100に関連する情報を記憶し、携帯端末300によって情報を取得及び表示可能な構成を採用する。また、物品100に関連する情報は、所有者、人物、動物、地域、観光ガイド、由来、URL、地図、製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の少なくともいずれか1つの情報を含む構成を採用した。【選択図】図1

Description

本考案は、NFC(Near field communication)タグ付き物品に関し、詳しくは、物品に埋め込まれたNFCタグの情報を携帯端末で表示する技術に関する。
従来より物品又は物品に関連した人物、動物等の情報を取得する方法が考えられている。単純な方法として、情報の記載された紙を取り出し可能に配置する方法がある。例えば、認知症患者の身に着けるネックレス等に小さなカプセルを取り付け、カプセル内に氏名、電話番号、住所、かかりつけの医療機関等を記載した紙を入れる方法がある。徘徊する患者を見つけた際、患者の情報を容易に得られるので便利である。しかし、このような方法は、悪意のある人にも容易に情報が取得されてしまうので、個人情報保護の観点からセキュリティー上問題であった。
また、他の方法として、QRコード(登録商標)等の符号化マークを物品に貼り付ける方法が考えられている。QRコード(登録商標)に、関連する団体の連絡先の情報や、ホームページのアドレス等の情報を入れる。スマホ等でQRコード(登録商標)を撮影、解析することで、連絡すべき団体の連絡先等が示され、利便性を高めることが出来る。しかし、QRコード(登録商標)は、物品の外観に配置しなければならず、場合によっては美観を損ねることになる。また、情報が埋め込まれていることを明示してしまうので、秘匿性が低くなってしまう問題があった。
以上のような問題を解決するために、秘匿性を持ち、使用者にとって情報の取得、表示が容易であり、かつ、物品の美観を維持できる考案が求められていた。
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、ウェアラブルな部品の取り扱い易さ向上と、持ち歩く小物の紛失防止のための技術(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、ボタンラップ(釦にかぶせて取り付け、身に着けるもの)を使用し、ICタグなどを装備したボタンラップをボタンに被せ、持ち歩く小物とボタンラップを紐などで接続するものである。
しかしながら、この技術では、物品であるボタンを無線タグ付きのラップで覆うものであり、物品の美観を維持することが出来ない。また、無線タグ内の情報を容易に取得、表示する技術については記載されておらず、そのため上記問題の解決には至っていない。
また、占い結果を見るためにNFCタグが封入されたお守りを、NFC機能を搭載したインターネット端末にかざし、占い結果を得る技術(特許文献2参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、家族や友人同士等、グループで本占いシステムを利用するユーザが、NFCタグが封入されたお守りをNFC機能を搭載したインターネット端末にかざすと、自身の占い結果とともに、同一グループに属する他のユーザ毎の、占い結果及び閲覧状況を知ることができるものである。
この例では、物品であるお守りにタグを入れることで、物品の美観を維持しつつ、物品に関連する情報を活用することが記載されている。しかしながら、物品の情報を専用端末を介してネットワーク上で活用するものであり、ネットワークを介さず情報の取得、表示が容易に行う技術については記載されておらず、そのため上記問題の解決には至っていない。
特開2005−339484 特開2015−179415
本考案は、上記問題点に鑑み、使用者にとって情報の取得、表示が容易であると共に、当該情報の秘匿性を持ち、かつ、物品の美観を維持可能なNFCタグ付き物品を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案は、NFCタグを組み込んだ物品であって、該NFCタグ内に該物品に関連する情報を記憶し、携帯端末によって該情報を取得及び表示可能である手段を採る。
また、本考案は、前記携帯端末により前記情報を書き換え可能である手段を採る。
さらに、本考案は、前記携帯端末がスマートフォンである手段を採る。
またさらに、本考案は、前記情報が、物品に関連する所有者、人物、動物、地域、観光ガイド、由来、URL、地図、製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の少なくともいずれか1つの情報を含む手段を採る。
さらにまた、本考案において、人物についての情報は、名前、住所、電話番号、年齢、経歴、特徴、家系図、思い出、メッセージの少なくともいずれか1つの情報を含む手段を採る。
そしてまた、本考案は、前記物品は、キーホルダー、フォトストラップ、土産品、有名人グッズ、財布、キーケース、かばん、ランドセル、バッグ、ブランド品、首輪、革製品、ネクタイ、制服、リストバンド、布製品、ネームプレート、番号札、ガイド札、ブローチ、バッヂ、ピンバッヂ、身飾品、指輪、お守り、傘、自転車、自動車、自動車の部品、絵画、彫刻、陶器、漆品、芸術品、工芸品、陶芸品、記念写真、遺影、写真立て、お墓、位牌、額縁、手形、3D手形、トロフィー、記念プレート、記念品、携帯電話、電化製品、チョコレート、飲食物、飲食物の包装、教材、展示施設における展示品のガイド板、石碑、灯篭、鳥居、仏像、観光案内板の少なくともいずれか1つである手段を採る。
さらにまた、本考案は、前記物品の外観に、組み込まれた前記NFCタグの用途を示すマークが配置されている手段を採る。
本考案に係るNFCタグ付き物品によれば、情報が物品に組み込まれていることを明示することなく情報を取得できるので、情報の秘匿性と取得容易性を同時に実現できる、といった優れた効果を奏する。
また、本考案に係るNFCタグ付き物品によれば、物品の外観、デザインに影響しない形をとることが出来るので、物品の美観の品位を維持することが出来るといった、優れた効果を発揮するものである。
本考案に係るNFCタグ付き物品の実施形態を示す説明図、分解図、システム図である。 本考案に係るNFCタグ付き物品の実施形態を示す説明図である。
本考案であるNFCタグ付き物品は、秘匿性を持ち、使用者にとって情報の取得、表示が容易であり、かつ、物品の美観を維持できることを最大の特徴とする。
以下、本考案に係るNFCタグ付き物品の実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、本考案に係るNFCタグ付き物品は、以下に述べる実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で適宜変更することができるものである。
図1に従って、本考案を説明する。図1(a)は、本考案の使用例を示す図である。図1(b)は、NFCタグ付き物品の分解図の例である。図1(c)は、本考案のシステムブロック図である。
NFCタグ付き物品1は、種々の物品に無線タグを埋め込んだものであり、物品100とNFCタグ200から構成されている。
物品100は、不動産の一部を含むあらゆる物を示し、基本的には動産一般のものが好適である。本考案では、その中でも特に使用者が容易に、持ち歩いたり、身につけたり、移動したりできる物を対象とするのが好適であるが、これに限定するものではない。
NFCタグ200は、無線タグ(RFタグ)の1つである。NFCは、Near Field Communicationの略称で、13.56MHzの周波数を利用する近距離無線通信技術である。非接触ICカードの通信および機器間相互通信が可能で、機器を近づけることで通信を行うものである。
NFCタグとリーダーを接近させる必要があるので、混信等が発生しにくい。NFCタグの情報量は、チップサイズによって異なるが一般的なものは130バイト程度であり、外国語も入力できる。また、データの書き込み、修正が出来る。書き込みの禁止の設定、いわゆる入力ロックを行い再入力不可とすることもできる。寿命は半永久的である。サイズは、15φ×0.5t程度である。耐水性があり、使用温度は約−40℃から150℃である。一般的なNFCタグは金属部分への貼り付けはできないが、金属対応のNFCタグもある。NFCタグとリーダーの通信距離は、10mm程度である。
図1(a)のNFCタグ付き物品1は、物品100がフォトストラップであり、物品100の内部にNFCタグ200を組み込んだものである。携帯端末300をNFCタグ付き物品1に接近させる。携帯端末300には、NFC通信機能があり、NFC通信のためのアプリがインストールされている。NFCタグ付き物品1のNFCタグ200と携帯端末300が通信し、携帯端末300の表示部340にNFCタグ200に書き込まれている情報が表示される。例えば、フォトストラップが芸能人の写真を入れたものであれば、芸能人のプロフィールをNFCタグ200内に書き込み、携帯端末300によって、芸能人のプロフィールを表示することによって、使用者は、その芸能人に対して、より親しみを感じることが出来る。
また、NFCタグ200の有無によって物品の外観が変わらないことから、外観の品位を下げることがなく好適である。
さらに、NFCタグ200の有無が外観からは判別できないので、秘匿性が高く、NFCタグ200が埋め込まれていることを知る人のみが情報を取得できるので、第三者への無用な情報流出を防ぐことが出来る。
図1(b)は、NFCタグ付き物品1の分解図の一例である。物品100はフォトストラップである。全体の枠である台部110と写真等の印刷された絵柄付きシート120の間にNFCタグ200を組み込む。NFCタグ200の大きさは直径15mm、厚さ0.5mm程度であり、小さく薄いので問題なく組み込みことが出来る。透明蓋130で、NFCタグ200、絵柄付きシート120を固定する。見た目は、一般的なフォトストラップと変わらないので、美観を低下させることがなく、好適である。NFCタグ200は、台部110と絵柄付きシート120の間に、単に挿入してもいいし、台部110又は絵柄付きシート120に接着してもよい。フォトストラップを製造する際に、絵柄付きシート120と絵柄付きシート120の写真に関連する情報の入ったNFCタグ200を事前に貼り付けておくことで、絵柄付きシート120とNFCタグ200の取り違いが発生せず、好適である。
図1(c)は、本考案のシステムブロック図である。NFCタグ付き物品1は、物品100とNFCタグ200から構成されている。携帯端末300は、NFC通信部310、制御部320、メモリ330、表示部340から構成されている。携帯端末300はスマートフォン、携帯電話でもよい。
NFC通信部310は、NFCタグ200と無線通信し、NFCタグ200内に書き込まれた情報を取得したり、NFCタグ200内に情報を書き込んだり、NFCタグ200内の情報を修正したりする部分である。
制御部320は、携帯端末300全体を制御する部分であり、NFC通信部310の制御、表示部340の制御等をメモリ330に記憶されたプログラム等によって行う。
メモリ330は、データの記憶部分であり、携帯端末300の基本OSやアプリケーション、一時的なデータ等を記憶する。NFCタグを読み込むアプリケーションもインストールされている。
表示部340は、携帯端末300内の情報等を表示する部分であり、文字、アイコン、画像等を表示することが出来る。携帯端末300が携帯電話、スマートフォンの場合には、着信表示、メール等も表示する。
具体的な動作としては、制御部320が、NFC通信部310に対して通信開始、NFCタグ内の情報取得を指示し、NFC通信部310は、制御部320に対してNFCタグ内の情報を通知する。制御部320は、メモリ330に情報を記憶する。制御部320は、メモリ330の情報の表示を表示部340に指示する。一連の動作によって、NFCタグ200内の情報が、携帯端末300の表示部340に表示される。
このように、本考案によって、情報が物品に組み込まれていることを明示することなく情報を取得できるので、秘匿性と情報取得容易性を同時に実現できる。
また、物品の外観、デザインに影響しない形を採ることが出来るので、物品の美観の品位を維持することが出来るという優れた効果を発揮するものである。
また、情報取得にネットワークを介さないため、インターネット等の通じない地域でも情報を取得することが出来る。
NFCタグ付き物品1の具体的な実施形態について、図2に沿って説明する。図2(a)は、バッグにNFCタグ200を組み込んだ例を示す。図2(b)は、首輪にNFCタグ200を組み込んだ例を示す。図2(c)は、記念品にNFCタグ200を組み込んだ例を示す。図2(d)は、写真立てにNFCタグ200を組み込んだ例を示す。
NFCタグ付き物品1の例として、徘徊者、迷子、迷い犬、迷い猫への対応が考えられる。徘徊する可能性のある人や迷子になる可能性のある人にNFCタグ付き物品1を装着させる。NFCタグ付き物品1の物品100としては、隠れたネームプレート、リストバンド、ピンバッヂ、ブローチ、神社のお守り等が考え得る。犬猫等の動物の場合には、図2(b)に示す様に、首輪にNFCタグ200を組み込みNFCタグ付き物品1とする。NFCタグ200は小さく薄いので、首輪のバンドの間に挿入することが容易である。NFCタグ200内の情報として、氏名、住所、電話番号、年齢、血液型、既往症、特徴等を入れておく。NFCタグ付き物品1の装着者が、迷子状態と考えられる場合に、NFCタグ付き物品1のNFCタグ200の内容を携帯端末300で表示することで、迷子状態をスムーズに解消することが出来る。
特に、海水浴場、プール、大規模遊園地等では、迷子の幼児の身元確認方法として有効である。
また、NFCタグ200内の情報として、個人の特定を回避するために、電話番号をその地域の警察の番号、住所を町名のみとしてもよい。
また、他の例として、忘れ物の身元確認が考えられる。NFCタグ付き物品1の物品100としては、携帯電話、傘、かばん、バッグ等、持ち回る物品全般が対象となる。
例えば、図2(a)に示す様に、持ち物であるバッグにNFCタグ200を組み込みNFCタグ付き物品1とする。バッグの場合には、バッグの内側にNFCタグ200を貼り付けるとよい。NFCタグ200内の情報は、氏名、住所、電話番号、年齢等である。
また、他の例として、観光地、地域に関連した情報をNFCタグ200に書き込むことが考えられる。観光地案内、観光ガイド、URL(ホームページアドレス)によって示すホテル、旅行業者等の道案内、地図等をいれることで観光地での実用的な情報を提示することが出来る。また、観光地の簡単な説明及び観光地の石碑、灯篭、鳥居、仏像等の建立、由来の説明をNFCタグ200内の情報とすることで、使用者は、観光地への関心をより高めることが出来る。
NFCタグ200を埋め込む物品100としては、陶器、漆で製作したガイド札等とすることで、物品100としても価値も高く、NFCタグ200によってさらに情報が得られるアイテムとすることが出来る。
また、おみやげとしてピンバッヂ、ブローチ、陶器、漆で製作した豆皿等を物品100とし、写真とNFCタグ200を付加することもできる。NFCタグ200内の情報として観光案内の説明を入れる。さらに、購入者の観光日時を携帯端末300を用いてその場にNFCタグ200内の情報に書き込むことによって、NFCタグ付き物品1の価値を上げることもできる。また、同様の手法は、有名人(芸能人、相撲、プロ野球選手等)のグッズとしても利用できる。また、記念品としても利用できる。
また、NFCタグ200内の情報として、結婚式の愛の言葉、思い出、メッセージを入力し、「愛の言葉の交換」として、結婚式場で利用しても良い。また、このようにプライベートな情報を含む場合には、NFCタグ200内の情報を暗号化し、携帯端末300で情報を取得する際に、パスワードを要求するようにしても良い。そうすることで、より秘匿性が高まり、より個人的な情報についても利用することが出来る。
また、物品100として、記念写真、遺影、お墓、位牌、3D手形等としても良い。図2(d)に示す様に、記念写真を写真立てに入れ、NFCタグ200を写真の裏面に配置する。NFCタグ200内の情報としては、記念写真の思い出等が考えられる。遺影、お墓、位牌の場合には、NFCタグ200内の情報として、故人の経歴、家系図等が考えられる。3D手形とは、図2(c)に示す様に、手形を立体的に造形したものである。NFCタグ200内の情報として手形作成時の思い出等を書き込むことで、3D手形の価値を高めることが出来る。
また、物品100として、ブランド品(バッグ、かばん、財布)としても良い。NFCタグ200にはICチップが封入されており、夫々のチップ内には製造過程で世界に一つしか無いUID(14桁の識別番号,シリアルナンバー)が入力され、このUIDは絶対に消すことが出来ないことから、これを製造元等で管理することで、ブランド品の偽造防止にも資することとなる。NFCタグ200の具体的な組み込み態様については、ブランド品の性質上、通常わからない位置にNFCタグ200を埋め込む態様が好適である。
なお、上記UIDと併せて、NFCタグ200内の情報として、製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日、販売先、購入者の氏名・住所等を入力することで、本物・偽物の区別が容易となり、且つ、製品保証(期間)、ネームプレートとして利用することが可能となる。
他にも物品100として種々の物が考えられ、特に限定はない。上記以外の物品100の具体例として、キーホルダー、土産品、キーケース、ランドセル、革製品、ネクタイ、制服、布製品、番号札、バッヂ、身飾品、自転車、自動車、自動車の部品、絵画、彫刻、陶器、漆品、芸術品、工芸品、陶芸品、額縁、手形、トロフィー、記念プレート、電化製品、チョコレート、飲食物、飲食物の包装、教材、展示施設における展示品のガイド板、観光案内板など、本考案を採用可能な多くの物品100が挙げられる。
他の実施例について図2を用いて説明する。実施例1と同様の部分は省略する。実施例1において、物品100にNFCタグ200が組み込まれていることが外観からは確認できないことから、秘匿性が高いことを説明した。しかし、用途によっては、あえて、NFCタグ200が組み込まれていることを明示したほうが良い場合もある。例えば、徘徊者や迷子を誰かが発見した場合や、宣伝のためのグッズを配布する場合等である。そこで、NFCタグ200が組み込まれていることを明示し、さらに、NFCタグ200の情報の目的も明示する考案が求められていた。
犬猫用の首輪の例に沿って説明する。図2(b)に示す様に、犬用首輪にNFCタグ200を組み込むことで、迷い犬になってしまっても、携帯端末300でNFCタグ200の情報を表示することで、飼い主が分かり、便利である。しかしながら、NFCタグ200は埋め込まれ、外観から見えないことから、迷い犬を見つけてもNFCタグ200の存在に気が付かないことが考えられる。そこで、物品100である首輪にマーク400を配置する。マーク400を外観に貼り付ける等し、容易に確認できるようにする。マーク400は、NFCタグ200が埋め込まれていることを示すロゴ、簡単な名称を示し、見た人が容易にNFCタグの存在を想起できるものが好ましい。マーク400のデザインを全国統一とすることで、NFCタグ付き物品1の有効利用を図ることが出来る。
また、広告、宣伝用グッズとして、店舗等において販売する商品や企業等が無償配布するノベルティグッズ等にNFCタグ200を組み込むことも考え得る。広告、宣伝用グッズの具体例として、フォトストラップに製品の写真を入れ、内部に製品の情報を入れたNFCタグ200を組み込み、フォトストラップの裏面に、NFCタグがあることを示すNマークを入れることで、広告、宣伝効果を高めることが出来る。NFCタグ200の具体的な組み込み態様については、内蔵や貼り付けなど商品形態に応じて適宜決定すればよい。このとき、NFCタグ200の情報として商品や店舗・企業のURLを書き込むことで、携帯端末300で当該情報を読み込むと同時に店舗・企業や商品PRのホームページに自動的に繋がる態様も可能である。商品入手者は、商品や店舗・企業の広告、宣伝を閲覧した後、NFCタグ200に自らの情報(氏名や住所等)を上書きすることで、忘れ物や迷子、痴呆患者用として当該商品を利用できるため、顧客側も店舗・企業側も両方にとって得策である。
なお、店舗・企業、商品URLをNFCタグ200に再入力することで、当該URLを介して再び店舗・企業、商品に関する広告、宣伝情報を確認することも可能である。
また、NFCタグ200の使用目的に応じて、マーク400のデザインを変えても良い。例えば、目的に応じて色を変える。色の種類は、例えば、オレンジ、ピンク、薄緑等である。例えば、オレンジ色のマーク400を痴呆症患者用とする。徘徊している人を発見した人は、オレンジ色のマーク400を見ることで、NFCタグの存在を認識し、携帯端末300によってNFCタグ200の情報を取得し、スムーズに徘徊者を保護することが出来る。オレンジ色は、厚生省の痴呆症対策推奨の色である。オレンジ色とすることで、痴呆症を想起する色として、より容易にNFCタグ200の情報を推定することが出来、好適である。
このように、物品100に対してNFCタグ200、マーク400を付加することで、NFCタグ付き物品1の利便性をさらに高めることが出来る。
本実施例は、NFCタグについて説明したが、無線タグ一般である他のRFタグでも同様に実施しても良い。
本考案に係るNFCタグ付き物品は、物品に関連する情報をNFCタグに入れ、使用者が容易に活用できる技術として、産業上の利用可能性は大きいものと思料する。
1 NFCタグ付き物品
100 物品
200 NFCタグ
300 携帯端末
400 マーク
110 台部
120 絵柄付きシート
130 透明蓋
310 NFC通信部
320 制御部
330 メモリ
340 表示部

Claims (7)

  1. NFCタグを組み込んだ物品であって、該NFCタグ内に該物品に関連する情報を記憶し、携帯端末によって該情報を取得及び表示可能であることを特徴とするNFCタグ付き物品。
  2. 前記携帯端末により前記情報を書き換え可能であることを特徴とする請求項1に記載のNFCタグ付き物品。
  3. 前記携帯端末はスマートフォンであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のNFCタグ付き物品
  4. 前記情報は、前記物品に関連する所有者、人物、動物、地域、観光ガイド、由来、URL、地図、製品名、製造番号、製造年月日、購入年月日の少なくともいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のNFCタグ付き物品。
  5. 前記所有者についての情報は、名前、住所、電話番号、年齢、経歴、特徴、家系図、思い出、メッセージの少なくともいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項4に記載のNFCタグ付き物品。
  6. 前記物品は、キーホルダー、フォトストラップ、土産品、有名人グッズ、財布、キーケース、かばん、ランドセル、バッグ、ブランド品、首輪、革製品、ネクタイ、制服、リストバンド、布製品、ネームプレート、番号札、ガイド札、ブローチ、バッヂ、ピンバッヂ、身飾品、指輪、お守り、傘、自転車、自動車、自動車の部品、絵画、彫刻、陶器、漆品、芸術品、工芸品、陶芸品、記念写真、遺影、写真立て、お墓、位牌、額縁、手形、3D手形、トロフィー、記念プレート、記念品、携帯電話、電化製品、チョコレート、飲食物、飲食物の包装、教材、展示施設における展示品のガイド板、石碑、灯篭、鳥居、仏像、観光案内板の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のNFCタグ付き物品。
  7. 前記物品の外観に、組み込まれた前記NFCタグの用途を示すマークが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のNFCタグ付き物品。
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