JP2020008162A - ドラムブレーキ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータを設けた構造において、ホイール内周面への堆積物による不都合を防止するのに適したドラムブレーキ構造を提供すること。【解決手段】電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータ2をドラムブレーキ1の径方向外側に突出する姿勢でドラムブレーキ1のバックプレート11に設けたドラムブレーキ構造A10において、電動アクチュエータ2において車軸から最も離れた先端部2aを通る車軸5周りの仮想円と、電動アクチュエータ2の先端部2aに対向するホイール内周面40aとの間の環状空間S1には、ドラムブレーキ1の静止部材に取り付けられた保護部材3が配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータをドラムブレーキのバックプレートに設けたドラムブレーキ構造に関する。
自動車のドラムブレーキの電動パーキング装置として、バックプレートに電動アクチュエータを取り付けた構造が開示されている(例えば特許文献1を参照)。同文献にも示されるように、寸法制限のある車両の室内幅を広く確保するため、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータは、車幅方向に交差してドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で設けられる。
しかしながら、ドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で電動アクチュエータを設けた場合、ホイールの内周面と電動アクチュエータの先端部との隙間が比較的小さくなる。そうすると、例えばホイールの内面に雪や泥が付着し、堆積した場合には、当該堆積物が電動アクチュエータと干渉し、電動アクチュエータが破損するおそれがあった。
特開2018−21575号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータを設けた構造において、ホイール内周面への堆積物による不都合を防止するのに適したドラムブレーキ構造を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明の第1の側面によって提供されるドラムブレーキ構造は、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータをドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で上記ドラムブレーキのバックプレートに設けたドラムブレーキ構造において、上記電動アクチュエータにおいて車軸から最も離れた先端部を通る上記車軸周りの仮想円と、上記電動アクチュエータの上記先端部に対向するホイール内周面との間の環状空間には、上記ドラムブレーキの静止部材に取り付けられた保護部材が配置されることを特徴としている。
好ましい実施の形態において、上記保護部材は、上記電動アクチュエータよりも車幅方向外側で、かつ車幅方向に見て上記電動アクチュエータと重なる位置に配置されている。
本発明の第2の側面によって提供されるドラムブレーキ構造は、ドラムブレーキの静止部材に取り付けられた保護部材を備えたドラムブレーキ構造であって、上記保護部材は、上記静止部材に固定され、上記ドラムブレーキの周方向において第1の幅寸法を有する取付け部と、上記ドラムブレーキの径方向外側に延出し、先端縁が上記ドラムブレーキの外周部とホイール内周面との間に位置する延出部と、上記取付け部および上記延出部の双方につながる変形容易部と、を有し、上記変形容易部は、上記ドラムブレーキの周方向において上記第1の幅寸法よりも小である第2の幅寸法を有し、上記延出部は、上記ドラムブレーキの径方向外側に向かうにつれて上記ホイールの回転方向の後方側へ偏倚して延びることを特徴としている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るドラムブレーキ構造の第1実施形態を示す平面図である。 内部構造を省略した、図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示したドラムブレーキ構造を車幅方向内側から見た側面図である。 図1に示したドラムブレーキ構造の変形例を示し、図1と同様の平面図である。 図1に示したドラムブレーキ構造の他の変形例を示し、図1と同様の平面図である。 本発明に係るドラムブレーキ構造の第2実施形態を示し、図3と同様に車幅方向内側から見た側面図である。 内部構造を省略した、図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図6に示したドラムブレーキ構造の変形例を示し、図6と同様の側面図である。
図1〜図3は、本発明に係るドラムブレーキ構造の第1実施形態を示している。本実施形態のドラムブレーキ構造A10は、ドラムブレーキ1に電動パーキングブレーキを装備した構成に係り、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータ2と、保護部材3とを備えて構成される。
ドラムブレーキ1は、車体側に固定される略円盤状のバックプレート11と、回転する車軸側に取り付けられるドラム12とを備えている。詳細な図示説明は省略するが、ドラムブレーキ1は周知の構成であり、バックプレート11には、当該バックプレート11の下部に設けられたアンカー部を支点として回動可能な一対のシューが組付けられている。当該一対のシューは、ブレーキをかけたときにはドラム12の内周面に押し付けられて制動力が発生する状態となり、ブレーキを解除したときにはドラム12の内周面から離間して制動力が発生しない状態となる。
バックプレート11にはまた、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータ2により作動するレバー(図示略)が組付けられている。当該レバーは、電動アクチュエータ2の駆動によりネジ機構を介して押し引き動作するケーブル(いずれも図示略)に接続されている。上記レバーは上記シューにも連係しており、電動アクチュエータ2の作動により、ブレーキをかけた状態とブレーキを解除した状態とに切り換え可能とされている。なお、電動パーキングブレーキは、上記ネジ機構の摩擦により、電動アクチュエータ2の駆動を停止してもブレーキをかけた状態あるいはブレーキを解除した状態が維持される。なお、各図においてバックプレート11について側面の凹凸形状等を省略し、簡略化して表している。
電動アクチュエータ2は、バックプレート11に支持されており、当該バックプレート11に対して車幅方向内側(図1において図中上側、図2において図中右側)に配置されている。電動アクチュエータ2は、車両の室内幅を広く確保するため、車幅方向に交差してドラムブレーキ1の径方向外側に突出する姿勢で設けられている。本実施形態において、電動アクチュエータ2は車軸よりも上方に配置されており、電動アクチュエータ2の先端部2aが最も高い位置にある。
電動アクチュエータ2は、例えば、バックプレート11に取りけられる台座21と、当該台座21にボルト締結等により取り付けられるケース22とを有し、ケース22内にはモータやネジ機構(図示略)が収容される。台座21は例えばアルミダイキャスト製であり、ケース22は電気絶縁性を有する樹脂製である。なお、各図において電動アクチュエータ2は簡略化して表している。
保護部材3は、電動アクチュエータ2を保護するためのものである。詳細は後述するが、保護部材3は、車両の走行によりホイール4(図2参照)の内周面40に付着する堆積物から電動アクチュエータ2を保護する。
保護部材3は、ドラムブレーキ1の静止部材に取り付けられている。当該ドラムブレーキ1の静止部材としては、バックプレート11やバックプレート11に固定された電動アクチュエータ2の台座21などを挙げることができる。保護部材3は、所定の強度を確保する観点から金属製であることが好ましい。本実施形態において、保護部材3は、溶接やボルト締結等の適宜手段によってバックプレート11に固定される。
保護部材3は、電動アクチュエータ2の先端部2aとホイール4の内周面40との間の環状空間S1に配置される。より詳細には、当該環状空間S1は、電動アクチュエータ2において車軸5から最も離れた先端部2aを通る仮想円C1と、ホイール4の内周面40のうち上記先端部2aに対向する内周面40aとの間の空間領域である。図面に表した環状空間S1は、本発明で言う環状空間を概略的に示したものである。保護部材3は、その少なくとも一部が上記環状空間S1に存在する。
本実施形態において、保護部材3は、車軸5の周方向において電動アクチュエータ2に対応する位置に配置されている。より詳細には、図1〜図3から理解されるように、保護部材3は、電動アクチュエータ2よりも車幅方向外側(図1において図中下側、図2において図中左側)であって、車幅方向に見て電動アクチュエータ2と重なる位置に配置されており、当該位置に保護部材3の一部が存在する。また、本実施形態では、保護部材3の一部は、電動アクチュエータ2の上方であって、鉛直方向に見て電動アクチュエータ2と重なる位置に配置される。
本実施形態においては、図1〜図3から理解されるように、保護部材3は、適宜湾曲ないし屈曲しており、剛性が高められている。より詳細には、保護部材3は、車幅方向の垂直断面において径方向外側が凸となるように屈曲している。また、図2によく表れているように、保護部材3は、ホイール4の内周面40aが車幅方向内側(図中右側)に向かうにつれて拡径するのに対応して車幅方向内側に向かうにつれて径方向外側に位置するように傾斜している。そして、保護部材3の先端部3aは、電動アクチュエータ2の先端部2aを囲うように屈曲している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のドラムブレーキ構造A10において、電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータ2がドラムブレーキ1の径方向外側に突出する姿勢でバックプレート11に設けられるとともに、電動アクチュエータ2を保護するための保護部材3が配置されている。保護部材3は、電動アクチュエータ2の先端部2aを通る仮想円C1と、ホイール4において上記先端部2aに対向する内周面40aとの間の環状空間S1に当該保護部材3の一部が存在するように配置される。
車両の走行によりホイール4の内周面40に雪や泥が付着し、堆積する場合がある。径方向外側に突出する姿勢の電動アクチュエータ2において、電動アクチュエータ2の先端部2aと、当該先端部2aに対向するホイール4の内周面40aとの隙間が比較的小さい。本実施形態によれば、上記環状空間S1に保護部材3が配置されているため、ホイール4の内周面40aに付着した堆積物は、電動アクチュエータ2と干渉する前に保護部材3に接触して削り取られる。したがって、電動アクチュエータ2の破損を防止することができる。
ホイール4を車両に取り付ける際、当該ホイール4を車幅方向の外側(図2において図中左側)から内側(図中右側)に進入させる。本実施形態において、保護部材3は、電動アクチュエータ2よりも車幅方向外側(図2において図中左側)で、車幅方向に見て電動アクチュエータ2と重なる位置に配置されている。このような構成によれば、ホイール4の取り付け時に当該ホイール4が位置ずれしても、ホイール4は電動アクチュエータ2の側面よりも先に保護部材3に当たるので、電動アクチュエータ2の破損を防止することができる。
本実施形態において、保護部材3の一部は、電動アクチュエータ2の上方であって、鉛直方向に見て電動アクチュエータ2と重なる位置に配置される。このような構成によれば、ホイール4の脱着時においてホイール4が落下しても、当該ホイール4は電動アクチュエータ2よりも先に保護部材3に当たる。したがって、上記構成は、電動アクチュエータ2の破損を防止するうえでより好ましい。
上記のドラムブレーキ構造A10では、保護部材3がバックプレート11に取り付けられる場合について説明したが、保護部材3の取り付け態様はこれに限定されない。図4および図5は、上記第1実施形態に基づくドラムブレーキ構造A10の変形例を示している。例えば、図4に示したドラムブレーキ構造A11では、仮想線で示すように、保護部材3は、電動アクチュエータ2の台座21に取り付けられている。また、図5に示したドラムブレーキ構造A12では、保護部材3は、台座21とバックプレート11とに跨ってアーチ状に取り付けられている。図示説明は省略するが、保護部材3は、ドラムブレーキ1の静止部材に一体で成形してもよい。
図6、図7は、本発明に係るドラムブレーキ構造の第2実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
本実施形態のドラムブレーキ構造A20は、主に保護部材3の構成が上記実施形態と異なっている。ドラムブレーキ構造A20において、保護部材3は、取付け部31、変形容易部32および延出部33を備えて構成されている。保護部材3の材質は、上記第1実施形態の場合と同様に、金属製である。
取付け部31は、溶接やボルト締結等の適宜手段によってバックプレート11(静止部材)に固定されている。図6に示すように、取付け部31は、ドラムブレーキ1の径方向に沿って所定の長さを有する。取付け部31は、ドラムブレーキ1の周方向において所定の幅寸法t1を有する。
変形容易部32は、他の部位と比べて容易に弾性変形する部位である。変形容易部32は、取付け部31と延出部33との間に位置し、取付け部31および延出部33の双方につながっている。図6に示すように、変形容易部32において、ホイール4の回転方向N1における前方側に凹部321が形成されている。これにより、変形容易部32は、ドラムブレーキ1の周方向における幅寸法t2が上記の取付け部31における幅寸法t1よりも小である。
延出部33は、ドラムブレーキ1の径方向外側に延出している。具体的には、図6に示すように、延出部33は、ドラムブレーキ1の径方向外側に向かうにつれてホイール4の回転方向N1の後方側へ偏倚しており、取付け部31に対して屈曲して延びる。図6および図7に示すように、延出部33の先端縁331は、ドラムブレーキ1の外周部とホイール4の内周面40との間に位置する。図6に示すように、延出部33の先端縁331は、ドラムブレーキ1の周方向に略沿っている。当該先端縁331とホイール4の内周面40とは、略一定の隙間t3を隔てている。
なお、図7に示すように、本実施形態において、保護部材3は、適宜湾曲ないし屈曲しており、剛性が高められている。保護部材3は、車幅方向内側に向かうにつれて径方向外側に位置するように傾斜している。保護部材3(延出部33)は、上述の環状空間S1に配置される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のドラムブレーキ構造A20において、保護部材3は、取付け部31、変形容易部32および延出部33を有する。延出部33は、ドラムブレーキ1の径方向外側に延びており、延出部33の先端縁331はドラムブレーキ1の外周部とホイール4の内周面40との間(本実施形態では環状空間S1)に位置する。このような構成によれば、車両の走行によりホイール4の内周面40に雪や泥が付着して形成される堆積物は、電動アクチュエータ2と干渉する前に保護部材3(延出部33)に接触して削り取られる。したがって、電動アクチュエータ2の破損を防止することができる。
変形容易部32には凹部321が形成されており、変形容易部32の幅寸法t2は取付け部31の幅寸法t1よりも小である。また、延出部33は、ドラムブレーキ1の径方向外側に向かうにつれてホイール4の回転方向N1の後方側へ偏倚して延びる。このような構成によれば、ホイール4の回転方向N1への回転に伴って内周面40に付着した堆積物が延出部33の先端縁331に接触すると、変形容易部32が弾性変形する。この変形容易部32の弾性変形に伴い、延出部33は、変形容易部32(図6に示した変位中心P1)を中心として回転方向N1の前方側へ回動するように変位する。ここで、上述のように延出部33がドラムブレーキ1の径方向外側に向かうにつれてホイール4の回転方向N1の後方側へ偏倚して延びるため、延出部33の先端縁331は、図6において仮想線で示すように、ホイール4の内周面40に近づくように変位する。これにより、延出部33の先端縁331とホイール4の内周面40との隙間t4が弾性変形前の隙間t3よりも小さくなり、ホイール4に付着した堆積物を十分に削ぎ落とすことが可能である。
また、延出部33は、堆積物を削ぎ落とした後は元の位置に復元し、先端縁331とホイール4の内周面40との隙間t3が、上記の弾性変形時の隙間t4よりも大きくなる。このため、堆積物が成長するまでの暫くの間において、延出部33(保護部材3)が堆積物に繰り返し接触することは回避される。したがって、保護部材3の耐久性が向上する。
図8は、上記第2実施形態に基づくドラムブレーキ構造A20の変形例を示している。同図に示したドラムブレーキ構造A21において、保護部材3は、取付け部31から二股状に延びる一対の変形容易部32および一対の延出部33を有する。図中左側に位置する変形容易部32および延出部33は、例えば前進時にホイール4が回転方向N1に回転する際に、ホイール4に付着した堆積物を削ぎ落とす役割を担う。図中右側に位置する変形容易部32および延出部33は、後進時にホイール4が回転方向N2(回転方向N1とは反対方向)に回転する際に、ホイール4に付着した堆積物を削ぎ落とす役割を担う。図示説明は省略するが、保護部材3については、ホイール4が回転方向N1に回転する場合と回転方向N2に回転する場合にそれぞれ機能するように、別体として離間して設けてもよい。
なお、取付け部31、変形容易部32および延出部33を有する保護部材3についての上記実施形態(ドラムブレーキ構造A20,A21)においては、電動アクチュエータ2を具備する構成としていたが、本発明はこれに限定されない。取付け部、変形容易部および延出部を有する保護部材を備えたドラムブレーキ構造において、電動アクチュエータを具備しない構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に変更が可能である。
A10,A11,A12,A20,A21 ドラムブレーキ構造
C1 仮想円
N1,N2 回転方向
P1 変位中心
S1 環状空間
t1 幅寸法(第1の幅寸法)
t2 幅寸法(第2の幅寸法)
t3,t4 隙間
1 ドラムブレーキ
11 バックプレート
12 ドラム
2 電動アクチュエータ
2a 先端部
21 台座
22 ケース
3 保護部材
3a 先端部
31 取付け部
32 変形容易部
321 凹部
33 延出部
331 先端縁
4 ホイール
40 内周面
40a 内周面(電動アクチュエータの先端部に対向するホイール内周面)
5 車軸

Claims (3)

  1. 電動パーキングブレーキ用の電動アクチュエータをドラムブレーキの径方向外側に突出する姿勢で上記ドラムブレーキのバックプレートに設けたドラムブレーキ構造において、
    上記電動アクチュエータにおいて車軸から最も離れた先端部を通る上記車軸周りの仮想円と、上記電動アクチュエータの上記先端部に対向するホイール内周面との間の環状空間には、上記ドラムブレーキの静止部材に取り付けられた保護部材が配置されることを特徴とする、ドラムブレーキ構造。
  2. 上記保護部材は、上記電動アクチュエータよりも車幅方向外側で、かつ車幅方向に見て上記電動アクチュエータと重なる位置に配置されている、請求項1に記載のドラムブレーキ構造。
  3. ドラムブレーキの静止部材に取り付けられた保護部材を備えたドラムブレーキ構造であって、
    上記保護部材は、上記静止部材に固定され、上記ドラムブレーキの周方向において第1の幅寸法を有する取付け部と、上記ドラムブレーキの径方向外側に延出し、先端縁が上記ドラムブレーキの外周部とホイール内周面との間に位置する延出部と、上記取付け部および上記延出部の双方につながる変形容易部と、を有し、
    上記変形容易部は、上記ドラムブレーキの周方向において上記第1の幅寸法よりも小である第2の幅寸法を有し、
    上記延出部は、上記ドラムブレーキの径方向外側に向かうにつれて上記ホイールの回転方向の後方側へ偏倚して延びることを特徴とする、ドラムブレーキ構造。
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