JP2020006861A - 車両積載物の養生用具及びその使用方法 - Google Patents

車両積載物の養生用具及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】運搬車両の荷台上の積載物を覆う被覆シートを積載物上に敷設する上で、人力での操作に依存しながら、作業者が積載物上に乗る必要性を解消する。【解決手段】運搬車両6の荷台7上に積載される積載物を上方から覆い、長さ方向に前方側と後方側とに区別された被覆シート2と、被覆シート2の前方側の幅方向両側を保持し、被覆シート2を積載物上に敷設する、地上での操作に使用される少なくとも1本の操作棒5から養生用具1を構成し、被覆シート2の前方側の幅方向両側と、後方側の幅方向両側に、運搬車両6に接続される、張力を負担可能な前方側環状材3、3と後方側環状材4、4をそれぞれ連結し、操作棒5の上端部50に、被覆シート2の前方側環状材3を保持する1箇所、もしくは複数箇所の保持部53を備えさせる。【選択図】図1

Description

本発明は運搬車両の荷台上の積載物を覆う被覆シートとこれを地上から積載物上に敷設するために使用される操作棒からなる車両積載物の養生用具、及び操作棒を用いて被覆シートを積載物上に敷設する養生用具の使用方法に関するものである。
例えば建設現場等の地盤や地山から発生する掘削残土(建設発生土)中に混入している自然由来の重金属の含有量が環境基準値を超過しているような場合、掘削残土は汚染土壌として取り扱われる。このため、この汚染土壌を運搬車両(ダンプトラック)で運搬する際には、汚染土壌の飛散を回避するために「シートで覆う等」の措置を講ずるよう、環境省から指導がされている(非特許文献1参照)。
運搬車両の荷台(掘削残土)上にシートを掛ける方法としては元々、運搬車両が停車すべき領域の脇にシートの敷設作業をするための階段を含む足場を組み、足場を通じて運搬車両の荷台との間を行き来する方法によりシートを敷設することが行われていた。しかしながら、シートの敷設作業を掘削残土等、積載物上でする以上、荷台上からの作業者の転落事故を完全に防止できる状況にはなかった。
足場を利用する方法の危険性を回避する方法として、荷台の運転席寄りの屋根部分(ルーフキャリア)等に設置された巻取り装置によるワイヤ等の紐状材の巻き戻しと巻き取りを利用してシートの引き出しと格納をする方法がある。この方法は紐状材の巻き戻しと巻き取りをすることにより紐状材に一体化したシートの引き出しと格納をする方法と(特許文献1、2参照)、直接、シートの巻き戻しと巻き取りをする方法に大別される(特許文献3、4参照)。
これらの方法では巻取り装置を用いることで、自動的にシートの引き出しと格納を行える利点がある。但し、巻取り装置はシートの長さ方向には張力を付与できるものの、シートの幅方向両側へは張力を付与することができないため、シートの引き出し時に作業者がシートの幅方向両側へ引き寄せ、シートの張りを整える等の補助的な作業をしなければならないことがあり、引き出し(敷設)時の完全な自動化は難しい。
一方、シートの折り畳み方に工夫を施し、積載物上への設置後、地上からの人力での操作で展開を可能にする棒材を使用することで、シートを積載物上に敷設する方法がある(特許文献5参照)。この方法では予め展開作業に備えて幅方向に折り畳まれ、長さ方向に巻かれたシートに接続された補助ロープの先端を荷台後方側に配置し、補助ロープの先端にカギ棒の先端を引っ掛け、カギ棒を荷台の後方へ引き寄せることで、シートが荷台の後方にまで広げられる(段落0018、図2)。只、シートは予め幅方向に折り畳まれ、積載物上で幅方向に展開されることから、主に荷台上で上に凸の立体形状に積載される積載物に適した形態をしているため(図2−(b))、荷台の側あおり(側板)から上方へ盛り上がらない積載物には適していない。
環境省「汚染土壌の運搬に関するガイドライン(改訂第2版)」第3章運搬に関する基準(法第17条)3.1運搬全般(規則第65条第1号)
特開平6−344822号公報(段落0007〜0014、図1〜図3) 特許第3027817号公報(段落0011〜0022、図1〜図6) 実用新案登録第3083828号公報(段落0005〜0009、図1〜図9) 特許第5637524号公報(段落0009、図1〜図4−4) 特開2002−127810号公報(請求項3、段落0018、図1、図2)
特許文献5では少なくとも巻かれた状態のシートを積載物上に載せ、シートの前方側を荷台に固定するときには作業者は荷台ステップ上には登らなければならない。このときに補助ロープの先端を荷台の後方寄りまで配置することができるとしても、荷台後方の地上の作業者に保持されたカギ棒の先端を積載物上の補助ロープの先端に引っ掛けることは容易ではない。
例えば積載物上へのシートの設置時に補助ロープの先端を荷台の後方側にまで引き出しておくことができるとしても、地上でのカギ棒の操作でその先端を補助ロープの先端に引っ掛けることは精度が必要な作業になる。結局、カギ棒の先端を補助ロープの先端に引っ掛ける作業は作業者が積載物上でしなければならないと想像され、積載物上での作業を完全に排除することはできないと考えられる。
本発明は上記背景より、人力での操作に依存しながら、作業者が積載物上に乗る必要性を解消する車両積載物の養生用具とその使用方法を提案するものである。
請求項1に記載の車両積載物の養生用具は、運搬車両の荷台上に積載される積載物を上方から覆い、長さ方向に前方側と後方側とに区別された被覆シートと、この被覆シートの前記前方側の幅方向両側を保持し、前記被覆シートを前記積載物上に敷設する、地上での操作に使用される少なくとも1本の操作棒とを備え、
前記被覆シートの前記前方側の幅方向両側と前記後方側の幅方向両側に、前記運搬車両に接続される、張力を負担可能な前方側環状材と後方側環状材がそれぞれ連結され、
前記操作棒の上端部が、前記被覆シートの前記前方側環状材を保持する1箇所、もしくは複数箇所の保持部を有していることを構成要件とする。
「被覆シートの前方側」は図6−(c)に示すように被覆シート2が積載物上に敷設されたときの運搬車両(以下、車両)6の前方側(運転席側)を指し、被覆シート2の長さ方向の中間部に関して前方寄りの区間を指す。「被覆シート2の後方側」は車両6の荷台7の後方側を指し、被覆シート2の長さ方向の中間部に関して後方寄りの区間を指す。「長さ方向に前方側と後方側とに区別された」とは、被覆シート2の使用上、長さ方向に向きがあることを意味する。積載物は種類を問わず、前記した掘削残土を含む。車両6は主にダンプトラックである。
被覆シート2の前方側と後方側にそれぞれ前方側環状材3と後方側環状材4が連結されるが、請求項1では前方側環状材3が被覆シート2の前方寄りの区間のいずれかの部分に連結され、後方側環状材4が後方寄りの区間のいずれかの部分に連結されればよく、それぞれ前方側の範囲内と後方側の範囲内での連結位置に原則的に制限はない。但し、被覆シート2の後方側には後述のように荷台7の長さ寸法の相違に対応するために、調整区間2Aが形成されることがあるため(請求項3)、後方側環状材4はこの調整区間2Aの範囲か調整区間2Aに近い範囲に連結されるが、被覆シート2の前方側の端部は積載物の全長を覆う上で、荷台7の最前部にまで移動させられるため、前方側環状材3は主に被覆シート2の前方側の端部寄りの位置に連結される。
前方側環状材3と後方側環状材4は環状材であるから、少なくとも前方側環状材3と後方側環状材4の使用状態では輪ゴム(ゴムバンド)のように閉じた形状をする。「使用状態」は被覆シート2の敷設作業中から敷設作業終了後、前方側環状材3と後方側環状材4が車両6に接続されている(積載物上に敷設されている)間、の意味である。前方側環状材3が操作棒5に保持されているときも「前方側環状材3の使用状態」に含まれる。「少なくとも」とは、使用状態以外のときには、前方側環状材3と後方側環状材4は例えば両端部が結束されていない紐のように必ずしも閉じていないことを含み、使用状態で閉じていればよいことの意味である。
「前方側環状材3と後方側環状材4が張力を負担可能」とは、少なくとも前方側環状材3と後方側環状材4の使用状態では前方側環状材3と後方側環状材4が共に引張力を負担可能であることを言う。具体的には前方側環状材3が操作棒5に保持されているときに、操作棒5から前方側環状材3に伝達される引張力を負担可能であり、前方側環状材3と後方側環状材4が車両6に接続されている間、車両6への結束時等に前方側環状材3と後方側環状材4に与えられる引張力を負担可能であることを言う。但し、実際には前方側環状材3と後方側環状材4は張力が与えられれば伸び変形し、解放されれば原形に復元する弾性を有し、伸縮自在な性質を有することが適切である。請求項1における「被覆シートの前方側の幅方向両側を保持する操作棒」とは、操作棒5が被覆シート2前方側の幅方向両側位置に接続された前方側環状材3を保持することを言う。
前方側環状材3と後方側環状材4は被覆シート2の積載物上への敷設完了後には共に車両6のいずれかの部分に接続されるが、被覆シート2の敷設作業中には前方側環状材3は操作棒5に保持される。後方側環状材4は被覆シート2の敷設作業中に車両6に接続されている場合もある。前方側環状材3と後方側環状材4は車両6の荷台ステップ73かその付近等、車両6の、作業者が積載物上に乗らずに済む位置に接続される。
請求項1における「操作棒の上端部が被覆シートの前方側環状材を保持する」とは、操作棒5の上端部に備えられた、あるいは形成された「保持部53」が何らかの形で被覆シート2の前方側環状材3を保持、または支持することを言う。また前方側環状材3が保持部53に直接、係止する、または挟持、もしくは連結されることの他、間接的に連結(接続)されること等を含み、保持部53による前方側環状材3の保持(支持)方法を問わない趣旨である。「係止する」は巻き付けられることを含む。養生用具1を構成する操作棒5は1本、もしくは2本以上あり、保持部53は各(1本の)操作棒5に付き、1箇所、もしくは複数箇所ある。
保持部53による前方側環状材3の保持方法は問われないため、保持部53の形状も問われない。例えば前方側環状材3を保持部53に単純に係止させて保持させる場合には、保持部53は図1−(a)、図2に示すように操作棒5の本体部51側から上方へ向けて枝状に分岐した形状、または図3に示すように上方から下方へL字形状等に屈曲、もしくは湾曲した形状等に形成されればよい。「枝状に分岐した形状」には例えば先割れスプーンのような形状も含まれる。前方側環状材3が直接、もしくは間接的に連結させるような場合には保持部53は図4に示すように環(リング)状に形成されることもある。但し、被覆シート2の敷設完了後には前方側環状材3は保持部53から離脱させられ、車両6に接続されるため、保持部53は例えば操作棒5を降下させることにより前方側環状材5が保持部53から離脱できるような、上方が開放した単純な形状であることが、着脱の効率上は合理的である。
操作棒5が1本の場合、操作棒5は上端部(先端部)が積載物の最上部より上方に位置するよう、例えば図4に示すように全体としてL字形状等に屈曲した、またはそれに類似した形状等に湾曲した形状をする。積載物上に位置する区間における被覆シート2の幅方向両側位置に対応した少なくとも2箇所に保持部53、53が形成されるか、接続(連結)される。この場合、操作棒5は荷台の幅方向片側の地上に位置する作業者の手許から積載物の上空に至る長さを持つ。
図4に示す例では操作棒5の下端部を作業者が保持し、荷台7の片側に位置する区間を立てた状態のときに、操作棒5が軸方向に一様断面、または一様材料であれば、操作棒5全体の重心が下端部より荷台7側に位置する関係で、作業者が保持した手には偏心によるモーメントが作用する。この偏心は操作棒5の断面や材料を変化させるか、操作棒5の荷台の片側に位置する区間を図5に示すように荷台7の反対側へ湾曲させれば、小さくすることができるため、モーメントを低減することは可能である。なお、操作棒5は不使用時の運転席等への収納の便宜より伸縮自在に、または折り畳み自在に形成されることが合理的である。
操作棒5が2本の場合、各操作棒5の上端部50が保持部53を有する(請求項2)。この場合、操作棒5は荷台7の幅方向両外側の位置に配置され、基本的には二人の作業者に操作される。被覆シート2の2箇所の前方側環状材3、3を保持した2本の操作棒5、5は原則的に同時に荷台7の後方側から前方側へ移動するため、被覆シート2に幅方向に張力を付与した状態で被覆シート2を積載物上に敷設し、その(張力が付与された)まま2個の前方側環状材3、3を車両6に接続することができる利点がある。荷台7の側あおり(側板)71等に操作棒5を仮止めするフック等の部分があれば、1本ずつ操作棒5を荷台7の後方側から前方側へ移動させることはできるため、2本の操作棒5、5を一人で操作することも可能である。
また複数本の操作棒5は二人で操作されなければならない理由はなく、三人以上の作業者が操作棒5を操作することもあるため、3本以上の操作棒5が使用されることもある。3本の操作棒5を二人で操作することも可能である。
以上のように使用される操作棒5の本数に拘わらず、車両6の少なくとも幅方向片側の地上に位置する一人、もしくは複数人の作業者が操作棒5を保持した(持った)まま、荷台7の後方側、または中間部から前方側へ移動することで、被覆シート2の前方側の端部を荷台7の前方側の端部にまで移動させることができる。すなわち、操作棒5への前方側環状材3、3の保持と操作棒5の移動のみで被覆シート2の敷設作業を完了させることができる。
被覆シート2の前方側端部の荷台7の前方側端部への移動後には、前方側環状材3を車両6の荷台ステップ73等に接続すればよく、後方側環状材4を荷台7の後あおり72やリヤバンパー等に接続すればよいため、前方側環状材3と後方側環状材4の車両6への接続のために作業者が荷台7上にも荷台ステップ73上にも乗る必要が生じない。従って請求項1以下の発明では被覆シート2の敷設を人力での操作に依存しながら、作業者が積載物上に乗る必要性から解放されるため、作業者の安全性が確保される。
荷台7の長さは車両6の規模等に応じて相違することがあるため、被覆シート2は対象となる最大規模の車両6の荷台7の長さ寸法に適合した長さを有することが、車両規模の相違に対応する上では有効である。この関係で、被覆シート2の長さが最大規模の車両6に応じた大きさを有する場合、それより小さい規模の車両6に使用された場合に、被覆シート2の後方側に余長が生じることになる。このような状況に備え、被覆シート2の後方側に調整区間2Aを確保することが適切である(請求項3)。
具体的には後方側環状材4を被覆シート2の後方側の区間内で、被覆シート2の後端部より前方寄りの位置に連結し、後方側環状材4の被覆シート2への連結箇所から被覆シート2の後端部までの区間を車両6の荷台7上を覆う長さを調整するための調整区間2Aとして利用する(請求項3)。調整区間2Aの少なくとも幅方向両側には調整区間2Aが不使用のときに調整区間2Aを丸める(束ねる)紐23を挿通させるための挿通孔2bが形成される。調整区間2Aが不使用のとき、丸めた(束ねた)調整区間2Aの複数の挿通孔2bに紐23を挿通させることにより調整区間2Aが丸められた状態に保たれる。「少なくとも幅方向両側」とは、図1−(a)に示すように幅方向の中間部にも挿通孔2bが形成されることがある趣旨である。
この場合、被覆シート2後方側に余長区間が生じたとき、余長区間は調整区間2Aとして丸められるため、前記のように後方側環状材4は調整区間2Aの範囲、または調整区間2Aに近い位置に連結される。調整区間2Aは余長区間が生じた場合の備えであるから、余長区間は調整区間2Aの全長になる場合と調整区間2Aの一部区間になる場合がある。調整区間2Aの内、使用車両の長さ寸法に応じた余長区間が丸められるため、後方側環状材4は余長区間の中間部寄りの部分、またはその付近に連結されることになる。
請求項3では使用車両の長さ寸法に応じて生じた余長区間が丸められることで、使用車両の長さ寸法の相違に対応しながらも、余長区間が荷台7の後方から垂れ下がらない状態にすることができるため、荷台7後方の後あおり72の表面に表示される許可番号を余長区間が覆うことを回避することが可能になる。
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の養生用具1の使用方法は操作棒5を用いて被覆シート2を運搬車両6の荷台7上に積載された積載物上に敷設する方法になる(請求項4)。
この方法は操作棒5の保持部53に各前方側環状材3を保持させる工程と、被覆シート2の後方側を荷台7の後方より後方側、もしくは下方側に配置したまま、操作棒5を荷台7の少なくとも幅方向片側のいずれかの部分から、荷台7の前方側へ移動させる工程と、被覆シート2の前方側が荷台7の前方側まで移動した後、前方側環状材3と後方側環状材4を運搬車両2に接続する工程からなり、この複数の工程とを経ることにより、被覆シート2を荷台7上に積載された積載物上に敷設する状態が得られる(請求項4)。「操作棒5を荷台7の前方側へ移動させる」ことは、操作棒5の保持部53が保持した前方側環状材3、3を荷台7の前方側へ移動させることであり、前方側環状材3、3が連結されている被覆シート2の前方側の部分を荷台7の前方側へ移動させることである。
前方側環状材3の、操作棒5の保持部53への保持方法は前記のように問われず、操作棒5は1本の場合と複数本の場合がある。「被覆シートの後方側を荷台の後方より後方側、もしくは下方側に配置したまま」とは、被覆シート2の後方側の部分(区間)を荷台7の後方寄り、または荷台7後方の後あおり72の後方側、もしくは下方側に置いたまま、の意味である。
被覆シート2の後方側環状材4は前方側環状材3が操作棒5で荷台7の前方側へ移動させられる時点で荷台7の後方に接続されている場合と、前方側環状材3が荷台7の前方に接続された後に接続される場合もある。すなわち、操作棒5(前方側環状材3)を荷台7前方側へ移動させるときには、後方側環状材4が車両6に接続されているか否かは問われず、前方側環状材3と後方側環状材4の車両6への接続の順序も問われない。
「操作棒5を荷台7の少なくとも幅方向片側のいずれかの部分から、荷台7の前方側へ移動させる」とは、この移動開始の時点で操作棒5の保持部53へは前方側環状材3が保持されているから、操作棒5を用いて前方側環状材3を被覆シート2の前方側の端部と共に荷台7の前方側へ移動させることを言う。「幅方向片側のいずれかの部分から」とは、「荷台7の後方寄りから」等、操作棒5による被覆シート2前方側の荷台7前方側への移動を開始するときに、被覆シート2の前方側の部分が配置されている「荷台7の幅方向片側」の任意の位置を言う。「荷台7の前方側」は被覆シート2の前方側を荷台7の前方側へ移動させた後、前方側環状材3を車両6に接続する位置を指す。
操作棒5(前方側環状材3)の荷台7前方側への移動終了後、前方側環状材3と後方側環状材4をそれぞれ車両6の前方側と後方側に接続することにより被覆シート2の敷設作業が完了する。ここで、前方側環状材3と後方側環状材4は張力を負担可能であるから、前方側環状材3と後方側環状材4に張力を付与した状態で、前方側環状材3と後方側環状材4を車両6に結束する等により拘束することができるため、被覆シート2は少なくとも長さ方向には張力が付与された状態で積載物上に敷設される。被覆シート2の移動が荷台7の幅方向両側の2本以上の操作棒5を用いて移動させられる場合(請求項2)には、前記のように被覆シート2には幅方向にも張力が付与された状態に保たれる。
前方側環状材3と後方側環状材4が特に伸縮自在であれば、被覆シート2への張力付与時に前方側環状材3と後方側環状材4を伸長させ、車両6に結束等した後に伸長状態を解放することで、被覆シート2に張力を付与できるため、前方側環状材3と後方側環状材4の取扱い作業性がよい。
養生用具は運搬車両の荷台上に積載される積載物を上方から覆う被覆シートと、被覆シートの前方側の幅方向両側を保持する少なくとも1本の操作棒とを備えるため、車両の少なくとも幅方向片側の地上に位置する一人、もしくは複数人の作業者が操作棒を保持したまま、荷台の後方側から前方側へ移動することで、被覆シートの前方側の端部を荷台の前方側の端部にまで移動させ、被覆シートの敷設作業を完了させることができる。
被覆シートの前方側端部の荷台の前方側端部への移動後には、前方側環状材を車両の荷台ステップ等に、後方側環状材を荷台の後あおり等に接続すればよいため、前方側環状材と後方側環状材の車両への接続のために作業者が荷台上にも荷台ステップ上にも乗る必要が生じない。従って被覆シートの敷設を人力での操作に依存しながら、作業者が積載物上に乗る必要性から解放されるため、作業者の安全性を確保することができる。
(a)は前方側環状材と後方側環状材が連結され、調整区間を有する被覆シートと、2本で対になって使用される操作棒の組み合わせからなる養生用具の構成例を示した斜視図、(b)は(a)に示す被覆シートの調整区間を丸めた様子を示した斜視図である。 (a)は2本で対になって使用される操作棒の他の製作例(変形例)を示した立面図、(b)は(a)の側面図である。 (a)は2本で対になって使用される操作棒の他の製作例を示した斜視図、(b)は(a)の保持部部分の拡大図である。 1本で使用される操作棒の製作例と、操作棒に幅方向両側の前方側環状材が連結(保持)されている様子を示した車両の後方側から見たときの立面図である。 1本で使用される操作棒の他の製作例と、操作棒に幅方向両側の前方側環状材が連結(保持)されている様子を示した立面図である。 (a)〜(c)は車両幅方向の少なくとも片側の地上で操作棒を車両の後方側から前方側へ移動させて被覆シートを積載物上に敷設する作業の手順を示した概要図である。 (a)は2本の操作棒を用いて被覆シートを敷設する作業を開始したときの様子を示した車両の後方側の立面図、(b)は(a)の破線円の拡大図、(c)は被覆シートの敷設が完了したときの様子を示した車両の後方側の立面図である。 (a)は図7−(a)の拡大図、(b)は図7−(c)の拡大図である。
図1−(a)は運搬車両(以下、車両)6の荷台7上に積載される積載物を上方から覆い、長さ方向に前方側と後方側とに区別された被覆シート2と、被覆シート2の前方側の幅方向両側を保持し、被覆シート2を積載物上に敷設する、地上での操作に使用される少なくとも1本の操作棒5とを備えた車両積載物の養生用具1の組み合わせ(構成)例を示す。
被覆シート2の前方側の幅方向両側には車両6に接続される、張力を負担可能な前方側環状材3、3が連結され、後方側の幅方向両側には車両6に接続される、張力を負担可能な後方側環状材4、4が連結される。「張力を負担可能」は張力(引張力)を負担可能であることを言い、基本的には伸縮可能か否かを問わない。但し、実際の使用上は、前方側環状材3と後方側環状材4の扱い易さ(作業性)を加味すれば、張力を負担したときに伸び変形し、張力が解除されたときに原形に復元する伸縮自在な性質を有することが望ましい。前方側環状材3と後方側環状材4は共に、少なくとも使用状態では環状に閉じた形状をするが、使用状態以外のときには必ずしも閉じている必要はない。
操作棒5の上端部には、被覆シート2の前方側環状材3を保持する1箇所、もしくは複数箇所の保持部6が形成されるか、接続(連結)等される。伸縮自在性が求められる場合、前方側環状材3と後方側環状材4に使用される材料は主にゴムや合成繊維等であるが、伸長しきるまで張力を負担し、張力が解放されたときに原形に復帰し得る性質があれば、材料は問われない。
前方側環状材3、3は被覆シート2を長さ方向の中間部に関して前方側と後方側とに区分したときの前方側のいずれかの部分の幅方向両側位置に連結され、後方側環状材4、4は後方側のいずれかの部分の幅方向両側位置に連結される。「幅方向両側(位置)」は幅方向の中心位置より幅方向両側寄りの位置を指し、必ずしも幅方向両端位置であるとは限らない。
但し、被覆シート2を積載物上に敷設したときに、被覆シート2の前方側の端部が荷台7の前方側の端部位置、またはその付近に揃えられることが、被覆シート2に長さ方向に張力を付与しながら、被覆シート2の前方側の端部寄りに余長を生じさせることなく配置する上で合理的である。このことから、図1−(a)に示すように前方側環状材3、3は被覆シート2の前方側の端部かその付近に連結されることが妥当である。被覆シート2には例えばポリエステル帆布、綿帆布等が使用されるが、被覆シート2は長さ方向と幅方向に一定程度の張力を付与された状態で積載物上に敷設されるため、想定される張力に抵抗し得る引張強度を持てば、材料は特に問われない。
被覆シート2の前方側環状材3と後方側環状材4の連結箇所には、前方側環状材3と後方側環状材4から被覆シート2に伝達される引張力による被覆シート2の破断を防止する上では、リング(鳩目)21が固定され、前方側環状材3と後方側環状材4はリング21に直接、もしくは間接的に連結される。この場合、リング21の内周側の穴が前方側環状材3と後方側環状材4が連結されるための連結穴になる。「間接的に」とは、前方側環状材3と後方側環状材4のリング21への着脱作業を容易にするために、前方側環状材3と後方側環状材4に、リング21への連結(ロック)と離脱(解除)が可能なフック(カラビナフック)22を予め連結しておく場合があるようなことを言う。
図1−(a)は後方側環状材4の被覆シート2への連結箇所から被覆シート2の後端部までの区間を、車両6の荷台7上を覆う長さを調整するための調整区間2Aとして確保した場合の例を示す。この場合、調整区間2Aの少なくとも幅方向両側に、調整区間2Aが不使用のときに図1−(b)に示すように調整区間2Aを束ねる紐23を挿通させるための挿通孔2bが形成される。後方側環状材4は被覆シート2の後端部より前方寄りの調整区間2Aの範囲、または調整区間2Aに近い位置に連結される。図1−(a)は挿通孔2bを調整区間2Aの幅方向両側の他、幅方向中間部にも複数箇所、形成した様子を示す。
被覆シート2の全長は、規模の相違する複数通りの車両6に被覆シート2が適用されるよう、基本的に被覆シート2の使用対象となる最大規模の車両6の荷台7の長さ寸法に対応した大きさを有するため、調整区間2Aは最大規模の車両6より小さい規模の車両6に使用された場合に被覆シート2の後方側に生じる余長分の区間になる。被覆シート2の後方側に余長分が生じる理由は、図6−(c)に示すように被覆シート2の前方側の端部が荷台7の前方側の端部に揃えられるように被覆シート2が積載物上に敷設されることによる。
調整区間2Aが不使用のときには、調整区間2Aは図1−(b)に示すように被覆シート2の後方側の端部から長さ方向中間部側へ向けて例えば丸められ、その丸められた部分以外の部分にあるいずれかの挿通孔2bに紐23を挿通させ、丸められた部分に巻き付けて結束することにより丸められた部分が束ねられる。このとき、後方側環状材4は丸められた部分以外の部分に連結されている。
図1−(a)に示す操作棒5は被覆シート2を幅方向両側で2本で対になって保持する操作棒5の例を示している。ここに示す例では操作棒5の上端部50が本体部51と、本体部51に対して水平軸52回りに一定角度、開閉可能な保持部53からなり、保持部53が操作棒5の上端部50に形成された筒形状の本体部51の水平軸52に軸支されながら、本体部51からその外周側と内周側へ出入り自在に支持されている。
この例の場合、前方側環状材3は本体部51から突出したときの保持部53に、または本体部51と保持部53の交差部分に上方から係止等することにより保持部53に保持される。図1−(a)中の本体部51の脇に記載の矢印は保持部53と本体部51を含む上端部50が上端部50以外の下方部分に対して軸方向に伸縮可能で、収縮時に格納可能であることを示している。ここに示す例では操作棒5の不使用時に車両6の運転席等での収納の便宜より保持部53が本体部51内に格納可能で、上端部50がその下方部分に対して伸縮可能に操作棒5を形成しているが、必ずしも保持部53が格納可能で、上端部50が伸縮可能である必要はない。
図2−(a)、(b)は図1−(a)に示す操作棒5の変形例として、本体部51内に格納されたときの保持部52の上端面が本体部51の上端面に揃えられる場合の例を示している。図2−(a)は水平軸52の方向に見たときの操作棒5の立面を、(b)は(a)の直交方向の側面を示している。
図3−(a)、(b)は軸方向に2段階に伸縮可能な構造を持つ既製品の棒材の上端部50(本体部51)に、U字形状に湾曲した、またはL字形状に屈曲したフックとしての保持部53を固定(連結)した場合の操作棒5の製作例を示す。この例では棒材自体が軸方向に2段階に伸縮可能であるため、収縮時には約1/3程度の長さになる。また図1−(a)、図2に示す例における本体部51と上端部50の区別はなく、保持部53は本体部51の外部に露出したままであるため、図1の例での水平軸52はない。図3は最も簡易な形態の操作棒5の製作例を示している。
図4は1本の操作棒5の使用で被覆シート2を積載物上に敷設する場合の操作棒5の製作例を示す。ここに示す操作棒5は荷台7の脇で作業者に支持され、(移動)操作される操作部54と、操作部54の上端部に連結され、操作部54の軸方向に対して交差した方向に張り出し、被覆シート2を支持する支持部55の2部分からなり、支持部55の2箇所に、被覆シート2の幅方向両側の前方側環状材3、3が連結され、これを保持する保持部53、53が接続される。ここに示す例では保持部53を、被覆シート2のリング21と同様に環状に形成しているが、保持部53は前方側環状材3が係止する(引っ掛けられる)等、何らかの形で連結等、保持される形状であればよいため、この例でも保持部53の形状は問われない。
図4に示す操作棒5を車両6内へ収納可能にする上では、操作部54と支持部55の少なくともいずれか一方を軸方向に伸縮可能にするか、または図示するように支持部55を操作部54に対して水平軸52回りに回転自在に連結することが考えられる。この例では支持部55は使用状態で操作部54に対して直交等、交差した状態で操作部54に保持される必要があるため、例えば図4に矢印で示すように水平軸52回りの優角側を支持部55が操作部54に対して回転可能に操作部54に支持される。支持部55が図示するように開いたときには、劣角側が例えば90°になったときに操作部54に係合する等、拘束される状態に、操作部54に連結される。
図5は図4に示す操作棒5の操作部54と支持部55を連続させ、操作棒5自体を一本化させ、操作部54と支持部55の間に明確な境界が表れないように形成した場合の操作棒5の製作例を示す。この例において荷台7の脇に位置する部分を操作部54とすれば、図5の例では操作部54を被覆シート2の反対側へ凸に湾曲させている。操作部54を被覆シート2の反対側へ湾曲させることで、操作棒5を使用状態にしたときの操作棒5の自重と、支持部55が被覆シート2を(吊り)支持したときの被覆シート2の荷重による操作部54の下端部に作用するモーメントを幾らか低減することが可能になっている。同様の利点は、連続していながらも、操作部54の一部区間の断面を大きくし、支持部55の一部区間の断面を小さくする等、一部の断面を変化させることによっても得られる。
図6−(a)〜(c)は車両6幅方向の片側、または両側の地上にいる作業者が操作棒5を保持したまま、車両6の後方側から前方側へ移動することにより積載物上に被覆シート2を敷設する作業の手順を示す。(a)は被覆シート2の後方側に連結された後方側環状材4、4を車両6、または荷台7の後方側に接続している状況を示しているが、後方側環状材4の車両6等への接続は被覆シート2の前方側環状材3の車両6等への接続が完了した後になることもある。図6〜図8中、符号71は側あおりを、72は後あおりを示している。
図6−(b)は被覆シート2の前方側の端部等に連結された前方側環状材3、3を保持した操作棒5を荷台7の後方側、または荷台7長さ方向の中間部から前方側へ移動させている状況を示している。(c)は操作棒5の前方側への移動が完了し、操作棒5の保持部53から前方側環状材3を離脱させ、前方側環状材3を車両6の荷台ステップ73、またはその付近に接続したときの状況を示している。
図7−(a)は車両の幅方向両側から2本の操作棒5、5を用いて被覆シート2に幅方向に張力を付与しながら、操作棒5、5(前方側環状材3、3)を車両の前方側へ移動させている図6−(b)に示す状況を車両6の後方側から見たときの様子を示している。図7−(b)は(a)の破線円部分を拡大して示している。(c)は前方側環状材3、3の車両6前方側への接続が完了し、後方側環状材4、4の車両6への接続も完了した図6−(c)に示す状況を示している。図8−(a)、(b)は図7−(a)、(c)の状況をやや詳しく示している。
1……養生用具、
2……被覆シート、21……リング、22……フック、23……紐、2A……調整区間、2b……挿通孔、
3……前方側環状材、
4……後方側環状材、
5……操作棒、50……上端部、51……本体部、52……水平軸、53……保持部、54……操作部、55……支持部、
6……運搬車両、7……荷台、71……側あおり、72……後あおり、73……荷台ステップ。

Claims (4)

  1. 運搬車両の荷台上に積載される積載物を上方から覆い、長さ方向に前方側と後方側とに区別された被覆シートと、この被覆シートの前記前方側の幅方向両側を保持し、前記被覆シートを前記積載物上に敷設する、地上での操作に使用される少なくとも1本の操作棒とを備え、
    前記被覆シートの前記前方側の幅方向両側と前記後方側の幅方向両側に、前記運搬車両に接続される、張力を負担可能な前方側環状材と後方側環状材がそれぞれ連結され、
    前記操作棒の上端部が、前記被覆シートの前記前方側環状材を保持する1箇所、もしくは複数箇所の保持部を有していることを特徴とする車両積載物の養生用具。
  2. 前記被覆シートを幅方向両側で対になって保持する2本の操作棒を備え、この各操作棒の上端部が保持部を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両積載物の養生用具。
  3. 前記後方側環状材は前記被覆シートの後端部より前方寄りの位置に連結され、前記後方側環状材の前記被覆シートへの連結箇所から前記被覆シートの後端部までの区間は前記運搬車両の前記荷台上を覆う長さを調整するための調整区間であり、この調整区間の少なくとも幅方向両側に、前記調整区間が不使用のときに前記調整区間を束ねる紐を挿通させるための挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項1、もしくは請求項2に記載の車両積載物の養生用具。
  4. 前記操作棒を用いて前記被覆シートを前記運搬車両の前記荷台上に積載された積載物上に敷設する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の養生用具の使用方法であり、
    前記操作棒の前記保持部に前記各前方側環状材を保持させる工程と、
    前記被覆シートの前記後方側を前記荷台の後方より後方側、もしくは下方側に配置したまま、前記操作棒を前記荷台の少なくとも幅方向片側のいずれかの部分から、前記荷台の前方側へ移動させる工程と、
    前記被覆シートの前記前方側が前記荷台の前方側まで移動した後、前記前方側環状材と前記後方側環状材を前記運搬車両に接続する工程とを経て前記被覆シートを前記荷台上に積載された積載物上に敷設することを特徴とする養生用具の使用方法。
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