JP5822521B2 - ブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法 - Google Patents
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Description
本願請求項1において適用されるブーム着脱式クレーン車は、走行時にブーム(伸縮ブーム)を車両から分離して別送し、作業現場でブームを車両上の旋回台に組付けるように構成されたものである。
本願請求項2の発明は、上記請求項1のブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法において、次の構成を付加したものである。
本願請求項1のブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法は、車両(旋回台)から分離したブームに補助ロープを装着しておき、該補助ロープ付きのブームを旋回台に組付けた状態で補助ロープの基端部とウインチに巻取られている吊荷ロープの先端部とを連結した後、補助ロープの先端側をブーム先端部を介して作業員が地上から下方に引き降ろすことで、吊荷ロープをブーム上面に沿わせた状態で吊荷ロープの先端部をブーム先端部から垂下させるようにしたものである。尚、本願請求項1の吊荷ロープ張設方法において、最終手順で吊荷ロープの先端部をブーム先端部から垂下させる理由は、該ブーム先端部から垂下させた吊荷ロープの先端部にクレーン作業に必要な吊荷フックを装着するためのものであって、この吊荷ロープの先端部をブーム先端部から垂下させることで、一連の吊荷ロープ張設方法を完結し得るものである。
本願請求項2の吊荷ロープ張設方法では、上記請求項1の構成に加えて、ブームの先端部に継ぎ足されるジブにもジブ側補助ロープを装着しておき、ブームとジブとを車両に組付けた状態で、ブーム側補助ロープの基端部と吊荷ロープの先端部とを連結する一方、ブーム側補助ロープの先端部とジブ側補助ロープの基端部とを連結し、ジブ側補助ロープの先端側をジブ先端部を介して作業員が地上から下方に引き降ろすことで、ジブ側補助ロープ及びブーム側補助ロープの各引き降ろしに続いて吊荷ロープをブーム上面及びジブ上面にそれぞれ沿わせた状態で吊荷ロープの先端部をジブ先端部から垂下させるようにしたものである。尚、本願請求項2の吊荷ロープ張設方法において、最終手順で吊荷ロープの先端部をジブ先端部から垂下させる理由は、該ジブ先端部から垂下させた吊荷ロープの先端部にクレーン作業に必要な吊荷フックを装着するためのものであって、この吊荷ロープの先端部をブーム先端部から垂下させることで、一連の吊荷ロープ張設方法を完結し得るものである。
以下、図1〜図7を参照して本願実施例を説明すると、図1〜図3には本願第1実施例の吊荷ロープ張設方法及び該吊荷ロープ張設方法を行うためのブーム着脱式クレーン車を示し、図4〜図7には本願第2実施例の吊荷ロープ張設方法及び該吊荷ロープ張設方法を行うためのブーム着脱式クレーン車を示している。尚、図1〜図3に示す第1実施例のものは、本願請求項1に対応するものであって旋回台にブームのみを組付けて使用するものであり、図4〜図7に示す第2実施例のものは、本願請求項2に対応するものであって旋回台に組付けたブームの先端部にジブを継ぎ足して使用するものである。
図1に示すブーム着脱式クレーン車は、大型のクレーン車であって、車両1上に搭載した旋回台2に対してブーム3を着脱自在に組付け得るようにしたものである。
図4〜図7に示す第2実施例の吊荷ロープ張設方法は、ブーム3の先端部3bにジブ4を継ぎ足して使用する場合のものである。尚、この第2実施例では、ジブ4として複数本の単ジブを伸縮自在に連結させた伸縮ジブを使用しているが、以下の説明では、ジブは最縮小させた状態のもので説明している。
Claims (2)
- 走行時にブームを車両から分離して別送し、作業現場でブームを車両上の旋回台に組付けるようにしたブーム着脱式クレーン車において、
上記車両から分離した上記ブームに、ブーム基端部からブーム先端部に達する長さを有した補助ロープをブーム上面に沿わせた状態で装着しておき、
上記ブームを上記旋回台に組付けた状態で上記補助ロープの基端部と上記旋回台上のウインチに巻取られている吊荷ロープの先端部とを連結した後、
上記補助ロープの先端側を上記ブーム先端部を介して作業員が地上から下方に引き降ろすことで、上記ウインチから巻解いた上記吊荷ロープを上記ブーム上面に沿わせた状態で該吊荷ロープの先端部を上記ブーム先端部から垂下させるようにする、
ことを特徴とするブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法。 - 走行時にブーム及び該ブームの先端部に継ぎ足されるジブをそれぞれ車両から分離して別送し、作業現場でブームとジブを車両上の旋回台に組付けるようにしたブーム着脱式クレーン車において、
上記車両から分離した上記ブームに、ブーム基端部からブーム先端部に達する長さを有した補助ロープをブーム上面に沿わせた状態で装着しておく一方、
上記ブームから分離した上記ジブに、ジブ基端部からジブ先端部に達する長さを有したジブ側補助ロープをジブ上面に沿わせた状態で装着しておき、
上記ブームを上記旋回台に組付け且つ上記ブーム先端部に上記ジブを組付けた状態で、上記ブームに装着しているブーム側補助ロープの基端部と上記旋回台上のウインチに巻取られている吊荷ロープの先端部とを連結する一方、上記ブーム側補助ロープの先端部と上記ジブ側補助ロープの基端部とを連結した後、
上記ジブ側補助ロープの先端側を上記ジブ先端部を介して作業員が地上から下方に引き降ろすことで、上記ジブ側補助ロープ及び上記ブーム側補助ロープの各引き降ろしに続いて上記ウインチから巻解いた上記吊荷ロープを上記ブーム上面及び上記ジブ上面にそれぞれ沿わせた状態で該吊荷ロープの先端部を上記ジブ先端部から垂下させるようにする、
ことを特徴とするブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法。
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