JP6282529B2 - クレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート - Google Patents

クレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート Download PDF

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Description

本願発明は、クレーン車における旋回台上のウインチに巻回されている吊荷ロープをブームの上面に沿って張設する際に使用するロープ連結サポートに関するものである。
大型クレーン車では、公道走行時に重量制限や高さ制限等の規制から、ブームやウインチ(サブウインチ)等を取外して別送することがあるが、その場合には、ブーム上面に沿って張設される吊荷ロープをウインチに巻き取っておく。そして、クレーン作業現場においてクレーンを使用状態にするには、ウインチに巻取っている吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させる必要がある。
ところで、ウインチに巻取っている吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させるには、従来では、図16に示すように、作業員M1が旋回台2上で吊荷ロープ6の先端部6bを持って、ウインチ5から吊荷ロープ6を繰出しながらブーム3上をブーム先端部3b(作業員M2の位置)まで歩行することで、吊荷ロープ6′の先端部6b′をブーム先端部3bまで導出させる。そして、該吊荷ロープ6′の先端側を符号6b″で示すようにブーム先端部3bのシーブ33を介して下方に垂れ下げることで、該吊荷ロープを符号6″で示すようにブーム上面3cに張設するようにしている。
ところが、大型クレーン車では、ブーム3の上面は倒伏姿勢(水平姿勢)であっても地上からかなり高所(例えば4m程度)にあり、しかもブーム幅はさほど広くない(例えば60〜70cm幅程度のものがある)ので、作業員M1(M2)が吊荷ロープ6′の先端部6b′を持ったままでブーム上面3cを歩行するのは危険な作業となっていた。
又、高所での吊荷ロープ張設作業の危険を回避するために、従来では、図16に示すように、ブーム3に複数本のスタンションS,S・・を取付けてそこに安全ロープTを張設することが行われているが、その場合は、スタンションSや安全ロープT等の設置が面倒で且つそれらの設置作業が高所での危険作業になるとともに、吊荷ロープ張設作業時には吊荷ロープ6の先端部6bを持ってブーム上面3cを歩行することは変わらない(高所での歩行となるので危険を伴う)。
ところで、本件出願人は、ウインチに巻回されている吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿わせてブーム先端部まで導出させるのに、特開2012−232805号公報(特許文献1)に示される吊荷ロープ張設方法を出願している。尚、この既出願(特許文献1)の吊荷ロープ張設方法は、図17に示すように、ブーム3を車両1(旋回台2)から分離して別の運搬車で搬送し、該ブーム3を作業現場において符号3′で示すように旋回台2に組付けるようにしたものに適用されるものである。
そして、上記特許文献1の吊荷ロープ張設方法は、次のようにして行われる。まず、図17に示すように、車両1(旋回台2)から分離したブーム3に、ブーム基端部3aからブーム先端部3bに達する長さ(符号7aから符号7bまでの長さ)を有した補助ロープ7をブーム上面3cに沿わせた状態で装着しておく。尚、この補助ロープ7は、ウインチ5から繰出される吊荷ロープ6を牽引するためのもので細紐(例えばナイロンロープ製)が使用される。
次に、上記補助ロープ7付きのブーム3を符号3′(図17)で示すように旋回台2に組付けた状態で、作業員M1が旋回台2上に上ってウインチ5から繰出した吊荷ロープ6の先端部6bと牽引用の補助ロープ7′の基端部7a′とを連結(図18の連結部R)する。その後、図18に示すように、作業員M3が地上から補助ロープ7の先端側7cをブーム先端部3bのシーブ33を介して下方に引き降ろすことで、ウインチ5から繰出した吊荷ロープ6をブーム上面3cに沿ってブーム先端部3bまで張設させる。尚、旋回台2上は比較的広い面積があって、該旋回台2上での作業(図17の作業員M1)は安全に行える。
このように、この既出願(図17、図18)の吊荷ロープ張設方法では、吊荷ロープ6のブーム上面3cへの張設作業にブーム上面(高所)での歩行が不要となるので、高所での危険作業がなくなるという利点がある。
ところで、吊荷ロープ6の先端部6bと補助ロープ7の基端部7aとの連結部Rは、当該各端部6b,7aを適宜の連結具で連結したり、ロープ同士を直に結んだりして連結したものであるが、該連結部Rはかなり大径となる。
他方、クレーン車のブーム上面3c部分には、ブーム長さ方向に間隔をもって複数箇所(図17、図18では2箇所)にロープ脱落防止用のガード部材36,36が設けられている。このガード部材36は、図19に示すように、左右の立上げ棒37,37をブーム上面3c部分において連結棒38で連結したものである。この連結棒38は、ブーム上面3c部分においてブーム幅方向に向けて配置されていて、ブーム上面3cを引き摺られるロープ類(特に上記連結部R)には障害物となるものである。
特開2012−232805号公報
ところで、上記特許文献1(図17、図18)の吊荷ロープ張設方法では、旋回台2の上部において吊荷ロープ6の先端部6bとブーム上面3cに沿わせて設置した補助ロープ7の基端部7aとを連結した後、図18に示すようにブーム先端部3bの下方から補助ロープ7の先端側7cを引き降ろすことで、ウインチ5から繰出した吊荷ロープ6の先端側をブーム上面3cに沿って張設することができるので、吊荷ロープ張設作業にブーム3上での危険な高所作業が不要となるものの、図18の状態で補助ロープ7の先端側7cを引き降ろしたときに、吊荷ロープ先端部6bと補助ロープ基端部7aとの連結部Rがブーム上面3cにある既設の障害物(図19に示すガード部材36の連結棒38)に引っ掛かって該障害物(連結棒38)をスムーズに乗り越えにくくなることが予想される。即ち、吊荷ロープ先端部6bと補助ロープ基端部7aとの連結部Rは、かなり大径となっているので、該連結部Rがブーム上面3cを引き摺られるときに該連結部Rが上記障害物(連結棒38)に衝合して引っ掛かることがあるという問題があった。
そこで、本願発明は、上記のように、吊荷ロープと補助ロープの各端部同士を連結し、該補助ロープの先端側をブーム先端部の下方から引き降ろすことで吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで張設するようにした吊荷ロープ張設方法において、吊荷ロープ先端部と補助ロープ基端部との連結部をブーム上面で引き摺る際に、該連結部がブーム上面の障害物(上記ガード部材の連結棒)をスムーズに乗り越え得るとともに、吊荷ロープの先端部と補助ロープの一端部(基端部)とを安定的に連続させ得るようにしたクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポートを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願の発明の名称は「クレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート」であるが、以下の説明では、本願の発明の名称を単に「ロープ連結サポート」ということがある。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明のロープ連結サポートは、クレーン車の旋回台上において該旋回台上のウインチに巻回されている吊荷ロープの先端部と牽引用の補助ロープの一端部とを連結し、該補助ロープの他端側をブーム先端部を介して下方に引き降ろすことで吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させるのに使用するものである。尚、以下の説明では、吊荷ロープの先端部を吊荷ロープ先端部といい、補助ロープにおける吊荷ロープ先端部と連結する側の端部(上記一端部)を補助ロープ基端部といい、該補助ロープにおける他端部を補助ロープ先端部ということがある。
そして、上記ロープ連結サポートには、所定面積を有した基台の一端側の上面に吊荷ロープ先端部に設けた棒状部を係脱自在に係止できる吊荷ロープ係止部と、上記基台の他端側の上面に補助ロープ基端部を連結し得る補助ロープ連結部とをそれぞれ設けている。尚、吊荷ロープ先端部の棒状部は、該吊荷ロープのロープ部(ワイヤー部)よりやや太い外径を有していて、吊荷ロープ係止部に吊荷ロープ先端部の棒状部が係脱自在に係止できるようになっている。他方、補助ロープ基端部は、例えば輪状にしてその輪状部の穴にピンを挿通させ得るようにしたものが好適である。
又、このロープ連結サポートは、上記基台における上記補助ロープ連結部が設けられた端部側の下面を該端部側に向けて上方傾斜する上り傾斜面としている。尚、このロープ連結サポートは、上記両ロープの端部同士を連結した状態でブーム上面をブーム先端側に向けて引き摺られるが、上記上り傾斜面は引き摺り時の先行側となる部分に設けている。
上記補助ロープ連結部は、補助ロープ基端部をピン止めするための立設板を有し、さらに該立設板に上記補助ロープ基端部をピン止めした状態で且つ上記吊荷ロープ先端部の棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止させた状態では上記棒状部の後端部近傍位置が上記吊荷ロープ係止部で左右に位置決めされる一方で上記棒状部が上記吊荷ロープ係止部と上記ピン止めされた補助ロープ基端部とで棒状部長さ方向にも位置決めされるように構成している。
本願請求項1のロープ連結サポートは、吊荷ロープ未装着状態(吊荷ロープがウインチに巻き取られたまま)のブームを旋回台に略水平姿勢で組付けた状態で使用される。
そして、このロープ連結サポートは、作業員が旋回台上に上がって該旋回台上でウインチから繰出した吊荷ロープの先端部と補助ロープの基端部とを連結するが、補助ロープ基端部は予めブーム先端部側からブーム上面に沿わせてブーム基端部まで導いておくか、あるいは旋回台上において補助ロープ基端部をロープ連結サポートに連結した後に補助ロープ先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させることもできる。尚、補助ロープは、細紐であって軽量且つ柔軟であるので人手による取扱が容易であり、該補助ロープをブーム上面におけるブーム先端部とブーム基端部間の全長に亘って張設するのに、例えば地上から脚立に上がったりあるいはクレーン車の車体上や旋回台上に上がればブーム上面に作業員の手が届くので、作業員がブーム上に上がらなくても補助ロープをブーム上面の全長に亘って安全に張設することができる。
旋回台上において、ロープ連結サポートの吊荷ロープ係止部にウインチから繰出した吊荷ロープ先端部(棒状部)を係止する一方、ロープ連結サポートの補助ロープ連結部に補助ロープ基端部を連結するが、このようにロープ連結サポートで吊荷ロープ先端部と補助ロープ基端部とを連結した状態では、吊荷ロープ先端部の棒状部が、吊荷ロープ係止部と補助ロープ連結部の立設板に保持された補助ロープ基端部とでかなり厳格に位置決めされている。
そして、このロープ連結サポートで両ロープの端部同士を連結し、補助ロープをブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させ且つ該補助ロープの先端側をブーム先端部のシーブを介して下方に垂れ下げた状態で、ウインチから吊荷ロープを繰出しながら補助ロープの先端側を下方に引き降ろすと、両ロープを連結しているロープ連結サポートが基台底面を下側にしてブーム上面をブーム先端部側に向けて引き摺られていく。そのとき、ロープ連結サポートは、上記上り傾斜面の形成側が進行方向に向いている。そして、このロープ連結サポートがブーム上面にある既設の障害物(ガード部材の連結棒)に差しかかったときに、上記上り傾斜面が上記障害物上に乗り上げ易くなるので、ロープ連結サポート部分が該障害物部分を容易に乗り越えるようになる。
そして、ロープ連結サポート部分がブーム先端部に達した時点で補助ロープの引き降ろしを停止し、脚立に上がって吊荷ロープ先端部(棒状部)を吊荷ロープ係止部から外し、その外した吊荷ロープ先端部をブーム先端部のシーブを介して下方に引き降ろせば、吊荷ロープをブーム上面に沿ってブーム先端部まで張設することができる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1のロープ連結サポートにおいて、上記補助ロープ連結部の立設板は、上記補助ロープの一端部を左右から挟んだ状態でピン止めし得るように左右に2枚並設し、さらに上記棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止した状態では上記棒状部の前端側が上記両立設板間に位置決めされるように構成したものであることを特徴としている。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のロープ連結サポートにおいて、上記吊荷ロープ係止部は、上記棒状部の後端部が後方に抜け出すのを阻止する立上げ部と上記棒状部の後端側が上方に抜け出すのを阻止する基台前端部側に横曲げした横曲げ部とを有したものであることを特徴としている。
[本願請求項4の発明]
本願請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、上記基台は、底面が所定面積を有した矩形の平面板であることを特徴としている。
[本願請求項5の発明]
本願請求項5の発明は、上記請求項1から4のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、上記補助ロープ連結部の立設板に、上記棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止した状態で上記棒状部の前端側が上方に浮き上がるのを阻止するためのストッパーを、上記立設板に対して棒状部上方閉塞位置と棒状部上方解放位置との間で付け替え自在に設けていることを特徴としている。
[本願請求項6の発明]
本願請求項6の発明は、上記請求項1から5のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、上記基台部分に、ロープ連結サポートを上記ウインチの箱体又は該ウインチの近傍に着脱自在に係止するための係止手段を設けていることを特徴としている。尚、この係止手段としては、ボルト挿通用の穴を採用することができる。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明のロープ連結サポートは、次のような効果がある。
(1) 基台における補助ロープ連結部が設けられた端部側の下面を上方傾斜する上り傾斜面としているので、両ロープ(吊荷ロープと補助ロープ)の各端部をこのロープ連結サポートで連結した状態で該ロープ連結サポートをブーム上面でブーム先端部側に引き摺ったときに、該ロープ連結サポート部分が上記上り傾斜面によりブーム上面にある障害物を乗り越え易くなり、その結果、吊荷ロープの導出作業がスムーズに行える。
(2) 補助ロープ連結部に補助ロープ基端部をピン止めした状態で且つ吊荷ロープ先端部の棒状部を吊荷ロープ係止部に係止させた状態では、該棒状部の後端部近傍位置が吊荷ロープ係止部で左右に位置決めされる一方で該棒状部が棒状部長さ方向にも位置ずれしないように規制されるので、吊荷ロープ先端部をロープ連結サポートに対して安定的に位置保持できる(不用意に外れない)。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明は、上記請求項1のロープ連結サポートにおいて、補助ロープ連結部の立設板は左右に2枚並設し、棒状部を吊荷ロープ係止部に係止した状態では棒状部の前端側が両立設板間に位置決めされるように構成している。
従って、この請求項2のロープ連結サポートでは、上記請求項1の効果に加えて、棒状部を吊荷ロープ係止部に係止した状態では棒状部の前端側が両立設板間で位置決めされているので、該棒状部の長さ方向の両端部が位置保持されて一層安定姿勢で位置決めされるとともに、補助ロープ連結部を吊荷ロープ先端部(棒状部)の位置決め用として有効利用できるという効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のロープ連結サポートにおいて、吊荷ロープ係止部は、棒状部の後端部が後方に抜け出すのを阻止する立上げ部と上記棒状部の後端側が上方に抜け出すのを阻止する基台前端部側に横曲げした横曲げ部とを有している。
従ってこの請求項3のロープ連結サポートでは、上記請求項1又は2の効果に加えて、棒状部を吊荷ロープ係止部に係止させた状態では、棒状部が安定姿勢で位置保持されるようになるという効果がある。
[本願請求項4の発明の効果]
本願請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、基台を底面が所定面積を有した矩形の平面板としているので、このロープ連結サポートをブーム上面で引き摺る際に基台下面とブーム上面との接触面積が広くなる。
従って、この請求項4のロープ連結サポートでは、上記請求項1〜3の効果に加えて、このロープ連結サポートを左右に揺動することなく安定姿勢で引き摺ることができるという効果がある。
[本願請求項5の発明の効果]
本願請求項5の発明は、上記請求項1から4のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、補助ロープ連結部の立設板に、棒状部を吊荷ロープ係止部に係止した状態で棒状部の前端側が上方に浮き上がるのを阻止するためのストッパーを、立設板に対して棒状部上方閉塞位置と棒状部上方解放位置との間で付け替え自在に設けたものである。
従って、この請求項5のロープ連結サポートでは、上記請求項1〜4の効果に加えて、棒状部を吊荷ロープ係止部に係止した状態では、棒状部の前端側が不用意に上方に浮き上がることがないので、棒状部が一層安定姿勢で位置保持されるという効果がある。
[本願請求項6の発明の効果]
本願請求項6の発明は、上記請求項1から5のいずれか1項のロープ連結サポートにおいて、基台部分に、ウインチの箱体又はウインチの近傍に着脱自在に係止するための係止手段を設けている。
従って、この請求項6のロープ連結サポートでは、上記請求項1〜5の効果に加えて、このロープ連結サポートに吊荷ロープ先端部(棒状部)を保持させた状態で、該吊荷ロープ先端部をロープ連結サポートごと格納することができるので、このロープ連結サポートを吊荷ロープ先端部の格納補助具として有効利用できるという効果がある。
本願第1実施例のロープ連結サポート及びその関連部材の分離状態を示す斜視図である。 図1におけるロープ連結サポート及びその関連部材の連結状態を示す斜視図である。 図2の平面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図1のロープ連結サポートを吊荷ロープ先端部ごとウインチの箱体内面に格納した状態の平面図である。 図5のVI−VI断面図である。 図1のロープ連結サポートを使用して行う吊荷ロープ張設時における、補助ロープのブーム上面への張設方法説明図である。 図7からの状態変化図である。 図8におけるロープ連結サポートがブーム上面の障害物に差しかかったときの拡大斜視図である。 図9のX−X拡大断面図である。 本願第1実施例のロープ連結サポートを使用して行った吊荷ロープ張設方法の最終段階説明図である。 本願第2実施例のロープ連結サポート及びその関連部材の連結状態を示す斜視図である。 本願第3実施例のロープ連結サポート及びその関連部材の連結方法を示す斜視図である。 本願第4実施例のロープ連結サポート及びその関連部材の連結方法を示す斜視図である。 図4における左右方向中間位置での縦断面相当図である。 クレーン車における従来の吊荷ロープ張設方法の説明図である。 公知(特許文献1)のクレーン車における吊荷ロープ張設方法の初期段階説明図である。 図17からの状態変化図である。 図18におけるロープ連結部がブーム上面の障害物に差しかかったときの拡大斜視図である。
以下、図1〜図15を参照して本願実施例のロープ連結サポートを説明すると、図1〜図4には第1実施例で使用するロープ連結サポート4を示し、図5〜図6には該第1実施例のロープ連結サポート4の格納状態を示し、図7〜図11には該第1実施例のロープ連結サポート4を使用して吊荷ロープ6をブーム上面3cに張設する際の張設方法を示し、図12〜図14はそれぞれ本願の第2〜第4実施例で使用するロープ連結サポート4を示し、図15は図14(第4実施例)のロープ連結サポートの縦断面図である。又、図1〜図4の第1実施例のロープ連結サポートは、本願の請求項5を除く請求項1〜4及び請求項6に対応したものであり、図12の第2実施例と図13の第3実施例とは本願の請求項2と請求項5を除く請求項1、請求項3、請求項4及び請求項6に対応したものであり、図14及び図15の第4実施例のロープ連結サポートは、請求項1〜6の全ての請求項に対応するものである。
ところで、本願各実施例のロープ連結サポート4の使用対象となるクレーン車は、図7〜図11に示すように、大型のクレーン車であって、ブーム3を水平姿勢まで倒伏させた状態でもブーム上面3cは地上から4m程度の高さを有している。そして、このような大型クレーン車では、公道走行時に重量制限や高さ制限等の規制から、ブーム3やウインチ(サブウインチ)5等を取外して別送することがあるが、その場合には、ブーム上面3cに沿って張設される吊荷ロープ6をウインチ5に巻き取っておく。
そして、クレーン作業現場においてクレーンを使用状態にするには、ウインチ5に巻取っている吊荷ロープ6の先端側をブーム上面3cに沿ってブーム先端部3bまで導出させる必要があるが、各実施例のロープ連結サポート4は、後で詳述するように旋回台2上において吊荷ロープ6の先端部6bと補助ロープ7の一端部7aとを連結し、補助ロープ7の他端側7c(図8)をブーム先端部3bから下方から引き降ろすことで、ウインチ5から繰出させた吊荷ロープ6の先端側をブーム上面3cに沿ってブーム先端部3bまで導出させるためのものである。尚、この実施例でも、吊荷ロープ6の先端部6bを吊荷ロープ先端部3bといい、補助ロープ7の一端部7aを補助ロープ基端部7aといい、補助ロープ7の他端部7bを補助ロープ先端部7bということがある。
図7〜図11に示すクレーン車の概略を説明すると、このクレーン車は、車両1上に旋回台2を搭載し、該旋回台2にブーム(伸縮ブーム)3とウインチ5とを装着している。尚、図7〜図11の状態では、ブーム3を車両1の後方側に指向させている。
ブーム3は、基端ブーム31と先端ブーム32間に適数本の中間ブームを介在させた伸縮ブームが採用されている。先端ブーム32の先端部3b(ブーム先端部3bとなる)には、シーブ33が取付けられている。このブーム3は、起伏シリンダ30で起伏される一方、ブーム内に内蔵した伸縮シリンダによって伸縮されるようになっている。
ウインチ5は、図5及び図6に示すように、ウインチ箱体51内にドラム52を収容し、該ドラム52に巻回した吊荷ロープ6を油圧モータで巻取り及び繰出し得るようにしたものである。
ウインチ5(ドラム52)に巻回されている吊荷ロープ6の先端部(吊荷ロープ先端部)6bには、例えば図1〜図4及び図6に示すように、ロープ部(ワイヤー)61の外径より太い棒状部62が取付けられている。尚、この種の大型クレーン車に使用される吊荷ロープ6(ロープ部61)の太さは、例えば16mm以上のかなり太いものが使用されているが、この実施例では、該ロープ部61として太さが18mm程度(特に限定するものではない)のものを採用している。そして、この場合(ロープ部61の太さが18mm程度の場合)、上記棒状部62の太さを32mm程度(特に限定しない)に設定するとよい。又、該棒状部62の長さは、特に限定するものではないが、例えば150mm程度が適当である。
尚、これらの寸法(太さ)は、適宜に設計変更することができるものである。
各実施例のロープ連結サポート4を使用して行う吊荷ロープ張設方法では、吊荷ロープ6の先端側を牽引するための補助ロープ7を使用するが、この補助ロープ7には柔軟な細紐(例えばナイロンロープ製)が使用される。そして、この補助ロープ7の基端部7aは、図12の第2実施例を除くものについては輪状部71としていて、その穴72にピン44を挿通させ得るようにしている。尚、図12のものは、補助ロープ7の基端部7aに平面コ形の連結具73を取付けて、該連結具73の両側面板にピン44を挿通させ得るようにしている。
[図1〜図4の第1実施例]
図1〜図4に示す第1実施例で使用されるロープ連結サポート4は、所定面積を有した基台41の一端部41aの上面に吊荷ロープ先端部6bに設けた棒状部62を係脱自在に係止できる吊荷ロープ係止部42と、上記基台41の他端寄り位置の上面に補助ロープ基端部7aを連結し得る補助ロープ連結部43とをそれぞれ設けている。尚、以下の説明では、基台41における吊荷ロープ係止部42の形成側端部を基台後端部41aといい、該基台41における補助ロープ連結部43の形成側端部を基台前端部41bということがある。
上記基台41は、底面が所定面積を有した矩形の平面板となっている。基台底面の平面板部分の面積(後述の上り傾斜面45を除く部分)は、特に限定するものではないが、前後長さが200mm、左右幅が110mm程度の大きさに設計できる。
上記吊荷ロープ係止部42は、上記基台後端部41aに上面側に立上げた立上げ部42aと、該立上げ部42aから基台前端部41b側に横曲げした横曲げ部42bと、該立上げ部42aと該横曲げ部42bに連続する逆L形の切欠部42cとを有している。
吊荷ロープ係止部42の切欠部42cの幅は、吊荷ロープ6のロープ部61の太さ(例えば18mm程度)よりやや広いが吊荷ロープ6の棒状部62の太さ(例えば32mm)より狭いものであって、該切欠部42cの幅は例えば22mm程度に設定されている。従って、この吊荷ロープ係止部42の切欠部42cには、吊荷ロープ6のロープ部61(小径部)が上下に通過し得るが、吊荷ロープ6の棒状部62(大径部)は上下及び後方に通過不能となっている。
そして、上記吊荷ロープ係止部42に吊荷ロープ先端部6bを係止するには、図1に示すように、吊荷ロープ先端部6bの棒状部62の後端部62aが吊荷ロープ係止部42の横曲げ部42bの先端部より前方に位置する状態で、ロープ部61を上方から切欠部42c内に落とし込んだ後、ロープ連結サポート4を吊荷ロープ先端部6bに対して前方に移動させる。すると、図2〜図4に示すように、棒状部62の後端部62aが立上げ部42aにおける切欠部42cの両側縁部に前方側から衝合する一方、棒状部62の後端部62a寄り位置が横曲げ部42bにおける切欠部42cの両側縁部で上方からガードされている。即ち、吊荷ロープ先端部6bを吊荷ロープ係止部42に係止させた状態では、図2〜図4に示すように、吊荷ロープ先端部6bの棒状部62がロープ連結サポート4に対して後方及び上方に抜け出さないようになっている(本願請求項3の構成及び機能)。
上記補助ロープ連結部43には、補助ロープ基端部7a(輪状部71)を左右から挟んだ状態で該補助ロープ基端部7aをピン止めするための左右2枚の立設板43a,43aを有している。この両立設板43a,43aには、ピン44を挿通させるためのピン穴43cがそれぞれ形成されている。又、両立設板43a,43a間の隙間(内面間隔)43bは、上記吊荷ロープ先端部6bの棒状部62の外径(例えば32mm程度)より僅かに広い幅(例えば35mm程度)に設定している。
そして、上記両立設板43a,43aは、該両立設板43a,43a間に補助ロープ基端部7aをピン44で位置保持した状態で且つ上記吊荷ロープ先端部6bの棒状部62を吊荷ロープ係止部42に係止させた状態では、上記棒状部62が、上記両立設板43a,43aで左右に位置決めされる一方で吊荷ロープ係止部42の立上げ部42aと上記ピン止めされた補助ロープ基端部7aとで棒状部長さ方向にも位置決めされるように位置設定されている(本願請求項1及び2の構成)。
従って、このロープ連結サポート4で吊荷ロープ先端部6bと補助ロープ基端部7aとを連結した状態では、図2〜図4に示すように、吊荷ロープ先端部6bの棒状部62がロープ連結サポート4に対して前後・左右・上下の各方向に位置ずれしないようになっている。尚、図2〜図4の両ロープ連結状態で、吊荷ロープ先端部6b(棒状部62)を吊荷ロープ係止部42から外す際には、棒状部62の前端部62b側を上方に傾斜させた状態で、該棒状部62をロープ連結サポート4に対して前方に(あるいはロープ連結サポート4を棒状部62に対して後方に)位置ずれさせると、棒状部62の後端部62aが吊荷ロープ係止部42の横曲げ部42bの前端より前側に位置するので、ロープ部61を吊荷ロープ係止部42の切欠部42cから上方に抜き外すことができる。
又、このロープ連結サポート4は、上記基台41における補助ロープ連結部43が設けられた端部(基台前端部)41b側の下面を該基台前端部41b側に向けて上方傾斜する上り傾斜面45としている。この上り傾斜面45部分は、基台41の平面板部分に対して角度25°〜30°程度上り傾斜させたもので、基台前端部41bが基台平面部の底面より例えば15mm程度高くなるように設定している。尚、このロープ連結サポート4は、上記両ロープ6,7の端部(6b,7a)同士を連結した状態でブーム上面3cをブーム先端側に向けて引き摺られるが、上記上り傾斜面45は引き摺り時の先行側となる部分に設けている。
ロープ連結サポート4の基台41部分には、このロープ連結サポート4をウインチ箱体51(図5、図6参照)に着脱自在に係止するための係止手段46を設けている(本願請求項6の構成)。この実施例では、該係止手段として基台41部分にボルト挿通穴46(図示例では3箇所)を設けたもの採用している。そして、この場合は、基台41の各ボルト挿通穴46に挿通させる各ボルト47,47を予めウインチ箱体51(図示例では図5、図6に示すように箱体後壁51a)の内面に固定(例えば溶接)しておき、図5及び図6に示すようにロープ連結サポート4の吊荷ロープ係止部42に吊荷ロープ先端部6b(棒状部62)を係止した状態で、箱体後壁51aに固定した上記各ボルト47に基台41の各ボルト挿通穴46を嵌合させた後、ナットで締結するようにしている。この場合、該ナットとして工具なしで(手指で)螺合・螺解し得る蝶ナットを使用すると便利である。尚、他の実施例では、箱体後壁51aにも基台41の各ボルト挿通穴46,46,46と重合するボルト挿通穴(3箇所)を形成しておき、箱体後壁51aの内面に基台41部分をボルト47,47及びナットで着脱自在に固定し得るようにしてもよい。さらに他の実施例では、基台41の各ボルト挿通穴46,46,46を雌ネジとし(あるいは該雌ネジに代えてボルト挿通穴46を囲う位置の基台上面にナットを溶接したものでもよい)、箱体後壁51aに形成したボルト挿通穴を通して該箱体後壁51aの外面側からボルト47を上記雌ネジ(又はナット)に螺合させるようにしてもい。
尚、上記係止手段(実施例ではボルト挿通穴)46を用いてロープ連結サポート4を係止する場所としては、上記ウインチ箱体51のほかに、ウインチ5の近傍であれば適宜の位置を採用できる。又、この係止手段46は、上記ボルト挿通穴にかえて例えばフックのような係止片を採用することができる。
次に、図7〜図11を併用して、第1実施例のロープ連結サポート4を使用して行う吊荷ロープ張設方法を説明する。
吊荷ロープ6をウインチ5(ドラム52)に巻取った状態では、図5及び図6に示すように、吊荷ロープ先端部6b(棒状部62)をロープ連結サポート4の吊荷ロープ係止部42に保持させた状態で、該ロープ連結サポート4の基台41部分を上記係止手段(ボルト挿通穴)46を利用して箱体後壁51aの内面に固定(例えばボルト止め)しておく。
そして、図7の吊荷ロープ張設方法では、旋回台2上においてウインチドラム52から巻解いた吊荷ロープ6の先端部(符号6b′)と補助ロープ(符号7D)の基端部(符号7a′)とをロープ連結サポート(符号4′)で連結させるが、この実施例の吊荷ロープ張設方法では、補助ロープ7を予めブーム先端部3b側から順次符号7B、符号7C、符号7Dで示すようにブーム上面3cに沿わせて張設しておく。
図7に示す補助ロープ張設方法では、まずブーム先端部3b付近に脚立10を立て、作業員M4が補助ロープ7の基端部7aを持って該脚立10に上がり、該補助ロープ7の先端側をブーム先端部3bのシーブ33に掛けた状態で符号7Aで示すように補助ロープ基端側を地上まで垂れ下げておく。尚、脚立10上での作業(符号M4の作業員による作業)は、ブーム上面3cより低位置で且つ定位置での作業となるので安全に行える。
次に、作業員M4が脚立10から降りて、該脚立を符号10′で示すようにブーム上面3cのガード部材36設置位置付近まで移動させ、作業員が符号7Aの補助ロープの基端部7aを持って符号10′の脚立に上がり(作業員M5)、そこで補助ロープを符号7Bで示すようにブーム上面3cに沿わせ且つその補助ロープ7Bの基端部7aを前側のガード部材36(図9の両立上げ棒37,37間)に通す。
次に、符号7Bの補助ロープの先端部7aを作業員が持って車体11(及び旋回ベアリング部分)上を歩行して、補助ロープを符号7Cで示すように後側のガード部材36部分まで導出させ(作業員M6の位置)、続いて旋回台2上を歩行して補助ロープを符号7Dで示すようにブーム先端部3bから旋回台2に至る全長に亘って引き通す。尚、このとき補助ロープ7Dの先端側7c(図8)は、ブーム先端部3bから所定長さだけ下方に垂れ下がったままである。
次に、ブーム上面3cに補助ロープ(符号7Dの状態)を沿わせた後、作業員が旋回台2上に上がり(符号M7の位置)、ウインチ箱体51に係止していたロープ連結サポート4を吊荷ロープ先端部付きのままで取外し、該ロープ連結サポート(符号4′)の補助ロープ連結部43(図1〜図4)に補助ロープ基端部7aの輪状部71をピン44で係止することにより、図7に示すように旋回台2上においてロープ連結サポート4′で吊荷ロープ基端部6a′と補助ロープ基端部7a′とを連結することができる。
このように、補助ロープ7のブーム上面3cへの張設作業及び補助ロープ基端部7a′とロープ連結サポート4′との連結作業等の、図7に示す全作業は、作業員が脚立10上や車体11上や旋回台2上等のブーム上面3cより低所で且つ足場が安定した状態で行えるので、安全に行える。
尚、上記実施例では、補助ロープ7をブーム先端部3bからブーム上面3cに沿わせて旋回台2上まで張設した後に、補助ロープ基端部7aをロープ連結サポート4の補助ロープ連結部43に係止するようにしているが、他の実施例では、旋回台2上において先に補助ロープ基端部7aをロープ連結サポート4の補助ロープ連結部43に係止した後、補助ロープ7の先端側を順次逆順序(M6→M5→M4)でブーム上面3cに沿わせながらブーム先端部3bまで導くようにしてもよい。
そして、図8に示すように、旋回台2上(ブーム基端部上)においてロープ連結サポート4で吊荷ロープ先端部6bと補助ロープ基端部7aとを連結した状態で、ブーム先端部3bの下方に垂れ下げている補助ロープ先端側7cを作業員M8が地上から引き降ろすと、両ロープ6,7の端部同士を連結しているロープ連結サポート4が基台底面を下側にしてブーム上面3cをブーム先端部3b側に向けて引き摺られていくが、そのとき図9及び図10に示すように、ロープ連結サポート4は上り傾斜面45の形成側が進行方向に向いた状態で移動する。
又、ロープ連結サポート4の基台41は、所定面積を有した矩形の平面板であるので、ロープ連結サポート4の引き摺り移動時に基台41下面とブーム上面3cとの接触面積が広くなり、その結果、ロープ連結サポート4が左右に揺動することなく安定姿勢で引き摺ることができる。
ところで、ブーム上面3cには、図9及び図10に示すように、ガード部材36の連結棒38があって、該連結棒38がロープ連結サポート4を引き摺り移動させるときの障害物となるが、このロープ連結サポート4がブーム上面3cにある障害物(連結棒38)に差しかかったときに、基台前部に設けている上り傾斜面45が上記障害物(連結棒38)上に容易に乗り上げることができ、それによって、ロープ連結サポート4部分が該障害物部分をスムーズに乗り越えることができる。
そして、図11に示すように、ロープ連結サポート4部分がブーム先端部3b(シーブ33部分)に達した時点で補助ロープ7の引き降ろしを停止するが、該ロープ連結サポート4部分がブーム先端部3bのシーブ33部分に達したことを地上から確認するために、該補助ロープ7の基端寄り適所に牽引終端位置の目安となるマーキングを施しておくと、地上から該マーキングを目視することで上記引き降ろし終了状態を確認できる。
その後、ブーム先端部3bの近傍に脚立10を立てて該脚立10上に作業員M9が上がり、吊荷ロープ先端部6b(棒状部62)をロープ連結サポート4の吊荷ロープ係止部42(図9、図10)から外し、その外した吊荷ロープ先端部6aをブーム先端部3bのシーブ33を介して下方に引き降ろせば、吊荷ロープ6をブーム上面3cに沿ってブーム先端部3bまで張設することができる。
[図12の第2実施例]
図12に示す第2実施例のロープ連結サポートは、上記第1実施例(図1〜図4)における補助ロープ連結部43部分の変形例を示している。即ち、この第2実施例(図12)のロープ連結サポート4では、補助ロープ連結部43として1枚の立設板43aを使用している一方、補助ロープ7の基端部7aに平面視でコ形の連結具73を取付けている。立設板43aと連結具73の各側面板には、それぞれピン穴が形成されている。
そして、補助ロープ基端部7aを補助ロープ連結部43に連結するには、補助ロープ基端部7aの連結具73の2枚の側面板で立設板43aの左右各側から挟み、連結具73の各側面板と立設板43aにピン44を差込むことで行える。
尚、この第2実施例(図12)のロープ連結サポート4には、本願請求項2及び5の各構成はないが、本願請求項1、3、4及び6の各構成を有している。
[図13の第3実施例]
図13に示す第3実施例のロープ連結サポートは、図12の変形例であって、補助ロープ連結部43は1枚ものの立設板43aの側方に補助ロープ7の基端部7a(輪状部71)をピン44に相当するボルト44aで係止するようにしている。即ち、立設板43aには横向きに突出するボルト44aを設けておき(固定したものでも取外し可能なものでもよい)、該ボルト44aの先端から補助ロープ基端部7aの輪状部71の穴72を嵌合させた後、ボルト44aの先端部分にナット(蝶ナット)44bを螺合させて、該ナット44bで補助ロープ基端部7aの抜け防止としている。
尚、この第3実施例(図13)のロープ連結サポート4でも、本願請求項2及び5の各構成はないが、本願請求項1、3、4及び6の各構成を有している。
[図14〜図15の第4実施例]
図14及び図15に示す第4実施例のロープ連結サポートは、上記第1実施例(図1〜図4)のものに本願請求項5の構成を付加したものである。
即ち、この第4実施例のロープ連結サポート4の補助ロープ連結部43部分には、棒状部62の太さよりやや広い間隔をもって左右2枚の立設板43a,43aを有し、さらに該両立設板43a,43aには、補助ロープ基端部7a(輪状部71)をピン止めするための各ピン穴43c,43cとは別に、後述するストッパー48となるピン(以下ストッパーピンという)を挿通させる各ピン穴43d,43dとが形成されている。ストッパーピン48用の各ピン穴43d,43dは、吊荷ロープ係止部42に係止させた吊荷ロープ先端部6bの棒状部62の前端部62bを両立設板43a,43a間に配置した状態で、該棒状部前端部62bの上面高さよりやや上方位置に設置している。
ストッパーピン48用の各ピン穴43d,43dには、ストッパーピン48が抜き差し自在に挿通されるようになっている。そして、該ストッパーピン48の抜き外し状態(請求項5における棒状部上方解放位置)では、吊荷ロープ係止部42に係止された棒状部62の前端部62bの上方が解放されている一方、ストッパーピン48の挿入状態(請求項5における棒状部上方閉塞位置)では、図15に示すように該ストッパーピン48で棒状部62の前端部62bの上方が閉塞されている。尚、棒状部前端部62bの上方が解放されていると、該棒状部前端部62b側を浮き上がらせることがてきる(棒状部62を吊荷ロープ係止部42から抜き出すことができる)一方、棒状部前端部62bの上方がストッパーピン48で閉塞されていると、該棒状部前端部62b側を浮き上がらせることができない(棒状部62を係止状態で維持させる)。
ところで、この第4実施例では、上記ストッパーピン48を補助ロープ基端部7aの係止用のピン(これを係止ピンという)44と一体結合させている。そして、この第5実施例では、係止ピン44をピン穴43cに抜き差しする際に、ストッパーピン48も同時にピン穴43dに抜き差しできるようにしている。
尚、この第4実施例では、ストッパー48として、単独で(係止ピン44とは分離して)ピン穴43dに抜き差しできるピンを採用でき、さらに上記棒状部上方閉塞位置と棒状部上方解放位置との間で付け替え自在に設置できるものであれば、ピンに代えて適宜の構造のものを採用できる。
本願の各実施例(第1〜第4実施例)のロープ連結サポート4に共通する効果として、次のようなものがある。
まず、基台41の前部側の下面おける補助ロープ連結部43が設けられた端部側の下面を上方傾斜する上り傾斜面45としているので、両ロープ(吊荷ロープ6と補助ロープ7)の各端部をこのロープ連結サポート4で連結した状態で該ロープ連結サポート4をブーム上面3cで引き摺ったときに、該ロープ連結サポート部分が上り傾斜面45によりブーム上面3cにある障害物(ガード部材36の連結棒38)を乗り越え易くなり、吊荷ロープ6の導出作業がスムーズに行える。
又、補助ロープ連結部43に補助ロープ基端部7aをピン止めした状態で且つ吊荷ロープ先端部6bの棒状部62を吊荷ロープ係止部42に係止させた状態では、棒状部62が左右に位置決めされる一方で棒状部長さ方向にも位置ずれしないように規制されるので、吊荷ロープ先端部6bをロープ連結サポート4に対して安定的に位置保持できる(不用意に外れない)。
さらに、本願の請求項2〜請求項6の各構成を有したものでは、上記「発明の効果」の項に記載したように、それぞれの構成に対応した各効果を達成し得る。
1は車両、2は旋回台、3はブーム、3bはブーム先端部、5はウインチ、6は吊荷ロープ、6bは吊荷ロープの先端部、7は補助ロープ、7aは補助ロープの基端部、7bは補助ロープの先端部、36はガード部材、38は連結棒(障害物)、41は基台、42は吊荷ロープ係止部、43は補助ロープ連結部、43aは立設板、44はピン、45は上り傾斜面、46は係止手段(ボルト挿通穴)、48はストッパー、51はウインチの箱体、61はロープ部、62は棒状部である。

Claims (6)

  1. クレーン車の旋回台上において該旋回台上のウインチに巻回されている吊荷ロープの先端部と牽引用の補助ロープの一端部とを連結し、該補助ロープの他端側をブーム先端部を介して下方に引き降ろすことで吊荷ロープの先端側をブーム上面に沿ってブーム先端部まで導出させるためのクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポートであって、
    上記ロープ連結サポートには、所定面積を有した基台の一端側の上面に吊荷ロープの先端部に設けた棒状部を係脱自在に係止できる吊荷ロープ係止部と、上記基台の他端側の上面に補助ロープの一端部を連結し得る補助ロープ連結部とをそれぞれ設けている一方、
    上記基台における上記補助ロープ連結部が設けられた端部側の下面を該端部側に向けて上方傾斜する上り傾斜面としているとともに、
    上記補助ロープ連結部は、上記補助ロープの一端部をピン止めするための立設板を有し、さらに該立設板に上記補助ロープ一端部をピン止めした状態で且つ上記吊荷ロープ先端部の棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止させた状態では上記棒状部の後端部近傍位置が上記吊荷ロープ係止部で左右に位置決めされる一方で上記棒状部が上記吊荷ロープ係止部と上記ピン止めされた補助ロープ端部とで棒状部長さ方向にも位置決めされるように構成したものである、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
  2. 請求項1において、
    上記補助ロープ連結部の立設板は、上記補助ロープの一端部を左右から挟んだ状態でピン止めし得るように左右に2枚並設し、さらに上記棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止した状態では上記棒状部の前端側が上記両立設板間に位置決めされるように構成したものである、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
  3. 請求項1又は2において、
    上記吊荷ロープ係止部は、上記棒状部の後端部が後方に抜け出すのを阻止する立上げ部と上記棒状部の後端側が上方に抜け出すのを阻止する基台前端部側に横曲げした横曲げ部とを有したものである、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において、
    上記基台は、底面が所定面積を有した矩形の平面板である、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、
    上記補助ロープ連結部の立設板に、上記棒状部を上記吊荷ロープ係止部に係止した状態で上記棒状部の前端側が上方に浮き上がるのを阻止するためのストッパーを、上記立設板に対して棒状部上方閉塞位置と棒状部上方解放位置との間で付け替え自在に設けている、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、
    上記基台部分に、ロープ連結サポートを上記ウインチの箱体又は該ウインチの近傍に着脱自在に係止するための係止手段を設けている、
    ことを特徴とするクレーン車における吊荷ロープ張設時に使用するロープ連結サポート。
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