JP2020004076A - 経路算出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ごみ収集車の無駄な往復を減らす経路算出システムを提供する。【解決手段】経路算出システムは、収集物の収集日と、収集量と、収集場所を含む収集情報を収集日毎に記憶する収集情報記憶部及び収集情報を配信する配信部を有する第1情報処理装置と、第1情報処理装置から収集情報を取得する収集情報取得部、所定のエリアの地図情報と、エリアを複数のブロックに分割する分割情報とを記憶するエリア情報記憶部、収集場所と、収集量とを参照して、ブロック毎の合計収集量を算出し、所定の初期ブロックを最初の基準ブロックとして設定し、基準ブロックに隣接する候補ブロックのうち、最も合計収集量の多いブロックを次の基準ブロックとし、基準ブロックを設定する毎に、合計収集数を積載量に加算し、積載量が予め設定された限界積載量を超えた時点で収集経路の選択を終了する制御部及び収集経路を表示する表示部を有する第2情報処理装置と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の収集場所を巡回し、収集物を収集するための収集経路を算出する経路算出システムに関する。
各家庭から排出されるごみは、収集日に各家庭から所定の収集場所に出されることにより、各自治体が運用しているごみ収集車から収集され、清掃工場まで運ばれている。
また、ごみ収集車は、清掃工場から出発し、予め決定された所定の収集場所間を結んだ収集経路のごみを収集しながら移動し、限界積載量に達するか、所定の収集経路の最後までごみの収集が完了すると、清掃工場まで帰還する。
一方、ごみ収集車の収集経路は、収集場所の位置関係等から職員の経験的な推測で算出されている場合が多い。したがって、ごみ収集車の限界積載量に対する、清掃工場に帰還時の積載量で求められる積載率は、ごみ収集車によってばらつきがある。
近年、このようなごみ収集車の清掃工場への帰還回数を減らし、効率的なごみ収集をするために、ごみ収集車に積載中のごみ積載量を計測するごみ積載量計を搭載し、ごみ積載量の変化を元に、ごみ収集車の予め算出された収集経路を一時的に変更する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−239401号公報
しかし、ごみ収集車の収集経路算出の際の基準になる情報は複雑で、清掃工場への帰還時に最もごみ収集車の積載率の高くなる収集経路を予め算出することは困難であった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、予め記録された収集場所ごとのごみの収集履歴に注目して、ごみ収集車の清掃工場の帰還時に最も積載率の高くなる収集経路を予め算出し、ごみ収集車の無駄な往復を減らすことのできる経路算出システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、収集物の収集日と、収集量と、収集場所と、を含む収集情報を収集日ごとに記憶する収集情報記憶部と、収集情報を配信する配信部と、を有する第1情報処理装置と、第1情報処理装置から収集情報を取得する収集情報取得部と、所定のエリアの地図情報と、エリアを複数のブロックに分割する分割情報とを記憶するエリア情報記憶部と、収集情報の収集場所と、収集量とを参照して、ブロックごとの合計収集量を算出し、地図情報上で、所定の初期ブロックを最初の基準ブロックとして設定し、基準ブロックに隣接する候補ブロックのうち、最も合計収集量の多いブロックを次の基準ブロックとして設定して収集経路として選択し、基準ブロックを設定するごとに、合計収集数を積載量に加算し、積載量が予め設定された限界積載量を超えた時点で収集経路の選択を終了する制御部と、収集経路を表示する表示部と、を有する第2情報処理装置とを有する経路算出システムが提供される。
開示の技術によれば、ごみ収集車の清掃工場の帰還時に最も積載率の高くなる収集経路を算出し、ごみ収集車の無駄な往復を減らすことのできる経路算出システムを提供することができる。
第1の実施の形態の経路算出システムを説明するための図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムの一例を説明するための図である。 第2の実施の形態のクラウドサーバのハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態のクラウドサーバに記憶される収集情報の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ処理収集経路算出装置に記憶される地図情報の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ処理収集経路算出装置に記憶される分割情報の例を示す図である。 第2の実施の形態の情報取得装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の情報取得装置に記憶されるタグ情報の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムにおける収集処理のシーケンスの一例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置で実行される収集経路算出処理のフローチャートである。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される初期画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示されるエリア分割画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される収集情報反映画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される準備画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される初期ブロック設定画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される結果表示画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される除外ブロック設定画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される除外結果表示画面の例を示す図である。 第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムでユーザの端末等に表示される収集状況表示画面の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態の経路算出システム1について図1を用いて説明する。図1は、第1の実施の形態の経路算出システムを説明するための図である。経路算出システム1は、第1情報処理装置2と、第2情報処理装置3とを有し、第1情報処理装置2と、第2情報処理装置3とが相互に接続されている。また、経路算出システム1は、収集拠点を出発し、任意の収集場所を巡回して、収集拠点に戻る。例えば収集車の経路を算出するシステムである。
第1情報処理装置2は、収集情報記憶部2aと配信部2bとを有する。また、第1情報処理装置2は、経路算出に必要な情報を予め記憶し配信する機能を備える。
収集情報記憶部2aは、収集物の収集日と収集数と収集場所とを含む収集情報2a1を記憶している。配信部2bは、収集情報2a1を第2情報処理装置3へ配信する。第2情報処理装置3は、収集情報取得部3aとエリア情報記憶部3bと制御部3cと表示部3dとを有する。第2情報処理装置3は、第1情報処理装置2に記憶された収集情報2a1を元に、収集物の収集経路を算出する。
収集情報取得部3aは、第1情報処理装置2から収集情報2a1を取得する。エリア情報記憶部3bは、地図情報3b1と分割情報3b2とを記憶する。地図情報3b1は、収集対象となる所定のエリアの地図である。分割情報3b2は、収集対象となる所定のエリアを複数のブロックに分割する座標情報を記憶する。
制御部3cは、例えば収集拠点を出発して収集物を収集し、収集拠点へ帰還する収集車の経路の算出処理を実行する。制御部3cは、初めに収集情報2a1の収集場所と、収集量とを参照して、ブロックごとの合計収集量を算出する。次に制御部3cは、地図情報3b1上のブロックで、所定の初期ブロックを最初の基準ブロックとして設定する。ただし、初期ブロックは収集拠点でなくてもよい。次に制御部3cは、基準ブロックに隣接する候補ブロックで、最も合計収集量の多いブロックを次の基準ブロックとして設定することにより、収集経路として選択する。最後に制御部3cは、基準ブロックを設定するごとに、合計収集量を積載量に加算し、積載量が予め設定された限界積載量を超えた時点で収集経路の選択を終了する。
表示部3dは、収集経路を収集経路提案3d1として表示する。収集経路提案3d1は、例えば、収集エリアの地図情報3b1を、分割情報3b2により定まる座標情報を結んだ罫線により複数のブロックに分割し、収集経路として選択されたブロックを識別して表示するような形でもよい。
上記のような経路算出システム1では、第1情報処理装置2に予め記憶された収集情報2a1と、第2情報処理装置3に予め記憶された地図情報3b1、分割情報3b2とにより、第2情報処理装置3の制御部3cが収集経路を算出する。制御部3cは、設定された初期ブロックを以後の判定の基準になる最初の基準ブロックとし、隣接ブロック間で最も合計収集量の多いブロックを次の基準ブロックとして設定し、前の基準ブロックを除外ブロックとすることの繰り返しにより、収集経路を選択する。除外ブロックとは、隣接ブロック間の合計収集量の判定の際に、判定の対象から除外されるブロックをいう。制御部3cは、確定した収集経路を表示部3dに収集経路提案3d1として表示させる。
これにより、経路算出システム1は、最も効率よく収集車の積載率を最大にする経路を算出し、収集拠点への帰還時に積載率が低いことによる移動の無駄を減らすことができる。つまり、経路算出システム1は、収集車の収集経路と収集拠点との間の無駄な往復を減らすことができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態についてごみ収集車のごみ収集の経路算出に関して用いられる場合をより具体的に説明する。図2は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムの一例を説明するための図である。
ごみ収集経路算出システム10は、クラウドサーバ20と、ごみ収集経路算出装置30と、情報取得装置40とを有している。また、クラウドサーバ20と情報取得装置40との間と、クラウドサーバ20と、ごみ収集経路算出装置30との間は、ネットワーク50で接続されている。ごみ収集経路算出システム10は、清掃工場を出発して収集場所を巡回し、清掃工場へ帰還するごみ収集車の収集経路を算出するためのシステムであり、第1の実施の形態の経路算出システム1の一例である。
クラウドサーバ20は、ごみ収集情報記憶部20aと、収集情報配信部20bとを有している。クラウドサーバ20は、ごみ収集経路算出装置30がごみ収集経路を算出するための情報を、情報取得装置40から取得後に記憶する。また、クラウドサーバ20は、第1の実施の形態の第1情報処理装置2の一例である。
ごみ収集情報記憶部20aは、情報取得装置40から送信され、認識手段に記憶された認識情報40a1と、認識情報40a1の取得時に取得される収集時情報40b1とを蓄積し、ごみ収集情報20a1として記憶している。
収集情報配信部20bは、ごみ収集情報記憶部20aに記憶されたごみ収集情報20a1を、ごみ収集経路算出装置30へ配信する。また、収集情報配信部20bに配信されるごみ収集情報20a1は、例えばごみ収集サービスの利用者にごみ収集状況を提供するサービスに利用されてもよい。
ごみ収集経路算出装置30は、ごみ収集情報取得部30aと、エリア情報記憶部30bと、制御部30cとを有する。また、ごみ収集経路算出装置30は、エリア情報記憶部30bに記憶している地図情報30b1と、分割情報30b2とを元に、クラウドサーバ20から取得したごみ収集情報20a1と併せて、ごみ収集経路を算出する。ごみ収集経路算出装置30は、第1の実施の形態の第2情報処理装置3の一例である。
ごみ収集情報取得部30aは、クラウドサーバ20の収集情報配信部20bを介して、ごみ収集情報20a1を取得する。エリア情報記憶部30bは、地図情報30b1と、分割情報30b2とを予め記憶する。地図情報30b1は、例えば所定のごみ収集エリアの地図である。分割情報30b2は、例えば所定のごみ収集エリアを複数のブロックに分割する閾値の座標情報である。また、分割情報30b2は、例えば座標情報の地図上の点を水平方向と垂直方向の直線で結び、地図情報30b1内のエリアを碁盤目状のブロックごとに分割するような態様で使用される。収集経路は選択されたブロックの集合で表示される。
制御部30cは、ごみ収集経路の算出処理を実行する。制御部30cは、初めにごみ収集情報20a1の収集場所と、収集量とを参照して、ブロックごとの合計収集量を算出する。ただし、制御部30cは、例えば収集量の代わりに、ごみ袋の収集数を用いてもよい。制御部30cは、次に地図情報30b1上で、所定の初期ブロックを最初の基準ブロックとして設定する。最後に制御部30cは、基準ブロックに隣接する候補ブロックで、最も合計収集量の多いブロックを次の基準ブロックとして設定することにより、収集経路として選択する。制御部30cは、基準ブロックを設定するごとに、合計収集量を積載量に加算し、積載量が予め設定された限界積載量を超えた時点で収集経路の選択を終了する。表示部30dは、ごみ収集経路提案30d1を表示する。
情報取得装置40は、取得部40aと、送信部40bとを有する。また、情報取得装置40は、例えばごみ収集車に搭載され、ごみ収集とごみ収集後の情報送信との際に使用される。取得部40aは、認識情報40a1を保持した認識手段から、認識情報40a1を取得する。認識手段は例えばIC(Integrated Circuit)タグである。
送信部40bは、取得部40aから認識情報40a1を受信するごとに、収集日と現在の収集場所とを含む情報を付加し、ネットワーク50を介して、クラウドサーバ20へ送信する。
次に、上記クラウドサーバ20のハードウェア構成について、図3と図4とを用いて説明する。図3は、第2の実施の形態のクラウドサーバのハードウェア構成例を示す図である。図4は、第2の実施の形態のクラウドサーバに記憶される収集情報の例を示す図である。クラウドサーバ20は、制御部21、ディスプレイ22、キーボード23を備える。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aによって装置全体が制御されている。CPU21aには、バス21gを介してRAM(Random Access Memory)21bと複数の周辺機器とが接続されている。RAM21bは、制御部21の主記憶装置として使用される。RAM21bには、CPU21aに実行させるOS(Operating System)のプログラムや制御用のアプリケーションプログラム及び例えば図4に示すようなごみの収集情報61のような各種データの少なくとも一部が一時的に格納される。
収集情報61は、収集日、収集場所、収集数(袋数)、ごみ種別(可燃/不燃)及びごみ容量(L)の情報を含む。収集情報61は、例えば収集物であるごみ袋に付されたICタグから収集時に読み取られる情報と、GPS(Global Positioning System)等により取得される収集場所等との情報である。収集数(袋数)は、読み取ったICタグの個数より求まる。ごみ容量(L)は、ICタグに含まれる一袋ごとのごみ袋の容量の情報を加算することにより求めることができる合計のごみの容量である。また、RAM21bには、CPU21aによる処理に必要な各種データが格納される。
バス21gに接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)21c、通信インタフェース21d、グラフィック制御部21e、入力インタフェース21fがある。HDD21cは、制御部21の補助記憶装置として使用される。HDD21cには、OSプログラム、アプリケーションプログラム及びごみの収集情報61のような各種データが格納されている。なお、補助記憶装置としては、SSD(Solid State Drive)などの他の種類の不揮発性記憶装置を使用することもできる。
グラフィック制御部21eには、ディスプレイ22が接続されている。グラフィック制御部21eは、CPU21aからの命令に従って処理中の画像をディスプレイ22に表示させる。入力インタフェース21fには、キーボード23が接続されている。入力インタフェース21fは、キーボード23から送られてくる信号をバス21gを介してCPU21aに送信する。
通信インタフェース21dは、ネットワーク50に接続されており、情報取得装置40とごみ収集経路算出装置30との間でデータの送受信を行う。以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態のクラウドサーバ20の処理機能を実現することができる。
次に、上記ごみ収集経路算出装置30のハードウェア構成について、図5を用いて説明する。図5は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のハードウェア構成例を示す図である。
ごみ収集経路算出装置30は、制御部31、ディスプレイ32、キーボード33を備える。制御部31は、CPU31aによって装置全体が制御されている。CPU31aには、バス31gを介してRAM31bと複数の周辺機器とが接続されている。RAM31bは、制御部31の主記憶装置として使用される。RAM31bには、CPU31aに実行させるOSのプログラム、制御用のアプリケーションプログラム、例えば図6に示すような地図情報62および例えば図7に示すような分割情報63のような各種データの少なくとも一部が一時的に格納される。図6は、第2の実施の形態のごみ処理収集経路算出装置に記憶される地図情報の例を示す図である。図7は、第2の実施の形態のごみ処理収集経路算出装置に記憶される分割情報の例を示す図である。
地図情報62は、表示用の画像情報であり、ごみの収集対象エリアの地図である。分割情報63は、ブロック名と開始地点と終了地点との情報を含む。開始地点は、所定のブロック名のブロックの範囲の開始地点の座標である。終了地点は、所定のブロック名のブロックの範囲の終了地点の座標である。具体的には、ブロック名が10のブロックの開始地点の座標の(X10,Y11,Z12)は、ブロック名が10のブロックの左上の座標を表す。また、ブロック名が10のブロックの終了地点の座標の(X11,Y11,Z12)は、ブロック名が10の右下の座標を表す。ただし、例えば地図上の水平座標の確定に必要なXとYの2値のみを使用するような態様でもよい。地図情報62上にプロットした全ての開始地点と終了地点を、直線で碁盤目状に結ぶと、全てのブロックが確定する。また、RAM31bには、CPU31aによる処理に必要な各種データが格納される。
バス31gに接続されている周辺機器としては、HDD31c、通信インタフェース31d、グラフィック制御部31e、入力インタフェース31fがある。
HDD31cは、制御部31の補助記憶装置として使用される。HDD31cには、OSプログラム、アプリケーションプログラム、地図情報62および分割情報63のような各種データが格納されている。なお、補助記憶装置としては、SSDなどの他の種類の不揮発性記憶装置を使用することもできる。
グラフィック制御部31eには、ディスプレイ32が接続されている。グラフィック制御部31eは、CPU31aからの命令に従って処理中の画像をディスプレイ32に表示させる。入力インタフェース31fには、キーボード33が接続されている。入力インタフェース31fは、キーボード33から送られてくる信号をバス31gを介してCPU31aに送信する。
通信インタフェース31dは、ネットワーク50に接続されている。通信インタフェース31dは、ネットワーク50を介してデータの送受信を行う。以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態のごみ収集経路算出装置30の処理機能を実現することができる。
次に、上記情報取得装置40のハードウェア構成について、図8を用いて説明する。図8は、第2の実施の形態の情報取得装置のハードウェア構成例を示す図である。
情報取得装置40は、制御部41、ディスプレイ42、キーボード43を備える。制御部41は、CPU41aによって装置全体が制御されている。CPU41aには、バス41gを介してRAM41bと複数の周辺機器とが接続されている。RAM41bは、制御部41の主記憶装置として使用される。RAM41bには、CPU41aに実行させるOSのプログラム、制御用のアプリケーションプログラム、例えば図9に示すようなタグ情報64のような各種データの少なくとも一部が一時的に格納される。図9は、第2の実施の形態の情報取得装置に記憶されるタグ情報の例を示す図である。
タグ情報64は、例えば固有のIDと、ごみ種別(可燃/不燃)と、ごみ袋容量(L)の情報を含み、予めICタグに書き込まれている。また、RAM41bには、CPU41aによる処理に必要な各種データが格納される。
バス41gに接続されている周辺機器としては、HDD41c、通信インタフェース41d、グラフィック制御部41e、入力インタフェース41fがある。HDD41cは、制御部41の補助記憶装置として使用される。HDD41cには、OSプログラム、アプリケーションプログラム、読み取ったタグ情報64のような各種データが格納されている。なお、補助記憶装置としては、SSDなどの他の種類の不揮発性記憶装置を使用することもできる。
グラフィック制御部41eには、ディスプレイ42が接続されている。グラフィック制御部41eは、CPU41aからの命令に従って処理中の画像をディスプレイ42に表示させる。
入力インタフェース41fには、キーボード43とICタグリーダ44とGPS45が接続されている。入力インタフェース41fは、キーボード43とICタグリーダ44とGPS45とから送られてくる信号をバス41gを介してCPU41aに送信する。
ICタグリーダ44は、例えばごみ袋に付されたICタグの内容を読み取る。ICタグはRFID(Radio Frequency Identifier)であってもよく、ICタグリーダ44はRFIDリーダであってもよい。GPS45は、ごみ袋を収集した際に、収集場所の座標を取得する。
通信インタフェース41dは、ネットワーク50に接続されている。通信インタフェース41dは、ネットワーク50を介してデータの送受信を行う。以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の情報取得装置40の処理機能を実現することができる。
次に、上記構成を有するごみ収集経路算出システム10で実行される収集処理について説明する。図10は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムにおける収集処理のシーケンスの一例を示す図である。処理の前提としては、ごみ収集車がごみ収集場所に到着した状況であるとする。
[ステップS01]情報取得装置40の制御部41は、ICタグリーダ44に認識手段から認識情報40a1を取得させる。
[ステップS02]情報取得装置40の制御部41は、時計とGPS45とから収集時情報40b1を取得する。なお、収集時情報40b1は、収集位置や収集日付の情報に限らず、時間等の情報を含んでもよい。
[ステップS03]情報取得装置40の制御部41は、認識情報40a1と収集時情報40b1とを、クラウドサーバ20へ送信する。収集時情報40b1は、例えば収集場所と、収集日との情報を含む。
[ステップS04]クラウドサーバ20の制御部21は、通信インタフェース21dを介して、認識情報40a1と収集時情報40b1とを受信する。
[ステップS05]クラウドサーバ20の制御部21は、HDD21cに認識情報40a1と収集時情報40b1とを収集日ごとに記憶させる。
[ステップS06]情報取得装置40の制御部41は、収集終了の入力を受付けたか否かを判定する。情報取得装置40は、例えばキーボード43等により収集終了の入力を受付ける。情報取得装置40の制御部41が収集終了の入力を受付けたことを判定するまで、次の処理は再びステップS01へ戻る。情報取得装置40の制御部41が収集終了の入力を受付けたことを判定すると、処理を終了する。以上により、ごみ収集経路算出システム10による収集処理が終了する。
次に、上記構成を有するごみ収集経路算出システム10で実行される収集経路算出処理について説明する。図11は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムで実行される収集経路算出処理のフローチャートである。処理の前提としては、例えばごみ収集経路算出装置30が、処理実行の受付け待ちをしている状態とする。
[ステップS11]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、例えば図12に示すような初期画面71で、「算出開始」が設定されたか否かを判定する。図12は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される初期画面の例を示す図である。
初期画面71は、上部に「収集経路算出」というメッセージが表示され、「算出開始」ボタンと「中断」ボタンを含む。「算出開始」ボタンがユーザに押下されることにより、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、「算出開始」が入力され、算出終了まで処理待ちの状態となることを判定する。「中断」ボタンは、ユーザに押下されることにより、「算出中断」が入力されたことを判定する。
ごみ収集経路算出装置30の制御部31は「算出開始」が入力されたことを判定すると、次の処理はステップS12へ進められる。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は「算出開始」が入力されたことを判定するまで、処理はステップS11へ戻る。
[ステップS12]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、収集情報61をクラウドサーバ20から取得する。また、ごみ収集経路算出装置30は、例えば経路算出の基となる収集情報61を一定期間の合計としたいような場合に、収集情報61を取得する期間を、開始年月日と終了年月日で指定してもよい。
[ステップS13]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、HDD31cから予め記憶されている地図情報62と分割情報63とを取得する。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、ディスプレイ32に、例えば図13に示すようなエリア分割画面72を表示させる。図13は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示されるエリア分割画面の例を示す図である。エリア分割画面72は、地図情報62に対して、分割情報63の含む座標情報を反映し、ブロックごとに分割した画面である。
また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、ディスプレイ32に例えば図14に示すような収集情報反映画面73を表示させてもよい。図14は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される収集情報反映画面の例を示す図である。
収集情報反映画面73は、エリア分割画面72へ、ステップS12で取得した収集情報61を反映させた画面である。収集情報反映画面73の黒点73aは、収集情報61の収集場所に含まれる座標情報を、地図情報62上にプロットした一例であり、ごみ収集の履歴箇所の座標情報を示している。また、黒点73aは、ごみ収集車の収集場所ごとにプロットされるため、黒点73aが1つであっても、その場所が例えば集合住宅のごみ収集場のような場合は、収集情報61に含まれるように、複数個のごみが収集される場合がある。
[ステップS14]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、初期ブロックが設定されたか否かを判定する。ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、例えば図15に示すような準備画面74の「初期ブロックを設定」ボタンを押下されることにより、初期ブロックの設定を受付ける。図15は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される準備画面の例を示す図である。
準備画面74は、「初期ブロックを設定」ボタンと、「除外ブロックを設定」ボタンと、「収集経路算出を開始」ボタンとを有する。また、ごみ収集車は、情報取得装置40のGPS45を有しており、例えば現在位置に基づいて初期ブロックが設定されてもよい。
「初期ブロックを設定」ボタンは、押下されることにより、例えば図16に示すような初期ブロック設定画面75に遷移し、初期ブロックの設定を受付ける。図16は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される初期ブロック設定画面の例を示す図である。
「収集経路算出を開始」ボタンは、押下されることによりごみ収集経路の算出を開始し、例えば図17に示すような結果表示画面76のように、ごみ収集経路の算出結果を表示する。図17は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される結果表示画面の例を示す図である。結果表示画面76は、経路算出の結果表示と、押下されることで準備画面74へディスプレイ32の表示を遷移させる「準備画面に戻る」ボタンを有する。
「除外ブロックを設定」ボタンは、押下されることにより、ディスプレイ32の表示が例えば図18に示すような除外ブロック設定画面77へ遷移し、除外ブロックの初期設定をすることができる。図18は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される除外ブロック設定画面の例を示す図である。
除外ブロックとは、経路算出の際に判定から除外したい経路を事前設定されたブロックである。例えば図18に示すような除外ブロック設定画面77のように除外ブロックを設定した場合、結果表示画面76と同じ初期ブロックに対する収集経路の算出であっても、例えば図19に示すような除外結果表示画面78のような結果に変化する。図19は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出装置のディスプレイに表示される除外結果表示画面の例を示す図である。除外結果表示画面78は、除外ブロックの設定を反映した経路算出の結果の表示と、「準備画面に戻る」ボタンを有する。ごみ収集経路算出装置30は、除外ブロックを設定されることにより、例えば繰り返し複数のごみ収集車の収集経路を算出したいような場合にも対応することができる。
ごみ収集経路算出装置30の制御部31が初期ブロックの設定されたことを判定すると、次の処理はステップS15へ進められる。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31が初期ブロックの設定を受付けたことを判定するまで、次の処理はステップS14へ戻る。
[ステップS15]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、初期ブロックを最初の基準ブロックに設定する。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、この基準ブロックをごみ収集経路算出のスタートとする。
[ステップS16]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、基準ブロックをごみ収集量の判定から除外する除外ブロックに設定する。
[ステップS17]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、基準ブロックの隣接する4ブロックの収集量を計算する。
例えば、現在の基準ブロックが、結果表示画面76の3番目の基準ブロックである場合を考える。3番目の基準ブロックの上隣は、2番目の基準ブロックなのですでに除外ブロックに設定されているため計算の対象としない。3番目の基準ブロックの左隣は、エリア外なので計算の対象としない。3番目の基準ブロックの下隣は1か所の黒点があるので、収集情報61を参照してごみ容量(L)を取得し、合計収集量とする。
なお、例えば収集情報61の収集数(袋数)を参照し、合計収集量の代わりに以後合計ごみ収集数として判定に用いてもよい。合計ごみ収集数は収集したごみ袋の合計の数であり、追加される積載量は、ごみ袋の合計収集数に対して、任意の値を乗算することにより求められる。ごみ袋の1袋当たりの重量は、おおむね決まっているためである。
3番目の基準ブロックの右隣は2か所の黒点があるので、収集情報61を参照してそれぞれの黒点のごみ容量(L)を取得し合計した収集量を合計収集量とする。次に3番目の基準ブロックの下隣と右隣の合計収集量を比較し、合計収集量の多い方を次の基準ブロックとする。結果表示画面76の場合は、右隣の合計収集量の方が多い場合であり、右隣のブロックが次の基準ブロックである4番目の基準ブロックに設定されている。
ただしごみ収集経路算出装置30の制御部31は、隣接する4ブロックに除外ブロックが含まれる場合は、除外ブロックを対象から外して合計収集量を計算する。予め設定される除外ブロックは、収集経路がすでに割り当て済みのブロックを収集経路の算出から除外したい場合等に設定することができる。
例えば除外結果表示画面78においては、3番目の基準ブロックでの計算時に、結果表示画面76における4番目の基準ブロックに該当するブロックを、予め除外ブロックとして設定してから、ごみ収集経路の算出を開始している。これにより3番目の基準ブロックでの合計収集量の計算時に、結果表示画面76における4番目の基準ブロックが計算対象とされないため、除外結果表示画面78における4番目の基準ブロックが次の基準ブロックに設定される。つまり、収集経路の選択が変化する。
[ステップS18]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、最も合計収集量の多い隣接ブロックを次の基準ブロックに設定する。
[ステップS19]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、基準ブロックを収集経路に追加し、合計収集量を積載量に追加する。
[ステップS20]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、現在の積載量が限界積載量を超えたかを判定する。限界積載量とは、予め記憶されているごみ収集経路算出の対象としているごみ収集車の仕様から求められる積載量の限界である。ごみ収集車は、限界積載量を超えると、それ以上はごみを収集することができない。ごみ収集経路算出装置30の制御部31が限界積載量を超えたことを判定すると、次の処理はステップS21へ進められる。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31が限界積載量を超えなかったことを判定すると、処理はステップS16へ戻る。
[ステップS21]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、ディスプレイ32へ収集経路を表示させる。
[ステップS22]ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、収集経路の算出を除外ブロック以外で継続するか否かを判定する。ステップS20のように、ごみ収集経路の算出は、限界積載量を超えたところで終了する。つまり、1回で収集情報61より求められるごみの収集履歴が全て収集できていない場合は、2回目以降のごみ収集車によるごみの収集経路を算出する必要があるためである。
1回目のごみ収集経路は、1回目の収集経路の算出の終了時点で全て除外ブロックに指定されている。このため、この除外ブロックを維持したまま再度ごみ収集経路の算出を行えば、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、2回目以降のごみ収集車によるごみ収集経路を算出することができる。この場合にごみ収集経路算出装置30の制御部31は、ユーザからごみ収集経路の算出を除外ブロック以外で継続する旨の入力を受付けることにより、処理を継続するかを判定することができる。
ごみ収集経路算出装置30の制御部31が収集経路の算出を除外ブロック以外で継続することを判定した場合に、処理はステップS14へ戻る。なお、除外ブロックにより2回目以降のごみ収集車によるごみ収集経路が分断される場合、ステップS14よりも前に、システム利用者に除外ブロックを跨いでつなげるルートを設定するか否か確認するステップを設けても良い。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31が収集経路の算出を除外ブロック以外で継続しないことを判定した場合に、処理は終了する。以上により、ごみ収集経路算出システム10による収集経路算出処理が終了する。
上記ごみ収集経路算出システム10は、情報取得装置40の制御部41が収集物に付された例えばICタグの有するタグ情報64をICタグリーダ44から取得し、取得時の収集場所と収集日を含む情報を図示しない時計とGPS45とから取得する。また、情報取得装置40の制御部41は、タグ情報64と、収集時の収集場所と収集日とを含む情報を、通信インタフェース41dにクラウドサーバ20へネットワーク50を介して送信させる。クラウドサーバ20の制御部21は、情報取得装置40から受けた情報を収集日をキーとして関連づけて、HDD21cに収集情報61として記憶し蓄積し続ける。また、クラウドサーバ20の制御部21は、収集情報61をネットワーク50上で配信する。
ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、必要に応じて、クラウドサーバ20で配信されている収集情報61を、ネットワーク50を介して取得する。ただし、ごみ収集経路算出装置30は、必ずしもクラウドサーバ20の収集情報61が更新されるごとに、収集情報61を取得する必要はない。
例えば、ごみ収集経路算出装置30は、特定の1日や1週間、特定の調査期間の収集情報61を対象に取得することができる。また、ごみ収集経路算出装置30の制御部31は、HDD31cに予め記憶されている地図情報62と、分割情報63と、クラウドサーバ20から取得した収集情報61とを元に、ごみ収集経路を算出する。
制御部31は、収集エリアの地図情報62へ、分割情報63を反映させて、収集エリアを複数のブロックに分割する。制御部30cは、収集情報61を元に、1つのブロックごとのごみの収集履歴を例えば黒点でプロットする。また、制御部31は、最初にスタートになる初期ブロックを基準ブロックに設定し、ごみ収集経路の算出を開始する。次に制御部31は基準ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、最もごみの合計収集量の多い隣接ブロックを次の基準ブロックとして設定する。
制御部31は、次の基準ブロックのごみの合計収集量を、ごみ収集車の積載量へ加算し、前の基準ブロックをごみの合計収集量の比較の対象としない除外ブロックとして設定する。以後、積載量が予め設定された限界積載量を超えるまで、ごみ収集経路の選択を繰り返し、最終的に確定したごみ収集経路をごみ収集経路提案30d1とする。なお、初期ブロックはユーザの設定を受付けてもよく、初期の除外ブロックを、算出の開始前に設定してもよい。制御部31は、ディスプレイ32に確定したごみ収集経路提案30d1を例えば結果表示画面76のように表示させる。
なお、クラウドサーバ20は、ごみ収集の状況を表示するWebサーバへごみ収集情報を配信し、そこに利用者等がアクセスされるような態様で使用されてもよい。ごみ収集情報は、例えば図20に示すような収集状況表示画面79で表示されてもよい。図20は、第2の実施の形態のごみ収集経路算出システムでユーザの端末等に表示される収集状況表示画面の例を示す図である。
収集状況表示画面79は、例えば、画面のタイトルとして「ごみ収集状況」という表示と、ごみの収集状況を表示する区画を表示する「Aエリア」等の識別と、表示している情報の取得日時を「○月×日 △時△△分現在」との表示を有する。また、収集状況表示画面79は、ブロック分けされたエリアの地図情報62とともに、ごみの収集済みのブロックを「収集済み」、ごみの収集前のブロックを「未収集」のような表示を有する。Webサーバへアクセスした利用者等は、自らの所属するブロックの状況が「収集済み」であるか「未収集」であるかを確認することにより、現時点でごみを出すことが可能であるかを判断することができる。
これにより、ごみ収集経路算出システム10は、ごみの収集時に取得したごみの収集情報61をクラウドサーバ20に蓄積する。また、ごみ収集経路算出システム10は、蓄積された収集情報61により収集車の収集拠点への帰還時に最も積載率の高くなる収集経路を算出し、ごみ収集車の清掃工場と収集経路との間の無駄な往復を減らすことができる。さらに、長期間の収集情報61を蓄積することにより、ごみ収集経路算出の精度をより向上させることができる。
1 経路算出システム
2 第1情報処理装置
2a 収集情報記憶部
2a1 収集情報
2b 配信部
3 第2情報処理装置
3a 収集情報取得部
3b エリア情報記憶部
3b1 地図情報
3b2 分割情報
3c 制御部
3d 表示部
3d1 収集経路提案
10 ごみ収集経路算出システム
20 クラウドサーバ
20a ごみ収集情報記憶部
20a1 ごみ収集情報
20b 収集情報配信部
21 制御部
21a CPU
21b RAM
21c HDD
21d 通信インタフェース
21e グラフィック制御部
21f 入力インタフェース
21g バス
22 ディスプレイ
23 キーボード
30 ごみ収集経路算出装置
30a ごみ収集情報取得部
30b エリア情報記憶部
30b1 地図情報
30b2 分割情報
30c 制御部
30d 表示部
30d1 ごみ収集経路提案
31 制御部
31a CPU
31b RAM
31c HDD
31d 通信インタフェース
31e グラフィック制御部
31f 入力インタフェース
31g バス
32 ディスプレイ
33 キーボード
40 情報取得装置
40a 取得部
40a1 認識情報
40b 送信部
40b1 収集時情報
41 制御部
41a CPU
41b RAM
41c HDD
41d 通信インタフェース
41e グラフィック制御部
41f 入力インタフェース
41g バス
42 ディスプレイ
43 キーボード
44 ICタグリーダ
45 GPS
50 ネットワーク
61 収集情報
62 地図情報
63 分割情報
64 タグ情報
71 初期画面
72 エリア分割画面
73 収集情報反映画面
73a 黒点
74 準備画面
75 初期ブロック設定画面
76 結果表示画面
77 除外ブロック設定画面
78 除外結果表示画面
79 収集状況表示画面

Claims (5)

  1. 収集物の収集日と、収集量と、収集場所と、を含む収集情報を前記収集日ごとに記憶する収集情報記憶部と、
    前記収集情報を配信する配信部と、
    を有する第1情報処理装置と、
    前記第1情報処理装置から前記収集情報を取得する収集情報取得部と、
    所定のエリアの地図情報と、前記エリアを複数のブロックに分割する分割情報とを記憶するエリア情報記憶部と、
    前記収集情報の前記収集場所と、前記収集量とを参照して、前記ブロックごとの合計収集量を算出し、
    前記地図情報上で、所定の初期ブロックを最初の基準ブロックとして設定し、
    前記基準ブロックに隣接する候補ブロックのうち、最も前記合計収集量の多い前記ブロックを次の前記基準ブロックとして設定して収集経路として選択し、
    前記基準ブロックを設定するごとに、合計収集数を積載量に加算し、
    前記積載量が予め設定された限界積載量を超えた時点で前記収集経路の選択を終了する制御部と、
    前記収集経路を表示する表示部と、
    を有する第2情報処理装置と、
    を有する経路算出システム。
  2. 前記第2情報処理装置の制御部は、前記候補ブロックの選択から除外する除外ブロックを設定する、
    請求項1記載の経路算出システム。
  3. さらに前記収集物に付された認識手段から認識情報を取得する取得部と、
    前記認識情報および、少なくとも前記収集日と前記収集場所とを含む収集時情報を、前記第2情報処理装置へ送信する送信部と、
    を有する情報取得装置と、
    を有する請求項1記載の経路算出システム。
  4. 前記認識手段は、予め登録された前記収集物の容量の情報を含むICタグである、
    請求項3記載の経路算出システム。
  5. 前記収集時情報は、位置測位システムにより取得される、
    請求項4記載の経路算出システム。
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