JP2018052645A - 廃棄物回収システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的な廃棄物回収を実現するための廃棄物回収システムを提供することを課題とする。【解決手段】回収先から廃棄物を回収する廃棄物回収車にて使用可能な端末装置と、前記端末装置と送受信可能なサーバ装置と、からなる廃棄物回収システムであって、サーバ装置は、保持される回収先ごとの回収履歴に基づき回収先ごとに回収の要否を判断し、廃棄物回収車に対して回収要と判断された回収先を割当てて送信などを行い、端末装置は、割当てられた回収先の表示などを行う廃棄物回収システムなどを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両を用いた廃棄物の回収に関し、効率的な回収を図る廃棄物回収システムに関する。
小売業、製造業、飲食業などの様々な事業所からの廃棄物は、契約した廃棄物回収業者によって毎日ないし定められた曜日に定期的に回収されている。廃棄物回収業者の回収者は規定の回収先を廃棄物回収車により巡回し各事業所の廃棄物を回収し、所定の廃棄物処分場へ運搬する。
近年では、効率的な回収の実現や回収者の業務管理といった観点から、廃棄物回収車に端末装置を取付け、使用者側のサーバ装置から回収先の指示や回収ルートを送信する一方、廃棄物回収車の位置情報や回収実績を端末装置からサーバ装置へ送信することのできるシステムが導入されている。
特開2001−163405号公報
上記のようなシステムは効率的な回収について一定の効果を果たすことができる。しかしながら、以下の点で十分とは言えない。
廃棄物回収の回収者は定められた回収先(事業所等)を定められた通りに赴き、廃棄物の量や数の多寡にかかわらず回収を行っているのが通例である。上記のようなシステムもこの通例に従っている。しかし、廃棄物回収の実情においては回収先に廃棄物がなかったり次の回収予定日に回収すれば足りる程度の量しか廃棄物がないようなケースが少なくない。このような回収先へ赴くことは無用の燃料費や人件費などを生むことになり非効率的である。
しかしながら、現状では廃棄物の回収が必要か否かは回収先に赴いて確認しなければならず、非効率な回収を解決することができないという問題がある。
上記課題を解決するために本発明において、回収先から廃棄物を回収する廃棄物回収車にて使用可能な端末装置と、前記端末装置と送受信可能なサーバ装置と、からなる廃棄物回収システムであって、サーバ装置は、回収先を識別する情報である回収先識別情報を保持する回収先識別情報保持部と、回収先識別情報で識別される回収先ごとの回収履歴を保持する回収履歴保持部と、回収先ごとの回収履歴に基づき、回収先ごとに回収の要否を判断する回収要否判断部と、廃棄物回収車を識別するための情報である廃棄物回収車識別情報を保持する廃棄物回収車識別情報保持部と、廃棄物回収車に対して回収要否判断部にて回収要と判断された回収先を割当てる回収先割当部と、割当てられた回収先を含む情報である回収予定情報を割当に応じた廃棄物回収車に送信する回収予定情報送信部と、廃棄物回収車より送信された後記運行情報を受信する運行情報受信部と、受信した運行情報に基づいて回収履歴を回収履歴保持部に出力する回収履歴記録部と、を有し、前記端末装置は、回収予定情報を受信する回収予定情報受信部と、回収予定情報に基づいて回収案内情報を表示する回収案内情報表示部と、運行情報を取得する運行情報取得部と、取得した運行情報を廃棄物回収車の廃棄物回収車識別情報と関連付けてサーバ装置に送信する運行情報送信部と、を有する廃棄物回収システムなどを提供する。
以上のような構成による本発明によれば、回収先ごとの回収履歴に基づき回収が必要かどうかが分かり、それにより不要な回収先を回収ルートから外すなどして効率的な廃棄物の回収を行うことができる。
実施形態1の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す概念図 回収先識別情報の一例を示す概念図 回収先ごとの回収履歴の一例を示す概念図 表示される回収案内情報の一例を示す概念図 割当てられた回収先が示されるマップを表示する一例を示す概念図 実施形態1のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態1の端末装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態1のサーバ装置の処理の流れの一例を示すフロー図 実施形態1の端末装置の処理の流れの一例を示すフロー図 実施形態2のサーバ装置の機能ブロックの一例を示す概念図 実施形態2のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態3のサーバ装置の機能ブロックの一例を示す概念図 実施形態3のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態4の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す概念図 実施形態4のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態5の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す概念図 選択肢をプルダウン表示する一例を示す概念図 実施形態5のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図 実施形態5のサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す概念図
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施形態1は、主に請求項1、6、8などについて説明する。また、実施形態2は、主に請求項2、6などについて説明する。また、実施形態3は、主に請求項3、6などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4、5、6などについて説明する。実施形態5は、主に請求項7などについて説明する。
<実施形態1>
<概要>
本実施形態の廃棄物回収システムは、回収車より送信される運行情報に基づき回収履歴を回収先ごとに蓄積し、蓄積される回収履歴に基づき回収先ごとに回収の要否を判断する。その判断結果に基づき回収すべき回収先を廃棄物回収車に送信することで、廃棄物回収車は回収が必要な回収先だけに赴けばよく効率的な回収が実現する。
<構成>
図1は、本実施形態の廃棄物回収システムにおける機能ブロックの一例を示す図である。なお、以下に記載する本装置やシステムの機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザインターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本システムの機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書に記載の各実施形態は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような装置の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然に本明細書に記載の各実施形態の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
図1に示すように、本実施形態の廃棄物回収システム0100は、サーバ装置0101と、端末装置0102と、からなり、サーバ装置は、回収先識別情報保持部0103と、回収履歴保持部0104と、回収要否判断部0105と、廃棄物回収車識別情報保持部0106と、回収先割当部0107と、回収予定情報送信部0108と、運行情報受信部0109と、回収履歴記録部0110とを有する。そして、端末装置は、回収予定情報受信部0111と、回収案内情報表示部0112と、運行情報取得部0113と、運行情報送信部0114と、を有する。以下、サーバ装置の構成から説明する。なお、サーバ装置は複数の装置を組み合わせることにより構成してもよい。
<サーバ装置の構成>
回収先識別情報保持部0103は、回収先を識別する情報である回収先識別情報を保持する機能を有する。図2は、保持される回収先識別情報の一例を示す概念図である。例えば、各回収先には「G2−01」や「G2−02」などといった回収先IDがそれぞれ付され、回収先名称としての「(有)田中自動車整備」や「高橋自動車(株)」などとそれぞれ紐付けられて保持される。
回収履歴保持部0104は、回収先識別情報で識別される回収先ごとの回収履歴を保持する機能を有する。回収履歴は、回収がいつ行われたかの履歴である。図3は、保持される回収先ごとの回収履歴の一例を示す概念図である。ここでは、「G2−01」の回収先識別情報が付されている(有)田中自動車整備の回収履歴として回収日が示されている。
回収要否判断部0105は、回収先ごとの回収履歴に基づき、回収先ごとに回収の要否を判断する機能を有する。要否の判断は、例えば、回収先における廃棄物の保管容量、直近で回収を行った日からの経過日数などの情報に基づき判定することができる。
廃棄物回収車識別情報保持部0106は、廃棄物回収車を識別するための情報である廃棄物回収車識別情報を保持する機能を有する。さらに、廃棄物回収車識別情報に、その廃棄物回収車識別情報で識別される廃棄物回収車に関する情報を関連付けて保持するように構成してもよい。例えば、自動車登録番号、登録年月日、車検有効期限日などの情報を関連付けてもよい。
回収先割当部0107は、廃棄物回収車(廃棄物回収車にて使用される又は使用が予定される端末装置も含む。以下同様)に対して回収要否判断部にて回収要と判断された回収先を割当てる機能を有する。回収先の割当ては、回収先の場所に応じて行ってもよいし、回収先の回収品目に応じて行ってもよい。前者の場合には一の廃棄物回収車の移動距離が最小限とすることで効率的な回収が可能となる。後者の場合には、回収や最終処分における回収者の作業が同様となるため効率的に作業を行うことが可能となる。
回収予定情報送信部0108は、割当てられた回収先を含む情報である回収予定情報を割当に応じた廃棄物回収車にて使用可能な端末装置に送信する機能を有する。回収予定情報には、割当てられた回収先の回収先識別情報、その回収先識別情報と関連付けられている回収先の名称や所在地などが含まれる。
運行情報受信部0109は、端末装置より送信された運行情報を受信する機能を有する。受信した運行情報を保持することが好ましい。運行情報は後に詳述するが、廃棄物回収車の運行に関する情報であり、赴いた回収先や赴いた日時などの情報である。これにより、下記のような回収履歴の更新のほかにも、廃棄物回収車が適正な運行がなされたか否かが分かる。
回収履歴記録部0110は、受信した運行情報に基づいて回収履歴を回収履歴保持部に出力する機能を有する。これにより回収履歴保持部に保持される回収先ごとの回収履歴の更新などが行われる。
<端末装置の構成>
次に端末装置の構成を説明する。回収予定情報受信部0111は、回収予定情報を受信する機能を有する。サーバ装置から送信される回収予定情報をネットワークを介して受信する。受信した回収予定情報は不揮発性メモリ等に保持される。
回収案内情報表示部0112は、回収予定情報に基づいて回収案内情報を表示する機能を有する。図4は、表示される回収案内情報の一例を示す概念図である。図示するように4箇所の回収先の回収先識別情報と回収先の名称とその所在地が表示される。回収先識別情報は表示しなくともよい。回収先が表示されることで、端末装置を使用する回収者は赴くべき回収先を把握することができる。
また、回収案内情報表示部は、回収案内情報として割当てられた回収先が示されるマップを表示するようにしてもよい。図5は、かかるマップを表示する一例を示す概念図である。図示するように、割当てられた回収先である「中国飯店」、「ラーメン五郎」、「なかむら」の所在地がマップ上に示されている。このように表示することにより、廃棄物回収車により回収を行う者は回収先を直感的に把握することができる。
また、回収案内情報表示部は、回収ルートを表示する回収ルート表示手段を有していてもよい。例えば、図5で示したようなマップに回収先を示すとともに、各回収先を巡回するための好適なルートを併せて表示する。
運行情報取得部0113は、運行情報を取得する機能を有する。運行情報は、廃棄物回収車の運行に関する情報であり、例えば、赴いた回収先や赴いた日時などの情報や、廃棄物回収車が立ち寄った場所などの運行経路に関する情報である。また、回収した廃棄物を所定の処理場などへ搬送する場合には、搬送先となった処分場や搬送し日時などの情報も運行情報に含まれる。
運行情報の取得は、GPS、タコグラフやドライブレコーダなどの運行記録のための機器により取得したり、当該廃棄物回収車を用いて回収作業を行う者による入力によってなされる。
運行情報送信部0114は、取得した運行情報を廃棄物回収車の廃棄物回収車識別情報と関連付けてサーバ装置に送信する機能を有する。運行情報の送信のタイミングは様々でよく、一時間毎というように所定の間隔で送信するようにしてもよいし、一の回収先における運行情報が取得された際に送信するようにしてもよい。
<ハードウェア構成>
図6は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、サーバ装置における構成の一例を表す概略図である。また、図6は、端末装置における構成の一例を示す概念図である。これらの図を利用してそれぞれのハードウェア構成の働きについて説明する。
図6に示すように、サーバ装置は、各種演算処理を実行するためのCPU0601と、各種演算処理を行なうプログラムをCPUに実行させるために読み出すとともにそのプログラムのワーク領域を提供する主メモリ0602と、各種の情報及びプログラムなどを保持するための不揮発性メモリ(HDD、SSDなど)0603と、端末装置0606との送受信を行うための通信インターフェース0604などを備えている。そして、それらがシステムバス0605などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
不揮発性メモリには、回収先を識別する情報である回収先識別情報、回収先識別情報で識別される回収先ごとの回収履歴、廃棄物回収車を識別するため情報である廃棄物回収車識別情報などが蓄積されている。
また、不揮発性メモリには、回収先ごとの回収履歴に基づき回収先ごとに回収の要否を判断する回収要否判断プログラムと、廃棄物回収車に対して回収要否判断プログラムの実行により回収要と判断された回収先を割当てる回収先割当プログラムと、割当てられた回収先を含む情報である回収予定情報を割当に応じた廃棄物回収車にて送信可能な端末装置に送信する回収予定情報送信プログラムと、端末装置より送信された後記運行情報を受信する運行情報受信プログラムと、受信した運行情報に基づいて回収履歴を不揮発性メモリに出力して蓄積する回収履歴記録プログラムと、が蓄積されている。そして各プログラムは主メモリ上に展開される。そして不揮発性メモリに蓄積され上記各情報も適宜主メモリに展開されて通信インターフェースを介して出力され、あるいは取得され、蓄積される。
図7に示すように、端末装置も同様に各種演算処理を実行するためのCPU0701と、各種演算処理を行なうプログラムをCPUに実行させるために読み出すとともにそのプログラムのワーク領域を提供する主メモリ0702と、各種の情報及びプログラムなどを保持するための不揮発性メモリ(HDD、SSDなど)0703と、サーバ装置0706との送受信を行うための通信インターフェース0704などを備えている。そして、それらがシステムバス0705などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
不揮発性メモリには、回収予定情報を受信する回収予定情報受信プログラムと、回収予定情報に基づいて回収案内情報を表示する回収案内情報表示プログラムと、運行情報を取得する運行情報取得プログラムと、取得した運行情報を廃棄物回収車の廃棄物回収車識別情報と関連付けてサーバ装置に送信する運行情報送信プログラムとが蓄積されており、さらに回収案内情報表示プログラムは、回収ルートを表示する回収ルート表示サブプログラムを含むものであってもよい。これら各プログラムは主メモリ上に展開される。そして各プログラムが適宜実行され、通信インターフェースを介して回収予定情報の受信や運行情報の送信が行われる。そして、受信した回収予定情報、取得した運行情報、表示するための回収案内情報や回収ルートなどの各種情報が不揮発性メモリに蓄積される。
<処理の流れ>
図8は、本実施形態の廃棄物回収システムのサーバ装置における処理の流れの一例を表すフロー図である。なお、以下に示すステップは、計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない(後述する実施形態2以下についても同様である)。
図示するように、まず、回収先ごとの回収履歴に基づき、回収先ごとに回収の要否を判断する(回収要否判断ステップ:S0801)。そして廃棄物回収車に対して回収要否判断ステップにて回収要と判断された回収先を割当てる(回収先割当ステップ:S0802)。続いて割当てられた回収先を含む情報である回収予定情報を割当に応じた廃棄物回収車にて使用可能な端末装置に送信する(回収予定情報送信ステップ:S0803)。続いて端末装置より送信された後記運行情報を受信する(運行情報受信ステップ:S0804)。続いて受信した運行情報に基づいて回収履歴を回収履歴保持部に出力する(回収履歴記録ステップ:S0805)。
また、図9は、端末装置における処理の流れの一例を表わすフロー図である。図示するように、まず、回収予定情報を受信する(回収予定情報受信ステップ:S0901)。そして回収予定情報に基づいて回収案内情報を表示する(回収案内情報表示ステップ:S0902)。続いて運行情報を取得する(運行情報取得ステップ:S0903)。続いて取得した運行情報を廃棄物回収車の廃棄物回収車識別情報と関連付けてサーバ装置に送信する(運行情報送信ステップ:S0904)。
<本実施形態における他の態様>
上述した廃棄物回収システムは、廃棄物回収車識別情報に代えて廃棄物を回収する作業を担当する者を識別する情報である廃棄物回収者識別情報として構成してもよい。この場合、上記運行情報は廃棄物回収者識別情報と関連付けられて端末装置からサーバ装置へ送信される。このように構成することで、廃棄物回収者を単位として回収先の割当や運行情報及び回収履歴の保持及び管理を行うことができる。なお、この場合においても、回収履歴の保持などにおいて廃棄物回収車識別情報を併せて関連付けて保持してもよい。また、後述の実施形態2以下においても、廃棄物回収車識別情報に代えて廃棄物回収者識別情報として構成してもよい。
<効果>
本実施形態の廃棄物回収システムにより、回収先ごとの回収履歴に基づき回収の要否が分かり、それにより回収が不要な回収先に赴くといった非効率的な回収を行わずに済む。
<実施形態2>
<概要>
本実施形態の廃棄物回収システムは、実施形態1を基本とし、サーバ装置は、回収予定情報として回収先の回収順を取得して端末装置へ送信することを特徴とする。これにより、回収順が端末装置において示され、その順序に従って回収を行うことで効率的な回収を図ることができる。
<構成>
図10は、本実施形態の廃棄物回収システムにおけるサーバ装置の機能ブロックの一例を示す図である。図示するように、サーバ装置1001は、回収先識別情報保持部1002と、回収履歴保持部1003と、回収要否判断部1004と、廃棄物回収車識別情報保持部1005と、回収先割当部1006と、回収予定情報送信部1007と、運行情報受信部1008と、回収履歴記録部1009と、を有し、回収予定情報送信部は、回収順情報取得手段1010を有する。回収順情報取得手段を有する回収予定情報送信部以外の構成は実施形態1における構成と同様であるので説明を省略する。また、本システムにおける端末装置についても実施形態1と同様であるので、回収順情報取得手段と関連する事項についてのみ説明する。
回収予定情報送信部は、回収予定情報として割当てられた回収先の回収順を示す情報である回収順情報を取得する回収順情報取得手段を有する。回収順情報は、例えば、回収業務を開始する際に回収予定情報を送信する場合には、廃棄物回収車が保管される場所の位置情報と、その廃棄物回収車に割当てられた各回収先の位置情報とに基づき、すべての回収先を巡回するのに最短距離で済むように回収順情報を取得することが考えられる。
また、回収のみならず回収した廃棄物を処理場等への搬送も運行予定に含まれている場合には、搬送の順序も考慮して回収順情報を取得するようにしてもよい。例えば、複数の処理場への搬送が予定されている場合には、先に赴く処理場に搬送すべき廃棄物の回収先の回収順を後にする。これにより、回収順が後の廃棄物の廃棄物回収車からの搬出が容易に行える。
取得した回収順情報は回収予定情報として端末装置に送信され、端末装置の回収案内情報表示部により表示される。その端末装置が使用可能な廃棄物回収車により回収作業を行う者は示される回収順に従って回収することで効率的な回収を行うことができる。
また、回収順情報を取得する際に、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)によって提供される道路交通情報などを参照することも好ましい。これらの情報を参照することで、通行禁止箇所や渋滞個所などを反映させて効率的に回収先の巡回が行われるように回収順情報を取得することができる。
また、運行情報の受信を契機に回収順情報を改めて取得するようにしてもよい。道路の状況は時々刻々と変化し、先に回収順情報を取得したときには生じていなかった渋滞や工事が行われていることも少なくない。そこで、上述したように道路交通情報を取得し、そのときの最適な回収順情報を取得することで、効率的な回収を図ることができ好ましい。
本サーバ装置のハードウェア構成は、実施形態1と基本的に同様であり、図11に示すように、CPU1101、主メモリ1102、不揮発性メモリ1103、通信インターフェース1104などを備えており、不揮発性メモリには、回収要否判断プログラム、回収先割当プログラム、回収予定情報送信プログラム、運行情報受信プログラム、回収履歴記録プログラムと、さらに回収予定情報として割当てられた回収先の回収順を示す情報である回収順情報を取得する回収順情報取得サブプログラムを蓄積している。また、回収先識別情報、廃棄物回収車識別情報、回収順情報などが蓄積され、上記各プログラムとともに適宜主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。また、本サーバ装置の処理の流れは、実施形態1における処理の流れと同様である。なお、本端末装置のハードウェア構成及び処理の流れは実施形態1と同様である。
<効果>
本実施形態の廃棄物回収システムよれば、取得した回収順を端末装置で表示するなどにより効率的な回収の実現を図ることができる。
<実施形態3>
<概要>
本実施形態の廃棄物回収システムは、実施形態1又は2を基本とし、回収先での回収作業のための情報をも回収予定情報として端末装置に送信することに特徴を有する。これにより、回収先での作業を円滑に行うことができる。
<構成>
図12は、本実施形態の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す図である。図示するように、サーバ装置1201は、回収先識別情報保持部1202と、回収履歴保持部1203と、回収要否判断部1204と、廃棄物回収車識別情報保持部1205と、回収先割当部1206と、回収順情報取得手段1210を有する回収予定情報送信部1207と、運行情報受信部1208と、回収履歴記録部1209と、を有し、さらに回収作業情報保持部1211を有する。そして回収予定情報送信部は、回収作業情報送信手段1212を有する。回収作業情報保持部及び回収作業情報送信手段を有する回収予定情報送信部以外の構成は実施形態1又は2における構成と同様であるので説明を省略する。また、本システムにおける端末装置についても実施形態1における端末装置と同様であるので説明を省略する。
回収作業情報保持部1211は、回収先識別情報と関連付けて回収先での回収作業のための情報である回収作業情報を保持する機能を有する。回収作業情報は、例えば、廃棄物回収車の駐車位置、廃棄物保管場所への定められた経路、廃棄物保管場所の施錠及び解錠の仕方、廃棄物保管場所への入場可能時間、回収先の担当者との連絡の方法などのようなそれぞれの回収先に特有のルールや注意事項などがある。
回収作業情報送信手段1212は、割当てられた回収先の回収先識別情報と関連付けられた回収作業情報をも回収予定情報として送信する機能を有する。端末装置に回収作業情報が送信されることにより、回収作業を担当する者は初めて赴く回収先であっても円滑に回収作業を行うことができる。
本サーバ装置のハードウェア構成は、実施形態1又は2と基本的に同様であり、図13に示すように、CPU1301、主メモリ1302、不揮発性メモリ1303、通信インターフェース1304などを備えており、不揮発性メモリには、回収要否判断プログラム、回収先割当プログラム、回収予定情報送信プログラム、運行情報受信プログラム、回収履歴記録プログラムと、回収順情報取得サブプログラムとが蓄積され、さらに回収予定情報送信プログラムには、割当てられた回収先の回収先識別情報と関連付けられた回収作業情報をも回収予定情報として送信する回収作業情報送信サブプログラムが含まれる。また、回収先識別情報、廃棄物回収車識別情報、回収順情報などに加え、回収作業情報が蓄積され、上記各プログラムとともに適宜主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。
また、本サーバ装置の処理の流れは、実施形態1における処理の流れと基本的に同様であり、回収予定情報送信ステップに、割当てられた回収先の回収先識別情報と関連付けられた回収作業情報をも回収予定情報として送信する回収作業情報送信サブステップが含まれることが特徴である。なお、本端末装置のハードウェア構成及び処理の流れは実施形態1又2と同様である。
<効果>
本実施形態の廃棄物回収システムによれば、端末装置に対して回収先作業情報が送信されることで、回収作業を行う者がそれぞれの回収先における特有のルールや注意事項に従って円滑に回収作業を行うことが可能となる。
<実施形態4>
<概要>
本実施形態の廃棄物回収システムは、実施形態1から3のいずれかを基本とし、回収作業の実施状況を運行情報の一部として取得することを特徴とする。実際に回収先で回収された廃棄物の数量等の情報をサーバ装置へ送信することで、サーバ装置においてそれらの情報に基づき回収作業の費用などを算出することができる。
<構成>
図14は、本実施形態の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す図である。図示するように、サーバ装置1401は、回収先識別情報保持部1402と、回収履歴保持部1403と、回収要否判断部1404と、廃棄物回収車識別情報保持部1405と、回収先割当部1406と、回収順情報取得手段1410と回収作業情報送信手段1412とを有する回収予定情報送信部1407と、運行情報受信部1408と、回収履歴記録部1409と、回収作業情報保持部1411を有し、さらに回収作業費用算出ルール保持部1413と、回収作業費用算出部1414と、回収作業費用出力部1415と、を有する。
そして、端末装置1416は、回収予定情報受信部1417と、回収案内情報表示部1418と、運行情報取得部1419と、運行情報送信部1420と、を有し、運行情報取得部は回収作業実施状況取得手段1421を有する。既述の構成は実施形態1から3のいずれかにおける構成と同様であるので説明を省略する。まず、端末装置の構成から説明する。
端末装置における運行情報取得部が有する回収作業実施状況取得手段1415は、回収作業の実施状況を運行情報の一部として取得する機能を有する。回収作業の実施状況は、例えば、回収先で回収した廃棄物の品目及び数量などに関する情報である。より具体的には、「生ごみ×3袋(容量30リットル)」、「廃油×2缶(一斗缶)」、「紙片×2袋(専用袋)」などのように品目や回収先ごとに定められている回収単位による数量などで表わされる。このような情報の取得は、作業を行う回収者による入力やコードリーダなどを介して行われる。
運行情報の一部として取得した回収作業の実施状況は、運行情報送信部により端末装置からサーバ装置へ送信される。そして、回収作業の実施状況は回収履歴記録部により回収履歴として回収履歴保持部に保持される。
サーバ装置の回収作業費用算出ルール保持部1413は、回収作業の実施状況に応じて回収作業費用を算出するためのルールである回収作業費用算出ルールを保持する機能を有する。回収作業費用算出ルールは、例えば、一袋(容量30リットル)当たりの回収費用や、一斗缶一缶あたりの廃油の回収費用などである。このような回収作業費用算出ルールは、回収先ごとに異なるものであってよく、同じ生ごみを回収する場合であっても一袋単位の費用だけでなく生ごみの単位重量当たりの費用であったり、生ごみを廃棄保管する容器(ごみ用バケツなど)当たりの費用などであってもよい。また、回収する品目が同じであっても回収先ごとの費用が異なるものであってもよい。また、回収した廃棄物を所定の処理場などに搬送して処分するような場合には、そのような処分等にかかる費用をも回収費用に含まれる場合もある。
回収作業費用算出部1414は、保持されている回収履歴と保持されている回収作業費用算出ルールと、に基づいて回収先識別情報に関連付けて回収先又は/及び回収先に関連する先に対して請求すべき回収作業費用を算出する機能を有する。
回収作業費用出力部1415は、算出された回収作業費用を回収先識別情報と関連付けて出力する機能を有する。例えば、サーバ装置と接続されるディスプレイに出力することで回収作業費用が表示される。また、端末装置へ送信することにより、回収を行った回収先でその回収についての費用を回収先に提示したり、その回収作業費用に基づき請求書を発行してもよい。
本サーバ装置のハードウェア構成は、実施形態1から3のいずれかと基本的に同様であり、図15に示すように、CPU1501、主メモリ1502、不揮発性メモリ1503、通信インターフェース1504などを備えており、不揮発性メモリには、回収要否判断プログラム、回収先割当プログラム、回収予定情報送信プログラム、運行情報受信プログラム、回収履歴記録プログラムと、回収順情報取得サブプログラムと、回収作業情報送信サブプログラムが蓄積され、さらに保持されている回収履歴と保持されている回収作業費用算出ルールと、に基づいて回収先識別情報に関連付けて回収先又は/及び回収先に関連する先に対して請求すべき回収作業費用を算出する回収作業費用算出プログラムと、算出された回収作業費用を回収先識別情報と関連付けて出力する回収作業費用出力プラグラムが蓄積される。また、回収先識別情報、廃棄物回収車識別情報、回収順情報、回収作業情報などに加え、回収作業費用算出ルール、回収作業実施状況、算出された回収費用などが蓄積され、上記各プログラムとともに適宜主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。
また、本サーバ装置の処理の流れは、実施形態1から3のいずれかにおける処理の流れと基本的に同様であり、さらに保持されている回収履歴と保持されている回収作業費用算出ルールと、に基づいて回収先識別情報に関連付けて回収先又は/及び回収先に関連する先に対して請求すべき回収作業費用を算出する回収費用算出ステップと、算出された回収作業費用を回収先識別情報と関連付けて出力する回収費用出力ステップとが含まれる。
また、本端末装置のハードウェア構成は実施形態1から3のいずれかと同様であり、不揮発性メモリにはさらに、回収作業の実施状況を運行情報の一部として取得する回収作業実施状況取得サブプログラムや、回収作業実施状況が蓄積され、各プログラムとともに適宜主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。また、処理の流れも実施形態1から3のいずれかにおける処理の流れと同様であり、さらに回収作業の実施状況を運行情報の一部として取得する回収作業実施状況取得サブステップが含まれる。
<効果>
本実施形態によれば、回収先で回収された廃棄物の数量等の情報を端末装置からサーバ装置へ送信することで、サーバ装置においてそれらの情報に基づき回収作業の費用などを算出することができる。
<実施形態5>
<概要>
本実施形態の廃棄物回収システムは、実施形態1から4のいずれかを基本とし、運行情報の取得のための選択肢を端末装置において表示可能に構成することを特徴とする。これにより、例えば回収の作業者は、回収先での回収作業の実施状況を入力する際に、その回収先における入力の単位、例えば、「生ごみ○○袋(容量30リットル)」が表示されることにより、誤り無く速やかに実施状況の入力を行うことができる。
<構成>
図16は、本実施形態の廃棄物回収システムの機能ブロックの一例を示す図である。図示するように、サーバ装置1601は、回収先識別情報保持部1602と、回収履歴保持部1603と、回収要否判断部1604と、廃棄物回収車識別情報保持部1605と、回収先割当部1606と、回収順情報取得手段1610と回収作業情報送信手段1612とを有する回収予定情報送信部1607と、運行情報受信部1608と、回収履歴記録部1609と、回収作業情報保持部1611と、回収作業費用算出ルール保持部1613と、回収作業費用算出部1614と、回収作業費用出力部1615と、を有し、さらに選択肢情報保持部1616と、選択肢情報送信部1617を有する。
そして、端末装置1618は、回収予定情報受信部1619と、回収案内情報表示部1620と、回収作業実施状況取得手段1623を有する運行情報取得部1621と、運行情報送信部1622と、を有し、さらに選択肢情報要求送信部1624と、選択肢情報受信部1625と、を有し、運行情報取得部は選択肢表示手段1626を有する。既述の構成は実施形態1から4のいずれかにおける構成と同様であるので説明を省略する。
選択肢情報保持部1616と、運行情報を選択肢にて選択させるための情報である選択肢情報を回収先識別情報と関連付けて保持する機能を有する。選択肢情報としては、例えば、ごみ袋、一斗缶、専用袋などのように回収先ごとの回収単位などがある。
選択肢情報送信部1617は、端末装置の選択肢情報要求に応じて回収先識別情報と関連付けて選択肢情報を送信する機能を有する。送信する選択肢情報は、選択肢情報要求を送信した端末装置が利用されている廃棄物回収車に割り当てられている回収先と関連付けられている選択肢情報であったり、選択肢情報要求において指定されている回収先と関連付けられている選択肢情報であったりする。
端末装置において、選択肢情報要求送信部1624は、選択肢情報の要求をするための機能を有する。選択肢情報の要求は、回収先を指定して送信するものであってもよいし、その端末装置が利用されている廃棄物回収車に割り当てられている回収先と関連付けられている選択肢情報を要求するものであってもよい。
選択肢情報受信部1625は、要求に応じて送信された選択肢情報を受信する機能を有する。
選択肢表示手段1626は、受信した選択肢情報に基づいて運行情報取得部において運行情報の取得のための選択肢を画面上に表示するための機能を有する。例えば、その端末装置が利用されている廃棄物回収車に割り当てられているすべての回収先の中からいずれかの回収先の選択入力の受付を可能にしたプルダウン表示し、選択された一の回収先における回収単位を表示する態様がある。一の回収先で複数品目の回収対象物がある場合には、それらをプルダウン表示するとともにいずれかの回収対象物を選択可能に構成する。このように選択肢を表示したうえで、その選択肢についての回収作業の実施状況を入力できるように構成することが好ましい。
図17は、選択肢をプルダウン表示する一例を示す概念図である。図17(a)に示すように、回収先、品目、数量についての選択肢が表示される。ここで、回収先としてプルダウン表示された回収先の中から「中国飯店」を選択し、品目としてプルダウン表示された品目の中から「廃油(一斗缶)」を選択する。すると、図17(b)に示すように、数量として、「1」から「6」までの数量がプルダウン表示される。
本サーバ装置のハードウェア構成は、実施形態1から4のいずれかと基本的に同様であり、図18に示すように、CPU1801、主メモリ1802、不揮発性メモリ1803、通信インターフェース1804などを備えており、不揮発性メモリには、回収要否判断プログラム、回収先割当プログラム、回収予定情報送信プログラム、運行情報受信プログラム、回収履歴記録プログラム、回収順情報取得サブプログラム、回収作業情報送信サブプログラム、回収作業費用算出プログラム、回収作業費用出力プラグラムが蓄積され、さらに端末装置の選択肢情報要求に応じて回収先識別情報と関連付けて選択肢情報を送信する選択肢情報送信プログラムが蓄積される。また、回収先識別情報、廃棄物回収車識別情報、回収順情報、回収作業情報、回収作業費用算出ルール、回収作業実施状況、算出された回収費用などに加え、選択肢情報などが蓄積され、上記各プログラムとともに適宜主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。
また、本端末装置のハードウェア構成は実施形態1から4のいずれかと同様であり、図19に示すように、CPU1901、主メモリ1902、不揮発性メモリ1903、通信インターフェース1904などを備えている。
不揮発性メモリには、回収予定情報受信プログラム、回収案内情報表示プログラム、運行情報取得プログラム、運行情報送信プログラム、回収作業実施状況取得サブプログラムが蓄積されており、さらに、選択肢情報の要求をするための選択肢情報要求送信プログラムと、要求に応じて送信された選択肢情報を受信する選択肢情報受信プログラムとが蓄積され、運行情報取得プログラムには、受信した選択肢情報に基づいて運行情報取得部において運行情報の取得のための選択肢を画面上に表示する選択肢表示サブプログラムを含む。また、回収予定情報、回収案内情報、運行情報、選択肢情報などの各種の情報が蓄積されている。そして、これら各プログラムは主メモリ上に展開され一連の処理が実行される。
また、本サーバ装置の処理の流れは、実施形態1から4のいずれかにおける処理の流れと基本的に同様であり、さらに、端末装置の選択肢情報要求に応じて回収先識別情報と関連付けて選択肢情報を送信する選択肢情報送信ステップを含む。
また、本端末装置の処理の流れは、実施形態1から4のいずれかにおける処理の流れと基本的に同様であり、さらに、選択肢情報の要求をするための選択肢情報要求送信ステップと、要求に応じて送信された選択肢情報を受信する選択肢情報受信ステップと、受信した選択肢情報に基づいて運行情報取得部において運行情報の取得のための選択肢を画面上に表示する選択肢表示サブステップを含む。
<効果>
本実施形態の廃棄物回収システムによれば、回収作業の実施状況などの運行情報の取得のための選択肢を画面上に表示することで、速やかに実施状況の入力を行うことが可能となる。
0100 廃棄物回収システム
0101 サーバ装置
0102 端末装置
0103 回収先識別情報保持部
0104 回収履歴保持部
0105 回収要否判断部
0106 廃棄物回収車識別情報保持部
0107 回収先割当部
0108 回収予定情報送信部
0109 運行情報受信部
0110 回収履歴記録部
0111 回収予定情報送信部
0112 回収案内情報送信部
0113 運行情報取得部
0114 運行情報送信部

Claims (8)

  1. 回収先から廃棄物を回収する廃棄物回収車にて使用可能な端末装置と、前記端末装置と送受信可能なサーバ装置と、からなる廃棄物回収システムであって、
    サーバ装置は、
    回収先を識別する情報である回収先識別情報を保持する回収先識別情報保持部と、
    回収先識別情報で識別される回収先ごとの回収履歴を保持する回収履歴保持部と、
    回収先ごとの回収履歴に基づき、回収先ごとに回収の要否を判断する回収要否判断部と、
    廃棄物回収車を識別するための情報である廃棄物回収車識別情報を保持する廃棄物回収車識別情報保持部と、
    廃棄物回収車に対して回収要否判断部にて回収要と判断された回収先を割当てる回収先割当部と、
    割当てられた回収先を含む情報である回収予定情報を割当に応じた廃棄物回収車にて使用可能な端末装置に送信する回収予定情報送信部と、
    前記端末装置より送信された後記運行情報を受信する運行情報受信部と、
    受信した運行情報に基づいて回収履歴を回収履歴保持部に出力する回収履歴記録部と、を有し、
    前記端末装置は、
    回収予定情報を受信する回収予定情報受信部と、
    回収予定情報に基づいて回収案内情報を表示する回収案内情報表示部と、
    運行情報を取得する運行情報取得部と、
    取得した運行情報を廃棄物回収車の廃棄物回収車識別情報と関連付けてサーバ装置に送信する運行情報送信部と、
    を有する、
    廃棄物回収システム。
  2. サーバ装置の回収予定情報送信部は、回収予定情報として割当てられた回収先の回収順を示す情報である回収順情報を取得する回収順情報取得手段をさらに有する請求項1に記載の廃棄物回収システム。
  3. サーバ装置は、
    回収先識別情報と関連付けて回収先での回収作業のための情報である回収作業情報を保持する回収作業情報保持部をさらに有し、
    サーバ装置の
    回収予定情報送信部は、割当てられた回収先の回収先識別情報と関連付けられた回収作業情報をも回収予定情報として送信するための回収作業情報送信手段をさらに有する請求項1又は2に記載の廃棄物回収システム。
  4. 端末装置の運行情報取得部は、回収作業の実施状況を運行情報の一部として取得する回収作業実施状況取得手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の廃棄物回収システム。
  5. サーバ装置は、
    回収作業の実施状況に応じて回収作業費用を算出するためのルールである回収作業費用算出ルールを保持する回収作業費用算出ルール保持部と、
    保持されている回収履歴と保持されている回収作業費用算出ルールと、に基づいて回収先識別情報に関連付けて回収先又は/及び回収先に関連する先に対して請求すべき回収作業費用を算出する回収作業費用算出部と、
    算出された回収作業費用を回収先識別情報と関連付けて出力する回収作業費用出力部と、
    をさらに有する請求項1から4のいずれか一に記載の廃棄物回収システム。
  6. 廃棄物回収車識別情報に代えて廃棄物を回収する作業を担当する者を識別する情報である廃棄物回収者識別情報とした請求項1から5のいずれか一に記載の廃棄物回収システム。
  7. サーバ装置は、運行情報を選択肢にて選択させるための情報である選択肢情報を回収先識別情報と関連付けて保持する選択肢情報保持部と、
    端末装置の選択肢情報要求に応じて回収先識別情報と関連付けて選択肢情報を送信する選択肢情報送信部と、
    をさらに有し、
    端末装置は、
    選択肢情報の要求をするための選択肢情報要求送信部と、
    要求に応じて送信された選択肢情報を受信する選択肢情報受信部と、
    を有し、
    運行情報取得部は、受信した選択肢情報に基づいて運行情報取得部において運行情報の取得のための選択肢を画面上に表示するための選択肢表示手段を有する請求項1から6のいずれか一に記載の廃棄物回収システム。
  8. 端末装置の回収案内情報表示部は、回収ルートを表示する回収ルート表示手段を有する請求項1から7のいずれか一に記載の廃棄物回収システム。
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