JP2004001991A - 収集装置、ごみ集積システムおよびその方法 - Google Patents

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中村 成章
Yoshinori Terasawa
寺澤 良則
Toshihiro Yamashita
山下 利博
Satoshi Okuno
奥野 敏
Susumu Nishikawa
西川 進
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Abstract

【課題】地域ゼロエミッションを目指した廃棄物のリサイクル率の向上および、その管理費用の削減をできるようにする。
【解決手段】ごみの処理区分に応じてごみの種類を分別できるように、ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器2と、分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置3と、分別ごみ投入容器2毎のごみの重量を計測する重量計測装置4と、重量計測装置4によって計測されたごみの重量のデータを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置6とを含む分別ごみ収集装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ごみ収集等の収集装置に関するものである。さらに詳細には、本発明は、分別ごみ収集装置、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積システム、および分別ごみ収集装置を用いるごみ集積方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
可燃物や不燃物などの一般廃棄物は、路上や空地に設けた区画や、簡単なごみ箱に、ごみ収集日の朝に出される。そして、ごみ収集車によって、収集される。従来、このようなごみ収集では、臭気、ごみ汁等で不衛生なことや、不法排出が行なわれた場合の対処が困難であること等の問題がある。また、廃棄物の排出量が、地点や日にちにより変動があるため、効率的な収集が行なわれていない問題がある。
【0003】
リサイクル化推進に伴い、一般家庭を中心とした地域におけるゼロエミッションの必要性が叫ばれているが、ごみの排出量管理は自治会などの地域ボランティアに頼る部分が大きく、十分なリサイクル性が保てず、また地域毎の格差を生ずる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、ごみの処理区分に応じて分別しながら、ごみを効率的に収集できるような分別ごみ収集装置、分別ごみ収集装置を用いる集積システム、および、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積方法を提供することを目的とする。本発明は、地域ゼロエミッションを目指した廃棄物のリサイクル率の向上および、その管理費用の削減をできるようにすることも目的とする。さらに、本発明は二酸化炭素排出量の地域レベルでの削減を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は収集装置として分別ごみ収集装置を提供し、この分別ごみ収集装置は、ごみの処理区分に応じて、ごみの種類(例えば、可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクルごみなど)を分別できるように、ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器と、分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置と、分別ごみ投入容器毎のごみの重量を計測する重量計測装置と、重量計測装置によって計測されたごみの重量のデータを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置とを含むものである。
【0006】
本発明に係る分別ごみ収集装置は、分別ごみ投入容器の映像を写す監視装置をさらに含む。データ通信装置が、監視装置によって写された分別ごみ投入容器の映像のデータを電気通信回線を介して送信できる。
本発明に係る分別ごみ収集装置は、分別ごみ投入容器の投入口を開くためにIDを受付けて、分別投入容器の投入口を開く開閉装置をさらに含む。
【0007】
また、本発明の収集装置は、上記構成にさらに加えて、郵便ポストを備えることもできる。この際、郵便ポストには、郵便物の重量センサもしくは郵便物の近接センサを内部に備えている態様が好ましく、これらセンサの作用によって郵便物の有無あるいは郵便物の重量データが取得される。得られた郵便物のデータは、データ通信装置によって電気通信回線を介して、郵便収集センターなどに送信できる。
【0008】
さらに、本発明は、上記目的を達成するために、ごみ集積システムを提供するものであり、ごみ集積システムは、ごみの処理区分に応じてごみの種類を分別できるように、ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器と、分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置と、分別ごみ投入容器毎のごみの重量を計測する重量計測装置と、重量計測装置によって計測されたごみの重量のデータを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置とを含む分別ごみ収集装置と、データ通信装置から、分別ごみ投入容器毎のごみの重量のデータを電気通信回線を介して受信する受信手段と、分別ごみ投入容器毎の重量のデータに基づき、ごみを収集するごみ収集車のごみ収集の最適経路を計算する演算手段とを含む。
【0009】
本発明に係るごみ集積システムは、計算されたごみ収集経路を、電気通信回線を介して、ごみ収集車およびごみ処理施設、またはどちらか一方に送信する送信手段をさらに含むことができる。前分別ごみ収集装置が、分別ごみ投入容器の映像を写す監視装置をさらに含むことを特徴とする。
【0010】
データ通信装置が、監視装置によって写された分別ごみ投入容器の映像のデータを電気通信回線を介して、受信手段に送信できることが望ましい。分別ごみ収集装置が、分別投入容器の投入口を開くために必要なIDを受付けて、分別投入容器の投入口を開く開閉装置をさらに含むことができる。
【0011】
また、本発明は、上記2以上の分別ごみ投入容器と圧縮装置と重量計測装置とデータを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置と郵便ポストとを含む収集装置と、該データ通信装置から該分別ごみ投入容器毎のごみの重量データを電気通信回線を介して受信する第1の受信手段と、該データ通信装置から該郵便ポストのデータを電気通信回線を介して受信する第2の受信手段と、該分別ごみ投入容器毎の重量データに基づき該ごみを収集するごみ収集車のごみ収集経路を計算する第1の演算手段と、該郵便ポストのデータに基づき郵便物を収集する郵便収集車の郵便収集経路を計算する第2の演算手段と、を含む収集システムを提供するものである。
【0012】
加えて、本発明は上記目的を達成するためにごみ集積方法をも提供するものであり、ごみ集積方法は、ごみの処理区分に応じて分別できるように、ごみを貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器毎のごみの重量のデータを電気通信回線を介して受信するステップと、分別ごみ投入容器毎の重量のデータに基づき、ごみを収集するごみ収集車のごみ収集の最適経路を計算するステップとを含む。本発明に係るごみ集積方法は、計算された最適経路を、電気通信回線を介して、ごみ収集車およびごみ処理施設、またはどちらか一方に送信するステップをさらに含む。
さらに、本発明は、上述のごみ収集方法をコンピュータに実行させるためのプログラムも提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る分別ごみ収集装置と、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積システムと、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積方法との実施の形態を図を用いながら詳細に説明する。
【0014】
[分別ごみ収集装置]
図1は、本発明に係る分別ごみ収集装置(ごみステーション)の一実施の形態を示す概念図である。本実施の形態の分別ごみ収集装置1は、分別ごみ投入容器2と、圧縮装置3と、重量計測装置4と、開閉装置5と、データ通信装置6と、監視装置7を含む。
【0015】
分別ごみ投入容器2は、分別ごみ収集装置1に、2個以上含まれることが好適である。分別ごみ投入容器2の個数は、それぞれの自治体で定める処理区分にしたがって、用意するとよい。例えば、リサイクルの目的のために、可燃物、不燃物、PETボトル、アルミニウム缶、スチール缶、ビンなどの処理区分に分けることが必要な自治体は、その処理区分の個数だけ、分別ごみ収集装置1中に分別ごみ投入容器2を設けることが望ましい。分別ごみ投入容器2の形状は、ごみを収容できることができる形状ならば限定されない。例えば、分別ごみ投入容器2は、上方が開放した直方体の箱がよく、プラスチック製品などの腐りにくい材質によってできていることがよい。
【0016】
圧縮装置3は、分別ごみ投入容器2中の分別ごみ毎に適正に圧縮して、コンパクトにするための装置である。圧縮装置3は、図示しないが、太陽電池により太陽エネルギーが変換された電気エネルギーや、電力会社から一般に電柱により供給される電気エネルギーや、ガソリンやLPGなどを燃焼させることによる燃焼エネルギーを主な動力源として、ごみを圧縮させ、ごみの体積を少なくし、ごみ収集の効率化をしている。
【0017】
重量計測装置4は、分別ごみ投入容器1の下側に設けられており、分別ごみ投入容器1へごみを入れる前と後の重量の差を計測することにより、分別ごみ投入容器2中のごみの重量を測定できる。重量計測装置4は、データ通信装置6につながっており、計測したごみの重量のデータをデータ通信装置6に送っている。
【0018】
開閉装置5は、分別ごみ収集装置1への不法投棄を防止するための装置である。開閉装置5は、分別ごみ投入容器2の投入口を開くために必要な認証番号や、パスワードなどのIDを受付けて、投入口のロックを解除し、投入口を開く。
【0019】
データ通信装置6は、電気通信回線にデータ通信ができるように接続している。データ通信装置6は、重量計測装置4により計測されたごみの重量データを、インターネットや専用回線や無線回線などの電気通信回線を介して、送信することができる。なお、後述する監視装置7による映像をデータ通信装置6は電気通信回線を介して送信できる。
【0020】
監視装置7は、ITV等の監視カメラによって、分別ごみ投入容器2などの映像を写すことができる。監視装置7は、適正な分別処理が行なわれているか、不法投棄が行なわれているのかを監視できるように分別ごみ投入容器2の周辺を写すことが目的であるので、分別ごみ投入容器2の上部に設けることが望ましい。なお、監視装置7によって写された分別ごみ投入容器の映像のデータは、データ通信装置6によって、電気通信回線を介して送信することができる。監視装置7による画像監視により、適正な分別処理の監視、不法投棄の回避を可能とする。このため、監視装置7により、車のナンバーを写したり、動体を写したりすることができるようにしてもよい。さらに、不法投棄が行なわれたときは、排出量管理センターより、監視員を派遣するようにしたり、警察に通報できるようにしてもよい。
【0021】
[分別ごみおよび郵便物収集装置]
図2は、本発明に係る分別ごみ収集装置(ごみステーション)に郵便ポスト8を付加した収集装置1の一実施の形態を示す概念図である。
本実施の形態の収集装置1は、分別ごみ投入容器2、圧縮装置3、重量計測装置4、開閉装置5、データ通信装置6、監視装置7に加えて、郵便ポスト8を含む。廃棄物集積装置にさらに郵便機能を付加することにより、通常郵便ポスト数よりも多く設置される廃棄物集積装置において郵便送付が可能となり、ユーザの利便性が向上する。
【0022】
郵便ポスト8床部には重量センサもしくは近接センサが設置され、郵便物の有無のデータあるいは郵便物の重量データが取得される。このデータは、データ通信装置6によって、インターネット等の電気通信回線を介して、環境監視センターまたは専用の郵便収集センターに収集される。
郵便物の収集は、ごみ収集車または専用の収集者が行うことが良い。環境監視センターまたは郵便収集センターに集められた各ポストの郵便物有無の情報を元に、最適経路が専用の経路探索システムにより探索され、その経路を収集者のカーナビゲーションシステム等に送信され、最適経路にて収集が行われる。また、郵便課金方法は切手を用いるか、あるいは、ごみ課金に使用するパスワードやIDカードを用いることができる。
【0023】
[分別ごみ収集装置を用いるごみ収集システム]
次に、本発明に係る分別ごみ収集装置を用いるごみ収集システムの一実施の形態について説明する。図3は、本実施の形態のごみ収集システムを表す概念図である。図3に示すように、本実施の形態のごみ収集システムは、ごみ収集域12に設置してある複数の分別ごみ収集装置1と、排出量管理センター10のホストコンピュータ30の受信手段31および送信手段32および演算手段33と、ごみ収集車11と、ごみ処理施設(ごみ焼却炉14および/またはリサイクルセンター13)とを含む。ごみ焼却炉14とは、可燃できるごみを焼却する施設のことであり、リサイクルセンター13とは、PETボトルなどを油化して再利用する施設のことである。
【0024】
図5は、本発明に係る分別ごみ収集装置1を用いるごみ集積方法の一実施の形態を示すフローチャートである。図5のごみ集積方法のフローチャートに示すように、本発明に係るごみ集積システムを用いて、ごみ集積方法を行なう。
【0025】
まず、ユーザが、分別ごみ収集装置1に、ごみを持参する。ユーザは、分別ごみ投入容器2の処理区分、例えば、可燃物、不燃物、PETボトル、アルミニウム缶、スチール缶、ビンなどの処理区分に応じて、ごみを分別して、それぞれの分別ごみ投入容器2の中に投入する。分別され、投入されたごみは、分別ごみ投入容器2の中で、圧縮装置3によって、コンパクト化される。そして、重量計測装置4によって、分別された各ごみの種類毎に重量が計測される。計測された各ごみのそれぞれの重量データは、データ通信装置6によって、電気通信回線を介して、排出量管理センター10のホストコンピュータ30の受信手段31に送信される。
【0026】
そして、排出量管理センター10のホストコンピュータ30の受信手段31は、ごみの処理区分に応じて分別できるように、ごみを貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器2毎のごみの重量のデータを、電気通信回線を介して受信する(ステップ40)。
【0027】
ホストコンピュータ30の演算手段33は、分別ごみ投入容器2毎の重量のデータに基づき、ごみを収集するごみ収集車11のごみ収集の最適経路17を計算する(ステップ41)。ごみ収集車11のごみ収集の最適経路17を演算手段33が計算するとき、一実施の形態として、以下の3原則により最適化するものとする。
【0028】
(1)ごみ収集車11の収集経路の距離を最短とする。
(2)ごみ収集車11の配車台数が最小となるようにする。
(3)ごみ収集車11毎のごみの集積量は、なるべく最大積載量(満タン)にする。なお、通常のごみ収集車11の積載量は、限定しないが例えば1〜4トンとして計算する。
【0029】
分別ごみ投入容器2毎の重量のデータに基づき、ごみ収集車11の最適経路17が計算されると、ごみ収集車11の集積するごみの量が予測できるので、ごみ焼却炉14、またはリサイクルセンター13の運転計画を計算でき、送信手段32によって送信する(ステップ42、図3の21)。排出量管理センター10では、複数のごみ処理施設(リサイクルセンター13、ごみ焼却炉14)の排出量データ収集、管理を一括して行う。複数のごみ処理施設(リサイクルセンター13、ごみ焼却炉14)の運転計画、運転状態を基に処理コスト、処理エネルギーが最小となるようなごみ処理施設へのごみ輸送も可能とする。
【0030】
さらに、計算されたごみ収集の最適経路17を、電気通信回線を介して、ごみ収集車11およびごみ焼却炉14およびリサイクルセンター13、またはどれか一以上に送信する(ステップ43、図3の22)。このため、ごみ収集車11と、ごみ焼却炉14と、リサイクルセンター13とには、データの送受信ができるデータ通信手段が設けられていることが好適である。さらに、ごみ収集車11には、ナビゲーションシステムが搭載され、排出量管理センター10の送信手段32からのごみ収集最適経路17のデータに基づき、最適経路17をナビゲーションシステム上で地図表示したり、音声などによって案内してもよい。
【0031】
排出量管理センター10では、収集された地域別、分別ごみ毎の排出量データを集計し、ごみ処理施設(リサイクルセンター13やごみ焼却炉14)の管理データや、インターネットホームページ等に掲載し地域住民へ公開し、リサイクル率の向上につなげることをしてもよい。また、分別ごみ収集装置1の開閉装置5によって入力され、誰が投与したかを特定できるIDや、そのときのごみの投入量を計測することにより、一般家庭や事業者15や集合オフィスの施設管理者16に対してごみ廃棄量に対する料金課金が可能である。料金課金方法としては、処理施設での処理費用に基づき課金する方法や、環境に配慮し、分別処理作業でのCO排出量に基づき課金する方法が考えられる。そして、ごみ処理料金の課金データは電気通信回線を介して送信するようにしてもよい(図3の23)。
【0032】
さらに、本実施の形態のごみ収集車11は、必要に応じて、自治体ごとに決められたごみ収集域12の領域よりも外側の他地域のへのごみ収集や、処理施設への輸送ができるようにしてもよい。
【0033】
[分別ごみおよび郵便物収集装置を用いる収集システム]
図2に示された郵便ポスト8付きの分別ごみ収集装置(ごみステーション)を用いる、ごみ収集システムの一実施の形態について説明する。図4に示すように、本実施の形態の収集システムは、ごみ収集域12に設置してある複数の収集装置1と、排出量管理センターあるいは郵便収集センター10のホストコンピュータ30と、ごみ収集車あるいは郵便収集車11と、ごみ処理施設(ごみ焼却炉14および/またはリサイクルセンター13)とを含む。ホストコンピュータ30には、受信手段31、送信手段32および演算手段33が含まれる。
【0034】
ここでの受信手段31は、データ通信装置から、分別ごみ投入容器毎のごみの重量データを電気通信回線を介して受信する、第1の受信手段と、郵便ポストのデータを電気通信回線を介して受信する、第2の受信手段と、に分けられる。また、演算手段33は、分別ごみ投入容器毎の重量データに基づきごみを収集するごみ収集車11のごみ収集経路を計算する、第1の演算手段と、郵便ポストのデータに基づき郵便物を収集する郵便収集車11の郵便収集経路を計算する、第2の演算手段と、に分けられる。
【0035】
図4のシステムでは、図3のシステムで説明した上記分別ごみ収集装置を用いるごみ収集の機能に加えて、郵便収集の機能を有する。
郵便物の収集は、ごみ収集車または郵便収集者が行う。環境監視(排出量管理)センターまたは郵便収集センターに集められた各ポストの郵便物有無の情報を元に、最適経路が専用の経路探索システムにより探索され、その経路を収集者のカーナビゲーションシステム等に送信され、最適経路にて収集が行われる。
【0036】
この収集システムでは、上記分別ごみ収集装置と同様のごみ収集機能の他、郵便収集機能を有する。ユーザは、収集装置1に郵便物を持参し、郵便ポスト8の中に郵便物を投入する。投入された郵便物は、郵便ポスト8内に設けられた重量センサもしくは近接センサによって、検知される。
重量センサが備えられている場合には、郵便物の重量が同時に計測される。このデータによって、郵便物の投函者を特定できるID等を用いて、切手等を用いなくとも投函者に対する料金課金が可能となる。
【0037】
郵便ポストの重量センサもしくは近接センサによって得られるデータ、郵便物の有無および数量、郵便物の重量などのデータは、データ通信装置6によって、電気通信回線を介して、郵便収集センター10のホストコンピュータ30の受信手段31に送信される。
そして、郵便収集センター10のホストコンピュータ30の受信手段31は、郵便物の有無や重量データなどを、電気通信回線を介して受信する。
【0038】
ホストコンピュータ30の演算手段33は、収集装置1の郵便ポスト8毎のデータに基づき、郵便物を収集する郵便収集車11の最適な郵便収集経路17を計算する。郵便収集車11の収集経路17を演算手段33が計算する際には、例えば、(1)郵便収集車の収集経路の距離を最短とする、(2)郵便収集車の配車台数が最小となるようにする、などの原則により最適化する。
【0039】
【発明の効果】
上記したところから明らかなように、本発明によれば、ごみの処理区分に応じて分別しながら、ごみを効率的に収集できるような分別ごみ収集装置と、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積システムと、分別ごみ収集装置を用いるごみ集積方法が提供され、地域ゼロエミッションを目指した廃棄物(ごみ)のリサイクル率の向上および、その管理費用の削減が可能である。さらには、リサイクル率が向上するため、焼却炉でごみを燃焼させるときに排出される二酸化炭素排出量の地域レベルでも削減できるようになる。
また、郵便ポストを付加した態様の装置を用いれば、現状の郵便ポストよりも設置数の多いごみ収集所に郵便ポストを設置することが可能であり、郵便の投函および郵便収集作業が容易になり、ポスト使用者および郵便事業者双方の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分別ごみ収集装置の一実施の形態を示す模式図を表したものである。
【図2】本発明に係る郵便ポスト付きの分別ごみ収集装置の一実施の形態を示す模式図を表したものである。
【図3】本発明に係るごみ集積システムの一実施の形態を示す概念図を表したものである。
【図4】本発明に係る収集システムの一実施の形態を示す概念図を表したものである。
【図5】本発明に係るごみ集積方法の一実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 分別ごみ収集装置
2 分別ごみ投入容器
3 圧縮装置
4 重量計測装置
5 開閉装置
6 データ通信装置
7 監視装置
8 郵便ポスト
10 排出量管理センター
11 ごみ収集車
12 ごみ収集域
13 リサイクルセンター
14 ごみ焼却炉
15 一般家庭、事業者
16 施設運営者
17 ごみ収集最適経路
30 ホストコンピュータ
31 受信手段
32 送信手段
33 演算手段

Claims (14)

  1. ごみの処理区分に応じてごみの種類を分別できるように、該ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器と、
    該分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置と、
    該分別ごみ投入容器毎のごみの重量を計測する重量計測装置と、
    該重量計測装置によって計測されたごみの重量のデータを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置と
    を含む収集装置。
  2. 前記分別ごみ投入容器の映像を写す監視装置をさらに含む請求項1に記載の収集装置。
  3. 前記データ通信装置が、前記監視装置によって写された前記分別ごみ投入容器の映像のデータを電気通信回線を介して送信できることを特徴とする請求項2に記載の収集装置。
  4. 前記分別ごみ投入容器の投入口を開くためにIDを受付けて、前記分別投入容器の投入口を開く開閉装置をさらに含む請求項1〜3のいずれかに記載の収集装置。
  5. さらに加えて、郵便ポストを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の収集装置。
  6. 前記郵便ポストが、郵便物の重量センサもしくは郵便物の近接センサを内部に備えていることを特徴とする請求項5に記載の収集装置。
  7. ごみの処理区分に応じてごみの種類を分別できるように、該ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器と、該分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置と、該分別ごみ投入容器毎のごみの重量を計測する重量計測装置と、該重量計測装置によって計測されたごみの重量データを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置とを含む、収集装置と、
    該データ通信装置から、該分別ごみ投入容器毎のごみの重量データを電気通信回線を介して受信する、受信手段と、
    該分別ごみ投入容器毎の重量データに基づき、該ごみを収集するごみ収集車のごみ収集経路を計算する、演算手段と、
    を含むごみ集積システム。
  8. 前記ごみ収集経路を、電気通信回線を介して、前記ごみ収集車およびごみ処理施設の少なくとも一方に送信する送信手段を、さらに含む請求項7に記載のごみ集積システム。
  9. 前分別ごみ収集装置が、前記分別ごみ投入容器の映像を写す監視装置をさらに含むことを特徴とする請求項7または8に記載のごみ集積システム。
  10. 前記データ通信装置が、前記監視装置によって写された前記分別ごみ投入容器の映像のデータを電気通信回線を介して、前記受信手段に送信できることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のごみ集積システム。
  11. 前記分別ごみ収集装置が、前記分別投入容器の投入口を開くために必要なIDを受付けて、前記分別投入容器の投入口を開く開閉装置をさらに含む請求項7〜10のいずれかに記載のごみ集積システム。
  12. ごみの処理区分に応じてごみの種類を分別できるように、該ごみを各種類毎に貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器と、該分別ごみ投入容器中のごみを圧縮する圧縮装置と、該分別ごみ投入容器毎のごみの重量を計測する重量計測装置と、データを電気通信回線を介して送信できるデータ通信装置と、郵便ポストとを含む、収集装置と、
    該データ通信装置から、該分別ごみ投入容器毎のごみの重量データを電気通信回線を介して受信する、第1の受信手段と、
    該データ通信装置から、該郵便ポストのデータを電気通信回線を介して受信する、第2の受信手段と、
    該分別ごみ投入容器毎の重量データに基づき、該ごみを収集するごみ収集車のごみ収集経路を計算する、第1の演算手段と、
    該郵便ポストのデータに基づき、郵便物を収集する郵便収集車の郵便収集経路を計算する、第2の演算手段と、
    を含む収集システム。
  13. ごみの処理区分に応じて分別できるように、該ごみを貯蔵する2以上の分別ごみ投入容器毎のごみの重量データを電気通信回線を介して受信するステップと、
    該分別ごみ投入容器毎の重量データに基づき、該ごみを収集するごみ収集車のごみ収集経路を計算するステップと
    を含むごみ集積方法。
  14. 前記ごみ収集経路を、電気通信回線を介して、前記ごみ収集車およびごみ処理施設の少なくとも一方に送信するステップを、さらに含む請求項13に記載のごみ収集方法。
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