JP2019532826A - 搬送可能な加工ユニット、構造及びスタック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送可能な加工ユニットの動作安全性を改善する。【解決手段】ワークピースを工具1で加工する搬送可能な加工ユニット10であって、加工されるべきワークピースを載置するために用いることが可能なワークピース−載置プレート4を備えた、台座に設置可能なケース状の支持構造2と、支持構造2に配置され、該支持構造に動作可能に固定されている、工具1を駆動する駆動装置とを含んでおり、その結果、駆動装置によって駆動される工具1によるワークピースの加工時に駆動装置が下部3にとどまる、搬送可能な加工ユニットにおいて、支持構造2が支持張出し部5を備えており、該支持張出し部が、支持構造2が台座に設置されている状態において、支持構造2の設置面を規定しているとともに、搬送位置又は動作位置に位置決め可能であり、支持構造2の設置面が、動作位置において、水平方向において搬送位置よりも大きい。

Description

本発明は、ワークピースを工具で加工する搬送可能な加工ユニット、特に卓上丸のこであって、加工されるべきワークピースを載置するために用いることが可能なワークピース−載置プレートを備えた、台座に設置可能なケース状の支持構造と、少なくとも部分的に前記支持構造に配置され、該支持構造に動作可能に固定されている、工具を機械的に駆動する駆動装置とを含んでおり、その結果、前記駆動装置によって駆動される前記工具による前記ワークピースの加工時に前記駆動装置が少なくとも部分的に前記支持構造にとどまる、前記搬送可能な加工ユニットに関するものである。
特許文献1には、周囲側と下側で本質的に閉じた外面を有するハウジングを有する卓上丸のこが記載されている。ハウジングは、載置面を有する動作プレートを支持している。モータ及びのこ刃を収容する機械フレームは、動作プレートの下方に配置されている。卓上丸のこの設置面は、ハウジングの下側の外面によって規定されている。
独国実用新案第202004009123号明細書 欧州特許第2315701号明細書
本発明の課題は、冒頭に挙げた種類の搬送可能な加工ユニットの動作安全性を改善することにある。
この課題は、請求項1の特徴部分において記載された特徴によって解決される。本発明によれば、支持構造は支持張出し部を備えており、当該支持張出し部は、支持構造が台座に設置されている状態で、支持構造の設置面を規定しているとともに、選択的に搬送位置又は動作位置に位置決め可能であり、支持構造の設置面は、動作位置において、少なくとも1つの水平方向において前記搬送位置よりも大きい。
したがって、本発明によれば、複数の支持張出し部が設けられており、これら支持張出し部は、それぞれ異なる2つの位置、すなわち搬送位置及び動作位置へずらされることが可能である。支持張出し部の動作位置では、少なくとも1つの水平方向において、支持構造の設置面が、支持張出し部の搬送位置に対して拡大されている。この関係では、特に台座の平面に位置する方向が水平方向と呼ばれる。少なくとも1つの水平方向における設置面の拡大により、動作中の搬送可能な加工ユニットの曲げ安定性を高めることが可能である。これにより、動作安全性が改善される。同時に、支持張出し部が搬送位置へずらされ、これにより設置面を小さくすることができることにより、ケース状の本体部を有する加工ユニットの良好な搬送性及び操作性の利点が維持される。
この関係では、特に面、例えば長方形状の面が設置面と呼ばれ、この面は、支持構造と台座の間の接触点によって描かれる。好ましくは、この面は、接触点によって描かれる最大の長方形状の面である。
合目的には、搬送可能な加工ユニットは、少なくとも2つの、好ましくは4つの支持張出し部を含んでいる。
本発明の有利な発展形成は、従属請求項の対象である。
好ましくは、支持構造が本体部を備えており、支持張出し部が、該支持張出し部が搬送位置及び動作位置において本質的に同一の垂直方向の範囲にとどまるように、本体部において旋回可能及び/又は摺動可能に支持されている。
支持張出し部の垂直方向の位置が搬送位置及び動作位置への位置決め時に変化しないか、あるいは本質的に変化しないことにより、搬送可能な加工ユニットを、支持張出し部の位置決め時にその台座から持ち上げる必要がないか、あるいはその台座からほとんど持ち上げる必要がない。したがって、支持張出し部は、特に容易に搬送位置と動作位置の間で位置変更されることが可能である。
合目的には、支持構造は本体部を備えており、各支持張出し部は、それぞれ垂直な回転軸線を中心として旋回可能に本体部において支持されている。好ましくは、支持張出し部は、搬送位置から動作位置へずらすために、90°旋回可能に支持されている。支持張出し部は、好ましくは下側に、すなわち本体部の下側の外面に設けられている。合目的には、本体部は凹部を備えており、凹部内には、支持張出し部が特に搬送位置で配置されている。
好ましい形態では、支持構造の水平断面が本質的に長方形状の外部輪郭を有しており、支持張出し部が、搬送位置において長方形状の外部輪郭内にあり、支持張出し部が、動作位置において、少なくとも部分的に水平に輪郭部を越えて突出している。好ましくは、支持張出し部は、搬送位置において、本体部と共に本質的に立方体状のアセンブリを形成している。
支持張出し部が搬送位置において長方形状の外部輪郭の内部にあることにより、搬送可能な加工ユニットが特に良好に搬送及び積み込まれることが可能であることが保証される。
好ましくは、支持張出し部は、支持構造の下側のコーナ範囲に配置されている。特に、本体部は、このコーナ範囲において凹部を備えており、当該凹部は支持張出し部に対応して形成されているとともに、当該凹部では、支持張出し部が搬送位置で配置されている。
特に、支持張出し部は、それぞれ垂直方向におけるよりも水平方向へ更に延在しているため、支持張出し部は、それぞれ平坦な基本形状を備えている。好ましくは、支持張出し部は、それぞれ本質的にL字状の基礎面を備えている。平坦な、及び/又はL字状の形態により、支持張出し部がわずかな構造君監視下必要としないという利点が得られる。
合目的には、搬送可能な加工ユニットは安全装置を含んでおり、当該安全装置は、支持張出し部のうち少なくとも1つが動作位置にないときに駆動装置に動力が供給されることを防止するように形成されている。例えば、安全装置は、少なくとも1つの、好ましくは全ての支持張出し部が動作位置にないことが検出されると、センサによって1つ又は複数の支持張出し部の位置を検出し、駆動装置への電流供給を中断するように形成されている。このようにして、支持張出し部が動作位置にあると考えられる場合にのみ搬送可能な加工ユニットが始動され得ることを達成できるため、最大の設置面ひいては最大の曲げ安定性が得られる。
特に、支持張出し部のうち少なくとも1つが垂直方向に延びる貫通孔を備えており、当該貫通孔は、支持構造を台座に固定することが可能なネジをはめ込むのに適している。合目的には、2つの、好ましくは全ての支持張出し部がこのような貫通孔を有している。
好ましくは、支持張出し部のうち少なくとも1つが水平方向に延びる収容部を備えており、当該収容部は、支持構造を台座に固定することが可能な締結具のクランプアームをはめ込むのに適している。合目的には、少なくとも2つの、好ましくは全ての支持張出し部がこのような収容部を有している。
合目的には、支持張出し部は、それぞれ、垂直方向に下方へ突出した円筒状の脚部を有している。好ましくは、円筒状の脚部は、支持張出し部の動作位置及び/又は搬送位置において、動作プレートのあらかじめ設定された孔パターンに適合するように互いに離間している。円筒状の脚部を用いて、搬送可能な加工ユニットは、孔パターンを有する動作プレートにおける位置決め時にこの動作プレートに対して相対的に固定されることが可能である。
好ましい形態では、円筒状の脚部は、選択的に固定位置又は保管位置に位置決め可能である。特に、円筒状の脚部は、保管位置においては垂直方向下方へ突出しないか、又は固定位置におけるよりも垂直方向下方へわずかにしか突出しない。好ましくは、支持張出し部は、それぞれスタンド脚部を備えており、当該スタンド脚部は、円筒状の脚部の保管位置において、支持構造が台座に設置されている状態で、台座と接触している。好ましくは、スタンド脚部は、円筒状の脚部よりも大きな接触面を有している。
例えば、円筒状の脚部はピンとして形成されている。好ましくは、円筒状の脚部は、固定位置において、取り外し可能に、下側で支持張出し部に設けられたはめ込み開口部にはめ込まれている。合目的には、円筒状の脚部は、保管位置において、好ましくは上側で支持張出し部に設けられた保管開口部に格納されている。
また、上述の形態による搬送可能な加工ユニットと、孔パターンを備えた動作プレートとを含む構造が提供され、円筒状の脚部が孔パターンの各孔に係合し、これにより搬送可能な加工ユニットを動作プレートに対して少なくとも水平方向において固定するように、搬送可能な加工ユニットが動作プレートに位置決めされている。
また、上述の形態による搬送可能な加工ユニットと、当該搬送可能な加工ユニットと共に垂直なスタックを形成するために搬送可能な加工ユニットの下方に配置されたケース状の本体部とを含むスタック装置が提供される。合目的には、支持張出し部には係合構造が設けられており、当該係合構造は、支持張出し部の搬送位置においてケース状の本体部の対応する係合構造と係合し、支持張出し部の動作位置ではケース状の本体部の対応する係合構造と係合しないように形成されている。
このようにして、支持張出し部が搬送位置にあるときにのみ搬送可能な加工ユニットがケース状の本体部に安定的に載置されることが可能であることが保証され得る。搬送可能な加工ユニットの動作を動作位置においてのみ許容する安全装置が設けられた上述の形態との組合せにおいては、搬送可能な加工ユニットが搬送されるべきスタックされた安定的な状態において誤ってオンされることがないことを保証することが可能である。
好ましい形態では、支持構造が支持構造−結合手段を備えており、該支持構造−結合手段は、1つあるいは少なくとも1つのケース状の本体部との取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供するのに適しており、支持張出し部に設けられた係合構造が、支持構造−結合手段の少なくとも一部を形成しているとともに、支持張出し部が搬送位置にある場合には、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供し、少なくとも1つの支持張出し部が動作位置にある場合には、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供することがないように形成されている。
垂直方向に引張強さをもった結合により、搬送可能な加工ユニットを特に良好にスタックで搬送することが可能である。また、上述の安全装置との組合せにおけるこの形態も、搬送可能な加工ユニットが搬送時に誤ってオンされることを防止することが可能である。
以下に、例示的な実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
搬送位置における支持張出し部を有する搬送可能な加工ユニットの斜視図である。 動作位置における支持張出し部を有する搬送可能な加工ユニットの斜視図である。 上方から支持張出し部を見た斜視図である。 上方から支持張出し部を見た別の斜視図である。 下方から支持張出し部を見た斜視図である。 下方から支持張出し部を見た別の斜視図である。 上部を有する搬送可能な加工ユニットの斜視図である。 搬送可能な加工ユニット及び2つのケース状の本体部から成るスタック装置の斜視図である。 搬送可能な加工ユニットと、孔パターンを有する動作プレートとから成る構造の斜視図である。 搬送可能な加工ユニットの概略的なブロック図である。 搬送可能な加工ユニットの下方から見た斜視図である。
図1及び図2には、設置面を拡大するために支持張出し部(支持アーム)5を有する搬送可能な加工ユニットの斜視図が示されている。図1では支持張出し部5が搬送位置において示されている一方、図2では支持張出し部が動作位置において示されている。
搬送可能な加工ユニット10は、図に記入されたz軸に対して平行に延びる垂直方向へ、図に記入されたx軸に対して平行に延びる長手方向へ、及び図に記入されたy軸に対して平行に延びる横方向へ延在している。x軸、y軸及びz軸は、互いに直交するように向けられている。長手方向及び横方向は、以下では水平方向とも呼ばれる。
搬送可能な加工ユニット10は、各図では、例示的に卓上丸のことして形成されている。これに代えて、搬送可能な加工ユニット10は、例えば外形加工装置、糸のこ又はエッジグラインダのような他の半静的な機械として形成されることも可能である。この関係において、半静的な機械は、特に加工ユニットと呼ばれるべきであり、この加工ユニットは、ワークピース加工時に台座に設置され、搬送時に人によって運搬されるのに適している。
搬送可能な加工ユニット10は、工具1による不図示のワークピースの加工に用いられる。工具1は、各図では、例示的にのこ刃として形成されている。
搬送可能な加工ユニット10は、台座に設置可能なケース状の支持構造2を含んでおり、当該支持構造は、加工されるべきワークピースを載置するために用いることが可能なワークピース−載置プレート4を備えている。合目的には、ケース状の支持構造2は、本質的に立方体状の構造であり、この構造では、外面、好ましくは外面全体が本質的に閉鎖されている。
また、搬送可能な加工ユニット10は、工具1を機械的に駆動するための駆動装置73、例えば電気モータを含んでいる。駆動装置73は、ここでの例では、支持構造2に完全に配置されているとともに、支持構造2に動作可能に固定されているため、駆動装置は、ワークピースの加工時に、駆動装置73によって駆動される工具1によって支持構造2にとどまる。
支持構造2は、支持張出し部5を備えている。支持張出し部5は、支持構造2が台座に設置されている状態で支持構造2の設置面を規定している。支持張出し部は、選択的に搬送位置又は動作位置に位置決め可能である。支持構造2の設置面は、動作位置では、搬送方向よりも少なくとも1つの水平方向において大きい。
少なくとも1つの水平方向における設置面の拡大により、動作中の搬送可能な加工ユニット10の曲げ安定性を高めることが可能である。これにより、動作安全性が改善される。
以下では、搬送可能な加工ユニット10の例示的な構成を詳細に説明する。
支持構造2は、ケース状に形成されているとともに、互いに直交するように向けられた4つの周壁を備えている。周壁は、前壁12と、後壁13と、側壁25,26とを含んでいる。前壁12及び後壁13は長手方向に対して平行に向けられており、側壁25,26は、横方向に対して平行に向けられている。
支持構造2は本体部71を備えており、当該本体部には支持張出し部5が支持されている。本体部71と支持張出し部5の組合せは、以下では支持構造2の下部3とも呼ばれる。
支持構造2は支持張出し部5を備えており、当該支持張出し部は、支持構造2の下側のコーナ範囲に配置されている。支持構造2は、本質的に立方体状の基本形状を有している。搬送箇所では、4つの支持張出し部5が立方体状の基本形状の下側の4つのコーナ範囲となっている。本体部71は対応する凹部を備えており、当該凹部には、支持構造2の立方体状の基本形状の下側の4つのコーナ範囲を形成するために、4つの支持張出し部5が搬送位置に配置されている。動作位置では、支持張出し部5が、それぞれ部分的にのみ凹部に配置されている。
支持構造2の水平断面は、本質的に立方体状の外部輪郭を有している。支持張出し部5は、搬送位置において、長方形状の外部輪郭の下方にある。動作位置では、支持張出し部5は、少なくとも部分的に外部輪郭を越えて突出している。
支持張出し部5は、それぞれ垂直な各回転軸線を中心に旋回可能に本体部71において支持されている。支持張出し部5は、本体部71の下側において、本体部71の凹部の下方へ向いた面で支持されている。垂直な軸線を中心とする旋回運動可能な支持により、支持張出し部5は、搬送位置及び動作位置において、本質的に同一の垂直方向の範囲にとどまる。したがって、支持張出し部5は、動作位置でも、また搬送位置でも、本質的にz方向における同一の座標範囲を占めている。
図3〜図6には、支持張出し部5が細部において示されている。図3及び図4には支持張出し部5がここでは上方へ傾斜して示されており、図5及び図6には支持張出し部5が下方へ傾斜して示されている。図示の支持張出し部5は、図1では右前方、すなわち前面12と側面26の間の下側のコーナ範囲に配置された支持張出し部5である。図1において左前方に配置された支持張出し部5は、右前方に配置された支持張出し部5の(例えばy−z鏡面)鏡面対称として形成されている。
図3〜図6に示された支持張出し部5は平坦な基本形状を備えており、すなわち、支持張出し部は、水平方向において、あるいはx方向及び/又はy方向において延在しており、更に垂直方向あるいはz方向において延在している。
支持張出し部5は、本質的にプリズムあるいはL字状の基礎面を有する一般的な円筒の形状で形成されている。支持張出し部5は、第1のアーム部分83と、第2のアーム部分84とを備えており、これらアーム部分は、互いに直交するように向けられているとともに、共にL字を形成している。
支持張出し部5は、L字状の上側の壁部85及びL字状の下側の壁部86を備えている。上側の壁部85及び下側の壁部86は水平に向けられている。支持張出し部5は更にジャケット面87を備えており、当該ジャケット面は、凸状及び凹状の部分88,89に分割されている。凸状の部分88は第1及び第2の側壁91,92を備えており、これら側壁は、互いに直交するように向けられている。第1の側壁91は第1のアーム部分83に割り当てられており、第2の側壁92は第2のアーム部分84に割り当てられている。
図1から見られるように、第1の側壁91は、右前方の支持張出し部5の搬送位置において、支持構造2の前壁12の一部を形成し、第2の側壁92は、支持構造2の側壁26の一部を形成している。
支持張出し部5は、その上側の壁部85において、第1のアーム部分83の先端部に支持部構成要素93を備えており、当該支持部構成要素により、支持張出し部は、本体部71において垂直軸線を中心として旋回可能に設けられている。
支持張出し部5は、搬送位置から動作位置へ位置決めされるように、垂直軸線を中心に約90°旋回可能である。動作位置では、第2の側壁92が前壁12に対して平行に配置されているとともに、前壁12の前方で横方向に位置している。
図5及び図6から見られるように、支持張出し部5は、その下側の壁部86において、両アーム部分83,84が集まる範囲で、スタンド脚部として形成された係合構造82を備えており、当該係合構造は、下方へ向いた平坦な突起部として形成されている。係合構造82の下面94は、支持張出し部5と台座の間の接触面を提供し、台座には、搬送可能な加工ユニット10が設置されている。
支持張出し部5は、垂直に延びる貫通孔74を有している。貫通孔74は、上側の壁部85から係合構造82の下面94へ延びている。貫通孔74は、支持構造2を台座に固定することが可能なネジの使用に適している。
支持張出し部5は、水平に延びる収容部75を更に有している。収容部75は、長方形状の断面を有しているとともに、第2の側壁92において開口している。収容部75は、支持構造2を台座に固定することが可能な締結具のクランプアームをはめ込むのに適している。収容部75は、係合構造82の上方で延びている。図1から見られるように、支持張出し部5は、これに加えて、第1の側壁91において開口した収容部75を備えることが可能である。
支持張出し部5は、垂直方向に下方へ突出した円筒状の脚部76を更に有している。
図示の例では、円筒状の脚部76は、ピン78として形成されている。
ピン78は、選択的に固定位置又は保管位置に位置決め可能である。ピン78は、図3では保管位置において示されており、図6では固定位置において示されている。固定位置では、ピン78は、支持張出し部5に下側で設けられたはめ込み開口部79に取り外し可能にはめ込まれている。保管位置では、ピン78は、支持張出し部5に上側で設けられた保管開口部81に格納されている。保管位置では、円筒状の脚部76は、垂直方向下方に突出していない。
図示の例では、はめ込み開口部79及び保管開口部81は、同一の貫通孔に属している。図示のように、この貫通孔において、及びピン78には、互いに対応するリングショルダ部が設けられており、当該リングショルダ部は、垂直方向の係合を提供するとともに、ピン78が貫通孔から脱落あるいは上方へすべり抜けることを防止する。
上述のように、図1において左前方に配置された支持張出し部5は、右前方に配置された支持張出し部5の鏡面対称として形成されている。
各図において視認可能ではない左後方に配置された支持張出し部5は、右前方に配置された支持張出し部5に関連して上述した特徴を備えているものの、特に、後述のように、左後方に配置された支持張出し部5の、スタンド脚部として形成された係合構造82が、溝付けされた、例えばくさび状に溝付けされたアンダーカット部分を備えている点で、右前方に配置された支持張出し部とは異なっている。図11では、前方及び後方の支持張出し部5を見て取ることができる。
また、左後方に配置された支持張出し部5は、後述する第2のロック係止輪郭部15が第1の側壁ではなく第2の側壁に設けられている点で右前方に配置された支持張出し部5と異なっている。
右後方に配置された支持張出し部5は、左後方に配置された支持張出し部5の鏡面対称として形成されている。
図7には、支持構造2が下部3に加えてこの下部3に載置された上部16を備えた、搬送可能な加工ユニット10が示されている。後述のように、上部16は、特に、ケース状の本体部から成るスタックにおいて搬送可能な加工ユニット10を垂直方向に引張強さをもって格納するために用いられる。
支持構造2は、支持構造−結合手段6を備えている。支持構造−結合手段6は、支持構造2がケース状の本体部21,22と共に垂直なスタックを形成する図8に示された状態において、ケース状の本体部21,22との取り外し可能な垂直方向の引張強さをもった結合を提供するのに適している。
搬送可能な加工ユニット10は、支持構造−結合手段6により、例えばケース状の容器及び/又は別の搬送可能な加工ユニット10のような、ケース状の本体部から成るスタックにおいて安定的に格納されることが可能である。それゆえ、搬送可能な加工ユニット10は、スタックにおいて非常に実用的に積み込まれ、及び/又は確実に搬送されることが可能である。
各図から分かるように、搬送可能な加工ユニット10は、特にシステムボックスの基本形状を備えている。各図に示された搬送可能な加工ユニット10は、別のシステムボックスのスタックに格納され得るように形成されている。搬送可能な加工ユニットの基本形状は、特にケース状の支持構造によって規定される。好ましくは、支持構造の外面は、ハウジングあるいは搬送可能な加工ユニット10の外部のハウジング面である。搬送可能な加工ユニットのハウジングあるいは基本形状は、特にシステムボックスの形状を備えている。システムのシステムボックスは、システムにおいて規定された基礎面を有しているとともに、システムにおいて規定された結合手段を備えているため、システムのシステムボックスは、安定的なスタックに組み立てられることが可能である。システムボックスは、例えば、手動の電気工具、付属品及び/又は消耗材料を保管するためのモジュール式の工具ケースとして更に拡張されている。本発明による加工ユニットの基本形状あるいはハウジングがシステムボックスの形態で形成されていれば、搬送可能な加工ユニットは、実用的な態様で、システムボックスから成るスタックにおいて積み込まれ、搬送されることが可能である。
上述のように、支持構造2は、下部3に取り外し可能に設けることが可能な上部16を備えている。図7には、搬送可能な加工ユニット10が、上部16が下部3から取り外された状態で示されている。図8では、上部16が、下部3に載置されているとともに下部に垂直方向に引張強さをもった結合されている。
支持構造−結合手段6は、上部16に設けられた上側の支持構造−結合手段7を含んでいる。支持構造−結合手段7は、ケース状の本体部21が搬送可能な加工ユニット10へスタックされた状態で、ケース状の本体部との、取り外し可能な、垂直方向の引張強さをもった結合を提供するのに適している。上側の支持構造−結合手段7は、可動に支持されたロック要素9を含んでいる。図示の例では、ロック要素9は、支持構造2において回転可能に支持されたロータリロック11を含んでいる。ロータリロック11は、支持構造2の前壁12に配置されている。ロータリロック11の回転軸線は、前壁12に対して直交して延びている。
支持構造−結合手段6は、下部3に設けられた下側の支持構造−結合手段8を更に含んでいる。下側の支持構造−結合手段は、搬送可能な加工ユニット10がケース状の本体部22へスタックされている状態で、ケース状の本体部22との、解除可能な、垂直方向の引張強さをもった結合を提供するのに適している。下側の支持構造−結合手段8は、支持構造2に位置固定して配置された少なくとも1つの第1のロック係止輪郭部14を含んでいる。図示の例では、第1のロック係止輪郭部14が支持構造2の下部に配置されている。第1のロック係止輪郭部14は、支持構造の前壁12に位置しているとともに、長手方向に関して支持構造2の中央に配置されている。第1のロック係止輪郭部14は、係止突起として形成されているとともに、前壁12から突出している。
ロック要素9及びロック係止輪郭部14は、垂直に互いに上下に重ねられた2つの搬送可能な加工ユニット10において1つの搬送可能な加工ユニットのロック要素9が他の加工ユニットの第1のロック係止輪郭部14に結合係合され得るように配置されている。
図示の例では、下側の支持構造−結合手段8は、第1のロック係止輪郭部14に加えて、第2のロック係止輪郭部15を更に備えている。第2のロック係止輪郭部15は、係止突起として形成されているとともに、前方の支持張出し部5の第1の側壁91及び後方の支持張出し部5の第2の側壁に配置されている。したがって、搬送位置では、第2のロック係止輪郭部15は、前壁12の下側のコーナ範囲と、側壁25,26の、後壁13に位置する下側のコーナ範囲に配置されている。
第2のロック係止輪郭部15は、搬送可能な加工ユニット10を、第2のロック係止輪郭部15と相補的なロック要素を備える容器又は他の対象物に連結するように用いられる。搬送可能な加工ユニット10がこのような容器あるいは対象物に連結されるように構成されていない限り、第2のロック係止輪郭部15も省略することが可能である。
上側の支持構造−結合手段7は、支持構造2の上側において分配して配置された複数の係合構造を更に含んでおり、当該係合構造は、係合凹部32として形成されている。係合凹部32は、前壁12の近傍に配置された2つの第1の係合凹部22と、後壁13の近傍に配置された1つの第2の係合凹部34とを含んでいる。
下側の支持構造−結合手段8は上述の係合構造82を含んでおり、当該係合構造は、支持張出し部5の下側の壁部86に配置されているとともに、したがって搬送位置において、支持構造2の下側の4つのコーナ範囲に位置している。係合構造82及び係合凹部33,34は、支持張出し部5が搬送位置にある限り、垂直に互いに上下に重ねられた2つの搬送可能な加工ユニット10において上側の搬送可能な加工ユニットの係合構造82が下側の加工ユニットの係合凹部32と係合するように配置されている。
係合構造82及び係合凹部32は、垂直方向における結合に寄与するものである。このことは、例えば特許文献2に詳細に記載されているように、係合構造82及び/又は係合凹部32の後方係合構成要素のロック式の係合によって行われることができる。例えば、第2の係合凹部34はアンダーカットされた断面を備えることが可能であり、第2の係合凹部34に係合する対応する係合構造82は、例えば図11に示されているように、対応して輪郭付けされた、例えばくさび状に輪郭付けされた後方係合部を備えることが可能である。
支持構造2の上部16は、フード状のカバーとして形成されている。図8に図示された状態では、上部16は、工具載置プレート4を覆っている。上部16は、ワークピース−載置プレート4の上方へ垂直方向に延びるフレーム構造17を含んでいる。上部16あるいはフレーム構造17の水平断面は、本質的に、下部3の水平断面と同一の外部輪郭を備えている。上部16は、下部3に対して面一に配置されているため、下部と共にケース状の支持構造2を形成している。
図7に示されているように、フレーム構造17は、本質的に、立方体ジャケット面の形状を備えており、すなわち、フレーム構造17は、互いに対して直交するように向けられた4つの周壁を備えているとともに、開放された下側及び開放された上側を有している。
フレーム構造17は、垂直方向において上方へ駆動装置に取り付けられた工具1を越えて延在している。このようにして、搬送可能な加工ユニット10がスタックにおいて配置されているとしても、工具1は駆動装置5にとどまることができる。
上部16は上部結合手段28を備え、下部3は下部結合手段29を備えている。上部結合手段28及び下部結合手段29を用いて、上部16を取り外し可能に、垂直方向に引張強さをもった下部3に結合することが可能である。
ワークピース−載置プレート4の上側は、図示の例では細溝を有している。これに代えて、ワークピース−載置プレート4の上側は、細溝なしあるいは平坦であるか、又は他の構造部を有することも可能である。
のこ刃は、横方向に延びる、ワークピース−載置プレート4を長手方向において2つのプレート部分47,48に分割する仮想的な線上に位置している。好ましくは、第1のプレート部分47は工具1に対して固定されている一方、第2のプレート部分48は、少なくとも横方向において変位可能に支持されており、その結果、第2のプレート部分は、工具1に対して横方向において変位することが可能である。変位可能に支持された第2のプレート部分48により、ワークピースは、加工時に工具1に対して相対的にガイドあるいは移動されることが可能である。
ちょうどプレート部分48が出ていく(外れていく)ときには、旋回可能な支持張出し部5によって達成可能な拡大された設置面及びこれに付随する改善された曲げ安定性が有利である。
図8には、どのように搬送可能な加工ユニット10が2つの別のケース状の本体部21,22を有するスタック状に配置されているかが例示的に示されている。
図5に示されたスタック装置20は、上述の搬送可能な加工ユニット10と、搬送可能な加工ユニット10に配置されている上側のケース状の本体部21と、搬送可能な加工ユニット10の下方に配置されている下側のケース状の本体部22とを含んでいる。ケース状の両本体部21,22は、図8では例示的にケース状の容器として形成されている。これに代えて、ケース状の各本体部21,22を別の加工ユニット10として構成することも可能である。
ケース状の両本体部21,22は、搬送可能な加工ユニット10と共に垂直なスタックを形成している。ケース状の本体部21,22は本体部−結合手段23を備えており、この支持構造−結合手段は、ケース状の本体部21,22と搬送可能な加工ユニット10の間の取り外し可能な、垂直方向の引張強さをもった結合を提供するために、支持構造−結合手段6と協働する。
搬送可能な加工ユニット10の水平断面は、本質的に、ケース状の本体部21,22の水平断面と同一の外部輪郭を備えている。搬送可能な加工ユニット10は、ケース状の本体部21,22に対して面一に配置されているため、搬送可能な加工ユニット10及びケース状の本体部21,22は、共に本質的に立方体状のスタックを形成している。
本体部−結合手段23は、支持構造−結合手段6と同様に形成されることが可能である。そして、本体部−結合手段23と支持構造−結合手段6の間の結合は、2つの搬送可能な加工ユニット10の支持構造−結合手段6間の上述の結合と同様に行われ得る。
特に、本体部−結合手段23は、好ましくはロータリロックとして形成されたロック要素65と、ロック係止輪郭部66と、係合構造67とを含んでいる。
図8では、搬送可能な加工ユニット10に載置された上側のケース状の本体部21のロック係止輪郭部66は、搬送可能な加工ユニット10のロック要素9と結合係合している。搬送可能な加工ユニットのロック係止輪郭部14は、下側のケース状の本体部22のロック要素65と結合係合している。
また、上側のケース状の本体部21はその下側に係合構造を備えており、当該係合構造は、搬送可能な加工ユニット10の上述の係合構造82に対応するとともに、搬送可能な加工ユニットの係合凹部32に係合する。また、下側のケース状の本体部22は、その上側に係合凹部を備えており、当該係合凹部は、搬送可能な加工ユニット10の上述の係合凹部32に対応するとともに、搬送可能な加工ユニット10の係合構造82に係合している。
係合構造82が支持張出し部5に設けられていることで、係合構造は、支持張出し部5の位置決め時に下側のケース状の本体部22の係合凹部に対して相対的にその位置を変更する。係合構造82は、搬送位置においてのみ、ケース状の本体部22の対応する係合凹部と係合することが可能である。支持張出し部5の動作位置において、係合構造82をケース状の本体部22の対応する係合凹部と係合させることが可能である。
上述のように、係合構造及び係合凹部は、垂直方向に引張強さをもった結合に関与するものである。係合構造82が支持張出し部5に設けられていることにより、支持張出し部5が搬送位置にあるときにのみ、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供することが可能である。少なくとも1つの支持張出し部5が動作位置にあれば、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合は提供されることがない。
図9には、搬送可能な加工ユニット10及び孔パターン96を備えた動作プレート77を含む構造30が示されている。円筒状の脚部76が孔パターン96の各孔に係合し、これにより搬送可能な加工ユニット10を動作プレート77に対して少なくとも水平方向において固定するように、搬送可能な加工ユニット10が動作プレート77に位置決めされている。孔パターン96は、例示的にマトリクス状に形成されている。
図10には、搬送可能な加工ユニット10の概略的なブロック図が示されている。より良好な明確性の目的のために、図10には搬送可能な加工ユニット10の全ての構成要素は示されておらず、その代わりに、以下でも説明する構成要素のみが示されている。
搬送可能な加工ユニット10は、駆動装置73を作動させる作動電子機器97を含んでいる。搬送可能な加工ユニット10は、例えば作動電子機器97の構成要素である安全装置72を更に含んでいる。安全装置72は、特にハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素として形成されることが可能である。搬送可能な加工ユニット10は更に位置センサ95を含んでおり、当該位置センサは、支持張出し部5が動作位置にあるかどうかを検出するように形成されている。図示の例では、搬送可能な加工ユニットは4つの位置センサ95を含んでおり、各位置センサ95は、各支持張出し部5に割り当てられている。これに代えて、各支持張出し部5に固有の位置センサ95を設けないことも可能である。例えば、全部で1つのみの位置センサ95を設けることも可能である。この場合、支持張出し部5は互いに機械的に結合されることが可能であり、その結果、これら支持張出し部5は、共通にのみ動作位置及び/又は搬送位置へずらされることができ、したがって支持張出し部5の検出された位置から他の支持張出し部5の位置を推測することが可能である。
安全装置72は、位置センサ95から支持張出し部5の検出された位置を受け取る。安全装置72は、支持張出し部5のうち少なくとも1つが動作位置にないときに駆動装置73に動力が供給されることを防止するように形成されている。
例えば、安全装置72は、支持張出し部5のうち少なくとも1つが動作位置にないときに駆動装置に動力が供給されない状態へ作動電子機器97をもたらすように形成されている。このことは、例えば対応する情報をメモリすることによってソフトウェア式に、及び/又はスイッチを開放/閉鎖することによってハードウェア式に行われることが可能である。

Claims (15)

  1. ワークピースを工具(1)で加工する搬送可能な加工ユニット(10)、特に卓上丸のこであって、加工されるべきワークピースを載置するために用いることが可能なワークピース−載置プレート(4)を備えた、台座に設置可能なケース状の支持構造(2)と、少なくとも部分的に前記支持構造(2)に配置され、該支持構造に動作可能に固定されている、前記工具(1)を機械的に駆動する駆動装置(73)とを含んでおり、その結果、前記駆動装置(73)によって駆動される前記工具(1)による前記ワークピースの加工時に前記駆動装置(73)が少なくとも部分的に前記下部(3)にとどまる、前記搬送可能な加工ユニットにおいて、
    前記支持構造(2)が支持張出し部(5)を備えており、該支持張出し部が、前記支持構造(2)が前記台座に設置されている状態において、前記支持構造(2)の設置面を規定しているとともに、選択的に搬送位置又は動作位置に位置決め可能であり、前記支持構造(2)の前記動作位置における前記設置面が、少なくとも1つの水平方向において前記搬送位置における前記設置面よりも大きいことを特徴とする搬送可能な加工ユニット。
  2. 前記支持構造(2)が本体部(71)を備えており、前記支持張出し部(5)が、該支持張出し部(5)が前記搬送位置及び動作位置において本質的に同一の垂直方向の範囲にとどまるように、前記本体部(71)において旋回可能及び/又は摺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  3. 前記支持構造(2)が本体部(71)を備えており、前記各支持張出し部(5)が、それぞれ垂直な回転軸線を中心として旋回可能に前記本体部(71)において支持されていることを特徴とする請求項2に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  4. 前記支持構造(2)の水平断面が本質的に長方形状の外部輪郭を有しており、前記支持張出し部(5)が、前記搬送位置において前記長方形状の外部輪郭内にあり、前記支持張出し部(5)が、動作位置において、少なくとも部分的に水平に前記輪郭部を越えて突出していることを特徴とする請求項2又は3に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  5. 前記支持張出し部(5)が、前記支持構造(2)の下側のコーナ範囲に配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  6. 前記支持張出し部(5)が、それぞれ垂直方向においてよりも水平方向において延在しており、その結果、前記支持張出し部(5)がそれぞれ1つの平坦な基本形状を備えており、前記支持張出し部(5)が、好ましくはそれぞれ本質的にL字状の基礎面を備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  7. 安全装置(72)が設けられており、該安全装置が、前記支持張出し部(5)のうち少なくとも1つが動作位置にないときに前記駆動装置(73)に動力が供給されることを防止するように形成されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット。
  8. 前記支持張出し部(5)のうち少なくとも1つが垂直方向に延びる貫通孔(74)を備えており、該貫通孔が、前記支持構造(2)を前記台座に固定することが可能なネジをはめ込むのに適していることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  9. 前記支持張出し部(5)のうち少なくとも1つが水平方向に延びる収容部(75)を備えており、該収容部が、前記支持構造(2)を前記台座に固定することが可能な締結具のクランプアームをはめ込むのに適していることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  10. 前記支持張出し部(5)が、それぞれ垂直方向に下方へ突出した円筒状の脚部(76)を備えており、該円筒状の脚部(76)が、好ましくは、該円筒状の脚部が前記支持張出し部(5)の前記動作位置及び/又は前記搬送位置において動作プレート(77)のあらかじめ設定された孔パターンへ適合するように互いに離間していることを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  11. 前記円筒状の脚部(76)が、選択的に固定位置又は保管位置に位置決め可能であり、前記円筒状の脚部(76)が、前記保管位置では、垂直方向下方へ突出しないか、又は固定位置におけるほど垂直方向下方へ突出していないことを特徴とする請求項10に記載の搬送可能な加工ユニット(10)。
  12. 前記円筒状の脚部(76)がピン(78)として形成されており、該ピンが、前記固定位置において、下側で前記支持張出し部(5)に設けられたはめ込み開口部(79)に取り外し可能にはめ込まれているとともに、合目的には、前記保管位置において、好ましくは上側で前記支持張出し部(5)に設けられた保管開口部(81)に格納されていることを特徴とする請求項11に記載の搬送可能な加工ユニット。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニットと、前記孔パターン(96)を備えた動作プレート(77)とを含む構造(30)であって、前記円筒状の脚部(76)が前記孔パターン(96)の各孔に係合し、これにより前記搬送可能な加工ユニット(10)を前記動作プレート(77)に対して少なくとも水平方向において固定するように、前記搬送可能な加工ユニット(10)が前記動作プレート(77)に位置決めされていることを特徴とする構造。
  14. 請求項2〜12のいずれか1項に記載の搬送可能な加工ユニット(10)と、該搬送可能な加工ユニット(10)と共に垂直なスタックを形成するために前記搬送可能な加工ユニット(10)の下方に配置されたケース状の本体部(22)とを含むスタック装置(20)であって、前記支持張出し部(5)に係合構造(82)が設けられており、該係合構造が、当該係合構造が前記支持張出し部(5)の搬送位置で前記ケース状の本体部の対応する係合構造(67)と係合し、前記支持張出し部(5)の動作位置で前記ケース状の本体部の前記対応する係合構造(67)と係合しないように形成されていることを特徴とするスタック装置(20)。
  15. 前記支持構造(2)が支持構造−結合手段(6)を備えており、該支持構造−結合手段が、前記少なくとも1つのケース状の本体部との取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供するのに適しており、前記支持張出し部(5)に設けられた前記係合構造(82)が、前記支持構造−結合手段(6)の少なくとも一部を形成しているとともに、前記支持張出し部(5)が前記搬送位置にある場合には、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供し、少なくとも1つの支持張出し部(5)が前記動作位置にある場合には、取り外し可能な、垂直方向に引張強さをもった結合を提供することがないように形成されていることを特徴とする請求項14に記載のスタック装置(20)。
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