JP2015136875A - 卓上切断機用補助ベース - Google Patents
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Abstract
【課題】収納時には水平方向にコンパクトとなる補助ベースとすること。
【解決手段】支持部11と、前記支持部11に連結される載置部12とを有する卓上切断機用補助ベース1であって、前記載置部12は、突き出し位置と収納位置に相対的に移動可能であり、前記収納位置の際には、前記支持部11の全体又は一部の上側に載置部12が位置する卓上切断機用補助ベース1とする。
【選択図】図3
【解決手段】支持部11と、前記支持部11に連結される載置部12とを有する卓上切断機用補助ベース1であって、前記載置部12は、突き出し位置と収納位置に相対的に移動可能であり、前記収納位置の際には、前記支持部11の全体又は一部の上側に載置部12が位置する卓上切断機用補助ベース1とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば木材の切断加工に用いられる切断工具と併せて使用される補助ベースであって、主として切断材を載置する部位を有する切断工具と併せて使用される補助ベースに関する。
切断材を切断工具上に載置して固定しながら切断加工をすることが従来から知られている。このような卓上切断機の典型例であるスライド丸鋸を用いて切断材を切断しようとする場合、テーブル若しくは本体ベース上に載置した切断材に、回転した切断刃具を当接させるという作業がなされている。
本体ベースからはみ出ない大きさの切断材や、本体ベースから多少はみ出るくらいの大きさの切断材の場合、テーブル若しくは本体ベースにのみ切断材を載置する状態でも支障は無いが、多少長めの切断材を中間位置で切断しようとすると、切断材を本体ベース上に載置するだけでは、十分に安定せず、切断の精度が悪くなる恐れがある。この点を改善するため、卓上切断機の周囲に補助ベースを配置することが知られている(特許文献1参照)。当該補助ベースを使用すれば、卓上切断機からはみ出る大きさの切断材を安定して支持することが可能となる。
しかしながら上記文献に記載された補助ベースは、水平方向に並列に配置した部材を互いに離間するように移動させることで、載置部分に広がりを持たせようとする構成である。このため、載置部分に広がりを持たせる必要が無くなり、部材同士を隣接配置した収納状態とした場合においても、互いの部材が上下方向に重なり合うことは無く、水平方向のスペースが比較的大きめに必要なものであった。
本発明は、係る観点からなされたもので、収納時には水平方向にコンパクトとなる補助ベースとすることを目的とする。
このため、本発明は、以下に記す構成の補助ベースとした。先ず、第1の発明は、支持部と、前記支持部に連結される載置部とを有する卓上切断機用補助ベースであって、前記載置部は、突き出し位置と収納位置に相対的に移動可能であり、前記収納位置の際には、前記支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置する卓上切断機用補助ベースである。
第1の発明であれば、載置部を収納位置に移動させた際には、前記支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置するようになるため、収納時には水平方向にコンパクトとすることが可能な補助ベースとすることが可能である。また、載置部を突き出し位置に移動させることで、切断材を載置させる部分を変位させることが可能となるため、切断材を支えることが可能となる載置部の位置を調整することが可能となり、使い勝手が良くなる。
第2の発明は、第1の発明であって、突き出し位置の際にも、支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置する卓上切断機用補助ベースである。
第2の発明であれば、載置部が突き出し位置に配置されている状態においても、支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置するため、載置部に係る荷重を支持部に伝える際に載置部と支持部とを連結する連結部が水平方向に力を伝える必要性が無いため、連結部などの強度を過度に確保する必要性が無い。したがって、連結部や載置部や支持部の材料選定の自由度を高めることが可能となる。
第3の発明は、第1又は第2の発明であって、支持部の上面の少なくとも一部と、載置部の上面の高さとを一致させることで、切断材を支持部及び載置部と接するように配置可能とした卓上切断機用補助ベースである。
第3の発明であれば、切断材を支持部の上面及び載置部の上面で支持することが可能となり、より安定した支持をすることが可能となる。
第4の発明は、第1乃至3の何れか一つの発明であって、支持部を卓上切断機に連結可能とし、連結した状態で支持部を左右方向に変位することが可能な卓上切断機用補助ベースである。
第4の発明であれば、連結した状態で支持部を左右方向に変位させることが可能であるため、支持部を左右方向に変位させるたびに連結を解除する必要性が無い。
第5の発明は、第1乃至4の何れか一つの発明であって、載置部は回転動作により支持部に対して相対移動可能である卓上切断機用補助ベースである。
第5の発明であれば、載置部は回転動作により支持部に対して相対移動可能であるため、回転動作できる範囲で載置部を右又は左側に突出させる状態とすることが可能となる。したがって、より右又は左側に切断材の載置面を形成することが可能となる。
第6の発明は、第1乃至4の何れか一つの発明であって、載置部は前後方向にスライドすることにより支持部に対して相対移動可能である卓上切断機用補助ベースである。
第6の発明であれば、載置部は前後方向にスライドすることで収納位置と突出位置との間を行き来することが可能であるため、前後方向に載置部を変位させる際に左右方向に載置部を移動させる必要性が無いため、使用環境が制限されることを抑制することが可能となる。
本発明を利用すれば、収納時には水平方向にコンパクトとなる補助ベースとすることが可能となる。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、補助ベース1を使用する卓上切断機3について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書においては、前後、左右、上下との記載があるが、図1などに矢印で示した方向と一致している。つまり、卓上切断機3のうち脚部352が位置している側が下側であり、脚部352に対して切断刃具311が位置している側が上側である。また、卓上切断機3の切断機本体31を支持する切断機本体支持アーム32が位置している側が後側であり、テーブル34に接続しているグリップ342が位置している側が前側である。また、グリップ342が位置している側から切断機本体支持アーム32側を見て左右方向を定めており、図1において補助ベース1が配置されている側が左側であり、減速機付き電動モータ312が配置されている側が右側である。
本実施の形態の卓上切断機3の切断機本体31は、回転可能な切断刃具311と、切断刃具311の下部側を覆う可動カバー313と切断刃具311の上部側を覆う固定カバー314を備えている。また、切断機本体31には、切断刃具311を回転させるために使用する減速機付き電動モータ312を備えており、作業者が把持することが可能な第一ハンドル部315と第二ハンドル部316を備えている。
また、卓上切断機3の下部には脚部352を備える本体ベース35が備えられており、本体ベース35に対して水平回転可能なテーブル34が接続されている。テーブル34は上下方向が回転軸方向となるように構成されるものであり、テーブル34の前側に付設されるグリップ342を握りながら回転させることでテーブル34を回転させることが可能なものである。
テーブル34の後側には、テーブル34と切断機本体31とを繋ぐことになる切断機本体支持アーム32が接続されている。切断機本体支持アーム32はテーブル34に対して左右傾動可能に構成されており、切断機本体支持アーム32を傾動させることで、切断機本体31も併せて傾動させることが可能となっている。なお、切断機本体支持アーム32はテーブル34と左右二つの軸受け(図示せず)を介して接続される左右二本のスライドバー(図示せず)が備えられており、当該パイプがテーブル34の側部に進入する量を調整することで切断機本体支持アーム32を前後移動させることが可能となっている。
切断機本体支持アーム32の上端側には軸受け33が左右二つ設けられており、切断機本体31には、支持ブラケット37を介してスライドバー36が左右二本設けられており、スライドバー36が軸受け33に沿って前後に動くことで、切断機本体31の直進性を確保している。
また、切断機本体31は切断機本体支持アーム32に対して上下揺動可能に構成されている。具体的には軸受け33に対して摺動可能な支持ブラケット37が取り付けられており、当該支持ブラケット37と切断機本体31は左右方向に延びる支軸38を介して接続されることで、切断機本体31が切断機本体支持アーム32に対して傾動可能とされている。
切断機本体31は切断機本体支持アーム32に対して上方側に位置するように付勢されているが、切断機本体31に設けられた第一ハンドル部315を把持しながら、下方に向けて傾動させることで切断刃具311により切断材Wが切断可能となるように構成されている。
切断材Wを切断可能とするためにテーブル34には切断刃具311の先端が進入可能な溝部343が設けられており、テーブル34の上方に配置された切断材Wの下部にまで切り込みが可能となっている。なお、切断材Wの前後方向の位置を確定するために、本体ベース35には左右方向に延びるガイドフェンス353が付設されている。ガイドフェンス353は本体ベース35には固定されているもののテーブル34には固定されていないため、テーブル34を回転させてもガイドフェンス353は移動しないように構成されている。
補助ベース1は卓上切断機3上に配置した切断材Wを安定させることが目的で使用されるものであり、卓上切断機3からはみ出した部分を受けることが可能なように使用されるものである。本発明の補助ベース1は支持部11と載置部12とを備えるものであり、支持部11と載置部12は連結されている。載置部12は支持部11に対して相対的に移動可能なものである。特に、補助ベース1の水平方向への広がりが最も小さくなる状態である収納状態においては、支持部11の全体又は一部の上側に載置部12が位置するものである。補助ベース1の水平方向への広がりが収納状態より大きくなる状態が突き出し状態であり、切断材Wを載置可能な部分が収納状態とは異なる場所に位置するものである。以下においては、二つの実施例を用いて補助ベース1を更に具体的に説明する。
実施例1における補助ベース1は、支持部11の側方に配置しているピン15を介して支持部11と載置部12が連結されているものである。支持部11には二本の繋ぎ棒13が接続可能な穴部14が二つ設けられており、当該穴部14に対して直線状で断面視円形の繋ぎ棒13を嵌め合わせることが可能となっている。実施例1の補助ベース1は、支持部11に対して回転可能に接続されており、支持部11の側方に配置されているピン15は載置部12が回転する際の回転軸として機能するものである。
繋ぎ棒13の一端は支持部11に設けられた穴部14に嵌めあわされるが、他端においては、卓上切断機3の本体ベース35に設けられた貫通孔354に貫通されるものである。繋ぎ棒13が接続された補助ベース1は本体ベース35に設けられた貫通孔354に繋ぎ棒13を差し込み、止め螺子355で固定することで連結されることになり、その差し込み長さを調整することで補助ベース1の左右方向の位置を定めることが可能となるものである。
実施例1の補助ベース1は、繋ぎ棒13により連結されることにより、卓上切断機3の本体ベース35の載置面と補助ベース1の載置面が略高さが一致するものとなるように構成されている。なお、補助ベース1が繋ぎ棒13により卓上切断機3と連結された状態においては、補助ベース1は若干浮き上がるように構成されており、左右方向に補助ベース1を動かす際にも、動きやすいものとなっている。また、補助ベース1が繋ぎ棒13により卓上切断機3と連結された状態においては、補助ベース1の載置部12が収納位置に配置されると、載置部12の後側の端部がガイドフェンス353よりも後側に位置し、前側の端部がガイドフェンス353よりも前側に位置するように構成している。また、載置部12を前側に突き出した状態においては載置面が、テーブル34の溝部343前端付近にまで位置させることができるように構成している。
実施例1の補助ベース1は載置部12の上面と支持部11の上面が一致するように構成されており、直方体の切断材Wを卓上切断機3上に水平に配置した際に、載置部12の上面と支持部11の上面が切断材Wと接触可能となるように構成されている。つまり、支持部11の上面の一部が切断材Wを載置できる載置面として機能するように構成されている。
支持部11の上面はその一部が上方に突出する突部112の表面として形成されている。別の側面から見れば支持部11の上部の一部は凹み部113を備えており、当該凹み部113の上方に載置部12の少なくとも一部が配置される状態とすることが可能な構成である。
実施例1においては、略プレート状の載置部12に対してその回転中心となるピン15が支持部11の端部よりやや中心側に位置しているため、載置部12の回転可能な範囲は略180度に規制されている。
次に実施例1の補助ベース1の製造方法を簡単に説明する。実施例1の補助ベース1を製造するためには、先ず、載置部12に対してピン15が相対移動しないように固定する。別途製作した樹脂製の支持部11に設けた挿入孔114に前記ピン15を挿入することで支持部11と載置部12を連結する。特に、挿入孔114に挿入されたピン15の一端に止め輪152を嵌めることで、載置部12と支持部11とが分離しないように連結した状態としている。なお、ピン15の外周面の一部には嵌め込み凹部154が設けられており、当該嵌め込み凹部154にゴム製Oリング153をはめ込むことで、部分的に外周を大きくしている。ゴム製Oリング153と挿入孔114との間には適度な摩擦力を発生させることが可能となっており、載置部12が意図せず回転することを抑制している。
本実施例の補助ベース1であると、載置部12を収納状態にした場合、つまりは載置部12を収納位置に位置させた状態においては、支持部11の全体又は一部の上側に載置部12が位置するものであるため、水平方向にコンパクトな構成とすることが可能となる。また、載置部12が突き出し位置に配置されている状態においても、支持部11の全体又は一部の上側に載置部12が位置するため、載置部12に係る荷重を支持部11に伝える際に載置部12と支持部11とを連結する連結部が水平方向に力を伝える必要性が無いため、連結部などの強度を過度に確保する必要性が無い。したがって、連結部や載置部12や支持部11の材料選定の自由度を高めることが可能となる。
また、切断材Wを支持部11の上面及び載置部12の上面で支持することが可能となり、より安定した支持をすることが可能となる。また、連結した状態で支持部11を左右方向に変位させることが可能であるため、支持部11を左右方向に変位させるたびに連結を解除する必要性が無く、使い勝手を高めることが可能である。
また、載置部12は回転動作により支持部11に対して相対移動可能であるため、回転動作できる範囲で載置部12を右又は左側に突出させる状態とすることが可能となる。したがって、より右又は左側に切断材Wの載置面を形成することが可能となる。また、収納状態とするには、支持部11に設けられた突部112に沿うように回転移動させればよいため、容易に収納状態とすることが可能である。また、載置部12を反対方向に限界まで回転移動させれば、載置部12の端部が最も前側に位置する状態となるため、前後方向に長い部材を切断しようとする場合の使い勝手が良くなる。
また、収納状態においては、突き出し位置に変位させるための回転方向に押し出すことが可能なように載置部12の端部が突部112の端部よりも突出した状態となっているため、載置部12の端部を押すだけで、突き出し位置側に変位させることが可能となり、使い勝手が良くなる。
また、支持部11と卓上切断機3とが剛性部材である繋ぎ棒13により接続されているため、支持部11及び載置部12を左右方向に薄くしたとしても、載置部12が上下方向に延びた状態を維持することが可能となり、載置部12としての機能を十分に発揮させることが可能となる。支持部11及び載置部12の左右方向の厚みを薄くすることが可能であるということは、補助ベース1が不要の場合に、卓上切断機3本体に補助ベース1を隣接した状態にしておけば、卓上切断機3の左右幅から大幅に左右方向に厚みを増すことが無いため、不使用時に卓上切断機3に連結した状態であっても全体としてのコンパクト性を保つことが可能となるものである。また、ゴム製Oリング153の摩擦力により、収納位置と突き出し位置の間の位置の角度でも摩擦力が働き、補助ベース1として使用可能である。
実施例2の補助ベース1は支持部11に沿って直線方向に載置部12が移動する構成である。より具体的には、支持部11の長手方向に載置部12が移動可能に構成されたものである。実施例2においては支持部11の長手方向の長さと載置部12の長手方向の長さが略一致するものであり、載置部12を収納位置に配置した場合には、支持部11の長手方向の両端の位置を真上にずらすと載置部12の長手方向の両端の位置となるものである。
載置部12の外表面には、雄螺子17の頭部が配置され、当該雄螺子17と螺合可能な雌螺子18により載置部12と支持部11を挟み込んだ状態で締め付けることで、載置部12と支持部11との間で相対移動できないようにしている。なお、当該締め付け状態を解除すれば、載置部12と支持部11は相対的に移動可能な状態となるため、所望の位置に移動させることが可能となる。
また、支持部11と載置部12は共に断面視略L字形状の構造であり、互いを組み合わせることで断面視長方形の補助ベース1とすることができるものである。なお、支持部11に設けられた凹部117に載置部12に設けた二つの突条部位122aにより形成されるガイド部122が嵌り込んだ状態のまま支持部11と載置部12とが摺動可能に構成されている。
実施例2の補助ベース1であると、実施例1とは異なり載置部12を前後方向に変位させたい場合においても、載置部12を直線的に移動させればよいので載置部12を移動させる際に左右方向に移動用のスペースを確保しなくてもよくなる。また、載置部12をやや前方側に変位させた状態などにおいては、載置部12が支持部11と接している状態を確保しやすく。より安定した状態とすることが可能である。
また、載置部12に設けたガイド部122と支持部11に設けた凹部117により、載置部12と支持部11が左右方向に嵌め合わされた状態で相対変位できるため、載置部12を前方へ変位させた場合でも、切断材Wの荷重がかかっても載置部12が回転することが抑制されるため、安定した支持に寄与する。特に比較的軽量の切断材Wを載置するのであるならば、都度、雄螺子17で締め付け固定をする必要性が無く、作業者にとって使い勝手が良くなる。
また、支持部11と載置部12を締め付け固定するための雄螺子17は左右方向に締め付ける構成であるため、支持部11と載置部12を上下方向に締め付ける構成と異なり、載置部12のうち載置面として機能する部位の面積を大きくすることが可能となる。
以上二つの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、載置部の端部に下方に延びる脚を設けることで、突き出し位置にした状態においても、載置部を両端側を下方から支えることができるようにすることも可能である。
また、実施例1における突部を前後方向に併設することにより、突部と突部の間に指を挿入可能とすることで、載置部の中央部付近を押圧して載置部を変位可能とすることも可能である。また、補助ベースは卓上切断機の左側に連結可能とすることに限らず、切断材の載置を補助可能な位置であれば、卓上切断機の右側など、他の方向に連結可能としても良い。
また、卓上切断機の刃は先端が鋭利に尖った鋸刃形状に限ることは無く、砥石などとしても良い。また、補助ベースは卓上切断機に連結している必要性は無く、補助ベース単独で自立する構成とすることも可能である。
また、載置部が回転移動する場合でも支持部の一部に載置面を形成しなくてもよく、載置部が直進移動する場合でも支持部の一部に載置面を形成しても良い。また、卓上切断機は、テーブルが回転しないものであっても良いし、本体ベースが無い構造のものとしても良い。
また、卓上切断機は切断刃を斜め方向に移動させる斜め切りが可能なものとする必要性は無く、テーブルに対して直角方向にしか切断できないものとすることも可能である。また、補助ベースは卓上切断機と連結して使用する必要性は無く、補助ベースと卓上切断機を分離して使用することも可能である。
また、卓上切断機は切断機本体が前後方向に移動できるスライド丸鋸に限ることは無く、前後方向に移動できない態様の卓上切断機であっても構わない。また、載置部を断面視コ字形状とし、載置部の水平方向に延びる部位同士の間に支持部が位置するような構成とすることも可能である。
1 補助ベース
3 卓上切断機
11 支持部
12 載置部
13 繋ぎ棒
31 切断機本体
32 切断機本体支持アーム
34 テーブル
35 本体ベース
112 突部
353 ガイドフェンス
W 切断材
3 卓上切断機
11 支持部
12 載置部
13 繋ぎ棒
31 切断機本体
32 切断機本体支持アーム
34 テーブル
35 本体ベース
112 突部
353 ガイドフェンス
W 切断材
Claims (6)
- 支持部と、前記支持部に連結される載置部とを有する卓上切断機用補助ベースであって、
前記載置部は、突き出し位置と収納位置に相対的に移動可能であり、
前記収納位置の際には、前記支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置する卓上切断機用補助ベース。 - 請求項1に記載の卓上切断機用補助ベースであって、
突き出し位置の際にも、支持部の全体又は一部の上側に載置部が位置する卓上切断機用補助ベース。 - 請求項1又は2に記載の卓上切断機用補助ベースであって、
支持部の上面の少なくとも一部と、載置部の上面の高さとを一致させることで、切断材を支持部及び載置部と接するように配置可能とした卓上切断機用補助ベース。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の卓上切断機用補助ベースであって、
支持部を卓上切断機に連結可能とし、連結した状態で載置部を左右方向に変位することが可能な卓上切断機用補助ベース。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の卓上切断機用補助ベースであって、
載置部は上下方向を回転軸とした回転動作により支持部に対して相対移動可能である卓上切断機用補助ベース。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の卓上切断機用補助ベースであって、
載置部は前後方向にスライドすることにより支持部に対して相対移動可能である卓上切断機用補助ベース。
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