JP2019531430A - パネルを構造体に固定する固定装置及びシステム - Google Patents

パネルを構造体に固定する固定装置及びシステム Download PDF

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Abstract

ラッチ部と、基部と、ピストンガイドと、第1格納位置と第2延出位置との間で移動可能に配置且つ付勢されているプッシュラッチピストンとを備える、パネルを壁又は天井に解放可能に接続するための固定装置及びパネルシステムであって、プッシュラッチピストンにはガイドラックが形成されており、ピストンガイドにはガイドピンが形成されており、ガイドトラックが互いに角度を成す複数のセクションにより形成されており、複数のセクションの交差部にはガイドピンのための拘束部が形成されており、ピストンガイドが格納位置に向かってプッシュラッチピストンに対して移動されるとき、ガイドトラックと相互作用するガイドピンはラッチ部を中間位置に回転させ、ピストンガイドが弾性部材の付勢によって戻ると、ガイドトラックと相互作用するガイドピンはラッチ部を中間位置から初期静止位置に対して90°の位置へ回転させる。

Description

本発明は、建物の天井又は壁等の面に接続可能な支持構造体にパネルを交換可能に接続するためのプッシュラッチといった固定装置に関する。本発明は更に、パネルを壁又は天井に交換可能に接続するためのシステムに関し、このシステムは、パネルと、支持構造体と、固定装置(プッシュラッチ)とを備える。
多くの建物では、暖房用パイプや水道管、電気配線等の様々な構造物を隠蔽可能であることが望ましい。従って、天井又は壁にパネルを設けるためのシステムが、当技術分野において公知である。このような天井又は壁へのパネリングはまた、部屋における音響特性の向上にも使用することができる。
このようなパネルは通常、パネルの一部を固定することができる梁又はフランジを備える支持構造体又はフレームを介して、壁又は天井に取り付けられる。パネルの後ろの隠蔽された空間を検査するために、一旦パネルを取り付けた後もパネルを取り外すことができるように、パネルの取り付けは交換可能であることが望ましい。工具を使用せずにパネルを取り外したり開いたりできることも望ましい。
このために、様々な種類の解放可能ロックを使用することが知られている。そのような一例は、特許文献1に開示されている。
国際公開第2016/044385号公報
開示されたパネルシステム及びロックにおける問題としては、非常に複雑であるが故に、製造に費用がかかり且つメンテナンスが難しいことが挙げられる。更に、開示されたロックは非常にスペースを消費するので望ましくない。
このような背景のもと、本発明の目的は、パネルを支持構造体に解放可能に接続するための単純且つ費用効率の高い組立ロック及びシステムを提供することである。
本発明の第1態様において、これら目的は、パネルを支持構造体に解放可能に接続するためのプッシュラッチ/圧縮ラッチといった固定装置を提供することによって達成され、前記パネルは、前記固定装置のラッチ部を受容するための少なくとも1つの係止トラックを備え、前記固定装置ラッチは、
前記固定装置をパネルに接続するためのラッチ部と、
前記固定装置を前記支持構造体(300)に接続するための基部と、
前記基部から延在するピストンガイドと、
第1格納位置と第2延出位置との間で前記ピストンガイドに対して移動可能に配置さているプッシュラッチピストンであって、前記ラッチ部が配置されているプッシュラッチピストンと、
前記プッシュラッチピストンを前記延出位置に向けて付勢するように配置された弾性部材と、
を備え、
前記プッシュラッチピストンの表面又は前記ピストンガイドの対向面には、ガイドトラックが形成されており、
前記プッシュラッチピストンの前記表面又は前記ピストンガイドの前記対向面の他方には、少なくとも1つのガイドピンが形成されており、前記ガイドトラックが前記ガイドピンを受容するように構成されており、
前記ガイドトラックが、2つの対向する凸部を有しており、
前記ガイドトラックが、互いに角度を成すセクションに形成されており、
前記セクションの交差部には、前記ガイドピンのための拘束部が形成されており、
前記固定装置に外力が加わっていないとき、前記少なくとも1つのガイドピンは、前記プッシュラッチピストンが前記ピストンガイドに対して前記延出位置即ち初期静止位置にあるように、前記弾性部材によって前記第1凸部で1つの拘束部と接触するように付勢されており、
前記ピストンガイドが、前記弾性部材の付勢力に抗しつつ前記格納位置に向かって前記プッシュラッチピストンに対して移動されるとき、前記ガイドトラックと相互作用する前記ガイドピンは、前記ラッチ部を前記初期静止位置に対して中間位置に回転させ、
その後、前記ピストンガイドが、前記弾性部材の付勢によって前記延出位置に向かって前記プッシュラッチピストンに対して戻ると、前記ガイドトラックと相互作用する前記ガイドピンは、前記ラッチ部を前記中間位置から前記初期静止位置に対して90°の位置へ回転させる。
よって、壁又は天井ガラスをフレーム(支持構造体)に解放可能に接続するための、非常に単純且つ製造が容易で、使用が容易で、そして費用効率の高い固定装置を得ることができる。
一実施形態では、支持構造体は、固定装置の基部に接続するように構成された少なくとも1つのフランジを備える。
好ましくは、ガイドトラックと相互作用するガイドピンがラッチ部を回転させる中間位置は、初期静止位置に対して30〜70°の位置である。より好ましくは、プッシュラッチピストンがその初期静止位置から移動されると、ラッチ部は初期静止位置に対して40〜60°回転する。より一層好ましくは、プッシュラッチピストンがその初期静止位置から移動されるとき、ラッチ部は初期静止位置に対して45°回転する。回転運動の角度は、ガイドトラックのセクションのそれぞれの長さを適切に構成することによって達成される。45°の回転が望まれる場合、セクション70’,70’’の長さは等しくなければならない。
ガイドトラックは、プッシュラッチピストン又はピストンガイドの一部を包囲するという点で、無限トラックであることが好ましい。ガイドトラックは、自身が形成される表面の周りにジグザグパターンを形成することが好ましい。
更に、ガイドトラックセクションの波状パターンは、縁部を形成している。縁部は、交差部の凸側に形成されており、拘束部は、交差部の凹側に形成されている。
2つの凸部のいずれかに沿って一方向に見ると、上記のように回転したときに、ガイドピンが、拘束部、縁部、拘束部、縁部…の順番でこれらに接触するように、拘束部と縁部が繰り返される。
各凸部は、4つの拘束部を備えることが好ましい。各凸部は、4つの縁部を備えることが好ましい。
好ましくは、プッシュラッチピストンを延出位置に向けて付勢するように配置された弾性部材は、プッシュラッチピストンの壁とピストンガイドの壁(又は基部の壁)との間に配置される。
第1格納位置と第2延出位置との間でピストンガイドに対して移動可能に配置されたプッシュラッチピストンは、ピストンガイドの内側に配置してもよい。好ましくは、プッシュラッチピストンの少なくとも一部の外形は円筒形であり、ピストンガイドの少なくとも一部の内面もまた円筒形であり、これら2つの間の回転も可能にする。この場合、ピストンガイドは筒状部材として形成される。
この場合、ガイドトラックは、プッシュラッチピストンの本体部の外面に形成された溝であることが好ましく、1つ以上のガイドピンは、ガイド部材の内面上に形成され、この内面からガイドトラック内に延在してもよい。或いは、ガイドピン及びガイドトラックは、プッシュラッチピストンとピストンガイドとの間で反転させてもよい。
好ましくは、プッシュラッチピストンを延出位置に向けて付勢するように配置された弾性部材は、プッシュラッチピストンの内側の空間内、及びプッシュラッチピストンとピストンガイド(又は基部)の両方の壁との間に当接して配置される。好ましくは、弾性部材はバネである。
代替の実施形態では、ピストンガイドは、プッシュラッチピストンの内側に配置してもよい。この場合、ピストンガイドの少なくとも一部の外形/面は円筒形であり、プッシュラッチピストンの少なくとも一部の内面もまた円筒形であり、これら2つの間の回転も可能にする。この場合、プッシュラッチピストンの一部は、チューブ形状でもよい。また、この場合、ガイドトラックとガイドピンは、プッシュロッドピストンの内側円筒面とピストンガイドの外側円筒面の対向部分にそれぞれ形成してもよい。好ましくは、プッシュラッチピストンを延出位置に向けて付勢するように配置された弾性部材は、プッシュラッチピストンとピストンガイド(又は基部)の両方の壁との間に当接して且つ内部の空間に配置される。この場合も、弾性部材はバネであることが好ましい。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、2つの凸部セクションの交差部が、反対側の凸部に形成された拘束部の反対側に位置する縁部であって、ピストンガイドが格納位置と延出位置との間でプッシュラッチピストンに対して移動又はその逆方向に移動されると、ピストンガイドに対するプッシュラッチピストンの回転が一方向にのみ許容されるように配置された縁部を形成する。
更なる実施形態では、ラッチ部が2つの対向ラッチを有している。それによって、パネルが2つのフランジを持つトラックを有する場合、パネルとプッシュラッチ(及びそれによって支持構造体)との間の非常に安定した接続を得ることができる。このことから理解されるように、プッシュラッチベースは支持構造体に接続し、ラッチ部はパネルの係止トラックに接続することが好ましい。しかしながら、原則として、プッシュラッチベースはパネルの一部に接続してもよく、ラッチ部は支持構造体内に構成された係止トラックと協働するようになっている。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、プッシュラッチピストンの本体部とラッチ部との間に、係止溝が形成されている。係止溝は、プッシュラッチピストンの一部の円筒状外面を形成していることが好ましく、プッシュラッチピストンを包囲し且つプッシュラッチピストンの本体部及びラッチ部の最大/極大部分よりも小さい直径を有する。好ましくは、係止溝の直径は、ラッチ部の幅と同一(又はそれよりも小さい)である。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、少なくとも1つのガイドピンの最大外寸法が、ガイドトラックの幅よりも小さい。好ましくは、ガイドピンは円筒形状であり、最大外寸法は円筒形ガイドピンの直径と同一である。ガイドピンがガイドトラックの幅よりも小さいとき、プッシュラッチピストンとピストンガイドとの間の遊びが許容され、ガイドピンを拘束部から解放する際に貢献する。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、弾性部材とプッシュラッチピストンとの間に、スピン部材が配置されている。スピン部材は、弾性部材のねじれを防止する。スピン部材は、弾性部材と相互作用して支持するためのガイドと、ガイドに対して反対側の端部に表面部とを有し、表面部は、スピン部材とプッシュラッチピストン表面との間の摩擦が最小になるように、プッシュラッチピストンの前述の表面に当接するようになっていることが好ましい。表面部は、円錐形部分に形成されてもよい。
好適な実施形態では、ガイド溝が、プッシュラッチピストンの円筒形の本体部の外面に形成されており、少なくとも1つのガイドピンが、円筒形に形成されたピストンガイドの内面から延在している。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、ラッチ部は、プッシュラッチピストンと一体的に形成されている。しかしながら、それらは代わりに個別に形成されて一体的に組み立てられていてもよい。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、ラッチ部及び/又はプッシュラッチピストンは、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されている。或いは、ラッチ部及び/又はプッシュラッチピストンは、プラスチックで形成されていてもよい。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、ピストンガイドは、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されていてもよい。或いは、ピストンガイドは、プラスチックで形成されていてもよい。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、プッシュラッチの基部は、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されていてもよい。或いは、固定装置の基部は、プラスチックで形成されていてもよい。
いくつかの実施形態では、固定装置の基部及びピストンガイドは、一体ユニットとして形成されていてもよい。しかしながら、好ましくは、固定装置の基部及びピストンガイドは、個々の部品として形成された後組み立てられる。固定装置の基部及びピストンガイドは、圧入によって接続してもよい。好ましくは、固定装置の基部及びピストンガイドは、合わせ面を備える。
本発明の第2態様において、本発明の目的は、パネルを壁又は天井に解放可能に接続するためのパネルシステムを提供することによって達成され、このシステムは少なくとも1つのパネルと、支持構造体(又はフレーム)と、少なくとも1つの固定装置とを備える。パネルは、固定装置のラッチ部を受容するための少なくとも1つの係止トラックを備える。固定装置は、上記第1態様に係る実施形態のうちのいずれか1つの特徴を備える。
よって、壁又は天井ガラスをフレーム(支持構造体)に解放可能に接続するための、非常に単純且つ製造が容易で、使用が容易で、そして費用効率の高い固定装置を有する、非常に単純且つ製造が容易で、使用が容易で、そして費用効率の高いパネルシステムを得ることができる。
一実施形態では、支持構造体は、固定装置の基部に接続するように構成された少なくとも1つのフランジを備えてもよい。
以上のことから理解されるように、プッシュラッチベースは支持構造体に接続し、ラッチ部はパネルの係止トラックに接続することが好ましい。しかしながら、原則として、プッシュラッチベースはパネルの一部に接続してもよく、ラッチ部は支持構造体内に構成された係止トラックと協働するようになっている。
一実施形態では、2つの凸部セクションの交差部は、反対側の凸部に形成された拘束部の反対側に位置する縁部であって、ピストンガイドが格納位置と延出位置との間でプッシュラッチピストンに対して移動又はその逆方向に移動されると、ピストンガイドに対するプッシュラッチピストンの回転が一方向にのみ許容されるように配置された縁部を形成する。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、ラッチ部が、それぞれが係止面を有する2つの対向ラッチを有しており、パネルの係止トラックが、ラッチ部の係止面と協働するように構成された表面を有するフランジを備える。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、プッシュラッチピストンの本体部とラッチ部との間に、係止溝が形成されており、フランジの縁部間の幅が、係止溝の最大寸法と略同じになるように構成されている。係止溝は、円筒形状であることが好ましく、この場合、最大寸法はその直径である。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、係止溝の深さが、ラッチ部の最先端部からプッシュラッチピストンの係止面までのラッチ部の長さと略等しい。これにより、固定装置をもう1回押すと、ラッチ部がパネルの係止トラックを横切る新しい静止位置からの、請求項1及び7に記載の新たな一連の回転をもたらすように、ラッチ部の最先端部を係止トラックの底面に当接させることによって、ラッチ部を、係止トラックに安定的に固定することができ且つ固定装置を再び解放できるようにすることができる。
係止トラックの深さとは、ラッチ部の係止面と協働するように構成された係止トラックの底面から係止トラックのフランジの表面までの距離を意味する。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、プッシュラッチピストンが格納位置にあるときの固定装置の高さが、パネルのフレーム当接面から係止溝の底面までの距離と略同等又はそれより大きい。
固定装置の高さとは、ラッチ部の最先端部から固定装置の基部の底部までの距離を意味する。基部の底部は、支持構造体/フレームと当接するように構成された表面である。
パネルのフレーム当接面はパネルの最上面であり、これは裏側、即ち壁又は天井に面する側にある。
プッシュラッチピストンが格納位置にあるときの固定装置の高さが、パネルのフレーム当接面から係止溝の底面までの距離と略同等又はそれより大きいとき、プッシュラッチピストンが確実に全範囲にて移動可能となり、それによってパネルをフレームに接続することができる。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、プッシュラッチピストンが延出位置にあるときの固定装置の高さとプッシュラッチピストンが格納位置にあるときの高さとの差が、4〜20mm、例えば5〜15mmや6〜10mmである。それによって、フレーム/支持構造体間の適切な距離が確保されて固定装置の作動が可能となり、それによってフレーム/支持構造体への/からのパネルの取り付け及び取り外しが容易となる。
更なる実施形態では、上記の実施形態のいずれかの特徴に加えて、パネルは更に、少なくとも1つのヒンジジョイントを介して支持構造体のフランジに接続されていてもよい。従って、パネルは、上記のような少なくとも1つのヒンジジョイント及び固定装置によって支持構造体に接続される。それにより、パネルを支持構造体に恒久的に取り付けることができるが、固定装置を操作することによって、ドア又はハッチのように容易に開くことができる。
第2態様に係る本発明によれば、上述の実施形態のいずれかに記載のパネルシステムの固定装置/プッシュロックは、本発明の第1態様に係る本発明に関連して説明した特徴のいずれかを更に備えてもよい。
本発明に係る固定装置及びパネルシステムの更なる目的や特徴、利点及び特性は、詳細な説明から明らかになるであろう。
以下の本明細書の詳細な部分において、本発明は、図面に示される例示的な実施形態を参照しつつより詳細に説明される:
図1は、パネルの一部を示す斜視図であり、本発明に係るプッシュラッチといった固定装置の分解図である。 図2Aは、本発明に係るパネル、プッシュラッチ及び支持構造体を有するパネルシステムを示す部分断面側面図を示す。本図は、支持構造体に接続されたプッシュラッチと、分解した状態のパネルとを示している。プッシュラッチピストンは、最延出位置に向けて付勢されている。 図2Bは、パネルが支持構造体に向かって押され且つプッシュラッチピストンが格納位置に向かって押されている状態の、図2Aのパネルシステムを示す。 図2Cは、パネルが支持構造体に固定されている状態の、図2A及び図2Bのパネルシステムを示す。プッシュラッチピストンは、最延出位置に向けて再び付勢されている。 図3Aは、プッシュラッチピストンと、ガイドトラック及びガイドピンの、図2Aにおける2者の位置に対応する状態での平面投影とを示す。 図3Bは、プッシュラッチピストンと、ガイドトラック及びガイドピンの、図2Bにおける2者の位置に対応する状態での平面投影とを示す。 図3Cは、プッシュラッチピストンと、ガイドトラック及びガイドピンの、図2Cにおける2者の位置に対応する状態での平面投影とを示す。 図4は、本発明の一実施形態に係るプッシュラッチのピストンガイド及び基部の斜視図を示す。 図5は、図4のピストンガイドの断面側面図を示す。 図6は、図4のピストンガイドを下から見たときの底面図である。 図7は、本発明に係るプッシュラッチピストンの一実施形態の側面図を示す。 図8は、図7のVIII−VIIIでの断面における、図7のプッシュラッチピストンを通る断面側面図である。 図9は、図7のIX−IXでの断面における、図7のプッシュラッチピストンを通る横方向の断面図である。 図10は、図7のプッシュラッチピストンの前面図である。 図11Aは、本発明に係るプッシュラッチとヒンジジョイントを用いて3つのパネルが支持構造体に取り付けられた状態の、本発明の一実施形態に係るパネルシステムを示す。 図11Bは、パネルからプッシュロックを解放するために1つのパネルの一部が支持構造体に向かって押されている状態の、図11Aのパネルシステムを示す。 図11Cは、プッシュラッチが解放された状態の図11A及び図11Bのパネルシステムを示す。 図11は、パネルが開いてヒンジジョイントにぶら下がっている状態の、図11A〜図11Cのパネルシステムを示す。
以下では、本発明に係る固定装置1及びパネルシステム500の詳細を、好適な実施形態によって説明する。固定装置1は、プッシュラッチ/圧縮ラッチ1であってもよい。以下、固定装置をプッシュラッチ1と称する。
壁/天井パネル200及び対応する支持構造体/フレーム300の構成及び動作は非常に有名であり、本文脈において更なる説明を必要とすべきではない。
プッシュラッチ1並びに壁/天井パネル200及び対応する支持構造体/フレーム300の動作に関する更なる詳細は、以下に提供される。
図1は、本発明に係るパネルシステムに特に適した、プッシュラッチ1及び壁/天井パネル(200)のリム部201の第1の例示的な実施形態を示す。リム部201は、図11A〜図11Dに示すように、パネル200全体の境界に形成してもよい。好ましくは、パネルは正方形等の長方形であるが、他の形状、例えば円形又は多角形の形状を有していてもよい。
プッシュラッチ1により、パネル200を支持構造体300(図1には図示せず)に解放可能に接続することが可能になる。
パネル200は、プッシュラッチ1のラッチ部10を受容するための少なくとも1つの係止トラック210を備える(例えば図2A〜図2Cを参照)。
明細書全体を通して、支持構造体300はスケッチされた形でのみ描かれている。しかしながら、支持構造体300は、プッシュラッチ1の基部20に接続するように構成された少なくとも1つのフランジ310を備える。基部20は、例えば図1に描かれており、支持構造体300のフランジ310は、例えば図11A〜図11Dに見ることができる。
固定装置1/プッシュラッチ1の基部20は、基部20の底面21をフランジ310と隣接させることと、基部20を通じて形成された穴25又は26を通じてねじ又はボルトといった固定具を使用して基部20をフランジ310に固定することとによって、フランジ310に固定することができる。他の接続手段も考えることができる。
フランジ310は、例えばユニストラット型でもよい。
ここで図2Aを参照すると、パネル200の係止トラック210は、間に開口部が形成された2つの平行な細長いフランジを備える。開口部の幅は、図2Aにおいて216で指定されている。開口部の内側において、係止トラックはそれぞれ2つの側壁214,215と底部211とを有する。係止トラック210の内側にあり且つ係止トラック210の底部211に面する開口部を画定するフランジは、プッシュラッチ1のラッチ部10の表面14と当接するように構成された表面212,213をそれぞれ有する(例えば図7を参照)。
パネル200の係止トラック210の深さ217は、係止トラック210の底部211からフランジの下側、即ちラッチ部の表面14と当接するように構成された表面212,213それぞれまでの距離として、図2Aにおいて定義される。
係止トラック210の断面形状は、C字形のフランジ/梁に似ていてもよい。
図2Aにも、パネル200の係止トラック210の底部からパネル200のフレーム当接面220までの距離218が示されている。パネル200のフレーム当接面220は、取り付けの際、裏側、即ち壁又は天井に面する側にあるパネルの最上面である。
ここで再び図1を参照すると、プッシュラッチ1は、プッシュラッチ1をパネル200に、より正確にはその係止トラックに接続するためのラッチ部10を備える。上述したように、プッシュラッチ1は、プッシュラッチ1を支持構造体300に接続するための基部20を更に備える。更に、プッシュラッチ1は、基部20に接続されてそこから延在するピストンガイド30と、プッシュラッチピストン40とを備える。
プッシュラッチピストン40は、ピストンガイド30に対して移動可能に配置されている。図1に示すように、ピストンガイド30は管状構造を有していてもよく、またプッシュラッチピストン40は、略円筒形の形状を有しており、プッシュラッチピストンは管状ピストンガイド30に形成された空間38内に受容される(図5を参照)。
プッシュラッチピストン40は、第1格納位置と第2延出位置との間でピストンガイド30に対して移動可能である。プッシュラッチピストン40の完全延出位置は、図2A(及び図3A)、図2C(及び図3C)、図11C並びに図11Dにおいて理解することができる。完全格納位置は、図2B(及び図3B)から理解することができる。
プッシュラッチピストン40(図7も参照)は、第1端部41及び第2端部42を持つ略円筒形状の本体43を有する。第1端部41において、プッシュラッチピストンは、ピストンガイド30の底壁36と当接するための第1端部壁45を有する(図5を参照)。プッシュラッチピストン40の本体43の第2反対側端部42は、第2リング状端部壁47を有している。第2端部壁47から、円筒形の係止溝44が延在している。係止溝44は、本体部43を、プッシュラッチピストン40に配置されるラッチ部10と接続する。係止溝44の直径は、本体43の直径よりも小さい。更に、係止溝44の直径は、2つの対向ラッチ15が延在するラッチ部10の一寸法Bよりも小さい。横方向において、ラッチ部10のもう一つの寸法Cは、例えば図7及び図8の比較によって理解されるように、係止溝44の直径に略等しい。
係止溝44の直径及びラッチ部10の小さい方の寸法Cは、パネル200の係止トラック210の開口部の幅216に対応する。それによって、ラッチ部10が正しく位置決めされると、ラッチ部10及び係止溝44の一部が、パネル20の係止トラック210に侵入することができる。係止トラック210の内側にあるときにラッチ部10が回転すると、ラッチ15の方向におけるラッチ部の大きい方の寸法B(図10を参照)は、ラッチ部10の係止面14が内面212,213と相互作用することを可能にし、それによってプッシュラッチピストン40をパネル200の係止トラック210に係止する。これについては、以下で更に詳細に説明する。ラッチ部10の外面は、ラッチ部10が係止トラック210に対して回転することを可能にする傾斜面16,17を備える。
好ましくは、ラッチ部10の全体形状は、係止トラックの輪郭と一致する。
プッシュラッチピストン40は更に、図7に示される内部円筒形空間49を含む。
ここで図5を参照すると、上述したように、ピストンガイド30は、好ましくは管状であり、空間38を取り囲む管状の側壁30’’と、第1端部31及び第2端部32と、第1端部31の底壁36とを持つ本体30’を有している。底壁36は、貫通穴37を有していることが好ましく、そこにはバネ支持ピン90(図1を参照)を、更に後述するようにバネ/圧縮バネの形態の弾性部材50を支持する目的でバネ支持ピン90の一部が空間38(図示せず)内に延在するように、例えば圧入により固定してもよい。
ピストンガイド30の側壁30’’は、同数のガイドピン80を受容するように構成された1つ以上の(例えば4つの)の貫通穴33を更に備える(例えば、図1を参照)。ガイドピン80は、プッシュラッチピストン40に形成されたガイドトラック70と協働する目的でガイドピン80のそれぞれの一部が空間38(図示せず)内に延在するように、例えば圧入により側壁30’’の穴33に固定してもよい。
プッシュラッチピストン40は、プッシュラッチピストン40がピストンガイド30内を(図7及び図8に示す軸線Aの方向に)摺動可能かつ(図7及び図8に示す軸線Aの周りに)回転可能に案内されるように、ピストンガイドに受容されて協働する。
ここで図4を参照すると、ピストンガイド30は、例えば、ピストンガイド30の第1端部31を基部20に形成された適合貫通穴23に圧入することによって、基部20に接続されてもよい。基部20は、上記のように支持構造体300と協働するように意図された第1表面21と、対向する反対側の第2表面22とを有する。ピストンガイド30は、ピストンガイド30の一部が第2表面22から上方に離間して延びるように、基部20に接続されている。基部20を通る貫通穴23の側面には、2つの平坦面24が形成されていることが好ましく、当該平坦面は、ピストンガイド30の第1端部31の外側壁に形成された平坦面34に対応している。
図示の実施形態において、特に図5を参照すると、底壁36はピストンガイド30の一部として形成されている。しかしながら、他の実施形態では、別の底部が基部20の一部によって形成されていてもよい(不図示)。
図示の実施形態において、ピストンガイド30及び基部20は、独立して形成された部品として互いに結合した状態で示されている。しかしながら、他の実施形態(図示せず)では、ピストンガイド30及び基部20は、1つの一体部品/ユニットとして形成されていてもよい。
プッシュラッチピストン40を延出位置に向けて付勢するために、バネ/圧縮バネの形態の弾性部材50は、プッシュラッチピストン40とピストンガイド30との間に配置されている。
弾性部材50は、第1端部51と第2端部52とを持つ本体53を有する。第1端部51は、ピストンガイド30の底壁36に当接するように配置されている。弾性部材50の第2端部52は、内部空間49を通じて配置され、その端部壁46に当接する。端部壁46は、図8に見られるように、プッシュラッチピストン40のラッチ部10内に配置されている。弾性部材50の長さは、プッシュラッチピストン40が格納位置に対して付勢されるようになっている。
ガイドトラック70は、例えば図7に見られるように、図示の通りその本体43内のプッシュラッチピストン40の外面である表面60に形成される。
ガイドトラック70は、上記のようにプッシュラッチピストン40の内面に形成された1つ以上のガイドピン80と協働するように位置している。ガイドピン80は、ガイドトラック70内に延在しており、ガイドピン80の長さは、ガイドトラック70と協働するガイドピン80によってプッシュラッチピストン40が安定して案内されるように(そして回転するように)構成される。
ガイドトラック70は、2つの対向する凸部71,72及び底部79を有しており、凸部72は、本体43の第1端部41に向かって且つ第2端部42に面して配置されており、対向凸部71は、本体43の第2端部42に向かって且つ第1端部41に面して配置されている。凸部71,72は、ガイドトラック70の円筒形の底部79に対して略垂直に形成されている。
ガイドトラック70は、互いに角度を成すセクション70’,70’’に形成されている。ガイドトラック70は、プッシュラッチピストン40の本体43を包囲するという点で、無限トラックであることが好ましい。ガイドトラック70の傾斜入替セクション70’,70’’により、ジグザグパターンが、それが形成される表面60の周りに形成される。
セクション70’,70’’に対応して、凸部71,72もまたそれぞれセクション71’,71’’及び72’,72’’に分割される。
ガイドピン80のための拘束部73,74は、セクション(70’,70’’)の交差部に、より正確には凸部セクション71’,71’’及び72’,72’’のそれぞれの交差部に形成される。
更に、ガイドトラック70セクション70’,70’’の波状パターンは、縁部75,76を形成している(図3Aを参照)。縁部75,76は、交差部の凸側に形成されており、拘束部73,74は、セクション70’,70’’間の交差部の凹側に形成されている。
2つの凸部71,72のいずれかに沿って一方向に見ると、プッシュラッチピストン40を延出位置と格納位置との間で又はその逆方向に強制的に動かすことによってプッシュラッチピストンを回転したときにガイドピン80が拘束部、縁部、拘束部、縁部…の順番でこれらに接触するように、拘束部73,74と縁部75,76が繰り返される。下記を参照されたい。
拘束部73,74は、ピン80を受容するように構成されている。好ましくは、ガイドピン80は円筒形であり、拘束部73,74は、半パイプを形成するように半円形断面を有している。ガイドピン80の直径及び拘束部の直径は、略同等であることが好ましい。
ピストンガイドに対するプッシュラッチピストン40の異なる位置間の動きが、図2A〜図2Cに描かれており、それに対応して、ガイドトラックに対するガイドピンの異なる位置間の動きが、図3A〜図3Cに描かれている。図3A〜図3Cにおいて、本体43の外面60及びガイドトラックの経路は、それぞれの図の頂部の平面に投影されている。図3A〜図3Cには、単一のガイドピン80の位置も示されている。プッシュロックは、例えば図1に示すように4つのガイドピン80を有していてもよいが、簡単のために1つだけが図3A〜図3Cに示されていることが理解されるであろう。
プッシュラッチ1に外力が加わっていないとき、少なくとも1つのガイドピン80は、プッシュラッチピストン40がピストンガイド30に対して延出位置にあるように、弾性部材50によって第1凸部71で1つの拘束部73と接触するように付勢されている。これは図2A及び図3Aに示されている。この位置は初期静止位置とも呼ばれる。この位置では、ラッチ部10の大きい方の寸法Bは係止トラック210と平行であり、従って図2Aにて理解されるように、そこに挿入することができる。
図2B及び図3Bに示すように、ピストンガイド30が、弾性部材50の付勢力に抗しつつ格納位置に向かってプッシュラッチピストン40に対して移動されるとき、ガイドピン80は、ガイドトラック70のセクション70’と相互作用してプッシュラッチピストン40を回転させ、それによってラッチ部10を中間位置に回転させる。図2B及び図3Bに示すように、ラッチ部10は初期静止位置に対して45°回転する。これは、ガイドトラック70のセクション70’,70’’の長さが等しいためである。
他の実施形態(不図示)では、ガイドトラック70のセクション70’,70’’のそれぞれの長さは、初期静止位置に対するラッチ部10の他の角度位置、例えば初期静止位置に対して30〜70°の位置又は初期静止位置に対して40〜60°の位置を提供するようになっていてもよい。
図2C及び図3Cに示すように、その後、ピストンガイド30が、弾性部材50の付勢によって延出位置に向かってプッシュラッチピストン40に対して戻ると、ガイドピン80は、ガイドトラック70の次の部分70’’と相互作用して、ラッチ部10を初期静止位置に対して45°の位置から90°の位置まで回転させる。
それによって、ラッチ部10を、パネル200の係止トラック210の開口部を通じて入ることができる回転位置から、ラッチ部10の長さ寸法Bが上記のようにパネル200の係止トラック210の開口部を横切る回転位置へともたらすことができる。
例えば図3A〜図3Cに示すように、少なくとも1つのガイドピン80の最大外寸法は、ガイドトラック70の幅よりも小さい。上述したように、好ましくは、ガイドピン80は円筒形状であり、最大外形寸法は円筒形ガイドピン80の直径と同一である。ガイドピン80の寸法/直径がガイドトラック70の幅よりも小さいとき、プッシュラッチピストン40とピストンガイド30との間の遊びが許容され、ガイドピン80を拘束部73,74から解放する際に貢献する。
更に、例えば図3A〜図3Cに示すように、2つの凸部セクション71’,71’’;72’,72’’の交差部は、反対側の凸部に形成された拘束部73,74の反対側に位置する縁部75,76を形成する。縁部75,76の配置は、ピストンガイド30が格納位置と延出位置との間でプッシュラッチピストン40に対して移動又はその逆方向に移動されると、ピストンガイドに対するプッシュラッチピストンの回転を一方向にのみ許容するようになっている。これは、縁部75,76を反対側に配置された拘束部73,74に対して配置するだけで実現される。それによって、ガイドピン80は、拘束部73,74から押し出されると、反対側の端部に非対称に当接し、それによって特定の方向に移動される。
図1に示すように、弾性部材50の第2端部52とプッシュラッチピストン40の内部空間49の底部46との間には、スピン部材100が配置されてもよい。スピン部材100は、弾性部材50のねじれを防止する。スピン部材100は、弾性部材50と相互作用して支持するための、円筒体形態のガイド110を有することが好ましい。更に、スピン部材100は、弾性部材50との接続部とは反対側の端部に、表面部120を有する。表面部120は、スピン部材100と表面部120との間の摩擦が最小になるように、前述のプッシュラッチピストン40の表面、即ち内部空間49の底部46に当接するようになっている。表面部120は、円錐形部分を形成することが好ましい。
ラッチ部10は、プッシュラッチピストン40と一体的に形成されていてもよい。しかしながら、それらは代わりに個別に形成されて一体的に組み立てられていてもよい。
ラッチ部10及び/又はプッシュラッチピストン30は、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されていてもよい。或いは、ラッチ部10及び/又はプッシュラッチピストン40は、プラスチックで形成されていてもよい。
更に、ピストンガイド30は、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されていてもよい。或いは、ピストンガイド30は、プラスチックで形成されていてもよい。
更にまた、プッシュラッチ1の基部20は、金属、例えばアルミニウムやステンレス鋼で形成されていてもよい。或いは、プッシュラッチ1の基部20は、プラスチックで形成されていてもよい。
係止トラック210の深さ217は、ラッチ部10の最先端部13からプッシュラッチピストン40の係止面14までのラッチ部10の長さと略等しい。これにより、プッシュラッチ1を再び解放できるように、ラッチ部10を、係止トラック210に安定的に固定することができる。なぜなら、これによって、プッシュラッチをもう1回押すと、ラッチ部10がパネル200の係止トラックを横切る新しい静止位置からの、上記のような新たな一連の回転をもたらすように、ラッチ部10の最先端部13を係止トラックの底面211に当接させることができるからである。これは、図11A〜図11Cに示されている。
或いは又は追加で、係止溝44の(軸線Aの方向に沿った)長さは、ラッチ部10を係止トラック210に挿入した際に、第2リング状端部壁47が係止トラック210の開口部216を画定するフランジの外面に当接することができるようになっている。それにより、プッシュラッチが係止トラック210から解放される際に、第2リング状端部壁47は、プッシュラッチを作動させるために逆方向に押すことを助け得る。
係止トラック210の深さとは、ラッチ部10の係止面14と協働するように構成された係止トラック210の底面211から係止トラック210のフランジの表面212,213までの距離を意味する。
プッシュラッチピストン40が格納位置にあるときのプッシュラッチ1の高さ2’は、パネルのフレーム当接面220から係止溝210の底面211までの距離と略同等又はそれより大きいことが好ましい。これは、図2Bに示されている。
プッシュラッチ1の高さとは、ラッチ部10の最先端部13からプッシュラッチ1の基部の底部21までの距離を意味する。基部20の底部21は、支持構造体/フレーム300と当接するように構成された表面である。
パネル200のフレーム当接面220はパネルの最上面であり、これは裏側、即ち壁又は天井に面する側にある。
(プッシュラッチピストンが格納位置にあるときの)プッシュラッチ1の高さが、パネル200のフレーム当接面220から係止溝210の底面211までの距離と略同等又はそれより大きいとき、プッシュラッチピストン40が確実に全範囲にて移動可能となり、それによってパネルをフレーム/支持構造体に接続することができる。
図2Bと図2Cとを比較することによって理解されるように、プッシュラッチピストン40が延出位置にあるときのプッシュラッチ1の高さとプッシュラッチピストン40が格納位置にあるときの高さとの差は、4〜20mm、例えば5〜15mmや6〜10mmであることが好ましい。それによって、フレーム/支持構造体300間の適切な距離が確保され、プッシュラッチの作動及びそれによってフレーム/支持構造体300への/からのパネル200の取り付け及び取り外しが容易となる。それによって、フレーム/支持構造体300間の適切な距離が確保されてプッシュラッチの作動が可能となり、それによってフレーム/支持構造体300への/からのパネル200の取り付け及び取り外しが容易となる。
図11A〜図11Dに見られるように、パネル200は更に、少なくとも1つのヒンジジョイント400を介して支持構造体300のフランジ310に接続されていてもよい。従って、パネル200は、上記のような少なくとも1つのヒンジジョイント400及びプッシュラッチ1によって支持構造体300に接続される。それにより、パネル200を支持構造体300に恒久的に取り付けることができるが、上記と同じようにプッシュラッチ1を操作することによって、ドア又はハッチのように容易に開くことができる。
本出願の教示は例示の目的で詳細に説明されているが、その詳細は当該目的のためのみであり、本出願の教示の範囲から逸脱することなく、当業者によって変形をなし得ることが理解される。
請求項にて使用している「備える」という用語は、他の要素又は工程を排除するものではない。請求項で使用される「1つの」という用語は、複数を除外するものではない。

Claims (14)

  1. パネル(200)を支持構造体(300)に解放可能に接続するためのプッシュラッチ(1)といった固定装置(1)であって、
    前記パネル(200)は、前記固定装置(1)のラッチ部(10)を受容するための少なくとも1つの係止トラック(210)を備え、
    前記プッシュラッチ(1)は、
    前記固定装置(1)をパネル(200)に接続するためのラッチ部(10)と、
    前記固定装置(1)を前記支持構造体(300)に接続するための基部(20)と、
    前記基部(20)から延在するピストンガイド(30)と、
    第1格納位置と第2延出位置との間で前記ピストンガイド(30)に対して移動可能に配置され、前記ラッチ部(10)を配置するプッシュラッチピストン(40)と、
    前記プッシュラッチピストン(40)を前記延出位置に向けて付勢するように配置された弾性部材(50)と、
    を備え、
    前記プッシュラッチピストン(40)の表面(60)又は前記ピストンガイド(30)の対向面(39)には、ガイドトラック(70)が形成されており、
    前記プッシュラッチピストン(40)の前記表面(60)又は前記ピストンガイド(30)の前記対向面(39)の他方には、少なくとも1つのガイドピン(80)が形成されており、前記ガイドトラック(70)が前記ガイドピン(80)を受容するように構成されており、
    前記ガイドトラック(70)が、2つの対向する凸部(71,72)を有しており、
    前記ガイドトラック(70)が、互いに角度を成す複数のセクション(70’,70’’)により形成されており、
    前記複数のセクション(70’,70’’)の交差部には、前記ガイドピン(80)のための拘束部(73,74)が形成されており、
    前記プッシュラッチ(1)に外力が加わっていないとき、前記少なくとも1つのガイドピン(80)は、前記弾性部材(50)によって前記第1凸部(71)で1つの拘束部(73)と接触するように付勢され、前記プッシュラッチピストン(40)が前記ピストンガイド(30)に対して前記延出位置である初期静止位置にあり、
    前記ピストンガイド(30)が、前記弾性部材(50)の付勢力に抗って前記格納位置に向かって前記プッシュラッチピストン(40)に対して移動されると、前記ガイドトラック(70)と相互作用する前記ガイドピン(80)は、前記ラッチ部(10)を前記初期静止位置に対して中間位置に回転させ、
    その後、前記ピストンガイド(30)が、前記弾性部材(50)の付勢によって前記延出位置に向かって前記プッシュラッチピストン(40)に対して戻ると、前記ガイドトラック(70)と相互作用する前記ガイドピン(80)は、前記ラッチ部(10)を前記中間位置から前記初期静止位置に対して90°の位置へ回転させる
    固定装置(1)。
  2. 凸部セクション(71’,71’’;72’,72’’)の交差部が、反対側の前記凸部(71,72)に形成された拘束部(73,74)の反対側に位置する縁部(75,76)であって、前記ピストンガイド(30)が前記格納位置と前記延出位置との間で前記プッシュラッチピストン(40)に対して移動又はその逆方向に移動されると、前記ピストンガイド(30)に対する前記プッシュラッチピストン(40)の回転が一方向にのみ許容されるように配置された縁部(75,76)を形成する
    請求項1に記載の固定装置(1)。
  3. 前記ラッチ部(10)が2つの対向ラッチ(15)を有しており、前記プッシュラッチピストン(40)の本体部(43)と前記ラッチ部(10)との間に、係止溝(44)が形成されている
    請求項1又は2に記載の固定装置(1)。
  4. 前記少なくとも1つのガイドピン(80)の最大外寸法が、前記ガイドトラック(70)の幅よりも小さい
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定装置(1)。
  5. 前記弾性部材(50)と前記プッシュラッチピストン(40)との間に、スピン部材(100)が配置されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の固定装置(1)。
  6. 前記スピン部材(100)が、円錐形表面を有している
    請求項5に記載の固定装置(1)。
  7. 前記ガイドトラック(70)が、前記プッシュラッチピストン(40)の円筒形の本体部(43)の外面(60)に形成されており、前記少なくとも1つのガイドピン(80)が、円筒形に形成されたピストンガイド(30)の内面(39)から延在している
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の固定装置(1)。
  8. パネル(200)を壁又は天井に解放可能に接続するためのパネルシステム(500)であって、
    前記システムは、少なくとも1つのパネル(200)と、支持構造体(300)と、プッシュラッチといった少なくとも1つの固定装置(1)とを備え、
    前記パネル(200)は、前記固定装置(1)のラッチ部(10)を受容するための少なくとも1つの係止トラック(210)と、請求項1〜7のいずれか一項に記載の固定装置(1)とを備える
    パネルシステム(500)。
  9. 前記支持構造体(300)が、前記固定装置(1)の基部(20)に接続するように構成された少なくとも1つのフランジ(310)を備える
    請求項8に記載のパネルシステム(500)。
  10. 前記ラッチ部(10)が、それぞれが係止面(14)を有する2つの対向ラッチ(15)を有しており、
    前記プッシュラッチピストン(40)の本体部(43)と前記ラッチ部(10)との間に、係止溝(44)が形成されており、
    前記パネル(200)の前記係止トラック(210)が、前記ラッチ部(10)の係止面(14)と協働するように構成された表面(212,213)を有するフランジを備え、
    前記フランジの縁部間の幅(216)が、前記係止溝(44)の最大寸法と略同じである
    請求項8又は9に記載のパネルシステム(500)。
  11. 前記係止トラック(210)の深さ(217)が、前記ラッチ部(10)の最先端部(13)から前記係止面(14)までの前記ラッチ部(10)の長さ(48)と略等しい
    請求項10に記載のパネルシステム(500)。
  12. 前記プッシュラッチピストン(40)が格納位置にあるときの前記固定装置(1)の高さ(2’)が、前記パネル(200)のフレーム当接面(220)から前記係止溝(210)の底面(211)までの距離(218)と略同等又はそれより大きい
    請求項8〜12のいずれか一項に記載のパネルシステム(500)。
  13. 前記プッシュラッチピストン(40)が延出位置にあるときの前記固定装置(1)の高さ(2)と前記プッシュラッチピストン(40)が前記格納位置にあるときの高さ(2’)との差が、4〜20mm、例えば、5〜15mm、6〜10mmである
    請求項12に記載のパネルシステム(500)。
  14. パネル(200)が更に、少なくとも1つのヒンジジョイント(400)を介して前記支持構造体(300)のフランジ(310)に接続されている
    請求項8〜13のいずれか一項に記載のパネルシステム(500)。
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