JP2006089944A - 手すり設置用の自在ブラケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】手すり支持部材1と、取付用のベース部材2とからなる。手すり支持部材1は、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3からその軸線と直角方向へ延びる軸部5とで構成されている。ベース部材2は、前記手すり支持部材1の軸部5を挿入するほぼ同径の軸孔8を備え、軸孔8を形成した主部9の低部両側に取付け部11が設けられ、該取付け部11にネジ誘導孔12が設けられている。ベース部材2は取付け部11のネジ誘導孔12へ通した木ねじ14を前記設置面へねじ込んで固定し、手すり支持部材1はその軸部5を前記ベース部材2の軸孔8へ突起7と溝15の位置を整合させて差し込み、ソケット部3を手すり設置方向に設置する。
【選択図】 図1
Description
例えば下記の特許文献1に開示された手すり用ブラケットは、手すり材を自由な角度で支持可能としたもので、壁面等へネジ止め等の手段で固定される固定板(ベース部材)と、手すり材を支持する支持板とからなり、固定板と支持板とをピンジョイントで回転可能に連結した構成とされている。
特許文献3に開示された手すり材取付用ブラケットは、手すり材を壁面と平行に、且つ床面に対して自由な傾斜角度で支持可能に構成したもので、壁面等へネジ止め等の手段で固定される固定板と、手すり材を支持する支持板とからなり、支持板を固定板に対して回転可能に連結した構成である。
しかしながら、敢えて言えば、特許文献1に開示された手すり用ブラケットは、固定板と支持板とのピンジョイント部分が緩んで軟弱になりがちと認められる。そのため支持した手すりがぐらぐらと揺れ動き易く、この手すりに掴まって歩く人の安心感、信頼感を得難く、歩行を助ける実効性が低いように認められる。
特許文献3に開示された手すり材取付用ブラケットは、固定板と、手すり材を支持する支持板とを回転可能に連結した構造が、特許文献1のブラケットよりも頑丈な構成と認められる。しかし、固定板および支持板の構造、並びに両者の連結構造がいかにも複雑である。また、構成部品の点数が多いので、製作に手数が掛かり、高価なものと認められる。
本発明の次の目的は、手すり支持部材の軸部と、ベース部材の軸孔の構成とを共通させるかぎり、ベース部材を共通に使用して様々なソケット形状の手すり支持部材を必要に応じて選択し使用することができ、使用の自由度、適用範囲が広い、手すり設置用の自在ブラケットを提供することである。
本発明は、手すり材を壁面と平行な方向に、しかも床面に対して任意所望の角度に傾斜させて設置することができ、手すり設置計画の自由度が高い、手すり設置用の自在ブラケットを提供することも目的としている。
手すり支持部材1は、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3からその軸線と直角方向へ延びる軸部5とで構成され、前記軸部5の上端に回転座面6が段差面状に形成され、前記回転座面6から一定の距離を隔てた位置の軸部外周面に突起7が設けられていること、
ベース部材2は、前記手すり支持部材1の軸部5を挿入するほぼ同径の軸孔8を備え、軸孔8を形成した主部9の低部両側に壁c又は柱d等の設置面へ一様に接する着座面10を形成した取付け部11が設けられ、取付け部11には前記着座面10に向かって貫通するネジ誘導孔12が設けられ、前記軸孔8の内周面には前記手すり支持部材1の軸部5に設けられた前記突起7を軸線方向へ通す溝15、及び軸部上端の回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座すると前記突起7が到達する深さ位置に、前記溝15を通過した前記突起7の回転を許容し抜け止め作用を奏する段差面17が円周方向に形成されていること、
ベース部材2は取付け部11の着座面10を壁c又は柱d等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔12へ通した木ねじ14等の固定具を前記設置面へねじ込んで固定し、手すり支持部材1はその軸部5を前記ベース部材2の軸孔8へ突起7と溝15の位置を整合させて差し込み、回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座した段階で回転させ軸部5の突起7を段差面17へ掛け止めてソケット部3を手すり設置方向に設置することを特徴とする。
手すり支持部材1は、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3からその軸線と直角方向へ延びる軸部5とで構成され、前記軸部5の上端に回転座面6が段差面状に形成され、軸部5には前記回転座面6から一定の距離を隔てた位置に後述する軸孔8の突起7’が通過する深さ及び幅寸の環状溝20が円周方向に設けられ、前記環状溝20より先側の軸部分21に前記突起7’を通す縦溝22が軸線方向に設けられていること、
ベース部材2は、前記手すり支持部材1の軸部5を挿入するほぼ同径の軸孔8を備え、軸孔8を形成した主部9の低部両側に壁c又は柱d等の設置面へ一様に接する着座面10を形成した取付け部11が設けられ、取付け部11には前記着座面10に向かって貫通するネジ誘導孔12が設けられ、前記軸孔8の内周面には前記軸部上端の回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座すると前記環状溝20と整合する深さ位置に手すり支持部材1の軸部5における先側部分21の縦溝22を軸線方向へ通過し、且つ環状溝20の円周方向へ移動する突起7’が設けられていること、
ベース部材2は取付け部11の着座面10を壁c又は柱d等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔12へ通した木ねじ14等の固定具を前記設置面へねじ込んで固定し、手すり支持部材1はその軸部5を前記ベース部材2の軸孔8へ突起7’と溝22の位置を整合させて差し込み、回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座した段階で回転させることにより軸孔8の突起7’を環状溝20へ進入させ掛け止めてソケット部3を手すり設置方向に設置することを特徴とする。
手すり支持部材1は、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3からその軸線と直角方向へ延びる軸部5とで構成され、前記軸部5の上端に回転座面6が段差面状に形成されていること、
ベース部材2は、前記手すり支持部材1の軸部5を挿入するほぼ同径の軸孔8を備え、軸孔8を形成した主部9の低部両側に壁c又は柱d等の設置面へ一様に接する着座面10を形成した取付け部11が設けられ、取付け部11には前記着座面10に向かって貫通するネジ誘導孔12が設けられ、前記主部9には前記軸孔8に向かって貫通するネジ孔30が設けられていること、
ベース部材2は取付け部11の着座面10を壁c又は柱d等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔12へ通した木ねじ14等の固定具を前記設置面へねじ込んで固定し、手すり支持部材1はその軸部5を前記ベース部材2の軸孔8へ差し込み、ソケット部3を手すり設置方向に設置して、主部9のネジ孔30へ止めネジ31をねじ込み軸部5を固定することを特徴とする。
ベース部材2のネジ誘導孔12は、着座面10に対し非直角で、手すり支持部材1の軸線eと略平行な方向に一定の角度傾斜して設けられていることを特徴とする。
主部9に、その軸孔8に向かって貫通するネジ孔が設けられており、同軸孔8へ差し込まれた手すり支持部材1の軸部5は、ソケット部3を手すり設置方向の角度に設置して、主部9の前記ネジ孔へねじ込んだ止めネジで固定することを特徴とする。
手すり支持部材1のソケット部3の軸線eに対する、軸部5に設けられた突起7の向き、及びベース部材2の着座面10を設置面へ固定した姿勢における軸孔8の溝15の位置は、手すり支持部材1のソケット部3を手すり設置方向へ回転した際に整合せず安全な回転角αを形成する配置とされていることを特徴とする。
手すり支持部材1のソケット部3の軸線eに対する、軸部5の先側部分21に設けられた溝22の向き、及びベース部材2の着座面10を設置面へ固定した姿勢における軸孔8の突起7’の位置は、手すり支持部材1のソケット部3を手すり設置方向に回転した際に整合せず安全な回転角αを形成する配置とされていることを特徴とする。
ベース部材2の着座面10の形状、大きさは、壁面から露出した柱dの露出側面d’へ一様に接する形状、大きさに形成されていることを特徴とする。
例えば手すりの設置後に、強度面の検討或いは使い勝手の検討から手すり外径を大きいもの又は小さいものに変更したい場合には、ベース部材2は取り付けたままにして、手すり支持部材1のみをソケット部3の口径や構造形式が異なる適正なものと交換するだけで、容易に迅速に安価に対処することができる。つまり、工事をはじめからやり直す必要が無いし、やり直しの跡が残る見苦しさも発生しない。
手すり支持部材1は、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3からその軸線と直角方向へ延びる軸部5とで構成する。前記軸部5の上端に回転座面6を段差面状に形成し、前記回転座面6から一定の距離を隔てた位置の軸部外周面に突起7を設ける(請求項1)。あるいは逆に、軸部5には前記回転座面6から一定の距離を隔てた位置に後述する軸孔8の突起7’が通過する深さ及び幅寸の環状溝20を円周方向に設け、前記環状溝20より先側の軸部分21に前記突起7’を通す縦溝22を軸線方向に設ける(請求項2)。
ベース部材2は、前記手すり支持部材1の軸部5を挿入するほぼ同径の軸孔8を備え、軸孔8を形成した主部9の低部両側に壁c又は柱dの側面へ一様に接する着座面10を形成した取付け部11を設ける。取付け部11には前記着座面10に向かって貫通するネジ誘導孔12を設ける。前記軸孔8の内周面に、前記手すり支持部材1の軸部5に設けた前記突起7を軸線方向へ通す溝15、及び軸部上端の回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座すると前記突起7が到達する深さ位置に前記溝15を通過した突起7の回転を許容し抜け止め作用を奏する段差面17を円周方に形成する(請求項1)。或いは軸孔8の内周面に手すり支持部材1の軸部5における先側部分21の縦溝22を軸線方向へ通過し、軸部上端の回転座面6が軸孔8の上端面16へ着座すると前記環状溝20と整合する深さ位置に環状溝20の円周方向へ移動可能な突起を設ける(請求項2)。
図1〜図4は、請求項1に記載した発明1に係る手すり設置用自在ブラケットの実施例を示す。
このブラケットは、図1に示したように、手すり支持部材1と、壁面等へ取付用のベース部材2とからなり、各々は例えばアルミニュームのダイキャスト製品として製作されている。この点は以下の各実施例も同様である。
本実施例の手すり支持部材1は、手すり材b(図5A)を支持するソケット部3と、ソケット部3の後端部(開口とは反対側部分)から同ソケット3の軸線eと直角方向へ、具体的には図3のように後方下部へ約60°の傾斜状態に延びる絞り尾部4の先端部にソケット部3の軸線eと直角方向に突き出る軸部5とで構成されている。前記軸部5の上端の絞り尾部4との境界部位には、やや大径の回転座面6がほぼ水平な円形の段差面状に形成されている。前記の回転座面6から軸方向に一定の距離を隔てた位置の軸部外周面に、図示例の場合は、矩形断面の突起7が180°対称な配置に2個設けられている。
更に具体的に説明すると、図5Bの拡大図に示したように、ベース部材2のネジ誘導孔12は、着座面10に対し非直角であって、手すり支持部材1のソケット部3の軸線eと略平行な方向に一定の角度傾斜して設けられている。その意味は、図5Aのように床面に対し所定の角度傾斜して設置される手すり材bの強固な支持、とりわけネジ誘導孔12を通じて柱dへねじ込んだ木ねじ14によるベース部材2の支持・固定が最も安定で効果の良い状態を実現する構成とされている(請求項4に記載した発明)。
手すり支持部材1のソケット部3は、軸部5の突起7が、ベース部材2の軸孔8における溝15の位置から段差面17へ移動して掛け止められ抜け止め作用が奏されている角度範囲(図4の角度α)であるかぎり、自由に任意所望の手すり設置角度に設定して使用することができる。
本実施例のブラケットに使用するベース部材2の構成は、上記実施例1と同一の構成であり、要するにベース部材2には互換性があり、共通に使用できる構成である。
ソケット部の形状、構造としては、C字形状に一部開放された形状でも良いし、或いは非円形の例えば多角形状等であってもよい。
このブラケットの構成の多くは、上記実施例1のブラケットと共通するので、共通部分の説明は省略する場合があることを前置きして、以下の説明を行う。
本実施例のブラケットも、手すり支持部材1と、取付用のベース部材2とからなる。各々はやはりアルミニュームのダイキャスト製品として製作されている。
手すり支持部材1は、実施例1のものとほぼ同じ形状で、手すり材bを支持するソケット部3と、ソケット部3の後端部からソケット部3の軸線と直角方向へ傾斜状態に延びる絞り尾部4、及びその先端にソケット部3の軸線と直角方向に突き出された軸部5とで構成され、軸部5の上端に回転座面6が垂直な段差面状に形成されている。
本実施例のブラケットも、手すり支持部材1と、取付用のベース部材2とからなる。各々はやはりアルミニュームのダイキャスト製品として製作されている。
本発明3の特徴は、手すり支持部材1の軸部5が基本的に均等断面の棒状体であり、突起も溝も設けられていないことである。但し、図8に示した実施例の場合、上記の実施例1に倣う形に軸部5の先端部外周に突起7を形成しているが、この点には技術的にさしたる意味がなく、付記的事項に過ぎない。
本実施例の場合、手すり支持部材1の軸部5は、ベース部材2の軸孔8に対して、図8に示す許容ストローク範囲Sの限度に軸方向にスライドさせることができる。よって、着座面10(又は設置面)からソケット部3の軸心までの距離を任意に出入り調整して、ソケット部3の出入り調整を確定した段階で、主部9のネジ孔30へ止めネジ31をねじ込み、軸部5を強固に固定して使用するのである。
2 取付用のベース部材
b 手すり材
3 ソケット部
5 軸部
6 回転座面
7 突起
8 軸孔
9 主部
c 壁
d 柱
10 着座面
11 取付け部
12 ネジ誘導孔
15 溝
16 軸孔の上端面
17 段差面
14 木ねじ(固定具)
7’ 突起
20 環状溝
21 軸部分(軸部の先側部分)
22 縦溝
30 ネジ孔
31 止めネジ
e ソケット部の軸線
α 回転角
d’ 柱の露出側面
Claims (8)
- 手すり支持部材と、取付用のベース部材とからなり、
手すり支持部材は、手すり材を支持するソケット部と、ソケット部からその軸線と直角方向へ延びる軸部とで構成され、前記軸部の上端に回転座面が段差面状に形成され、前記回転座面から一定の距離を隔てた位置の軸部外周面に突起が設けられていること、
ベース部材は、前記手すり支持部材の軸部を挿入するほぼ同径の軸孔を備え、軸孔を形成した主部の低部両側に壁又は柱等の設置面へ一様に接する着座面を形成した取付け部が設けられ、取付け部には前記着座面に向かって貫通するネジ誘導孔が設けられ、前記軸孔の内周面には前記手すり支持部材の軸部に設けられた前記突起を軸線方向へ通す溝、及び軸部上端の回転座面が軸孔の上端面へ着座すると前記突起が到達する深さ位置に前記溝を通過した前記突起の回転を許容し抜け止め作用を奏する段差面が円周方向に形成されていること、
ベース部材は取付け部の着座面を壁又は柱等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔へ通した固定具を前記設置面へ固定し、手すり支持部材はその軸部を前記ベース部材の軸孔へ突起と溝の位置を整合させて差し込み、回転座面が軸孔の上端面へ着座した段階で回転させ軸部の突起を段差面へ掛け止めてソケット部を手すり設置方向の角度に設置することを特徴とする、手すり設置用の自在ブラケット。 - 手すり支持部材と、取付用のベース部材とからなり、
手すり支持部材は、手すり材を支持するソケット部と、ソケット部からその軸線と直角方向へ延びる軸部とで構成され、前記軸部の上端に回転座面が段差面状に形成され、軸部には前記回転座面から一定の距離を隔てた位置に後述する軸孔の突起が通過する深さ及び幅寸の環状溝が円周方向に設けられ、前記環状溝より先側の軸部分に前記突起を通す縦溝が軸線方向に設けられていること、
ベース部材は、前記手すり支持部材の軸部を挿入するほぼ同径の軸孔を備え、軸孔を形成した主部の低部両側に壁又は柱等の設置面へ一様に接する着座面を形成した取付け部が設けられ、取付け部には前記着座面に向かって貫通するネジ誘導孔が設けられ、前記軸孔の内周面には前記軸部上端の回転座面が軸孔の上端面へ着座すると前記環状溝と整合する深さ位置に手すり支持部材の軸部における先側部分の縦溝を軸線方向へ通過し、且つ環状溝の円周方向へ移動可能な突起が設けられていること、
ベース部材は取付け部の着座面を壁又は柱等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔へ通した固定具を前記設置面へ固定し、手すり支持部材はその軸部を前記ベース部材の軸孔へ突起と溝の位置を整合させて差し込み、回転座面が軸孔の上端面へ着座した段階で回転させ軸孔の突起を環状溝へ進入させて掛け止めソケット部を手すり設置方向の角度に設置することを特徴とする、手すり設置用の自在ブラケット。 - 手すり支持部材と、取付用のベース部材とからなり、
手すり支持部材は、手すり材を支持するソケット部と、ソケット部からその軸線と直角方向へ延びる軸部とで構成され、前記軸部の上端に回転座面が段差面状に形成されていること、
ベース部材は、前記手すり支持部材の軸部を挿入するほぼ同径の軸孔を備え、軸孔を形成した主部の低部両側に壁又は柱等の設置面へ一様に接する着座面を形成した取付け部が設けられ、取付け部には前記着座面に向かって貫通するネジ誘導孔が設けられ、前記主部には前記軸孔に向かって貫通するネジ孔が設けられていること、
ベース部材は取付け部の着座面を壁又は柱等の設置面へ密着させ、ネジ誘導孔へ通した固定具を前記設置面へ固定し、手すり支持部材はその軸部を前記ベース部材の軸孔へ差し込み、ソケット部を手すり設置方向の角度に設置し、主部のネジ孔へ止めネジをねじ込み軸部を固定することを特徴とする、手すり設置用の自在ブラケット。 - ベース部材のネジ誘導孔は、着座面に対し非直角で、手すり支持部材の軸線と略平行な方向に一定の角度傾斜して設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載した手すり設置用の自在ブラケット。
- 主部に、その軸孔に向かって貫通するネジ孔が設けられており、同軸孔へ差し込まれた手すり支持部材の軸部は、ソケット部を手すり設置方向の角度に設置して、主部の前記ネジ孔へねじ込んだ止めネジで固定することを特徴とする、請求項1又は2に記載した手すり設置用の自在ブラケット。
- 手すり支持部材のソケット部の軸線に対する、軸部に設けられた突起の向き、及びベース部材の着座面を設置面へ固定した姿勢における軸孔の溝の位置は、手すり支持部材のソケット部を手すり設置方向に回転した際に整合せず安全な回転角を形成する配置とされていることを特徴とする、請求項1に記載した手すり設置用の自在ブラケット。
- 手すり支持部材のソケット部の軸線に対する、軸部の先側部分に設けられた溝の向き、及びベース部材の着座面を設置面へ固定した姿勢における軸孔の突起の位置は、手すり支持部材のソケット部を手すり設置方向に回転した際に整合せず安全な回転角を形成する配置とされていることを特徴とする、請求項2に記載した手すり設置用の自在ブラケット。
- ベース部材の着座面の形状、大きさは、壁面から露出した柱の露出側面へ一様に接する形状、大きさに形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一に記載した手すり設置用の自在ブラケット。
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