JP2004036803A - 連結ジョイント及び該連結ジョイントを使用したポール連結システム - Google Patents

連結ジョイント及び該連結ジョイントを使用したポール連結システム Download PDF

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Ryoichi Mase
間瀬 良一
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Abstract

【課題】特別な工具を使用することなく、ポール又はパイプを連結することができる。連結ジョイント及びその連結ジョイントを利用したポール又はパイプ連結システムを提供する。
【解決手段】凹ジョイント部材及び前記凹ジョイント部材と嵌合する凸ジョイント部材とからなる、ポール又はパイプを連結するための連結ジョイントであり、凹ジョイント部材の表面に前記ポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝及びその内面に前記凸ジョイント部材に嵌合するための複数の嵌合溝を備え、凸ジョイント部材は挿入部及び嵌合部とからなり、挿入部の表面にポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝を備え、嵌合部はその先端ほど径が小さくなるテーパー状をなし、かつ、その表面に凹ジョイント部材の内側に設けられた複数の嵌合溝に嵌合する複数の嵌合溝を備えたている。
【選択図】
図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポール又はパイプ同士を連結するためのジョイント部材及び該ジョイント部材を使用したポール又はパイプを連結するポール連結システムに関する。本システムは、同時に、長さを調節する機構も併せ持つものである。
【0002】
【従来の技術】
ポール又はパイプの連結や長さ調節に関しては、大きい径をもつパイプの中にそれより小さい径をもつパイプを摺動させながら導入する方法が用いられている。大きい径のパイプの中にそれより小さい径のパイプを導入し、摺動させながら移動させ、目的の長さに至ったときに、パイプ同士を係止機構により係止させるものである。
【0003】
例えば、特開平11−319182号には、長さ調節可能なスポーツポール1が第1ポール部分10と、第1ポール部分の中に摺動自在に受け入れられた第2ポール部分20と、第1及び第2ポール部分を所定位置に互いに解放可能に保持する係止組立体100、200とを有するポールの連結機構が開示されている。この機構において、係止組立休は、第2ポール部分の外部分に接触し、かつ、その周りに延びるように形成された弾性係止要素160と、係止位置と解放位置の間を移動するように第1ボール部分に移動可能に連結されたカラー130とを有し、弾性係止要素はポール軸線を横切る平面内で第2ポール部分の周りに延び、弾性係止要素は、それが第2ポール部分に取り付けられるときに拡張するように形成されている。
【0004】
径の異なるポール又はパイプを組み合わせる方法は、係止機構がパイプの外側に出っ張り、使用上邪魔になりやすく、また、径が異なるため、耐荷重がパイプによって異なり、径の小さい径のパイプの耐荷重が小さいという問題がある。この問題を解決するために、ネジを利用して回転操作によりポールの長さを調節しようとする試みがある。
【0005】
例えば、特開2002−78602号には、カーテン等を吊るすためのポールを有し、互いに対向する二つの壁面の間に架設され、それぞれの壁面に当接する二つの当接部材、ポールの端部を支持する支持部及び当接部材に螺合される第一雄ネジ部を有し、第一雄ネジ部の回転操作により当接部材に対する支持部の突出長さが変化する調節部材とをさらに具備する吊着支持具が開示されている。
【0006】
しかしながら、この方法は、ポール部分に比較して、調節部の長さが長くとれないので、短い距離の調節には適しているが長い距離の調節には適していないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題を背景になされたもので、同一径のポール又はパイプを連結し、かつ、その長さを調節する連結ジョイント及びポール又はパイプ連結システムを提供しようとするものである。しかも、応用範囲の広い、ポール又はパイプの連結システムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポール又はパイプを連結するための連結ジョイント及び該連結ジョイントを利用するポール連結システムである。連結ジョイントは、凹ジョイント部材及び凹ジョイント部材と嵌合する凸ジョイント部材とからなる。そして、凹ジョイント部材の表面にポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝及びその内面に凸ジョイント部材に嵌合するための嵌合溝を備えており、凸ジョイント部材はポール又はパイプに挿入する挿入部及び凹ジョイント部材と嵌合する嵌合部とからなり、挿入部の表面に前記ポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝を備え、嵌合部はその先端ほど径が小さくなるテーパー状をなし、かつ、その表面に凹ジョイント部材の内側に設けられた嵌合溝に嵌合する嵌合溝を備えている。
【0009】
更に、凸ジョイントはその先端部分に突起部を備えており、凹ジョイントは押圧部及びその先端部分に凸ジョイント部材の突起部を受け入れる受け入れ部を備えている。
【0010】
連結されたポール又はパイプの先端には、ベース部及び回動ベース部を備える。ベース部は、例えば、連結したポール又はパイプを天井に当接するためのものであり、回動ベース部は床面に架設するとともに全体の長さを調節するためのものである。ベース部は、ベース部材、ベース連結部材及びベース挿入部材とからなり、回動ベース部には、長さを調節するネジを備える。そして、ベース挿入部材が、その表面に嵌合溝、その内部に弾性体を備え、ベース連結部材が、その一端にベース挿入部材を係止するための係止突起及び他の一端にベース部材を互いに回転可能に係止する係止部を備えている。
【0011】
ポール又はパイプは、上記の連結ジョイントを利用して連結され、種々の応用に供される。即ち、凹ジョイント部材を挿入したポール又はパイプと凸ジョイント部材をその挿入部を介して挿入したポール又はパイプとを連結するに際して、凹ジョイント部材の嵌合溝に前記凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることにより、ポール又はパイプを連結することを特徴とするポール又はパイプの連結システムである。
【0012】
ポール又はパイプにベース部を連結させるに際しては、ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより、ベース部をポール又はパイプに連結させることができる。また、長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部をポール又はパイプの他端に係合させ、ネジで移動させることにより、連結したポール又はパイプの長さを調節することができる。
【0013】
また、連結したポール又はパイプは、例えば、天井と床面、柱と柱、壁面と壁面、柱と壁面等に架設されるが、この際、ベース部材及び回動ベース部材の裏面に弾性体からなるシートを当接することができる。ゴム等の弾性体からなるシートをベース部材と天井、床面、柱、壁面等との間に、また、回動ベース部材と天井、床面、柱、壁面等との間に敷くことにより、ポール又はパイプはネジの回転に伴って回ることが無く固定することができる。
【0014】
ベース部材と回動ベース部材を備えた連結したポール又はパイプは、先に述べたように天井と床面、柱と柱、壁面と壁面、柱と壁面等に架設することができる。即ち、凹ジョイント部材の嵌合溝に凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることによりポール又はパイプを連結し、ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより前記ベース部をポール又はパイプに連結し、かつ長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部材をポール又はパイプの他端に係合し、更に、前記ベース部材及び前記回動ベース部材の裏面に弾性体から成るシートを当接して、天井と床、柱と柱、壁と壁若しくは壁と柱の間にポール又はパイプを固定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。ポール又はパイプを連結し同時にその長さを調節するポール又はパイプシステムの基本的な構成を図10に示した。即ち、ポール又はパイプ連結システムは、ポール又はパイプ101と102とを連結し、その一端にネジ機構を有する回動ベース部105を備え、他の一端にはベース部103を備え、ポール又はパイプの繋ぎ目に連結ジョイント104を備えている。一般的には、ベース部103を上にして、例えば、天井に当接し、回動ベース部105は床面に架設される。回動ベース部105のネジ機構で調節することにより、連結したポール又はパイプ全体の長さを調節することができる。長さを調節することにより、ポール又はパイプシステムを天井と床面との間に確実に固定することができる。このポール又はパイプシステムは、壁と壁、柱と柱、壁と柱の間にも適用できることは言うまでもない。
【0016】
ポール又はパイプ同士を連結した状態を図5に示した。連結ジョイント1は、凹ジョイント部材3と凸ジョイント部材2とからなる。凹ジョイント部材3と凸ジョイント部材2を介して、ポール又はパイプ同士は連結される。ポール又はパイプ48に凹ジョイント部材3が挿入されている。一方、凸ジョイント部材2はその挿入部5をポール又はパイプ49に挿入している。その凸ジョイント部材2の嵌合溝7を凹ジョイント部材3の嵌合溝16に嵌合して、ポール又はパイプ49とポール又はパイプ48とを連結する。凸ジョイント部材の嵌合溝7と凹ジョイント部材の嵌合溝16とは、互いに嵌合し、ポール又はパイプは互いに回転することはない(図1〜3も参照のこと)。
【0017】
凸ジョイント部材2の構成例を図1に示し、その断面を図4に示した。凸ジョイント部材2は、ポール又はパイプに挿入する挿入部5及び凹ジョイント部材2と嵌合する嵌合部4とからなる。挿入部5には、ポール又はパイプに挿入する際に、回転防止用の溝8が少なくとも1本設けられている。溝の数は、ポール又はパイプの内面に設けられた、リブの数と一致する。溝8をポール又はパイプの内面に設けられたリブに差し込む状態で、凸ジョイント部材2をポール又はパイプに挿入する。ポール又はパイプの内側には、リブが設けられているが、リブの数は少なくとも1本必要である。90度間隔に4本設けるのが一般的である。凸ジョイント部材2に設ける溝の数も、ポール又はパイプのリブの数に合わせる。襞9は、ポール又はパイプにゆるやかに当接し、ポール又はパイプの中の凸ジョイント部材2の安定化を図っている。当接部10は、ポール又はパイプの末端に当接し、凸ジョイント部材2の更なるポール又はパイプへの進入を防止する。嵌合部4はその端に向かって径が小さくなるようなテーパー状となっている。そして、その先端に、突起部6が設けられている。これは、凹ジョイント部材の受入部15に受け入れられて、凸ジョイント部材2と凹ジョイント部材3との連結状態の安定化を図るものである。
【0018】
凹ジョイント部材3の構成例を図2に示し、その断面を図3に示した。図2(a)に平面図、図2(b)に側面図を示した。側面図は、図2において、凹ジョイント部材3を右側から見た、凹ジョイント部材3の末端の状態を示している。凹ジョイント部材3は、その表面に少なくとも1本の溝19を有している。溝の数は、この凹ジョイント部材3を挿入するポール又はパイプ内面に設けられたリブの数と一致する。ポール又はパイプに設けるリブの数は、少なくとも1本であるは、これに限られるものではない。一般的には、90度間隔に4本設ける。これに合わせて、凹ジョイント部材の溝19の数も4本にするのは、凸ジョイント部材の場合と同様である。この凹ジョイント部材3をその溝19がポール又はパイプのリブに差し込まれるように、凹ジョイント部材3をポール又はパイプのリブに挿入する。ポール又はパイプのリブに凹ジョイント部材の溝が嵌合しているので、ポール又はパイプ内で凹ジョイント部材が回転することはない。凹ジョイント部材3はポール又はパイプに、当接部18がポール又はパイプの端に当接した状態で挿入され、固定される。凹ジョイント部材の末端は、図2(b)に示したように、受入部15が設けられている。既に説明したように、凸ジョイント部材の突起部6が、凸ジョイント部材2と凹ジョイント部材3とが連結されたときに凸ジョイント部材2の突起部が係合されるところである。凸ジョイント部材2の突起部6が凹ジョイント部材3の受入部15に係合されることにより、凸ジョイント部材2と凹ジョイント部材3とが確実に固定される。
【0019】
凹ジョイント部材3には、押圧部17が設けられている。押圧部17は、凹ジョイント部材3の切込11によって生じた、上下に揺動可能な小片である。凹ジョイント部材3が凸ジョイント部材2に嵌合されたとき、凸ジョイント部材2の嵌合部にこの凹ジョイント部材3の凹圧部17が当接し、押圧部17が幾分ポール又はパイプ側に押しやられ、ポール又はパイプに当接し、連結ジョイントの安定化を図っている。
【0020】
図7にベース部25を示した。図6はその断面図である。ベース部25は、ベース部材26、ポール又はパイプに挿入するベース挿入部材28及びベース部材26とベース挿入部材28とを連結するベース連結部材27とからなる。ベース部材26は、ポール又はパイプ等を実質的に床面、壁、柱や天井等に当接するものである。
【0021】
ベース連結部材27には、図6、図7に示したように、ベース部材26と係合する側の端には係止部32を有する2本のコラムから成るロック部33が設けられ、他端には係止突起31を有する2本のコラム30が設けられている。コラム30は、ベース挿入部材28に挿入され、ベース挿入部材28内でバネ29が取り付けられる。コラム30は、ベース挿入部材28に挿入され、係止突起31部がベース挿入部材28の外に出ている。係止突起31は、ベース挿入部材28に挿入されるときには、互いに内側に曲げられた状態で挿入されるが、その係止突起31の先端部分がベース挿入部材28から現出されると、係止突起31部分が元の位置に戻り、強制的に係止突起を互いに内側に曲げない限り、ベース挿入部材28から引き抜くことはできない。バネ29は、弾性を有するものであれば、バネにかぎられるものではない。ポール又はパイプを架設するとき、このバネ乃至弾性体がクッション的に作用して、ポール又はパイプを確実に固定するのに役立つ。
【0022】
ベース連結部材27のロック部33は、その係止部32をベース部材26の挿入孔34に係合して、ベース連結部材27をベース部材26に結合する。コラム30と同様に、ロック部材33は、係合時に互いに内側に曲げられて、ベース部材に係合される。一旦係合されると、ロック部の2本のコラムは元の位置に戻って、係止部32がベース部材26の挿入孔34の端に当接し、容易には引き出すことができないようになる。
【0023】
ベース挿入部材28の表面には、嵌合溝35が設けられている。これは、ポール又はパイプ内に挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝と嵌合するためのものである。ベース挿入部材28が凹ジョイント部材3に嵌合されると、溝が複数刻んであるので、ベース挿入部材28と凹ジョイント部材3は互いに回転することはない。べース部25をポール又はパイプ内に挿入された凹ジョイント部材2と嵌合され、その結果として、べース部25はポール又はパイプに取り付けられる。この状態を図8に示した。
【0024】
次に、長さ調節機構について説明する。図9にその構成を示した。回動ベース部36は、回動ベース部材46にネジ機構を設けたものである。ネジ38はハンドル37とは一体化ないし互いに回転しないようになっている。ネジ38は、回動ベース部材46に回転可能に係合されている。ネジ38の回動ベース部材46と係合する側の端に、2本のコラム44を有し、更に、コラム44の先端付近に係止部43を有している。コラム44を少し内側に揺動させて、コラム44を回動ベース部材46の挿入孔42に挿入し、ネジ38を回動ベース部材46に係合する。コラム44を挿入し、係止部43が現出すると、係止部43の位置が元に戻って、挿入孔の端に当接し、ネジ38は容易に回動ベース部材46から引き出さないようになる。
【0025】
ネジ38は、螺合部45を介してパイプ41に架設される。ネジ38の上方はシャフト40であり、その先端はガイド39に係合されている。ガイド39は、ネジを回転させる際ポール又はパイプ内を移動して、その振動、揺動を防止する。ハンドル37を回せば、それにつれてネジ38が回転し、その結果として、パイプ41が上下する。これによって、パイプの長さを調節することができる。
【0026】
ネジ38を回すに際して、ベース部材26又は回動ベース部材46がそれにつれて回転する可能性がある。これを防止するために、ベース部材26又は回動ベース部材46の裏面にゴム製のシートを装着する。ゴムと天井、床、壁又は柱等との間に摩擦が生じ、それらの回転を防止する。
【0027】
本発明の連結ジョイントを応用して、ポール又はパイプの連結システムを構成することができる。基本は、凹ジョイント部材を挿入したポール又はパイプと凸ジョイント部材をその挿入部を介して挿入したポール又はパイプとを連結するに際して、前記凹ジョイント部材の嵌合溝に前記凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることにより、ポール又はパイプを連結することにある。そして、ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより、ベース部をポール又はパイプに連結させることができ、長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部材をポール又はパイプの他端に係合させることができる。
【0028】
このようにして、図10に示したように、ポール又はパイプを連結し同時にその長さを調節するポール又はパイプシステムが構成される。即ち、ポール又はパイプ連結システムは、ポール又はパイプ101と102とを連結し、その一端にネジ機構を有する回動ベース部105を備え、他の一端にはベース部103を備え、ポール又はパイプの繋ぎ目に連結ジョイント104を備えている。例えば、ベース部を天井に当接し、回動ベース部105は床面に架設することができる。この際、回動ベース部のネジ機構で調節することにより、連結したポール又はパイプ全体の長さを調節することができる。
【0029】
ベース部材と回動ベース部材を備えた連結したポール又はパイプは、先に述べたように天井と床面、柱と柱、壁面と壁面、柱と壁面等に架設することができる。即ち、凹ジョイント部材の嵌合溝に凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることによりポール又はパイプを連結し、ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより前記ベース部をポール又はパイプに連結し、かつ長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部材をポール又はパイプの他端に係合し、更に、前記ベース部材及び前記回動ベース部材の裏面に弾性体から成るシートを当接して、天井と床、柱と柱、壁と壁若しくは壁と柱の間にポール又はパイプを固定することができる。そして、ハンドルでネジを回すことにより、ポール又はパイプ全体の長さを調節し、これによりポール又はパイプを天井と床、柱と柱、壁と壁若しくは壁と柱の間にポール又はパイプを確実に固定することができる。
【0030】
本発明の連結システムは、色々な応用分野がある。ポール又はパイプの規格品を用意する一方、その他のジョイントパーツ、ボックスホルダー、棚、横ポール、フックや各種金具類のパーツを揃えて利用することにより、広範囲の応用が可能になる。図11にその一例を示した。
【0031】
【発明の効果】
本発明の連結ジョイントを使用することにより、特別な工具を使用することなく、ポール又はパイプを連結することができる。そして、連結したポール又はパイプは、ベース部材、回動ベース部材を備えることにより、長さを調節して、天井と床、柱と柱、壁と壁又は柱と壁の間に固定することができる。ポール又はパイプの長さが異なるものを複数用意し、更に各種パーツを用意し、これらを組み合わせることにより、応用範囲の広いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】凸ジョイント部材の構成例を示す図である
【図2】凹ジョイント部材の構成例を示す図である
【図3】凹ジョイント部材の断面を示す図である
【図4】凸ジョイント部材をポール又はパイプに挿入した状態を示す図である
【図5】連結ジョイントでポール又はパイプを連結した例を示す図である
【図6】ベースジョイント部の例を示す図である
【図7】ベースジョイント部の断面を示す図である
【図8】べース部をポール又はパイプに取り付けた状態を示す図である
【図9】回動ベース部の例を示す図である
【図10】連結システムの例を示す図である
【図11】連結システムを応用した例を示す図である
【符号の説明】
1          連結ジョイント
2          凸ジョイント部材
3          凹ジョイント部材
4          嵌合部
5          挿入部
6          突起部
7          嵌合溝
8          溝
9          襞
10         当接部
11         切込
15         受入部
16         嵌合溝
17         押圧部
18         当接部
19         溝
25         ベース部
26         ベース部材
27         ベース連結部材
28         ベース挿入部材
29         バネ
30         コラム
31         係止突起
32         係止部
33         ロック部材
34         挿入孔
35         嵌合溝
36         回動ベース部
37         ハンドル
38         ネジ
39         ガイド
40         シャフト
41         パイプ
42         挿入孔
43         係止部
44         コラム
45         螺合部
46         回動ベース部材
47、48、49、50   パイプ
101        ポール又はパイプ
102        ポール又はパイプ
103        ベース部
104        連結ジョイント
105        回動ベース部

Claims (13)

  1. 凹ジョイント部材及び前記凹ジョイント部材と嵌合する凸ジョイント部材とからなる、ポール又はパイプを連結するための連結ジョイント。
  2. 前記凹ジョイント部材の表面に前記ポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝及びその内面に前記凸ジョイント部材に嵌合するための嵌合溝を備えたことを特徴とする請求項1に記載の連結ジョイント。
  3. 前記凸ジョイント部材はポール又はパイプに挿入する挿入部及び凹ジョイント部材と嵌合する嵌合部とからなり、前記挿入部の表面に前記ポール又はパイプの内側に設けられた1本以上のリブに嵌合する1個以上の溝を備え、嵌合部はその先端ほど径が小さくなるテーパー状をなし、かつ、その表面に前記凹ジョイント部材の内側に設けられた嵌合溝に嵌合する嵌合溝を備えたことを特徴とする請求項1に記載の連結ジョイント。
  4. 前記凸ジョイントの先端部分に突起部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の凸ジョイント部材。
  5. 前記凹ジョイントに押圧部及びその先端部分に前記凸ジョイント部材の突起部を受け入れる受け入れ部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の凹ジョイント部材。
  6. ベース部材、ベース連結部材及びベース挿入部材とからなるベース部。
  7. 前記ベース挿入部材が、その表面に嵌合溝、その内部に弾性体を備えたことを特徴とする請求項6に記載のベース部。
  8. 前記ベース連結部材が、その一端にベース挿入部材を係止するための係止突起及び他の一端にベース部材を互いに回転可能に係止する係止部を備えたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のベース部。
  9. 凹ジョイント部材を挿入したポール又はパイプと凸ジョイント部材をその挿入部を介して挿入したポール又はパイプとを連結するに際して、前記凹ジョイント部材の嵌合溝に前記凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることにより、ポール又はパイプを連結することを特徴とするポール又はパイプの連結システム。
  10. ポール又はパイプにベース部を連結させるに際して、前記ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより、前記ベース部をポール又はパイプに連結させることを特徴とする請求項9に記載のポール又はパイプの連結システム。
  11. 長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部材をポール又はパイプの他端に係合させることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のポール又はパイプの連結システム。
  12. ベース部材及び回動ベース部材の裏面に弾性体から成るシートを当接することを特徴とする請求項11に記載のポール又はパイプの連結システム。
  13. 凹ジョイント部材の嵌合溝に凸ジョイント部材の嵌合溝を嵌合させることによりポール又はパイプを連結し、ベース部のベース挿入部材の嵌合溝をポール又はパイプに挿入された凹ジョイント部材の嵌合溝に嵌合させることにより前記ベース部をポール又はパイプに連結し、かつ長さ調節可能なネジ機構を有する回動ベース部材をポール又はパイプの他端に係合し、更に、前記ベース部材及び前記回動ベース部材の裏面に弾性体から成るシートを当接して、天井と床、柱と柱、壁と壁若しくは壁と柱の間に固定するポール又はパイプ。
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