JP5522825B2 - 配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 - Google Patents
配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5522825B2 JP5522825B2 JP2009067891A JP2009067891A JP5522825B2 JP 5522825 B2 JP5522825 B2 JP 5522825B2 JP 2009067891 A JP2009067891 A JP 2009067891A JP 2009067891 A JP2009067891 A JP 2009067891A JP 5522825 B2 JP5522825 B2 JP 5522825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- pipe
- mounting
- suspension
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 30
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 69
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
第2の発明は、吊部材と接する側縁は吊部材側へ傾斜して係合部を形成することを特徴とした同配管支持用取付部材である。
第3の発明は、当該付勢材は、垂直断面略く字形に形成された弾性体からなり、その上方端部又は/及び下方端部は垂直基部へ固定されるとともに、その頂部を吊部材へ当接させることを特徴とした同配管支持用取付部材である。
第4の発明は、吊部材と当接する頂部の上方又は/及び下方延長線上に入れた略コ字形の切れ込みを吊部材側へ折曲して係合部を形成することを特徴とした同配管支持用取付部材である。
第5の発明は、当該付勢材は、係合孔へ挿通された吊部材を保持する第1湾曲部と保持した吊部材を係合孔へ付勢する第2湾曲部とを有する弾性体からなることを特徴とした同配管支持用取付部材である。
第6の発明は、上記第1から第5の発明に係る配管支持用取付部材に支持バンドを組み付けたことを特徴とする配管支持具である。
第7の発明は、垂下された吊部材に配管を支持する支持バンドを取り付けるための配管支持用取付部材と支持バンドの組み付け状態を維持するための配管支持具用ロック機構であって、当該ロック機構は、配管支持用取付部材に形成された支持バンド組付用の組付孔へ挿入する支持バンドの組付端部に可動自在に設けられた可動体を可動させてその一部を配管支持用取付部材へ当接し、当該取付孔と係止手段によって係止状態にある当該組付端部を反組付孔側へ付勢することで、当該組付端部の当該組付孔からの脱抜を防止することを特徴とする配管支持具用ロック機構である。
第8の発明は、第7の発明に記載の配管支持具用ロック機構を備えたことを特徴とする配管支持具である。
第9の発明は、第7の発明に記載の配管支持具用ロック機構を備えたことを特徴とする第6の発明に記載の配管支持具である。
(1)第1の発明によれば、付勢材がツマミ部を形成していることで、このツマミ部で付勢材を反吊部材側へ収縮させて吊部材を係合孔へ差込みしやすくする。また、第2の発明によれば、付勢材が係合部を形成していることで、付勢材が係合孔へ吊部材を付勢する際にこの係合部が吊部材の溝部と係合してその付勢を確実なものとする。その結果、吊部材への取り付け操作性を向上させるとともに、吊部材への確実な取付固定を実現させる。
(2)第3の発明によれば、弾性体からなる付勢材の頂部が当接する吊部材を係合孔へ付勢し、さらに、第4の発明によれば、付勢材が係合部を形成していることで、付勢材が係合孔へ吊部材を付勢する際にこの係合部が吊部材の溝部と係合してその付勢を確実なものとする。その結果、吊部材への確実な取付固定を実現させる。
(3)また、第1から第4の発明によれば、吊部材のほぼ同一高さ部分に複数方向からの配管支持用取付部材の取付が可能となる。
(4)第5の発明によれば、弾性体からなる付勢材が第1湾曲部で吊部材を保持し、その保持した吊部材を第2湾曲部で係合孔へ付勢し、その結果、吊部材への確実な取付固定を実現させる。また、吊部材への取付操作が1動作で行えるので、操作が容易で、操作性に優れる。
(5)第6の発明によれば、上記した第1から第5の発明に係る配管支持用取付部材に支持バンドを組み付けたことで、支持バンドを吊部材へ確実に取り付けることができる。
(6)第7の発明によれば、支持バンドに当該ロック機構を備えることで、配管支持用取付部材と支持バンドの組み付け状態が確実なものになるとともに、そのロック操作を極めて簡単に行える。
図1から図3は、本願発明に係る配管支持用取付部材の第1実施形態を示す説明図である。図1は前方斜視図、図2は後方斜視図となっている。また、図3は分解斜視図となっている。
配管支持用取付部材10は、天井(例:スラブ)や吊下げ金具(例:クランプ)等の建築構造体から垂下された吊部材としての吊ボルト90に配管95を支持する支持バンド70を取り付けるため部材である。その構造は、支持バンド70を組み付ける略コ字形の取付本体11と、その取付本体11の上下折曲部12,14に吊ボルト90と係合する係合孔13,15と、その取付本体11の垂直基部16に係合孔13,15へ吊ボルト90を付勢する付勢材20とを備える。なお、符号75等は、配管支持具用ロック機構であり、これについては、図9及び図10で説明する。
付勢材20が係合孔13,15へ吊ボルト90を付勢する際に、付勢材20の側縁24,26の傾斜する係合部25,27が吊ボルト90の溝部と係合して、吊ボルト90に対する付勢を確実なものとする。すなわち、配管支持用取付部材10は、吊ボルト90に対して、係合孔13,15(吊ボルト90と当接する係合孔13,15のテーパー部分)と係合部25,27の4点で係合している。
第2実施形態の配管支持用取付部材30は、付勢材40が、垂直断面略く字形に形成された弾性体からなり、その上方端部41は取付本体31の垂直基部36へ固定されるとともに、下方端部42は垂直基部36へ固定されずにその頂部43を吊ボルト90へ当接させる。その他、取付本体51は第1実施形態のものと同様である。なお、付勢材40は、下方端部42が垂直基部36へ固定されてもよいし(上方端部41は非固定)、または、上方端部41と下方端部42の双方が垂直基部36へ固定されてもよい。
第3実施形態の配管支持用取付部材50は、付勢材60が、係合孔53,55へ挿通された吊ボルト90を保持する第1湾曲部61と保持した吊ボルト90を係合孔53,55へ付勢する第2湾曲部62とを有する弾性体からなる。なお、取付本体51に形成された係合孔53,55は、第1実施形態のものとは異なり、上折曲部52及び下折曲部54の先端側から開孔されている。
(1)配管支持用取付部材(結合部材)50を背合わせ(取付本体51の垂直基部外側を当接させる)に取り付けて、それぞれの第1湾曲部61,61で棒状部材を保持することで、棒状の2部材を結合させることができる。この時、配管支持用取付部材50の背合わせを一致又は角度を変えることで、平行する棒状の2部材又はクロスする棒状の2部材の場合いずれの場合にも対応することができる。
(2)また、配管支持用取付部材50(結合部材)50単体であっても、結合部材として利用できる。すなわち、第1湾曲部61で1の棒状部材を保持し、取付本体51の外側に棒状部材を保持できる保持部を備えることで、棒状の2部材を結合させることができる。或いは、第1湾曲部61で1の棒状部材を保持し、取付本体51の内側に棒状部材を保持できる保持部を備えることで、棒状の2部材を結合させることができる(第1湾曲部61で保持された棒状部材と取付本体51の間でもう一方の棒状部材が保持される状態になる)。
まず、図9に示すロック機構75は、支持バンド70の組付端部71に回転自在に設けられた板状の可動体72と、その可動体72を操作するように形成された操作片73とを備える(A)。そして、組付端部71の組付孔17への挿入後、操作片73を使用して可動体72を回転させる(B)。回転した可動体72はその可動体72の一部が組付孔17周囲の垂直基部16へ当接し、取付孔17と係止手段76によって係止状態にある組付端部71を反組付孔側へ付勢することで、組付端部71の組付孔17からの脱抜を防止できる(C)。
まず、図11(A)に示すように、配管支持具用ロック機構75,80は、配管支持用取付部材に形成された支持バンド組付用の取付孔17へ、支持バンド70の組付端部71を挿入する。そして、組付端部71に形成された係止孔部76bと、取付孔17に形成されたL字形に折曲する係止凸部76aとによって構成される係止手段によって、取付孔17と組付端部71は係止状態となる。
11 取付本体
12 上折曲部
13 係合孔
14 下折曲部
15 係合孔
16 垂直基部
17 組付孔
20 付勢材
21 先端
22 先端
23 ツマミ部
24 帯体側縁
25 係合部
26 帯体側縁
27 係合部
30 配管支持用取付部材(第2実施形態)
31 取付本体
33 係合孔
35 係合孔
36 垂直基部
38 付勢補助材
40 付勢材
41 上方端部
42 下方端部
43 頂部
44 係合部
50 配管支持用取付部材(第3実施形態)
51 取付本体
52 上折曲部
53 係合孔
54 下折曲部
55 係合孔
60 付勢材
61 第1湾曲部
62 第2湾曲部
70 支持バンド
71 組付端部
72 回転体
73 操作片
74 回転制御突起
75 配管支持具用ロック機構
76 係止手段(76a 係止凸部,76b 係止孔部)
77 回転固定突起
78 嵌合孔
79 操作片
80 配管支持具用ロック機構
90 吊ボルト
95 配管
Claims (6)
- 垂下された吊部材に配管を支持する支持バンドを取り付けるための配管支持用取付部材であって、
当該配管支持用取付部材は、支持バンドを組み付ける略コ字形の取付本体と、その取付本体の上下折曲部に吊部材と係合する係合孔と、その取付本体の垂直基部に係合孔へ吊部材を付勢する付勢材とを備え、
当該付勢材は、水平断面略V字形に形成された弾性体からなり、その反屈曲側の両先端は取付本体の横幅から突出してツマミ部を形成することで、付勢材を反吊部材側へ収縮させて吊部材を係合孔へ差込みしやすくするとともに、吊部材のほぼ同一高さ部分に複数方向からの配管支持用取付部材の取付が可能となることを特徴とした配管支持用取付部材。 - 吊部材と接する側縁は吊部材側へ傾斜して係合部を形成することを特徴とした請求項1記載の配管支持用取付部材。
- 当該付勢材は、係合孔へ挿通された吊部材を保持する第1湾曲部と保持した吊部材を係合孔へ付勢する第2湾曲部とを有する弾性体からなり、その第1湾曲部側の先端は取付本体の縦幅から突出してツマミ部を形成することで、付勢材の第1湾曲部を外側へ開くことで吊部材を係合孔へ差込みしやすくするとともに、吊部材への取付操作が1動作で行えることを特徴とした配管支持用取付部材。
- 請求項1から3のいずれかに記載の配管支持用取付部材に支持バンドを組み付けたことを特徴とする配管支持具。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の垂下された吊部材に配管を支持する支持バンドを取り付けるための配管支持用取付部材と支持バンドの組み付け状態を維持するための配管支持具用ロック機構であって、
当該ロック機構は、配管支持用取付部材に形成された支持バンド組付用の組付孔へ挿入する支持バンドの組付端部に可動自在に設けられた可動体を可動させてその一部を配管支持用取付部材へ当接し、当該取付孔と係止手段によって係止状態にある当該組付端部を反組付孔側へ付勢することで、当該組付端部の当該組付孔からの脱抜を防止することを特徴とする配管支持具用ロック機構。 - 請求項5に記載の配管支持具用ロック機構を備えたことを特徴とする配管支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009067891A JP5522825B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009067891A JP5522825B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010223241A JP2010223241A (ja) | 2010-10-07 |
JP5522825B2 true JP5522825B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=43040661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009067891A Active JP5522825B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5522825B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7015620B2 (ja) * | 2017-07-31 | 2022-02-03 | 株式会社昭和コーポレーション | 配管支持具用アタッチメントおよびそれを備えた配管支持具並びに配管支持具取付構造。 |
CN109322494B (zh) * | 2018-12-05 | 2024-03-22 | 三一汽车制造有限公司 | 输送管固定装置、臂架和混凝土泵车 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058391Y2 (ja) * | 1989-02-27 | 1993-03-02 | ||
JP3751079B2 (ja) * | 1996-07-19 | 2006-03-01 | 因幡電機産業株式会社 | 長尺体支持具 |
-
2009
- 2009-03-19 JP JP2009067891A patent/JP5522825B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010223241A (ja) | 2010-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5607549B2 (ja) | 壁要素のための固定装置を有する引出し | |
KR200473913Y1 (ko) | 파이프용 클램프 | |
JPH0791410A (ja) | 結合要素 | |
JP5522825B2 (ja) | 配管支持用取付部材,配管支持具および配管支持具用ロック機構 | |
JP2004036803A (ja) | 連結ジョイント及び該連結ジョイントを使用したポール連結システム | |
JP2016047218A (ja) | ハンガー吊り具 | |
JP5886677B2 (ja) | 緊締具、連結具、及び柵 | |
KR200483969Y1 (ko) | 배관용 행거 클램프 | |
KR200454303Y1 (ko) | 원터치식 조임 및 풀림이 가능한 파이프 행거 | |
JPH1026263A (ja) | 設備用配管支持金具 | |
JP2010196302A (ja) | 単管用シート固定クランプ | |
JP2010209997A (ja) | 被固定部材と保持具との組合せ構造 | |
JP2015227575A (ja) | パネル設備の固定具 | |
WO2012120715A1 (ja) | 搬送パレット | |
JP2005188702A (ja) | 配管用支持金具 | |
JP6593904B1 (ja) | 機能パネル及びその壁部取付構造 | |
JP3997546B2 (ja) | チャンネル材用固定金具 | |
JP4534928B2 (ja) | 軒樋装置 | |
JP2008048814A (ja) | 吊下具 | |
CN211820342U (zh) | 一种连接扣结构 | |
JP2012132173A (ja) | 竪樋控え具 | |
JP7141258B2 (ja) | ヘッダーの固定装置 | |
JP2010276031A (ja) | 部品の取付装置 | |
KR200316132Y1 (ko) | 커튼설치용 지지바 고정구 | |
JP2017172157A (ja) | 竪樋用控え具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140407 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5522825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |