JP2019530512A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 患者の血管から凝血塊を除去する治療システムであって、
   前記凝血塊に対して遠位側で閉鎖要素により前記血管を閉鎖し、前記凝血塊と前記閉鎖要素との間に液体を注入するように配置されたバルーンを有するバルーン／注入カテーテルと、
   前記凝血塊に対して液圧力を引き起こすために注入および吸引を少なくとも幾分か一時的にオーバーラップさせて、前記凝血塊に対して近位側で前記血管から液体を吸引するように構成された吸引カテーテルと、
   を備える、治療システム。
2. 前記閉鎖要素がバルーンを含み、前記バルーンが、前記液体を注入する前に前記血管を閉鎖するように前記凝血塊に対して遠位側に展開される、請求項１に記載の治療システム。
3. 前記吸引カテーテルは、前記閉鎖要素を支持するカテーテルにわたって吸引カテーテルを送達するのに適した内腔を有する、請求項１または２に記載の治療システム。
4. 前記血管が大脳動脈である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の治療システム。
5. 前記吸引カテーテルの遠位端が前記大脳動脈内に配置可能である、請求項４に記載の治療システム。
6. 前記閉鎖要素が、前記バルーン／注入カテーテルによって支持されるバルーンを備え、
   前記治療システムは、更にマイクロカテーテルを備え、
   前記マイクロカテーテルが、その遠位開口部が前記凝血塊に対して遠位側にあるように前記バルーンカテーテルの上に位置するのに適しており、前記マイクロカテーテルから０．２５ｃｃ〜２５ｃｃの注入液の送達に適した液体の注入リザーバに接続されている、
   請求項１〜５のいずれか一項に記載の治療システム。
7. 前記閉鎖要素が、前記バルーン／注入カテーテルによって支持されるバルーンを含み、
   前記バルーン／注入カテーテルが、前記バルーンに対して近位側の注入ポートを備え、
   前記バルーンカテーテルが、前記バルーンおよび前記注入ポートが前記凝血塊に対して遠位側にあるように位置決めされるように構成され、前記バルーン／注入カテーテルが、前記注入ポートから０．２５ｃｃ〜２５ｃｃの液体の送達に適した液体の注入リザーバに接続されている、
   請求項１〜５のいずれか一項に記載の治療システム。
8. 前記バルーン／注入カテーテルは、前記バルーンおよび前記注入ポートに液体を供給するための単一の内腔を有する、請求項７に記載の治療システム。
9. 前記バルーン／注入カテーテルは、前記バルーンおよび前記注入ポートに別々に液体を供給するための二つの内腔を有する、請求項７に記載の治療システム。
10. カテーテルであって、
    中心内腔および遠位端を備える管状シャフトと、
    近位取付具と、
    近位端および内部を有するバルーンであって、前記管状シャフトの前記遠位端にまたはその近くに取り付けられ、前記バルーンの前記内部が前記中心内腔と流体連通している、バルーンと、
    を備え、
    前記管状シャフトが、前記バルーンの前記近位端から約５センチメートル以内で前記バルーンに対して近位側に１つまたは複数の注入ポートを備える、カテーテル。
11. 前記カテーテルシャフトの長さの大部分にわたって延在し、前記カテーテルシャフトの前記遠位端にまたはその近くに固定された遠位端を有する、一体化した固定ワイヤをさらに備える、請求項１０に記載のカテーテル。
12. 前記固定ワイヤが、接着剤／ポリマープラグを用いてその遠位端に固定され、コイルが、前記管状シャフトから遠位側に延在している、請求項１１に記載のカテーテル。
13. 固定ワイヤが、前記ワイヤの前記近位端を制約する近位取付具に連結された管状要素内で浮き上がる近位端を有する、請求項１１または１２に記載のカテーテル。
14. 前記１つまたは複数の注入ポートにおける前記ワイヤと前記管状シャフトとの間の間隔が、約０．００５インチ〜約０．００８９インチである、請求項１１〜１３のいずれか一項に記載のカテーテル。
15. 前記カテーテルシャフトの前記遠位端が、前記カテーテルシャフトから延在する遠位ワイヤを備え、または、前記カテーテルシャフトの前記遠位端が、ガイドワイヤポートを備え、弁／シールが、前記ガイドワイヤポートへのまたは前記ガイドワイヤポートからの液体流を低減させるかまたはなくすようにガイドワイヤと係合する構成を備えて、前記ガイドワイヤポートに対して近位側に位置している、請求項１０に記載のカテーテル。
16. ポリマー弁が、前記１つまたは複数の注入ポートからの流れを制御する、請求項１０〜１５のいずれか一項に記載のカテーテル。