JP2019529747A - 防波堤/突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント、並びに当該エレメントを複数設けた防波堤/突堤構造物 - Google Patents
防波堤/突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント、並びに当該エレメントを複数設けた防波堤/突堤構造物 Download PDFInfo
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Abstract
Description
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせて、第四、第五、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四の特徴と共に、しかし第五、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四及び第五の特徴と共に、しかし第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四、第五、及び第六の特徴と共に、しかし第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせて、第四、第五、第六、及び第七の特徴と共に、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一、第二、第四、第五、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四の特徴と共に、しかし第一、第二、第五、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四及び第五の特徴と共に、しかし第一、第二、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四、第五、及び第六の特徴と共に、しかし第一、第二、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四、第五、第六、及び第七の特徴と共に、しかし第一及び第二の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第五の特徴と共に、しかし第四、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第五及び第六の特徴と共に、しかし第四及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四、第五及び第六の特徴と共に、しかし第四の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第五の特徴と共に、しかし第一、第二、第四、第六、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第五及び第六の特徴と共に、しかし第一、第二、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第五、第六、及び第七の特徴と共に、しかし第一、第二、第六、及び第四の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第六の特徴と共に、しかし第四、第五、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第六及び第七の特徴と共に、しかし第四及び第五の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第六の特徴と共に、しかし第一、第二、第四、第五、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第六及び第七の特徴と共に、しかし第一、第二、第四、及び第五の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第七の特徴と共に、しかし第四、第五、及び第六の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第七の特徴と共に、しかし第一、第二、第四、第五、及び第六の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四及び第六の特徴と共に、しかし第五及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四、第六、及び第七の特徴と共に、しかし第五の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四及び第六の特徴と共に、しかし第一、第二、第五、及び第七の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四、第六、及び第七の特徴と共に、しかし第一、第二、及び第五の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四及び第七の特徴と共に、しかし第五及び第六の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四及び第七の特徴と共に、しかし第一、第二、第五、及び第六の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第一及び/又は第二の特徴と組み合わせ、第四、第五、及び第七の特徴と共に、しかし第六の特徴抜きで、利用することができる。
− 第三の特徴は、第四、第五、及び第七の特徴と共に、しかし第一、第二、及び第六の特徴抜きで、利用することができる。
本願の実施のためにここまで概略を説明してきたのとは別のより詳細な方法で、請求項1に記載した本願の第一の特徴による被覆エレメントは以下のように説明できる。
スロープや防波堤等の、防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
− x軸、y軸、及びz軸が、直交軸系等の仮想軸系を規定し、x軸とy軸とでxy平面を規定し、z軸はxy平面に対して直角であり、
− 被覆エレメントは、プレート部と二つの鼻部とを備え、プレート部はxy平面の方向に延在し、z軸方向に延在する厚さを有し、二つの鼻部はプレート部からz軸方向に互いに反対方向に突出し、プレート部と共に単一部品として形成され、
− プレート部は、
〇 y軸に平行に延びる第一プレート対角線と、x軸に平行に延びる第二プレート対角線とを有する仮想四角形プレート(台形、平行四辺形、長方形、正方形、菱形等)から形成され、四角形プレートは、四つの仮想プレート角と四つの仮想プレート辺とによってxy平面に境界され、
〇 仮想プレートの対向する二つの仮想プレート辺には、それぞれのプレート辺の中央部に仮想の切り込みを入れて、プレート凹部を形成し、
〇 仮想プレートの第一プレート対角線上に位置する二つの仮想角の少なくとも一方を、第一割線に沿って仮想的に切り落とし、第一割線は、各角を境界している二つの仮想プレート辺を切り落とし
たものと仮想され、
− プレート部は、第一プレート対角線に沿って測った第一寸法と、第二プレート対角線に沿って測った第二寸法とを有し、
− 第一寸法は第二寸法よりも小さい、
被覆エレメント。
第二の特徴によれば、本発明は、X字型若しくはH字型プレート部から形成されるタイプの複数の被覆エレメントを備える防波堤/突堤構造物に関し、このプレート部は、
・ X字型若しくはH字型によって決定される四つの脚部を有し、そのうちの二つはプレート部の第一対角線上にあり、二つはプレート部の第二対角線上にあり、
・ プレート部に対して直角で、プレート部から互いに反対方向に突出する二つの鼻部を有し、
第一対角線上に位置する二つの脚部のうち少なくとも一方は、プレート部から除去され、
複数の被覆エレメントは、スロープ上に積み重ねられて水平な列に並べられ、各列の隣接する被覆エレメントの鼻部は一直線上に並び、各被覆エレメントの第二対角線は水平に配向され、
第二対角線上に位置する各列の被覆エレメントの脚部のうち第一のものは、いずれの場合も、下の列の隣接する被覆エレメントの二つの隣接する鼻部上に支持され、第二対角線上に位置する当該列の被覆エレメントの脚部のうち他のものは、スロープ上に支持される。
各列の隣接する被覆エレメントの鼻部は一直線上に並び、
上の列の被覆エレメントの第一角部は、いずれの場合も、下の列の隣接する被覆エレメントの二つの隣接する鼻部上に支持され、第一角部は第二プレート対角線上に位置し、
上の列の第二角部は、いずれの場合もスロープ上に支持され、第二角部は第二対角線上に位置する。上の列の被覆エレメントの鼻部は、いずれの場合も、下の列の被覆エレメントの第二角部上に支持され、第二角部は第二プレート対角線上に位置する。
本発明の第一、第二、第四、第五、第六、及び第七の特徴とは別の言葉で表現すると、本発明の第三の特徴は、以下のように表される被覆エレメントを提供する:
スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
− x軸、y軸、及びz軸が、直交軸の仮想系を規定し、z軸とx軸とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメントが、中央部、二つの鼻部、第一脚部、及び第二脚部を備え、中央部、二つの鼻部、及び第一及び第二脚部が単一部品として形成され、
− 鼻部は中央部からz軸方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部は中央部からx軸方向に互いに反対方向に延在し、
− 第一脚部の底面はz軸に平行な第一幅を有し、第二脚部の頂面はz軸に平行な第二幅を有し、
− 鼻部は頂面支持面及び/又は底面支持面を有し、この支持面は各鼻部の自由端に隣接し、任意にzx平面に対して実質的に平行に延在し、
− z軸に平行な方向において、支持面は所定の長さであり、この長さは、第一脚部の幅及び第二脚部の幅のそれぞれ50%未満である、
被覆エレメント。
本発明の第一、第二、第三、第五、第六、及び第七の特徴とは別の言葉で表現すると、本発明の第四の特徴は、以下のように表される被覆エレメントを提供する:
スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
− x軸、y軸、及びz軸が、直交軸の仮想系を規定し、z軸とx軸とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメントは、中央部、二つの鼻部、第一脚部及び第二脚部を備え、中央部、二つの鼻部、及び第一及び第二脚部は単一部品として形成され、
− 鼻部は、中央部からz軸方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部は、中央部からx軸方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部の少なくとも一方は、鼻部の第一長手方向側面から、鼻部の第一長手方向側面の反対側に位置する第二長手方向側面まで延在する鼻凹部を有する、被覆エレメント。
本発明の第一、第二、第三、第四、第六、及び第七の特徴とは別の言葉で表現すると、本発明の第五の特徴は、以下のように表される被覆エレメントを提供する:
スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
− x軸、y軸、及びz軸が、直交軸の仮想系を規定し、z軸とx軸とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメントは、中央部、二つの鼻部、第一脚部及び第二脚部を備え、中央部、二つの鼻部、及び第一及び第二脚部は単一部品として形成され、
− 鼻部は、中央部からz軸方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部は、中央部からx軸方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部は上方及び下方支持面を有し、該支持面は、zx平面に対して平行に延在し、
− 下方支持面は、上方支持面に対してx軸方向にずれており、
− 上方支持面と下方支持面とは、互いにy軸方向に最大限でも部分的であるが重複している、被覆エレメント。
本発明の第一、第二、第三、第四、第五、及び第七の特徴とは別の言葉で表現すると、本発明の第六の特徴は、以下のように表される被覆エレメントを提供する:
スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
x軸、y軸、及びz軸が、直交軸の仮想系を規定し、
被覆エレメントが、中央部、二つの鼻部、第一脚部、及び第二脚部を備え、中央部、二つの鼻部、及び第一及び第二脚部が単一部品として形成され、
鼻部は中央部からz軸方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部は中央部からx軸方向に互いに反対方向に延在し、
中央部には、被覆エレメントの底面から被覆エレメントの頂面までy軸方向に延在する通路が設けられ、該通路は、被覆エレメントの下方にあって被覆エレメントに上向きの圧力をかける水が、前記通路を通って逃げて、被覆エレメントを上向きの圧力から解放することができるように設計されている、被覆エレメント。
本発明の第一、第二、第三、第四、第五、及び第六の特徴とは別の言葉で表現すると、本発明の第七の特徴は、以下のように表される被覆エレメントを提供する:
スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメントであって、
x軸、y軸、及びz軸が、直交軸の仮想系を規定し、z軸とx軸とでzx平面を規定し、z軸とy軸とでzy平面を規定し、
被覆エレメントは、中央部、二つの鼻部、第一脚部及び第二脚部を備え、中央部、二つの鼻部、及び第一及び第二脚部は単一部品として形成され、
鼻部は、中央部からz軸方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部は、中央部からx軸方向に互いに反対方向に延在し、
・ 第二脚部の頂面はzx平面方向に延在し、中央部で、zy平面方向に延在する中央部の後側表面部分に隣接し、及び/又は
・ 第一脚部の底面はzx平面方向に延在し、中央部で、zy平面方向に延在する中央部の前側表面部分に隣接する、被覆エレメント。
− 対向する二つの仮想プレート辺8、10の略中央部に切り込みを入れて、プレート凹部14、15を形成する。プレート凹部14、15は、図に示す被覆エレメント100、110、120、130、140、150、160ではそれぞれ略台形状である。
− 任意に、残りの対向する二つの仮想プレート辺9、11も略中央部に切り込みを入れて、プレート凹部19、20を形成する。プレート凹部19、20は、図に示す被覆エレメント100、110、120,130、140、150、160ではそれぞれ略台形状である。
− 第一プレート対角線2上にある両方の仮想角4、6を第一割線22に沿って切り落とす。第一割線22はそれぞれ仮想プレート辺を斜めに横切り、各切落し角を形成する。
− 任意に、第二プレート対角線上にある一方の仮想角を第二割線23に沿って切り落とす(図5a)。第二割線23は、一方では第一割線22の一方と交差し、他方では第二割線23に沿って切り落とされた角7に隣接する仮想プレート辺11と交差する。
− D2:1〜2m、例えば1.8m
− D1:D2の長さの35〜65%、例えばD2の長さの40%から50%
− T:D2の20〜30%
− H:D2の寸法の25〜40%(Hはプレート部16のz軸方向に見た鼻部17、18の高さ)
− TはHと等しいか略等しい
− A:D2の10〜15%(Aはプレート辺に対して垂直に測った対応する仮想プレート凹部の深さ)
− B:D2の20〜25%(Bは、ある仮想プレート凹部に関して、その仮想プレート凹部の深さAと同じ方向に測った鼻部の太さ)
− C:D2の35〜40%(Cは仮想プレート辺上で測った対応する仮想プレート凹部の幅)
− E:D2の20〜25%(Eは、ある仮想プレート凹部に関して、その仮想プレート凹部の幅Cと同じ方向に測った鼻部の幅)
− F:D2の15〜20%(Fはプレート凹部の底部で対応するプレート辺に対して平行に測ったプレート凹部の幅)
− 図1a及び図1bの被覆エレメントは、例えばWO 2004/009910の図3〜図5によって知られている被覆エレメントに基づいている。WO 2004/009910の図3〜図5から出発して、対向する二つの尖った突出部4を除去することにより、本願の図1a及び図1bの被覆エレメントに到達する。
− 図2a及び図2bの被覆エレメントも同様に、WO 2004/009910の図3〜図5によって知られている被覆エレメントに基づいている。WO 2004/009910の図3〜図5の被覆エレメントは、正方形の基部を元として、そこからいわば細長い長方形の基部へと引き延ばされ、ここでも対向する二つの尖った突出部4を除去することにより、本願の図2a及び図2bの被覆エレメントに到達する。
− 本願の図3a及び図3bの被覆エレメントは、例えばUS3,614,866の図1〜図3によって知られている被覆エレメントに基づいている。US3,614,866の図1〜図3から出発して、突出片2aの一方と、これと直径方向に対向する突出片4aを除去することにより、本願の図3a及び図3bの被覆エレメントに到達する。
− 本願の図4a及び図4bの被覆エレメントは、例えばEP 1 165 894の図1によって知られている被覆エレメントに基づいている。EP 1 165 894の図1の被覆エレメントから、左上片と右下片をいわば除外することにより、本願の図4a及び図4bの被覆エレメントに到達する。本願の図4a及び図4bには二つの鼻部の一方、つまり鼻部17しか示されていない。鼻部18はこの図4a及び図4bでは見えない。xy平面を鏡像平面として、鼻部18は鼻部17の鏡像である。
− 本願の図5a及び図5bの被覆エレメント140は、本願の図1a及び図1bの被覆エレメント100と同じ被覆エレメントに基づいている。本願の図1a及び図1bに示す被覆エレメントから出発して、左上角7のさらに別の部分を削除する。本願の図5a及び図5bは二つの鼻部のうち一方、つまり鼻部17のみしか示していないことに留意する。鼻部18はこの図面5a及び図5bでは見えない。xy平面を鏡像平面として、鼻部18は鼻部17の鏡像である。
− 本願の図7〜図12の被覆エレメントは、図5a及び図5bの被覆エレメント140に基づいている。被覆エレメント150は、被覆エレメント140を出発点として、とくに鼻部の構成をさらに本願の第三、第四、及び第五の特徴に合わせてさらに展開させたものである。
− 本願の図14〜図19の被覆エレメント160は、図5a及び図5bの被覆エレメント140に、或いはいわば図7〜図12の被覆エレメントにも基づいている。被覆エレメント160は、被服エレメント150に対して考えると、鼻部及び第一及び第二脚部の構成を、第三の特徴のさらなる展開に合わせ、第一及び第二脚部の構成を第七の特徴に合わせ、中央部の構成を第六の特徴に合わせて、さらに展開させたものである。
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸系等の仮想軸系を規定し、x軸(X)及びy軸(Y)がxy平面を規定し、z軸はxy平面に対して直角であり、
− 被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)は、プレート部(16)と二つの鼻部(17、18)とを備え、プレート部(16)はxy平面の方向に延在し、z軸(Z)の方向に延在する厚さ(T)を有し、二つの鼻部(17、18)はプレート部(16)からz軸方向に、互いに反対方向に突出し、プレート部と共に単一部品として形成され、
− プレート部(16)は、
〇 y軸に平行に延びる第一プレート対角線(2)と、x軸に平行に延びる第二プレート対角線(3)とを有する四角形プレート(1)から形成され、プレート(1)は、四つのプレート角(4、5、6、7)と四つのプレート辺(8、9、10、11)とによってxy平面に境界され、
〇 プレート(1)の対向する二つのプレート辺(8、10)には、それぞれのプレート辺の中央部に切り込みを入れて、プレート凹部(14、15)を形成し、
〇 プレート(1)の第一プレート対角線(2)上にある二つの角(4、6)の少なくとも一方を、第一割線(22)に沿って切り落とし、第一割線(22)は、各角を境界している二つの仮想プレート辺(8及び9、若しくは10及び11)を切り落とし
たものと仮想され、
− プレート部(16)は、第一プレート対角線(2)に沿って測った第一寸法(D1)と、第二プレート対角線(3)に沿って測った第二寸法(D2)とを有し、
− 第一寸法(D1)は第二寸法(D2)よりも小さい、
被覆エレメント。
- z軸(Z)とx軸(X)とがzx平面を規定し、
- プレート部(1)が、中央部(30)と、第一脚部(31)と、第二脚部(32)とを備え、
− 鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 第一脚部(31)の底面(52)は、z軸(Z)に平行な第一幅(B1)を有し、第二脚部(32)の頂面(53)は、z軸(Z)に平行な第二幅(B2)を有し、
− 鼻部(17、18)は、頂面支持面及び/又は底面支持面(41、42)を有し、この支持面(41、42)は各鼻部(17、18)の自由端(43、44)に隣接し、
− z軸(Z)に平行な方向において、支持面(41、42)は長さ(U4,U5)を有し、この長さ(U4、U5)は、第一脚部(31)の幅(B1)及び第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ50%未満である、被覆エレメント(150、160)。
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)が、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)が単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二(32)脚部は中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 第一脚部(31)の底面(52)はz軸(Z)に平行な第一幅(B1)を有し、第二脚部(32)の頂面(53)はz軸(Z)に平行な第二幅(B2)を有し、
− 鼻部(17、18)は頂面支持面及び/又は底面支持面(41、42)を有し、この支持面(41、42)は各鼻部(17、18)の自由端(43、44)に隣接し、
− z軸(Z)に平行な方向において、支持面(41、42)は長さ(U4,U5)であり、この長さ(U4、U5)は、第一脚部(31)の幅(B1)及び第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ50%未満である、
被覆エレメント。
- z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
- 鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)の方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)の少なくとも一方は、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)から、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)の反対側に位置する第二長手方向側面(51)まで延在する鼻凹部(55)を有する、被覆エレメント(150、160)。
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(Z)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)の少なくとも一方は、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)から、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)の反対側に位置する第二長手方向側面(51)まで延在する鼻凹部(55)を有する、被覆エレメント(150、160)。
z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
鼻部(17、18)は上方及び下方支持面(41、42)を有し、この支持面(41、42)は、大半がzx平面に対して平行に延在し、
鼻部(17、18)は、中央部からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
下方支持面(42)は、上方支持面(41)に対してx軸(X)方向にずれており、上方支持面(41)と下方支持面(42)とは、互いにy軸(Y)方向に最大限でも部分的であるが重複している、被覆エレメント(150、160)。
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(Z)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)は上方及び下方支持面(41、42)を有し、この支持面(41、42)は、zx平面に対して平行に延在し、
− 下方支持面(42)は、上方支持面(41)に対してx軸(X)方向にずれており、
− 上方支持面(41)と下方支持面(42)とは、互いにy軸(Y)方向に最大限でも部分的であるが重複している、被覆エレメント(150、160)。
プレート部(1)が、中央部(30)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、
鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
中央部(30)には、被覆エレメント(160)の底面(64)から被覆エレメント(160)の頂面(65)までy軸(Y)方向に延在する通路(63)が設けられ、この通路(63)は、被覆エレメント(160)の下方にあって被覆エレメント(160)に上向きの圧力をかける水が、この通路(63)を通って逃げて、被覆エレメント(160)を上向きの圧力から解放することができるように設計されている、被覆エレメント(160)。
x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、
被覆エレメント(160)が、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)が単一部品として形成され、
鼻部(17、18)は中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二(32)脚部は中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
中央部(30)には、被覆エレメント(160)の底面(64)から被覆エレメント(160)の頂面(65)までy軸(Y)方向に延在する通路(63)が設けられ、この通路(63)は、被覆エレメント(160)の下方にあって被覆エレメント(160)に上向きの圧力をかける水が、この通路(63)を通って逃げて、被覆エレメント(160)を上向きの圧力から解放することができるように設計されている、被覆エレメント(160)。
z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、z軸(Z)とy軸(Y)とでzy平面を規定し、
プレート部(1)が、中央部(30)と、第一脚部(31)と、第二脚部(32)とを備え、
鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
・ 第二脚部(32)の頂面(53)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の後側表面部分(67)に隣接し、及び/又は
・ 第一脚部(31)の底面(52)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の前側表面部分(66)に隣接する、被覆エレメント(160)。
x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、z軸(Z)とy軸(Y)とでzy平面を規定し、
被覆エレメント(160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
・ 第二脚部(32)の頂面(53)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の後側表面部分(67)に隣接し、及び/又は
・ 第一脚部(31)の底面(52)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の前側表面部分(66)に隣接する、被覆エレメント(160)。
・ X字型若しくはH字型によって決定される四つの脚部(31、32、33、34)を有し、そのうちの二つ(33、34)はプレート部(16)の第一対角線(2)上にあり、二つ(31、32)はプレート部(16)の第二対角線(3)上にあり、
・ プレート部に対して直角で、プレート部から互いに反対方向に突出する二つの鼻部(17、18)を有し、
第一対角線上に位置する二つの脚部(33、34)のうち少なくとも一方は、プレート部(16)から除去され、
複数の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)は、スロープ(200)上に積み重ねられて水平な列(203、204、205、206)に並べられ、各列の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は一直線上に並び、各被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第二対角線(3)は水平に配向され、
第二対角線(3)上に位置する各列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の脚部のうち第一(31)のものは、下の列(203、204、205)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の二つの隣接する鼻部(17、18)上に支持され、第二対角線上に位置する当該列の被覆エレメントの脚部のうち他のもの(32)は、スロープ上に支持される、防波堤若しくは突堤構造物(200)。
各列(203、204、205、206)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は一直線上に並び、
上の列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第一角部(24)は、いずれの場合も、下の列(203、204、205)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の二つの隣接する鼻部(17、18)上に支持され、第一角部は第二プレート対角線(3)上に位置し、
上の列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は、いずれの場合も、下の列(203、204、205)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第二角部(25)上に支持され、第二角部は第二プレート対角線(3)上に位置する、
第57節に記載した構造物(200)。
2 第一プレート対角線
3 第二プレート対角線
4 第一プレート対角線上のプレート角
5 第二プレート対角線上のプレート角
6 第一プレート対角線上のプレート角
7 第二プレート対角線上のプレート角
8 プレート辺
9 プレート辺
10 プレート辺
11 プレート辺
12 第一平坦面
13 第二平坦面
14 プレート凹部
15 プレート凹部
16 プレート部
17 鼻部
18 鼻部
19 プレート凹部
20 プレート凹部
21 鼻部角
22 第一割線
23 第二割線
24 第一角部
25 第二角部
30 中央部
31 第一脚部
32 第二脚部
33 第三脚部
34 第四脚部
41 頂面支持面
42 底面支持面
43 鼻部17の自由端
44 鼻部18の自由端
45 鼻部の上方ガイド面
46 鼻部上の下方ガイド面
47 上方スペーサー、鼻部
48 下方スペーサー、鼻部
50 鼻部の一方の長手方向側面
51 鼻部の他方の長手方向側面
52 底面、第一脚部
53 頂面、第二脚部
54 接続線
55 凹部
60 鼻部間スペース
61 下方傾斜ガイド面
62 上方傾斜部
63 通路
64 底面、被覆エレメント
65 頂面、被覆エレメント
66 中央部の前方当接部/前側表面部分
67 中央部の後方緩衝部/後側表面部分
68 下方縁部、鼻部前面
69 上方縁部、鼻部背面
100 被覆エレメント第一実施態様
110 被覆エレメント第二実施態様
120 被覆エレメント第三実施態様
130 被覆エレメント第四実施態様
140 被覆エレメント第五実施態様
150 被覆エレメント第六実施態様
160 被覆エレメント第七実施態様
200 スロープ
201 傾斜部
202 下端/先端
203 最下列
204 中間の列
205 中間の列
206 最上列
A 深さ、プレート凹部
B プレート凹部深さ方向の鼻部厚さ
B1 幅、第一脚部
B2 幅、第二脚部
C 幅、プレート凹部
D1 第一寸法
D2 第二寸法
E 幅、鼻部
F 幅、プレート凹部底部
H 鼻部高さ
N 鼻部長さ
T 厚さ、プレート部
U1 深さ、鼻凹部
U4 長さ、頂面支持面
U5 長さ、底面支持面
V 鼻部端部までの距離
V1 長さ、上方スペーサー
V2 長さ、下方スペーサー
α 第一割線と第一プレート対角線がなす角度
X x軸
Y y軸
Z z軸
Claims (40)
- スロープや防波堤等の、防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)であって、
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸系等の仮想軸系を規定し、x軸(X)とy軸(Y)とでxy平面を規定し、z軸はxy平面に対して直角であり、
− 被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)は、プレート部(16)と二つの鼻部(17、18)とを備え、プレート部(16)はxy平面の方向に延在し、z軸(Z)方向に延在する厚さ(T)を有し、二つの鼻部(17、18)はプレート部(16)からz軸方向に互いに反対方向に突出し、プレート部と共に単一部品として形成され、
− プレート部(16)は、
〇 y軸に平行に延びる第一プレート対角線(2)と、x軸に平行に延びる第二プレート対角線(3)とを有する四角形プレート(1)から形成され、プレート(1)は、四つのプレート角(4、5、6、7)と四つのプレート辺(8、9、10、11)とによってxy平面に境界され、
〇 プレート(1)の対向する二つのプレート辺(8、10)には、それぞれのプレート辺の中央部に切り込みを入れて、プレート凹部(14、15)を形成し、
〇 プレート(1)の第一プレート対角線(2)上に位置する二つの角(4、6)の少なくとも一方を、第一割線(22)に沿って切り落とし、第一割線(22)は、各角を境界している二つの仮想プレート辺(8及び9、若しくは10及び11)を切り落とし
たものと仮想され、
− プレート部(16)は、第一プレート対角線(2)に沿って測った第一寸法(D1)と、第二プレート対角線(3)に沿って測った第二寸法(D2)とを有し、
− 第一寸法(D1)は第二寸法(D2)よりも小さい、
被覆エレメント。 - プレート(1)の第一プレート対角線(2)上に位置する両方の角(4、6)を、前記第一割線(22)に沿って切り落とした、請求項1に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。
- 前記第一寸法(D1)が、第一プレート対角線(2)の長さの35%〜65%、例えば第一プレート対角線(2)の長さの40%〜50%であり、及び/又は
第一割線(22)が直線状であり、第一プレート対角線(2)に対して70°〜90°の角度(α)、より詳細には80°〜90°の角度(α)、例えば90°の角度(α)である、先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。 - プレート部(16)がさらに、四つ全てのプレート辺(8、9、10、11)に、それぞれのプレート辺の中央部に切り込みを入れて、プレート凹部(14、15、19、20)を形成するものと仮想される、先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。
- プレート部がさらに、第二プレート対角線(3)上に位置する一方の角(7)が第二割線(23)に沿って切り落とされると仮想され、この第二割線(23)は一方では第一割線(22)の一方と交差し、他方では第二割線(23)に沿って切り落とされた角(7)に隣接するプレート辺(8又は11)の一方と交差し、第二割線(23)は、
第二割線(23)に沿って切り落とされた角(7)に隣接するプレート辺の一方(8)と並行に延在してもよく、及び/又は
第二割線に沿って切り落とされた角(7)に隣接する仮想プレート辺の一方(8)から切り込まれたプレート凹部(14)の最深部に接触してもよい、
請求項4に記載の被覆エレメント(140、150、160)。 - 各プレート凹部(14、15、19、20)は、対応するプレート辺(8、10、9、11)に垂直な線から測ると、同じ方向で測った鼻部(17、18)の太さ(B)の少なくとも20%、例えば少なくとも25%、若しくは少なくとも30%である深さ(A)を有し、鼻部(17、18)の前記太さ(B)は、鼻部(17、18)の端部からプレート(1)の厚さ(T)の約20%である距離(V)のところで測ったものである、先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。
- 各プレート凹部(14、15、19、20)が、対応するプレート辺(8、10、9、11)上でこれに沿って測ると、同じ方向で測った鼻部(17、18)の幅(E)の少なくとも80%、例えば少なくとも95%、若しくは少なくとも100%である幅(C)を有し、鼻部(17、18)の前記幅(E)は、鼻部(17、18)の端部からプレート(1)の厚さ(T)の約20%である距離(V)のところで測ったものである、先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。
- xy平面で見たプレート凹部(14、15、19、20)が台形であり、台形の最も長い辺が対応するプレート辺(8、10、9、11)上に位置する、先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。
- 鼻部(17、18)が、
z軸(Z)方向に見ると、プレート部(16)の厚さ(T)の少なくとも80%、例えば100%以上である高さ(H)を有し、及び/又は
仮想四角形プレート(1)の中央に配置されており、及び/又は
xy平面方向に見ると、横断面形状が四角形、特に正方形であり、
プレート(1)上の各鼻部(17、18)の垂直突出方向に見た鼻部(17、18)の四角形横断面形状の各角(21)が、プレート辺(8、9、10、11)の中心点と鼻部(17、18)の中心点とを結ぶ仮想線上に略位置していてもよく、
プレート(1)上の各鼻部(17、18)の垂直突出方向に見た鼻部(17、18)の四角形横断面形状の各角(21)が、第一若しくは第二プレート対角線上に略位置していてもよい、
先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。 - プレート部(16)の厚さ(T)が、
プレート辺(8、9、10、11)のうちの一つの長さの約25%〜42%、例えば約1/3であり、及び/又は
第二プレート対角線(3)に沿って測った第二寸法(D2)の約20%〜30%であり、及び/又は
30cm〜150cmの範囲内である、
先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。 - プレート辺(8、9、10、11)のうちの一つの長さが90cm〜450cmの範囲内であり、及び/又は
プレート辺(8、9、10、11)の長さが略等しい、
先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)。 - 先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)であって、
- z軸(Z)とx軸(X)とがzx平面を規定し、
- プレート部(1)が、中央部(30)と、第一脚部(31)と、第二脚部(32)とを備え、
− 鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 第一脚部(31)の底面(52)は、z軸(Z)に平行な第一幅(B1)を有し、第二脚部(32)の頂面(53)は、z軸(Z)に平行な第二幅(B2)を有し、
− 鼻部(17、18)は、頂面支持面及び/又は底面支持面(41、42)を有し、前記支持面(41、42)は各鼻部(17、18)の自由端(43、44)に隣接し、
− z軸(Z)に平行な方向において、支持面(41、42)は長さ(U4,U5)を有し、前記長さ(U4、U5)は、第一脚部(31)の幅(B1)及び第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ50%未満である、被覆エレメント(150、160)。 - スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(150、160)であって、
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)が、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)が単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二(32)脚部は中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 第一脚部(31)の底面(52)はz軸(Z)に平行な第一幅(B1)を有し、第二脚部(32)の頂面(53)はz軸(Z)に平行な第二幅(B2)を有し、
− 鼻部(17、18)は頂面支持面及び/又は底面支持面(41、42)を有し、この支持面(41、42)は各鼻部(17、18)の自由端(43、44)に隣接し、
− z軸(Z)に平行な方向において、支持面(41、42)は長さ(U4、U5)であり、この長さ(U4、U5)は、第一脚部(31)の幅(B1)及び第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ50%未満である、
被覆エレメント(150、160)。 - 上方及び/又は下方支持面(41、42)の長さ(U4、U5)が、
第一脚部(31)の幅(B1)若しくは第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ最大でも40%。例えば最大でも35%であり、及び/又は
第一脚部(31)の幅(B1)若しくは第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ少なくとも15%、例えば少なくとも25%である、
請求項12又は13に記載の被覆エレメント(150、160)。 - 支持面(41、42)がxy平面に対して実質的に平行に延在する、請求項12〜14のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 鼻部(17、18)が、zx平面に対して傾斜している上方及び/又は下方ガイド面(45、46)を有し、上方及び/又は下方支持面(41、42)が、各鼻部(17、18)の自由端(43、44)から中央部(30)の方向へ見ると、それぞれ上方又は下方ガイド面(45、46)に隣接している、請求項12〜15のうちの1項に記載した被覆エレメント(150、160)。
- 鼻部(17、18)が、zx平面方向に延在する上方及び/又は下方スペーサー(47、48)を有し、鼻部が、zx平面に対して傾斜している上方及び/又は下方ガイド面(45、46)を有し、前記上方及び/又は下方ガイド面は、鼻部(17、18)の自由端(43、44)から中央部(30)の方向へ見ると、それぞれ上方又は下方スペーサーに隣接しており、上方及び/又は下方スペーサー(47、48)が、z軸(Z)に沿って測った長さ(V1、V2)を有していてもよく、前記長さ(V1、V2)が、第一脚部(31)の幅(B1)若しくは第二脚部(32)の幅(B2)のそれぞれ20%よりも長い、例えば少なくとも30%であってもよい、請求項12〜16のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 各鼻部(17、18)が、ガイド面(61)として設計された前記上方支持面を有し、該ガイド面は、中央部(30)から見るとzx平面に対して下方に傾斜しており、第一脚部(31)の底面の両側には、第一脚部の中央から見るとzx平面に対して上方に傾斜する上方傾斜部が設けられている、請求項12〜14又は請求項16〜17のうちの1項にl記載の被覆エレメント(150、160)。
- 前記下方傾斜の傾斜角度と前記上方傾斜の傾斜角度が同じである、請求項18に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 各鼻部(17、18)が、下方及び上方支持面(41、42)を有する、請求項12〜19のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 第一脚部(31)の第一幅(B1)が第二脚部(32)の第二幅(B2)に等しい、請求項12〜20のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 先行する請求項のいずれか1項に記載の被覆エレメント(150、160)であって、
- z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
- 鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)の方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)の少なくとも一方は、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)から、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)の反対側に位置する第二長手方向側面(51)まで延在する鼻凹部(55)を有する、被覆エレメント(150、160)。 - スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(150、160)であって、
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(Z)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)の少なくとも一方は、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)から、鼻部(17、18)の第一長手方向側面(50)の反対側に位置する第二長手方向側面(51)まで延在する鼻凹部(55)を有する、被覆エレメント(150、160)。 - 鼻凹部(55)が、鼻部(17、18)の自由端(43、44)に形成された窪みである、請求項22又は23に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 第一長手方向側面(50)と第二長手方向側面(51)との間に、鼻凹部(55)を通して仮想接続線(54)を描くことができ、該接続線(54)は、zx平面に対して角度を成している、請求項22〜24のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。
- 両方の鼻部(17、18)が前記鼻凹部(55)を有し、及び/又は
鼻凹部(55)がz軸(Z)方向の深さ(U1)を有し、鼻部(17、18)は、z軸(Z)方向に見て中央部(30)から各鼻部(17、18)の自由端(43、44)まで測ると、鼻部長さ(N)を有し、鼻凹部(55)の深さ(U1)は、鼻部長さ(N)の最大でも60%、例えば最大でも40%であり、及び/又は
鼻凹部(55)の深さ(U1)が、鼻部長さ(N)の少なくとも5%、例えば少なくとも10%である、
請求項22〜25のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。 - 先行する請求項のうちの1項に記載した被覆エレメント(150、160)であって、
z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、
鼻部(17、18)は上方及び下方支持面(41、42)を有し、該支持面(41、42)は、大半がzx平面に対して平行に延在し、
鼻部(17、18)は、中央部からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
下方支持面(42)は、上方支持面(41)に対してx軸(X)方向にずれており、上方支持面(41)と下方支持面(42)とは、互いにy軸(Y)方向に最大限でも部分的であるが重複している、被覆エレメント(150、160)。 - スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(150、160)であって、
− x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(Z)とでzx平面を規定し、
− 被覆エレメント(150、160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
− 鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
− 鼻部(17、18)は上方及び下方支持面(41、42)を有し、該支持面(41、42)は、zx平面に対して平行に延在し、
− 下方支持面(42)は、上方支持面(41)に対してx軸(X)方向にずれており、
− 上方支持面(41)と下方支持面(42)とは、互いにy軸(Y)方向に最大限でも部分的であるが重複している、被覆エレメント(150、160)。 - 下方支持面(42)と上方支持面(41)とが、y軸方向に見ると互いに重複しないように、上方支持面(41)と下方支持面(42)とが互いにx軸方向にずれており、及び/又は
上方及び下方支持面(41、42)が設けられている鼻部(17,18)の自由端(43、44)に隣接している、
請求項27又は28に記載の被覆エレメント(150、160)。 - 先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(160)であって、
プレート部(1)が、中央部(30)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、
鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
中央部(30)には、被覆エレメント(160)の底面(64)から被覆エレメント(160)の頂面(65)までy軸(Y)方向に延在する通路が設けられ、該通路は、被覆エレメント(160)の下方にあって被覆エレメント(160)に上向きの圧力をかける水が、前記通路(63)を通って逃げて、被覆エレメント(160)を上向きの圧力から解放することができるように設計されている、被覆エレメント(160)。 - スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(160)であって、
x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、
被覆エレメント(160)が、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)、及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)が単一部品として形成され、
鼻部(17、18)は中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二(32)脚部は中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
中央部(30)には、被覆エレメントの底面から被覆エレメントの頂面までy軸(Y)方向に延在する通路が設けられ、該通路は、被覆エレメントの下方にあって被覆エレメントに上向きの圧力をかける水が、前記通路を通って逃げて、被覆エレメントを上向きの圧力から解放することができるように設計されている、被覆エレメント(160)。 - 先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(160)であって、
z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、z軸(Z)とy軸(Y)とでzy平面を規定し、
プレート部(1)が、中央部(30)と、第一脚部(31)と、第二脚部(32)とを備え、
鼻部(17、18)が中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一及び第二脚部(31、32)が中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
第二脚部(32)の頂面(53)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の後側表面部分(67)に隣接し、及び/又は
第一脚部(31)の底面(52)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の前側表面部分(66)に隣接する、被覆エレメント(160)。 - スロープ等の防波堤若しくは突堤構造物のためのコンクリート製被覆エレメント(160)であって、
x軸(X)、y軸(Y)、及びz軸(Z)が、直交軸の仮想系を規定し、z軸(Z)とx軸(X)とでzx平面を規定し、z軸(Z)とy軸(Y)とでzy平面を規定し、
被覆エレメント(160)は、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、第一脚部(31)及び第二脚部(32)を備え、中央部(30)、二つの鼻部(17、18)、及び第一及び第二脚部(31、32)は単一部品として形成され、
鼻部(17、18)は、中央部(30)からz軸(Z)方向に互いに反対方向に延在し、第一(31)及び第二脚部(32)は、中央部(30)からx軸(X)方向に互いに反対方向に延在し、
第二脚部(32)の頂面(53)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の後側表面部分(67)に隣接し、及び/又は
第一脚部(31)の底面(52)はzx平面方向に延在し、中央部(30)で、zy平面方向に延在する中央部(30)の前側表面部分(66)に隣接する、被覆エレメント(160)。 - 後側表面部分(67)は、第二脚部(32)の頂面(53)に対して実質的に直角である、請求項32〜33のうちの1項に記載の被覆エレメント(160)。
- 前側表面部分(66)は、第一脚部(31)の底面(52)に対して実質的に直角である、請求項32〜34のうちの1項に記載の被覆エレメント(160)。
- 被覆エレメント(150、160)はさらに、第三(33)及び第四脚部(34)を備え、該第三及び第四脚部は、中央部(30)と共に単一部品として形成され、中央部(30)からy軸(Y)方向に互いに反対方向に延在し、又は
被覆エレメント(150、160)はさらに第三脚部(33)を備え、該第三脚部は、中央部(30)と共に単一部品として形成され、中央部(30)からy軸(Y)方向に延在する、
先行する請求項のうちの1項に記載の被覆エレメント(150、160)。 - X字型若しくはH字型プレート部(16)から形成されるタイプの複数の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)を備える防波堤若しくは突堤構造物(200)であって、該プレート部は、
X字型若しくはH字型によって決定される四つの脚部(31、32、33、34)を有し、そのうちの二つ(33、34)はプレート部(16)の第一対角線(2)上にあり、二つ(31、32)はプレート部(16)の第二対角線(3)上にあり、
プレート部に対して直角で、プレート部から互いに反対方向に突出する二つの鼻部(17、18)を有し、
第一対角線上に位置する二つの脚部(33、34)のうち少なくとも一方は、プレート部(16)から除去され、
複数の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)は、スロープ(200)上に積み重ねられて水平な列(203、204、205、206)に並べられ、各列の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は一直線上に並び、各被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第二対角線(3)は水平に配向され、
第二対角線(3)上に位置する各列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の脚部のうち第一(31)のものは、下の列(203、204、205)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の二つの隣接する鼻部(17、18)上に支持され、第二対角線上に位置する当該列の被覆エレメントの脚部のうち他のもの(32)は、スロープ上に支持される、防波堤若しくは突堤構造物(200)。 - 請求項1〜36のうちの1項に記載の複数の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)を備える防波堤若しくは突堤構造物(200)。
- 被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)が、第一プレート対角線(2)が実質的に垂直な状態でスロープ(200)上に積み重ねられて水平な列(203、204、205、206)に配置され、
各列(203、204、205、206)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は一直線上に並び、
上の列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第一角部(24)は、いずれの場合も、下の列(203、204、205)の隣接する被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の二つの隣接する鼻部(17、18)上に支持され、前記第一角部は第二プレート対角線(3)上に位置し、
上の列(204、205、206)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の鼻部(17、18)は、いずれの場合も、下の列(203、204、205)の被覆エレメント(100、110、120、130、140、150、160)の第二角部(25)上に支持され、第二角部は第二プレート対角線(3)上に位置する、
請求項38に記載の構造物(200)。 - 第二プレート対角線(3)上の切り落とした角部(7)は、いずれの場合もスロープとは反対側を向いており、第二割線(23)が上に面している、請求項5と組み合わせた請求項39に記載の構造物(200)。
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