JP2019524403A - 噛んでも安全な人工乳首 - Google Patents

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Abstract

噛んでも安全な人工乳頭は、十分に軟質及び弾性のポリマー材料から構成され、授乳中の母親の乳頭組織を複製する。軟質、弾性マトリックス相に編組繊維メッシュ管体が加えられ、乳頭の小さな噛み切り部分が乳首の残りの部分から分離されるのを阻止し、これにより窒息の危険を防ぐ。編組繊維メッシュ管体は、非常に特有の構成で配列されるので、乳首が使用中に圧縮又は伸長する際に、引張及び圧縮を受けず、そうでなければ人工乳首の望ましい機能にとって必要なマトリックス相の軟質、弾性特性を低下させることになる伝統的な荷重伝達複合材を生成する、軟質、弾性マトリックス相を補強するように機能しない。【選択図】図2

Description

本発明は、一般的に、幼児に授乳するためのデバイスに関し、より詳細には、本物の乳首を模倣するように設計された幼児に授乳するための人工乳首又は乳頭に関する。
新生児及び幼児は、母乳の授乳から多くの利益を受け、これは十分に確認されている。これらの利益としては、ウイルス性胃腸炎、呼吸器疾患、耳の感染症、髄膜炎などの、アレルギー、細菌、及びウイルスよって生じる多くの病気に対する防御を含む。(Boyd JL,Oski FA.授乳は幼児の感染による入院の発生率を低下させる;Pediatrics.1980,65:1121−1124を参照)。また、授乳は、知性及び肥満防止を高める。
授乳の24時間累積月数が乳がん及び骨粗しょう症の危険を半減すると考えられているので母親にも利点がある。
Boyd JL,Oski FA.授乳は幼児の感染による入院の発生率を低下させる;Pediatrics.1980,65:1121−1124
母乳は、多数の市販の搾乳器のいずれかを用いて搾乳され、人工乳首を装着した瓶を用いて幼児に授乳することができる。従来の設計の人工乳首は中空であり、先端に1又は複数の固定オリフィス孔を含む(例えば、図1を参照)。これらの乳首は、典型的には、50〜70の範囲のショアA硬度を有するシリコーンゴムから構成される。このような材料は、母親の乳房/乳頭よりも著しく大きな硬さ及び剛性を有する。この違いのために、従来の人工乳頭は、授乳中の母親の乳房/乳頭の形態及び機能を厳密に模擬することはできない。
加えて、幼児の気道閉塞は、人工乳首を用いて幼児に授乳するのに絶えず付きまとう危険性である。具体的には、人工乳首から遊離した何らかの部分は、十分に小さい場合には窒息の危険を生じる可能性がある。
従って、窒息の危険がない改善された人工乳首の取り組みを提供することが望ましい。
授乳中に、母親の乳頭は弾性により乳幼児の口の後ろ近くの硬口蓋の下向き曲線の中に着座するまで伸長する。(McClellan,H.L.,Sakalidis,V.S.,Hepworth,A.R.,Hartmann,P.E.andGeddes,D.T.B−モード超音波による授乳中の乳首直径及び舌の運動測定の評価。Ultrasound in Medicine&Biology;2010 36(11):1797−1807を参照)。全体の伸長は、特定の幼児の口の幾何形状及び母親の弛緩した乳頭の幾何形状により決まる。この伸長は、弛緩した乳頭の長さを2倍ほどにすることが報告されている。(Smith,W.L.,Erenberg,A.andNowak,A.J.授乳中の人の乳頭の撮像評価;Am J Diseases in Children;1988 142:76−78を参照)。しかしながら、30〜50パーセントがより一般的であろう。
授乳中に、幼児は、「吸引−嚥下−呼吸」リズムと呼ばれる、協調的な真空を作る機械的な舌の運動である複雑なシーケンスを実行する。このシーケンス中に、実の乳首の乳頭部は非常に特殊な方法で機能する。(McClellan,H.L.,Sakalidis,V.S.,Hepworth,A.r.,Hartmann,P.E. and Geddes,D.T.B−モード超音波による授乳中に乳首直径及び舌の運動測定の評価。Ultrasound in Medicine & Biology;2010 36(11):1797−1807を参照)。吸引−嚥下−呼吸リズムのステップを以下に概説する。
1.最初に、舌は、口の(硬口蓋の)最上部に対して乳頭を押し付け、内部乳管を押しつぶして閉じ、これにより母乳の流れを遮断する。この位置は「完全に上方の」位置として公知である。従って、嚥下を保証する。
2.嚥下した直後、舌は、完全に上方の位置から下がり始め、乳管の締め付けを緩める。この動作は、幼児の口内の真空の増大によって乳管を通して乳頭から幼児の口腔の中に母乳を引き込む「吸引」フェーズを開始する。幼児は、十分な母乳を引き出すと舌の下向き運動を停止する。
3.最後に、舌は、再度、完全に上方の位置になるまで後退を開始し、口の(硬口蓋の)最上部に対して乳頭を押し付け、これにより乳管を押しつぶして閉じて母乳の流れを遮断する。この時点で、幼児は、再度、嚥下して口腔中の母乳の実質的に大部分を空にする。
幼児による授乳中の硬口蓋に対する母親の乳頭の繰り返される押し付け、経時的に口蓋の制御された変形、及びこれによる真っ直ぐに並んだ歯及び制限されていない洞の適切に形成された口腔の発達をもたらすことになる。母親の乳頭は、中実ではあるが変形可能なので、この管理された変形を可能にして硬口蓋が拡大し、さらに硬口蓋の形状に関係なく舌の力を硬口蓋に伝達することが可能になり、これを経時的に有益に変形させる。(Palmer,B、口腔の発達への授乳の影響:A Commentary:J Human Lactation:1998:14(2):93−98を参照)。
従って、ショアA硬度約1からショアA硬度約20のエラストマー及びより好ましくは実質的に中実のエラストマーで形成され、遠位端部から近位端部まで略長手方向に延びる少なくとも1つのダクトを有する乳頭部と、乳頭部の遠位端部に取り付けられ、少なくとも1つのダクトの遠位端部に隣接する開放内部容積を有する基部と、伸長中に乳頭部に引張又は圧縮を与えない、乳頭部を基部に取り付けるための、乳頭部の近位端部の近くから乳頭部の遠位端部を通って延びる繊維から成る繊維メッシュ管体と、を有する、噛んでも安全な人工乳首が提供される。
さらに、本発明は、非常に特殊な幾何形状の編組繊維メッシュ管体の形状の、強い繊維マイナー相を加えることによって、より高い弾性材料で構成された円筒形物品を修正する方法を開示し、これは、物品の高い変形可能性、特に半径方向圧縮性及び/又は軸方向伸長を必要とする何らかの用途をサポートする。より詳細には、本発明の別の態様では、実質的に中実の円筒形物品を修正する方法が開示され、それによって、弾性マトリックスメジャー相を提供し、編組繊維メッシュ管体の形状の繊維マイナー相をマトリックスメジャー相に加え、繊維マイナー相は、マトリックスメジャー相よりも高い引張強度及び弾性係数を有し、マトリックスメジャー相は、約5%〜約70%だけ伸長する能力を有しかつ第1の弾性を有し、繊維マイナー相は、第1の弾性よりも大きい第2の弾性を有し、所与の負荷応力下で、マイナー相複合材を有するメジャー相の伸長は約10%以上低下しない。
本発明の別の態様では、2つの部分から構成された複合乳頭部を有する、噛んでも安全な人工乳首が開示され、第1の部分は連続する弾性物質を含み、第2の部分は、弾性物質内に配置された螺旋状に巻かれた繊維を含み、螺旋状に巻かれた繊維は延伸せず、両部分は、上述の複合乳頭部の伸長中に弾性物質の最大延伸の3%内を得ることができる。
本発明の上記及び他の目的、特徴、及び利点は、添付の図面を参照すると非限定的な実施形態の以下の説明に照らして明らかになる。
幅広基部の従来の市販の人工乳頭の断面図である。 実質的に中実で略円筒形の乳頭部を含む乳首の断面切欠き部を有する断面図であり、1又は2以上の中央ダクトを含み、乳頭先端から幾分中空基部の中に延びる編組繊維メッシュ管体を含む。 曲線状乳頭を有する乳首の断面図である。 図2、図3及び図5−7の乳首に埋め込まれた編組繊維メッシュ管体の斜視図である。 乳首を瓶に取り付けるカラーを用いて組み立てた乳首の断面図である。 乳首の側面図を示し、編組繊維メッシュ管体が乳頭の先端を横断し、乳頭の外側に続き、部分的には基部の中に延びる。 乳首の平面図を示し、乳頭部の乳頭先端部で交差し、乳頭部から基部の中に部分的に延びる編組繊維を示す。 所与の管径に対して「適正な」繊維メッシュ管体ピッチの幾何学的導出を概略的に示す図である。 異なる直径の繊維メッシュ管体に対して計算した「適正な」ピッチの値を表形式で示す図である。 繊維メッシュ管体に対して様々なピッチの値を有するサンプル、及び各サンプルに対して50%伸長で計算した延伸の実験伸長結果を表形式で示す図である。 繊維メッシュ管体に対して様々なピッチの値を有するサンプルの実験伸長結果のグラフィック表現を示す図である。
図の以下の説明は、本発明による噛んでも安全な人工乳首の構成及び動作の詳細を示すものである。
図2を参照すると、乳首10は、2つの下位部分、すなわち(1)乳首の近位端部において、幼児の口の中に挿入するための実質的に中実の乳頭部12と、(2)乳首の遠位端部において、授乳容器、例えば、瓶又は袋(図示せず)に乳頭部を接続するための中空基部24で形成される。乳頭部12は、好ましくは、マトリックスエラストマー部14を含む、非常に軟質のエラストマー(例えば、ショアA硬度1〜20、より好ましくはショアA硬度1〜10のシリコーンゴム)で作製される。これに対して、基部24は、乳頭部よりもより硬度が高い材料、例えば、ショアA硬度20〜70のシリコーンゴムで作製することができる。近位及び遠位は、医学的に見れば、乳児に対する方向で用いられる。従って、「近位の」は乳児に最も近く、乳首10及び乳頭部12の近位部分は幼児が自分の口に引き込む部分である。乳首10の「遠位」部分は、乳児から最も遠い部分、つまり乳頭部12を授乳容器に取り付ける基部24である。2つの下位部分、乳頭部12及び基部24を含む構造全体は、集合的に乳首10と呼ばれる。
本発明によれば、乳頭部12又はその噛み切られて遊離した小さな部品は、典型的には、高強度のポリマー繊維(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエステル)で作られ、軟質マトリックス相よりもかなり高い引張強度及び剛性を有する螺旋状に巻かれた繊維メッシュ管体30によって、基部24に取り付いたままである。従って、繊維メッシュ管体30によって、乳頭部12のいかなる部分も噛み切りによって分離することはできない。また、乳頭部からの安全メッシュ管体30が遠位編組メッシュ繊維32によって幾分基部24の中に延びることができるので、基部24は、噛み切り耐性を示すことができる。加えて、基部24はまた、そのドーム形状を歯で捕らえて損傷を与えることが難しいので、噛み切り耐性を示すことができる。さらに、基部24は、従来の人工乳首を構成するのに用いたのと同じ高硬度のシリコーンゴム材料で構成することができる。
図10及び図11で分かるように、「適正な」幾何形状を有する繊維メッシュ管体30は、驚くことに、乳頭部12の所望の柔軟性及び弾性を著しく低下させない。
乳頭部12は、図2及び図3を参照するとさらに詳細に説明する。
乳頭部の外部形状
図2を参照すると、乳頭部12の外側面15は、略円筒形状とすることができる。また、本発明の思想及び原理から逸脱することなく、乳頭部12の別の形状を用いることができ、従って、本発明は、概して乳児に授乳するための人工乳首を参照すると説明されているが、本発明は、マグカップ、おしゃぶり、動物授乳、及び持続的気道陽圧(CPAP)構成要素などの他の乳頭関連用途に利用することもできる。
乳首部分10の最近位(終端)端部17は、幼児を刺激する可能性がある先の鋭い特徴部を示さないように形作られた滑らかな外形を有する。近位端部17は、多くの方法で構成することができ、例えば、球状、半球状セクションとすることができ、又は、ダクト16がこの構造体を出るまさに端部上に平坦な領域を含むことができる。
図3を参照すると、乳首の乳頭部の外部形状は、曲線輪郭をもつことができるが、その中に配置されたメッシュ管体30は円筒形とすることができ、外側のエラストマーの外面15の一部のセクションでは他よりも厚くすることができる。
乳頭部の内部構造
図2を参照すると、乳頭部12は、「実質的に中実」の本体である。本発明の目的のために、「実質的に中実」は、マトリックスエラストマー部14が乳頭部12の約75容量パーセント以上を満たす意味と解釈される。少なくとも1又は複数のダクト16が乳頭部12を貫通しており、ダクト16は、乳頭の遠位部分から乳頭の近位部分まで長手方向に延びる軸方向にほぼ配向される。母乳は、幼児が「吸引−嚥下−呼吸」のリズムで真空を加える場合に、授乳容器から基部24の中空内部22を通って開口部18の中に、次いで、ダクト16を通って幼児の口の中に流入する。
また、複数のダクト16に対応する複数の開口部18は、本発明の精神及び原理から逸脱することなく用いることができる。
ダクト16の断面は円形であり、約2mmの直径を有するが、より大きな又はより小さな直径とすること、又は他の断面、例えば楕円形断面などをもつことができる。幼児は、楕円形断面の長軸が口内で横向きになるように、楕円形ダクト16を口内に位置付けることができ、従って、ダクト16の短軸を横切って圧縮が生じることが助長される。加えて、乳頭部12の外側断面は、円形ではなく、楕円形の内部ダクト16に対して回転可能に適合された楕円形とすることもできる。
図7を参照すると、乳頭部12の先端から軸方向に見ると、ダクト16は、同心円、三角形、十字形、「Y」字形などの他の何らかのパターンで配列することができる。
乳頭近位端部構成
図2を参照すると、位置20(すなわち、ダクト16の最近位端部)は、様々な末端構成を有することができ、その一部は、二次遮断弁として機能することができる。
各ダクト16の末端構成は、ダクト16と一致する直径を有する開放オリフィスとすることができる。このような末端構成によって、母乳は、幼児が真空を加える場合は常にダクト16を通って授乳瓶から自由に流れ、乳頭部12は、ダクト16が圧迫されて閉じるように圧縮されない。この構成は、二次遮断弁ではなく一次遮断弁として機能することになる。
さらに図2を参照すると、ダクト16が乳頭12の近位端部から出る位置20にある外側開口部は、真空が一定の値を下回る場合に、流体流を遮断するのを助ける常閉の二次弁を有することができる。この場合に、乳頭部12を構成するのに用いられるのと同じ軟質エラストマーの薄い(典型的には、約2mm未満)膜は、ダクト16の近位端部を完全に覆って閉鎖する。この膜は、シングルカットでスリット付けされ、それによってFawcettの米国特許第5,085,349号に記載されている「バイトバルブ」に類似した「スリットバルブ」を形成することができるが、本発明では真空で作動する。もしくは、例えば、「X」、十字、又は「Y」パターンを形成する複数の切れ目とすることができる。膜+スリット構成の開口部は、真空度の増大と共に広がることが期待されるので、流れは、真空度の増大と共に非直線的に増加すると期待される。
上記で検討したように、二次遮断部は、乳頭12の最近位先端17の位置20に位置決めされる。しかしながら、このような遮断部は、本発明の精神及び原理から逸脱することなくダクト16に沿って任意の場所に位置決めすることができる。
乳頭部12の最遠位端部において、実質的に中実のマトリックスエラストマー部14は終端し、ダクト16は、基部24の中空内部22への開口部18を有する。
乳頭部−安全メッシュ
図4を参照すると、乳頭部12のマトリックスエラストマー部14には、略円筒形の編組繊維メッシュ管体30が埋め込まれる。このメッシュ管体30は、完全に表面下にあるように、そうでなければ外面の近くに配置されるように、乳頭部12の外面15の近くにモールド成形することができる。また、代替の実施形態では、メッシュ管体30はダクト16の近くに成形することができる。
マトリックスエラストマー部14の外面15の近くに位置する場合、メッシュ管体30は、「安全フェンス」又は「バイトフェンス」としても機能し、メッシュ管体30が存在しないと乳頭部を分離し得る、幼児の歯からの噛み切り力に耐える。繊維メッシュ管体30の内側の軟質マトリックスエラストマーを断ち切るのに十分な噛み切り損傷の場合、噛み切られた乳頭片は、メッシュ管体30として乳首基部24に接続したままになり、これにより噛み切り片が窒息の危険を引き起こす原因になる、あらゆる危険を排除する。従って、メッシュ管体30は、そうでなければ分離して窒息の危険の原因になる乳頭部12と基部24との間に接続を機械的に維持する。
図2〜図7を参照すると、メッシュ管体30は、反対方向に螺旋状に巻かれ、従って、編組管形状を形成して交差点34を有する編組繊維31で作製されることが好ましい。取り付けデバイスとしての本発明の1つの利点は、乳頭の成形中に、軟質エラストマーが、各編組メッシュ繊維31の間の間質性ダイヤモンド空間を満たすことになり、従って、メッシュ管体30が、マトリックスエラストマー部14にしっかりと接続されることになり、結果的に、所要の機械的接続を提供しかつ乳頭部12に沿って橋絡しながら、優れた引き抜き抵抗をもたらす。引き抜き抵抗は、複数のフィラメント繊維(糸)を利用することによってさらに改善することができ、成形中に、軟質エラストマーは、各糸ストランドの間に浸透すると期待される。さらに、切断抵抗は、単一フィラメント繊維よりも複数の糸に対して良好になる傾向がある。この点に関して、一部の繊維材料は、他よりも良好な切断抵抗を有し、例えば、超高分子量ポリエチレンはポリエステルよりも良好である。
図6及び図7に良く示されている交差点34は、摺動自在とすること、又はこれらは結合すること、又はメッシュ管体30の一部が結合交差点を有するが他の部分は摺動自在のままとすることができる。編組メッシュ管体の交差点34の結合は、何らかの剛性を編組繊維メッシュ管体30に与えると期待され、これにより製造処理、適切な配置(例えば、鋳型キャビティ内のマンドレル上の)、及びインサート射出成形中の完全性及び繊維幾何形状の維持を著しく容易にする。他方で、摺動自在な交差点34は、マトリックスエラストマー部14の変形をより容易にする可能性が高い。
メッシュ管体30は、実質的に乳頭部12全体に沿って軸方向に延びる。それはまた、基部(図2、図3、及び図5〜図7に示す遠位繊維32で示す)の中に幾分延びてその領域での噛み切り耐性を改善し、さらに乳首10の乳頭部12と基部24との間の接続を維持することができる。後者の場合、(非円筒形)基部の中に延びる遠位繊維32は、摺動自在の交差点34を有することができ、メッシュは、繊維メッシュ管体30の弛緩直径よりも大きな外形に対応することができる。
乳頭部−安全メッシュ幾何形状の計算
一般的に、中実直円筒体の表面又はポリマー材の管体の近くに埋め込まれた、螺旋状に編組された繊維管は、構造を強化し、結果として、剛性を増大させてその変形能力(伸長、半径方向圧縮、又は半径方向膨張)を制限すると期待されることになる。巻き付けられた繊維層を利用して医療用管体を補強する、例えば、Inagaki他の米国特許第5,630,802号を参照されたい。しかしながら、「吸引−嚥下−呼吸」リズムに関連して述べたように、幼児の吸引/嚥下並びに幼児の舌の機械的運動に応えて、乳首の乳頭部が幼児の口腔内で容易に圧縮及び伸長することが、人工乳首の最適動作に望ましい。
本発明の機械的挙動は、乳頭の圧縮及び/又は伸長を制限することになるこのような剛化を示さない。使用時、50%又はそれ以上の軸方向又は半径方向の機械的変形が期待されかつ望まれる。従って、編組繊維メッシュ管体30は、乳頭の変形可能性が保たれるように付加する必要があり、すなわち、所望のマトリックス柔軟性及び弾性は低下してはいけない。このことは、乳頭が乳児の動作によって自由に変形する際に、繊維が、乳頭部の伸長時に著しい引張又は圧縮を生じない変形をたどり、有害な剛化作用をもたらさないような構成で繊維メッシュ管体30を提供することによって達成される。従って、所望のマトリックス特性が保たれ、同時に、授乳中に実の乳首の特性及び機能を模倣することができるように乳頭の所望の性能も保たれる。結果として、本発明の編組繊維メッシュ管体30は、安全性つまり機械的補強なしの安全性を提供する。
図2を参照すると、乳頭部12は、外部表面15の近くに位置決めされた編組安全メッシュ管体30を有する略円筒形の外部形状を有する。従って、メッシュ管体30は、メッシュ管体の内側の空間(「コア」)を占有する「実質的に中実」の柔軟な弾性ポリマー材料を有する特定の直径のマトリックスエラストマー部14の中に成形されることになる。
図4を参照すると、メッシュの個々の繊維31は、この「コア」周りの螺旋経路をたどる。繊維の一方のセットは一方向に螺旋状になり、他方のセットは、反対方向に螺旋状になり、ダイヤモンドパターンのメッシュを描く。管体の円周回りに等間隔で配置された複数の繊維が存在する場合がある。管体の個々の繊維が撚り糸であった場合、これらの複数の繊維は、マルチリードスクリューと呼ばれることになる。交差点34において、繊維31は一緒に「結合される」場合、又は結合されない場合がある。
図6を参照すると、メッシュ管体30の繊維31は、乳頭先端部の近くで交差して延びることができるが、ダクト16に干渉しない。マトリックスエラストマー部14に対する乳頭先端の近位繊維33の結合を改善するために、乳頭先端領域の交差点34は、好ましくは結合することができる。乳頭部12の近位繊維33は、好ましくは自由に摺動することができる。また、繊維31は、基部24の中に遠位方向に延びることができる。基部24の中に延びる遠位繊維32は、好ましくは結合することができる。
図7を参照すると、メッシュ管体30の近位繊維33は、ダクト16を取り囲む乳頭部12の乳頭先端部においてより高い頻度で交差することができる。繊維31が遠位方向に基部24の中に延びると、遠位繊維33は、外に広がり、従って、より少ない交差点34を有することができる。
図8を参照すると、繊維31及びこれにより形成される編組メッシュ管体30は、以下の幾何学的パラメータによって説明することができる。
Dr(弛緩直径):乳首が弛緩して伸長していないときのメッシュ管体の直径。
De(伸長直径):ほぼ弛緩長さの1.5倍の部分(fractional)伸長まで、乳首が伸長しているときのメッシュ管体の直径。Deは、常にDrよりも小さくなる。
Pr(コアが弛緩しているときの繊維のピッチ):1つの完全な巻きを作るのに各繊維に必要な(弛緩)長さに沿った距離。
Pe(係数Xによってコアが伸長されるときの(計算した)繊維ピッチ):1つの完全な巻きを作るのに各繊維に必要な(伸長)長さに沿った距離。Pe=XPr。
X:部分長さ伸長。例えば、Pr=1.0及びPe=1.5の場合、X=1.5。
Hr(弛緩斜辺長さ):「コア」が弛緩しているとき1つの完全な巻きをなしている個々の繊維の長さ。
He(伸長斜辺長さ):「コア」が伸長しているとき1つの完全な巻きをなしている個々の(計算した)繊維の長さ。
メッシュ管体幾何形状の計算
メッシュ管体30の内側の「コア」(直円筒体)の全容積を占有する軟質弾性ポリマー材料の容積は、それが弛緩しているとき及びそれが伸長しているとき同じであると仮定される(容積不変の原理)。従って、人工乳首10の乳頭部12が中実直円筒体として成形される場合、及びその円筒体の長さが50%だけ伸長している場合(すなわち、X=1.5)、及びエラストマー14の容積の変化がないと仮定すると、直径は、その元の値の約82%まで縮径することになる。
個々の繊維31は、例えば、約0.004−約0.01インチの直径、より好ましくは約0.006インチの直径のように細くすることができ柔軟になるが、例えば、破壊強度約5−25ポンド(lb.)の間、より好ましくは破壊強度約15ポンドのように強固にすることができる。
個々の繊維31は、「コア」の直円筒体の周りの螺旋経路をたどる。図8を参照すると、弛緩「コア」の表面を「展開する」と、個々の繊維は、一辺が「コア」直円筒体の円周であり(=πDr)、他の辺=Prである三角形の斜辺にあることになる。
ピタゴラスの定理から、(Hr)2=(πDr)2+(Pr)2である。
「コア」が係数Xだけ伸長すると、繊維の新しいピッチは、Pe=XPrになり、直径はDrからDeに縮径することになる。容積が保存されると仮定すると、De=Dr/√Xとなる。ここで、個々の繊維は、伸長「コア」の直円筒体の周りの異なる螺旋経路をたどることになる。この伸長「コア」の表面を「展開する」と、個々の繊維は、一辺が「コア」のより小さな直円筒体の円周であり(=πDe=πDr/√X)、他の辺が繊維の新しいピッチ(Pe=XPr)である三角形の斜辺にあることになる。
ピタゴラスの定理から、(He)2=(πDr/√X)2+(XPr)2である(図8を参照)。
繊維31が柔軟なマトリックスエラストマー部14の所望の特性を変化させないために、繊維31は、長さが認め得るほど変化してはいけない、すなわち、乳頭部12が伸長する際に著しい引張又は圧縮を受けてはいけない。数学的には、これは、弛緩コアに埋め込まれた場合の繊維31の斜辺(上述の)と、Xだけ伸長したコアに埋め込まれた場合の繊維31の斜辺(上述の)が同じ長さをもつ必要があることを意味する。
同じ長さをもつことは、弛緩斜辺が伸長斜辺に等しくなる必要がある。すなわち、
(Hr)2=(He)2、従って:(πDr)2+(Pr)2=(πDr/√X)2+(XPr)2
従って:Pr=√(((πDr)2−(πDr/√X)2)/(X2−1))
又は:Pr=πDr√((1−1/X)/((X2−1))
である。
全ての乳頭直径に対して、「弛緩」メッシュ管体の有効直径(Dr)が存在することになる。50%の伸長(すなわち、X=1.5)を仮定すると、50%だけ伸長している場合(すなわち、X=1.5)、これらが引張及び圧縮を受けないことを可能にする繊維の理想的なピッチ長さ(Pr)が存在することになる。X=1.5の場合、Pr=1.62Drである。
X=1.5及び種々のDr値に対して、この要件を満たすPr値は、図9に提示されている。
乳頭部−安全メッシュ幾何形状の好ましい範囲の定義
実験結果
図10を参照すると、表面近くに埋め込まれた編組繊維管を有する又は有していない10又は60のショアA硬度を有するシリコーンゴムの円筒形サンプルを調製した。各サンプルは、特定のDr(円筒体が弛緩して伸長していない場合のメッシュ管体の直径)及びPr(コアが弛緩している場合の繊維のピッチ)を有した。サンプルは、可能であれば最大150%まで伸長するように漸次的に重みを加えた。断面積の減少を考慮して、負荷応力を、各記載の重み及び伸長率に関して計算した。
図11は、図10で説明した結果をプロットする。繊維のないシリコーンゴムのショアA10材料の応力対伸長挙動は、「望ましい」性能のベンチマークであった。繊維のないシリコーンゴムのショアA60材料の応力対伸長挙動は、「望ましくない」性能のベンチマークであった。
第1のサンプル円筒体は、ショアA硬度10の繊維メッシュ管体がないシリコーンゴムで調製した。その伸長は、増加する負荷応力の下で測定した。第2のサンプル円筒体は、サンプル円筒体の直径に対して「適正な」ピッチの108%を有する埋め込まれた繊維メッシュ管体を有するショアA硬度10のシリコーンで調製した。
図10及び図11に示すように、15psiの負荷応力の下で、第2のサンプル円筒体は、繊維メッシュのない第1のサンプル円筒体と実質的に同じX=1.5に伸長した。図8及び上記段落(0047)−(0057)で説明した方法論を用いて、X=1.5の伸長で第2のサンプル円筒体における繊維の計算した延伸は、2%であった。第3のサンプル円筒体は、「適正な」ピッチの125%を有する埋め込まれた繊維メッシュ管体を有するショアA硬度10のシリコーンゴムで調製した。上述のように、15psiの負荷応力での第3のサンプル円筒体は、X=1.22に伸長するに過ぎない。第3のサンプル円筒体の繊維の計算した延伸は、X=1.5に伸長することができた場合、6%になっている。第4のサンプル円筒体は、「適正な」ピッチの174%を有する埋め込まれた繊維メッシュ管体を有するショアA硬度10のシリコーンゴムで調製した。この第4のサンプル円筒体は、15psiの負荷応力の下でわずかに伸長した。これに対して、繊維メッシュがないシリコーンゴムのショアA硬度60のポリマーの第5のサンプルは、第3のものよりも小さいが、第4のサンプル円筒体よりも更に伸長した。
上記の結果並びに図10及び図11で提示するデータは、15psiの負荷応力の下で及びX=1.5までの伸長に対して、「適正なピッチ」の108%を有する繊維メッシュ管体を有し、2%の(計算した)繊維延伸を受けたサンプルは、繊維メッシュがないシリコーンゴムのショアA硬度10のサンプルに比較して応力対伸長特性がほとんど低下しないことを示す。しかしながら、同じ負荷条件下で、「適正なピッチ」の125%を有する繊維メッシュ管体を備え、6%の繊維延伸(計算された)を受けたサンプルは、繊維メッシュがないショアA硬度60サンプルよりも良好であるが、繊維メッシュがないショアA硬度10のサンプルよりもかなり劣っている応力対伸長特性を示した。従って、データは、適正なピッチの108%及び2%繊維延伸を有する繊維メッシュ管体の付加は許容できるのに対して、適正なピッチの125%及び6%繊維延伸を有する繊維メッシュ管体の付加は許容できないことを示す。実験的には示されていないが、データは、「適正なピッチ」の115%に対応する3%繊維延伸までを許容できる伸長を考慮する。従って、同じ範囲は、繊維圧縮の場合にも当てはまり得る。
広範な試験及び許容できる及び許容できない結果の表記に基づいて、好ましい範囲は、「適正な」繊維ピッチPrの±15%であり、ここでPr=πDr√((1−1/X)/((X2−1))である。
乳頭部−構成の材料
乳頭12の「実質的に中実」部分は、母親の乳頭の特性を模倣する特性を有する軟質エラストマーで構成される。例えば、約1から約20のショアA硬度を有することができる。乳頭部12は、あらゆる好適な軟質及び弾性食品用材、例えば、シリコーンゴムで作ることができるが、熱可塑性エラストマー(TPE)又はラテックスなどの他の軟質ポリマー材料も可能である。乳頭の「実質的に中実」部分へのマイナー相の追加は、バルク材の特性を有利に修正するために含むことができ、例えば、閉空隙は、柔軟性及び弾性を増大させるために加えることができる。
乳頭部−動作
人工乳首10の軟質、弾性乳頭部12は、授乳中の母親の乳頭を模倣する特性及び機能を有し、以下の通りである。
1.高弾性:ダクト開口部20を有する乳頭先端が、幼児の口の後部の硬口蓋の下向き曲線に適切に位置するまで伸長することを可能にする。
2.柔軟性及び圧縮性:幼児の舌の上向き力が、口内の(硬口蓋の)最高部に対して乳頭12を押し付けて変形させてダクト16を押しつぶして閉じ、これにより嚥下中に流体流を遮断することを可能にする。また、ダクト16は、乳頭の先端部分20に位置する二次遮断弁を含むことができ、これは、最小真空レベルを下回る母乳の流れを制限又は阻止する。二次弁は、ダクトクランピングと一緒に機能して、舌が乳頭を押し付けている場合及び/又は真空が最低の状態である場合に、嚥下中の流体流を遮断又は制限することができる。
3.中実であるが変形可能な材料及び構造:硬口蓋の形状に関係なく硬口蓋に舌の力を伝達することを可能にし、これにより経時的に硬口蓋を有利に変形し、真っ直ぐに並んだ歯及び制限されていない洞の適切に形成された硬口蓋及び口腔の発達を容易にする。
噛み切り及び結果として生じる窒息の危険の可能性に対してこの実質的に中実の軟質エラストマー乳頭部12を安全にするために、繊維メッシュ管体30は、本発明によって教示されたように組み込まれる。図4を参照すると、繊維メッシュ管体30は、「補強部材」として機能しない特有の構成を有し、マトリックスエラストマー部14の望ましい変形可能性を損なうことになる構造体の補剛を行わない。
基部−外部形状及び内部構造
図2を参照すると、乳首10の第2の下位部分は、遠位端部に配置された基部24である。基部24は、乳頭部12に取り付けられ、最遠位端部は、流体密封方式で授乳容器に取り付けるように設計される。
基部24は、授乳中に、授乳容器からの母乳又は人工「調合乳」が、乳頭部12の遠位端部にある開口部18の中に流入することができるように中空内部22を有する。基部24は、典型的には、従来の人工乳首のものと同様の、つまり約0.04インチ(1.0mm)の壁厚を有するが、それはより厚くすることができる。基部24は、乳頭部12の遠位端部にある外面15の変曲点から広がり、母親の乳房のドーム形を模倣する。基部24は遠位フランジ28で終端し、遠位フランジ28は、図5に示すようなねじ式接続カラー40によって瓶などの授乳容器42に対して乳首を密封するために用いられる。
図5を参照すると、基部24は、ねじ式カラー40によって授乳容器42に接続することができる。カラー40は、乳首10の一体部分として共成形すること、又は別個のリングとすることができる。カラー/リング40は、典型的には、締め付けによって乳首10と授乳容器42との間の取り付け又は密封が変形して損なわれることがない、十分に高い弾性係数を有する硬質プラスチックから構成される。
さらに図5を参照すると、基部24の遠位フランジ28は、圧縮シール44(随意的にリップシール46)又は他の手段を用いて授乳容器の近位面の上に密封して、乳首10と授乳容器42との間の流体の漏れを阻止することができる。
また、通気口48は、例えば、幼児が流体を持ち去ると瓶に空気が入るように圧縮シール44に設けることができ、これにより瓶の内部に真空が蓄積するのを阻止する。このような通気口48は、圧縮シール44の遠位面を横切って半径方向に切断された溝とすることができ、この溝は、締め付け状態で、流体が漏出するような大きな開口部なしで、空気がカラー40のねじ山から通気口を通って容器42の中に入るのを可能にするように、十分に開いたままである。
また、通気口48は、乳首10の基部24の中に成形された小さなダックビル弁とすることができ、これは、空気は弁を通って瓶の中に入ることができるが、流体は漏出できないように構成される。
図5に示す別のタイプのシールは、基部24の最遠位面上に成形された円錐リングを含むリップシール46である。この円錐リップシール46の直径は、授乳容器首部の内径よりもわずかに大きいので、乳首10が一体型カラー又は別個のリング40と共に授乳容器42の上に締め付けられると、結果的に、円錐リップシール46は容器42の首部の中に押し込まれ、容器の内側上面と円錐リップシール46との間の密封がもたらされる。
基部−構成材料
図6を参照すると、基部24は、乳頭部12を構成するのに用いられる軟質マトリックスエラストマー部14の材料と同じ材料で構成することができる。この構成は、ドーム形が噛み切りを行おうとする間に幼児の歯でしっかり捕らえることが難しいの、十分な噛み切り耐性を与えるはずである。乳頭と基部との間の移行ゾーンにおける噛み切り耐性は、基部24の上側側壁の中に幾分個々の繊維31を延在することによってさらに高めることができる。この場合に、繊維メッシュ30がドーム形基部24の増え続ける直径に対応できるように、このゾーンの繊維メッシュは、結合した交差点34をもたないことが必要となる場合がある。
図2に示す別の実施形態では、基部24に関する噛んでも安全な構成は、典型的には、従来の人工乳首を作製するのに用いるのと同じ材料、すなわち、50〜70の範囲のショアA硬度を有するシリコーンゴムを用いる。基部により高い硬度の材料を用いる利点は、噛み切り耐性を示して窒息の危険を最小にする点である。問題点は、この設計が、成形及び製造費用を増大させる別の材料の導入を必要とすることである。
基部−乳頭部への取り付け
上述したように、基部24は、乳頭部12と同じ材料で構成することができる。この場合、この2つの部分は、1つの単一ユニットとして成形することができ、2つの部分の間の取り付けは不要となる。
しかしながら、別の実施形態では、乳頭部12は、約1から20のショアA硬度の軟質、弾性材料から成形することができ、基部24は、例えば、50〜70のショアA硬度のより硬質の材料から成形することができる。2つの部分は、2つの下位部分の間の強固な取り付けを提供するように接合され、乳頭先端繊維33から補強乳頭部12を通って遠位繊維32を有する基部24の中までメッシュ管体30が提供する噛み切り耐性の喪失がないように設計する必要がある。この場合に、両下位部分は、図2に示すように、スカーフ接合部26とも呼ばれる相欠き継ぎ接合部26で恒久的に接合することができる。この接合部26は、2材成形、接着又は化学結合、超音波溶接、又は何らかの他の好適な方法によって形成され、両下位部分の間で耐久性のある漏れ止め結合を得ることができる。より高い硬度の材料は、図2に示すように相欠き継ぎ接合部26の外側部分19を形成すること又は相欠き継ぎ接合部の内側部分を形成することができる。
人工乳首−動作
本明細書で説明するように、乳首10の2つの下位部分の乳頭部12及び基部24の両方は、噛み切り耐性を示し、従って、起こり得る窒息の危険に対して安全であるように設計される。乳頭部12は、編組繊維メッシュ取り付けスキームでこの結果を得る。基部24は、大きな中空ドーム形がこれを捕らえて噛み切り損傷を与えることを困難にすることでこの結果を得る。さらに、安全メッシュ管体30は、乳頭部12の最近位端部から一部は基部24の中に延びることができる。代替的に及び追加的に、基部24は、典型的には従来の人工乳首で用いるようなより高い硬度のエラストマーで構成することができ、これは、必然的に噛み切り耐性を示し、従って起こり得る窒息の危険に対して安全である。
動作時、実質的に中実の乳頭部を構成する軟質エラストマーと協働してダクト16の断面サイズ及び形状は、「完全に上方」位置にある際に幼児の舌によってもたらされる圧縮力を受けて作動して、ダクト16は、押しつぶされて閉じて、結果的に連続した上向き流体流を遮断することができる。この遮断は、幼児の溢れることのない嚥下を容易にする。ダクト16の圧縮遮断は、硬過ぎて圧縮によって内部容積を閉鎖するには大き過ぎる他の人工乳頭に勝る利点である。
動作時、本発明の有利な態様は、安全で、非常に柔らかく、柔軟な人工乳首の設計及び構成を可能にすることであり、これは、乳児の口内の母親の乳房及び乳首の機能及び性能をより厳密に複製する。このことは、人工乳首を用いる幼児の吸引−嚥下−呼吸リズムが授乳で用いるリズムと同じになることを可能にする。
2つのリズムを一致させることで、多くの人工乳首の主要な問題、すなわち従来の人工乳首の異なる機能に対処するために、幼児が授乳に用いるのと異なる吸引−嚥下−呼吸リズムを生じる必要があるという問題を回避する。
授乳と、従来の人工乳首を用いて母乳を瓶から飲ませることとの間の違いは、人工乳首から母乳を搾り出すことが容易である点であり、幼児は「怠惰な授乳者」になる可能性がある。これらの違いは、「乳頭混乱」と呼ばれる状態を引き起こす。これらの違いのために、従来の人工乳首を用いる幼児は、瓶で飲ませた後に授乳に戻ることができないか又はそうする気がない場合があり、従って幼児は乳房を拒絶する場合がある。何らかの長期の授乳の欠如は、母親の母乳供給の枯渇をもたらす場合がある。これは、授乳と母乳を哺乳瓶で与えることを交互に行って母乳を自分の幼児に与え続けようとする母親にとって非常に望ましくない結果である。
本発明は、母乳を幼児に授乳することに対処するが、本発明で説明する人工乳首も用いて、母親自身の母乳の補助又は幼児の排他的な食糧源のいずれかとして「調合乳」を与えることができる。
人間の幼児の授乳に関して説明したが、本発明は、他の動物の授乳に用いることもできる。本発明の教示は、噛み切り損傷を受ける軟質、弾性ポリマー材料からから利益を得て、窒息の危険から安全であることが必要な、幼児のおしゃぶりなどの非授乳デバイスに用いることもできる。
本発明の有利な態様は、非常に特有の構成で導入された編組繊維メッシュ管体30が、使用中に乳首が圧縮及び/又は伸長する際に著しい引張又は圧縮を受けず、乳頭部12の望ましい作動を抑制する軟質、弾性マトリックス相を「補強する」ように機能しない点である。従って、編組繊維メッシュ管体の特有の構成は、人工乳首の望ましい機能にとって必要なマトリックス相の軟質、弾性特性を低下させることになる伝統的な荷重伝達複合材の生成を回避する。
加えて、本発明の教示は、「持続的気道陽圧(「CPAP」)機械に用いることもできる。具体的には、上記で詳細に説明した「バイトフェンス」は、窒息の危険性、並びに呼吸促迫症候群、気管支肺異形成症、睡眠時無呼吸などがある幼児又は成人を処置するのに用いる呼吸器具の分離を防止することができる。
本発明は、詳細な実施形態に関して図示して説明されているが、本発明の形態及び詳細の種々の変更を、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行うことができることは当業者によって理解されるであろう。
加えて、用いる専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のために過ぎず、本発明の特許請求の範囲を限定することを意図していないことも理解すべきである。

Claims (25)

  1. 噛んで安全な人工乳首であって、
    ショアA硬度約1からショアA硬度約20のエラストマーで形成され、遠位端部から近位端部まで略長手方向に延びる少なくとも1つのダクトを有する乳頭部と、
    前記乳頭部の前記遠位端部に取り付けられ、前記少なくとも1つのダクトの前記遠位端部に隣接する開放内部容積を有する基部と、
    伸長中に前記乳頭部に引張又は圧縮を与えず前記乳頭部を前記基部に取り付けるための、前記乳頭部の前記近位端部から前記乳頭部の前記遠位端部を通って延びる繊維から成る繊維メッシュ管体と、を備えている、
    ことを特徴とする人工乳首。
  2. 前記基部は、ショアA硬度約20からショアA硬度約70である、
    請求項1に記載の人工乳首。
  3. 前記基部は、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー(TPE)、及びラテックスから成るグループから選択された材料を含む、
    請求項2に記載の人工乳首。
  4. 前記乳頭部は、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー(TPE)、及びラテックスから成る前記グループから選択された材料を含む、
    請求項1に記載の人工乳首。
  5. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリエステルから成る前記グループから選択された材料を含む、
    請求項1に記載の人工乳首。
  6. 前記基部は、相欠き継ぎ接合部によって前記乳頭部に取り付けられる、
    請求項1に記載の人工乳首。
  7. 前記少なくとも1つのダクトは、円形又は楕円形の断面を有する、
    請求項1に記載の人工乳首。
  8. 前記少なくとも1つのダクトは、複数のダクトを含み、「Y」形、三角形、又は同心円形から成るグループから選択されたパターンで配列される、
    請求項1に記載の人工乳首。
  9. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、Pr=πDr√((1−1/X)/((X2−1))により決定されたピッチPrで配列され、Prは1つの完全な繊維巻きに必要な軸方向長さであり、Drは、前記繊維メッシュ管体の弛緩直径であり、Xは、部分伸長である、
    請求項1に記載の人工乳首。
  10. 前記繊維メッシュ管体は、特定の直径に関して、前記ピッチPrの約±15%で螺旋状に巻かれた繊維を含む編組である、
    請求項9に記載の人工乳首。
  11. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、約0.004〜約0.01インチの直径であり、約5ポンド(lb.)から約25ポンドの破壊強度である、
    請求項1に記載の人工乳首。
  12. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、約0.006インチの直径であり、約15ポンドの破壊強度である、
    請求項11に記載の人工乳首。
  13. ねじ付きカラーと、
    授乳容器と、
    通気口と、をさらに備え、
    前記ねじ付きカラーは、前記授乳容器を前記基部に接続して、圧縮シールを作り出し、
    前記通気口は、幼児が前記少なくとも1つのダクトを通して流体を持ち去ると、前記授乳容器に空気が入ることを可能にするように構成されている、
    請求項1に記載の人工乳首。
  14. 前記通気口は、空気が前記授乳容器に入ることは可能にするが、流体が前記通気口を通って漏出できないように構成された、前記基部の中に成形されたダックビル弁である、
    請求項13に記載の人工乳首。
  15. 前記基部の前記遠位面上に成形された円錐リングと、
    授乳容器と、をさらに備え、
    前記円錐リングの直径は、前記授乳容器の内径よりもわずかに大きく、前記授乳容器に接続する際にリップシールを作り出す、
    請求項1に記載の人工乳首。
  16. 二次遮断弁をさらに備え、
    前記二次遮断弁は、前記乳頭部の前記近位端部において前記少なくとも1つのダクトを覆う、
    請求項1に記載の人工乳首。
  17. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、交差点で結合され、前記基部の中に遠位に延び、
    前記近位繊維は前記乳頭部の繊維であり、前記遠位繊維は前記基部の繊維であり、
    前記近位繊維は、前記遠位繊維よりも少ない頻度で交差点に結合し、
    前記遠位繊維は、前記基部を横切って外に広がりより多くの交差点を有する、
    請求項1に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  18. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、ダイヤモンドパターンのメッシュを形成する、
    請求項1に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  19. 実質的に中実の円筒形物品を修正する方法であって、
    弾性マトリックスメジャー相を提供する段階と、
    編組繊維メッシュ管体の形状の繊維マイナー相を前記マトリックスメジャー相に加える段階と、を含み、
    前記繊維マイナー相は、前記マトリックスメジャー相よりも高い引張強度及び弾性係数を有し、
    前記マトリックスメジャー相は、約5%から約70%だけ伸長する能力を有しかつ第1の弾性を有し、
    前記繊維マイナー相は、前記第1の弾性よりも大きい第2の弾性を有し、
    前記マトリックスメジャー相は、ショアA硬度約1からショアA硬度約20の硬度を有し、
    所与の負荷応力下で、前記メジャー相及びマイナー相複合材の伸長は約10%以上低下しない、
    ことを特徴とする方法。
  20. 2つの部分から構成された複合乳頭部を有する、噛んでも安全な人工乳首であって、
    第1の部分は連続する弾性物質を含み、
    第2の部分は、前記弾性物質内に配置された螺旋状に巻かれた繊維を含み、
    前記螺旋状に巻かれた繊維は延伸せず、
    前記第1及び第2の部分は、前記乳頭部の伸長中に前記弾性物質の最大延伸の3%内を得ることができる、
    噛んでも安全な人工乳首。
  21. 前記繊維は管体を形成する、
    請求項20に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  22. 前記繊維メッシュ管体の前記繊維は、Pr=πDr√((1−1/X)/((X2−1))により決定されたピッチPrで配列され、Drは、前記繊維メッシュ管体の弛緩直径であり、Xは部分伸長であり、ここでは前記繊維メッシュ管体は引張応力を示さない、
    請求項21に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  23. 前記繊維メッシュ管体は、特定の直径に関して、前記ピッチPrの約±15%で螺旋状に巻かれた編組である、
    請求項22に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  24. 前記繊維は、交差点で結合される、
    請求項20に記載の噛んでも安全な人工乳首。
  25. 前記繊維は、ダイヤモンドパターンのメッシュを形成する、
    請求項20に記載の噛んでも安全な人工乳首。
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