JP2019515402A

JP2019515402A - カープールに基づく速達郵便物配送方法、システム及びサーバ

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Publication number: JP2019515402A
Application number: JP2018565446A
Authority: JP
Inventors: 曾昭興
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-04-13
Filing date: 2016-09-27
Publication date: 2019-06-06
Also published as: WO2017177623A1; CN105702020A; CN105702020B; US20180204179A1

Abstract

本発明は、カープールに基づく速達郵便物配送方法を提供し、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報と取得して、第１の配送経路を生成して速達郵便物を配送することと、幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得することと、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えることと、を含む。速達郵便物の起点情報、終点情報及び配達の時間情報によって、最初から周囲のカープールの可能性のある乗客を選別すると、速達郵便物を定刻且つ安価で終点に配送できるとともに、乗車のお客様もこのようなカープール方式によって乗車の割引を得ることができる。同時に、カープールに基づく速達郵便物配送システム及びサーバを提供する。【選択図】図２

Description

本発明は、都市交通運送分野に関し、特に、カープールに基づく速達郵便物配送方法、システム及びサーバに関する。

タクシーは都市交通の重要の構成要素の一つである。現在、中国のタクシーは合計で１１０万両に達し、年間の旅客転送量は１２０億人に達し、そのエネルギーの消費量が極めて多く、また、今のタクシーには殆どが単方向のお客様しか乗らず、大部分の場合が一人であるので、リソースの浪費がかなり厳重である。一方、オンラインショッピングが高速に発展して、最近、速達郵便サービスも爆発式発展を実現し、個人であれ会社であれ、速達郵便で運送するお荷物がますます増えている。
技術課題

しかし、既存の速達郵便方式において、速達郵便物の数量及び物流整理の問題によって、同都市または隣り合う都市間の速達郵便物が６時間ひいては２4時間後に配達される場合もある。緊急状態では、送信者が自分でタクシーに乗ってお荷物を指定の箇所に送る。受け取る時、速達郵便者は配送する前、利用者に速達郵便物があることを通知しなければならなく、この間に利用者が不在で速達郵便物を即時に受け取ることができないか、または急ぎのことがあって速達郵便者の到着を待つことができない問題がある。単独でタクシーで速達郵便物を配送する方式は、コストがかなり高い。

同時に、既存の物流配送のフロー全般を見ると、速達郵便者が必ず受信者に面と向かって引き渡さなければならないが、受信者が速達郵便者が配送した時に配送された住所にいらないで、面と向かって引き渡すことができなくなることもあって、また速達郵便者の作業時間や担当領域等の要素の制限を受けて、配送効率や配送成功率が低く、不完璧な部分やフローによって物流業界の作業量を大幅に増加し、受信者にも大きい不便をもたらす。

上記状況に鑑み、本発明は、同都市内において速達郵便物が一期間の時間内の受け取り範囲のあるものであって、タクシーが速達郵便物を載せて起点から終点に走ることで、同都市内での緊急速達郵便物の配達を実現するカープールに基づく速達郵便物配送方法を提供する。しかし、このような状況は比較的に少なく、費用も比較的に高い。速達郵便物の所定の時間内に同方向のお逆様を運送すると、対応する費用を等分することができる。

本発明は、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報と取得して、第１の配送経路を生成して速達郵便物を配送することと、幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得することと、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えることと、を含むカープールに基づく速達郵便物配送方法を提供する。

速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する。

前記第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて配送経路方向情報を取得し、前記乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報に基づいて乗車経路方向情報を取得し、前記配送経路方向情報は前記乗車経路方向情報と同じである。

速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別して前記第１の利用者により配送する。

本発明によると、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得するための速達郵便物宅配クライアントと、乗客の第２の起点情報と第２の終点情報を取得するための乗客クライアントと、それぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えるサーバと、を含むカープールに基づく速達郵便物配送システムを提供する。

本発明によると、それぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えるカープールに基づく速達郵便物配送サーバを提供する。

発明の有益な効果
有益な効果
本発明によると、既存技術に比べ、操作が簡単で、速達郵便物の起点情報及び終点情報に基づいて、開始から周囲のカープール可能性のある乗客を選別することで、速達郵便物が定刻且つ安価で終点に到着できるとともに、乗車するお客様もこのようなカープール方式で乗車の割引を得ることができる。

本発明のカープールに基づく速達郵便物配送方法の流れを示す図である。本発明のカープールに基づく速達郵便物配送システムの実施例の構造図である。

以下、好適な実施形態を結合して本発明の技術案を詳しく説明する。

図１に示すように、本実施例における方法は以下のステップを含む。

速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得して、第１の配送経路を生成して速達郵便物の配送を行う（Ｓ１０１）。

同都市または隣り合う都市間で速達郵便物の配送を行う時、通常、６時間乃至１２時間がかかる。しかし、急ぎの速達郵便物（例えば、２〜３時間内に配送されるべきもの）の場合、一般の速達郵便会社は処理できなくなる。個人でタクシーに乗って終点に行って、荷物を特定の人に引き渡し、その後、再びタクシーに乗って起点に戻ることしかできなく、これにより、人力を浪費しつつ費用を増加する。

速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得して、第１の配送経路を生成し、周囲からタクシーを呼び出すと、速達郵便物を起点から目的地まで配送することができる。しかし、このような場合、タクシーを呼び出すたびに高い費用を払わなければならない。

速達郵便物が地点Ｏでタクシー（第１の起点情報を知っているとする）に乗って、第１の終点情報をタクシー運転者に通知する。この時、乗客クライアント（携帯電話）またはタクシー運転者の携帯電話または他の通信端末において乗客の起点と終点情報をサーバにアップロードすると、サーバはデータベースの内容を取得し、経験値に基づいて第１の配送経路を生成する。好適な例として、サーバは当時の道路の混雑状況に基づいて配送経路を生成することもできる。通常、タクシーに乗る時、各種の要素を考慮し、その中、時間要素と価格要素が主な考慮対象であるので、本実施例において主に時間要素を考慮して配送経路を生成し、配送の起点と終点を確定して、起点から終点までの近い方からＭ個の走行経路を選択する。前記Ｍ個の走行経路それぞれを幾つかの区間経路に区画し、タクシーが各区間経路を通過する平均速度をそれぞれ計算してから、各区間経路の長さに基づいてタクシーが各区間経路を通過する平均時間をそれぞれ計算し、各区間経路の平均時間を加算して各走行経路の総走行時間を得る。各走行経路の走行時間を比較し、走行時間が最も短いものを最も速い走行経路とする（即ち、第１の配送経路として選別する）。

同時に、周囲に多くの速達郵便物があると、一緒に配送することができる。

幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得する（Ｓ１０２）。

速達郵便物の可能な最も遅い到達時間内において、周囲の乗客が乗った幾つかのタクシーの情報を絶えずに収集し、幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得する。速達郵便物の第１の起点情報と第１の終点情報を取得した後、その利用者の端末は周囲のＮ個の乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を受信することになる。タクシーは運転を開始した後、実際の状況に応じて異なる速達郵便物と乗客の組み合せを生成し、一方、異なる速達郵便物と乗客の組み合せの場合、速達郵便物及び次の乗客にとって、運転者が乗客を載せるために回る経路距離が短いほど、浪費されるコストが低く、タクシーリソースの利用率を向上させる。従って、幾つかの速達郵便物と乗客の組み合せから最適なカープール組み合せを選択することが重要である。そして、配送経路と乗車経路はデータベースに記憶された既定の経路で、乗客が起点と終点の情報を入力すると、データベースから経験データを呼び出すことができ、通常、当時の環境要素の影響は考慮していなく、環境要素を考慮すると、いずれも最も速い走行経路を選択することができる。

速達郵便物と乗客の組み合せの有効性を保証するため、速達郵便物及び乗客の経路方向が一致するか否かを了解しなければならない。よって、まず第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて、配送経路方向情報を取得し、それから、乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報に基づいて、乗車経路方向情報を取得し、且つ、配送経路方向情報と前記乗車経路方向情報が同じであるように保証しなければならない。

前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与える（Ｓ１０３）。

現実の生活において、速達郵便物と人がカープールする状況は比較的に複雑であるが、カープールソフトウエアが流行するに伴って、速達郵便物と人とのカープールが可能になった。速達郵便物が許可する最も遅い到達時間内において、例えば速達郵便物が起点から朝８時に送られてきて、２時間内に終点に送ることを要求し、起点から終点までタクシーで３０分かかると、当該時間区間内でタクシーは周囲の乗客を送迎することができ、定刻に速達郵便物を配送できればよい。そのため、速達郵便物の起点情報及び終点情報に基づいて、最初から周囲のカープールの可能性のある乗客を選別すると、速達郵便物を定刻且つ安価で終点に配送できるとともに、乗車のお客様もこのようなカープール方式によって乗車の割引を得ることができる。

速達郵便物と乗客の組み合せの構成は、速達郵便物が定刻に到着し、人を即時に目的地に運送する効果を満たさなければならない。

よって、速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算して、タクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する。各速達郵便物の到達時間はいずれも送信者と約定したもので、タクシーが他の乗客のコール要求を受けた後も、速達郵便物が定刻に受信者に到達できるように保証しなければならない。カープールした乗客の起点から速達郵便物の終点までの時間を計算し、最後にタクシー到達時間情報と前記速達郵便物到達時間情報とを比較して乗客を選別しなければならない。突発状況が発生する可能性もあるので、当該時間は一定のバッファ時間を有しなければならなく、必要に応じて、速達郵便物の利用者及び乗客に注意を与えなければならない。

衛星地図から見て近い二つの地方であっても、タクシーで実際に行くと遠い距離を回らなければならない可能性もある。よって、実際の状況に応じて、カープールの提示をキャンセルしなければならなく、具体的には、速達郵便物の第１の起点情報、第２の終点情報及び乗客の第２の起点情報、第２の終点情報に基づいて、第２の乗車経路を生成し、前記第２の乗車経路と乗車経路との差異が予定の経路長さより長いと、対応する前記タクシーを配送可能なタクシーから排除する。ここでの予定の経路長さは経験値であって、第１の乗客または運転者が実際の状況に応じて設定することができる。

そして、途中に第２の乗客が現れる可能性もあって、この時もカープールすることができる。具体的には、第２の乗客の起点情報及び終点情報を取得し、前記第２の乗客の起点情報と前記乗車経路との距離が第１の所定の距離内であって、第三乗客の終点情報と前記乗車経路との距離が第２の所定の距離内であると、第２の乗客にカープール提示を与える。

現在の速達郵便物の配送及び受け取りの問題は、利用者が悩む問題であって、顕著な問題は主に、１、速達郵便物の配達がいずれも出勤時間区間（午前９時から午後１８時）で、殆どの場合、利用者が出勤し家になく、２、一部の団地の安全性制御が比較的に多く、利用者が通常一階まで降りて速達郵便物を受け取ることになることである。本発明はこれらの問題に鑑み、同一の団地の利用者の速達郵便物の配送に対して、団地内の居住者が登録する方法で、団地内の他の居住者に配送サービスを提供する。これにより、ドアロック機構による配送者に対する影響を低減し、同一の団地の利点を利用することもでき、どんな時間であっても即時に速達郵便物を受け取ることができる。具体的に、速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、また、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別して、第１の利用者により配送する。

図２に本発明のカープールに基づく速達郵便物配送システムの実施例の構造を示す。

カープールに基づく速達郵便物配送システムは、速達郵便物宅配クライアントと、サーバと、乗客クライアントと、を含み、各端末はサーバとネットワークを介して接続される。前記速達郵便物宅配クライアントは、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得する。前記乗客クライアントは乗客の第２の起点情報と第２の終点情報を取得する。前記サーバはそれぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて、第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与える。

該システムは、速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する乗客選別モジュールをさらに含む。

そして、該システムは、速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別して前記第１の利用者に配送するように配分する速達郵便物配送モジュールをさらに含む

よって、速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する。各速達郵便物の到達時間はいずれも送信者と約定したもので、タクシーが他の乗客のコール要求を受けた後も、速達郵便物が定刻に受信者に到達できるように保証しなければならない。カープールした乗客の起点から速達郵便物の終点までの時間を計算し、最後にタクシー到達時間情報と前記速達郵便物到達時間情報とを比較して乗客を選別しなければならない。突発状況が発生する可能性もあるので、当該時間は一定のバッファ時間を有しなければならなく、必要に応じて、速達郵便物の利用者及び乗客に注意を与えなければならない。

システム実施例と本発明の方法実施例の互いに合致するもので、実現し得る技術効果やメリットは本発明の方式実施例に一致し、ここでは説明を省略する。

好適な実施例として、本発明はカープールに基づく速達郵便物配送サーバを提供し、該サーバはそれぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与える。

本発明の実施形態
本発明の実施例においてカープールに基づく速達郵便物配送方法を提供し、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得して、第１の配送経路を生成して速達郵便物の配送を行うことと、幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得することと、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えることと、を含む。速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する。これにより、速達郵便物及び乗客のリソースを合理的に配置することができる。

前記第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて配送経路方向情報を取得し、前記乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報に基づいて乗車経路方向情報を取得し、前記配送経路方向情報は前記乗車経路方向情報と同じである。速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別し、前記第１の利用者により配送する。これにより、ドアロック機構による配送者に対する影響を低減し、同一の団地の利点を利用することもでき、どんな時間であっても即時に速達郵便物を受け取ることができる。同時に、伝統的な乗客同士のカープールを改善して、同都市内の速達郵便物の問題を解決するとともに、カープールプラットフォームに新規の収益方式を提供することもできる。

本発明の実施例によると、カープールに基づく速達郵便物配送システムをさらに提供し、速達郵便物宅配クライアントと、サーバと、乗客クライアントと、を含み、前記速達郵便物宅配クライアントは、速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得する。乗客クライアントは乗客の第２の起点情報と第２の終点情報を取得する。前記サーバはそれぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて、第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与える。

そして、カープールに基づく速達郵便物配送サーバをさらに提供し、前記サーバはそれぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与える。

ここでの乗車経路、起点情報及び終点情報の設定及び所定の距離は、本発明のシステムの部分と同じで、その実現方式も本発明の方法実施例と同じであるので、ここでは説明を省略する。

上述した実施例は本発明の実施形態を説明するので、具体的で詳しく説明したが、本発明の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば本発明の構想を離脱せずに幾つかの変形や改善を得ることができ、これらは全て本発明の保護範囲に含まれる。よって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて決められる。

産業利用可能性
本発明は、速達郵便物宅配クライアント、サーバ及び乗客クライアントをネットワークを介して接続することで、利用者が速達郵便物宅配クライアントによって周囲のカープールしようとする利用者を探してカープールして、速達郵便やタクシー費用を合理的に等分し、既存の乗客同士のカープールモードを改善して、産業上の実用性を有する。

Claims

速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報と取得して、第１の配送経路を生成して速達郵便物を配送することと、
幾つかの乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報を取得することと、
前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えることと、を含むことを特徴とするカープールに基づく速達郵便物配送方法。
速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除することを特徴とする請求項１に記載の速達郵便物配送方法。
前記第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて配送経路方向情報を取得し、前記乗客の第２の起点情報及び第２の終点情報に基づいて乗車経路方向情報を取得し、前記配送経路方向情報は前記乗車経路方向情報と同じであることを特徴とする請求項１に記載の速達郵便物配送方法。
速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別し、前記第１の利用者により配送することを特徴とする請求項１乃至３のうちのいずれかに記載の速達郵便物配送方法。
速達郵便物の第１の起点情報及び第１の終点情報を取得するための速達郵便物宅配クライアントと、
乗客の第２の起点情報と第２の終点情報を取得するための乗客クライアントと、
それぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えるサーバと、を含むことを特徴とするカープールに基づく速達郵便物配送システム。
速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除する乗客選別モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項５に記載の速達郵便物配送システム。
速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別して前記第１の利用者に配送するように配分する速達郵便物配送モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項５または６に記載の速達郵便物配送システム。
それぞれ速達郵便物宅配クライアント及び幾つかの乗客クライアントの起点情報と終点情報を受信し、第１の起点情報及び第１の終点情報に基づいて第１の配送経路を生成し、前記第２の起点情報と前記第１の配送経路とが第１の所定の距離内であって、前記第２の終点情報と前記第１の配送経路とが第２の所定の距離内であると、前記乗客を送迎可能な乗客として注意を与えることを特徴とするカープールに基づく速達郵便物配送サーバ。
速達郵便物到達時間情報を取得し、タクシーによる前記乗客を送迎する第２の起点から前記第１の終点までの時間を計算してタクシー到達時間情報を取得し、前記タクシー到達時間情報が前記速達郵便物到達時間情報より遅いと、前記乗客を送迎可能な乗客から排除することを特徴とする請求項８に記載の速達郵便物配送サーバ。
速達郵便物を第１の終点に配送した後、団地内の第１の利用者の住所情報を取得し、現在の全ての速達郵便物に対応する幾つかの第２の利用者の住所情報を取得し、前記第２の利用者の住所情報が第１の利用者の所定の距離範囲内にある速達郵便物を選別して前記第１の利用者に配送するように配分することを特徴とする請求項８または９に記載の速達郵便物配送サーバ。