JP2019513497A - 強化要素を備えたバルーン・カテーテル可視化デバイス - Google Patents

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Abstract

バルーン・カテーテル可視化デバイス(100)は、ハンドルと、長尺状のシャフト(112)と、非対称バルーン(108)とを含む。長尺状のシャフトは、遠位端(156)と、近位端とを含み、近位端から遠位端まで延在するルーメン及び長手方向軸を画定する。近位端は、ハンドルに対して結合される。非対称バルーンは、遠位部分(163)と、近位部分(162)とを含む。近位部分は、長尺状のシャフトの遠位端に対して結合される。近位部分は、非対称バルーンに対して結合され、非対称バルーンの遠位部分の外側輪郭に対して非対称な外側輪郭を非対称バルーンの近位部分において形成する材料の層を含む1つ以上の強化用構造物(196)を有する。

Description

本発明は、たとえば、バルーン・カテーテル可視化デバイスなどの医療デバイスに関する。
血液などの不透明な体液の存在とその移動は、一般に、患者内部の組織領域の生体内(イン・ビボ)の画像化を困難にする。そのため、いくつかの場合において、視覚的構造を描写して患者の身体の内部領域を可視化するために、医療デバイスが使用されることがある。たとえば、身体内部からイン・ビボ超音波画像を作成するために、超音波デバイスが使用される。別の例では、患者の内部領域の2次元画像又は3次元画像を描写するマップを生成するための位置センサを有するマッピング・デバイスも使用される。いくつかの場合では、そのようなデバイスによって提供された視覚的情報は制限を受ける。マッピング・デバイスは、たとえば、心腔内の組織表面状況の視覚的情報を提供することが可能でないことがある。したがって、患者内の血液で満たされた空洞又は血管を視認するための改善された可視化を提供する医療デバイスが必要とされている。
医療デバイスは、いくつかの場合では、膨張可能なイメージング・バルーンを使用して患者の組織領域のイン・ビボ・イメージングを取得することがある。イメージング・バルーンは、収縮された状態で患者の身体へと導入される。いったん導入されると、イメージング・バルーンは、イメージングのために、膨張させられ、標的にされた組織領域に対して押し付けられる。イメージングは、光ファイバ又は膨張させられたバルーンの壁を通して組織を見るための他の電子装置の使用によって達成される。
イメージング・バルーンは、多くの場合、受け取られる画像の品質に影響を与える問題に直面する。イメージング・バルーンは、バルーンが組織表面に対してしっかりと押し付けられていない場合、不良な又はぼやけた組織画像を作成することがある。
本文書は、たとえば、バルーン・カテーテル可視化デバイスなどの医療デバイスに関する。特に、本文書は、診断又は外科的医療手技中に患者の血管系内の解剖学的構造を可視化するために、カテーテル可視化デバイス又はシステムにおける強化されたバルーンに関する。
いくつかの態様では、バルーン・カテーテル可視化デバイスは、ハンドルと、長尺状のシャフトと、非対称形バルーンとを含む。長尺状のシャフトは、遠位端と、近位端とを含むことができる。近位端は、ハンドルに対して結合されることができる。長尺状のシャフトは、両方ともシャフトの近位端から遠位端まで延在する、ルーメン及び長手方向軸を画定することができる。非対称形バルーンは、遠位部分と、近位部分とを含む。近位部分は、長尺状のシャフトの遠位端に対して結合される。非対称形バルーンの近位部分は、非対称形バルーンに対して結合され、非対称形バルーンの遠位部分の外側輪郭に対して非対称な外側輪郭をバルーンの近位部分において形成する材料の層を含む1つ以上の強化用構造物を含有する。
いくつかの場合では、非対称形バルーンは、複数のリブを形成する複数の強化用構造物を含む。いくつかの場合では、複数のリブは、互いから等距離のところに周方向に設置される。いくつかの場合では、1つ以上の強化用構造物は、少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブを含む。少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブは、リブを直径に沿って拡張するための膨張媒体を受けるようなサイズにされたルーメンを画定することができる。少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブは、非対称形バルーンに関係なく膨張するように構成されることができる。いくつかの場合では、非対称形バルーン・カテーテル可視化デバイスは、最大6つ又はそれ以上の強化用構造物を含む。
いくつかの場合では、バルーン・カテーテル可視化デバイスは、非対称形バルーンの近位部分上に均一に配置された材料の層を備える1つの強化用構造物を含むことができる。この近位部分は、遠位部分の平均壁厚よりも厚い平均壁厚を有することができる。いくつかの場合では、バルーン壁だけと比較した、強化用構造物に対して結合されたバルーン壁の厚さ比は、約1:1である、約2:1である、約3:1である、約4:1である、約5:1である、又は5:1よりも大きい。種々の場合では、1つ以上の強化用構造物は、非対称形バルーンの遠位部分が圧縮力にさらされるとき非対称形バルーンの近位部分におけるバルーン材料の折り重ねを防止するように構成される。
いくつかの態様では、バルーン・カテーテル可視化デバイスは、ハンドルと、長尺状のシャフトと、バルーンと、強化用構造物とを含む。長尺状のシャフトは、遠位端と、近位端とを含む。近位端は、ハンドルに対して結合されることができる。長尺状のシャフトは、近位端から遠位端まで延在するルーメン及び長手方向軸を画定する。バルーンは、長尺状のシャフトの遠位端に対して結合された近位端と、遠位部分と、内側膨張空洞を画定する壁とを含む。強化用構造物は、内側膨張空洞内に配置され、複数の可撓性ストラットを含む。各ストラットは、少なくとも2つの隣接するストラットに接続される。強化用構造物は、送達のために適することを目的とした小さいプロファイルを提供するための圧壊形状と、バルーンに対して構造的支持を提供するための拡張形状とを含むように構成される。
いくつかの場合では、拡張形状における強化用構造物は、広がった円錐形状を有するフレームを形成することができる。強化用構造物は、バルーンへと挿入され、その中で拡張されるように構成された別個の構成要素であることができる。強化用構造物は、バルーンの1つ以上の場所において結合されることができる。強化用構造物は、任意選択で、ポリマー・カバーに対して結合されることができる。いくつかの場合では、強化用構造物は、複数の相互接続されたストラットを含み、強化用構造物が拡張形状にあるとき、各個々のストラットは、花びら(ペタル)に似た形状を形成する。いくつかの場合では、強化用構造物は、ニチノールから作製されることができる。いくつかの場合では、複数の可撓性ストラットは、ストラットが一緒に圧壊し、拡張するように、相互接続される。
いくつかの態様では、バルーン・カテーテル可視化デバイスは、ハンドルと、長尺状のシャフトと、バルーンとを含む。長尺状のシャフトは、遠位端と、近位端とを含む。近位端は、ハンドルに対して結合されることができる。長尺状のシャフトは、近位端から遠位端まで延在するルーメン及び長手方向軸を画定する。バルーンは、近位端と、遠位端とを含む。バルーンの近位端は、長尺状のシャフトに対して結合され、力がバルーンの遠位端に適用されたときバルーンの近位端における材料の折り重ねを防止するようにバルーンを強化するための手段を含むことができる。
複数の実施形態が開示されるが、本発明のさらに他の実施形態が、本発明の例示的実施形態を示し説明する、以下の詳細な説明から、当業者にとって明らかになるであろう。したがって、図面及び詳細な説明は、限定的ではなく、本質において例示的であるとみなされるべきである。
人間の解剖学的構造内にある例示的なバルーン・カテーテル可視化デバイス・システムの図。 図1の例示的なバルーン・カテーテル可視化デバイスの遠位端部分の斜視図。 可視化バルーン・カテーテルの第2の例の遠位端の側面図。 可視化バルーン・カテーテルの第2の例の遠位端の断面図。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第3の例の側面図。 力試験中の図3の可視化バルーン・カテーテルを示す図。 力試験中の図3の可視化バルーン・カテーテルを示す図。 力試験中の図4の可視化バルーン・カテーテルを示す図。 対照バルーン・カテーテルと比較した、図1の可視化バルーン・カテーテルの力対圧縮長さデータを提供するグラフ。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第4の例の側面図。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第4の例の断面図。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第4の例の断面図。 強化構造を含む、本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第5の例の側面図。 本明細書において提供される強化構造の別の例の側面図。 本明細書において提供される強化構造の別の例の平面図。 本明細書において提供される強化構造の別の例の斜視図。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第6の例の側面図。 本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイスの第7の例の側面図。
本明細書において提供されるカテーテル可視化デバイスは、種々の医療目的のために使用され得る。たとえば、いくつかの場合では、本明細書において提供されるウィーピング・バルーンは、カテーテル可視化デバイス及びシステムのために使用される。いくつかの場合では、ウィーピング・バルーンは、本明細書において説明されるように、増加された機械的な完全性及び強度(たとえば、剛性)をバルーンに対して提供する強化用構造物(強化構造又は強化フレームとも呼ばれる)を含むことができる。いくつかの場合では、強化用構造物は、たとえば、バルーン壁に接合された又はバルーン壁内部でカプセル化されたバルーン材料に対して結合されることができる。いくつかの場合では、本明細書において提供される強化用構造物は、バルーンに関連して使用されることができる追加の構成要素又はデバイス(たとえば、バルーンのルーメン又は内側空洞内部に挿入可能な構成要素又はデバイス)である。以下でさらに説明されるように、強化用構造物の設計は、限定されるものではないが、使用中の曲がり、屈曲、及びバルーン材料の折り重ねに対する抵抗などの性能特性に影響を与えることができる。
本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイス、システム、及び方法は、標的場所のバルーン・カテーテル可視化を可能にすることができ、これは、最小侵襲的方法の間に解剖学的構造及び病状識別ならびにデバイス留置視覚的フィードバックを医師の使用者に対して提供することができる。本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイス、システム、及び方法は、透明な壁を有する長尺状のコンプライアント・バルーンを含むことができる。いくつかの場合では、バルーン壁(たとえば、透明なバルーン壁)は、使用中のバルーンの曲がり、屈曲、及び材料の折り重ねを限定する1つ以上の強化用構造物を有することができる。いくつかの場合では、強化用構造物は、バルーン壁に接合された又はこの内部に埋め込まれた金属材料又はポリマー材料を含むことができる。いくつかの場合では、強化用構造物は、バルーン内部へと挿入可能であるように構成された別個の構成要素又はデバイスを含むことができる。
図1を参照すると、例示的なバルーン・カテーテル可視化システム100は、人間の解剖学的構造内部の組織構造を可視化するために使用されることができる。いくつかの場合では、バルーン・カテーテル可視化システム100は、上腕静脈又は頸静脈を通して心臓10の右心房へと挿入されることができる。バルーン・カテーテル可視化システム100は、近位端116をもつ近位端部分114と、遠位端120をもつ遠位端部分118とを有する管状本体112(長尺状のシャフト又はカテーテルとも説明され得る)を含む。いくつかの場合では、近位端部分114は、カテーテル・ハブ122又はマニホルドに対して結合することができる。描写された実施形態では、遠位端部分118は、一体型カメラ(示されず)と、少なくとも1つのバルーン108(バルーン部材とも説明される)とを含む。
図1に示されるように、バルーン108は、バルーン・カテーテル可視化システム100の遠位先端を形成することができる。いくつかの場合では、バルーン108は、一体型カメラがバルーン108の内部に配置されるように、遠位端部分118の遠位端120をカプセル化することができる。いくつかの場合では、バルーン108は、バルーン108の一端からバルーン108の対向する端まで延在する貫通ルーメン(thru lumen)130を含む。貫通ルーメン130は、留め用具又は外科的デバイスなどの補助的なコンポーネント及びデバイス(示されず)を受けるようなサイズにされることができる。補助的なコンポーネント及びデバイスは、バルーン108の外部の解剖学的場所にアクセスするためにバルーン108の貫通ルーメン130に通されることができる。
いくつかの場合では、バルーン108は、ウィーピング・バルーンである。より具体的には、いくつかの場合では、バルーンは、バルーンを囲む視覚的に明瞭なエリアを提供するようにバルーンが「ウィーピング」することを可能にするために、孔を含むことができる。バルーン108の孔は、バルーン108の壁を通って流体をゆっくりと伝播させるように構成されることができる。そのような流体は、視覚的に明瞭又は透明であることができ、そうでなければバルーン108に隣接するエリアの可視化を不明確にするであろう血液を移動させることができる。
バルーン108のいくつかの実施形態は、強化されたバルーンを含む。特に、バルーンは、1つ以上の強化用構造物196を含むことができる。強化用構造物196は、増加された機械的な完全性及び強度(たとえば、剛性)をバルーンに対して提供することができる。いくつかの場合では、図1に示されるように、強化用構造物196は、バルーン材料に対して結合されることができる。強化用構造物196は、バルーン壁に対して直接的に接着接合又は熱接合されてよい。いくつかの場合では、強化用構造物196は、バルーン壁内部でカプセル化されることができる。いくつかの場合では、強化用構造物196は、本明細書において論じられるように、バルーンに関連して使用されることができる追加のコンポーネント又はデバイス、たとえば、バルーンのルーメン又は内側空洞内部に挿入可能なコンポーネント又はデバイスである。
いくつかの場合では、バルーン・カテーテル可視化システム100は、ルーメン(示されず)を画定する少なくとも1つの管状本体112を含む。いくつかの場合では、バルーン・カテーテル可視化システム100は、複数の管状本体を含むことができ、各管状本体は、少なくとも1つのルーメンを画定する。各管状本体112は、任意選択で、複数のルーメン、たとえば、同軸ルーメン又は非同軸ルーメンを含むことができる。バルーン・カテーテル可視化システム100は、部分的に又は完全に貫通した1つ以上の管状本体112を延在させる1つ以上のルーメンを有することができる。1つ以上のルーメンは、コンポーネント(たとえば、一体型カメラもしくは留め具用具、及び/又は膨張媒体、たとえば、生理食塩水)を受けるように適合されたコンジットとして使用されることができる。いくつかの場合では、1つ以上のルーメンは、バルーン・カテーテル可視化デバイス100の遠位端部分118へと膨張媒体(たとえば、生理食塩水)を噴出するように適合されることが可能である。
いくつかの場合では、カテーテル・ハブ122は、一般に、バルーン・カテーテル可視化システム100の1つ以上のルーメンに対して外部流体供給を接続する。カテーテル・ハブ122は、別の医療デバイス又は流体源に対する流体接続を容易にするために1つ以上のポート128を含むことができる。たとえば、ポート128は、管状本体112の1つ以上のルーメンへと生理食塩溶液を供給することができる。カテーテル・ハブ122は、管状本体112に対して直接的に結合されてもよいし、間接的に結合されてもよい。いくつかの場合では、張力緩和チュービングと呼ばれることがある可撓性チュービングは、近位端116においてハブ122と管状本体112の間に結合され、カテーテル・ハブ122と管状本体112の間の長手方向の先細りの移行(tapered transition)を提供する。可撓性チュービングは、近位端部分114において管状本体112のねじれ抵抗を増加させる助けとなることができる。
図2を参照すると、例示的なバルーン・カテーテル可視化システム100の遠位端は、バルーン108を含むことができる。バルーン・カテーテル可視化システム100は、遠位端部分154をもつ長尺状の管状本体112を含むことができる。遠位端部分154の遠位端156は、バルーン108に対して直接的又は間接的のどちらかで結合されることができる。たとえば、管状本体112は、任意選択の中間カテーテル・シャフト157を使用することによって、バルーン108に対して間接的に結合されることができる。中間カテーテル・シャフト157は、バルーン108の近位端162及び管状本体112のカテーテル・インターフェイス部分158に対して結合することができる。
いくつかの場合では、バルーン108は、管状本体112の遠位端156において又はその近くに配置される。バルーン108は、近位端162と、遠位端163と、内部表面165から外部表面166まで延在する壁164とを含むことができる。描写された実施形態では、バルーン108は、バルーン・カテーテル可視化システム100の遠位先端170を形成する。本明細書においてさらに説明されるように、バルーン108は、バルーンの壁によって画定された内部空洞168の中の膨張媒体で満たされることができる。バルーン108は、ウィーピング・バルーン・デバイス(たとえば、壁164を通って延在する1つ以上の開口又は穿孔172を画定するバルーン構造)であることができる。バルーン108は、ウィーピング・バルーン108の穿孔172を画定する遠位面を有することができる。そのような場合、バルーン108の遠位面は、組織に対し当接されることができ、この組織は、バルーン・カテーテル可視化システム100を使用して可視化されることができる。
さらに図2を参照すると、いくつかの場合では、管状本体112の遠位端は、複数のルーメン174を含むことができる。複数のルーメン174の各ルーメンは、管状本体112の内部で(それを通して全体的又は部分的に)長手方向に延在することができる。各ルーメン174は、種々の断面形状(たとえば、円、卵形、スロット、正方形、方形、三角形、台形、偏菱形、又は不規則な形状)のうちの1つから形成されることができる。ルーメンの形状は、バルーン・カテーテル可視化システム100の他のコンポーネントを受けることを容易にし得る。たとえば、1つ以上のルーメン174は、留め用具(示されず)、カメラ176、光ファイバ・ライト・ケーブル(示されず)、電気ケーブル(示されず)、膨張媒体、及びそれらの組み合わせを受けるために使用されることができる。いくつかの場合では、管状本体112は、留め具(示されず)を送達するための留め用具(示されず)を受けるための中心ルーメン178、光ファイバ・ライト・ケーブル180を受けるための2つのルーメン、膨張媒体182を送達するための1つのルーメン、及びカメラ176を受けるための1つのルーメンを画定する。
いくつかの場合では、バルーン・カテーテル可視化システム100のバルーン108は、流体が通ることができる1つ以上の穿孔172(バルーン壁を通って延在する、アパーチャ、穴、スリット、開口、孔、微小孔などとも説明される)を画定するバルーン構造であるウィーピング・バルーンである。したがって、ウィーピング・バルーン108は、内部空洞168からバルーン108の外部表面までバルーン壁164を通って流体を運ぶことができる。外部表面166に対して流体(たとえば、膨張媒体)を運ぶことは、そうでなければバルーン108を通した視覚的イメージングをぼやけさせる又は妨げる、血液をバルーン108の外部表面166から移動させる利益を提供することができる。言い換えれば、1つ以上の穿孔172を通って運ばれた膨張媒体は、バルーン108の外部表面166を視覚的に明瞭に保つ助けとなることができる。はっきり見えるバルーンが解剖学的表面に対して留置されると、血液は、バルーン表面上で捕捉され、したがって、図を不明確にし得るが、ウィーピング・バルーン108の穿孔172を出る膨張媒体(たとえば、生理食塩水)は、解剖学的表面に隣接するバルーン表面上のこの血液を洗い流すことができる。
さらに図2を参照すると、バルーン・カテーテル可視化システム100又は他の医療デバイス内で使用されるウィーピング・バルーン108は、医療手技中の構造的支持をバルーン108に対して提供するように構成された1つ以上の強化用構造物196(強化構造とも呼ばれ得る)を含むことができる。いくつかの場合では、バルーン108は、複数の強化用構造物196(たとえば、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、10個、20個、30個、又は40個の構造物)を含むことができる。各強化用構造物196(リブ、又はストリップとも呼ばれ得る)は、バルーン108の外部表面166に対して結合される長尺状の部品へと形成されることができる。強化用構造物196は、選択されたエリアにおいて追加の強度又は剛性を提供するために、バルーン108上の任意の1つ以上の場所に設置されることができる。たとえば、1つ以上の強化用構造物196は、バルーン108の近位(又は遠位)部分に沿って留置されることができる。強化用構造物196は、各特徴196がバルーン108に沿って特定の方向に延在するように向けられてよい(たとえば、各特徴196は、バルーン108の本体に沿って遠位に延在してよい)。いくつかの場合では、強化用構造物196は、所与の方向における付勢された屈曲を最小化するように、バルーン108の上で互いから等距離のところに周方向に位置決めされることがある。
いくつかの場合では、強化用構造物196は、バルーン本体に沿った1つ以上の所望の場所における追加されたカラム強度及び構造的支持をバルーン108に対して提供することができる。強化用構造物196は、システム100の遠位端が患者の解剖学的構造(たとえば、組織)に押し付けられるとき、バルーン108を中間カテーテル・シャフト157と位置合わせされるように保つ助けとなることができる。いくつかの場合では、強化用構造物196は、追加された剛性をバルーン108の選択された部分に対して提供することによって、その近位端(又は他の所望の場所)における又はその近くでのバルーン108の屈曲又は座屈を防止又は減少させることができる。いくつかの場合では、強化用構造物196は、バルーン108が組織に対して押し付けられるとき、バルーン108の壁164がそれ自体の上で折り重なるのを防止することができる(図6を参照されたい)。したがって、本明細書において提供される強化用構造物の設計実施形態をもつバルーン108は、以前の従来のバルーン・デバイスと比較して、改善された性能を提供することができる。
強化されたバルーン108のいくつかの実施形態は、バルーン108と1つ以上の強化用構造物196の両方を通って延在する穿孔を画定する。強化用構造物196は、そうでなければ強化用構造物196の存在なしに発生するかもしれない穿孔172の変形に対する、より大きな抵抗を提供するために、穿孔172のまわりのバルーン壁164の剛性を補うことができる。たとえば、バルーン108によって画定された内部空間内部の流体圧力が増加するにつれて、バルーン壁164が伸長する傾向がある。バルーン壁164の伸長は、穿孔172を大きくする傾向がある。たとえば、穿孔172が大きくなるにつれて、穿孔172は、大きくなりすぎることがあり、その結果、所望され得るよりも多くの流体が、穿孔172を通って伝播される。
可視化システム100は、本明細書において提供される強化されたバルーン108について説明するために使用されるが、可視化システム100は1つの例となる実装形態にすぎないことが理解されるべきである。本明細書において提供される強化されたバルーン・デバイスは、種々の他の実装形態において使用されることができる。たとえば、いくつかの場合では、本明細書において提供される強化されたバルーン・デバイスは、視覚的フィードバックを使用者に対して提供しながら、治療薬又はデバイスを送達するために使用されることができる。
図3A及び図3Bを参照すると、可視化バルーン・システム200の別の例は、任意選択の内側部材214と、外側シャフト216と、ウィーピング・バルーン220とを含む。外側シャフト216はバルーン220の近位端224に対して結合し、バルーン220の近位端224は、システム200の遠位端210において設置される。外側シャフト216は、システムの近位端においてマニホルドに対して結合されることができる。外側シャフト216は、他の構成要素又はデバイスを受けるための1つ以上のルーメン219を画定することができる。たとえば、ルーメン219は、内側部材214及び/又は他の構成要素(たとえば、イメージング素子に対して結合された電気コネクタ及びイメージング・コネクタ)の一部分を受けるためのサイズにされてよい。外側シャフト216は、任意選択で、バルーン内側空洞内部で展開するように構成された強化フレーム(示されず)などの他の追加の構成要素を受けるように構成されることができ、これは、後のセクションで論じられる。
いくつかの場合では、内側部材214は、バルーン、外側シャフトの遠位端、又は両方に対して結合されることができる。図3A及び図3Bに示されるように、内側部材214は、バルーン220の近位部分226においてルーメン218を画定する。内側部材214のルーメン218は、バルーン220の遠位部分230においてバルーン壁によって形成された貫通ルーメン232と連通可能に結合されることができる。内側部材214は、たとえば、バルーン220の貫通ルーメン232を形成するバルーン壁の部分に対して材料の層を提供することによって、貫通ルーメンを形成する材料を強化することができる。内側部材によって提供されたそのような強化は、バルーン220を損傷することなく構成要素がルーメン218、232に通されることを可能にすることができる。いくつかの場合では、内側部材214は、それを通って延在する複数のルーメンを画定することができる。いくつかの場合では、内側部材214は、イメージング素子ならびにイメージング素子に対して結合された電気的リード及びイメージング・コネクタを受けるためのサイズにされたルーメン218を含むことができる。いくつかの場合では、内側部材214は、他の医療デバイスを受けるためのサイズにされたルーメン218を含むことができる。
いくつかの場合では、イメージング素子(示されず)が、バルーン220と接触する組織の視覚的画像を受け取り、システム200の近位端に対して接続された受像機に対して視覚的情報を送るために、内側部材214又は外側シャフト216に対して結合されることがある。イメージング素子は、カメラなどのさまざまな光受像機を含むことができる。
さらに図3A及び図3Bを参照すると、バルーン220は、可視化バルーン・システム200が、血液で満たされた血管又は空洞内部の組織の光イメージングを受け取ることを可能にするために、外側シャフト216に対して結合されることができる。特に、バルーン220は、イメージング素子が、接触された組織の光イメージングをキャプチャすることができるように、血液で満たされた血管又は空洞内部の組織と直接的に接触するために使用されることができる。示されるように、描写されたバルーン220は、近位端224と、近位部分226と、遠位端228と、遠位部分230とを含む。バルーン220の壁234(及び任意選択で貫通ルーメン232も)は、バルーン220を膨張させるための膨張媒体(たとえば、生理食塩溶液)を受けるように構成された内側空洞222を画定することができる。バルーン220の内側空洞222は、膨張させられると、バルーン壁234と接触する組織をイメージング素子が可視化することを可能にするバルーン220の内部の可視領域を提供する。
本明細書において提供されるバルーン220の種々の実施形態は、医療手技中に所望の膨張圧力に耐えるのに適切な構造的完全性を提供するために適した寸法の範囲を有することができる。たとえば、バルーン220が圧壊された状態にあるとき、バルーン220は、適した最大直径を有する減少されたプロファイルへと折り重ねられることができる。いくつかの場合では、圧壊された、折り重ねられたバルーン220は、約3mmから約5mm(たとえば、約3mmから約3.5mm、約3.5mmから約4mm、又は約4.5mmから約5.0mm)の範囲である最大直径をもつ減少されたプロファイルを有することができる。バルーン220が拡張された状態であるとき、バルーン220は、バルーン220の内側空洞222を通る視覚的経路を提供するために膨張させられることができる。バルーン220は、膨張媒体(たとえば、生理食塩溶液)で加圧されると、適した最大直径に拡張することができる。いくつかの場合では、バルーン220は、約5mmから約20mm(たとえば、約5mmから約7mm、約7mmから約10mm、約10mmから約15mm、又は約15mmから約20mm)の範囲である最大直径まで膨張することができる。
バルーン220の種々の実施形態は、1つ以上の強化用構造物240を含むことができ、各強化用構造物240は、バルーン壁234の外部表面上の1つ以上の場所、たとえば、バルーン220の近位部分226における場所に配置される。強化用構造物240は、各特徴240の長尺状の部分がバルーン220の長手方向軸「X1」と同じ方向に延在するように向けられてよい。強化用構造物240の位置合わせ及び場所は、バルーン220が圧縮力にさらされるとき、屈曲及び曲がりに対するバルーンの抵抗に影響を与えることができる。したがって、いくつかの場合では、強化用構造物240は、追加されたカラム強度又は剛性をバルーン220に対して提供する。
強化用構造物240は、バルーン220の1つ以上の場所において結合されることができる。図3A及び図3Bに示されるように、強化用構造物は、バルーン220の外部壁に対して結合されてよい。いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン220の内部壁上に配置されることができる。いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン220の壁の内部に少なくとも部分的に配置されることができる。
いくつかの場合では、任意選択の材料の層(示されず)は、強化用構造物240をバルーン220に固着するために、強化用構造物240の上に配置されることができる。強化用構造物240は、バルーン壁234と材料の層の間に挟まれるとき、材料の層(たとえば、PEBAX(登録商標))によってカプセル化されることができる。材料の層は、各強化用構造物240の少なくとも一部分の上に配置されてもよいし、各強化用構造物240の部分全体の上に配置されてもよいし、バルーン220全体の上に配置されてもよい。
いくつかの場合では、バルーン220は、親水性コーティングを含む。親水性コーティングは、バルーン壁234の外部表面の少なくとも一部分の上に配置されることができる。たとえば、親水性コーティングは、バルーン220の近位部分226の外部表面又はバルーン220の外部表面全体の上に配置されることができる。いくつかの場合では、バルーン220は、親水性ポリマーを含有する材料を組み込む。たとえば、親水性ポリマーは、バルーン材料へと組み込まれることができる(たとえば、バルーンは、親水性ポリマー・ブレンドを使用して形成されることができる)。例示的な親水性ポリマー及びコーティングは、限定するものではないが、ポリビニルピロリドン及びポリウレタンを含み得る。
本明細書において提供されるバルーン220は、種々の異なる形状を含むことができる。たとえば、いくつかの場合では、バルーン220は、涙形状、球形状、ドーナッツ形状、卵形形状、又は任意の不規則な形状を形成することができる。強化用構造物240は、その形態(たとえば、ストリップ、リブ、又は層)及びそのバルーン220上での場所に応じて、バルーン220の形状に影響を与えることができる。したがって、バルーン220は、バルーン壁及び強化用構造物240によって画定されることができる種々の非対称的な形状(たとえば、輪郭)を含み得る。いくつかの場合では、非対称バルーン220は、その遠位部分230に沿った表面輪郭とは異なる、その近位部分226に沿った表面輪郭を有する。たとえば、図3に示されるように、バルーン220の近位部分226の外部表面は、強化用構造物240によって形成された隆起に似た突起を含む。それにひきかえ、バルーン220の遠位部分230は、取り付けられた強化用構造物240を有さず、そのため、突起を有さない滑らかな丸い表面を有する。いくつかの場合では、バルーン220の遠位端228は、平面状表面に対してくっついたバルーン220を着座させるために構成された平坦な遠位面へと形成される。
バルーン220は、膨張させられるとバルーン材料が拡張することを可能にするために、エラストマー材料(たとえば、シリコーン)などのポリマーから作製されることができ、強化用構造物は、金属(たとえば、ステンレス鋼又はニチノール)又はポリマー(たとえば、ポリエーテルブロックアミド(たとえば、PEBAX(登録商標))、ポリウレタン、又はシリコーン)から作製されることができる。いくつかの場合では、バルーン220と強化用構造物240は、同じ材料から作製される。いくつかの場合では、バルーン220と強化用構造物240は、異なる材料から作製される。たとえば、いくつかの場合では、強化用構造物240は、ポリエーテルブロックアミド(たとえば、PEBAX(登録商標))から作製されるが、バルーン壁は、シリコーン(たとえば、約30Aデュロメータ)から作製される。材料の他の組み合わせも想定されることが理解されるべきである。別の非限定的な例では、いくつかの場合では、バルーン壁は、第1のデュロメータ(たとえば、約30Aデュロメータ)にあるシリコーンから作製され、強化用構造物240は、第2のデュロメータ(たとえば、約50Aデュロメータ)にあるシリコーンから作製される。
強化用構造物240は、追加された支持をバルーン220の部分に対して提供されるために構成された種々の適した形状及び寸法を含むことができる。強化用構造物240の可能な形状の非限定的な例は、材料のストリップ、ロッド、チューブ、ブレード、及び層を含む。たとえば、強化用構造物240は、適した長さ、幅、及び厚さを有する材料の1つ以上のストリップを含むことができる。いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン220の近位部分全体又はその部分に沿って強化用構造物を延在させるための長さを有する。いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン220の一部分又はその全体にわたって(たとえば、その近位端224からその遠位端228まで)延在する長さを有する。強化用構造物240の適した長さは、約2mmから約20mm(たとえば、約5mmから約15mm、約8mmから約12mm、約15mmから約20mm、約3mmから約10mm、約2mmから約5mm、約2mmから約3mm、約2mmから約4mm、約5mmから約10mm、又は約5mmから約7mm)の範囲であることができる。
強化用構造物240は、バルーン220の屈曲、曲がり、又は折り重ねを最小化するのに適したカラム強度を提供するための幅及び厚さを含むことができる。いくつかの場合では、強化用構造物240は、約0.5mm〜約2mm(たとえば、約0.5mmから約1.0mm、約1.0mmから約1.5mm、又は約1.5mmから約2mm)の幅を有する。いくつかの場合では、強化用構造物240は、約0.02mm〜約2mm(たとえば、約0.025mmから約1mm、約0.03mmから約0.5mm、約0.05mmから約0.20mm、約0.25mmから約0.5mm、約0.5mmから約1.0mm、約1.0mmから約1.5mm、又は約1.5mmから約2mm)の厚さを有する。
いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン壁に対して取り付けられることができる。いくつかの場合では、接着剤が、バルーン壁に対して強化用構造物240を接合するために使用される。たとえば、いくつかの場合では、UV硬化性シリコーン接着剤が、バルーン壁に対して強化用構造物240を接合するために使用される。他のタイプの接着剤も使用されることができる。いくつかの場合では、強化用構造物240は、バルーン壁上に成形される。
さらに図3A及び図3Bを参照すると、バルーンは、バルーン220を通る構成要素又は他のデバイスの通過を可能にするために適した内径を有するルーメン232(及び任意選択で、ルーメン218をもつ内側部材)を含むことができる。貫通したルーメン232の内径は、約0.3mmから約3mm(たとえば、約0.4mmから約2mm、約0.5mmから約1mm、約1mmから約1.5mm、約1.5mmから約2.0mm、約2.0mmから約2.5mm、又は約2.5mmから約3.0mm)の範囲であることができる。
図4を参照すると、ウィーピング・バルーン320の別の例は、バルーン320の近位部分326の上に配置されたポリマー層の形態をした強化用構造物340を含む。いくつかの場合では、強化用構造物340は、バルーンの覆われた部分を強固にするために適したバルーン320の任意の部分の上に配置されたポリマー層を含むことができる。たとえば、強化用構造物340は、バルーン320の近位部分326の一部分又はその全体の上に配置されたポリマー層を含むことができる。いくつかの場合では、強化用構造物340は、バルーン320の複数の領域の上に配置された(たとえば、バルーン320の遠位端及び近位端の上には配置されるが、中央部の上には配置されない)ポリマー層の形態をとることができる。
強化用構造物340は、使用中にバルーンが外側シャフトと位置合わせされたままであることを可能にするように設計されることができる。たとえば、いくつかの場合では、強化用構造物340は、ポリマー層の機械的性質(たとえば、剛性)を増加させるために、複合物又は金属粒子などの、ファイバ、ナノチューブ、フィラーなどの、ポリマー層の内部に埋め込まれた強化用要素(示されず)を含む。いくつかの場合では、強化用要素は、バルーン320に対する異方性強度又は剛性を促進するように、ポリマー層の内部で特定の方向に位置合わせされることができる。
いくつかの場合では、バルーン320の強化された部分は、選択されたエリア内における増加された壁厚をバルーン320に対して提供することができる。たとえば、図4に示される強化用構造物340は、バルーン壁334の近位部分326に対して材料の層を追加する。材料の層は、バルーン320の近位部分の上で均一に配置されることができる。いくつかの場合では、近位部分は、遠位部分の平均壁厚よりも厚い平均壁厚を有する。いくつかの場合では、バルーン壁334だけと比較した、強化用構造物340に対して結合されたバルーン壁334の厚さ比は、約1:1である、約2:1である、約3:1である、約4:1である、約5:1である、又は5:1よりも大きい。
図5A及び図5Bを参照すると、図3の可視化バルーン・システム200が示されており、その遠位端210は、外側シャフト216の長手方向軸「X1」に対してある角度(ほぼ45°の角度)で、表面20に対して位置決めされる。図5Aでは、バルーン220は、面20と接触して示されているが、最小の力がバルーン220に対して適用されている、又は、力はバルーン220に対して適用されていない。図5Bでは、バルーン220は、表面20に対して押し付けられて示されている。示されるように、適用された力は、表面20から離れたバルーン220の一部分を圧縮したが、バルーンは、システム200の外側シャフト216と概ね位置合わせされたままであった(たとえば、曲がらなかった)。図5Bに示されるバルーン220は、バルーン220がシャフト216に対して結合するその近位端224において曲がらなかった。そのうえ、図5Bのバルーン220の壁は、それ自体の上に折り重ならなかった。
図6を参照すると、可視化バルーン・カテーテル・システム300の別の例は、表面20に対して押し付けられた図4のバルーン320を含み、システム300は、表面に対してある角度(たとえば、約45°)で位置決めされる。適用された力は、バルーン320の近位端324におけるバルーン壁を、それ自体の上に折り重ならせた。そのうえ、バルーン320の折り重ねは、バルーン320の全長が減少することをもたらし、バルーン320とバルーン320の遠位先端328の内部のイメージング素子との間の焦点長さ「FL」を変化させる。適用された力は、バルーンの一部分を圧縮したが、外側シャフト318に対するバルーン320の一般的な位置合わせは変化させなかった(たとえば、曲がらなかった)ことが留意されることができる。図4のバルーン320は、少しのバルーンの折り重ねを提示したが、図6に示されるように、バルーン320は、バルーン320の近位端324において曲がらなかった又は屈曲しなかった。バルーン320の近位部分における強化用構造物340(たとえば、ポリマー層)の壁厚をさらに修正すること(たとえば、増加させること)は、バルーン材料の折り重ねを最小化又は防止し得ることが、当業者によって企図され得る。
図7を参照すると、グラフが、インストロン試験機から収集された、図3の可視化バルーン・システム(「試験サンプル」)と強化用構造物をもたないウィーピング・バルーンを有するシステム(「対照サンプル」)の力データ対圧縮長さデータを提供する。各サンプルは、角度圧縮を適用することによって試験された。角度圧縮は、平坦なプレートに対して45°の角度で位置決めされた各デバイスに対してプレートを低下させることによって、各サンプルに対して適用された。図7によって実証されるように、試験サンプルは、最初は、適用された力と圧縮長さの非線形関係を示した。それにひきかえ、対照サンプルは、適用された力と圧縮長さの一貫した線形関係を提示した。試験サンプルを対照サンプルと比較すると、著しく高い力が、一般に、試験サンプルを圧縮するために必要とされた。試験サンプルと対照サンプルの間の力の差は、サンプルが1mmから4mmの間で圧縮されると、着実に増加した。結果から、試験サンプルは、バルーンを圧縮するために、対照サンプルよりも、角度圧縮力のより高い適用を必要としたことが示された。特に、強化用構造物は、同じ内部圧力における対照サンプルと比較されると、そのピーク圧縮力示度において4倍の剛性を試験サンプルのバルーンに対して提供するように思われる。したがって、強化用構造物は、対照サンプルと比較すると、追加の構造的支持を試験サンプルに対して提供することが実証された。
図8A〜図8Cは、本明細書において提供されるバルーン・カテーテル可視化デバイス400の別の例の側面図及び断面図である。本明細書において提供されるデバイス400のいくつかの実施形態は、ウィーピング・バルーン420に対して結合された1つ以上の膨張可能な(直径に沿って拡張可能とも説明され得る)強化用構造物440(リブ、チューブ、又はストリップとも呼ばれることがある)を含むことができる。各膨張可能な強化用構造物440は、その中に膨張媒体を受けるようなサイズにされたルーメン443を画定することができる。膨張可能な強化用構造物440が膨張媒体で満ちると、膨張可能な強化用構造物440は、直径に沿って拡張する。ルーメン443は、バルーン420に関係なく膨張させられるように構成されることができる。たとえば、膨張可能な強化用構造物440のルーメン443は、バルーン420に対して膨張媒体を供給するルーメンとの流体接続でない、システム・シャフト418の内部の別個のルーメンとする(又は、1つのルーメンとして一緒につなげられる)ことができる。
いくつかの場合では、膨張可能な強化用構造物440は、バルーン420の一部分に沿って延在して、追加の強度(たとえば、剛性)を提供することができる。たとえば、いくつかの場合では、膨張可能な強化用構造物440は、バルーン420に沿って長手方向に完全に又は部分的に延在する。いくつかの場合では、膨張可能な強化用構造物440は、バルーンに沿って、又はバルーン420の本体に沿った任意の角度をなす方向に沿って、周方向に延在することができる。いくつかの場合では、複数の膨張可能な強化用構造物440は、互いから等距離で周方向に設置されることができる。いくつかの場合では、膨張可能な強化用構造物は、膨張可能なポケットがバルーン壁と材料の層の間に形成されることができるように、シールされた遠位エッジをもつ、図4に示されるようなバルーンの一部分(たとえば、近位部分)を覆う材料の層を含むことができる。
膨張可能な強化用構造物440は、使用者が使用中にデバイス400の強度特性を修正することを可能にすることができる。たとえば、膨張可能な強化用構造物440は、図8Bに示されるように、送達中の総合的デバイス・プロファイルを最小化するために、収縮された状態で患者の身体へと挿入されることができる。膨張可能な強化用構造物440は、いくつかの使用条件の下で、たとえば、デバイス400が患者の解剖学的構造に対して押し付けられているとき、増加された剛性をバルーン420に付与するために、図8Cに示されるように、所望されたように膨張させられることができる。膨張可能な強化用構造物440は、膨張させられると、デバイス使用中の望ましくない曲がり、屈曲、又はバルーンの折り重ねを防止するために、増加された剛性をバルーンに対して提供することができる。
図9を参照すると、本明細書において提供される可視化バルーン・システム500のいくつかの実施形態は、ウィーピング・バルーン520の膨張空洞522の内部に配置された、強化フレーム540などの強化用構造物を含む。可視化バルーン・システム500は、外側シャフト518と、内側部材514とをさらに含むことができる。強化フレーム540は、バルーン520の膨張空洞522の内部に配置されてよい。いくつかの場合では、強化フレーム540は、バルーン520の1つ以上の部分に対して結合される(たとえば、接合される)ことができる。たとえば、強化フレーム540は、バルーン壁564の内側表面に対して結合されてもよいし、外側表面に対して結合されてもよい。いくつかの場合では、強化フレーム540は、バルーン壁564の中に埋め込まれることができる。
いくつかの場合では、強化フレーム540は、システム500へと挿入される又はあるいはこれから抜去されることができる別個のデバイスとすることができる。特に、強化フレーム540は、バルーン520の膨張空洞522へと挿入されてもよいし、又はあるいは、これから抜去されてもよい。
図9の強化フレーム540は、一緒に拡張し圧壊するように構成された複数の可撓性ストラット542を含む。強化フレーム540の各ストラット542は、強化フレーム540の個々のストラット542のすべてが一緒に圧壊又は拡張するように、少なくとも2つの隣接するストラット542に接続されてよい。強化フレーム540は、それをバルーン520の内部で送達するために適した小さいプロファイルを提供するための圧壊形状と、バルーン520の壁に対して構造的支持を提供するための拡張形状とを含むように構成されることができる。いくつかの場合では、強化フレーム540は、バルーン520に対して追加の構造的支持を提供することによって、力がバルーン520に適用されたとき、特にバルーン520が膨張させられた(拡張された)状態であるとき、バルーン520の中心軸「X2」がシャフト518の長手方向軸「X1」と位置合わせされたままであるように、バルーン520に対して構造的支持を提供するように構成されてよい。バルーン520が、その壁が強化フレーム540のストラット542と接触する程度までのみ撓曲又は屈曲してよい。そのような場合の下で、強化フレーム540は、望ましくない曲がり、屈曲、又はバルーン材料の折り重ねを防止するためにバルーン520に適用されている力に耐えるのに十分な強度をバルーンに対して提供してよい。
さらに図9を参照すると、強化フレーム540は、近位端546と遠位端548とを有する本体を含む。フレーム540の各ストラット542は、近位端546から遠位端548まで延在する。強化フレーム540が拡張形状にあるとき、遠位端548におけるフレーム540の直径は、近位端546におけるフレーム540の直径よりも大きい。強化フレーム540の本体は、拡張形状にあるとき、広がった円錐形状をなすことができる。拡張形状にあるとき、強化フレーム540は、約2mmから約5mmの範囲である最大直径を有することができる。圧壊形状にあるとき、強化フレーム540は、約1mm〜約2mm(たとえば、約1.0mmから約1.25mm、約1.25mmから約1.5mm、約1.5mmから約2.0mm)の範囲である最大直径を有することができる。
強化フレーム540の各ストラット542は、種々の断面形状のうちの1つを含むことができる。ストラット542の形状は、たとえば、方形に似た形状、円形に似た形状、卵形に似た形状、三角形に似た形状、正方形に似た形状などとすることができる。各ストラット542は、望ましくない曲がり、屈曲、及び/又はバルーンの折り重ねを防止するために適切な構造的支持をバルーン520に対して提供するのに適した断面幅(たとえば、約0.1mmから約2mmの範囲である幅)及び断面積(たとえば、約0.01mmから約4mmの範囲である面積)を含むことができる。
いくつかの場合では、強化フレーム540は、限定するものではないが、ステンレス鋼及びニチノールを含む種々の金属のうちの1つから作製されることができる。いくつかの場合では、強化フレーム540は、ポリマー、たとえば、ポリカーボネート、ポリエーテルブロックアミド、ポリウレタン、ナイロンなどから作製されることができる。
強化フレーム540のいくつかの実施形態は、カバー541に対して結合されることができる。いくつかの場合では、カバー541は、その内部表面、外部表面、又は両方の部分に沿って、強化フレーム540に対して結合されることができる。カバー541は、バルーン520の膨張中のフレーム540の均一な拡張を可能にする、及び/又はデバイス・システム500の抜去中のバルーン520の均一な再度の折り重ねを容易にするように構成されることができる。いくつかの場合では、カバー541は、バルーン520の内部でのフレーム540の拡張を限定するために使用されることができる。バルーン520の内部の強化フレーム540のカバー541は、いくつかの場合では、強化フレーム540がバルーン損傷、又はバルーン壁を通しての組織損傷(たとえば、解離又は組織のアブレーション)を引き起こすリスクを防止又は減少させるために使用されることがある。カバー541は、ポリウレタン、ポリアミド(たとえば、PEBAX)、又はシリコーンなどのポリマー材料から作製されることができる。カバー541は、押し出し加工プロセス又は成形プロセスを使用して作製されることができる。カバー541は、接着剤又は熱接合の適用を使用して、強化フレーム540に対して取り付けられることができる。
図10A〜図10Cを参照すると、拡張された状態で示された複数の相互接続されたストラット614を含むフレーム640の形態をした強化用構造物の別の例。描写された強化フレーム640は、構造の近位端646が形状に関して管状であり、遠位端に向かって径方向に徐々に拡張する、ペタル形成を有する。相互接続されたストラット614は、フレーム640がデバイス送達中に管状配置構成へと圧壊することができるように可撓性である。
強化フレーム640は、各個々のストラット614がペタルに似た形状を形成するように、複数の相互接続されたストラット614を含むことができる。各ストラット614は、1つ以上の重複する接続領域615において(たとえば、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10個、又は10個以上の接続領域において)別のストラット614に対して接合されることができる。各ストラット614は、近位端646に向かって後方へ延在する前に丸い遠位先端617を形成するために、近位端646から遠位に延在する。
図11を参照すると、バルーン内部空洞722の内部に配置された3つのプロングの付いた部材718を含む強化用構造物740の第3の例。描写された強化用構造物740は、近位部分と、遠位部分とを含む。近位部分はロッド710を含み、遠位部分は、拡張し、その内部空洞722の内部でウィーピング・バルーン720の異なる部分と接触するように構成された3つの径方向に拡張可能なプロング718を含む。プロング718は、バルーン720が曲がる、屈曲する、及び/又はそれ自体の上に折り重なることを防止するために、バルーン720に対して構造的支持を提供することができる。強化用構造物740は、バルーン内側空洞へと挿入され、それから抜去される、別個の構成要素又はデバイスであることができる。
図11の強化用構造物740は、金属(たとえば、ステンレス鋼、又はニチノール)、ポリマー(たとえば、ポリカーボネート、ポリエーテルブロックアミド、又はポリイミド)、又はそれらの組み合わせを含むことができる。たとえば、いくつかの場合では、プロングの付いた強化用構造物740は、形状記憶作動時に容易に圧壊及び拡張されることができる可撓性の形状記憶材料を含んでよい。
さらに図11を参照すると、強化用構造物740の各プロング718は、任意選択で、バルーン720の壁を通るプロング先端の穿孔を最小化するために構成された丸められた先端719を含んでよい。いくつかの場合では、丸められた先端719は、医療手技中に放射線不透過性マーカを提供するように構成された放射線不透過性材料を含むことができる。丸められた先端719は、金属(たとえば、ニチノール、ニッケル、金、銀、チタン、及び合金)、ポリマー(たとえば、PEBAX(登録商標)、シリコーン、ポリウレタン)、又はそれらの組み合わせ(たとえば、ポリマー・マトリックス内部の放射線不透過性金属粒子)から作製されることができる。
図12を参照すると、バルーン820の内部に配置された剛性又は半剛性の内側強化用構造物840の第4の例。内側強化用構造物840は、外側シャフト818に対して、及びバルーン820の遠位端828に対して、結合されることができる。内側強化用構造物840は、バルーン820の近位端824からバルーン820の遠位端828までバルーン全体を通って延在することができる。いくつかの場合では、内側強化用構造物は、管状形状、楕円形状、又は卵形形状などの種々の形状を含むことができる。いくつかの場合では、示されるように、内側強化用構造物840は、バルーン・ルーメンと同心であってよく、たとえば、内側強化用構造物840は、バルーン820を通るルーメン821(作業チャネルとも説明され得る)を形成する。いくつかの場合では、内側強化用構造物840は、バルーン・ルーメンと同心でないことが可能である。たとえば、内側強化用構造物840は、外側シャフト818からバルーン820の膨張空洞へと、バルーン・ルーメンと平行に延在してよい。
いくつかの場合では、内側強化用構造物840は、他の構成要素又はデバイスが通過することを可能にするために構成されたルーメン821を画定することができる。ルーメン821は、バルーン820を損傷する(たとえば、穿孔する)ことなく他の構成要素及びデバイスがバルーン820を通って延在することを可能にするように構成されることができる。内側強化用構造物840は、力がバルーン820に適用されたとき、バルーン820の屈曲、曲がり、及び材料の折り重ねを減少又は防止するために、バルーン820に対して追加の機械的強度(たとえば、剛性)を提供することもできる。
内側強化用構造物840は、バルーン材料よりも高い剛性性質を有する材料から作製されることができる。たとえば、内側強化用構造物840は、強化要素、例えば金属又はセラミックのフィラー、ブレード、又は長手方向部材(たとえば、ファイバ又はワイヤ)とともに埋め込まれた軟質ポリマーなどの、半剛性ポリマー又は複合材料を含むことができる。
バルーン・カテーテル可視化デバイス、ならびに他の医療デバイス、システム、及び方法とともに使用するための強化用構造物のいくつかの実施形態が説明されてきた。それにもかかわらず、本明細書において説明される主題の趣旨及び範囲から逸脱することなく、種々の修正がなされてよいことが理解されよう。さらに、本明細書において説明されるウィーピング・バルーン・デバイスのうちの1つ以上の特徴は、本明細書において提供される1つ以上の他のウィーピング・バルーン・デバイスからの特徴と組み合わされることができることが理解されるべきである。すなわち、種々の特徴を組み合わせることによって、ハイブリッド設計が作り出されることができ、そのようなハイブリッド設計は、完全に本開示の範囲内に含まれる。したがって、他の実施形態は、本開示及び以下の特許請求の範囲の範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. ハンドルと、
    遠位端及び近位端を有した長尺状のシャフトであって、前記近位端が前記ハンドルに結合され、前記長尺状のシャフトが、前記近位端から前記遠位端まで延びるルーメン及び長手方向軸を画定する、長尺状のシャフトと、
    遠位部分及び近位部分を有した非対称形バルーンであって、前記近位部分が前記長尺状のシャフトの前記遠位端に結合され、前記近位部分が、前記非対称形バルーンに結合され、前記近位部分は1つ以上の強化用構造物を含んでなり、前記強化用構造物は、前記非対称形バルーンに結合される材料層からなるとともに、前記非対称形バルーンの前記遠位部分の外側輪郭に対して非対称な外側輪郭を前記非対称形バルーンの前記近位部分において形成する、非対称形バルーンとを備える、バルーン・カテーテル可視化デバイス。
  2. 前記非対称形バルーンが、複数のリブを形成する複数の強化用構造物を備える、請求項1に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  3. 前記複数のリブが、互いに等距離をもって周方向に設置される、請求項2に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  4. 前記1つ以上の強化用構造物が、少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブを備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  5. 前記少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブが、前記リブを直径に沿って拡張するための膨張媒体を受けるようなサイズにされたルーメンを画定する、請求項4に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  6. 前記少なくとも1つの直径に沿って拡張可能なリブが、前記非対称形バルーンに関係なく膨張させられるように構成される、請求項4又は5に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  7. 前記バルーン・カテーテル可視化デバイスが、最大6つ又はそれ以上の強化用構造物を含む、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  8. 前記強化用構造物が、前記非対称形バルーンの前記近位部分上に均一に配置された前記材料の層を備える、請求項1に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  9. 前記近位部分が、前記遠位部分の平均壁厚よりも厚い平均壁厚を有する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  10. 前記バルーン壁だけと比較した、前記強化用構造物に対して結合されたバルーン壁の厚さ比が、約1:1である、約2:1である、約3:1である、約4:1である、約5:1である、又は5:1よりも大きい、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  11. ハンドルと、
    遠位端及び近位端を有した長尺状のシャフトであって、前記近位端が前記ハンドルに対して結合され、前記長尺状のシャフトが、前記近位端から前記遠位端まで延びるルーメン及び長手方向軸を画定する、長尺状のシャフトと、
    前記長尺状のシャフトの前記遠位端に結合された近位端と、遠位部分とを有したバルーンであって、内側膨張空洞を画定する壁を有するバルーンと、
    前記内側膨張空洞内に配置された強化用構造物であって、複数の可撓性ストラットを備え、前記ストラットの各々が少なくとも2つの隣接するストラットに連結され、前記強化用構造物が、送達に適することを目的とした小さい外形を与える圧壊形状と、前記バルーンに対して構造的支持を与える拡張形状とを有するように形成される、強化用構造物と
    を備えるバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  12. 前記拡張形状における前記強化用構造物が、広がった円錐形状を有するフレームを形成する、請求項11に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  13. 前記強化用構造物が、前記バルーンへと挿入され、その中で拡張されるように構成された別個の構成要素である、請求項11又は12に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  14. 前記強化用構造物が、前記バルーンの1つ以上の場所にて結合される、請求項11乃至13のいずれか1項に記載のバルーン・カテーテル可視化デバイス。
  15. ハンドルと、
    遠位端及び近位端を有した長尺状のシャフトであって、前記近位端が前記ハンドルに結合され、前記長尺状のシャフトが、前記近位端から前記遠位端まで延在するルーメン及び長手方向軸を画定する、長尺状のシャフトと、
    近位端及び遠位端を有したバルーンであって、前記バルーンの前記近位端が、前記長尺状のシャフトに結合され、力が前記バルーンの前記遠位端に印加されたとき前記バルーンの前記近位端における自己折り重ねを防止するように前記バルーンを強化するための手段を備える、バルーンと
    を備えるバルーン・カテーテル可視化デバイス。
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