JP2019506977A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. ハイヒール靴の内部に挿入される装置であって：
   内側及び遠位側と、
   着用者の踵骨隆起部の下になるように構成される後方領域であって、前記装置がハイヒールの靴の内部に挿入され、前記ハイヒールの靴が着用されているときに、前記後方領域が整形されて着用者の外側隆起部および内側隆起部のより平坦な表面を収容し、前記後方領域が、ヒール支持面の下方に延びる着用者の踵骨の外側隆起部および内側隆起部をそれぞれ収容するように位置し構成される略楕円体形の第１および第２陥没面エリアを含み、前記第１陥没面エリアが、前記装置の内側に位置し、前記装置の外側に位置する前記第２陥没面エリアよりも２−５倍平面視で大きく、かつ深く、前記後方領域の上面が、着用者の踵骨隆起部の直ぐ前方の着用者の踵骨エリアの下になるように構成される隆起部を有する、前記後方領域と；着用者の中足骨体の少なくとも一部の下になるように構成される前方領域と、を備え、前記前方領域の第２上面は隆起部を有し、前記隆起部は、着用者の第２中足骨体および第３中足骨体の下になるように構成される頂部に向かって徐々に隆起し、
   前記第１の細長い略楕円体形の陥没エリアは、前記装置の前後方向に延び、前記装置の内側に向かう方向に傾斜した細長い軸を有し、前記第２の細長い略楕円形の陥没エリアは、前記装置の前後方向に延び、前記装置の側面に向かう方向に傾斜した細長い軸を有する
   装置。
2. 前記第１陥没部は前記第２陥没部よりも約１／３ｍｍ深い請求項１に記載の装置。
3. 前記第１および第２陥没部のつま先部分は、着用者の踵骨隆起部の前方のエリアの下になるように構成されるクレセント状の先端に向かって徐々に隆起し、好適には、クレセント状の第１および第２先端の頂部は、前記装置の下面よりも２〜８ｍｍ高い請求項１または２に記載の装置。
4. 前記前方領域の前記隆起部の頂部は、前記装置の下面よりも２〜８ｍｍ高い請求項１乃至３のいずれかに記載の装置。
5. 前記装置は、２つの別体部材、ヒール部材、および中足骨用部材として形成される請求項１乃至４のいずれかに記載の装置。
6. 前記前方領域を前記内側に向かって傾ける請求項１乃至５のいずれかに記載の装置。
7. 前記装置は、左足用靴／右足用靴に特有の装置であり、好適には、左足用靴部材および右足用靴部材は互いに鏡のように左右対称である請求項１乃至６のいずれかに記載の装置。
8. ハイヒール靴内に取り付けられる請求項１乃至７のいずれかに記載の装置を有するハイヒール靴。
9. 前記装置は、前記靴のインソールボードまたは中敷きの内部に取り付けられる、または組み込まれる請求項８に記載のハイヒール靴。
10. ハイヒール靴の履き心地を良くする方法であって、前記靴に請求項１乃至７のいずれかに記載の装置を設ける方法。
11. 靴の内部に、好適には前記靴の製作時に挿入される装置であって：
    内側及び遠位側と、
    着用者の踵骨隆起部の下になるように構成されるヒールカップを備え、前記装置がハイヒールの靴の内部に挿入され、前記ハイヒール靴が擦り切れているときに、前記ヒールカップは整形されて着用者の外側隆起部および内側隆起部のより平坦な表面を収容し、前記ヒールカップは、ヒール支持面の下方に伸びており、着用者の踵骨の外側隆起部および内側隆起部をそれぞれ収容するように位置し構成される略楕円体形の第１および第２陥没面エリアを含み、前記第１陥没部は、前記装置の内側に位置し、前記装置の外側に位置する前記第２陥没部よりも２−５倍平面視で大きく、かつ深く、前記ヒールカップの上面は、着用者の踵骨隆起部の直ぐ前方の着用者の踵骨エリアの下になるように構成される隆起部を有し、
    前記第１の細長い略楕円体形の陥没エリアは前記装置の前後方向に延びる細長い軸を有し、前記装置の内側で傾斜しており、前記第２の細長い略楕円形の陥没エリアは前記装置の前後方向に延びる細長い軸を有し、前記装置の側方に傾斜している
    装置。
12. 前記第１陥没部は前記第２陥没部よりも約１／３ｍｍ深い請求項１１に記載の装置。
13. 前記第１および第２陥没部のつま先部分は、着用者の踵骨隆起部の前方のエリアの下になるように構成されるクレセント状の先端に向かって徐々に隆起する請求項１１または１２に記載の装置。