JP2019503778A - 細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュール、そうしたモジュールを含む医療用ロボットおよびシステム - Google Patents

細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュール、そうしたモジュールを含む医療用ロボットおよびシステム Download PDF

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Abstract

ベース(31)と、第1の駆動部材(28a)と、第2の駆動部材(28b)とを含むモジュールが開示される。第2の駆動部材(28b)はまた、第1の形態と第2の形態との間で、第2のシャフト(29b)を中心とする回転以外の自由度に沿って第1の駆動部材(28a)に対して動作可能に取り付けられる。動作伝達システム(35)は、第1の形態と第2の形態との間で、第2の駆動部材(28b)を第2のシャフト(29b)を中心として回転させるために、駆動モーター(34)によって発生させられる駆動動作を第2の駆動部材(28b)に伝達する。

Description

本発明は、細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュールに関する。
カテーテルまたはガイドを患者に手動で挿入することは比較的従来の外科処置である。しかしながら、この処置はX線によってモニターされるので、多くの患者に対して、このような手術を行う場合、処置を担当する外科医はかなりの放射線に曝される。
外科医のリスクを低減するために、そのような挿入をロボット化することが望ましい。このようなロボット化は、カテーテルを把持することが困難であるため複雑である。カテーテルは滑りやすく、無菌のままでなければならない。これらの困難にもかかわらず、これらのロボットシステムの信頼性は、医学界によるその受け入れにおける決定的要因である。
最近、カテーテルの並進および回転の両方を管理する駆動システムが特許文献1において提案されている。カテーテルは、回転を駆動するためにベースに対して回転するプレート上で保持される。プレート自体は並進駆動機構を含む。さらに、フレーム上に残った遠隔モーターと、カテーテルに動きを伝達するためのシステムとが使用される。実際に、電源配線、フットプリントおよび無菌性の理由から、組み込み型モーターを持たない方が好ましい。
この形態は完全に満足できるものであるが、依然として、医療スタッフによるその使用をさらに容易にしたいという要望がある。決定要因は迅速な起動とシャットダウンである。迅速でシンプルで本能的な起動により、スタッフがロボットにおけるカテーテルの不適切な配置やその後の問題を回避することが可能になる。それが必要な場合、処置中に医療スタッフが手作業で介入するために迅速なシャットダウンが必要になることがある。
米国特許第7,927,310号明細書
より詳細には、本発明は、細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュールに関する。モジュールはベースを備える。
モジュールは、第1の軸線を有すると共にこの第1の軸線を中心として第1の周囲駆動面を備える第1の駆動部材を備え、この第1の駆動部材は、第1の軸線を中心としてベースに対して回転するように取り付けられると共に第1の駆動部材を第1の軸線を中心として回転させるよう構成された駆動モーターにつながる部材を備える。
モジュールは、第1の軸線に平行な第2の軸線を有すると共に第2の軸線を中心とする第2の周囲駆動面を備える第2の駆動部材を備え、第2の駆動部材は第2の軸線を中心としてベースに対して回転するように取り付けられる。
第2の駆動部材はまた、第1の駆動部材に対して、第2の軸線を中心とする回転以外の自由度で、
・第1および第2の周囲駆動面が両者の間に第1の間隔を置いて対向する第1の形態と、
・第1および第2の周囲駆動面が両者の間に第1の間隔よりも大きい第2の間隔を置いて互いに対向する第2の形態と
の間で動作可能であるように取り付けられる。
モジュールは、第1および第2の形態のうちの少なくとも一方から、第1および第2の形態のうちの少なくとも他方へと、第2の駆動部材を動作させるように構成された、ユーザーによって操作可能な作動システムを備える。
米国特許出願公開第2012/179,167号明細書は、上記の特徴を有するロボット化可能なモジュールを説明している。
本発明によれば、モジュールは、少なくとも第1の形態と第2の形態との間の任意の形態において、第2の駆動部材を第2の軸線を中心として回転させるために、駆動モーターによって生成された駆動動作を第2の駆動部材に伝達するための動作伝達システムを備える。
これらの特徴により、極めて容易に、カテーテルをロボット化可能なモジュールに係合させるか、またはそれを係合解除することができ、一方で、これらの係合/係合解除操作のためにロボットを作動不能にするリスクが低減される。
本発明の好ましい実施形態では、以下の構成の一つ以上がおそらく使用されてもよい。
・動作伝達システムは自由形態で動作している。
・動作伝達システムは、
第1の駆動部材と同軸であり、かつ、動作伝達システムの入力部材を形成する第1の歯車と、
第1の軸線と平行でかつ第1の軸線からオフセットした中間歯車軸を有し、第1の歯車と、少なくとも第1の形態と第2の形態との間の任意の形態で噛み合う中間歯車と、
中間歯車と第2の駆動部材との間の伝達部であって、中間歯車軸線を中心とする中間歯車の回転動作を第2の軸線を中心とする第2の駆動部材の上記回転動作へと伝達する伝達部と
を備える。
・モジュールは、第2の駆動部材をその第2の形態からその第1の形態に向かって付勢する弾性システムを備え、かつ、
作動システムは、弾性システムを圧縮しながら、第2の駆動部材を第1の形態から第2の形態へと動作させるように動作可能である。
・弾性システムは、第2の駆動部材と一体化された作動システムを付勢する。
・モジュールは、第2の駆動部材をその自由形態で択一的にロックするかまたは解放するように構成されたロックシステムを備え、作動システムはロックシステムを制御するように構成される。
・作動システムは、ユーザーによって電気的に操作可能である。
・少なくとも一つの駆動部材がまた、その軸線に沿って並進動作でベースに対して動作可能であるように取り付けられる。
・上記少なくとも一つの駆動部材は、並進経路内でのその軸線に沿った並進動作でベースに対して動作可能であるように取り付けられ、かつ、
第1の駆動部材は、第1の駆動部材がベースに対して回転する間にベースに当たって擦れ、かつ、並進経路全体に沿ってベース上に閉じた外周を画定する変形可能なスカートを備える。
・ロボット化可能なモジュールはさらに、ベースに固定されたカバーであって、ベースと一緒に、その中に第1の駆動部材の少なくとも一部分、第2の駆動部材の少なくとも一部分、そして作動システムの少なくとも一部分が配置される内部空間を画定するハウジングを画定するカバーを備え、かつ、作動システムの作動部分、第1の駆動部材の一部分および第2の駆動部材の一部分はハウジングから突出している。
別な態様によれば、本発明は、常設部分と取り外し可能部分とを含む医療用ロボットキットに関し、常設部分はモーターと第1の結合部とを備え、取り外し可能部分は、第1の結合部に対して相補的な第2の結合部を備えたそうしたロボット化可能なモジュールを備え、
第1および第2の結合部は、組み立ての方向に沿って取り外し可能な部分を常設部分に組み付ける際に、組み立ての方向に関して第1および第2の結合部を互いに回転させるように構成された少なくとも一つのカム面を備える。
本発明の好ましい実施形態では、おそらく以下の形態を使用することができる。すなわち、第1の結合部が複数の凹形状の突起を含み、そして第2の結合部が相補的な形状の複数の相補的リセスを含む。
本発明の好ましい実施形態では、第1の結合部は、センタリングコーンと、このセンタリングコーンに対してスライド方向に移動可能な突起と、常設部分に対する取り外し可能な部分の組み付け中にセンタリングコーンに対して突起を付勢する付勢部材とを備える。
別の態様によれば、本発明は、伸長軸線に沿って延びる中空の細長い可撓性のある医療用部材と、そうした医療用ロボットまたはそうしたロボット化可能なモジュールとを含む医療用システムに関し、中空の細長い可撓性のある医療用部材は、第1の形態において、第1および第2の周囲駆動面間で保持され、第1の駆動部材は、その伸長軸線に沿った細長い可撓性のある医療用部材の並進動作を発生させるために、第1の軸線を中心としてベースに対して回転可能である。
本発明の好ましい実施形態では、以下の形態を利用することが可能である。すなわち、第1の駆動部材は、その伸長軸線を中心とする、細長い可撓性のある医療用部材の回転を発生させるために、第1の軸線に沿ってベースに対して並進的に駆動される。
本発明のその他の特徴および利点は、非限定的な例として、そして添付図面を参照して与えられる、その実施形態の一つの以下の説明から明らかになるであろう。
ロボット動脈造影設備の概略側面図である。 図1aの一部の平面図である。 被駆動部材の動作態様を示す図である。 被駆動部材の動作態様を示す図である。 被駆動部材の動作態様を示す図である。 ロボット化可能なモジュールの例示的実施形態の斜視図である。 図3の実施形態の詳細斜視図である。 第1の形態での図3の詳細平面図であり、カバーは取り外されている。 別の形態での図4aと同様の図である。 図4aの機構の側面図であり、ハウジングを省略した状態で示されている。 ある視点からの同じ結合部の分解図である。 別な視点からの同じ結合部の分解図である。 第2実施形態の分解斜視図である。 モーターに対するモジュールの結合部の垂直断面図である。 第1の形態での図8の詳細断面図である。 第2の形態での図9aに対応する図である。 結合部の第2実施例に関する図6aに対応する分解斜視図である。 結合部の第2実施例に関する図6bに対応する分解斜視図である。 ある形態での一実施形態による駆動モジュールの概略図である。 図11aとは異なる形態での一実施形態による駆動モジュールの概略図である。 別な実施形態に関する図11aに対応する図である。 別な実施形態に関する図11bに対応する図である。 別な実施形態に関する図11aに対応する図である。 別な実施形態に関する図11bに対応する図である。 第3実施例による結合部のロボットに取り付けられた部分の斜視図である。 図14のデバイスの分解図である。
各図において、同じ参照数字は同一または類似の要素を示している。
図1aは動脈造影設備1を概略的に示している。動脈造影設備1は、手術室2と制御室3の二つの別々の領域に分割されている。制御室3は、手術室2の近くにあって、単純な放射線不透過性壁4、例えば可動および/または取り外し可能なスクリーンによって、手術室から分離されていても、あるいは遠隔位置にあってもよい。手術室2および制御室3の機器は、有線または無線接続またはネットワークなどを介して機能的に相互接続されている。
手術室2は、患者6を受け入れる手術台5を備える。手術室2はまた、おそらくは患者に対して移動可能である、患者の両側に一つずつ配置された放射線源8および検出器9を含む医療用撮像装置7、特にX線撮像装置を備えることができる。
動脈造影設備1は、手術室2内に配置されたロボット10を備える。
動脈造影設備1は、制御室3内に配置された制御ステーション11を備える。制御ステーション11はロボット10を遠隔制御する。動脈造影設備1はまた、制御室3内に、それを遠隔制御するために撮像装置7と通信する、一つ以上の撮像装置7用の遠隔制御装置12を備えることができる。動脈造影設備1はまた、撮像装置7によって取り込まれた画像をリアルタイムで制御室3において表示するために、制御室3内に配置された、撮像装置7と通信するディスプレイ13を備えることができる。
ロボット10は、患者の体内に導入される細長い可撓性のある医療用部材15を移動させることができる。細長い可撓性のある医療用部材15は、例えば、患者に対するアクセスのための開口を提供するデシレット(desilet)を通って、患者の管、特に患者の動脈または静脈内に挿入され、この管内を移動させられる部材であってもよい。細長い可撓性のある医療用部材はカテーテルであってもよい。あるいは、細長い可撓性のある医療用部材はカテーテルガイドであってもよい。ガイドは、一般に、カテーテルよりも小さな横断直径を有しており、カテーテルは、患者の近く、またはその全長に沿って、概ね中空の部分を有しているので、これによってガイドはその内部で、特に患者の体内で移動することができる。ガイドはまた、以下でより詳細に説明するように、湾曲した端部を含むことができる。
ロボット10は、制御ステーション11から制御されて、細長い可撓性のある医療用部材を少なくとも一つの自由度で患者に対して駆動することができる(詳細は後述する)。ロボットは、制御ステーション11とインターフェースするための通信ユニット17を備えることができる。必要であれば、ロボット10は、必要な時に手術室2からロボットを制御するために、ローカル制御ユニット18を備えることができる。
制御室3内で利用可能な全てのコマンドおよびフィードバック、例えば、撮像装置用の制御装置19および撮像装置7によって取り込まれた画像を表示するためのスクリーン20はまた、局所的に手術を実施するために、手術室2において利用可能であることにも留意されたい。
中空の細長い可撓性のある医療用部材15は、患者の内部の撮像を容易にするために造影剤を注入するためのコネクター56に接続されてもよい。動脈造影設備は、制御室3内に配置された制御装置58によって制御可能な、コネクター56に接続された造影剤インジェクター57を備えていてもよい。造影剤インジェクターの制御装置59はまた、手術室2内に局所的に存在してもよい。
以下では、参照数字15は、代替的に、ガイド15''、カテーテル15’または概して患者の体内に挿入される細長い可撓性のある医療用部材を指し示すために使用される。例えば、それは外科用カテーテルであってもよい。このような外科用カテーテルは、患者の内部で同軸的に、外側カテーテル内で案内されるように外側カテーテルよりも小さな直径を有していてもよく、あるいは患者内のガイド上を案内されるように中空であってもよい。
コネクター56は、並置されたカテーテル15’およびガイド15''が通過する主ブランチ75を含む。主ブランチ75の遠位端は、患者の体内で延びる外側カテーテル(図示せず)に対して組み付けられ、その内部ではカテーテル15’およびガイド15''が延びている。造影剤は、コネクター56の二次ブランチ76によって外側カテーテル内に注入される。
図2aは、本システムによって可能なさまざまな自由度を示している。ガイド15''は、その前端部15''aがガイドの主長手方向軸線に対して僅かに湾曲した状態で、カテーテル15’の前端部15'aの開口と共に示されている。カテーテル15’には二つの別個の動作、すなわち
・その長手方向軸線に沿った並進動作
・その長手方向軸線を中心とする回転
をさせることができる。
これらの動作は、一方向または別な方向に発生させることができる。
適切ならば、カテーテル15’には、上述した二つの基本的な動作を組み合わせた動作をさせることができる。
適切ならば、カテーテル15’には、上述した二つの基本的な動作を異なる組み合わせで組み合わせた二つの動作をさせることができる。
ガイド15''は、二つの異なる動作、すなわち
・その長手方向軸線に沿った並進動作
・その長手方向軸線を中心とする回転
をさせることができる。
これらの動作は、一方向または別な方向に発生させることができる。
適切ならば、ガイド15''には、上述した二つの基本的な動きを組み合わせた動作をさせることができる。
適切ならば、ガイド15''には、上述した二つの基本的な動作を異なる組み合わせで組み合わせた二つの動作をさせることができる。
ある場合には、ガイドと同じ原理に基づいてナビゲーションを可能にするために、または特定の曲率を有する解剖学的領域内でのその位置決めを容易にするために、カテーテル自体に湾曲端部が設けられる。
図2bは、患者の動脈21を示しており、これは、主幹22と、主幹に通じる二つのブランチ23a,23bとを含む。図2bは、点線で示す後退位置と実線で示す前進位置との間の並進動作に関して、細長い可撓性のある医療用部材15(ここではガイド15'')の並進動作を示している。図2cでは、同じ動脈において、細長い可撓性のある医療用部材15の回転が、細長い可撓性のある医療用部材がブランチ23aの方向の並進動作の準備ができている点線で表される第1の位置と、細長い可撓性のある医療用部材がブランチ23bの方向の並進動作の準備ができている実線で表される第2の位置との間で示されている。
ロボットならびにカテーテルおよび/またはガイドを含むアセンブリは、「医療用システム」と呼ばれる。
図3は、駆動モジュール14の斜視図である。この例示的な実施形態では、駆動モジュール14は使い捨てであり、電動システム上に滅菌方法で組み付けるために設けられる。駆動モジュール14はハウジング16およびカバー24を備える。カバー24は、開および閉の二つのそれぞれの形態間でハウジング16に対して移動可能である。図示された形態は開形態である。この形態では、カテーテル15’およびガイド15''はアクセス可能である。閉形態では、カテーテル15’およびガイド15''はモジュール14においてアクセス可能ではない。
図示された例では、駆動モジュール14はカテーテル15’およびガイド15''を駆動する。しかしながら、これは例示であり、本発明は、カテーテル15’のみをまたはガイド15''のみを駆動するシステムにおいて実施することができる。
この例では、駆動モジュール14は、ガイド15’を駆動する第1の部分25aと、カテーテル15''を駆動する第2の部分25bとを備える。第1の部分は、全ての目的のために本明細書中で完全に言及されているかのように参照によって組み込まれるQT FR2015/051566に実質的に記載されているようなものである。このシステムは、一対の作動フィンガーによって生み出される一連の反復無限小移動によるガイドの並進および/または回転の制御を可能にすることが想起される。さまざまな理由(速度、安全性、信頼性)のために、例えば本実施形態のように、例えば位相シフトされた二対のフィンガーを使用することができる。
ガイド15''はチャネル26''内に存在する。カテーテル15’はチャネル26’内に存在する。チャネル26’および26''は、カテーテル15’およびガイド15''の両方がその内部に存在する共通チャネル27で出会う。例えば、「迅速交換」カテーテルが使用され、これは、その側壁にガイドへのアクセスを提供する開口を有することを意味する。このアクセス開口は、共通チャネル27の下流に位置する。これにより、ガイド15''は、カテーテル15’と平行にかつカテーテル15’の外部で少なくともアクセス開口まで延在することが可能であり、この場合、ガイド15''はカテーテルの内側を通り、図2aに示すように、カテーテルの遠位端部から患者の体内に突出する。
図では、コネクター56は、カテーテル15’およびガイド15’をそのそれぞれのチャネル26’,26''内に配置することを容易にする収縮形態で示されている可動サポート77によって支持されることに留意されたい。この配置に続いて、サポート77が移動させられ、メインブランチの端部75aが共通のチャネル27に面するように折り畳まれる。これにより、コネクター56を通ってカテーテル15’およびガイド15''を適切に挿入することが可能となる。
第2の部分25bについて、特に図3aに関連して、以下でさらに詳細に説明する。
特に図3aに見られるように、第1の軸線29aを画定すると共に第1の軸線29aの周囲に第1の周囲駆動面30aを備える第1の駆動部材28aが存在する。
第1の駆動部材28aは、ハウジング16に対して、第1の軸線29a(この場合は垂直)を中心として回転するように設けられている。
第2の駆動部材28bは、第2の軸線29bを画定し、かつ、第2の軸線29bの周りに第2の周囲駆動面30bを含む。
第2の駆動部材28bは、ハウジング16に対して、第2の軸線29bを中心として回転するように設けられている。
第2の軸線29bは第1の軸線29aと平行である。それはまた、第1の周囲駆動面30aの一部分と第2の周囲駆動面30bの一部分とが概ねカテーテル15’の太さの隙間だけ離間させられて互いに対向して配置されるように、図3aに示す形態である駆動形態においては、第1の軸線29aから離間させられる。したがって、第1の周囲駆動面30aの一部および第2の周囲駆動面30bの一部はチャネル26’内に突出する。
ハウジング16は、図3aに示すように、一つに組み合わされるベース31およびカバー32を備える。一つに組み合わされるベース31およびカバー32は、その内部に上記機構が配置される内部容積41を画定する。駆動部材28a,28bの一部のみがこの内部容積から突出してカテーテルを駆動する。上記機構の大部分は内部容積内に配置され、当該機構への偶発的なアクセスのリスクを低減する。
第2の駆動部材28bは、第1の駆動部材28aに対して、第2の軸線29bを中心とする回転以外の自由度で、
・第1および第2の周囲駆動面30a,30bが両者の間に第1の間隔を伴って互いに向き合う駆動形態と呼ばれる第1の形態(図4a)と、
・第1および第2の周囲駆動面30a,30bが両者の間に第1の間隔よりも大きな第2の間隔を伴って互いに向き合う自由形態と呼ばれる第2の形態(図4b)と
との間で、動作可能であるように取り付けられている。
この動作の間、第2の駆動部材28bは、第1の形態と第2の形態との間の無限の数の中間形態をとることができる。さらに、自由形態は、駆動形態から自由形態への動作の方向におけるシステムの最終的形態ではないことが可能であり、この方向に沿ってかつこの形態を通過する第2の駆動部材28bのさらなる動作が可能である。同様に、駆動形態は、自由形態から駆動形態への動作の方向におけるシステムの最終的形態ではないことが可能であり、この方向に沿ってかつこの形態を通過する第2の駆動部材28bのさらなる動作が可能である。駆動形態は、所与の直径のカテーテル15’の所与の締め付けによって規定される。
以下の説明は、これらの形態の一方から他方への移行を可能にする例示的な機構を示す。
第1の駆動部材28aは、駆動軸線29aをその軸線として有すると共にモーター34によって駆動されるシャフト33aに固定されている。このようにして、モーター34の作動により、第1の駆動部材28aが軸線29aを中心に回転させられる。したがって、シャフト33aは、モーター34と第1の駆動部材28aとの間の接続を確立する。
この機構はまた、駆動モーター34によって生み出された駆動動作を第2の駆動部材28bへと伝達する動作伝達システム35を備える。これは、二つの駆動部材28aおよび28bがカテーテル15’を並進動作で駆動するように、第1の駆動部材28aの回転の方向とは反対の方向である適切な方向に、第2の駆動部材28bを第2の軸線29bを中心として回転させることを伴う。
提示された例では、動作伝達システム35は、第1の駆動部材28aと同軸の第1の歯車36aを含む。第1の歯車36aは、動作伝達システム35の入力部材を形成している。
動作伝達システム35は、第1の軸線29aと平行でありかつ第1の軸線29aからオフセットされた中間歯車軸線38を有する中間歯車37を含む。中間歯車37は、駆動形態(図4a)および自由形態(図4b)の両方の形態において第1の歯車36aと噛み合う。
動作伝達システム35は、中間歯車37と第2の駆動部材28bとの間に伝達部39を備えるが、これは、中間歯車の軸線38を中心とした中間歯車37の回転動作を第2の軸線29bを中心とした第2の駆動部材28bの回転動作へと伝達する。
この例では、伝達部39は、軸線38を中心とする回転に関して中間歯車37と、そして軸線29bを中心とする回転に関して第2の駆動部材28bと一体であるベルトを含む。
したがって、中間歯車37はその軸線が軸線38であるを中間シャフト40に固定されている。中間シャフト40はベルトと一体である。
第2の駆動部材28bは、その軸線が第2の軸線29bであるシャフト33bと一体である。シャフト33bはベルトと一体である。
シャフト33bは、シャフト40および第2のシャフト33bの両方に自由に回転するように取り付けられたブラケット42によって支持されている。
したがって、第2の駆動部材28bは、図4aに示すその駆動形態から、軸線38を中心とする回転によって、図4bに示すその自由形態へと動作することができる。
図4bの自由形態では、動作伝達システム35は作動し続けることに留意されたい。つまり、この形態においても、モーター34は第2の駆動部材28bを回転させる。これは、自由形態においてだけではなく、駆動形態と自由形態との間のいかなる中間形態においても、さらにはそれを超えても当てはまる。動作伝達システム35は常に作動しているので、これにより、第2の駆動部材28bがその自由形態からその駆動形態へと動くとき、問題なく二つの駆動部材によってカテーテルが駆動されることが保証される。
これらの特徴により、異なる直径のカテーテルが同じ機構で駆動されること、および/または所与のカテーテルに異なる締付け力が(二つの駆動部材28a,28bを互いに接近させることによって)印加されることを確実にすることもできる。
上記の例は特定の動作伝達システム35を含むが、これは、特にコンパクトである例である。同じ動作を達成するその他の変形が可能である。
自由駆動形態から駆動形態に移行するときの自由度は、駆動部材の軸線に対して平行な軸線を中心とする回転である。しかしながら、これは例示的な実施形態であり、他の実装形態も可能であろう。
この機構は、ユーザーによって操作可能な作動システム43を含む。作動システム43は、作動させられると、第2の駆動部材28bをその駆動形態からその自由形態へと移動させる。
作動システム43は、ブラケット42に、例えば取り付け領域50において接続されたレバー44を含む。レバー44は、細長いスロット45(図3a)を通ってハウジング16を越えて突出する作動端部44aを含む。第1の位置と第2の位置との間での細長いスロット45内のレバー44の作動端部44aの移動は、第2の駆動部材28bをその駆動形態からその自由形態へと動作させる。
適切であれば、スプリングのような弾性システム46がレバー44を第1の位置に向けて付勢する。特に、これは、第2の駆動部材28bをその駆動形態に向けて付勢する。
したがって、第2の駆動部材28bが、使用者がアクチュエータ43を作動させることによって、その駆動位置から自由位置へと移動すると、これは弾性システム46を圧縮する。
弾性システム46は、例えば、その第1の端部46aがアクチュエータ43に固定されかつ第2の端部46bがベース31に固定されたスプリングを備える。
さらに、ベースに対する第2の端部46bの位置は、調整機構47によって調整可能である。この機構は、所与のカテーテル15’上の駆動部材28a,28bのクランプ力を変更することおよび/または異なるカテーテルの直径に適応することを可能にする。
調整機構47は、例えば、ベース31と一体化されたナット48を備え、このナット48にはネジ49がねじ込まれる。スプリングの第2の端部46bはネジ49の停止面に当接する。ネジ49をナット48にねじ込むことにより、その中へとスプリングが伸びることができる空間の長さが変化する。
ハウジングは、第1の駆動部材28aと一体化されたシール81によって密封され、ベース31に当たって擦れる。これは動的シールである。シール81とベース31との間の接触部はベース31の開口を取り囲んでおり、これを経てハウジング16が電動ステージ51に結合される。
図6aおよび図6bは、電動ステージ51とハウジング16との間の結合部の一実施形態を示している(この図にはシール81は図示されていない)。この例では、モーターによって駆動されるシャフト33aは、複数の(この場合は四つの)同一のピン65を有する結合部材68’を含む。ピン65は、軸線29aを通る円内に割り当てられており、例えば均一に割り当てられている。駆動部材28aは、軸線29aを通る円に沿って割り当てられた複数のリセス66を有する結合部材69’と一体である。リセス66は同一であり、ピン65と相補的な形状である。リセス66は互いに接してリングを形成するので、ピン65およびリセス66の軸線29a周りの相対位置にかかわらず、ピン65は、依然として、全てが少なくとも部分的にそれぞれのリセス66の前方にある。
ピン65は、必要ならば、多くても歯の半分に等しい距離だけの、軸線29aを中心とする駆動部材28aの僅かな回転に伴って、リセスをシャフトに結合する動作を案内するためにドーム状端部67を有することができる。
図11aは、図4aおよび図4bに関連して上述した作動システムの変形実施形態を示す。より具体的には、図11aは駆動形態にあるモジュールを示し、一方、図11bは自由形態を示す。これらの図から分かるように、
・駆動部材28aは、駆動形態と自由形態との間でのその移行中にハウジング内に固定され、
・駆動部材29aは、駆動形態と自由形態との間でのその移行中に中間軸線38を中心としてハウジング内で回転するようにそれ自体が取り付けられる(例えばブラケット50のような)サポート70に取り付けられる。
上記説明はまた、図12aおよび図12bの代替実施形態ならびに図13aおよび図13bのものにも当てはまる。
図11aでは、アクチュエータ43の動きを駆動部材29aに伝達するためにロッカー71が使用されている。ロッカー71は、例えば軸線38と平行な軸線72を中心として回動するように取り付けられている。ロッカー71は、アクチュエータ43と接触する第1のアーム73と、サポート70と接触する第2のアーム74とを有する。
アクチュエータ43はロッカー71の回転を引き起こし、ロッカーの第2のアーム74は続いてサポート70を押圧するが、これがその軸線38を中心とするサポート70の回転を引き起こす(図11b)。
この動作はスプリング46を圧縮する。
第1の変形例では、アクチュエータ43のユーザー操作を停止すると、スプリング46の解放により、システムは自動的に駆動形態に戻る。
代替的に、自由形態(図11b)を固定するためのシステムが提供されてもよい。例えば、カードリーダへのカードの挿入と同様に、「プッシュ・プル」システムを実装することができる。自由形態では、アクチュエータ43のユーザー操作によりロックシステムがロック解除されるので、システムはスプリング46の解放によって駆動形態へと戻される。
上記の例では、ユーザーによる接触を介したアクチュエータの機械的作動をもたらすことができる。このような実施形態は、停電中でさえユーザー操作を保証する。
代替的に、図12aに概略的に示すように、電気的に制御されるアクチュエータを使用することができる。この場合、安全上の理由から、図12bは(電流が印加されていない)停止状態のシステムを示している。電流が印加されると、アクチュエータ43は、サポート70を停止位置に対して軸線38を中心として回転させ、これによってスプリング46を緊張させる。例えば自由形態への移行を得るために電力が遮断されると、スプリング46は図12bに示されるようにサポート70を引っ張る。また、偶発的な停電の場合には、カテーテルを機構から外すことができる。
いかなるタイプのリニアアクチュエータでも使用することができる。制御装置の液密性は、電気コネクターを介して提供される。
上述したように、制御装置を停止した場合に自動的にシステムを駆動形態に戻す連続的に動作する解放制御装置が提供され、あるいは代替的に、それが自由形態でシステムをロックするように構成されてもよい。
また、アクチュエータ43は、ロッカーを介するのではなく、サポート70に直接作用し得ることにも留意されたい。
代替的に、図13a、図13bに示すように、必ずしもスプリング46を使用する必要はない。例えば、サポート70がアクチュエータに直接接続されて、アクチュエータの動きに追従する。
図7は、以下の第2実施形態を示す。第2実施形態は、ある特徴において第1実施形態と異なる。第1の相違点は、使い捨て可能な消耗部品79が、駆動部材28aおよび28bを収容するハウジング16(カバー32およびベース31)ならびにアクチュエータ44を備えることである。
ベース31は、そこから第1のシャフト33aが延びる第1の開口80aと、そこから第2のシャフト33bが延びる第2の開口80bとを備える。第2の開口80bは大きく、(二つの形態間で移行する第2の駆動部材29bに対応して)第2のシャフト33bがベース31に対して移動することを可能とする。
この実施形態は、第1の駆動部材28aとベース31との間の滅菌接続を必要とし、機構によるカテーテル汚染の危険性および/またはカテーテルによって輸送される物質による機構の詰まりを低減する。
一実施形態によれば、図8に見られるように、駆動部材28aは、ベース31に当たって擦れると共にベース31上に閉じた外周を画定する変形可能なスカート81と一体である。
図8は、モーター34による駆動部材28aの駆動の垂直断面図を示している。駆動モジュール14は、ハウジング16および電動ステージ51を備える。
したがって、図8は、常設部分82および取り外し可能部分を含む医療用ロボットを示しており、常設部分82はモーター34および第1の結合部68を含み、取り外し可能な消耗部品79は、第1の結合部68に対して相補的な第2の結合部69を備える。
必要に応じて、図8に組み立て状態で示す医療用ロボットは、常設部分とそれに組み付けられる取り外し可能部分とを備えたキットとして提供されてもよいことに留意されたい。使い捨て部品として具現化される取り外し可能部分は大量に入手可能であってもよい。
シャフト33aは、以下で詳細に説明する結合部によって第1の駆動部材28aと係合させられる。
この場合、図8にも示されているのは、モジュールがその伸長軸線を中心としてカテーテル15’を回転させる実施形態である。この回転は、その軸線29aに沿った駆動部材28aの並進動作によって達成される。この場合、カテーテル15’が駆動部材28a,28bの間で締め付けられるとき、この軸線に沿って駆動部材の一方が他方に対して変位することによりカテーテル15’が回転し、これによりカテーテル15’がその伸長軸線を中心として回転する。
この場合、回転は開始位置に対して1回転未満に制限される。中立の開始位置が中間位置であり、これによって駆動部材28aの並進方向に依存して一方向および多方向へのカテーテルの回転を可能とするように構成されてもよい。
図示された例では、シャフト33aは、軸線29aを中心とする二つの部品の一体的回転を可能にする相補的な形状を有する二つの部品として具現化される。第1の部分は、駆動部材28aに一体化された内側コア78であり、第2の部分は、モーター34と係合する外側ケーシング53である。さらに、内側コア78は、軸線29aに沿って外側ケーシング53に対して自由にスライドする。アクチュエータ54は、軸線29aに沿った内側コア78の動きを制御する。リターンスプリングなどの弾性手段83は、第1の駆動部材28aを軸線29aに沿った休止位置へと戻す。
アクチュエータ54を制御することにより、駆動部材28aは、内側コア78を介して軸線29aに沿って移動させられ、シャフト33aはモーター34と係合する位置に留まる。
モーター34の作動により、上述したように駆動部材28aを回転させることが可能になる。
スカート81は、軸線29aに沿った駆動部材28aの全経路に沿って、駆動部材28aとベース31との間の境界面における無菌性を保証するために十分に長くかつ変形可能である。
以上の説明から理解されるように、消耗部品のコンポーネント数が低減された本実施形態では、動作伝達システム35は電動ステージ51のハウジング84内に形成される。
歯車36aを一体化するための二つの例示的な実施形態を提供することができる。第1の変形例によれば、歯車36aはシャフト33aとの並進動作に関して一体化されている。この場合、中間歯車37は、軸線29aに沿ったその位置にかかわらず、歯車36aと常に噛み合うのに十分な厚さである。代替的に、シャフト33aは、回転に関して一体であるが、歯車36aに対して並進動作に関して自由である。空間を節約するために、図4aおよび図4bの実施形態では第1の変形例を実施することができ、図8の実施形態では第2の変形例を実施することができる。
図9aおよび図9bは、ロボットの密閉に関する実施形態の詳細を示している。これは動的シールであり、シャフト33aはカテーテルを並進動作で駆動するために回転することを想起されたい。
シャフト33a、特にコア78はシール60と一体化されている。十分に変形可能なシール60は、図9aに示される最も上方の位置において、それがハウジング84に当たって擦れるように、そして図9bに示される最も下方の位置において、それがハウジング84を押圧するように変形させられるように選択される。この実施形態は、カテーテル15の小さな回転移動(+/−180°未満の回転範囲)によって可能になる。実際、急速交換カテーテルの場合、ガイドがカテーテルの外側に巻き付く可能性のある大きな回転移動を避けることが望ましい。
図10aおよび図10bは、電動ステージ51上へハウジング16を結合する斜視図である。簡略化のために、ハウジング16はこの図には示されていない。
図7に見られるように、シャフト33aは、センタリングコーン61および一つ(または複数)の噛み合い歯62を備えた結合部材68を有する。駆動部材28aは、結合部材68と相補的な結合部材69を備える。特に、結合部材69は、センタリングコーン61と相補的なキャビティ63と、例えば外周リム全体に沿って割り当てられた複数の駆動歯64とを含む。組み立て方向(実質的に軸線29aの方向)に沿ってハウジング16を電動ステージ51に組み付ける間、センタリングコーン61は、必要ならば、多くても歯の半分に等しい距離だけの、軸線29aを中心とするカムによる駆動部材28aの僅かな回転に伴って、歯62が駆動部材28aの歯64の一つと係合するまで、結合を案内するためにキャビティ63と係合する。
図7に示すように、作動端部44aは必ずしもハウジング16に配置される必要はなく、例えば上面に配置されてもよい。この実施形態では、カバー32は、その上面に、それを経て、第2の駆動部材28bに接続されたアクチュエータ44の作動端部44aが突出するウインドウ85を備える。アクチュエータ44は、例えば、第2の駆動部材28bを部分的に取り囲んでそれに接続される輪郭取りされたカバーを備えているので、それらはいずれも、その軸線を中心とする第2の駆動部材28bの回転を可能としながら、自由形態に向かって動作できる(シャフト33bは、この場合、開口80b内で動作させられる)。
別の例示的な実施形態によれば、結合部は、図14に示すように、消耗側(ここでは図示せず)の結合部材と相補的な、ロボット側の結合部材68を備えることができる。消耗側結合部材は、例えば、図10bを参照して上述したような結合部材69である。結合部材68の一つの特徴によれば、センタリングコーン61および歯62は互いに対して移動可能である。特に、それらは、互いに並進的に、特にロボットに対する消耗部分の組み付けの方向に沿って取り付けられる。
このために、例えば、センタリングコーン61に、このセンタリングコーン61のセンタリング機能を提供するテーパー状端部を含む外側ケーシング86を組み込むことができる。また、外側ケーシング86は、側方開口88および下側開口80を介してアクセス可能な内側ハウジング87を有する。外側ケーシング86の下端部90はまた、以下でさらに説明する横軸用のベアリング91を画定する。
センタリングコーン61はまた、下側開口89を通って下方から内側ハウジング87内に配置することができる内側コア92を備える。内側コア92は、並進方向に沿った細長いスロット93を有する。このスロットは、内側コア92の上端において開口している。内側コア92はまたベアリング96を備える。
歯62は、スロット93に対して相補的な形状部94を有する。それは、例えば、歯の二つの対向する主面にリセスを有する。
付勢部材95が歯62と外側ケーシング86との間に取り付けられている。これは、歯62をケーシング86に対する並進方向に沿って上方に付勢する。例えば、二つのスプリングが付勢部材として使用される。これらの二つのスプリングは、この場合、形状部94の各側に一つずつ配置される。付勢部材95は、例えば歯62に固定される。例えば、歯62は、その下面に、スプリングの端部を受け入れるための孔を有する。
今説明したシステムは、以下のように組み立てられる。付勢部材95は圧縮され、それらを支持する歯62は、形状部94が内側ハウジング87内に入るまで、側方開口88を経て内側ハウジング87を通って挿入される。次いで、歯のウイングは、外側ケーシング86の各側面から突出する。
付勢部材95は解放され、(内側ハウジング87の内面において)外側ケーシング86を押圧し、歯62を上方に付勢する(図14の位置)。
内側コア92は下側開口89を経て取り付けられ、スロット93は形状部94と係合する。ベアリング91および96は、このようにして整列させられる。
アセンブリは、シャフト33aのベースに取り付けられ、ベアリング91および96は、そのハウジング97と整列状態となる。シャフト98がハウジング97ならびにベアリング91および96を通って挿入され、結合部材68をシャフト33aのベースに固定する。
作動中、結合部材68は、シャフト98によって、シャフト33aのベースと回転に関して一体である。結合中に、歯62が、相補的な結合部材の相補的なリセスに面していないが、その突出面を向いている場合、この突出面は、付勢部材95を圧縮することによって、歯62を外側ケーシング86に対して下方に移動させる。結合部材68のその後の回転中、歯62が相補的な結合部材の相補的なリセスに面すると、付勢部材95はそれと係合させられた歯62(図14の位置)を押圧する。
この実施形態は、結合部材において非常に凹凸のある幾何学的形状を使用することを可能にするが、これは使用中に大きなトルクを伝達することを可能にする、
したがって、第1のものとは独立した別の態様によれば、本発明は、細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュールであって、
・ベース31と、
・第1の軸線29aを有すると共にこの第1の軸線29aを中心とする第1の周囲駆動面30aを備えた第1の駆動部材28aであって、この第1の駆動部材28aは、第1の軸線29aを中心として、ベース31に対して回転するように取り付けられており、かつ、第1の軸線29aを中心として、第1の駆動部材28aを回転させるよう構成された駆動モーター34につながる部材33aを備える、第1の駆動部材28aと、を具備し、
第1の駆動部材28aはまた、並進経路におけるその軸線29aに沿って並進動作でベース31に対して動作可能であるように取り付けられ、
第1の駆動部材28aは、ベースに対する第1の駆動部材の回転中にベース31に当たって擦れると共に並進経路全体に沿ってベース31上に閉じた外周を画定する変形可能なスカート81を備える、ロボット化可能なモジュールに関する。
2 手術室
3 制御室
4 放射線不透過性壁
5 手術台
6 患者
7 医療用撮像装置
8 放射線源
9 検出器
10 ロボット
11 制御ステーション
12 遠隔制御装置
13 ディスプレイ
14 駆動モジュール
15 医療用部材(カテーテル)
15’ カテーテル
15'' ガイド
16 ハウジング
17 通信ユニット
18 ローカル制御ユニット
19 制御装置
20 スクリーン
21 動脈
22 主幹
23a,23b ブランチ
24 カバー
25a 第1の部分
25b 第2の部分
26’,26'' チャネル
27 共通チャネル
28a 第1の駆動部材
28b 第2の駆動部材
29a 第1の軸線
29b 第2の軸線
30a 第1の周囲駆動面
30b 第2の周囲駆動面
31 ベース
32 カバー
33 部材
33a 第1のシャフト
33b 第2のシャフト
34 駆動モーター
35 動作伝達システム
36a 第1の歯車
37 中間歯車
38 中間歯車軸線
39 伝達部
40 中間シャフト
41 内部空間
42 ブラケット
43 作動システム(アクチュエータ)
44 レバー(アクチュエータ)
44a 作動端部
45 スロット
46 弾性システム(スプリング)
46a 第1の端部
46b 第2の端部
47 調整機構
48 ナット
49 ネジ
50 取り付け領域(ブラケット)
51 電動ステージ(常設部分)
53 外側ケーシング
54 アクチュエータ
56 コネクター
57 造影剤インジェクター
58,59 制御装置
60 シール
61 センタリングコーン
62 歯
63 キャビティ
64 歯
65 ピン
66 リセス
67 ドーム状端部
68 結合部材
68 第1の結合部
68,68’ 第1の結合部
69,69’ 第2の結合部
70 サポート
71 ロッカー
72 軸線
73 第1のアーム
74 第2のアーム
75 主ブランチ
75a 端部
76 二次ブランチ
77 可動サポート
78 内側コア
79 消耗部品
80 下側開口
80a 第1の開口
80b 第2の開口
81 シール(スカート)
82 常設部分
83 弾性手段
84 ハウジング
85 ウインドウ
86 外側ケーシング
87 内側ハウジング
88 側方開口
89 下側開口
90 下端部
91 ベアリング
92 内側コア
93 スロット
94 形状部
95 付勢部材
96 ベアリング
97 ハウジング
98 シャフト

Claims (15)

  1. 細長い可撓性のある医療用部材を駆動するためのロボット化可能なモジュールであって、
    ベース(31)と、
    第1の軸線(29a)を有すると共に前記第1の軸線(29a)を中心とする第1の周囲駆動面(30a)を備える第1の駆動部材(28a)であって、前記第1の駆動部材(28a)は、前記第1の軸線(29a)を中心として前記ベース(31)に対して回転するように取り付けられており、かつ、前記第1の軸線(29a)を中心として前記第1の駆動部材(28a)を回転させるよう構成された駆動モーター(34)とつながる部材(33)を備える、第1の駆動部材(28a)と、
    前記第1の軸線(29a)と平行な第2の軸線(29b)を有すると共に前記第2の軸線(29b)を中心とする第2の周囲駆動面(30b)を備える第2の駆動部材(28b)であって、前記第2の駆動部材(28b)は、前記第2の軸線(29b)を中心として前記ベース(31)に対して回転するように取り付けられており、前記第2の駆動部材(28b)はさらに、
    前記第1および第2の周囲駆動面(30a,30b)が両者の間に第1の間隔を置いて互いに向き合う第1の形態と、
    前記第1および第2の周囲駆動面(30a,30b)が両者の間に前記第1の間隔よりも大きい第2の間隔を置いて互いに向き合う第2の形態と、の間で、
    前記第1の駆動部材(28a)に対して、前記第2の軸線(29b)を中心とする回転以外の自由度で動作可能であるように取り付けられている、第2の駆動部材(28b)と、
    ユーザーによって操作可能な作動システム(43)であって、前記第1および第2の形態のうちの少なくとも一方から、前記第1および第2の形態のうちの他方へと、前記第2の駆動部材(28b)を動作させるよう構成された作動システム(43)と
    を具備し、
    少なくとも、前記第1の形態と前記第2の形態との間の形態において、前記第2の軸線(29b)を中心として前記第2の駆動部材(28b)を回転させるために、前記駆動モーター(34)によって生み出される駆動動作を前記第2の駆動部材(28b)に伝達するための動作伝達システム(35)を具備することを特徴とするロボット化可能なモジュール。
  2. 前記動作伝達システム(35)が自由形態で動作する、請求項1に記載のロボット化可能なモジュール。
  3. 前記動作伝達システム(35)は、
    前記第1の駆動部材(28a)と同軸であってかつ前記動作伝達システム(35)の入力部材を形成する第1の歯車(36a)と、
    前記第1の軸線(29a)と平行でかつ前記第1の軸線(29a)からオフセットされた中間歯車軸線(38)を有する中間歯車(37)であって、少なくとも前記第1の形態と前記第2の形態との間の形態において前記第1の歯車(36a)と噛み合う中間歯車(37)と、
    前記中間歯車(37)と前記第2の駆動部材(28b)との間の伝達部(39)であって、前記中間歯車軸線(38)を中心とする前記中間歯車(37)の回転動作を前記第2の軸線(29b)を中心とする前記第2の駆動部材(28b)の回転動作となるように伝達する伝達部(39)と
    を具備する、請求項1または請求項2に記載のロボット化可能なモジュール。
  4. 前記第2の駆動部材(28b)を、その第2の形態から、その第1の形態に向かって付勢する弾性システム(46)を備え、
    前記作動システム(43)は、前記弾性システム(46)を圧縮しながら、前記第2の駆動部材(28b)を前記第1の形態から前記第2の形態へと動作させるように動作可能である、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュール。
  5. 前記弾性システム(46)は、前記第2の駆動部材(28b)と一体の前記作動システム(43)を付勢する、請求項4に記載のロボット化可能なモジュール。
  6. 前記第2の駆動部材(28b)をその自由形態で択一的にロックするか、あるいはそれを解放するよう構成されたロックシステムを備え、前記作動システム(43)は前記ロックシステムを制御するよう構成されている、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュール。
  7. 前記作動システム(43)は前記ユーザーによって電気的に操作可能である、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュール。
  8. 少なくとも一つの駆動部材(28a)がさらに、その軸線(29a)に沿った並進動作で、前記ベース(31)に対して動作可能であるように取り付けられている、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュール。
  9. 前記少なくとも一つの駆動部材(28a)は、並進経路におけるその軸線(29a)に沿った並進動作で、前記ベース(31)に対して動作可能であるように取り付けられており、かつ、
    前記第1の駆動部材(28a)は、前記ベース(31)に対する前記第1の駆動部材の回転中に前記ベース(31)に当たって擦れると共に前記並進経路全体に沿って前記ベース(31)上に閉じた外周を画定する変形可能なスカート(81)を備える、請求項8に記載のロボット化可能なモジュール。
  10. 前記ベース(31)に固定されると共に、その中に前記第1の駆動部材(28a)の少なくとも一部分、前記第2の駆動部材(28b)の少なくとも一部分および前記作動システム(43)の少なくとも一部分が配置される内部空間(41)を画定するハウジング(16)を前記ベースと共に画定するカバー(32)をさらに備え、かつ、前記作動システム(43)の作動部分(44a)と、前記第1の駆動部材(28a)の一部分と、前記第2の駆動部材(28b)の一部分とは、前記ハウジング(16)から突出している、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュール。
  11. 常設部分(51)と取り外し可能な部分とを具備する医療用ロボットキットであって、前記常設部分はモーター(34)および第1の結合部(68,68’)を備え、前記取り外し可能な部分は、前記第1の結合部(68,68’)に対して相補的な第2の結合部(69,69’)を備えた、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュールを備え、
    前記第1および第2の結合部(68,68’,69,69’)は、組み付けの方向に沿った前記常設部分(51)への前記取り外し可能な部分の組み付け中に、組み付けの方向に関して、前記第1および第2の結合部(68,68’,69,69’)を互いに対して回転させるよう構成された少なくとも一つのカム面を備える、医療用ロボットキット。
  12. 前記第1の結合部(68,68’)は凹形状の複数の突起(65,62)を備え、かつ、前記第2の結合部(69,69’)は相補的な形状の複数の相補的なリセス(66,64)を備える、請求項11に記載の医療用ロボットキット。
  13. 前記第1の結合部は、センタリングコーン(61)と、前記センタリングコーン(61)に対してスライド方向に移動可能な突起(62)と、前記常設部分に対する前記取り外し可能な部分の組み付け中に前記センタリングコーン(61)に対して前記突起(62)を付勢する付勢部材(95)と、を備える、請求項11または請求項12に記載の医療用ロボットキット。
  14. 伸長軸線に沿って延びる中空な細長い可撓性のある医療用部材と、請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載の医療用ロボットまたは請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のロボット化可能なモジュールと、を備える医療用システムであって、前記中空な細長い可撓性のある医療用部材(15)は、前記第1の形態において前記第1および第2の周囲駆動面(30a,30b)間で保持され、前記第1の駆動部材(28a)は、その伸長軸線に沿った前記細長い可撓性のある医療用部材(15)の並進動作を発生させるために、前記第1の軸線(29a)を中心として前記ベース(31)に対して回転可能である、医療用システム。
  15. 前記第1の駆動部材(28a)は、その伸長軸線を中心とする前記細長い可撓性のある医療用部材(15)の回転を発生させるために、前記第1の軸線(29a)に沿って前記ベース(31)に対して並進動作で駆動させられる、請求項14に記載の医療用システム。
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