JP2019500981A - 食品を加工するための装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

容器内に配置された食品を加工する装置が、蒸気を生成する蒸気生成ユニット(11)と、前記蒸気生成ユニット(11)に連結し、蒸気を前記容器(2)に供給する蒸気供給ユニット(17)を有する。前記蒸気供給ユニット(17)が、少なくとも1つの蒸気放出開口(33)を有する蒸気プローブ(32)と、ストローク軸(40)に沿って前記蒸気プローブ(32)をストローク移動させるための蒸気プローブストロークドライブ(39)を有する。

Description

本特許出願は、独国特許出願DE102015221004.9の優先権を主張し、その内容は参照によりここに組み込まれる。
本発明は、食品を加工するための装置及び方法に関する。
特許文献1は、食品を調理(調製)するための装置を開示している。食品は、撹拌/加熱ユニットにより機械的に撹拌され、加熱される。複雑な撹拌駆動装置がこの目的のために必要とされる。
DE102014202702A1
本発明の目的は、容器内での食品の特に自動化された加工を単純化することである。
この目的は、請求項1で特定される特徴を備えた装置により、また請求項13で特定される特徴を備えた方法により達成される。本発明の本質は、蒸気生成ユニットからの蒸気が蒸気供給ユニットの蒸気プローブを介して容器に供給され得る点にある。この目的のために、蒸気プローブは少なくとも1つの蒸気供給開口(steam-dispensing opening)を有する。蒸気プローブは特に管状の設計を有する。蒸気供給ユニットは、あるストローク速度でストローク軸に沿って蒸気プローブのストローク移動(行程移動)を可能にするために、蒸気プローブストロークドライブを有する。ストローク軸は直線である。蒸気プローブストロークドライブによるストローク移動は、少なくとも1つの蒸気供給開口を備えた蒸気プローブを容器内の食品に沈めさせる。蒸気プローブを容器に供給するため、ストローク移動が第1ストローク速度で生じてもよい。蒸気プローブストロークドライブが安全性の理由のために可能にする及び/又は許可する第1ストローク速度は最大速度であってもよい。第1ストローク速度が高いため、蒸気プローブは減少した時間消費で容器に供給される。第1ストローク速度は、例えば0.1〜5m/s、特に0.5〜2.5m/s、特に約1m/sである。第1ストローク速度でのシフトはアイドルストロークとも呼ばれる。これは、蒸気プローブの回転運動がアイドルストロークの間に生じないことを意味する。食品調理の間、蒸気プローブは第2ストローク速度で上下に移動できる。これにより、食品の徹底的な混合がさらに改善される。なるべく均一に食品の徹底的な混合を実現するため、及び/又は食品が損傷するのを防止するために、第2ストローク速度は比較的遅く、特に第1ストローク速度よりも低い。第2ストローク速度は、特にせいぜい0.1m/s、特にせいぜい0.05m/s、特にせいぜい0.01m/sである。食品調理の間のストローク移動を省くことも可能である。その際、第2ストローク速度は0に等しい。食品調理の間にストローク速度、特に第2ストローク速度を可変に調節することが可能である。例えば、第2ストローク速度が食品調理サイクルの間に可変であるように、ストローク速度プロフィールは制御ユニットで記憶される。食品への蒸気の直接供給が可能となる。本発明によれば、食品を撹拌するための複雑な運動学は不要である。特に、蒸気生成ユニットで生成される蒸気は食品を加工するために機能する。蒸気は特に増加した圧力で容器に供給され得る。蒸気は、食品、例えばソース付きパスタ料理を加熱する機能を有する。他の食品も本装置により加工できる。蒸気は、容器内での食品の混合、特に撹拌をもたらす。
請求項2で請求される装置によって、蒸気は、特にストローク軸に関して異なる位置で供給される。蒸気供給開口が蒸気プローブに異なる高さ位置で設置される事実のために、食品は様々な高さ位置で蒸気により作用される。例えば、それにより、容器の基部領域に配置されたソースと、容器内のソースの上に配置されたパスタを供給することが可能である。蒸気の供給は、供給箇所に関して非常に狙った方法で行える。蒸気の供給の間の蒸気プローブのストローク移動は不要である。蒸気プローブをシフト(変位)させるための運動学は単純化される。特に、蒸気供給開口の数及び/又は断面積は供給エネルギーのための尺度を決定する。ゆえに、加熱すべき食品に依存して供給されるエネルギー量を制御することができる。例えば、蒸気の形態の比較的多めのエネルギーが、ソースの上に配置されたパスタのためよりも、基部領域に配置されたソースを加熱するために必要となる。これは、多めの蒸気供給開口がパスタの領域におけるよりもソースの領域に備えられるという事実により、特に簡単に実現できる。
請求項3で請求される装置により、蒸気の目標通りの供給が可能になる。蒸気プローブは複数の自由端部分、すなわち特に正に2つの、特に正に3つの、特に正に4つ以上の、特にせいぜい8つを有する。自由端部分はランスと呼ばれる。蒸気は、蒸気プローブの複数の自由端部分のそれぞれを介して狙い通りに食品に供給される。それぞれの端部分は1又は複数の蒸気供給開口を有してもよい。指状端部分は中央プローブ管から分配部分の上に延びる。
請求項4で請求される装置は、蒸気の供給中の容器の確実な閉鎖を可能にする。この目的のために備えられる容器カバーが蒸気プローブに固着される。これは、蒸気プローブのストローク移動が容器カバーのストローク移動を直接生じさせることを意味する。容器に対する容器カバーの密封当接によって、食品の飛散による汚染が防止されることが保証される。容器カバーが蒸気プローブに固着され、蒸気プローブと容器カバーの間の相対運動が生じないという事実のために、蒸気プローブに対する容器カバーの密封がかなり単純化される。固定シール(static seal)が使用できる。動的シールの使用は不要である。
請求項5で請求される装置は、食品の改良された混合を可能にする。或る回転速度でのストローク軸周りの蒸気プローブの回転運動により、容器内の食品の機械的混合が行われる。回転速度は特に可変に調節可能である。特に、装置の稼働中、すなわち食品の調理中に回転速度を変更することが可能である。回転速度は、特に1/分〜100/分、特に5/分〜50/分、特に10/分〜30/分である。特に、蒸気プローブ回転ドライブは蒸気プローブストロークドライブとは独立して形成される。これは、蒸気プローブのストローク移動がストローク軸周りの蒸気プローブの回転運動とは独立して実行できることを保証する。食品の調理中に、蒸気プローブのストローク移動と回転運動の任意の所望の組み合わせが可能である。調理すべき食品に依存して先に決定された最適な混合結果を得るために、装置のコントローラに様々な運動プロフィールを記憶することが可能である。運動プロフィールは、例えば、ストロークの数、ストローク速度、回転速度及び/又は回転の方向である。両方の方向におけるストローク軸周りの回転運動は、蒸気プローブ回転ドライブにより可能である。装置の運動学が単純化される。食品の機械的混合を改良するために、蒸気プローブがストローク軸に関して偏心して配置された少なくとも1つの混合要素を有すると有利である。このタイプの混合要素は例えば、蒸気プローブの自由端部分であってもよい。
請求項6で請求される装置は、容器のための所定の装置及びホルダーを可能にする。蒸気プローブを介する蒸気の自動供給が簡単になる。載置/除去位置と調理位置の間で容器を変位(移動)させる容器変位ドライブが有利である。載置/除去位置では、装置のオペレータ、特に顧客が加工前に容器を容器保持ユニットに置き、加工後にそれを再び取り外すことが容易である。調理位置から、装置は、蒸気プローブストロークドライブにより下方に移動された蒸気プローブによって食品加工位置に変更でき、それにより蒸気プローブは容器内の食品を加熱できる。食品加工位置では、容器内の食品の加工は特に簡単な方法で行われる。調理位置では、容器は、特に蒸気プローブのストローク軸に沿う蒸気プローブの下に配置される。変位ドライブは特にリニアドライブである。リニアドライブは、簡単な設計を有する。
請求項7で請求される装置は、蒸気供給ユニットの一体化した洗浄を可能にする。特に調理された食品部分の数に依存する規則的な洗浄が、簡単且つ自動的な方法で可能である。
請求項8で請求される装置は、食品残留物を蒸気プローブから、特にそこに固着された容器カバーから直接洗い落とすことを可能にする。
請求項9で請求される装置は、装置が洗浄操作中に洗浄水で汚れないことを保証する。特に、容器カバーが洗浄ボールに密封して当接するように、洗浄ボールは設計される。
請求項10で請求される装置は、蒸気生成ユニットで生成された蒸気を例えば250℃に過熱することを可能にする。蒸気生成ユニットで生成された蒸気は一般に、200℃までの温度を有する。蒸気過熱ユニットは、200℃〜400℃、特に200℃〜300℃の調節可能な過熱温度を可能にする。蒸気過熱ユニットの蒸気生成ユニットにより供給される蒸気は、400mlの加工水に基づき約70g〜100gの水部分を有する。蒸気がさらに過熱される事実のために、蒸気は減少した水部分(水割合)を有する。例えば、蒸気の元々の水部分を、蒸気が供給された水部分のせいぜい80%、特にせいぜい70%、特にせいぜい65%、特にせいぜい60%、特にせいぜい50%に減少させることが可能である。上述した例では、水部分は、蒸気過熱ユニットでの加熱によって、400mlの加工水に基づき約40g〜60gに減少された。加えて、蒸気中の水部分の強すぎる現象は食品の加工に不利な効果をもたらすことが認められた。例えば400mlの加工水に基づき30gの最小の水部分に達しない場合、蒸気により乾燥すべき製品の不十分な加熱が生じ、又は所望の加熱が不釣り合いに長い期間、例えば30秒以上続き、ゆえにこのような乾燥蒸気は特に自動的な食品加工の用途のために効果的に使用できない。さらに、上述した水部分がまず、特に食品の連続的な蒸気処理によって数秒以内、特に8秒〜12秒以内の食品の十分な加熱を可能にすることが確認された。結局、食品を加工する方法が単純化される。特に、加工すべき食品に加工プロセスを適合させることが可能である。例えば、非常にどろどろした食品、例えばトマト入りミートソースには約10秒〜12秒の比較的長めの蒸気処理が有利である。液体ソースなどのあまりどろどろしていない製品及び/又は細いパスタ及び/又はカルボナーラソースなどの容易に加熱可能な製品の場合、8秒〜9秒の蒸気処理期間で十分であろう。
蒸気生成ユニットからよりも、より乾燥した蒸気が食品を加工するのに望ましい。水の付加的供給による食品の望まれない軟化が回避される。
請求項11に請求される装置は、特に水主管供給ネットワークに接続されたときに、装置の維持された操作を可能にする。地区に依存して水の硬度に大きな差異を有しうる主管水を複雑化無しに使用することは全く安全である。可変に調節可能な水硬度を有する水が軟水ユニットによって装置のために供給できる。
請求項12に請求される装置は、供給ラインへの蒸気プローブの簡単な連結を可能にする。当該連結により、ストローク軸周りの蒸気プローブの回転運動が生じる一方で、供給ラインが蒸気プローブに連結されることが保証される。
本発明に従う方法は本質的に装置の利点を有し、それを参照されたい。
請求項14に請求される方法は、容器内の食品の改善された徹底的な混合を保証し、この目的のために必要とされる蒸気プローブ移動が単純化される。蒸気の供給中の蒸気プローブのストローク移動は不要である。特に、蒸気の供給中、蒸気プローブの回転運動だけが行われる。
請求項15に請求される方法は、乾燥蒸気の提供を保証する。
特許請求項で特定される特徴、及び本発明に従う装置の以下の例示の実施形態で特定される特徴もまた、それぞれそれら自体で又は互いに組み合わせて本発明に従う主題を発展させるのに好適である。特徴のそれぞれの組み合わせは本発明の主題の発展に関して何ら制限を構成せず、実質的に単に例示の性格を有している。
本発明の更なる特徴、利点及び詳細は、図面に関連して例示の実施形態の以下の記載から明らかとなる。
載置/除去位置における本発明に従う装置の側面図を示す。 図1に従う装置のさらなる側面図を示す。 調理位置における装置の、図1に対応する図を示す。 食品加工位置における装置の、図1に対応する図を示す。 図4の交差線V−Vに従う拡大断面図である。 洗浄位置における装置の、図1に対応する図を示す。 図6の交差線VII−VIIに従う拡大断面図である。 図3の交差線VIII−VIIIに従う拡大断面図である。 図1に従う装置の蒸気プローブの拡大斜視図を示す。 下からの図9に従うプローブの図である。 図1に従う装置の洗浄ユニットの拡大斜視図である。
図1〜11に示される装置1は、加工のために設けられた容器2内に配置された食品を加工する機能を有する。装置1は、車輪3上に移動可能なフレーム構造を有し、下側ハウジング4及び上側キャビネット5を有する。ハウジング4は、正方形設計を有し、カバーパネルによって6つの側面を覆われるように設計されている。図1の描写によれば、ハウジング4内に配置された複数の構成部品が見えるように、前カバーパネルは取り外されている。キャビネット5はハウジング4上に配置されている。キャビネット5は正方形設計を有している。キャビネット5の側面はカバーパネルで覆われている。キャビネット5はハウジング4と同じ幅を有する。キャビネット5は、ハウジング4に比べて減少した深さを有する。キャビネット5はハウジング4に連結している。キャビネット5及びハウジング4はユニットを形成する。
軟水ユニット6がハウジング4内に配置されている。ハウジング4の示された前側は、垂直支柱12によって2つの窓状開口に分割されている。図1の右に示された開口は、旋回可能に連結したドアによって開くように設計されてもよい。このようにして開くドア(不図示)によって、軟水ユニット6へのアクセス可能性が容易化される。ドアを介してアクセス可能なハウジング4の内部が軟水ユニット6を収容する機能を有するように、ハウジング4の前側の、垂直支柱12により作られた分割は選択される。特に、フィルターカートリッジを交換するために及び/又は軟水ユニット6を清掃するために工具は必要でない。装置1の操作、特に軟水ユニット6の操作が単純化される。軟水ユニット6は、挿入可能なフィルターカートリッジを有する水濾し装置である。水濾し装置は操作するのが容易であり、特に水濾し装置の長期使用がフィルターカートリッジの規則的交換によって保証される。水濾し装置の清掃が簡単になる。
軟水ユニット6は、供給用取水ライン(water intake line)を介して家庭水接続部に接続している。この目的のために必要とされるホースラインは図示の理由のために示されていない。
別なホースライン7が軟水ユニット6に接続している。ホースライン7は可撓性ホースとして設計されている。ホースライン7は、実質的にT形の分配部品を介して、一方でポンプ8に接続し、他方で電磁弁(不図示)を介して洗浄ユニット10の洗浄スプレーヘッド9に接続している。更なるホースライン(不図示)がポンプ8を介して、軟水ユニット6から蒸気を生成するよう機能する蒸気生成ユニット11に通じている。逆止め弁(不図示)が10barまでポンプ8に接続される。逆止め弁によって、水が蒸気生成ユニット11からポンプ8に押し戻されることが防止される。
蒸気生成ユニット11は、特にステンレス鋼から作られ外側絶縁層を有するボイラーコンテナー13を有する。ボイラーコンテナーは実質的に中空円筒の設計を有する。ボイラーコンテナー13は、25lの充填ボリュームを有する。接続ライン14が接続している蒸気出口開口が、上側湾曲蓋に設けられている。ボイラーコンテナー13はポンプ8に、またハウジング4のベースプレート上の必要な付属品に固定的にねじ留めされる。漏れを回避するため、全ての接続部は円錐設計であり、すなわち金属製シーリングである。
蒸気生成ユニット11は接続ライン14を介して蒸気過熱ユニット15に接続している。ハウジング4からキャビネット5に案内された硬い管が、蒸気過熱ユニット15に接続している。硬い管は特にステンレスから形成され、断熱されている。これは、なるべく小さいエネルギーが熱蒸気の輸送によって失われ、凝縮物を形成することを保証する。硬い管は、可撓ホースラインに接続される。可撓ホースラインは、負荷の無い状態で約200mmにわたって延びる。可撓ホースラインは弾性的に引き伸ばすことができる。特に、可撓ホースラインは延長可能であり、再び圧縮可能である。可撓ホースラインは供給ライン16である。蒸気過熱ユニット15は供給ライン16を介して蒸気供給ユニット17に接続される。蒸気供給ユニット17は、蒸気を容器2に供給するよう機能する。
供給ライン16及び蒸気供給ユニット17用の囲い31がキャビネット5に設けられている。囲い31は、経験の浅い使用者による正しくない操作を保護するよう機能する。特に、その意図は、食品の調理中に、特に容器2及び/又は蒸気供給ユニット17の移動中に、人が移動可能部品に接触するのを防ぐことである。囲い31は保護装置であり、オペレータのけがの恐れを減少させる。囲い31は特に透明な又は部分的に透明な材料、例えばガラス又は透明プラスチック、特にPMMA(ポリメタクリル酸メチル)から形成される。囲い31は開口を有し、該開口を通って容器2が蒸気供給ユニット17に向かって囲い31内に又は蒸気供給ユニット17から囲いの外に移動できる。
装置1は中央制御ユニット(具体的には図示せず)を有し、それによって装置1を操作するための様々な操作が制御可能である。制御ユニットは、タッチスクリーンの形態の入力/出力ユニット18を有する。該スクリーンは、方法パラメータ、例えば容器2に供給される蒸気の温度及び/又は圧力を描くよう機能する。制御指令は、タッチスクリーンのタッチ機能により入力/出力ユニット18に入力される。特に誤操作に対する保護のために、押しボタンの形態の緊急停止スイッチ19が、入力/出力ユニット18の下にキャビネット5に設けられている。
供給ライン16は、スイベル管継手20を介して蒸気供給ユニット17に連結している。スイベル管継手20は、蒸気供給ユニット17から供給ライン16を運動学的に切り離すよう機能する。スイベル管継手20は、蒸気供給ユニット17が供給ライン16に対して回転できることを保証する。これにより、蒸気供給ユニット17の回転が供給ライン16の回転を生じさせないことが保証される。
スイベル管継手20は、増加した温度及び/又は増加した圧力において蒸気に抵抗するのに適している。スイベル管継手20は蒸気耐性を持たせて閉じられる。
容器保持ユニット21がハウジング2の下側に設置されている。
蒸気生成ユニット11を以下でより詳細に説明する。安全弁22がボイラーコンテナー13に連結している。安全弁22は8barの吐出圧力を有する。遮断弁23及びサンプル収集栓24が安全弁22の下に配置されている。ボイラーの充填レベルを調べるための検査ガラスディスプレイ(不図示)が遮断弁23とサンプル収集栓24の間に設置されてもよい。検査ガラスディスプレイはそれぞれ、適切なシールを介して遮断弁23に及びサンプル収集栓24に接続される。ボイラーの自動精洗用の電磁弁を備えた浚渫弁(scouring valve)25が、サンプル収集栓24の下であって、特にボイラーコンテナー13のベースの領域に設置されている。ボイラーの精洗は必要に応じて又は定期的に、例えば、特に制御ユニットに記憶された定期時間間隔に基づいて実行される。
2〜3.9kWの最大加熱力を有する2段階加熱ユニット26が、ボイラーコンテナー13の側壁上をボイラーコンテナー13の内部まで案内される。加熱ユニット26はシールされ、特に、円筒型のボイラーコンテナー13の長手軸に関して半径方向にボイラーコンテナー13上にシールされて配置される。加熱ユニット26は電気加熱ユニットである。他の熱源も考えられる。本質的には、加熱ユニット26は蒸気生成ユニット11内の水を加熱するよう機能する熱源である。
フロートスイッチ27が加熱ユニット26の上に設置されている。フロートスイッチ27は、蒸気生成ユニット11内、特にボイラーコンテナー13内の水の充填レベルを制限するよう機能する。フロートスイッチ27は、その円筒側壁を介してシールされてボイラーコンテナー13に案内される。
蒸気過熱ユニット15を以下でより詳細に説明する。蒸気過熱ユニット15は、蒸気生成ユニット11に接続している。蒸気過熱ユニット15は、そこに結合した電磁弁29を備えた入口開口28を有する。電気エネルギーが、蒸気生成ユニット11から供給される蒸気を過熱するために電流接続部(不図示)を介して蒸気過熱ユニット15に供給される。過熱蒸気のための所望の設定値温度が、回転ノブを有するサーモスタット30により設定できる。調節可能な設定値温度は、図示の例示の実施形態によれば200℃〜300℃である。所望の用途に依存して、設定値温度は200℃より小さくても、300℃より大きくてもよい。
蒸気供給ユニット17を以下でより詳細に説明する。蒸気供給ユニット17は管状蒸気プローブ32を有する。蒸気プローブ32は、スイベル管継手20に直接連結している。蒸気プローブ32は内側ルーメンを有し、それを介して、供給ライン16を介して蒸気プローブ32に供給される蒸気が容器2に放出される。蒸気の放出のために、蒸気プローブ32は複数の蒸気放出開口33を有する。蒸気放出開口33はそれぞれ、せいぜい2mm、特にせいぜい1.5mm、特にせいぜい1mmの直径を有する。
蒸気プローブ32は、その下側端部に、スイベル管継手20と反対側に配置された中央管34を有し、十字型の分配部品35が、特に一体に形成されている。分配部品35は、それぞれL形に曲がった4つの端部分36と接合している。端部分36は、中央管34の長手軸37に関して等しく離れて配置されている。2つの隣接する端部分36の間の管長手軸37に関する開口角度は90°である。
管長手軸37に関して等しくない間隔で端部分36を配置することも可能である。4つより多い又は少ない端部分36を備えることも考えられる。蒸気プローブ32の少なくとも1つの要素が、混合要素として管長手軸37に関して偏心的に配置されると有利である。
蒸気放出開口33はそれぞれ、自由な端部分36の個々に下側の球−ドーム型端部に配置される。図示の例示の実施形態によれば、端部分長手軸38に関して等しく離れて位置する、すなわち端部分長手軸38に関して互いに120°の開口角度で配置された3つの蒸気放出開口33が、各々の端部分36に設けられる。蒸気放出開口33の大きさ及び/又は数は、供給すべきエネルギー量に応じて、すなわち供給すべき蒸気量に応じて変化してもよい。
蒸気プローブ32は特に、ステンレス鋼から一体に製造される。食品が蒸気プローブ32に付着するのを防ぐために、蒸気プローブ32は、付着防止コーティング、特にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のコーティングを有してもよい。特に、蒸気プローブ32の外側表面の全て及び蒸気プローブ32の内側表面の全てが、付着防止コーティングにより形成される。当該付着防止コーティングの更なる利点は、食品が燃えず、特に加熱された脂肪が洗浄の間に表面から剥がれる点にある。特に、付着防止コーティングは食品安全である。
蒸気プローブ32の場合に、それぞれ管長手軸37に関して正反対に配置された端部分36は同一の設計を有する。2つの隣接する端部分36はそれぞれ、互いに設計が異なる。図示の例示の実施形態によれば、隣接する端部分36の異なる設計は、第1端部分が第1長さLを有し、第2端部分が第2長さLを有し、第1長さLは第2長さLより大きい。管長手軸37と直角に指向した第1平面上に配置された複数の第1蒸気放出開口33は、第1長さLを有する端部分36上に配置される。対応して、複数の第2蒸気放出開口33は、管長手軸37と直角な第2平面に指向した態様で第2長さLを有する短めの端部分36の端部に配置される。第1平面及び第2平面は、管長手軸37に沿って互いから離れて配置される。複数の端部分長手軸38は互いに平行に指向している。端部分長手軸38は管長手軸37と平行に指向している。第1平面と第2平面の距離は、第1長さLと第2長さLの差に一致する。
蒸気供給ユニット17は蒸気プローブストロークドライブ39を有する。蒸気プローブストロークドライブ39は、管長手軸37に関して同軸に配置されたストローク軸40に沿って蒸気プローブ32のストローク移動を可能にする。
蒸気プローブストロークドライブ39は、キャビネット5に締結され、直線変位方向を予め定めるガイドレール42と電気モーター41を有する。直線変位方向はストローク軸40と平行である。ガイドスライド43がガイドレール42上を直線変位方向に沿って変位可能である。ガイドスライド43は、アングル要素44が締結された板により実質的に形成される。アングル要素44は上側端部にてガイドスライド43に連結している。ベースプレート45が、上側端部と反対に位置する下側端部に締結されている。滑り軸受46がベースプレート45に挿入されており、それにより蒸気プローブ32がベースプレート45を通って案内される。滑り軸受46は調節リング47によりベースプレート45上に保持される。
ベースプレート45の反対側に設置されているのは上板48であり、そこに別な滑り軸受46が挿入されている。当該滑り軸受は別な調節リング47によって上板48に保持されている。蒸気プローブ32がそれぞれの場合に通って案内される、ベースプレート45における及び上板48におけるそれぞれの開口は、ストローク軸40に沿って互いに関して同軸に配置される。ベースプレート45及び上板48は、互いに平行に、特にストローク軸40と直角に指向している。調節リング47はそれぞれ、対向するプレート45又は48に指向して内側サイドに配置されている。
上側カバー49が上板48の上に配されている。上側カバー49はL形の設計を有し、底部に配置されたベースプレート45まで延びる前部分を有する。これは、上側にて蒸気プローブ32が案内される通過開口51を有する閉じたモーターカバー50を創出する。モーターカバー50は、囲い31が開いており、許可されておらず、特に可動なときでも、蒸気プローブ回転ドライブ54の構成部品が係合できることを保証する。
モーターブラケット52が、ベースプレート45と上板48の間にストローク軸40に沿ってアングル要素44に締結されている。モーターブラケット52は、ストローク軸40と垂直に延びる。モーターブラケット52は、ベースプレート45及び上板48と平行に指向している。モーターブラケット52は、ストローク軸40周りの蒸気プローブ32の回転運動を可能にする蒸気プローブ回転ドライブ54に当たっている。蒸気プローブ回転ドライブ54は、モーターブラケット52の上側サイドに保持された別な電気モーター53を有する。ストローク軸40に沿う蒸気プローブストロークドライブ39の線形変位によって、蒸気プローブ回転ドライブ54が、ストローク軸40に沿って直接同時に変位する。スピンドル軸受ブラケット55がモーターブラケット52に締結されている。スピンドル軸受ブラケット55は開口を有し、そこに滑り軸受46が挿入され、スピンドル56がそれに挿入される。スピンドル56は、金属ベローズ継手57によりトルク伝達方式で電気モーター53の出力部に連結している。駆動歯車59が、クランプセット58によりスピンドル56に保持されている。駆動歯車59は、回転駆動運動を出力歯車61に伝達する歯付きベルト60と相互作用する。出力歯車61は、トルク伝達方式で蒸気プローブ32に連結し、特に別なクランプセット58により中央管34に連結している。
蒸気供給ユニット17はさらに、蒸気ベルとも呼ばれる容器カバー62を有する。容器カバー62は、実質的に閉じられたベル上側部品63とそこに固着されたベル下側部品64を有するベル型設計を有する。ベル上側部品63は、ベル下側部品64に固定的に、特に着脱不能に連結している。ベル下側部品64は、蒸気プローブ32の蒸気放出開口33の方向に先細り断面を有する。ベル下側部品64は特にシーリング材から、特にステンレス鋼から作られる。
上側領域では、ベル上側部品63は、シーリング要素65が挿入される開口を有し、当該シーリング要素は、カバーディスク66により、特にストローク軸40の軸方向に固定され、保護されている。円筒ウェブ67が、容器カバー62の外側サイドに、特にベル上側部品63上に配置され、その環状端面はベースプレート45の下側サイドへの接触面として機能する。
容器カバー62は蒸気プローブ32に固着され、特にストローク軸40に沿う軸方向変位に関して、ストローク軸40周りの回転運動に関して蒸気プローブ32に固定連結されている。ストローク軸40に沿う及びストローク軸40周りの回転運動に関する蒸気プローブ32の直線変位が容器カバー62の直線変位を直接生じさせる。容器カバー62は、ストローク軸40に沿って直線的に及び/又はストローク軸40周りの回転運動により、蒸気プローブ32と共に変位する。
洗浄ユニット10は、洗浄スプレーヘッド9が中に配置された洗浄ボール68を有する。その最深位置の領域には、洗浄ボール68は、サイフォン71を有する閉鎖管70が接続した閉鎖開口69を有する。
洗浄ボール68は上側環状フランジ72を有し、それにより洗浄ボール68がハウジング4の上側カバープレート73に当接し、締付ねじによりそこにねじ留めされる。囲い31に面する前側には、支持要素74が環状フランジ72に締結されている。支持要素74は容器保持ユニット21のそこへの当接のために機能する。
容器保持ユニット21を以下でより詳細に説明する。容器保持ユニットは、変位方向に沿う直線変位を可能にする歯付きベルト(具体的には図示せず)を駆動する電気モーター75を有する。図8によれば、変位方向は図の平面と垂直に指向している。キャビネット5に固定的に接続したガイドレール76が直線変位のために機能する。ガイドレール76は、特に金属軽量要素として、特に軽量金属プロフィールレールとして設計される。ガイドレール77が直線変位方向に沿ってガイドレール76上を直線的に変位できる。シールリング79を担持する角度固定要素78がガイドレール77に締結されている。シールリング79は環状の設計を有し、容器2を挿入できる円形容器を有する。該容器は上側半径方向縁によりシールリング79の上側に当接でき、それゆえ容器保持ユニット21に安定且つ確実に、特に完全に保持される。
容器2内の食品を加工する方法を以下でより詳細に説明する。食品、特にパスタ及びソースで満たされた容器2は、容器ホルダー21のシールリング79に挿入される。図1によれば、容器ホルダー21は載置/除去位置にある。図1によれば、載置/除去位置はガイドレール76の右端部に位置している。載置/除去位置では、容器2及び特に容器ホルダー21のシールリング79は蒸気供給ユニット17から離れて配置されている。容器ベースが上側カバープレート73から離れて配置されるように、容器保持ユニット21に保持された容器2はハウジングの上側カバープレート73の上に配置される。容器2は容器保持ユニット21によってのみ保持される。
次いで、直線変位方向80に沿って図3に示す調理位置への直線変位が行われる。図3によれば、シールリング79を有する容器2はガイドレール76の左端部に配置される。
調理位置では、容器2はストローク軸40に関して同軸に指向される。容器2は蒸気供給ユニット17の下に中央に配置される。
次いで、蒸気プローブストロークドライブ39によって蒸気供給ユニット17の直線変位が行われる。ストローク軸40に沿う下方への当該ストローク移動は、ガイドレール42に沿うガイドスライド43の直線変位、特に当該ガイドスライドに接続した構成部品、すなわちモーターカバー50、そこに配置されたベースプレート55及びその上に配置された天板48の直線変位によって行われる。蒸気プローブストロークドライブ39と共に、蒸気プローブ32も、図4及び5に示される下側食品加工位置に直線的に変位される。蒸気プローブ32と共に、スイベル管継手20も変位し、供給ライン16の可撓ホースが伸ばされ又は引き延ばされる。
図4及び5に示される配置では、容器2は容器カバー62によって気密に閉じられる。特に、ベル下側部品64の円錐テーパー部分が容器2と補完的に形成される。特に、ベル下側部品64はシールリップとして設計された薄いシール81を有する。ストローク軸40に沿う下方への変位によって、プローブ管32がその端部分36により、容器2内に配置された食品内に入る。端部分36が異なる長さL,Lを有する事実のために、蒸気放出開口33はストローク軸40に沿う複数の異なる高さ位置で食品内に配置される。例えば長めの第1端部分36により、蒸気は、そこに配置された蒸気放出開口33を介して、一般に容器2の底部に配置されたソースに供給される。対応的に、他の端部分36は、一般に頂部に配置されたパスタに蒸気を供給するよう機能する。
蒸気の供給のために、水がまずは家庭水接続部を介して軟水ユニット6に供給され、そこで軟水にされる必要がある。軟質にされた水(軟水)は、軟水ユニット6からホースライン7及びポンプ8を介して蒸気生成ユニット11に通っていく。フロートスイッチ27が最大限に許可された充填レベルを示すまで、充填操作が続く。フロートスイッチは、特に水充填レベルにより上昇する金属球であって、ポンプ8に配置された電磁弁を介して水の供給を自動的に終了させる金属球を有してもよい。さらに、充填レベルは、遮断弁23とサンプル除去栓24の間に配置された検査ガラス(不図示)を介してボイラーコンテナー13内で読むことができる。
次いで、水は、2段階加熱ユニットによりボイラーコンテナー13内で約200℃の温度まで加熱される。特に、加熱は、圧力及び/又は温度に依存して、また特に自動的に行われてもよい。目標温度に達すると、加熱ユニット26は不活性化され、特に2段階加熱ユニットの1つのユニットだけが再加熱のために起動される。2つの異なる圧力センサー(不図示)がボイラーコンテナー13内に配置される。第1圧力センサーは、ボイラーコンテナー13の外側サイドに配置された回転ホイールを介するボイラー圧力の手動調節のために機能する。加えて、電気的圧力測定を可能にするために、別な圧力センサーがボイラーコンテナー13の蓋の領域に配置されてもよい。ボイラー圧力の対応する指示は出力/入力ユニット18を介して行われてもよい。
さらに、例えばPt100などの温度センサーが、出力/入力ユニット18での指示及び電気的温度測定のために使用されてもよい。例えば200℃に加熱された蒸気は接続ライン14を介して蒸気過熱ユニット15に通る。容器2内の食品の蒸気処理(蒸し)が行われる場合、蒸気過熱ユニット15上の入口開口28は電磁弁29によって電気的にスイッチを入れられる。蒸気生成ユニット11からの蒸気は入口開口28を通って蒸気過熱ユニット15に流入でき、調節可能な目標温度に加熱される。目標温度は一般に200℃〜300℃である。蒸気過熱ユニット15に配置されたフロー過熱器は、蒸気が貫流する曲管と、供給された蒸気を外側から過熱する、中央に配置された電気加熱要素とを有する。蒸気過熱ユニット15内で目標温度に達すると、それは装置1の制御ユニットを介して自動的に作動・稼働に切り替わる。蒸気が使用されない限り、蒸気過熱器用のエネルギー消費は低い。更なるエネルギー損失を回避するために、蒸気を供給するためのラインは断熱されてもよい。閾値温度を超えた場合の自動スイッチオフを保証するために、過熱保護として、蒸気過熱ユニット15は加熱要素内にバイメタルを有してもよい。
上側カバープレート73の下に配置された熱放散要素、特に導熱バッフルが、特に天板として作用する上側カバープレート73が意図せずに高く加熱されることを防止する。使用者のやけど及び/又は痛みのある接触の恐れは減少される。
過熱蒸気は、蒸気過熱ユニット15から出て供給ライン16を介して蒸気供給ユニット17に、特にそこで蒸気プローブ32に導かれ、端部分36における蒸気放出開口33を介して容器2内の食品に放出される(付与される)。同時に、蒸気プローブ32の撹拌運動が、蒸気プローブ回転ドライブ54により引き起こされる、ストローク軸40周りの蒸気プローブ32の回転運動によって生じる。管長手軸37に関して同心に配置された端部分36は、撹拌要素として作用する。一方で、蒸気プローブ32による食品の機械的撹拌によって、また蒸気放出開口33を介する蒸気の同時供給によって、食品の均質で一様な混合が保証される。過熱蒸気が比較的乾燥している事実のために、食品の意図しない軟化及び/又は希釈が防止される。このようにして加工された食品の品質は改良される。
蒸気供給が行われた後、蒸気プローブ32の回転運動は終了し、蒸気プローブ32は、蒸気プローブストロークドライブによって図4及び5に従う食品加工位置から図3に従う調理位置まで直線的に上方に変位される。次いで、加工された食品を有する容器2が、図1に示される載置/除去位置に移動される。載置/除去位置では、容器は囲い31の外側に配置される。
食品の調理の前に、容器2の中身、すなわち調理すべき食品が検知されると有利である。この目的のために、例えば2次元のバーコードや3次元の「クイックレスポンス又はQRコード」の形態の識別コードが、例えば容器2の下側サイドに設けられてもよい。識別コードは特に、いずれにしろ既に製品に与えられたEANコード(European Article Number code)である。付加的なラベルは不要である。
対応的に、対応する読み取りユニットが装置1に設けられ、当該読み取りユニットは、識別コードを検知し、それにリンクされたデータを装置1の制御ユニットに伝送する。このようにして伝送された情報に基づき、後続の蒸気処理サイクル、特に入力蒸気の温度、圧力及び量が可変な方法で定められる。この目的のために、準備された調理データセットは制御ユニットに記憶でき、次いで食品を調理するためにプログラム制御によって引き出される。データセットに加えて、回転速度及び/又は回転の数も変えられる。
識別コードは、意図しない料理が装置1により加工されるのを防ぐためにも使用できる。識別コードは確認プロンプトを許可する。誤作動の恐れが減少する。
1以上の蒸気供給ユニット17を蒸気過熱ユニット15に接続することが考えられる。例えば、2以上の蒸気供給ユニット17が対応するラインを介して蒸気過熱ユニット15に接続されてもよい。
規則的な時間間隔で及び/又は要件に従って蒸気生成ユニット11のボイラーコンテナー13を取り除くことが可能である。ボイラーコンテナー13を取り除く間、装置1の連続的な誤作動の無い稼働を保証するために、浮遊粒子が除去される。この目的のために、必要な時に、すなわち取り除きの間に開けられる浚渫弁25が使用される。
蒸気プローブ32の及びそこに固着された容器カバー62の洗浄が、規則的な時間間隔で、及び/又は、加工される食品の部分に依存して、及び/又は、製品の変更があったときに行われる。
蒸気プローブストロークドライブ39が蒸気プローブ回転ドライブ54とは独立して形成される事実のために、蒸気プローブ32用の独立した移動シーケンスが可能である。例えば、ストローク移動と回転運動を順次実行することが可能である。蒸気プローブ32の直線移動の間、蒸気プローブ32の回転運動が実行されるように、2つの運動を組み合わせることも考えられる。
容器カバー62を有する蒸気プローブ32の洗浄のために、蒸気プローブ32は、図3に示される調理位置から下側洗浄位置に変位される。下側洗浄位置では、容器カバー62を有する蒸気プローブ32は洗浄ユニット10の洗浄ボール68上に配置され、それにより容器カバー62が洗浄ボール68を気密に閉じる。当該シール配置では、蒸気は、洗浄スプレーヘッド9を介して蒸気プローブ32、特に端部分36に対して、及び容器カバー62の内側サイドに対して噴霧される。洗浄ヘッド9は洗浄供給チャネル82の一方の端部に配置されている。洗浄供給チャネルは、0とは異なる傾斜角度で垂直線に対して配置されている。傾斜角度は特に20°〜70°、特に45°〜70°、特に65°〜70°、特に67°である。洗浄スプレーヘッドは洗浄ノズルとして設計されており、特に洗浄供給チャネル82にねじ留めされる。洗浄スプレーヘッド9は、フルコーンスプレーノズルの形態のノズル開口を有する。洗浄スプレーヘッド9によって、下から斜め上方への洗浄スプレーが可能である。
洗浄スプレーヘッド9を介する蒸気供給に加えて、蒸気は蒸気プローブ32自体を介して供給される。汚水は、流出開口69、管70及びサイフォン71を介して流れ出る。
洗浄中の蒸気と水の組み合わせと、蒸気プローブ32と洗浄スプレーヘッド9からの反対のスプレー方向によって、蒸気プローブ32の及び容器カバー62の確実かつ基本的な洗浄が保証される。洗浄後は、洗浄表面は無菌である。その表面はきれいである。
2 容器
11 蒸気生成ユニット
32 蒸気プローブ
33 蒸気放出開口
39 蒸気プローブストロークドライブ
40 ストローク軸

Claims (15)

  1. 容器内に配置された食品を加工する装置であって、
    a. 蒸気を生成する蒸気生成ユニット(11)と、
    b. 前記蒸気生成ユニット(11)に連結し、蒸気を前記容器(2)に供給する蒸気供給ユニット(17)を有し、
    前記蒸気供給ユニット(17)が、
    i. 少なくとも1つの蒸気放出開口(33)を有する蒸気プローブ(32)と、
    ii. ストローク軸(40)に沿って前記蒸気プローブ(32)をストローク移動させるための蒸気プローブストロークドライブ(39)を有する、装置。
  2. 複数の蒸気放出開口(33)を備え、
    特に第1蒸気放出開口が前記ストローク軸(40)と垂直に指向した第1平面内に配置され、
    第2蒸気放出開口が前記ストローク軸(40)と垂直に指向した第2平面内に配置され、
    前記第1平面及び前記第2平面が前記ストローク軸(40)に沿って互いに離れて配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記蒸気プローブ(32)が複数の自由な端部分(36)、特に4つの自由な端部分を有し、
    それぞれの端部分(36)が少なくとも1つの蒸気放出開口(33)を有し、
    特に少なくとも2つの端部分(36)が異なる長さ(L,L)を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 蒸気の供給中に前記容器(2)に密封して当接する、前記蒸気プローブ(32)に固着された容器カバー(62)を有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記蒸気プローブ(32)を前記ストローク軸(40)周りに回転運動させるための蒸気プローブ回転ドライブ(54)を備える、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 特に容器変位ドライブを有する容器保持ユニット(21)を備える、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記蒸気供給ユニット(17)を洗浄する洗浄ユニット(10)を備える、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記洗浄ユニット(10)が洗浄ボール(68)及び洗浄スプレーヘッド(9)を有する、ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記容器カバー(62)が、洗浄位置において前記洗浄ボール(68)に密封して当接する、ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記蒸気生成ユニット(11)に連結し、前記蒸気生成ユニット(11)で生成された蒸気を過熱する蒸気過熱ユニット(15)を備える、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 軟水ユニット(6)を備える、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記蒸気プローブ(32)を供給ライン(16)に回転可能に連結するスイベル管継手(20)を備える、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 容器内に配置された食品を加工する方法であって、
    −請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置(1)を提供し、
    −前記容器(2)に前記食品を備え、
    −少なくとも1つの蒸気放出開口(33)が前記食品に沈むまで、前記蒸気プローブ(32)を前記ストローク軸(40)に沿って変位させ、
    −蒸気を供給し、
    −前記食品から前記蒸気プローブ(32)を除去する、ステップを有する方法。
  14. 蒸気の供給中に前記蒸気プローブ(32)が回転される、ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 蒸気が供給される前に蒸気が過熱される、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の方法。
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