JP2012229836A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理庫をハウジング内の片側に寄せ、ハウジング内の片側に寄せられた調理庫の反対側に残る空間からなる機械室に主要構成部品であるファンモータと蒸気発生装置とを収容し、調理庫内の機械室側の側壁にヒータとファンとを設けるとともに蒸気供給口を形成したときに、洗浄に用いる洗剤及びこれを洗い流す水が蒸気発生装置に流入しないようにする。
【解決手段】加熱調理器10は、調理庫12をハウジング11内の片側に寄せ、ハウジング11内の片側に寄せられた調理庫12の反対側に残る空間からなる機械室16に主要構成部品であるファンモータ14aと蒸気発生装置20とを収容し、調理庫12内の機械室16側の側壁にヒータ13とファン14bとを設けるとともに蒸気供給口12cを形成し、この蒸気供給口12cをファン14bの背面となる位置に形成した。
【選択図】図2
【解決手段】加熱調理器10は、調理庫12をハウジング11内の片側に寄せ、ハウジング11内の片側に寄せられた調理庫12の反対側に残る空間からなる機械室16に主要構成部品であるファンモータ14aと蒸気発生装置20とを収容し、調理庫12内の機械室16側の側壁にヒータ13とファン14bとを設けるとともに蒸気供給口12cを形成し、この蒸気供給口12cをファン14bの背面となる位置に形成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、スチームコンベクションオーブン等の加熱調理器に関する。
下記の特許文献1には、蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理するスチームコンベクションオーブンが開示されており、このスチームコンベクションオーブンは、食材を調理するための調理庫と、調理庫の左側に設けられたファンモータの回転軸が調理庫の左側壁を貫通して調理庫内に延出しその先端に固定されたファンにより調理庫内の空気を対流させる送風ファンと、調理庫の後側に設けられて調理庫内に蒸気を送給する蒸気発生装置とを備えている。このスチームコンベクションオーブンは、送風ファンのファンモータは調理庫の左側に設けられていて、蒸気発生装置は調理庫の後側に設けられているので、これら主要構成部品をまとめて配置したものに比べて大型となっていた。
これに対し、特許文献2に記載のハウジング内の右側に寄せて設けられた食材を調理するための調理庫と、ハウジング内の右側に寄せられた調理庫の反対側となる左側に残る空間からなる機械室と、調理庫内の機械室側の側壁に設けられて調理庫内を加熱するヒータと、機械室に設けられたファンモータの回転軸が調理庫の機械室側の側壁を貫通して調理庫内に延出し、その先端に固定されたファンにより調理庫内の空気を対流させる送風ファンと、機械室に設けられて調理庫の機械室側の側壁に形成された蒸気供給口から蒸気を供給する蒸気発生装置とを備えている。このスチームコンベクションオーブンは、ハウジング内に調理庫を右側に寄せて設け、ハウジング内の調理庫の反対側の左側に残る空間からなる機械室に、主要構成部品である送風ファンのファンモータと蒸気発生装置とを収容しているので、特許文献1に記載のスチームコンベクションオーブンに比べて小型となっている。
特許文献2に記載のスチームコンベクションオーブンでは、蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理をするときには、蒸気発生装置から調理庫内に蒸気を供給させるとともに、調理庫内の蒸気を含んだ空気をヒータにより加熱しながら送風ファンにより対流させている。このスチームコンベクションオーブンにおいては、調理庫内で食材を加熱調理をすると、食材から滲み出た油や調理に用いた油が送風ファンによって調理庫の周壁内面、ヒータ及びファンに付着していた。そのために、このようなスチームコンベクションオーブンでは、食材を加熱調理をした日毎に調理庫内を洗浄する必要があった。調理庫内を洗浄するときには、調理庫の周壁内面、ヒータ及びファンに洗剤を吹き付けて油の汚れを浮き上がらせ、シャワーによりこれらの汚れを洗い流さなければならない。しかし、このスチームコンベクションオーブンは、装置を小型化するために、主要構成部品であるファンモータと蒸気発生装置とを調理庫の左側の機械室に配置し、送風ファンのファンとヒータとを配設した調理庫の左側壁には蒸気供給口が形成されている。そのために、調理庫内のヒータやファンに洗剤を吹き付けたとき、またはシャワーの水をかけたときには、洗剤及び洗剤が付着した水が蒸気供給口から蒸気発生装置内に流入するおそれがあった。蒸気発生装置内に洗剤が流入すると、蒸気を発生させたときに蒸気とともに洗剤の泡が調理庫内に流入することがあり、また、蒸気発生装置内で泡が発生すると、水を加熱する加熱部品が泡によって水と熱交換されずに過熱状態となるおそれがあった。本発明は、加熱調理器において、調理庫をハウジング内の片側に寄せ、ハウジング内の片側に寄せられた調理庫の反対側に残る空間からなる機械室に少なくとも主要構成部品であるファンモータと蒸気発生装置とを収容し、調理庫内の機械室側の側壁にヒータとファンとを設けるとともに蒸気供給口を形成したときに、洗浄に用いる洗剤及びこれを洗い流す水が蒸気発生装置に流入しないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ハウジング内の左右方向の片側に寄せて設けられた食材を調理するための調理庫と、ハウジング内の片側に寄せて設けられた調理庫の反対側に残る空間からなる機械室と、調理庫内の機械室側の側壁に設けられて調理庫内を加熱するヒータと、機械室に設けられたファンモータの回転軸が調理庫の機械室側の側壁を貫通して調理庫内に延出し、その先端に固定されたファンにより調理庫内の空気を対流させる送風ファンと、機械室に設けられて調理庫の機械室側の側壁に形成された蒸気供給口から蒸気を供給する蒸気発生装置とを備えた加熱調理器において、調理庫内の機械室側の側壁には蒸気供給口に対向する位置に蒸気の通る隙間を設けた遮蔽部材を取り付けたことを特徴とする加熱調理器を提供するものである。
上記のように構成した加熱調理器においては、調理庫の機械室側の側壁にヒータとファンを設けるとともに機械室に設けた蒸気発生装置の蒸気供給口を形成したときに、調理庫内の機械室側の側壁には蒸気供給口に対向する位置に蒸気の通る隙間を設けた遮蔽部材を取り付けたので、調理庫内のヒータやファンに洗剤を吹き付けたり、これを洗い流す水をかけても、洗剤やこれを洗い流す水が蒸気供給口から蒸気発生装置内に流入しないようになる。これにより、蒸気発生装置から蒸気を供給するときに蒸気とともに洗剤の泡が調理庫内に流入しないようになり、また、蒸気発生装置を構成する加熱部品が洗剤の泡により熱交換されずに過熱状態とならない。
上記のように構成した加熱調理器においては、蒸気供給口をファンの背面に設け、このファンを遮蔽部材とするのが好ましく、このようにしたときには、遮蔽部材を別部品として設ける必要がなく、コストアップとならない。また、このように構成した加熱調理器においては、蒸気発生装置は、所定量の水を貯えて内部に設けた加熱部材により蒸気を発生させる蒸気発生容器と、この蒸気発生容器の下部に連通接続されて内蔵する水位センサにより蒸気発生容器内の水位を検知するための水位検知容器とを備えたものであれば、蒸気発生装置を作動させて蒸気を供給しているときには、蒸気発生容器は加熱部材により水が蒸発するときの体積膨張によって圧力が高くなり、蒸気発生容器内は水位検知容器よりも水位が低くなるが、送風ファンを回転させることで、蒸気発生容器内には蒸気導入口から負圧が生じ、蒸気発生容器内の体積膨張による圧力の上昇を抑えることができ、蒸気発生容器内の水位は水位検知容器の水位と同じ程度となり、水位センサにより蒸気発生容器内の正確な水位を検出することができるようになる。
以下、本発明の加熱調理器の一実施形態であるスチームコンベクションオーブンを添付図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、スチームコンベクションオーブン10は、これを小型化するために、ハウジング11内に食材を調理するための調理庫12を右側(片側)に寄せて設け、ハウジング11内の調理庫12の反対側となる左側に残る空間を機械室16としたものである。また、スチームコンベクションオーブン10は、ハウジング11のフロントパネルに操作パネル17と、調理庫12を開閉する扉19とを備えている。
図2及び図3に示すように、調理庫12内にはヒータ13と、送風ファン14のファン14bと、庫内温度センサ15とが設けられている。ヒータ13は、調理庫12内を加熱するものであり、調理庫12内の機械室16側の左側壁に環状に取り付けられている。送風ファン14は、シロッコファン等の遠心ファンであり、調理庫12内の空気を対流させるものである。図3及び図4に示すように、送風ファン14は、機械室16にて調理庫12の左側壁の外面に固定されたファンモータ14aと、ファンモータ14aの回転軸が調理庫12の左側壁を貫通して調理庫12内に延出してその先端に固定されたファン14bとからなる。送風ファン14のファン14bは、環状に取り付けられたヒータ13の内側に配置されている。図5に示すように、ファン14bの背面には裏羽根14cが設けられている。ファンモータ14aによりファン14bを回転させると、調理庫12内の空気はヒータ13に吹き付けられて熱風となって調理庫12内を対流する。
調理庫12内の左側壁には、調理庫12内の温度を検出する庫内温度センサ15が設けられている。調理庫12内には、ファン14bの吸込口である表側となる右側にファンカバー12aが着脱可能に取り付けられている。また、調理庫12内には、その右端部とファンカバー12aのすぐ右側とにホテルパン等の調理トレイ(図示しない)を上下方向に多段状に収容するための左右一対の支持ラック12bが着脱可能に取り付けられている。
図3及び図4に示すように、調理庫12の左側壁にはファン14bの背面に蒸気供給口12cが形成されており、この蒸気供給口12cには機械室16に設けられた蒸気発生装置20が接続されている。図6に示すように、蒸気発生装置20は、所定量の水を貯えて蒸気を発生させる蒸気発生容器21と、蒸気発生容器21の外周に巻回された誘導加熱コイル27と、蒸気発生容器21内に収容されて誘導加熱コイル27に高周波電流を供給することで発熱する加熱体(加熱部材)30と、蒸気発生容器21の下部に連通接続されて内蔵する水位センサ42により蒸気発生容器21内の水位を検知するための水位検知容器40を備えている。
蒸気発生容器21は上下が開口した樹脂製の円筒部材よりなり、機械室16の床面に設置されて調理庫12内の水を排出するのに用いる排水タンク18上に接続筒22を介して立設されている。蒸気発生容器21の上端開口は蒸気の吐出口21aとなっており、この吐出口21aには吐出する蒸気を蒸気供給口12cから調理庫12内に導出するための蒸気導出筒23が接続されている。また蒸気発生容器21の下端開口の排水口21bに接続された接続筒22には排水弁24が設けられており、排水弁24を開放させると蒸気発生容器21内の水が排水タンク18に排出される。蒸気発生容器21の上部には加熱体30を支持するために下側に向かって細く形成されたテーパ面21cが形成されている。
蒸気発生容器21の上下方向の中間部外周には環状のブラケット25,26が上下に離間して設けられており、このブラケット25,26の間に誘導加熱コイル27が巻回されている。また、ブラケット25,26には、その円周方向に沿って誘導加熱コイル27から漏出する電磁波を防ぐために複数個の棒状のフェライト28が設けられている。
蒸気発生容器21内には誘導加熱コイル27に高周波電流を供給することにより発熱して蒸気発生容器21内の水を加熱する加熱体30が収容されている。加熱体30は、蒸気発生容器21の上部に支持されたホルダ31と、このホルダ31に上端部が固定されて蒸気発生容器21内に吊設された7本の加熱棒32とを有している。
7本の加熱棒32は蒸気発生容器21の軸線方向に延びてその中心軸を中心とした同心円上に等間隔に配置されている。各加熱棒32は磁性体部材よりなる導電性の金属製棒状部材である。各加熱棒32は、誘導加熱コイル27と同じ高さにあってこれに高周波電流を供給したときに発熱する発熱部32aと、この発熱部32aより上側部分と下側部分で発熱しない非発熱部32b,32cとからなる。
蒸気発生容器21の上部には加熱棒32の上側部分の非発熱部32bの温度を検出するための温度センサ33が設けられている。温度センサ33はサーミスタよりなり、加熱体30が過熱状態になるのを防ぐためのものである。
蒸気発生容器21の側方には蒸気発生容器21内の水位を検知するための略筒状の水位検知容器40が立設されており、水位検知容器40は蒸気発生容器21の下部に連通管41により連通接続されている。水位検知容器40内には蒸気発生容器21内の水位を検出するための水位センサ42が設けられている。水位センサ42はフロートスイッチよりなり、支持部材により上下動可能に支持されたフロートにより、蒸気発生容器21内で加熱棒32の発熱部32aを超える水位として上限水位L1とこの発熱部32aより少し下側の水位として下限水位L2とを検出する。水位検知容器40の上部に設けられた給水部43には給水手段44が接続されている。給水手段44は、水道等の給水源から導出される給水管45と、給水管45に介装された給水弁46とからなる。給水弁46を開放すれば水位検知容器40内に給水され、水位検知容器40内に給水された水は連通管41を通って蒸気発生容器21内に送られる。また、水位検知容器40には上限水位L1を少し越える水位の水を排水するオーバーフロー管47が設けられている。
スチームコンベクションオーブン10は制御装置50を備えており、図7に示すように、制御装置50はヒータ13と、送風ファン14と、庫内温度センサ15と、操作パネル17と、蒸気発生装置20の各機器として排水弁24、誘導加熱コイル27、温度センサ33、水位センサ42、給水弁46に接続されている。制御装置50は、マイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(何れも図示省略)を備えている。CPUは、操作パネル17からの入力、庫内温度センサ15、蒸気発生装置20の温度センサ33、水位センサ42の各検出に基づき、ヒータ13、送風ファン14、排水弁24、誘導加熱コイル27及び給水弁46の作動を制御するプログラムを実行する。
このスチームコンベクションオーブン10においては、スチームモードによる調理プログラムを実行するときには、調理に適した蒸気量となるように蒸気発生装置20と送風ファン14との作動を制御し、ホットエアーモードによる調理プログラムを実行するときには、調理に適した温度となるようにヒータ13と送風ファン14との作動を制御し、コンビモードによる調理プログラムを実行するときには、調理に適した温度及び蒸気量となるようにヒータ13と蒸気発生装置20と送風ファン14との作動を制御する。
このスチームコンベクションオーブン10において、例えばコンビモードによりヒータ13とともに蒸気発生装置20を作動させたときには、制御装置50は蒸気発生容器21内の水位が上限水位L1と下限水位L2との間の水位となるように制御している。また、制御装置50は温度センサ33の検出に基づいて、加熱体30が過熱状態となって蒸気発生容器21を破損させないように誘導加熱コイル27への高周波電流の供給を停止するように制御している。
このスチームコンベクションオーブン10においては、調理庫12内に食材を収容して例えばコンビモードによる調理プログラムを実行すると、蒸気発生装置20で生成された蒸気が調理庫12内に供給され、調理庫12内の空気は送風ファン14によってヒータ13に吹き付けられて熱風となって調理庫12内を対流する。これにより、調理庫12内に収容した食材は蒸気を含んだ熱風により加熱調理される。調理庫12内で蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理をすると、食材から滲み出たまたは調理に用いた油が送風ファン14によって調理庫12内に飛散する。飛散した油は調理庫12の周壁内面、ヒータ13、送風ファン14のファン14b、ファンカバー12a及び支持ラック12bに付着する。ファンカバー12aと支持ラック12bとは調理庫12に着脱可能に取り付けられているので、これらを取り外して洗浄することができる。調理庫12の周壁内面、ヒータ13及び送風ファン14には直接洗剤を吹き付けて油等の汚れを浮き上がらせ、この油汚れをシャワーにより洗剤とともに洗い流す。このとき、蒸気発生装置20の蒸気を供給する蒸気供給口12cは、遮蔽部材としても機能するファン14bの背面に形成されている。調理庫12内の周壁内面、特に調理庫12の左側壁に設けたヒータ13及び送風ファン14に洗剤を吹き付け、これらの油汚れを洗剤とともにシャワーにより洗い流しても、吹き付けた洗剤及びシャワーの水が蒸気供給口12cから蒸気発生装置20の蒸気発生容器21内に流入しない。これにより、蒸気発生装置20において、誘導加熱コイル27に高周波電流を供給して加熱部材である各加熱棒32を発熱させたときに、各加熱棒32が蒸気発生容器21内の水が洗剤により泡立つことによって水と熱交換されない状態とならない。よって、蒸気発生容器21内の加熱棒32が過熱状態とならない。
また、スチームコンベクションオーブン10でコンビモードのような蒸気を含んだ熱風による調理プログラムを実行しているときには、蒸気発生装置20にて生成された蒸気が蒸気供給口12cから調理庫12内に導入されている。このとき、蒸気発生容器21内は水が蒸発するときの体積膨張によってその内圧が高くなるが、ファン14bを回転させたときに裏羽根14cによって蒸気供給口12cから蒸気発生容器21内に負圧が生じる。これにより、蒸気発生容器21内は水が蒸発するときの体積膨張による圧力の上昇が抑えられ、蒸気発生容器21内の水位は水位検知容器40の水位と略同程度となる。よって、蒸気発生容器21内の水位は水位センサ42により正しく検出されるようになり、各加熱棒32は発熱部32aが水面以下となって過熱状態となりにくくなる。また、蒸気発生装置20により蒸気を生成させたときに、洗剤が泡状態となって調理庫12内に流入しない。
また、本実施形態においては、蒸気供給口12cは調理庫12の左側壁のファン14bの背面となる位置に形成させたが、本発明はこれに限られるものでなく、例えば、図8及び図9に示すように、蒸気供給口12Acをファン14bの背面とならない位置に形成したときには、調理庫12の左側壁には蒸気供給口12Acの対向する位置に略L字型の遮蔽板12Adの一方の脚部を蒸気の通る隙間を設けて固着してもよく、このようにしたときにも調理庫12を洗浄するための洗剤またはシャワーの水が蒸気供給口12Acから蒸気発生装置20に流入しないようにすることができる。
また、上記の実施形態においては、調理庫12をハウジング11の右側に寄せて設け、ハウジング11内の右側に寄せた調理庫12の反対側に残る左側の空間を機械室16としたが、本発明はこれに限られるものでなく、例えば調理庫12を左側に寄せて設け、ハウジング11内の左側に寄せた調理庫12の反対側に残る右側の空間を機械室16としたときにも適用されるものである。また、調理庫12をハウジング11の前側に寄せて設け、ハウジング11内の前側に寄せた調理庫12の反対側に残る後側の空間を機械室16としたときも同様である。
10…加熱調理器(スチームコンベクションオーブン)、11…ハウジング、12…調理庫、12c、12Ac…蒸気供給口、12Ad…遮蔽部材(遮蔽板)、13…ヒータ、14…送風ファン、14a…ファンモータ、14b…遮蔽部材(ファン)、20…蒸気発生装置、30…加熱部材(加熱体)、21…蒸気発生容器、40…水位検知容器、42…水位センサ。
Claims (3)
- ハウジング内の左右方向の片側に寄せて設けられた食材を調理するための調理庫と、
前記ハウジング内の片側に寄せて設けられた前記調理庫の反対側に残る空間からなる機械室と、
前記調理庫内の機械室側の側壁に設けられて前記調理庫内を加熱するヒータと、
前記機械室に設けられたファンモータの回転軸が前記調理庫の機械室側の側壁を貫通して前記調理庫内に延出し、その先端に固定されたファンにより前記調理庫内の空気を対流させる送風ファンと、
前記機械室に設けられて前記調理庫の機械室側の側壁に形成された蒸気供給口から蒸気を供給する蒸気発生装置とを備えた加熱調理器において、
前記調理庫内の機械室側の側壁には前記蒸気供給口に対向する位置に蒸気の通る隙間を設けた遮蔽部材を取り付けたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
前記蒸気供給口を前記ファンの背面に形成し、このファンを前記遮蔽部材としたことを特徴とする加熱調理器。 - 請求項2に記載の加熱調理器において、
前記蒸気発生装置は、所定量の水を貯えて内部に設けた加熱部材により蒸気を発生させる蒸気発生容器と、この蒸気発生容器の下部に連通接続されて内蔵する水位センサにより前記蒸気発生容器内の水位を検知するための水位検知容器とを備えたことを特徴とする加熱調理器。
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Cited By (4)
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JP2015025617A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | ホシザキ電機株式会社 | 加熱調理器 |
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2011
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Legal Events
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