JP2019217978A - 自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラム - Google Patents
自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
ところで、特許文献1に記載された自転車用衝突防止装置では、自転車の走行状態が記憶されない。そのため、過去の走行状態に基づいて警報を出すことができず、運転者に適切に警報を出すことができないおそれがある。
ところで、特許文献2に記載された二輪車の安全システムでは、車体のふらつきが記憶されない。そのため、過去のふらつきに基づいて警報を出すことができず、運転者に適切に警報を出すことができないおそれがある。
ところで、特許文献3に記載された電動機付き自転車では、自車両の走行状態が記憶されない。そのため、過去の走行状態に基づいて報知することができず、運転者に適切に報知することができないおそれがある。
ところで、特許文献4に記載された自転車用通信装置では、自転車の走行状態が記憶されない。そのため、過去の走行状態に基づいて運転者に注意を促すことができず、適切に注意を促すことができないおそれがある。
図1は第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の概要の一例を示す図である。
図1に示す例では、自転車走行状態記録装置1が自転車(図示せず)に搭載されている。自転車走行状態記録装置1は、走行状態検出部11と、記憶部12と、判定部13と、警報部14と、判定基準走行状態変更部15とを備えている。
走行状態検出部11は自転車の走行状態を検出する。走行状態検出部11は、自転車に搭載された前方カメラ11A1と、速度センサ11D1と、加速度センサ11D2と、ハンドル回転角度検出部11D3と、ケイデンスセンサ11Gと、ブレーキ操作検出部11Hと、ブレーキ利き具合推定部11Iと、累積走行距離算出部11Kとを備えている。
前方カメラ11A1は、自転車の進行方向前方の例えば歩行者、車両(自転車、自動車など)、交差点、横断歩道、道路標識、路面標示、信号機、段差、障害物などの画像を撮影する。
図3は前方カメラ11A1が撮影した画像の他の例を示す図である。詳細には、図3(A)は自転車の進行方向前方の交差点および横断歩道の画像の例を示す図である。図3(B)は自転車の進行方向前方の一時停止標識および一時停止路面標示の画像の例を示す図である。図3(C)は自転車の進行方向前方の信号機(赤信号)の画像の例を示す図である。
図4は前方カメラ11A1が撮影した画像の更に他の例を示す図である。詳細には、図4(A)は自転車の進行方向前方の段差の存在を示す画像の例を示す図である。図4(B)は自転車の進行方向前方の障害物(落下物)の画像の例を示す図である。
図2〜図4に示す例では、前方カメラ11A1が可視光カメラであるが、他の例では、前方カメラ11A1が赤外線カメラであってもよい。前方カメラ11A1が赤外線カメラである場合には、夜間においても自転車の進行方向前方の歩行者、障害物などを検出することができる。
更に他の例では、走行状態検出部11が、前方カメラ11A1として、可視光カメラおよび赤外線カメラの両方を備えていてもよい。
図5は速度センサ11D1によって検出される自転車の速度の一例を説明するための図である。詳細には、図5(A)は自転車が平坦路区間ST1を走行し、次いで、下り坂区間ST2を走行し、次いで、平坦路区間ST3を走行する例を示している。図5(B)は区間ST1、ST2、ST3における自転車の速度を示している。
図5(A)および図5(B)に示すように、下り坂区間ST2における自転車の速度と平坦路区間ST1における自転車の速度との間には、速度差が存在する。下り坂区間ST2の走行中には、時間の経過に伴って速度が増加する。
図6は自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出される加速度の一例を説明するための図である。詳細には、図6(A)は自転車の向きとx軸、y軸およびz軸との関係を示す図である。図6(B)は加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度と時間との関係、y軸方向加速度と時間との関係、および、z軸方向加速度と時間との関係を示す図である。
図6(および後述する図7ならびに図8)に示す例では、自転車の左右方向をx軸方向と称し、自転車の前後方向をy軸方向と称し、自転車の上下方向をz軸方向と称する。
図6(A)および図6(B)に示すように、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度axおよびy軸方向加速度ayはほぼゼロになり、z軸方向加速度azはほぼ1G(重力加速度)になる。このときの加速度センサ11D2の出力を基準状態と考えておく。
図6および図7に示すように、自転車が左向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(図7(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(つまり、基準状態のx軸方向加速度ax)(図6(B)参照)よりも大きい。
自転車が左向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(図7(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(つまり、基準状態のy軸方向加速度ay)(図6(B)参照)とほぼ等しい。
自転車が左向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(図7(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(つまり、基準状態のz軸方向加速度az)(図6(B)参照)よりも小さい。
図6および図8に示すように、自転車が右向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(図8(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(つまり、基準状態のx軸方向加速度ax)(図6(B)参照)よりも小さい。
自転車が右向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(図8(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(つまり、基準状態のy軸方向加速度ay)(図6(B)参照)とほぼ等しい。
自転車が右向きに傾いており、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(図8(B)参照)は、自転車が左右方向に傾いておらず、かつ、自転車が平坦路を一定速度で走行中に加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(つまり、基準状態のz軸方向加速度az)(図6(B)参照)よりも小さい。
図6〜図8に示すように、加速度センサ11D2によってz軸方向加速度(自転車の左右方向の傾き)を検出することにより、自転車の転倒の可能性を推定することができる。
図9(および後述する図10ならびに図11)に示す例では、自転車の左右方向をx軸方向と称し、自転車の前後方向をy軸方向と称し、自転車の上下方向をz軸方向と称する。
図9(A)、図9(B)および図9(C)に示すように、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度axおよびy軸方向加速度ayはほぼゼロになり、z軸方向加速度azはほぼ1G(重力加速度)になる。このときの加速度センサ11D2の出力を基準状態と考えておく。
図9および図10に示すように、自転車が前向きに傾いている状態において加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(図10(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(つまり、基準状態のx軸方向加速度ax)(図9(C)参照)とほぼ等しい。
自転車が前向きに傾いている状態(加速度センサ11D2も前向きに傾いている状態)において加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(図10(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(つまり、基準状態のy軸方向加速度ay)(図9(C)参照)よりも小さい。
自転車が前向きに傾いている状態(加速度センサ11D2も前向きに傾いている状態)において加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(図10(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(つまり、基準状態のz軸方向加速度az)(図9(C)参照)も小さい。
例えば自転車の急ブレーキ時、急な下り坂の走行時などに、図10(B)に示すような加速度が加速度センサ11D2によって検出される。
図9および図11に示すように、自転車が後向きに傾いている状態において加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(図11(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるx軸方向加速度ax(つまり、基準状態のx軸方向加速度ax)(図9(C)参照)とほぼ等しい。
自転車が後向きに傾いている状態(加速度センサ11D2も後向きに傾いている状態)において加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(図11(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるy軸方向加速度ay(つまり、基準状態のy軸方向加速度ay)(図9(C)参照)よりも大きい。
自転車が後向きに傾いている状態(加速度センサ11D2も後向きに傾いている状態)において加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(図11(B)参照)は、自転車が前後方向に傾いていない状態において加速度センサ11D2によって検出されるz軸方向加速度az(つまり、基準状態のz軸方向加速度az)(図9(C)参照)も小さい。
図12(A)および図12(B)に示すように、下り坂区間ST12において加速度センサ11D2によって検出される前後方向加速度は、平坦路区間ST11において加速度センサ11D2によって検出される前後方向加速度よりも小さくなる。
図10〜図12に示すように、加速度センサ11D2によって検出される前後方向加速度が低下する場合に、自転車が走行する道路が平坦路から下り坂になったと判定することができ、加速度センサ11D2によって検出される前後方向加速度が増加する場合に、自転車が走行する道路が平坦路から上り坂になったと判定することができる。
なお、図10および図11に示すように、自転車が走行する道路が平坦路から下り坂になる場合、および、自転車が走行する道路が平坦路から上り坂になる場合のいずれにおいても、加速度センサ11D2によって検出される上下方向加速度は低下する。
図13(A)および図13(B)に示す例では、加速度センサ11D2によって検出される自転車の前後方向加速度が、自転車が衝撃を受ける時に大きく変化する。詳細には、加速度センサ11D2によって検出される自転車の前後方向加速度が大きく変化する時に、速度センサ11D1によって検出される自転車の速度も変化する。
図14(A)および図14(B)に示す例では、自転車が凸部に乗り上げる時点で、自転車の前後方向加速度が変化すると共に、自転車の上下方向加速度が変化する(図示せず)。次いで、自転車が凸部を超えた時点で、自転車の前後方向加速度が再度変化すると共に、自転車の上下方向加速度が再度変化する(図示せず)。
つまり、図14(A)および図14(B)に示すように、自転車が凸部を通過する場合には、自転車の前後方向加速度が2回変化する。また、自転車が凸部を通過する場合に、速度センサ11D1によって検出される自転車の速度が変化するものの、自転車が凸部を通過する場合における自転車の速度変化は、自転車の急ブレーキ時における自転車の速度変化よりも小さい。
図15(A)および図15(B)に示す例では、自転車が平坦路走行から凹部走行に移行する時点で、自転車の前後方向加速度が変化すると共に、自転車の上下方向加速度が変化する(図示せず)。次いで、自転車が凹部走行から平坦路走行に移行する時点で、自転車の前後方向加速度が再度変化すると共に、自転車の上下方向加速度が再度変化する(図示せず)。
つまり、図15(A)および図15(B)に示すように、自転車が凹部を通過する場合には、自転車の前後方向加速度が2回変化する。また、自転車が凹部を通過する場合に、速度センサ11D1によって検出される自転車の速度が変化するものの、自転車が凹部を通過する場合における自転車の速度変化は、自転車の急ブレーキ時における自転車の速度変化よりも小さい。
図17はハンドル回転角度検出部11D3によって検出されるハンドルの回転角度の一例を説明するための図である。詳細には、図17(A)は自転車が平坦路かつ直線区間を走行する例を示している。図17(B)は平坦路かつ直線区間におけるハンドルの回転角度を示している。
ブレーキ操作検出部11Hは、運転者による自転車のブレーキ(図示せず)の操作の有無を検出する。ブレーキ利き具合推定部11Iは、加速度センサ11D2によって検出された自転車の加速度(減速度)と、ブレーキ操作検出部11Hによって検出されたブレーキの操作の有無とに基づいて、ブレーキの利き具合を推定する。
図18に示す例では、ステップS1において、走行状態検出部11が自転車の現在の走行状態を検出する。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、走行状態検出部11によって検出された自転車の現在の走行状態を記憶する。
詳細には、過去の走行状態が記憶部12に記憶されていない場合に、ステップS3において、判定部13が、走行状態検出部11によって検出された現在の走行状態と、初期値として予め設定された判定基準走行状態との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
ステップS1において走行状態検出部11が自転車の走行状態を検出し、ステップS2において記憶部12が走行状態検出部11によって検出された自転車の走行状態を記憶する場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態を、ステップS2において記憶された自転車の走行状態に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後にステップS3が実行される場合(つまり、過去の走行状態が記憶部12に記憶されている場合)には、ステップS3において、判定部13が、走行状態検出部11によって検出された現在の走行状態と、変更後の判定基準走行状態との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の画像を記憶する。
自転車の進行方向前方の歩行者の画像が、前方カメラ11A1によって未だ撮影されておらず、過去の走行状態として記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像と、初期値として予め設定された判定基準走行状態との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像に歩行者が含まれる場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の歩行者の画像が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態を、過去の走行状態として記憶部12に記憶されている自転車の進行方向前方の歩行者の画像に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(つまり、過去の自転車の進行方向前方の歩行者の画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像と、変更後の判定基準走行状態(過去の自転車の進行方向前方の歩行者の画像)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
一方、例えば、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像に歩行者が含まれる場合であっても、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる歩行者と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図2(A)の画像)に含まれる歩行者(例えば図2(A)中の対面歩行者)と自転車との距離より大きい場合には、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要が未だ無いと判定する。
現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる歩行者と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図2(A)の画像)に含まれる歩行者(例えば図2(A)中の対面歩行者)と自転車との距離より大きい場合であっても、自転車が減速しない場合には、ステップS3において、判定部13が、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
自転車の減速は、例えば加速度センサ11D2によって検出される。代わりに、自転車の減速が、例えば速度センサ11D1によって検出された複数時点の自転車の速度に基づいて推定されてもよい。あるいは、自転車の減速が、例えば前方カメラ11A1によって撮影された複数時点の自転車の進行方向前方の画像に基づいて推定されてもよい。
つまり、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる歩行者と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図2(A)の画像)に含まれる歩行者(例えば図2(A)中の対面歩行者)と自転車との距離以上である場合には、自転車が停止しなければならない画像(自転車の進行方向前方の歩行者の画像)を前方カメラ11A1が撮影しているにもかかわらず、走行状態検出部11が自転車の減速を検出しないときに、警報部14は運転者に対して警報を出す。
前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の交差点などの画像が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態を、過去の走行状態として記憶部12に記憶されている自転車の進行方向前方の交差点などの画像に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(つまり、過去の自転車の進行方向前方の交差点などの画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像と、変更後の判定基準走行状態(過去の自転車の進行方向前方の交差点などの画像)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
一方、例えば、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像に交差点などが含まれる場合であっても、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる交差点などと自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図3(A)の画像)に含まれる交差点(例えば図3(A)中の交差点)などと自転車との距離より大きい場合には、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要が未だ無いと判定する。
現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる交差点などと自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図3(A)の画像)に含まれる交差点(例えば図3(A)中の交差点)などと自転車との距離より大きい場合であっても、自転車が減速しない場合には、ステップS3において、判定部13が、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
つまり、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる交差点などと自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図3(A)の画像)に含まれる交差点(例えば図3(A)中の交差点)などと自転車との距離以上である場合には、自転車が停止しなければならない画像(自転車の進行方向前方の交差点などの画像)を前方カメラ11A1が撮影しているにもかかわらず、走行状態検出部11が自転車の減速を検出しないときに、警報部14は運転者に対して警報を出す。
前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の段差などの画像が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態を、過去の走行状態として記憶部12に記憶されている自転車の進行方向前方の段差などの画像に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(つまり、過去の自転車の進行方向前方の段差などの画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像と、変更後の判定基準走行状態(過去の自転車の進行方向前方の段差などの画像)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
一方、例えば、前方カメラ11A1によって撮影された現在の自転車の進行方向前方の画像に段差または障害物が含まれる場合であっても、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる段差または障害物と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図4(B)の画像)に含まれる段差または障害物(例えば図4(B)中の障害物)と自転車との距離より大きい場合には、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要が未だ無いと判定する。
現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる段差または障害物と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図4(B)の画像)に含まれる段差または障害物(例えば図4(B)中の障害物)と自転車との距離より大きい場合であっても、自転車が減速しない場合には、ステップS3において、判定部13が、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
つまり、現在の自転車の進行方向前方の画像に含まれる段差または障害物と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向前方の画像(例えば図4(B)の画像)に含まれる段差または障害物(例えば図4(B)中の障害物)と自転車との距離以上である場合には、自転車が停止しなければならない画像(自転車の進行方向前方の段差または障害物の画像)(例えば図4(B)の画像と同様の画像)を前方カメラ11A1が撮影しているにもかかわらず、走行状態検出部11が自転車の減速を検出しないときに、警報部14は運転者に対して警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、速度センサ11D1によって検出された自転車の速度、あるいは、加速度センサ11D2によって検出された加速度に基づいて自転車走行状態記録装置1が算出した速度を記憶する。
制限速度の道路標識または路面標示を含む画像が、前方カメラ11A1によって未だ撮影されておらず、記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、速度センサ11D1によって検出された現在の自転車の速度、または、自転車走行状態記録装置1によって算出された現在の自転車の速度と、初期値として予め設定されて記憶部12に記憶されている判定基準走行状態(速度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、速度センサ11D1によって検出された現在の自転車の速度、または、自転車走行状態記録装置1によって算出された現在の自転車の速度が速度閾値を超過する場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の制限速度の道路標識または路面標示の画像が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態(速度閾値)を、記憶部12に記憶されている画像に含まれる自転車の進行方向前方の制限速度の道路標識または路面標示に基づいて変更する。
判定基準走行状態(速度閾値)の変更後(つまり、自転車の進行方向前方の制限速度の道路標識または路面標示の画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、速度センサ11D1によって検出された現在の自転車の速度、または、自転車走行状態記録装置1によって算出された現在の自転車の速度と、変更後の判定基準走行状態(速度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の前後方向の加速度を記憶する。
ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の前後方向の加速度と、初期値として予め設定されて記憶部12に記憶されている判定基準走行状態(加速度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
詳細には、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の前後方向の加速度が加速度閾値を超過する場合(つまり、急加速または急減速である場合)に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の左右方向の加速度を記憶する。
ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度と、初期値として予め設定されて記憶部12に記憶されている判定基準走行状態(加速度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
詳細には、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度が所定値以上である場合(例えば雪道の走行中に車輪がスリップしている場合)に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報(自転車の運転中止を促す警報)を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の前後方向の加速度を記憶する。
ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の前後方向の加速度と、初期値として予め設定されて記憶部12に記憶されている判定基準走行状態(加速度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
詳細には、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の前後方向の加速度が所定値以上である場合(例えば自転車が急な下り坂を走行中である場合)に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報(自転車の速度の抑制を促す警報)を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の左右方向の加速度(横加速度)と、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された自転車のハンドルの回転角度とを記憶する。
転倒時の自転車の左右方向の加速度および自転車のハンドルの回転角度(自転車のふらつき)が、加速度センサ11D2およびハンドル回転角度検出部11D3によって未だ検出されておらず、記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度、および、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された現在の自転車のハンドルの回転角度と、初期値として予め設定されて記憶部12に記憶されている判定基準走行状態(加速度閾値および回転角度閾値)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、例えば加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の加速度が加速度閾値を超過する場合、または、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された現在の自転車のハンドルの回転角度が回転角度閾値を超過する場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
自転車の転倒時に加速度センサ11D2によって検出された自転車の左右方向の加速度、および、自転車の転倒時にハンドル回転角度検出部11D3によって検出された自転車のハンドルの回転角度が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態(加速度閾値および回転角度閾値)を、記憶部12に記憶されている転倒時の自転車の左右方向の加速度およびハンドルの回転角度に基づいて変更する。
判定基準走行状態(速度閾値)の変更後(つまり、転倒時の自転車の左右方向の加速度およびハンドルの回転角度が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度と変更後の判定基準走行状態(加速度閾値)との比較結果、および、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された現在の自転車のハンドルの回転角度と変更後の判定基準走行状態(回転角度閾値)との比較結果に基づいて、自転車がふらついているか否かを判定し、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
つまり、この例では、ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度と、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された現在の自転車のハンドルの回転角度と、記憶部12に記憶されている過去の走行状態(運転者の運転技術向上の記録)とに基づいて、自転車がふらついているか否かを判定する。ステップS3において自転車がふらついていると判定部13が判定した場合に、ステップS4において、警報部14は運転者に対して警報を出す。
つまり、この例では、ステップS3において、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された現在の自転車の左右方向の加速度と、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出された現在の自転車のハンドルの回転角度と、記憶部12に記憶されている過去の走行状態(運転者の運転技術低下の記録)とに基づいて、自転車がふらついているか否かを判定する。ステップS3において自転車がふらついていると判定部13が判定した場合に、ステップS4において、警報部14は運転者に対して警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、累積走行距離算出部11Kによって算出された累積走行距離を記憶する。
次いで、ステップS3において、判定部13は、累積走行距離算出部11Kによって算出された累積走行距離の増加分と、記憶部12に記憶されている判定基準(所定値)とに基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
判定部13は、累積走行距離算出部11Kによって算出された累積走行距離の増加分が所定値に到達した場合に、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
詳細には、累積走行距離算出部11Kが算出する累積走行距離が所定値増加する毎に、警報部14は、運転者に対して自転車のチェーンへの注油を促す警報を出す。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、ブレーキ利き具合推定部11Iによって推定されたブレーキの利き具合を記憶する。
次いで、ステップS3において、判定部13は、ブレーキ利き具合推定部11Iによって推定されたブレーキの利き具合と、記憶部12に記憶されている判定基準(所定値)とに基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
判定部13は、ブレーキ利き具合推定部11Iによって推定されたブレーキの利き具合が所定値以下である場合(つまり、運転者による自転車のブレーキの操作時の減速度が閾値以下である場合)に、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して自転車のブレーキのメンテナンスを促す警報を出す。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の第2例では、ステップS4において、警報部14が、自転車のハンドルを振動させることによって、運転者に対して警報を出す。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の第3例では、ステップS4において、警報部14が、自転車のサドル(図示せず)を振動させることによって、運転者に対して警報を出す。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の第4例では、ステップS4において、警報部14が、自転車に搭載されたスピーカ(図示せず)に音声を出力させることによって、運転者に対して警報を出す。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の第5例では、ステップS4において、警報部14が、上述した第1〜4例を適宜組み合わせた警報を出す。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1の他の例では、走行状態検出部11が、自転車の走行状態として、上述したもののうちの少なくともいずれかのみを検出してもよい。
第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、判定部13が、走行状態検出部11によって検出された現在の走行状態に基づいて警報を出すか否かを判定するのみならず、記憶部12に記憶されている過去の走行状態にも基づいて警報を出すか否かを判定する。そのため、過去の走行状態に基づくことなく警報を出すか否かが判定される場合よりも、運転者に適切に警報を出すことができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、警報を出すか否かの判定基準である判定基準走行状態が、記憶部12に記憶されている過去の走行状態に基づいて判定基準走行状態変更部15によって変更される。そのため、運転者の運転技術の経年変化などを反映させて適切に警報を出すことができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、前方カメラ11A1が自転車の進行方向前方の歩行者の画像を撮影した場合に、警報部14が運転者に対して警報を出す。そのため、歩行者が自転車の進行方向前方に存在するにもかかわらず、警報が出されない場合よりも、自転車の進行方向前方の歩行者の安全性を向上させることができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、前方カメラ11A1が自転車の進行方向前方の交差点、横断歩道または一時停止標識の画像を撮影した場合に、警報部14が運転者に対して警報を出す。そのため、そのような警報が出されない場合よりも、交差点、横断歩道または一時停止位置における自転車の事故を抑制することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、自転車が停止しなければならない画像を前方カメラ11A1が撮影しているにもかかわらず、走行状態検出部11が自転車の減速を検出しない場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。つまり、前方カメラ11A1が自転車の進行方向前方の歩行者、交差点、横断歩道または一時停止標識の画像を撮影している場合であっても、例えば自転車が停止した場合には、警報部14は運転者に対する警報を停止する。そのため、運転者にとって不必要な警報が出されることを抑制することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、自転車の速度が速度閾値を超過する場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。そのため、運転者が自転車の速度超過に気づくことなく事故を起こしてしまうおそれを抑制することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、加速度閾値を超過する自転車の急加速または急減速が加速度センサ11D2によって検出された場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。そのため、急加速または急減速を運転者に自覚させ、自転車運転の安全性を向上させることができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、加速度センサ11D2が所定値以上の横加速度を検出した場合に、警報部14は運転者に対して自転車の運転中止を促す警報を出す。そのため、例えば雪道走行などのような無謀な走行を抑制することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、加速度センサ11D2が所定値以上の加速度を検出した場合に、警報部14は運転者に対して自転車の速度の抑制を促す警報を出す。そのため、例えば急な下り坂においてブレーキの能力を超える速度が出てしまうことを未然に抑制することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、判定部13は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の加速度と、ハンドル回転角度検出部11D3によって検出されたハンドルの回転角度と、記憶部12に記憶されている過去の走行状態とに基づいて、自転車がふらついているか否かを判定する。そのため、過去の走行状態に基づくことなく自転車のふらつきが判定される場合よりも、例えば経年に伴う高齢者の運転技術の低下などに伴う自転車のふらつきを高精度に判定することができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、ブレーキ利き具合推定部11Iによって推定されたブレーキの利き具合に基づいて、警報部14は運転者に対して警報を出す。そのため、ブレーキが利かなくなってしまう前に、運転者に自転車のブレーキのメンテナンスの必要性を認識させることができる。
また、第1実施形態の自転車走行状態記録装置1では、上述したように、自転車運転練習モード時に、警報部14は、前方カメラ11A1が撮影した自転車の進行方向前方の画像に基づいて、運転者に自転車運転のアドバイスを行う。そのため、例えば子どもなどのような運転者の自転車運転技術の上達を促進することができる。
以下、本発明の自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラムの第2実施形態について、添付図面を参照して説明する。
第2実施形態の自転車走行状態記録装置1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の自転車走行状態記録装置1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様の効果を奏することができる。
図19に示す例では、自転車走行状態記録装置1が、走行状態検出部11と、記憶部12と、判定部13と、警報部14と、判定基準走行状態変更部15と、自転車用鍵17とを備えている。
走行状態検出部11は、自転車に搭載された前方レーダーセンサ11A2と、後方カメラ11B1と、後方レーダーセンサ11B2と、運転者状態検出部11Cと、タイヤ空気圧センサ11Jと、前照灯状態推定部11Lと、埃センサ11Mと、照度センサ11Nと、音センサ11Pとを備えている。
前方レーダーセンサ11A2は、自転車の進行方向前方にマイクロ波を放射して反射波を検出する。判定部13は、前方レーダーセンサ11A2によって検出された反射波に基づいて、自転車の進行方向前方に歩行者または障害物が存在するか否かを判定する。自転車の進行方向前方に歩行者または障害物が存在すると判定部13が判定した場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車の進行方向前方に歩行者または障害物と自転車との衝突事故を抑制することができる。
そのため、自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両と自転車との接触事故を抑制することができる。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、後方カメラ11B1によって撮影された自転車の進行方向後方の画像を記憶する。
自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両の画像が、後方カメラ11B1によって未だ撮影されておらず、過去の走行状態として記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、後方カメラ11B1によって撮影された現在の自転車の進行方向後方の画像と、初期値として予め設定された判定基準走行状態との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、後方カメラ11B1によって撮影された現在の自転車の進行方向後方の画像に自転車に接近する車両が含まれる場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
後方カメラ11B1によって撮影された自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両の画像が、記憶部12に記憶されている場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態を、過去の走行状態として記憶部12に記憶されている自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両の画像に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(つまり、過去の自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両の画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、後方カメラ11B1によって撮影された現在の自転車の進行方向後方の画像と、変更後の判定基準走行状態(過去の自転車の進行方向後方から自転車に接近する車両の画像)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。
一方、例えば、後方カメラ11B1によって撮影された現在の自転車の進行方向後方の画像に自転車に接近する車両が含まれる場合であっても、現在の自転車の進行方向後方の画像に含まれる自転車に接近する車両と自転車との距離が、変更後の判定基準走行状態としての、過去の自転車の進行方向後方の画像に含まれる自転車に接近する車両と自転車との距離より大きい場合には、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要が未だ無いと判定する。
そのため、自転車の運転者の安全性を向上させることができる。
図19に示す例では、走行状態検出部11が後方カメラ11B1および後方レーダーセンサ11B2の両方を備えているが、他の例では、走行状態検出部11が後方カメラ11B1および後方レーダーセンサ11B2の一方のみを備えていてもよい。
運転者カメラ11C1および視覚センサ11C2は、運転者の視線の向きを検出する。判定部13は、運転者カメラ11C1または視覚センサ11C2によって検出された運転者の視線の向きが所定期間以上にわたって下向きであるか否かを判定する。運転者の視線の向きが所定期間以上にわたって下向きである場合(つまり、運転者が進行方向前方を見ていない場合)に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車の運転者の安全意識を向上させることができる。
図19に示す例では、走行状態検出部11が運転者カメラ11C1および視覚センサ11C2の両方を備えているが、他の例では、走行状態検出部11が運転者カメラ11C1および視覚センサ11C2の一方のみを備えていてもよい。
そのため、自転車の運転者の安全意識を向上させることができる。
運転者状態検出部11Cの運転者カメラ11C1は、顔認証機能を有する。判定部13は、運転者状態検出部11Cの運転者カメラ11C1が自転車の運転者の顔を認証したか否かを判定する。運転者カメラ11C1が自転車の運転者の顔を認証した場合に、自転車走行状態記録装置1は、自転車用鍵17を解錠する。
そのため、自転車の盗難を抑制することができる。
また、判定部13は、運転者カメラ11C1が撮影した運転者の画像に基づいて、運転者がヘルメットを着用しているか否かを判定する。運転者がヘルメットを着用している場合に、自転車走行状態記録装置1は、自転車用鍵17を解錠する。
そのため、自転車の運転者の安全意識を向上させることができる。
<URL>https://www.aihiro.com/blog/2017/06/tmps
判定部13は、タイヤ空気圧センサ11Jが検出したタイヤの空気圧が所定値以下であるか否かを判定する。タイヤの空気圧が所定値以下である場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車のタイヤのパンクを抑制することができる。
前照灯状態推定部11Lは、自転車の前照灯(図示せず)に供給される電流量に基づいて、前照灯の球切れの有無を推定する。判定部13は、前照灯の球切れが生じていると前照灯状態推定部11Lが推定したか否かを判定する。前照灯の球切れが生じていると前照灯状態推定部11Lが推定した場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、前照灯の球切れを自転車の運転者に認識させることができる。
照度センサ11Nは、自転車の周囲の明るさ(照度)を検出する。判定部13は、照度センサ11Nが検出した照度が所定値以下であるか否かを判定する。照度センサ11Nが検出した照度が所定値以下である場合に、警報部14は、運転者に対して自転車の前照灯の点灯を促す警報を出す。
そのため、夜間における自転車の事故を抑制することができる。
埃センサ11Mは、自転車の周囲の空間に浮遊する粒子を検出する。判定部13は、埃センサ11Mが検出した浮遊粒子の数が所定値以上であるか否かを判定する。浮遊粒子の数が所定値以上である場合に、警報部14は運転者に対して自転車の乗車の自粛を促す警報を出す。
そのため、自転車の走行環境の悪化を運転者に把握させることができる。
音センサ11Pは、自転車の周囲の音を検出する。判定部13は、音センサ11Pによって検出された音に基づいて、自転車に接近する車両が存在するか否かを判定する。自転車に接近する車両が存在すると判定部13が判定した場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車に接近する車両(特に、曲がり角などに隠れており、運転者から見えない車両)と自転車との接触事故を抑制することができる。
第2実施形態の自転車走行状態記録装置1の他の例では、上述した自転車の走行状態のうちの少なくともいずれかのみが走行状態検出部11によって検出されてもよい。
以下、本発明の自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラムの第3実施形態について、添付図面を参照して説明する。
第3実施形態の自転車走行状態記録装置1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の自転車走行状態記録装置1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様の効果を奏することができる。
図20に示す例では、自転車走行状態記録装置1が、走行状態検出部11と、記憶部12と、判定部13と、警報部14と、判定基準走行状態変更部15とを備えている。
走行状態検出部11は、自転車に搭載された前方カメラ11A1と、VICS(登録商標)受信部11A3と、自車位置検出部(GPS受信部)11A4と、加速度センサ11D2と、段差判別センサ11D4とを備えている。
VICS受信部11A3は道路交通情報を受信する。判定部13は、VICS受信部11A3が受信した道路交通情報に基づいて、運転者に対して警報を出す必要があるか否かを判定する。VICS受信部11A3が自転車の進行方向前方の渋滞(交通量)、事故、故障車、工事、交差点、信号または交通規制の情報を受信した場合に、判定部13は運転者に対して警報を出す必要があると判定し、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、例えば見通しの悪い交差点等のような、自転車の進行方向前方の有用な情報を運転者に事前に把握させることができる。
例えば、VICS受信部11A3が信号情報活用運転支援システムTSPS(Traffic Signal Prediction Systems)の適正速度の案内を受信した場合であって、自転車の速度がその適正速度を超過している場合、警報部14は、運転者に対して自転車の減速を促す警報を出す。
前方カメラ11A1は、自転車の進行方向前方の例えば道路工事に伴う通行止めを示す画像などを撮影する。前方カメラ11A1が例えば自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めを示す画像を撮影した場合、記憶部12は、その道路工事に伴う通行止めの情報を地図情報に追記して記憶する。前方カメラ11A1が例えば自転車の進行方向前方の道路工事終了に伴う通行止め解除を示す画像を撮影した場合、記憶部12は、記憶されている地図情報から道路工事に伴う通行止めの情報を削除し、地図情報を更新する。
そのため、自転車の運転者は、例えば道路工事に伴う通行止めを、その現場に到達する前に把握することができる。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、前方カメラ11A1によって撮影された自転車の進行方向前方の画像を記憶する。
自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めを示す画像が、前方カメラ11A1によって未だ撮影されておらず、過去の走行状態として記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、初期値として予め設定された判定基準走行状態(初期値として予め設定された地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、初期値として予め設定された地図情報には、自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めの情報が含まれないため、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要がないと判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出さない。
自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めを示す画像が、前方カメラ11A1によって撮影された場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態(道路工事に伴う通行止めの情報が含まれない地図情報)を、記憶部12に記憶されている自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めを示す画像に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(つまり、自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めを示す画像が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、変更後の判定基準走行状態(自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めの情報が含まれる地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、最新の地図情報には、自転車の進行方向前方の道路工事に伴う通行止めの情報が含まれるため、自転車が道路工事に伴う通行止めの区間に接近する場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
そのため、交差点、横断歩道または一時停止位置における自転車の事故を抑制することができる。
図20に示す例では、地図情報を記憶する記憶部12が自転車に搭載されているが、他の例では、例えば自転車の運転者が携帯するスマートフォンなどが、地図情報を記憶する記憶部12として用いられてもよい。
判定部13は、自転車が自転車専用レーンを走行していることを走行状態検出部11が検出したか否かを判定する。自転車が自転車専用レーン以外のレーンを走行している場合に、警報部14は運転者に対して自転車専用レーンの走行を促す警報を出す。
そのため、自転車の運転者に自転車専用レーンを走行する意識を持たせることができる。
また、判定部13は、自転車がレーンを逆走していることを走行状態検出部11が検出したか否かを判定する。自転車がレーンを逆走している場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車の運転者にレーン逆走の自粛を促すことができる。
図20に示す例では、上述したように、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と記憶部12に記憶されている地図情報とに基づいて自転車がレーンを逆走していることが検出されるが、他の例では、前方カメラ11A1が撮影する自転車の進行方向前方の画像に含まれる自動車の向きに基づいて、自転車がレーンを逆走していることが検出されてもよい。更に他の例では、車道が左側に映っている画像を前方カメラ11A1が撮影した場合に、自転車がレーンを逆走していると判定(検出)されてもよい。
そのため、自転車の運転者は、段差に到達する前に、段差の存在を思い出すことができる。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の加速度を記憶する。
段差の通過に伴う加速度が、加速度センサ11D2によって未だ検出されておらず、過去の走行状態として記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、初期値として予め設定された判定基準走行状態(初期値として予め設定された地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、初期値として予め設定された地図情報には、段差の位置情報が含まれないため、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要がないと判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出さない。
段差の通過に伴う加速度が、加速度センサ11D2によって検出された場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態(段差の位置情報が含まれない地図情報)を、記憶部12に記憶されている段差検出時の自車位置の情報(つまり、段差の位置情報)に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(段差の位置情報が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、変更後の判定基準走行状態(段差の位置情報が含まれる地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、最新の地図情報には、自転車の進行方向前方の段差の位置情報が含まれるため、自転車が段差に接近する場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
<URL>https://www.optex-fa.jp/products/photo_sensor/bgs/bgs_hl/
そのため、自転車の運転者は、急減速が検出された位置に到達する前に、自転車が急減速したことを思い出すことができる。
次いで、ステップS2において、記憶部12は、加速度センサ11D2によって検出された自転車の加速度を記憶する。
自転車の急減速が、加速度センサ11D2によって未だ検出されておらず、過去の走行状態として記憶部12に記憶されていない場合、ステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、初期値として予め設定された判定基準走行状態(初期値として予め設定された地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、初期値として予め設定された地図情報には、急減速が検出された位置の情報が含まれないため、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要がないと判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出さない。
自転車の急減速が、加速度センサ11D2によって検出された場合には、図示しないステップにおいて、判定基準走行状態変更部15が、初期値として予め設定された判定基準走行状態(急減速が検出された位置の情報が含まれない地図情報)を、記憶部12に記憶されている急減速が検出された時の自車位置の情報(つまり、急減速が検出された位置の情報)に基づいて変更する。
判定基準走行状態の変更後(急減速が検出された位置の情報が記憶部12に記憶されている場合)に実行されるステップS3において、判定部13は、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、変更後の判定基準走行状態(急減速が検出された位置の情報が含まれる地図情報)との比較結果に基づいて、自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する。詳細には、最新の地図情報には、自転車の進行方向前方に急減速が検出された位置の情報が含まれるため、急減速が検出された位置に自転車が接近する場合に、ステップS3において、判定部13は、運転者に対して警報を出す必要があると判定し、次いで、ステップS4において、警報部14は、運転者に対して警報を出す。
第3実施形態の自転車走行状態記録装置1の他の例では、上述した自転車の走行状態のうちの少なくともいずれかのみが走行状態検出部11によって検出されてもよい。
以下、本発明の自転車走行状態記録装置、自転車走行状態記録方法およびプログラムの第4実施形態について、添付図面を参照して説明する。
第4実施形態の自転車走行状態記録装置1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様に構成されている。従って、第4実施形態の自転車走行状態記録装置1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の自転車走行状態記録装置1と同様の効果を奏することができる。
図21に示す例では、自転車走行状態記録装置1が、走行状態検出部11と、記憶部12と、判定部13と、警報部14と、判定基準走行状態変更部15と、通信部16とを備えている。通信部16は、運転者が携帯する携帯端末、運転者以外の者が利用する端末装置、自転車走行の危険箇所の位置情報が格納されている外部サーバなどとの通信を行う。
走行状態検出部11は、自転車に搭載された前方カメラ11A1と、自車位置検出部11A4と、運転者状態検出部11C(運転者カメラ11C1、視覚センサ11C2)と、速度センサ11D1と、加速度センサ11D2と、ハンドル回転角度検出部11D3とを備えている。
そのため、自転車の運転者の安全意識を向上させることができる。
そのため、運転者による自転車の走行状態を運転者以外の者が確認することができる。
つまり、例えば子どもが自転車を利用する場合に、子どもによる自転車の利用中に前方カメラ11A1が撮影した自転車の進行方向前方の画像は、子どもの親が利用する端末装置に送信される。そのため、子どもの親は、端末装置に送信された画像によって、子どもによる自転車の走行状態(運転経路、危険運転の有無、転倒の有無など)を確認することができる。
つまり、自転車の運転者が事故に遭い、事故が発生した旨の通報を自力で行うことができない場合であっても、運転者が携帯する携帯端末に対して通信部16が送信する制御信号によって、事故が発生した旨の通報を行う電子メールが、その携帯端末から自動で送信される。
そのため、自転車の運転者の人命安全対策を充実させることができる。
例えば自転車が倒れた場合には、加速度センサ11D2の信号に基づいて、その旨が検出(判定)される。加速度センサ11D2の信号と、前方カメラ11A1などの画像とを用いることによって、事故等で自転車が倒れているのか、あるいは、自転車を降りて遊ぶために自転車を放り出したまま(倒したまま)にしているのかを判別することもできる。
自車位置検出部11A4は、GPS信号に基づいて自車位置を検出する。走行状態検出部11は、通信部16によって取得された危険箇所の位置情報と、自車位置検出部11A4によって検出された自車位置と、記憶部12に記憶されている地図情報とに基づいて、危険箇所への自転車の接近を検出する。判定部13は自転車が危険箇所に接近しているか否かを判定する。自転車が危険箇所に接近している場合に、警報部14は運転者に対して警報を出す。
そのため、自転車の運転者は、危険箇所を避けた走行を行うことができる。
図21に示す例では、通信部16が例えばインターネット上に公開されている自転車走行の危険箇所の位置情報を取得するが、他の例では、複数の自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された自転車走行の危険箇所の位置情報などの情報が、通信部16を介して取得され、複数の自転車走行状態記録装置1において共有されてもよい。
例えば複数のレンタサイクルに搭載された複数の自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された情報が共有される場合には、各自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された危険箇所の位置情報に基づいて、インターネット上に公開されているものとは異なる独自の危険箇所マップを作成することができる。また、各自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された交通量の情報などに基づいて、自転車が走りやすい道路の情報を作成することができる。また、各自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された情報に基づいて、自転車にとって危ない道、坂道などを避けた道路を抽出し、自転車走行に適したルート検索を行うことができる。また、各自転車走行状態記録装置1の走行状態検出部11によって検出された段差の情報に基づいて、段差を避けたルート検索を行うことができる。また、各自転車走行状態記録装置1の前方カメラ11A1によって撮影された画像に基づいて、歩行者の少ないルート検索を行うことができる。
そのため、自転車の運転者は、通信部16から端末装置に送信された自車位置の情報と、端末装置が取得した地図情報とに基づいて、自転車に乗車していない時における自車位置(例えば、運転者が忘れてしまった駐輪位置など)を把握することができる。自転車が盗難された場合には、盗難された自転車を追跡することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
Claims (15)
- 自転車の走行状態を検出する走行状態検出部と、
前記走行状態検出部によって検出された走行状態を記憶する記憶部と、
前記走行状態検出部によって検出された現在の走行状態と、前記記憶部に記憶されている過去の走行状態とに基づいて、前記自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する判定部と、
前記判定部が警報を出すと判定した場合に前記運転者に対して警報を出す警報部とを備える自転車走行状態記録装置。 - 前記判定部は、前記走行状態検出部によって検出された現在の走行状態と判定基準走行状態との比較結果に基づいて、前記運転者に対して警報を出すか否かを判定し、
前記記憶部に記憶されている過去の走行状態に基づいて前記判定基準走行状態を変更する判定基準走行状態変更部を更に備える、
請求項1に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、前記自転車の進行方向前方の画像を撮影する前方カメラを備え、
前記前方カメラが前記自転車の進行方向前方の歩行者の画像を撮影した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、前記自転車の進行方向前方の画像を撮影する前方カメラを備え、
前記前方カメラが前記自転車の進行方向前方の交差点、横断歩道または一時停止標識の画像を撮影した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記自転車が停止しなければならない画像を前記前方カメラが撮影しているにもかかわらず、前記走行状態検出部が前記自転車の減速を検出しない場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項3または請求項4に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、
前記自転車の加速度を検出する加速度センサと、
前記自転車のハンドルの回転角度を検出するハンドル回転角度検出部とを備え、
前記判定部は、前記加速度センサによって検出された前記自転車の加速度と、前記ハンドル回転角度検出部によって検出された前記ハンドルの回転角度と、前記記憶部に記憶されている過去の走行状態とに基づいて、前記自転車がふらついているか否かを判定し、
前記自転車がふらついていると前記判定部が判定した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、道路交通情報を受信するVICS(Vehicle Information and Communication System)受信部を備え、
前記VICS受信部が前記自転車の進行方向前方の渋滞、事故、故障車、工事、交差点、信号または交通規制の情報を受信した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、GPS信号に基づいて自車位置を検出する自車位置検出部を備え、
前記走行状態検出部は、前記自車位置検出部によって検出された前記自車位置と、前記記憶部に記憶されている地図情報とに基づいて、前記自転車の進行方向前方の交差点、横断歩道または一時停止標識を検出し、
前記走行状態検出部が前記自転車の進行方向前方の交差点、横断歩道または一時停止標識を検出した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記走行状態検出部は、GPS信号に基づいて自車位置を検出する自車位置検出部を備え、
前記走行状態検出部は、前記自転車が段差を通過したことを検出し、
前記自転車が段差を通過したことを前記走行状態検出部が検出した場合に、前記記憶部は、記憶している地図情報に前記段差の位置情報を追記し、
前記走行状態検出部は、前記自車位置検出部によって検出された前記自車位置と、前記記憶部に記憶されている前記地図情報に含まれる前記段差の位置情報とに基づいて、前記段差への前記自転車の接近を検出し、
前記走行状態検出部が前記段差への前記自転車の接近を検出した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記運転者が携帯する携帯端末との通信を行う通信部を更に備え、
前記走行状態検出部は、前記運転者の状態を検出する運転者状態検出部を備え、
前記運転者の視線が下を向いている期間が所定期間以上になったことを前記運転者状態検出部が検出した場合に、前記警報部は、安全運転を促す警告をプッシュ通知によって前記携帯端末に出力させる信号を、前記通信部に送信させる、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記運転者以外の者が利用する端末装置との通信を行う通信部を更に備え、
前記記憶部は、前記走行状態検出部によって検出された前記運転者による前記自転車の走行状態を記憶して蓄積し、
前記通信部は、前記記憶部に蓄積された前記運転者による前記自転車の走行状態を前記端末装置に送信する、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 前記運転者が携帯する携帯端末との通信を行う通信部を更に備え、
前記走行状態検出部は、前記自転車の加速度を検出する加速度センサを備え、
前記加速度センサが所定値以上の加速度を検出した場合に、前記警報部は、事故が発生した旨の通報を行う電子メールを前記携帯端末に送信させる信号を、前記通信部に送信させる、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 自転車走行の危険箇所の位置情報が格納されている外部サーバとの通信を行う通信部を更に備え、
前記走行状態検出部は、GPS信号に基づいて自車位置を検出する自車位置検出部を備え、
前記走行状態検出部は、前記危険箇所の位置情報と、前記自車位置検出部によって検出された前記自車位置と、前記記憶部に記憶されている地図情報とに基づいて、前記危険箇所への前記自転車の接近を検出し、
前記走行状態検出部が前記危険箇所への前記自転車の接近を検出した場合に、前記警報部は前記運転者に対して警報を出す、
請求項1または請求項2に記載の自転車走行状態記録装置。 - 自転車の走行状態を検出する走行状態検出ステップと、
前記走行状態検出ステップにおいて検出された走行状態を記憶する記憶ステップと、
前記走行状態検出ステップにおいて検出された現在の走行状態と、前記記憶ステップにおいて記憶された過去の走行状態とに基づいて、前記自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて警報を出すと判定された場合に前記運転者に対して警報を出す警報ステップとを備える自転車走行状態記録方法。 - コンピュータに、
自転車の走行状態を検出する走行状態検出ステップと、
前記走行状態検出ステップにおいて検出された走行状態を記憶する記憶ステップと、
前記走行状態検出ステップにおいて検出された現在の走行状態と、前記記憶ステップにおいて記憶された過去の走行状態とに基づいて、前記自転車の運転者に対して警報を出すか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて警報を出すと判定された場合に前記運転者に対して警報を出す警報ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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